JPH02310235A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH02310235A
JPH02310235A JP13153089A JP13153089A JPH02310235A JP H02310235 A JPH02310235 A JP H02310235A JP 13153089 A JP13153089 A JP 13153089A JP 13153089 A JP13153089 A JP 13153089A JP H02310235 A JPH02310235 A JP H02310235A
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JP13153089A
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Masami Fukunaga
正美 福永
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金融機関等において用いられ、預金通帳や帳
票等のように大きさの異なる2種類の印字媒体の印字処
置を行う印字装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は従来の印字装置の内部構成を示す概略側断面図
、第8図は従来の印字装置の印字媒体走行面の概略平面
図である。
第7図及び第8図において、lは印字処理を行おうとし
ている印字媒体であり、この印字媒体1は預金通帳ある
いはこれと同様の大きさを有する小媒体1aと、A4サ
イズあるいはこれと同様の大きさを有する大媒体1bと
の、それぞれ大きさの異なる2種類があり、図中の印字
媒体lは小媒体1aを示している。
2はこの印字媒体lを載置して印字装置内部へと走行さ
せるための媒体走行面としての媒体下側ガイド板であり
、この媒体下側ガイド板2は水平な平滑面から成り、中
程の所定位置に後述する印字ヘッドをスライド移動させ
るための溝部2aを有し、また一側には前記印字媒体1
を曲がらずに挿入させるための基準端2bを有している
。そしてその一部を装置正面に露出させ、後半部は装置
筐体内に延在して印字媒体1を装置内部へと導くように
なっている。
3はこの媒体下側ガイド板2と所定の間隙を有して対向
配置された媒体上側ガイド板であり、前記媒体下側ガイ
ド板2と同様印字ヘッドをスライド移動させるための溝
部3aを有している。
4a、4bは前記媒体下側ガイド板2に沿って設けられ
たフィードローラであり、図示せぬステッピングモータ
にベルトを介して接続され、駆動されるようになってい
る。
5a、5bはこのフィードローラ4a、4bと対向して
前記媒体上側ガイド板3に沿って配置されたプレッシャ
ローラであり、図示せぬソレノイドに接続されて駆動さ
れるようになっていて、これらにより媒体走行路が形成
されている。
6は印字ヘッド、7はこの印字へラド6と所定の間隙を
有して対向配置されたプラテンであり、これらは前記媒
体走行路のほぼ中程の位置に配置され、印字へラド6は
前記両媒体ガイド仮2と3の溝部2a、aa内を、第2
図中の矢印入方向にスライド移動するように支持されて
いる。またこの印字ヘッド6は、印字駆動されると溝3
a内をプラテン7側に下降して、該プラテン7上に走行
されてきた印字媒体1に印字を行う。
8.9,10.11は前記媒体走行路に設けられた発光
素子と受光素子とから成る上下一対の光センサで構成さ
れる第1〜第4の媒体検出センサであり、走行されて来
た印字媒体1により発光素子からの発光が遮られて受光
素子が受光できない場合にON状態となり、逆に印字媒
体lは走行されてきておらず発光素子からの発光が遮ら
れずに受光できる場合にはOFF状態となるようになっ
ている。
そして、前記第1の媒体検出センサ8は、前記媒体下側
ガイド板2の基準端2b際の印字部平前側に、また第2
の媒体検出センサ9はこの第1の媒体検出センサ8から
、印字媒体1としての預金通帳の幅より僅かに狭い幅で
離間し、かつ該第−の媒体検出センサ8より僅かに前方
に位置している。また、第3の媒体検出センサ10はこ
の第2の媒体検出センサ9と第1の媒体検出センサ8と
のほぼ中間に位置し、かつ第2の媒体検出センサ9より
もさらに所定の間隔だけ前方に位置している。そして、
第4の媒体検出センサ11は、印字部のさらに前方で前
記第3の媒体検出センサ10とほぼ一直線上に配置され
ている。
そして、12は媒体引き寄せ機構であり、前記媒体下側
ガイド板2の基準端2b側で、かつ第1の媒体検出セン
サ8と印字部間に設けられており、媒体下側ガイド板2
上を走行してきた印字媒体1が、基準端2bに対して斜
めに曲がって挿入されてきた場合に、印字媒体lを基準
端2bに沿わせるように引き寄せて、印字行が曲がらず
に印字指定位置に対して平行となるように修正するもの
である。
こ・の媒体引き寄せ機構12は、実開昭61−8074
6号に開示されているものと同様のものであり、ここで
はその説明を省略する。
次に、上述した装置の制御系を第9図に基づいて説明す
る。
第9図は従来の装置の制御ブロック図であり、図におい
て、13はデバイス制御部、14はこのデバイス制御部
13に接続され、該デバイス制御部13を介して転送さ
れてきた印字データを編集並びに記憶する印字データメ
モリである。15はこの印字イデータメモリ14に接続
された印字制御部であり、印字データメモリ14からの
信号に従って印字ヘッド6をドライブする。
16は前記デバイス制御部13に接続されたメカ制御部
であり、デバイス制御部13からの種々のコマンド信号
により、それぞれ接続しているプレッシャローラKIK
ill用のソレノイド17、フィードローラ駆動用のス
テッピングモータ18、引き寄せ機構駆動用の引き寄せ
ソレノイド19を駆動制御する。
そして、このメカ制御部16にはそれぞれ第1〜第4の
媒体検出センサ8〜11が接続されており、この各媒体
検出センサ8〜11の検出結果はメカ制御部16を介し
てデバイス制御部13に送信され、この検出結果により
先に述べたように種々のコマンドがデバイス制御部13
からメカ制御部16に発信されて各機構部17〜19等
が駆動されるようになっている。
このような構成による印字装置における印字媒体の挿入
方法を、第7図〜第9図に第10図〜第12図に示した
従来の動作フローチャート、並びに第13図の挿入状態
を示す媒体走行面の平面図を加えて説明する。なお、以
下5A−3Cは処理動作のステップを示す。
まず、預金通帳あるいは預金通帳とほぼ同様の大きさを
有する小媒体1a、または帳票等のA4サイズあるいは
それ以上の大きさを有する大媒体1bのいずれか一方の
印字媒体1を、印字装置の正面側に露出している媒体下
側ガイド板2上に、該媒体下側ガイド板2の基準端2b
(図中においては下端)に、印字媒体lの一側辺を突き
当てて載置し、基準端2bに突き当てながら媒体下側ガ
イド板2上を滑らせて装置内へと挿入する(SAI)。
こうして挿入された印字媒体1が、基準端2bに沿って
所定の位置まで到達すると、基準端2b際に設けられて
いる第1の媒体検出センサ8によりその前端の一端側が
検出され、第1の媒体検出センサ8はON状態となる(
SA2)。
さらに挿入し、印字媒体1の幅方向に離間された第2の
媒体検出センサ9により印字媒体1の前端辺の他端側が
検出される(SA3)。
こうして、第1と第2の両媒体検出センサ8と9により
印字媒体1の前端辺の両端が検出されたことがデバイス
制御部13に送信されると、該デバイス制御部13から
メカ制御部16を介してプレッシャローラ駆動用のソレ
ノイド17が駆動される。これによりプレッシャローラ
5aはフィードローラ4aに圧接して挿入されてきた印
字媒体1をフィードローラ4aとで上下から挟持する(
SA4)。
この後、デバイス制御部13からメカ制御部16を介し
てステッピングモータ18が駆動され、挟持された印字
媒体lを所定の引き寄せ位置へとFLF (フォワード
ラインフィード、以下前進走行と称す)が開始される(
SA5)。
次に、この引き寄せ位置に搬送された印字媒体1の引き
寄せ動作を、第11図のフローチャートにより説明する
引き寄せ位置に前進走行されたことが第3の媒体検出セ
ンサ10により検出されてON状態となると、このセン
サ検出信号により、デバイス制御部13がステッピング
モータ18の駆動を停止し、印字媒体1の前進走行は停
止する(SBI)。
この後、ソレノイド17に圧接解除のデバイス制御部1
3からメカ制御部16を介して制御が成され、プレッシ
ャローラ5aはフィードローラ4aから離間し、印字媒
体1の挟持を解除する(SB2)。
このため、引き寄せ機構12により印字媒体lの基準端
2bへの引き寄せ動作が行われる(SB3)。
なお、この引き寄せ動作は、前述した実開昭61−80
746号にて開示されたように同様に行われる。
引き寄せ動作が済むと、再びソレノイド17が駆動され
プレッシャローラ5aをフィードローラ4aに再圧接さ
せて、印字媒体1をフィードローラ4aとにより挟持す
る(SB4)。
そして、この印字媒体1を逆搬送させるべくステッピン
グモータ18によりフィードローラ4aを駆動して逆回
転させて、印字媒体1を装置手前側に戻すようにBLF
 (バックラインフィード、以下後退走行と称する)を
開始する(SB5)。
そして、この印字媒体1が第3の媒体検出センサ10よ
り監視されて、手前側に後退するとOFF状態となる(
SB6)。
これにより、ステッピングモータ18の駆動が停止され
、印字媒体lの後退走行は停止される(SB7)。
この後、印字媒体1の印字開始位置を設定するべく、再
びソレノイド17を駆動してプレッシャローラ5a菩フ
イードローラ4a側に圧接し、ステッピングモータ18
を駆動してフィードローラ4aを回転させて、印字媒体
lの再度前進走行を開始させる(SB8)。
そして、第3の媒体検出センサ10にて、前進走行して
きたことを検出する(SB9)。
前記第3の媒体検出センサ10は印字媒体lの印字開始
位置揃えのためのセンサであり、前記SB8にて再び前
進走行が開始された印字媒体lがこの第3の媒体検出セ
ンサ10に検出されてONとなると、この検出結果に基
づいて、デバイ、ス制御部13によりメカ制御部16を
介してステッピングモータ18が所定パルス駆動され、
印字媒体1は検出位置から印字開始位置へと前進走行さ
れる(SBIO)。
この時、印字部の前方に設けられている第4の媒体検出
センサ11は印字媒体1が走行されてくることを監視し
ており、印字開始位置が印字媒体1の後端付近にあって
、印字位置揃えの動作中に印字媒体1の先端が第4の媒
体検出センサ11まで達する場合があり、ここで検出を
行う(SBIO) 。
第4の媒体検出センサ11がON状態となると、プレッ
シャローラ5bが駆動されてフィードローラ4bに圧接
される(SBII)。これにより印字媒体1は、挿入方
向手前側に設けられているフィードローラ4aとプレッ
シャローラ5aだけでなく、前方のフィードローラ4b
とプレッシャローラ5bとにより走行されることになる
ばかりか、この前方側の両ローラのみにて搬送されるこ
とになる場合もある。
そして、前記所定のパルス数前進走行が終了すると印字
媒体1は印字開始位置に位置揃えが成されたこととなり
前進走行は停止され(SBII)、この後、デバイス制
御部13から印字データメモリ14.印字制御部15を
介して印字ヘッド6が駆動され印字動作が開始される(
SB12)。
印字動作は、第9図のブロック図に示すように回線を経
由して送られてきた印字データはデバイス制御部13に
て編集された後、印字データメモリ14に送られ記憶さ
れる。
この後、前記印字媒体1が印字開始位置に位置揃えが成
されたことが検出されると、この検出結果に基づきデバ
イス制御部13から印字コマンドが発信される。これに
より、印字イデータメモリ14に記憶された印字データ
が印字制御部15に送られ、そして印字ヘッド6が駆動
される。
印字ヘッド6はプラテン7方向に下降し、その下端が走
行してきた印字媒体1に所定の印字ストロークを有して
位置された後、印字が開始される。
この時、印字データの中に改行リクエストがあると、印
字制御部15からデバイス制御部13に改行リクエスト
が送られ、これにより、デバイス制御部13から印字イ
データメモリ14を介して印字制御部15にコマンドが
送られて改行がなされる。こうして所期の印字が終了す
る。
印字が終了すると、印字媒体1を装置筐体から排出する
動作が開始される。
第12図は印字終了後の印字媒体の排出動作を示すフロ
ーチャートであり、印字が終了すると、デバイス制御部
13によりメカ制御部16からスチッピングモータ18
に逆回転制御が成され印字媒体1が後退走行を開始する
(SCI)。
そして、印字部の手前側に設けられている第2の媒体検
出センサ9がON状態となることで、後退位置の検出を
行う(SC2)。
この時、挿入されている印字媒体lが小媒体1aで、か
つ印字位置が後端であったりすると、印字終了後の時点
において、第2の媒体検出センサ9は印字媒体1がある
ことを検出していない状態、即ち、第2の媒体検出セン
サ9の位置には印字媒体1が存在していない状態となる
ので第2の媒体検出センサ9はOFF状態となる。この
ため、後退走行が開始されて印字媒体1の後端が第2の
媒体検出センサ9に達して検出されてON状態となり、
さらに後退走行させて印字媒体lの先端辺が検出されな
いOFF状態となるまで後退走行させる。
また、印字媒体1がA4サイズかそれ以上の大きさのも
のであれば、印字が終了した時点において第2の媒体検
出センサ9はON状態にある。
こうして第2の媒体検出センサ9がON状態であればO
FF状態となるまで後退走行させる(SC3)。
第2の媒体検出センサ9にてOFF状態、即ち印字媒体
1が第2の媒体検出センサ9より手前側に後退走行され
たことが検出されたら(SC4)、この検出信号がメカ
制御部16からデバイス制御部13に送られ、ステッピ
ングモータ18の回転が停止制御されて印字媒体1の後
退走行は停止する(SC5)。
この状態において、印字媒体1は装置内から取り出すこ
とができる位置に排出されたことになり、この後、ソレ
ノイド17の制御Jを停止してプレッシャローラ5aを
フィードローラ4aから離間させて圧接を解除する(S
C6)。
これにより、排出動作は終了する。
また、前記第2の媒体検出センサ9において、印字媒体
1を検出したままのON状態が一定時間以上経過すると
、タイムアウトとなる(SC7)。
タイムアウトとなると、その時点でデバイス制御部13
によりステッピングモータ1日の駆動が停止されてフィ
ードローラ4aが停止され後退走行は停止する(SC8
)。
そして、ソレノイド17によりプレッシャローラ5a、
5bの圧接も解除されて(SC9)、異常終了となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上述した従来の技術によれば、以下に示す
ような問題点がある。
第14図は従来例の問題点を示す媒体走行面の平面図で
あり、挿入した印字媒体が預金通帳あるいはこれとほぼ
同等の大きさを有する小媒体1aの場合は、図中二点鎖
線にて示すように斜めに挿入されて、印字媒体1の右端
側辺が媒体下側ガイド板2の基準端2bにぴったり突き
当たっていなくても、媒体引き寄せ機構の引き寄せ動作
により、基準端2bにぴったり突き当たるように引き寄
せを行うことが可能である。
ところが、印字媒体1が帳票等のようなA4サイズかあ
るいはそれ以上の大媒体1bであった場合は、この大媒
体1bが図中二点鎖線にて示すように斜めに曲がって挿
入されたり、また先端辺が丸まっていたり、折れ曲がっ
ていたりすると、引き寄せ機構による引き寄せ動作がう
まく行われず、斜めに挿入されたままの状態で印字処理
が行われてしまうことになる。
第15図は斜めに挿入されたままの状態で行われた印字
の一例を示す印字媒体の平面図であり、図に示すように
、斜めのまま搬送されて印字が行われると、印字も斜め
に曲がってしまい、印字品位が低下してしまうという問
題があった。
そこで、本発明は前記問題点を解決するためになされた
ものであり、印字媒体がA4サイズあるいはそれ以上の
大きさの帳票類等のようなものであっても斜め挿入によ
る斜め印字を防止して、媒体下側ガイド板の基準端に対
して直角に印字を行って優れた印字品位を確保する印字
媒体の挿入方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段] 上述した目的を達成するため本発明は、大きさの異なる
2種類の印字媒体が印字処理を行うために挿入されると
、この印字媒体が挿入されてきたことを検出する複数の
第1〜第4の媒体検出センサを備えた印字装置において
、前記第2の媒体検出センサを挟んで、印字媒体を走行
させる媒体走行面の一側に設けられた印字媒体突き当て
用の基準端に対して直角の方向に一直線上に第5及び第
6の媒体検出センサを配置する。
そして、挿入された印字媒体が前記第2.第5及び第6
の媒体検出センサにより同時に検出された場合は大媒体
の正常挿入であると判断し、また第2の媒体検出センサ
並びに該第2の媒体検出センサと基準端との間に位置す
る第5の媒体検出センサとの少なくとも一方に検出され
た場合は大媒体が曲がった状態で挿入されたか否かを判
断するために、一旦所定パルスだけ走行させ、この走行
後に前記第2媒体検出センサを挟んで第5の媒体検出セ
ンサと反対側に位置する第6の媒体検出センサに検出さ
れると大媒体であると判断し、印字処理に伴う以降の動
作を行わないように制御する制御手段を印字装置に備え
たることとしたものである。
〔作  用〕
大小いずれかの印字媒体の一側を、媒体走行面の基準端
に突き当てるようにして手提作により挿入する。
そして、この印字媒体の先端が第2.第5及び第6の各
媒体検出センサの全てに同時に検出され、検出結果の出
力信号が制御手段に送信されると、この出力信号に基づ
き大媒体が正常に挿入されたと判断される。
これにより、制御手段から印字処理に伴う動作として搬
送手段が駆動されて搬送が開始され、印字媒体は媒体走
行面上を走行して行く。
また、前記挿入された印字媒体の先端が前記第2と第5
の媒体検出センサとの少な(とも一方に検出されると、
前記と同様この検出結果の出力信号が制御手段に送信さ
れる。
しかし、この状態においては挿入された印字媒体が大小
いずれのものであるかが不明なので1、これを判断する
ため、制御手段は予め設定されている所定のパルス数だ
け搬送手段を駆動する。これにより、前記印字媒体は一
旦、所定パルス数だけ走行する。
所定パルス走行後、前記印字媒体の先端が第6の媒体検
出センサに検出され、検出結果が出力信号として制御手
段に送られると、その印字媒体は大媒体でかつ曲がった
状態で挿入されたと判断される。
その結果、曲がった状態の印字媒体は挿入しないように
するため、制御手段から搬送手段の駆動が解除され、印
字媒体は印字装置から取り出しが可能な状態となり、以
後印字処理に伴う動作は行なわれることなく終了となる
従って、操作者はこれを取り出して、再度挿入を行う。
また、所定パルス走行後筒6の媒体検出センサに検出さ
れなかった場合は、その印字媒体は小媒体であると判断
される。これにより媒体引き寄せ機構により引き寄せ動
作が行われ、小媒体は基準端に引き寄せられて正常な状
態に修正される。そして、引き続き印字部へと搬送され
、以下印字等の必要な処理が行われる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。 −第
1図は本実施例の印字装置のブロック図、第2図は第1
図の装置における印字媒体挿入動作を示すフローチャー
ト、第3図は本実施例の内部構成を示す概略側断面図、
第4図は本実施例の印字媒体走行面の概略平面図である
まず第2図〜第4図を用いてその本実施例の構造を説明
すると、図に見られるようにその構造は従来の装置とほ
ぼ同様となっているので、同様の部位については同一の
符号を付し、その説明は省略する。
なお、ここでデバイス制御部13もやはり従来と同一の
符号を付しであるが、本実施例におけるデバイス制御部
13は、後述する第5並びに第6の媒体検出センサをも
含んで、これらからの出力信号に基づいて種々の制御を
行う制御手段となっている。
20と21は印字媒体1が走行する走行路間に設けられ
た媒体検出手段としての第5並びに第6の媒体検出セン
サであり、媒体下側ガイド板2の基準端2bと直角に第
2の媒体検出センサ9の両端に所定の間隔を有して、該
第2の媒体検出センサ9と一直線上に並ぶように配置さ
れている。
これらの各センサ20と21は、第4図の制御系を示す
ブロック図に示すように、第1.第2゜第3の媒体検出
センサ8,9.10と同様に、メカ制御部16に接続さ
れ、このメカ制御部16を介してデバイス制御部13に
接続されている。
これにより、第5並びに第6の媒体検出センサ20.2
1にて検出されて出力されたセンサ検出信号は、メカ制
御部16を介してデバイス制御部13に送られた後、こ
のデバイス制御部13にて処理され、検出結果に基づい
て各コマンドがメカ制御部16を介してそれぞれの機構
部、つまりプレッシャローラ5を駆動するためのソレノ
イド17、同ステッピングモータ18、媒体引き寄せ機
構12を駆動するための引き寄せソレノイド19等が制
御される。
以下、本実施例における媒体挿入方法を第2図のフロー
チャートと、さらに本実施例の動作状態を示す第5図(
a)、 (b)並びに第6図(a)、 (b)を加えて
説明する。第5図は印字媒体が預金通帳あるいはこれと
ほぼ同等の大きさを有する小媒体の場合、第6図は印字
媒体がA4サイズあるいはこれとほぼ同等の大きさを存
する帳票等の大媒体の場合をそれぞれ示している。
なお、以下のSDは処理ステップを示す。
まず、印字媒体1を印字装置正面の媒体下側ガイド板2
上に、基準端2bに印字媒体1の一側端辺(図において
は下端辺)を付き当てるようにして載置し矢印方向に挿
入する(SDI)。
挿入された印字媒体1が、第5図(a)、及び第6図(
a)に示すように基準端2bに沿うようにして所定の位
置まで到達すると、基準端2b際に設けられた第1の媒
体検出センサ8により、その前端の一端側(図中におい
ては下端)が検出され、第1の媒体検出センサ8はON
となる(SD2)。
こうして挿入された印字媒体lが、前記第1の媒体検出
センサ8の幅方向の前方に配置された第2の媒体検出セ
ンサ9.第5の媒体検出センサ20そして第6の媒体検
出センサ21に到達し、これら各センサにより検出がお
こなわれ、この−直線上の各センサ9,20.21全て
に検出されて同時にON状態となるかが判断される(S
D3 )。
ここで各センサ9,20.21全てが同時にON状態と
なると、印字媒体1は大媒体1bであることがわかると
共に、第6図(a)に示すように、斜めに曲がることな
く媒体下側ガイド板2の基準端2bに対して直角に挿入
されたと判断され、以下は従来の挿入方法と同様、デバ
イス制御部13からメカ制御部16を介してソレノイド
17が駆動されてプレッシャローラ5aがフィートロー
ラ4aに圧接される(SD4)。
この後、やはりデバイス制御部13からメカ制御部16
を介してステッピングモータ18を回転駆動してプレッ
シャローラ5aを回転させ、プレッシャローラ5aとに
より挟持した印字媒体lを前進走行させる(SD5)。
以下、引き寄せ動作並びに印字処理が従来と同様の動作
手順によって行われる。
前記(SD3)にて、各センサ9,20.21全てがO
N状態ではないと判断されると(SD6)へと進み、各
センサ9,20.21のうち第6の媒体検出センサ21
のみがON状態となっているか否かが判断される(’5
D6)。
ここで第6の媒体検出センサ21のみがON状態である
と判断されたら、挿入された印字媒体1は大媒体1bで
、かつ第6図(b)の二点鎖線にて示すように斜めに曲
がった状態で挿入されたことになる。このため曲がった
ままの状態で挿入しないようにするため、装置はそれ以
降の動作は行なわず、装置に設けた図示せぬアラーム表
示等により、斜めに挿入されたことを表示して、曲がり
のないよう様に再度挿入を促す。
そして、この(SD6)にて第6の媒体検出センサ21
がON状態ではないと判断されたら、っまり3つの各セ
ンサ9,20.21が同時にONではなく、かつこの条
件を満たした状態で第6の媒体検出センサ21もON状
態ではないと判断された場合に、第5の媒体検出センサ
20並びに第2の媒体検出センサ9の少なくとも一方が
ON状態であるか否かを判断する(Sn2)。
ここで、両センサ9と20が同時にON状態となれば印
字媒体lは小媒体1aであるかまたは大媒体1bが曲が
った状態(第6図(b)の破線にて示す状態)で挿入さ
れたことになる。
また、基準端2bに対して第2の媒体検出センサ9より
手前側に位置する一方の第5の媒体検出センサ20のみ
がON状態となると大小どちらかの印字媒体1が曲がっ
た状態(第5図(b)、第6図(b)の二点鎖線にて示
す状態)で挿入されたことになる。
そして、他方の第2の媒体検出センサ9のみがON状態
となると印字媒体1のうちの小媒体1aが曲がった状態
(第5図(b)の破線にて示す状態)で挿入されたこと
になる。したがって、これらのうちのどの状態であるか
を判断するため(SO8)の動作に進む。
また、前記(S D 7 )にて両センサ9,20の少
なくとも一方がON状態ではない、つまり3つの全てが
OFF状態であると判断されると、挿入された印字媒体
1は各媒体検出センサ9,20゜21の位置には、まだ
達していないことになり、従って(SO2)に戻る。
そして、前記(Sn2)にて両センサ9,20の少なく
とも一方がON状態であると判断されたら、プレッシャ
ローラ5aをフィードローラ4aに圧接し、挿入された
印字媒体1を挟持して走行開始可能状態とする(SO8
)。
次に印字媒体1が大媒体1bであるか否かを判断するた
めに、予め設定されている所定のパルス数mがメカ制御
部16を介してステッピングモータ18に送られ、これ
に基づいてフィードローラ4aが回転させ、印字媒体1
を所定パルス数mだけ前進走行させる(SO9)。
所定のmパスルだけ前進した位置において、第6の媒体
検出センサ21がON状態となるか否かが判断される(
SDIO)。
ON状態となると、印字媒体1は帳票等のA4サイズあ
るいはこれと同等の大きさの大媒体1bであり、かつこ
の大媒体1bが曲がって挿入されたことになり、このた
め印字媒体1の前進走行を停止させる(SDII)。
この後、前記印字媒体lを第6の媒体検出センサ21の
検出位置まで走行させた分をもとに戻すため、デバイス
制御部13からのコマンドによりメカ制御部16を介し
てステッピングモータ18を逆回転駆動し、フィードロ
ーラ4aを逆方向に回転させて後退走行を開始する(S
DI2)。
後退走行が開始され、ON状態となっていた第2の媒体
検出センサ9がOFFになったら(5013)、印字媒
体1は第2の媒体検出センサ9より手前側に後退したと
判断され、この第2の媒体検出センサ9のOFF状態の
出力信号により、フィードローラ4aの逆回転を停止さ
せて、後退走行を停止する(SO14)。
この後、プレッシャローラ5aをフィードローラ4aか
ら圧接解除する(SO15)。
このように、大きなサイズの印字媒体1が曲がって挿入
されたことを検出すると、この印字媒体1の印字処理は
行わずに挿入位置に戻すようにしたので、装置等に設け
られた図示しない表示アラーム等により操作者に挿入不
良であったことを表示して、曲がらないようにして再度
挿入することを促す。
このように、複数の媒体検出センサを所定の間隔で一直
線上に配置することにより、A4サイズあるいはこれと
同等の大きさを有する大媒体1bが曲がって挿入された
ときは、印字処理に伴う以降の動作を行わずに終了させ
、通帳あるいはこれと同様の大きさを有する小媒体1a
の場合は、曲がって挿入されていてもこれを装置内部へ
と走行させ、従来の動作と同様に、印字部平前側に設け
られた引き寄せ機構により引き寄せ動作をおこなって曲
がりを修正して印字処理が行われるようになっている。
〔発明の効果〕
以」二説明したように本発明によれば、挿入した印字媒
体の先端を一直線上に配置された複数の媒体検出センサ
により同時か個別に検出されたかによって、前記挿入さ
れた印字媒体の大小の種類と斜めに曲がって挿入された
かどうかを判断して、小媒体であればこれを印字処理す
べく印字処理に伴う以降の処理、つまり印字部への搬送
、印字開始位置揃え、印字等の動作を行い、また前記挿
入された印字媒体が、大きな媒体でかつ斜めに曲がって
挿入された場合には、この印字媒体の印字に伴う以降の
処理動作を行わないようにした。
このため、大きな媒体が斜めに曲がって挿入されても、
その曲がったままの状態で印字部に送られてしまうこと
がなくなるので、印字媒体に対して斜めに曲がった印字
は防止することができ、高印字品位を確保することがで
きる。
また、斜めに挿入されたまま搬送されることがないので
、斜め挿入によりジャム等の搬送不良を防止することが
できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御ブロック図、第2図は本実施例の
印字媒体の挿入方法を示すフローチャート、第3図は同
実施例の印字装置の内部構成を示す概略側断面図、第4
図は同装置の媒体走行面を示す平面図、第5図は本実施
例における印字媒体の走行状態を示す媒体走行面を示す
平面図、第6は同じく本実施例における印字媒体の走行
状態を示す媒体走行面を示す平面図、第7図は従来の印
字装置の内部構成を示す概略側断面図、第8図は同装置
の媒体走行面を示す平面図、第9図は同装置の制御ブロ
ック図、第10図は従来の印字媒体挿入時の動作フロー
チャート、第11図は印字部までの搬送動作を示すフロ
ーチャート、第12図は印字終了後の排出動作を示すフ
ローチャート、第13図は従来の挿入状態を示す媒体走
行面の平面図、第14図は従来例の問題点を示す媒体走
行面の平面図、第15図は従来例の問題点を示す印字媒
体の平面図である。 1・・・印字媒体    1a・・・小媒体■b・・・
大媒体      2・・・媒体下側ガイド板2b・・
・基準端       4・・・フィードローラ5・・
・プレッシャローラ 6・・・印字ヘッド8・・・第1
の媒体検出センサ 9・・・第2の媒体検出センサ 10・・・第3の媒体検出センサ 11・・・第4の媒体検出センサ 13・・・デバイス制御部 16・・・メカ制御部20
・・・第5の媒体検出センサ 21・・・第6の媒体検出センサ 特許出願人  沖電気工業株式会社 代  理  人  弁理士 金倉時二 本実施例の印字@1の内部構成を示す概略側断面1輪 
3 国 ′\ 本実施例の印字装置の媒体走行面の平面2砧 4 国 (a) −b 国 従来の印字装置の内部構成を示す概略断面図軸 7 国 輪 8 国 従来の挿入動作のフローチャート 誠 10 声 印字部までのH送動作のフローチャート睡 11 国 従来の排出動作のフローチh−ト 興 1.2 国 従来例の問題点を示した印字媒体の平面2睡 15、国

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一側に基準端を有し、かつ通帳あるいはこれと同等
    の大きさの小媒体及びこの小媒体より寸法の大きい大媒
    体との2種類の印字媒体を走行させるための媒体走行面
    を有し、 この媒体走行面に沿って前記印字媒体を走行させるため
    の搬送手段と、 印字を行うための印字部と、 前記媒体走行面に挿入された印字媒体を前記基準端に引
    き寄せる引き寄せ機構と、 前記印字媒体の挿入方向における印字部の上流側に位置
    するように基準端際に配置された第1の媒体検出センサ
    と、 この第1の媒体検出センサと前記印字部との間において
    、小媒体の幅以内の位置に配置された第2の媒体検出セ
    ンサと、 この第2の媒体検出センサと前記印字部の間に配置され
    、印字媒体の印字開始位置を印字部に位置づける基準と
    なる第3の媒体検出センサと、前記印字部の下流に設け
    られた第4の媒体検出センサとを有する印字装置におい
    て、 前記第2の媒体検出センサを挟んで、前記基準端に対し
    て直角の方向に一直線上に配置した第5及び第6の媒体
    検出センサと、 挿入された印字媒体が前記第2、第5及び第6の媒体検
    出センサにより同時に検出された場合は大媒体の正常挿
    入であると判断し、また第2の媒体検出センサ並びに該
    第2の媒体検出センサと基準端との間に位置する第5の
    媒体検出センサとの少なくとも一方に検出された場合は
    大媒体が曲がった状態で挿入されたか否かを判断するた
    めに、一旦所定パルスだけ走行させ、この走行後に前記
    第2媒体検出センサを挟んで第5の媒体検出センサと反
    対側に位置する第6の媒体検出センサに検出されると大
    媒体であると判断し、印字処理に伴う以降の動作を行わ
    ないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る印字装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5332207A (en) * 1990-11-30 1994-07-26 Mita Industrial Co., Ltd. Paper feeder and an image forming apparatus provided with the same
JP2011056785A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Toshiba Tec Corp プリンタ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5332207A (en) * 1990-11-30 1994-07-26 Mita Industrial Co., Ltd. Paper feeder and an image forming apparatus provided with the same
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