JPH02312256A - ウエハ保持装置 - Google Patents

ウエハ保持装置

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JPH02312256A
JPH02312256A JP1133298A JP13329889A JPH02312256A JP H02312256 A JPH02312256 A JP H02312256A JP 1133298 A JP1133298 A JP 1133298A JP 13329889 A JP13329889 A JP 13329889A JP H02312256 A JPH02312256 A JP H02312256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
gas
holding plate
plate
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP1133298A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Mutsugo
六庫 俊範
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP1133298A priority Critical patent/JPH02312256A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 llよΩ皿里豆1 本発明はCV D (Chemical Vapor 
Depositionl装置等の半導体製造装置におけ
るウェハの搬入及び搬出に好適したウェハ保持装置に関
する。
延米史肢麺 CVD装置等、ウェハ表面に薄膜を形成するための半導
体製造装置においては、未処理のウェハを該装置に搬入
して前記ウェハを前記装置内の試料台の所定位置に正確
に載置し、さらに処理済のウェハを前記試料台から持ち
上げて前記装置の外部に確実に搬出することが必要とな
る。
第5図に示した装置はこのようなウェハの搬入・搬出に
供与されるウェハ保持装置として従来から使用されてい
るものである。
該ウェハ保持装置では、平板状に形成された保持板51
の略中央部にガス導入口52が貫設され、該ガス導入口
52には給気管53が接続されている。そして、保持板
51がウェハ54に対向状に近接して配置され、給気管
53からガス導入口52を経て案内された窒素ガス等の
ガスが、ウェハ54の表面に吹き付けられ、ウェハ54
の表裏両面に生ずる圧力差ΔPにより保持力が得られ、
この保持力とウェハ54の自重Wとの均衡によりウェハ
54の保持が行なわれるように構成されている。
すなわち、該ウェハ保持装置は、ベルヌーイの定理を応
用したものであって、ガス導入口52からウェハ54の
表面にガスが吹き付けられると、このガスは、矢印Xに
示すように、保持板51とウェハ54との間に形成され
る間隙55を放射状に外方向に向かって流れ、ベルヌー
イの定理により、下記0式に示す圧力差ΔPがウェハ5
4の表裏両面間に生ずる。
ΔP= (1/2)  ・ρ・V2・・・・・・■ここ
で、ρはガス密度、■はガス流速を示している。
つまり、ウェハ54の裏面から表面に向けて作用する圧
力差ΔPと、該ウェハ54の自重Wとが均衡する位置に
おいて、該ウェハ54が保持板51に保持されるのであ
る。
また、圧力差ΔPを決定するガス流速Vは、ウェハ54
と保持板51との離間距i1T、及びガス噴射の流量Q
により決定される。したがって、前記ウェハ保持装置に
おいては、前記離間距離T及び前記流量Qを適当に選択
して決定することにより、保持板5■に接触することな
くウェハ54の保持が可能となり、ウェハ表面に損傷を
与えることなく装置への搬入及び装置からの搬出を行な
うことができる。
日が ゛しようとする占“ しかし、上記ウェハ保持装置においては、矢印X方向に
前記間隙55を流れるガスが、矢印に示すように、最終
的にはウェハ54の周縁部から外部に流出することとな
り、該ウェハ54の周辺に件在する塵芥が前記ガスによ
り巻き上げられて飛散し、半導体製造装置の内部環境が
汚染されるという問題点があった。
また、試料台に載置されたウェハ54に前記塵芥が付着
した場合、該ウェハ54の表面における成膜等の処理に
悪影響を及ぼす虞があるという問題点があった。
さらには、上記ウェハ保持装置においては、ウェハ54
に対して垂直方向(矢印2で示す)からガスが流される
ため、ウェハ54に対して下方への押圧力が多少働くと
共に、保持板51の中心から周縁に向かう程、ガス流速
が低下するため、ウェハ54の保持効果が良くないとい
う問題点かあった。
これらの問題点を解消する手段として、第6図に示すよ
うに、保持板61の中央にガス排出口62が形成される
と共に、前記保持板61の中央に向けて斜めに開口する
複数個のガス吹出口63・・・が形成されたものが提案
されている(実開昭59−18435号公報)。
該ウェハ保持装置においては、給気管64から供給され
たガスが、矢印Uで示すように、ガス吹出口63・・・
から吹き出されて、ウェハ54表面に沿いながら流れ、
ガス排出口62にて集気される。
すなわち、ウェハ54の周縁方向から中央に向かってガ
スが流れるため、ウェハ54に対する保持力も強まると
共に、ウェハを保持するのに必要なガス流量を減らすこ
とが可能となる。
しかし、該ウェハ保持装置においても、前記吹出しガス
の一部がウェハ54の周縁から外部に流出することを防
ぎ得す、上記問題点を完全には解消することができない
のが現状である。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであって
、ウニ八周縁からのガスの流出を防止し、塵芥の飛散に
よる周辺環境の汚染を防ぎ得るウェハ保持装置を提供す
ることを目的とする。
シ1を ゛するための 「 上記目的を達成するために本発明は、ウェハと該ウェハ
の表面に近接して対向する保持板との間にガスが流され
、該ウェハの表裏両面間に生じる圧力差により該ウェハ
の保持力が得られるウェハ保持装置において、前記ウェ
ハ端面外周が当接する側壁が、前記保持板に周設される
と共に、ガス導出入口が前記保持板の略中央部と周囲部
に形成されていることを特徴としている。
■ 上記構成によれば、ウェハの外周が当接する側壁が、前
記保持板に周設されると共に、該側壁近傍に例えばガス
導入口が形成され、かつ前記保持板の略中央部に例えば
ガス導出口が形成されているので、ウェハの外周が前記
側壁の端面に当接された状態において、ウェハと保持板
との間には空洞部が形成され、ガス導入口から吹き出さ
れたガスは、該空洞部から漏出することのを最少にして
、ウェハ表面に沿いながら保持板の中央に向け、ウェハ
保持力を発生させながら流れてガス導出口に集気され、
該ガス導出口からガスは外部にでてゆく。
また、ガス導入口が保持板の略中央部に形成され、ガス
導出口が側壁近傍に形成されても同様である。
!亘遡 以下、本発明に係る実施例を図面に基づき詳説する。
第1図は本発明に係るウェハ保持装置の一実施例を示し
た断面図であって、該ウェハ保持装置は、保持板1と、
ガス供給源(図示せず)に接続された給気管2と、排気
槽(図示せず)に接続された排気管3とを備久ている。
保持板1は、具体的には、平面視円形状に形成されると
共に、該保持板lの下面側の外周には全周に亙って側壁
4が形成されている。この側壁4の内側端面5はウェハ
6の外周と線接触が可能となるように傾斜状に形成され
ている。そして、側壁4の端面5とウェハ6の外周とが
当接した状態において、囲繞された空洞部7が形成され
る6また、保持板lの中央部にはガス導出口8か側壁さ
れ、該ガス導出口8を介して空洞部7側と排気管3側と
が連通されている。
さらに、前記側壁4にはガス導入口9が水平方向に貫設
されている。
該ガス導入口9は、具体的には第2図に示すように、複
数個の小孔10・・・が列設されることにより構成され
ている。
また、給気管2は、側壁4の外周面に接続され、排気管
3に沿って上方に延設されて前記排気槽に接続されてい
る。!8気管2は、本実施例においては第3図に示すよ
うに、互いに略直交方向に4本設けられでいる。
このように構成されたつエバ保持装置において、以下の
如(ウェハ6の保持がなされる(第1図及び第3図参照
) まず、側壁4の内側端面5をウェハ6の外周に軽く当接
させ、該ウェハ6との間に空洞部7が形成されるように
保持板lの位置決めを行なう、これにより、保持板lと
ウェハ6とは線接触しており、空洞部7内のガスが外部
に流出するのを抑制することができる6 次いで、給気管2とガス供給源及び排気管3と排気槽と
を夫々連通状態にする。
そして、ガス供給源から給気管2に窒素ガス等のガスが
供給されると、該ガスは給気管2内部を矢印へ方向(第
3図)に流れ、ガス導入口9を経て空洞部7に案内され
る。そして、このガスは、空洞部7内を矢印Bに示すよ
うにウェハ6の表面に沿いながら、ガス導出口8に集気
され、ガス導出口8から排気管3を経て排気槽へと流れ
る。このガスが空洞部7を流れている間は、「従来の技
術」の項で述べたのと同様、ベルヌーイの定理により、
ウェハ6の表裏両面間に生じる圧力差ΔPとウェハ6の
自重Wとの均衡により、該ウェハ6は保持板1から落下
することなく端面5に当接した状態を維持しながら保持
板lに保持されている。
このように構成されたウェハ保持装置においては、ガス
が半導体製造装置内に漏出するのを最少とし、排気管3
に集気されて排気槽へと流れるので、半導体製造装置内
に存在する塵芥が巻き上げられることがなく、該半導体
製造装置の内部において環境汚染が生ずることもない。
さらには、ウェハ保持力を増大させるために、保持板は
、該保持板とウェハとの開の空洞部にガスの対流現象を
生じさせる対流部(以下、「空洞対流部」という)が形
成される形状とされていてもよい。
また、第4図は本発明に係るウェハ保持装置の上記した
別の実施例を示した断面図であって、保持板lは、該保
持板lとウェハ6との間に対流空洞部10を形成する形
状とされている。この実施例においては、対流空洞部1
0内でガス流が矢印Cに示すように対流を起こし、ウェ
ハ6に対する保持力が増大し効果的である。また、この
実施例ではガス流は、矢印りに示すように、保持板1の
周囲から中心に向かっているが、ガス流が逆方向に流れ
るように構成してもウェハ6の保持力は同様に維持され
る。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく要旨
を逸脱しない範囲において変更可能なことはいうまでも
ない、給気管の本数やガス導入口の形状等についても特
に限定されるものではなく、給気管の本数を増減させて
もよく、ガス導入口の形状を小孔に代えて、あるいは小
孔に加えてスリット形状のものを用意してもよい。
1匪立効呈 以上詳述したように本発明は、ウェハと該ウェハの表面
に近接して対向する保持板との間にガスが流され、該ウ
ェハの表裏両面間に生じる圧力差と該ウェハの自重との
均衡により該ウェハが保持されるウェハ保持装置におい
て、前記ウェハ端面の外周が当接する側壁が、前記保持
板に周設されると共に、該保持板の周囲にガス導出入口
が形成され、かつ前記保持板の略中央部にガス導入出口
が形成されているので、ウェハの外周が前記側壁の端面
に当接された状態において、ウェハと保持板との間には
空洞部が形成され、ガス導入口から吹き出されたガスは
、該空洞部から漏出するのを最小とし、ウニ八表面に沿
いながらガス導出口に向かって流れ、ガス導出口に集気
されて該ガス導出口からガスは外部にでてゆく。
したがって、本発明のウェハ保持装置を半導体製造装置
の搬入・搬出に使用した場合、半導体製造装置内に存在
する廖芥が巻き上げられることもなくなり、半導体製造
装置の内部fM境の汚染が抑制され、ウェハへの成膜処
理に悪影響を生しることもない。
さらには、ウェハ保持のためのガスの半導体製mW装置
内の流出が抑制されることにより、従来に比べ、ウニ八
表面を流れるガス流量を滅しることができ、経済的にも
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るウェハ保持装置の一例を示した断
面図、第2図は第1図の(11−II )断面図、第3
図は第1図の(III −III )断面図、第4図は
本発明に係る別の実施例であって対流空洞部を有するウ
ェハ保持装置の一例を示した断面図、第5図は従来例の
断面図、第6図は別の従来例の断面図である。 l・・・保持板、4・・・側壁、5・・・内側端面、6
・・・ウェハ、8・・・ガス導入口、9・・・ガス導出
口。 特許出願人 : 住友金属工業株式会社代 理 人 ;
 弁理士  弁内 龍二第1図 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウェハと該ウェハの表面に近接して対向する保持
    板との間にガスが流され、該ウエハの表裏両面間に生じ
    る圧力差により該ウェハの保持力が得られるウェハ保持
    装置において、 前記ウェハ端面外周が当接する側壁が、前記保持板に周
    設されると共に、ガス導出入口が前記保持板の略中央部
    と周囲部に形成されていることを特徴とするウェハ保持
    装置。
JP1133298A 1989-05-26 1989-05-26 ウエハ保持装置 Pending JPH02312256A (ja)

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Cited By (5)

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