JP2014079842A - 工具保持装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可動体支持装置10は、電動ドライバ55が配設された可動体50の移動範囲の中で、Z軸と一致する方向に可動体を支持可能なリンク機構部20、X軸と一致する方向に支持可能なリンク機構部30、及びY軸と一致する方向に支持可能なリンク機構部40を有する。リンク機構部20,30,40は2本のリンク22,32,42を有する。リンク22,32,42それぞれは可動体50の移動範囲の中で各軸に一致可能に延びるとともに、可動体50の移動範囲の中で隣り合うリンク機構部20,30,40のリンク22,32,42のなす角度が90度を取り得るように構成されている。
【選択図】図1
Description
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の工具保持装置において、前記各リンク機構部は、2本のリンクからなり、前記2本のリンクは、互いに平行をなすことを要旨とする。
図1〜図4にしたがって、本発明を工作機械における可動体支持装置に具体化した一実施形態を説明する。
[作用]
次に、可動体支持装置10の作用について説明する。
(1)リンク機構部20により、可動体50をその移動範囲の中でZ軸に一致する方向に支持可能とするとともに、リンク機構部30により、可動体50をその移動範囲の中でX軸に一致する方向に支持可能とし、さらに、リンク機構部40により、可動体50をその移動範囲の中でY軸に一致する方向に支持可能とした。また、可動体支持装置10は、可動体50の移動範囲の中で、2本のリンク22と2本のリンク32とが90度を取り得るように構成するとともに、2本のリンク22と2本のリンク42とが90度を取り得るように構成した。このため、単一方向を中心として回動させる場合と比べて、可動体50を移動させた場合にずれが生じ難く、水平な状態を維持することができる。したがって、所定の移動範囲内で電動ドライバ55が移動可能であり、その移動に伴って電動ドライバを保持する方向を鉛直方向に維持させることができ、電動ドライバ55を用いて効率よく作業を行うことができる。また、可動体50の重量が小さく、回転工具の回動による反力を可動体支持装置10が受けた場合であっても、作業者の作業負担や疲労を軽減することができる。また、自由な移動経路で電動ドライバ55を移動させることができる。
○ 上記実施形態において、例えば、図6に示すように、可動体支持装置100において、電動ドライバ55が水平方向に向かって配置される可動体150(可動体ベース部材151)を備え、平行な状態を維持しつつ移動可能としてもよい。もちろん、鉛直方向や水平方向に向かわなくても所定方向に向かって電動ドライバ55が配置され、平行な状態を維持しつつ移動可能としてもよい。
○ 図7(c)に示すように、可動体ベース部材51を四角箱状に想定した場合、可動体ベース部材51の上面51aにおいて、X軸方向に延びる2辺のうち可動体ベース部材51の後面51c側の辺の両端それぞれにリンク22を連結して可動体ベース部材51をZ軸方向に支持する。また、可動体ベース部材51の上面51aにおいて、Y軸方向に延びる2辺のうち可動体ベース部材51の側面51b側の辺の両端それぞれにリンク32を連結して可動体ベース部材51をX軸方向に支持する。さらに、可動体ベース部材51の後面51cにおいて、Z軸方向に延びる2辺のうち可動体ベース部材51の側面51b側の辺の両端それぞれにリンク42を連結して可動体ベース部材51をY軸方向に支持してもよい。
○ 図7(e)に示すように、可動体ベース部材51を四角箱状に想定した場合、可動体ベース部材51の上面51aにおいて、Y軸方向に延びる対向する2辺の中央それぞれにリンク22を連結して可動体ベース部材51をZ軸方向に支持する。また、可動体ベース部材51の側面51bにおいて、Z軸方向に延びる対向する2辺それぞれにリンク32を連結して可動体ベース部材51をX軸方向に支持する。さらに、可動体ベース部材51の後面51cにおいて、X軸方向に延びる対向する2辺それぞれにリンク42を連結して可動体ベース部材51をY軸方向に支持してもよい。
○ 上記実施形態では、連結アーム21,31,41をトラス構造としたが、これに限らず、例えば、ハニカム構造としてもよい。もちろん、薄板形状としてもよく、リンク22と同じような形状であってもよい。また、可動体支持装置10が連結アームを備えないように構成されてもよい。
○ 上記実施形態では、可動体支持装置10を、電動ドライバ55を備えた工作機械に適用したが、可動体支持装置は、ドリルにより穴あけ加工、タッピング工具による螺子切り加工等、他の回転工具を搭載させてもよく、半田鏝等の加熱工具、顕微鏡等の観察、測定工具等の非回転の工具を搭載させてもよい。つまり、可動体支持装置は、各種の工具を搭載するものであれば、可動体をX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向に移動可能に支持するものに適用可能である。
(イ)前記2本のリンクの両端は、それぞれ自在継手により連結されている請求項3に記載の工具保持装置。
Claims (4)
- 工具が保持される保持体の移動範囲の中で、Z軸と一致する方向に前記保持体を支持可能な第1のリンク機構部、
X軸と一致する方向に前記保持体を支持可能な第2のリンク機構部、
及びY軸と一致する方向に前記保持体を支持可能な第3のリンク機構部、
前記各リンク機構部を支持する支持部材を有し、
前記各リンク機構部が、
前記支持部材に一端が揺動可能に支持されるとともに、前記保持体に他端が揺動可能に支持されたリンクを含む構成であり、
各リンク機構部のリンクが前記保持体の移動範囲の中で各軸に一致可能に延びるとともに、前記第1〜第3のリンク機構部により前記保持体が各軸回りの回動が規制された状態で支持され、さらに、前記保持体の移動範囲の中で隣り合うリンク機構部のリンクのなす角度が90度を取り得るように構成されている工具保持装置。 - 前記保持体の鉛直方向下方への移動を抑制するための補助力を加える補助機構を有する請求項1に記載の工具保持装置。
- 前記各リンク機構部は、2本のリンクからなり、
前記2本のリンクは、互いに平行をなす請求項1又は請求項2に記載の工具保持装置。 - 前記2本のリンクの両端は、それぞれ回動可能な回動部材により連結されている請求項3に記載の工具保持装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2012-10-16 JP JP2012229000A patent/JP5889767B2/ja active Active
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