JPH0231950Y2 - - Google Patents

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JPH0231950Y2
JPH0231950Y2 JP1984107481U JP10748184U JPH0231950Y2 JP H0231950 Y2 JPH0231950 Y2 JP H0231950Y2 JP 1984107481 U JP1984107481 U JP 1984107481U JP 10748184 U JP10748184 U JP 10748184U JP H0231950 Y2 JPH0231950 Y2 JP H0231950Y2
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JP
Japan
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grommet
panel
inner cylinder
dash panel
cylinder part
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JP1984107481U
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JPS6123220U (ja
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  • Insulating Bodies (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はグロメツト、特にダツシユパネルに形
成された開口孔に嵌合され挿通部材が挿通される
グロメツトに関するものである。
(従来の技術) 自動車のダツシユパネルに形成された開口孔に
電線等の挿通部材、例えばワイヤハーネス、ケー
ブル(チヨークワイヤ、アクセルワイヤ等)を挿
通する場合に、開口孔と電線との間にできる空間
をふさぎ、車室内の防音をするために、グロメツ
トが使用されており、従来、例えば、実開昭57−
59282号公報に示すものがある。この公報におい
ては、自動車のダツシユパネル及びダツシユイン
シユレーシヨンを2枚の板状フランジで挟み、両
板状フランジの間に連結材を一体形成し、条線材
を挿通し得る挿通孔が形成されたものが示されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のグロメツトにおいては、グロメツト
をダツシユパネルに取り付ける際に、ダツシユパ
ネルの車室側からエンジンルーム側に向かつてグ
ロメツトを取り付けなければならず、作業性が悪
いという問題があつた。更に、グロメツトがダツ
シユパネルに取り付けられた場合に、グロメツト
は変形することができず、このため、電線の上下
左右方向の傾きに対して、グロメツトは追従する
ことができないという欠点があつた。
本考案の目的は、ダツシユパネルに取り付ける
際の作業性が良好であり、更に、挿通部材の傾き
に追従することができるグロメツトを提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段、作用) 本考案は、ダツシユパネルに形成された開口孔
に嵌合され挿通部材が挿通されるグロメツトにお
いて、 ダツシユパネルに嵌合されるほぼ円すい状の内
筒部と、ダツシユパネルの室内側に固定されたダ
ツシユインシユレーシヨンに当接し前記内筒部に
一体成形されたほぼ円すい状の外筒部と、を備
え、 前記内筒部及び外筒部は、エンジンルーム側か
ら室内側に向かう方向に小径になるような円すい
状であり、 前記内筒部は、一端に形成されたダツシユパネ
ル嵌合フランジと、他端に形成された挿通孔と、
該一端と他端とを連結する蛇腹部と、を有し、該
蛇腹部は、車体前後方向に伸縮自在であり、 前記外筒部は、その一端に前記ダツシユパネル
嵌合フランジよりも大径なダツシユインシユレー
シヨン当接部を有し、その他端が前記内筒部の他
端に一体形成されていることを特徴とする。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図には、本考案の実施例によるグロメツト
が示されている。
第1図において、ダツシユパネル10には、防
音のためにダツシユインシユレーシヨン12が接
着固定されている。なお、図において、矢印Aは
室内側を示し、矢印Bはエンジンルーム側を示
す。そして、ダツシユパネル10及びダツシユイ
ンシユレーシヨン12には、開口孔14が形成さ
れ、この開口孔14に、挿通部材として例えばハ
ーネス16が挿通される。開口孔14とハーネス
16との間の空間をふさぎ、車室内の防音をする
ために、グロメツト18が使用されている。
グロメツト18は、ダツシユパネル10に嵌合
されるほぼ円すい状の内筒部20と、ダツシユイ
ンシユレーシヨン12に当接し前記内筒部20に
一体形成されたほぼ円すい状の外筒部22と、を
備えている。なお、内筒部20及び外筒部22
は、ゴム、プラスチツク等の弾性材料から形成さ
れている。
前記内筒部20は、その一端にダツシユパネル
嵌合フランジ20aを有し、該嵌合フランジ20
aがダツシユパネル10に嵌合される。また、内
筒部20は、その他端に電線挿通孔20bを有
し、該電線挿通孔20bに、ハーネス16が挿通
される。内筒部20の一端と他端との間、すなわ
ち、ダツシユパネル嵌合フランジ20aと電線挿
通孔20bとは、伸縮自在な蛇腹部20cにより
連結されている。従つて、この蛇腹部20cによ
り、内筒部20は、ハーネス16の傾きに追従す
ることができる。
また、前記外筒部22は、その一端に前記ダツ
シユパネル嵌合フランジ20aよりも大径なダツ
シユインシユレーシヨン当接部22aを有し、該
当接部22aは、ダツシユインシユレーシヨン1
2に当接する。このように、ダツシユインシユレ
ーシヨン当接部22aにより、車室内の防音効果
を高めることができる。
次に、第2,3図には、実施例のグロメツト1
8をダツシユパネル10に取り付ける際の状態が
示されている。
第2図において、ハーネス16に挿通されたグ
ロメツト18を、エンジンルーム側から車室側に
向かつて矢印C方向に移動させる。このとき、開
口孔14により、外筒部22は、2点鎖線の状態
から実線の状態に変形する。
グロメツト18を更に矢印C方向に移動する
と、第3図の状態になり、内筒部20の嵌合フラ
ンジ20aは、ダツシユパネル10に嵌合する。
そして、第3図の状態においては、外筒部22
は、矢印C方向に引張られているので、外筒部2
2の当接部22aは、ダツシユインシユレーシヨ
ン12から離れている。その後、当接部22aを
矢印D方向に戻してダツシユインシユレーシヨン
12に接触させ、当接部22aをダツシユインシ
ユレーシヨン12にシールする。
以上のようにして、グロメツト18はダツシユ
パネル10に取り付けられることとなる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、グロメ
ツトをダツシユパネルに取り付ける際に、ダツシ
ユパネルのエンジンルーム側から車室側に向かつ
てグロメツトを取り付けることができ、作業性を
向上させることができる。更に、グロメツトをダ
ツシユパネルに取り付けた場合に、内筒部の蛇腹
部により、グロメツトは、挿通部材の傾きに追従
することができ、シール効果も向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるグロメツトを示
す説明図、第2,3図は実施例によるグロメツト
をダツシユパネルに取り付ける際の状態を示す説
明図である。 10……ダツシユパネル、12……ダツシユイ
ンシユレーシヨン、14……開口孔、16……ハ
ーネス、18……グロメツト、20……内筒部、
20a……ダツシユパネル嵌合フランジ、20b
……挿通孔、20c……蛇腹部、22……外筒
部、22a……ダツシユパネル嵌合フランジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ダツシユパネルに形成された開口孔に嵌合され
    挿通部材が挿通されるグロメツトにおいて、 ダツシユパネルに嵌合されるほぼ円すい状の内
    筒部と、ダツシユパネルの室内側に固定されたダ
    ツシユインシユレーシヨンに当接し前記内筒部に
    一体形成されたほぼ円すい状の外筒部と、を備
    え、 前記内筒部及び外筒部は、エンジンルーム側か
    ら室内側に向かう方向に小径になるような円すい
    状であり、 前記内筒部は、一端に形成されたダツシユパネ
    ル嵌合フランジと、他端に形成された挿通孔と、
    該一端と他端とを連結する蛇腹部と、を有し、該
    蛇腹部は車体前後方向に伸縮自在であり、 前記外筒部は、その一端に前記ダツシユパネル
    嵌合フランジよりも大径なダツシユインシユレー
    シヨン当接部を有し、その他端が前記内筒部の他
    端に一体形成されていることを特徴とするグロメ
    ツト。
JP10748184U 1984-07-16 1984-07-16 グロメツト Granted JPS6123220U (ja)

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JP10748184U JPS6123220U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 グロメツト

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JP10748184U JPS6123220U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 グロメツト

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JPS6123220U JPS6123220U (ja) 1986-02-12
JPH0231950Y2 true JPH0231950Y2 (ja) 1990-08-29

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ID=30666719

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JPH0510387Y2 (ja) * 1987-12-10 1993-03-15
JPH069535Y2 (ja) * 1988-05-31 1994-03-09 古河電気工業株式会社 ダッシュパネルのグロメット装置
JP5621644B2 (ja) * 2011-02-09 2014-11-12 住友電装株式会社 ワイヤハーネス用のグロメット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831721B2 (ja) * 1979-06-04 1983-07-08 マルコン電子株式会社 電圧非直線抵抗素子およびその製造方法

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JPS6123220U (ja) 1986-02-12

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