JP2674778B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JP2674778B2
JP2674778B2 JP63102751A JP10275188A JP2674778B2 JP 2674778 B2 JP2674778 B2 JP 2674778B2 JP 63102751 A JP63102751 A JP 63102751A JP 10275188 A JP10275188 A JP 10275188A JP 2674778 B2 JP2674778 B2 JP 2674778B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
roller
feed roller
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63102751A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01275082A (ja
Inventor
幹彦 前野
幸雄 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP63102751A priority Critical patent/JP2674778B2/ja
Publication of JPH01275082A publication Critical patent/JPH01275082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2674778B2 publication Critical patent/JP2674778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印字ワイヤおよび活字等によるインパクト方
式または感熱、インジェクトおよび放熱等によるノンイ
ンパクト方式の印字ヘッドを有し、用紙フィードローラ
の摩擦力によって単票用紙を水平方向に給送しながら印
字を行うプリンタに関する。
〔従来の技術〕
プリンタは一般に、印字する用紙を保持するプラテン
の上面側を該プラテンと平行に移動するキャリッジに搭
載された印字ヘッドを有し、該プラテンの前後の用紙フ
ィードローラを配置し、単票用紙を前方から印字部を通
って水平方向に給送しながら印字を行う構成となってい
る。
以上の構成による第1従来例として、特開昭60−2149
80号があり、以下に図面を用いて説明する。第16図は概
略側面図であり、図において1は印字ヘッド、2はプラ
テンでありこの印字ヘッド1とプラテン2によって印字
部が構成されている。
3は用紙通路、4は給送ローラである。
図示する矢印方向から給送ローラ4によって用紙通路
3を送られてくる用紙を印字ヘッド1で印字して印字部
の後方に排出される。
つぎに、第2従来例として特開昭61−089876号があ
り、第17図はその概略側面図であって図において、5は
印字ヘッド、6はプラテン、7は用紙通路、8はリター
ンガイド、9は給送ローラであり、矢印方向から給送ロ
ーラ9によって用紙通路7を送られてくる用紙は印字ヘ
ッド5で印字され、印字部後方のリターンガイド8で用
紙を反転させて再び印字部に戻して印字ヘッド5で裏面
に印字して用紙を矢印と反対の方向に送って元の供給口
から排出するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上説明した従来技術によると、前者の技術は印字さ
れた用紙は印字部の後方に排出されるために、その後の
処理、例えばオペレータがその印字された用紙を取り出
す際には装置越しに取り出さなければならないために非
常に取りにくいという問題がある。
つぎに、後者の技術によると印字された用紙はオペレ
ータの手前の供給口から取り出すことができるが、印字
部の後方のリターンガイドが複雑でしかも大型となり、
これらがそのままプリンタ自体の問題となってしまうこ
とになる。
〔課題を解決する偽の手段〕
そこで本発明は、用紙搬送手段によって搬送された用
紙上に印字部によって印字を行うプリンタにおいて、上
記用紙搬送手段を構成する印字部後方に配置され互いに
第1の圧接位置で圧接された第1と第2のローラの下方
のローラに上記第1の圧接位置の下方の第2の圧接位置
で圧接された第3のローラを有する用紙を手前に戻す用
紙搬送手段を形成すると共に上記第1の第2のローラに
よって印字部後方に排出された用紙の走行を停止させて
用紙の後端を上記第2の圧接位置に導く用紙退避経路を
形成し、印字部の印字側の反対側にペーパシュートを設
け、このペーパシュートを、手前に設けたペーパガイド
アッパとペーパガイドロアよりなる用紙排出経路と連結
し、このペーパシュートの先端部付近に用紙走行切換部
材を設け、この用紙走行切換部材の切り換えによって用
紙を再び印字部に送るか用紙排出経路に送るかを選択で
きるようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
以上の構成によると、印字が終了した用紙は用紙搬送
手段によってさらに進み、用紙退避経路によってすくな
くとも用紙の後端を逆行させて用紙の後端をペーパシュ
ートに送り、今度は用紙の後端を先にしてペーパシュー
トを通り、その用紙の裏面にも印字を行いたい場合には
用紙走行切換部材の切り換えによって用紙を再び印字部
に送り、裏面印字が必要でない場合には用紙走行切換部
材の切り換えによって用紙を用紙排出経路に送って排出
することができ、オペレータは用紙挿入側から印字され
た用紙を取り出すことができることになる。
〔実 施 例〕
以下に本発明の第1実施例を図面を用いて説明する。
第1図は概略斜視図、第2図から第7図は動作順序を
示す要部側面図であり、図において、10はプラテンであ
り、図示しないサイドフレームに支持された軸10a、10b
に回動可能に軸支されていて軸10aにはプラテンギヤ11
が係止してある。
このプラテン10の上方には、プラテン10と平行に上記
サイドフレームに係止した第1のガイドシャフト12と第
2のガイドシャフト13に案内されてプラテン10と平行に
移動するキャレッジ14に搭載した印字ヘッド15とインク
リボンカートリッジ16を有する。このインクリボンカー
トリッジ16の先端部にはリボンプロテクタ16aが設けて
ある。
上記プラテン10の前方の該プラテン10の外周上面とほ
ぼ同じ高さにはフロントペーパガイド17が設けてあり、
このフロントペーパガイド17の下側には上記サイドフレ
ームに回動可能に軸支された一対の第1のメインフィー
ドローラ18が設けてあり、この第1のメインフィードロ
ーラ18の外周上面はフロントペーパガイド17の開口部を
通ってフロントペーパガイド17の上面に突出している。
上記フロントペーパガイド17の上方には所定の間隔を
保ってフロントペーパガイドアッパ19が配置してあり、
また上記第1のメインフィードローラ18の上には一対の
第1のサブフィードローラ20が上記サイドフレームに回
動可能に軸支されて上記フロントペーパガイドアッパ19
の開口部19aを通って第1のサブフィードローラ20の外
周部が第1のメインフィードローラ18の外周部に当接す
るように設けてある。
つぎに、上記第1のメインフィードローラ18の外周下
面とほぼ同じ高さには排出用ペーパガイド21が配置され
ており、この排出用ペーパガイド21の開口部を通して上
記第1のメインフィードローラ18の外周部が下方に突出
している。そして、この排出用ペーパガイド21の下方に
は所定の間隔を保って排出用ペーパガイドロワ22が配置
してあり、上記第1のメインフィードローラ18の下には
一対の第2のサブフィードローラ23が上記サイドフレー
ムに回動可能に軸支されて上記排出用ペーパガイドロワ
22の開口部を通って第2のサブフィードローラ23の外周
部が第1のメインフィードローラ18の外周部に当接する
ように配置されている。
上記第1のメインフィードローラ18の軸に取り付けた
ギヤ24を第1のアイドルギヤ25に噛み合わせ、この第1
のアイドルギヤ25は上記プラテンギヤ11と噛み合ってい
る。この各ギヤ11、24、25の大きさはギヤ11を一番大径
として減速させ、つぎにギヤ24の径を大きくしてある。
したがって、第1のメインフィードローラ18はプラテン
10と同期して同方向に減速されて回転することになる。
つぎに、プラテン10の下方にはこのプラテン10の外周
と所定の間隔を保ってペーパシュート26が配置されてい
る。さらに、プラテン10の下方には第3のサブフィード
ローラ27が配置してあり、上記ペーパシュート26の開口
部を通って第3のサブフィードローラ27の外周がプラテ
ン10の外周に当接している。
つぎに、プラテン10の後方には上記フロントペーパガ
イド17とほぼ同じ高さにリヤペーパガイド28が配置して
あり、このリヤペーパガイド28の下方には一対の第2の
メインフィードローラ29があり、この第2のメインフィ
ードローラ29の外周は上記リヤペーパガイド28の開口部
を通ってリヤペーパガイド28の上面に突出している。ま
た、このリヤペーパガイド28の上方には所定の間隙を保
ってリヤペーパガイドアッパ30が設けてある。
上記第2のメインフィードローラ29の上方には一対の
第4のサブフィードローラ31が配置してあり、上記リヤ
ペーパガイドアッパ30の開口部30bを通って第2のメイ
ンフィードローラ29に当接している。
上記リヤペーパガイド28の後方で第2のメインフィー
ドローラ29の位置から用紙の長さよりわずかに短い距離
の位置にこのリヤペーパガイド28と一体に形成された垂
直の壁28aを設けて用紙退避経路としてある。さらに、
このリヤペーパガイド28の第2のメインフィードローラ
29の後方位置にはプラテン10の後下方にのびるガイド部
28bが一体に形成されている。
また、上記第2のメインフィードローラ29の後下方に
は上記サイドフレームに回動可能に軸支された一対の第
5のサブフィードローラ32が配置してあり、この第5の
サブフィードローラ32は上記リヤペーパガイド28のガイ
ド部28bの開口部を通って第2のメインフィードローラ2
9の外周部に当接している。
さらに、上記第2のメインフィードローラ29の軸には
ギヤ33が設けてあり、第2のアイドルギヤ34と噛み合
い、この第2のアイドルギヤ34は上記プラテンギヤ11と
噛み合っている。これによって、第2のメインフィード
ローラ29はプラテン10と同期して同方向に回転すること
になる。
つぎに、プラテン10の前方でペーパシュート26の後端
付近には用紙走行切換部材35が配置してあり、この用紙
走行切換部材35が係止している軸35aは上記サイドフレ
ームに回動可能に支持されている。この軸35aにはリン
ク36が係止してあり、このリンク36はさらにリンク37を
介してプランジャマグネット38に連結している。上記リ
ンク36にはリセットスプリッング39の一端が掛けられて
おり、このリセットスプリング39の他端は上記サイドフ
レームを設けたポスト40に係止している。これによって
リンク36は反時計方向に回動するように付勢されてい
る。また、上記プラテンギヤ11にはモータ41の軸に係止
したドライブギヤ42が噛み合っている。
つぎに、以上の構成による第1実施例の動作を第2図
〜第7図によって詳細に説明する。
第2図に示す如く印字する用紙51をフロントペーパガ
イド17とフロントガイドアッパ19の間に挿入し、プラテ
ン10が時計方向に回動するようにモータ41を駆動する。
このときモータ41は反時計方向に回動することになる。
これによって第1、第2のメインフィードローラ18、29
は時計方向に回転し、第1のメインフィードローラ18と
第1のサブフィードローラ20で用紙51をプラテン10と印
字ヘッド15の間に前進させて印字を行う。
さらに用紙51を前進させると第2のメインフィードロ
ーラ29と第4のサブフィードローラ31に到達してさらに
前進し、用紙51の前端がリヤペーパガイド28の壁28aに
到達する。このとき、用紙51の後端は第2のメインフィ
ードローラ29と第4のサブフィードローラ31に挟まれて
いる。
そこで、さらにモータ41を同一方向に回転させると、
第3図に示す如くわずかに湾曲した用紙51の後部は弾性
力によって後端は第2のメインフィードローラ29と第4
のサブフィードローラ31の間から抜け出て、第2のメイ
ンフィードローラ29と第5のサブフィードローラ32との
間に入り込み、用紙51はペーパシュート26に沿って後退
をはじめる。
片面印字の場合は、第4図に示す如く用紙走行経路切
換部材35がプラテン10側に位置しているため用紙51は第
1のメインフィードローラ18と第2のサブフィードロー
ラ23によって排出用ペーパガイド21と排出用ペーパガイ
ドロワ22間に送りこまれて排出される。
以上説明したように、用紙51の走行が印字時と排出時
とで異なり、またモータ41の駆動方向は印字時が排出時
で同一方向で行えるため、上述した動作中用紙51に印字
され、前進して用紙51の後端がフォトセンサ52を通過し
た時点でつぎの印字する用紙を挿入すると先の用紙51を
排出しながら次の用紙41に印字することができ、先に用
紙51の排出を待つこともなく、次の用紙に連続的に印字
を行うことができることになる。
つぎに、両面印字の場合には、第2時に示す如く印字
する用紙を51をフロントペーパガイド17とフロントペー
パガイドアッパ19の間に挿入し、プランジャーマグネッ
ト38吸引状態にすると、第5図示す如く用紙走行経路切
換部材35がプラテン10から離れた位置に保持される。そ
して、第2図に示す如くモータ41を反時計方向に駆動す
ると、上述の動作と同様の動作順序で用紙51に印字が行
われ、上記如くさらに後退が行われる。そこで、用紙51
は用紙走行経路切換部材35の位置に到達したところで、
第6図に示す如く用紙51はプラテン10の周囲を回って印
字ヘッド15の位置を走行してリヤペーパガイド28とリヤ
ペーパガイドアッパ30の間を走行する。この時点で用紙
51の裏面が印字ヘッド15側に向いている。
さらに、用紙51を進めて用紙の先端がフォトセンサ52
を通過した時点でモータ41の駆動を停止する。つぎに、
モータ41を逆駆動つまり時計方向に駆動して第7図に示
す如く用紙51を移動させてから先端から印字を行い、後
は用紙51を挿入したフロントペーパガイド17とフロント
ペーハガイドアッパ19から排出される。
つぎに、第2実施例を第8図の斜視図を用いて説明す
る。
この第2の実施例はほぼ上記第1実施例の構成と同様
であるために第1実施例と異なる個所についてのみ説明
する。
リヤペーパガイドアッパを第1実施例のリヤペーパガ
イドアッパ30の平坦な形状と異なるリヤペーパガイドア
ッパ30とし、図示する如く上記第4のサブフィードロー
ラ31の位置より僅か後方でかつ上記用紙クランプアーム
44により用紙51を保持する位置より前方に用紙51の走行
方向と直角方向でかつ上方に湾曲した湾曲部54を形成し
たことを特徴とする。
以上の構成による第2実施例の動作を第9図を用いて
説明する。
用紙51等の第1のメインフィードローラ18と第1のサ
ブフィードローラ20間に挿入し、前進させて印字を行
い、第9図に示す如く用紙51の後端がフォトセンサ52を
通過した時点で、プランジャーマグネット48を吸引状態
にし、用紙クランプアーム44が軸43を中心として時計方
向に回動し、弾性部材45によって用紙51が押さえられて
そのまま保持されて停止し、さらに、用紙51の前進を続
けさせようとすると、第9図に示す如く用紙51はリヤペ
ーパガイドアッパ30の湾曲部54に沿って用紙の後部が上
方に湾曲し、用紙51の後端は第2のメインフィードロー
ラ29を廻り込んで用紙51の湾曲した部分の弾性力により
速やかにかつ確実に第2のメインフィードローラ29と第
5のサブフィードローラ32の間に進入し、その後の動作
は上記第1実施例と同じである。
つぎに、第3実施例を第10図の斜視図を用いて説明す
る。
この第3実施例もほぼ上記第2実施例の構成と同様で
あるために第2実施例と異なる個所についてのみ説明す
る。
上記第2実施例におけるリヤペーパガイド28の用紙退
避経路の壁28aをなくし、その代わりに以下に示すよう
な構成となっている。
図において、71は用紙退避経路を形成する用紙停止機
構であり、リヤペーパガイド28とリヤペーパガイドアッ
パ30との用紙走行方向に設けた一対の長穴72、73に移動
可能に取り付けてある。
この用紙停止機構71は、リヤペーパガイド28とリヤペ
ーパガイドアッパ30との間をスライドするスライド部74
aとストッパ部74bとを有する用紙停止板74と、この用紙
停止板74に設けた支点に回動可能に係合させた係止部材
75と、用紙停止板74に係止され上記係止部材75が時計方
向に回動するように付勢する板ばね76とより構成されて
おり、上記係止部材75の下端には係止爪75aが形成して
あり、リヤペーパガイドアッパ30に各種単票用紙の大き
さに合わせた位置に設けた係止穴77に係止するようにな
っている。
そこで、第11図に示す如く、用紙停止機構71をたとえ
ば、A4判の位置に係止してプリンタを可動し、つぎにサ
イズの異なる用紙を用いる際には第12図に示う如く、用
紙停止板74と係止部材75とを摘んで板ばね76に対抗して
係止部材75の係止爪75aを係止穴77から外して用紙停止
板74をスライド部74aによって所望方向に移動させて所
望のサイズの用紙の位置の対応した係止穴77に係止爪75
aを係止させて所望のサイズの用紙に対応させることが
できる。
つぎに、第4実施例を第13図と第14図の要部断面図を
用いて説明する。
この実施例はほぼ上記第1実施例の構成と同様である
ために第1実施例と異なる個所についてのみ説明する。
上記第2実施例におけるリヤペーパガイド28の壁28a
をなくし、その代わりに以下に示すような構成となって
いる。
本実施例は、リヤペーパガイド28とリヤペーパガイド
アッパ30を後部を高くして傾斜を付けた構造であり、第
13図に示す如く、用紙に印字をし、前進させて用紙51の
後端が第2のメインフィードローラ29を通過すると、第
14図に示す如く用紙の自重によって用紙51の後端は第2
のメインフィードローラ29と第5のサブフィードローラ
32の間に噛み込まれて、後退を始め、以下は上記と同様
の動作となる。
つぎに、第5図の実施例を第15図によって説明する。
この実施例はほぼ上記第1実施例の構成と同様である
ために第1実施例と異なる個所についてのみ説明する。
本実施例のプラテン10は平プラテンであり、印字ヘッ
ド15の反対側に第3のメインフィードローラ78を設け、
この第3のメインフィードローラ78の外周に当接させて
第6のサブフィードローラ79が設けてある。
さらに、ペーパシュート26の内側にこのペーパシュー
ト26と所定の間隔を保って用紙反転ガイド80が配置して
あり、これによって用紙走行路が形成され、上記第3の
メインフィードローラ78と第6のサブフィードローラ79
の当接部はこの用紙走行路中に位置するようにしてあ
る。
この構成によっても上記第1実施例と同様の動作を行
うことができる。
以上説明した各実施例は印字ヘッドがプラテンに平行
に移動しながら印字を行うシリアルプリンタ方式である
が、印字ヘッドがライン状に設けられたラインプリンタ
方式としても同様である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した本発明によると、プラテンとそれ
に対向させた印字ヘッドよりなる印字部を挟んで用紙の
走行する前後方向にそれぞれメインフィードローラとサ
ブフィードローラとよりなる用紙搬送手段を設け、上記
用紙の走行方向手前側の用紙搬送手段の手前には用紙を
送るペーパガイドとペーパガイドアッパとよりなる用紙
走行経路を設け、他方の用紙搬送手段と印字ヘッドとの
間には用紙の通過を検知する検知手段を設け、この用紙
搬送手段を挟んで検知手段の反対側に用紙の走行を停止
させてすくなくとも用紙の後端を逆行させる用紙退避経
路を形成し、さらに上記両用紙搬送手段の間でプラテン
を挟んで印字ヘッドの反対側にプラテンに沿ってペーパ
シュートを設け、このペーパシュートを上記用紙走行経
路に沿って設けた用紙排出経路に連通させたことによ
り、印字が終了した用紙は用紙搬送手段によって進み、
用紙の後端を検知手段が検知すると用紙走行停止部材に
よって用紙の走行を停止させ、用紙の後端をペーパシュ
ートに送り、今度は用紙の後端を先にしてペーパシュー
トを進み、その用紙の裏面にも印字を行いたい場合には
用紙走行切換部材の切り換えによって用紙を再び印字部
に送り、裏面印字が必要でない場合には用紙走行切換部
材の切り換えによって用紙を用紙排出経路に送って排出
することができ、片面印字と両面印字を自由に選択して
行うことができる効果を有し、また、オペレータは用紙
挿入側から印字された用紙を取り出すことができること
になる効果を有する。
また、用紙をペーパシュートに送る際には、用紙の後
端を検知手段が検知してから行うために用紙の長さに影
響されることがなく長さの異なる各種の用紙処理におい
て同一機種でしかも同一制御によって切換えを行える効
果を有する。
さらに、印字された用紙を用紙挿入側に取り出す搬送
路をプラテンに沿って設けたことにより機構が簡素でし
かも大きな構造とならない効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す斜視図、第2図〜第
7図は動作状態を示す要部側面図、第8図は第2実施例
を示す斜視図、第9図は動作状態を示す要部側面図、第
10図は第3実施例を示す要部斜視図、第11図および第12
図は動作状態を示す要部側面図、第13図および第14図は
第4実施例の動作状態を示す要部側面図、第15図は第5
実施例の要部側面図、第16図は第1従来例の側面図、第
17図は第2従来例の側面図である。 10……プラテン 11……プラテンギヤ 15……印字ヘッド 17……フロントペーパガイド 18……第1のメインフィードローラ 19……フロントペーパガイドアッパ 20……第1のサブフィードローラ 21……排出用ペーパガイド 22……排出用ペーパガイドロワ 23……第2のサブフィードローラ 26……ペーパシュート 27……第3のサブフィードローラ 28……リヤペーパガイド 28a……垂直の壁 29……第2のメインフィードローラ 30……リヤペーパガイドアッパ 31……第4のサブフィードローラ 32……第5のサブフィードローラ 35……用紙走行切換部材 38……プランジャマグネット 41……モータ 51……用紙 52……フォトセンサ 53……フォトセンサ 54……湾曲部 59……第3のメインフィードローラ 60……第5のサブフィードローラ 71……用紙停止機構 72……長穴 73……長穴 74……用紙停止板 75……係止部材 75a……係止爪 76……板ばね 77……係止穴 78……第3のメインフィードローラ 79……第6のサブフィードローラ 80……用紙反転ガイド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙搬送手段によって搬送された用紙上に
    印字部によって印字を行うプリンタにおいて、 上記用紙搬送手段を構成する印字部後方に配置され互い
    に第1の圧接位置で圧接された第1と第2のローラの下
    方のローラに上記第1の圧接位置の下方の第2の圧接位
    置で圧接された第3のローラを有する用紙を手前に戻す
    用紙搬送手段を形成すると共に上記第1と第2のローラ
    によって印字部後方に排出された用紙の走行を停止させ
    て用紙の後端を上記第2の圧接位置に導く用紙退避経路
    を形成、 印字部の印字側の反対側にペーパシュートを設け、この
    ペーパシュートを、手前に設けたペーパガイドアッパと
    ペーパガイドロアよりなる用紙排出経路と連結し、この
    ペーパシュートの先端部付近に用紙走行切換部材を設
    け、この用紙走行切換部材の切り換えによって用紙を再
    び印字部に送るか用紙排出経路に送るかを選択できるよ
    うにしたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1において、用紙退避経路に上記用
    紙搬送手段のローラの圧接位置から使用する用紙の長さ
    より短い距離に用紙の走行を阻止する用紙停止部材を設
    けたことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】用紙搬送手段によって搬送された用紙上に
    印字部によって印字を行うプリンタにおいて、 上記用紙搬送手段を構成する印字部後方に配置され互い
    に第1の圧接位置で圧接された第1と第2のローラの下
    方のローラに上記第1の圧接位置の下方の第2の圧接位
    置で圧接された第3のローラを有する用紙を手前に戻す
    用紙搬送手段を形成すると共に上記第1および第2のロ
    ーラによって印字部後方に排出された用紙を上記第2の
    圧接位置に導くべく後部が高くなるよう傾斜させて配置
    したペーパガイドを設けたことを特徴とするプリンタ。
JP63102751A 1988-04-27 1988-04-27 プリンタ Expired - Lifetime JP2674778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63102751A JP2674778B2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63102751A JP2674778B2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01275082A JPH01275082A (ja) 1989-11-02
JP2674778B2 true JP2674778B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=14335922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63102751A Expired - Lifetime JP2674778B2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2674778B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5478163A (en) * 1991-12-13 1995-12-26 Siemens Nixdorf Informationssysteme Aktiengesellschaft Method for guiding a document in a document-processing unit
US5399039A (en) * 1992-05-01 1995-03-21 Hewlett-Packard Company Ink-jet printer with precise print zone media control
JP3441507B2 (ja) * 1993-04-30 2003-09-02 ヒューレット・パッカード・カンパニー 印刷装置
JP2814964B2 (ja) * 1995-09-21 1998-10-27 日本電気株式会社 プリンタ装置
JP4080549B2 (ja) * 1997-06-20 2008-04-23 シチズンホールディングス株式会社 プリンタ
JP6052970B2 (ja) * 2012-09-11 2016-12-27 シチズン時計株式会社 プリンタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931178A (ja) * 1982-08-16 1984-02-20 Usac Electronics Ind Co Ltd 両面印刷装置
JPS61211067A (ja) * 1985-03-15 1986-09-19 Nec Corp 両面印字の出来る用紙パス方式をもつプリンタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931178A (ja) * 1982-08-16 1984-02-20 Usac Electronics Ind Co Ltd 両面印刷装置
JPS61211067A (ja) * 1985-03-15 1986-09-19 Nec Corp 両面印字の出来る用紙パス方式をもつプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01275082A (ja) 1989-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5988903A (en) Printer for printing on single sheets and an endless paper strip
JP2674778B2 (ja) プリンタ
JPH057186B2 (ja)
JPH0336668B2 (ja)
JPS61127369A (ja) 帳票類印字発行装置
JP2502355B2 (ja) シ―ト材給排紙装置
JP2537990Y2 (ja) プリンタ
JPH01275080A (ja) プリンタ
JPH01275081A (ja) プリンタ
JPH09141962A (ja) プリンタ及びその制御方法
JPH1086473A (ja) インクジェットプロッタにおける用紙押え装置
JPH0627419Y2 (ja) 印字装置
JP3802573B2 (ja) プリンタ
JPH09300759A (ja) プリンタ
JPS6234773Y2 (ja)
JPH05169741A (ja) プリンタの紙送り機構
JP2864555B2 (ja) 印字装置の印字用紙送り装置
JPH03254967A (ja) プリンタ装置
JP2975383B2 (ja) 単票用紙のプリンタ装置
JPS6183076A (ja) 印字装置
JP2009184801A (ja) 記録装置
JPS6158776A (ja) プリンタの自動給紙装置
JPH09254461A (ja) プリンタ
JPH0542354B2 (ja)
JPH05170373A (ja) シート処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term