JP2975383B2 - 単票用紙のプリンタ装置 - Google Patents

単票用紙のプリンタ装置

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JP2975383B2 JP1341776A JP34177689A JP2975383B2 JP 2975383 B2 JP2975383 B2 JP 2975383B2 JP 1341776 A JP1341776 A JP 1341776A JP 34177689 A JP34177689 A JP 34177689A JP 2975383 B2 JP2975383 B2 JP 2975383B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は単票用紙のプリンタ装置、さらに詳しくは、
例えば手形,小切手,領収書等の単票用紙に所望の事項
を印字するためのプリンタ装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種プリンタ装置としては、例えば本件出願
人による特開昭62−239290号公報所載のものが存在す
る。
即ち、この従来のものは第2図に示すように、多数の
単票用紙2bを一枚ずつ繰出可能な繰出装置11aと、該繰
出装置11aにて繰出される単票用紙2bに所望事項を印字
するための印字器23aを具備してなり、繰出装置11aの繰
出ローラー4bにて繰出された単票用紙2bが前記印字器23
aに対向配置したプラテン22aに移送され、該印字器23a
により単票用紙2bの表面側に印字しうるように構成され
たものである。そして、印字された単票用紙2bはベルト
32を巻回した回転ローラー33,33を介して前記繰出装置1
1aの前方よりプリンタ本体26aの外部へ排出されること
になる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、一般に単票用紙2b…の繰出装置11aへのセ
ットは、作業者がプリンタ装置の前方側(A方向)から
行うのであるが、上記従来のものに於いては、繰出装置
11aにセットされた単票用紙2b…は、繰出ローラー4bに
より繰出されたままの状態で移送せしめて、印字器23a
にて印字するものであるために、単票用紙2bの表面側に
印字させるには、単票用紙2b…を上下さかさまに且つ前
記A方向から見て裏面側に向けて繰出装置11aにセット
する必要があったのである。
しかるに、かかるセット作業は印字されるべき単票用
紙2bの表面側が作業者に見えないために、セット時に於
いて十分な注意が必要となり、作業者の不慣れや不注意
等によって単票用紙2bに上下さかさまに文字等が印字さ
れたり、裏面側に印字される等の印字不良が極めて発生
し易いという大なる問題点を有していたのである。
また、単票用紙2bの種類によっては後処理を要し、こ
の場合従来に於いては、印字された単票用紙2bがプリン
タ装置26aの前方側から排出されるために、単票用紙2b
…を取出して、例えばチェックライター等の機器に再度
セットする必要があり、その作業が煩雑なものとなって
いた。
それ故に、本発明は上記従来の問題点を解決するため
になされたものであり、作業者の単票用紙のセットミス
等により発生する印字不良の発生を適切に防止できる単
票用紙のプリンタ装置を提供することを課題とするもの
である。さらに、本発明はプリンタ装置にて印字された
単票用紙の後処理等も連続して良好に行えるようにする
ことを課題とするものでる。
(課題を解決するための手段) 即ち、上記課題を解決するために本発明が採った手段
は、単票用紙2をプリンタ本体26内に順次繰出供給する
ための繰出装置11と、該繰出装置11から繰出された単票
用紙2の上下及び表裏反転させる一対のローラー13,14
からなる反転装置12と、該反転装置12により反転された
単票用紙2を一時待機せしめる待機経路Dと、該待機経
路Dにある単票用紙2を反転状態のまま送出経路Eを介
して印字器23に送出するための送出手段とを夫々具備し
てなる単票用紙のプリンタ装置に於いて、送出手段が前
記反転装置12の一方のローラー14と、該ローラー14と対
向配置されるローラー19とからなり、前記一対のローラ
ー13,14及びローラー19が夫々所定の一方向にのみ回転
するものであり、単票用紙2の表面に印字すべく印字器
23が送出手段の下方に設けられており、単票用紙2がそ
の表面がプリンタ本体26の前方側に向いた状態で繰出装
置11にセットされ、当該状態で単票用紙2が繰出され、
その後端が反転装置12から排出されて待機経路Dに達し
たのち、単票用紙2が前記後端を先頭とし、その表面が
プリンタ本体26の背面側に向いた状態で送出手段から印
字器23に移送され当該表面に印字される点にある。
また、前記印字器23にて印字された単票用紙2をプリ
ンタ本体26の後部側に移送可能に構成すべく、該単票用
紙2を移送するための移送経路28を、前記用紙送出経路
Eに交差させて設けてもよい。
(作用) 従って、上記構成を特徴とする単票用紙のプリンタ装
置にあっては、単票用紙2は、その表面側を作業者側、
即ち、プリンタ本体26の前方側に向け、且つ上下正方向
の状態として繰出装置11にセットされ、繰出装置11によ
り反転装置12に移送された後、該反転装置12を構成する
一対のローラー13,14により上下及び表裏が反転され単
票用紙2の表面がプリンタ本体26の背面側に向いた状態
となり単票用紙2の後端が反転装置12から排出されて待
機経路Dに移送される。
その後、単票用紙2は反転状態のまま前記後端を先頭
とし、その表面がプリンタ本体26の背面側に向いた状態
で待機経路Dから前記反転装置12の一方のローラー14と
これに対向配置されたローラー19とからなる送出手段に
より印字器23へと移送される。即ち、単票用紙2は反転
装置12のローラー13,14間ではなくて、ローラー14,19間
を通過させて移送するものであるため、ローラー14の回
転方向を変更する必要はなく、ローラー14は所定の一方
向にのみ回転させておけばよい。このようにして、単票
用紙2はローラー14,19間を通過して送出経路Eに移送
されて印字器23により表面側に所定事項が印字される。
この場合、印字器23に対しては単票用紙2は、上下正
方向に且つ表面側を向いた状態で移送されることにな
る。
また、印字器23にて印字された単票用紙2をプリンタ
本体26の後部側(背面側)に移送可能に構成すべく、該
単票用紙2を移送するための移送経路28を、前記送出経
路Eに交差して設けると、該単票用紙2…を前記プリン
タ本体26の後部側へ移送排出させることが可能となり、
これにより印字済みの単票用紙2を後処理用の機器等に
送出移送することも極めて容易になるために、この種一
連の作業が連続して迅速に行えることとなる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面に従って説明す
る。
先ず繰出装置11の構成を説明すると、第1図に於い
て、1は複数枚の単票用紙2…をセットするための前下
がりの傾斜面部1aを有する載置用板を示し、該載置用板
1の前部には傾斜面部1aよりも急傾斜の前下がりの傾斜
面部1bが連設されている。3は前記載置用板1の一端部
略上方位置に垂設された固定ガイドを示す。4は前記ガ
イド板3の下部背面側に駆動回転自在に設けられた繰出
ローラーであり、該繰出ローラー4の内側端4aは前記ガ
イド板3よりも内側(図面右側)に且つ前記傾斜部1bの
上方に位置するように臨出してなる。5は前記繰出ロー
ラー4の上方位置に軸6にて軸着されたローラーを示
す。尚、該ローラー5及び繰出ローラー4はガイド板3
の長手方向に沿って夫々平行に複数個設けられている。
7は前記載置用板1の傾斜面部1aの上面位置にガイド
板3と対面すべく設けられた当接板を示し、該当接板7
はその背面部に取着されたブラケット8が傾斜面部1aの
裏面側に沿って転動する複数のガイドローラー9…を有
する軸10に接続されて前記載置用板1の上面位置にて鉛
直状態の姿勢を保持したまま往復動可能に設けられてな
る。
12は前記繰出装置11にて繰出された単票用紙2の上下
及び表裏を反転させるべく設けられた用紙反転装置を示
し、該反転装置12は反転ローラー13と該反転ローラー13
の下方位置に該反転ローラー13に対面して設けられた補
助ローラー14とからなり、前記反転ローラー13は第1図
のローラー13に付記した矢印方向にのみ回転駆動可能に
構成してなる。15は繰出された単票用紙2の水平状態を
維持させるべく前記反転ローラー13の前方側表面にその
先端部が当接するように揺動自在に配設された第1スト
ッパーである。16は前記反転装置12により反転送出され
た単票用紙2を上方に誘導すべく設けられたガイド板
で、該ガイド板16の背面側にはこれに沿って押上げられ
た単票用紙2を下方側へ移送すべく回転駆動されるロー
ラー17が設けられている。18は前記ローラー17にて送出
された単票用紙2の水平状態を維持させるべく前記ガイ
ド板16の下部背面側から、その先端部が出没するように
揺動自在に配設された第2ストッパーを示す。尚、該第
2ストッパー18及び前記第1ストッパー15は夫々、制御
可能な電磁機器(図示せず)の作動により正逆方向に揺
動しうるように構成されてなる。19は前記補助ローラー
14の背面側に対向配置されて該補助ローラー14と共に送
出手段を構成するローラーを示す。従って、反転装置12
のローラー13及び14と、送出手段のローラー14及び19と
は、第1図に示した如く、ローラー14を共用して連設さ
れている。20は第2ストッパー18から補助ローラー14及
びローラー19を介して送出された単票用紙2を移送する
ための移送ローラーである。21は繰出装置11及び反転装
置12間に設けられる繰出経路Cと、反転装置12により反
転された単票用紙2を一時待機せしめる待機経路Dと、
該待機経路Dにある単票用紙2を反転状態のまま前記反
転装置12を通過させずに印字器23に送出する送出経路E
とからなる用紙移送経路を示す。
22は単票用紙2に印字するための印字器23に対向配置
された回転自在なプラテンを示す。印字器23は、第1図
に示される如く、前記送出手段の下方に前記プラテン22
に印字器23の印字側が対向するように配設されており、
単票用紙2が、その表面がプリンタ本体26の背面側に向
いた状態で移送されてきたときプラテン22によって単票
用紙2の表面が印字器23の印字側に向くこととなり、当
該表面に印字出来るよう構成されている。24は送出され
てきた単票用紙2の前端部を感知せしめて単票用紙2の
所望位置に印字させるべく前記印字器23を制御するセン
サーである。25はプラテン22の上方位置に揺動自在に設
けられた揺動片で、この揺動操作によりプリンタ本体26
の前方への排出及び前記移送ローラー20側への移送が切
替え可能に構成されている。27は移送ローラー20の上方
位置に対面配置されたローラーを示す。28は単票用紙2
をプリンタ本体26の後部側に移送するための排出移送経
路であり、前記送出経路Eと交差してなる。
30は集計用紙等をプリンタ本体26内に供給するための
供給口で、該供給口30は用紙31が移送可能な供給経路29
を介して前記移送経路21の上方に連通している。
本実施例に係るプリンタ装置は以上のような構成から
なり、次にこれを使用する場合について説明する。
先ず、繰出装置11の当接板7と固定ガイド板3との間
に複数枚の単票用紙2…を幅方向にセットする。この場
合、作業者は単票用紙2…を表面側(印字すべき一面
側)を前方(矢印A方向)且つ上下正方向に向けた状態
にしてセットすればよく、用紙のセット方向に煩雑な注
意を払う必要なく行えることとなる。従って、このセッ
ト作業が極めて容易,迅速に且つ確実に行えるという利
点を有するのである。
次に、繰出ローラー4を回転せしめると、最前位置の
単票用紙2aが、前述したセットの状態で繰出経路Cに繰
出されてその下端部が第1ストッパー12に当接し、これ
によりこの単票用紙2aの水平状態が維持されることとな
る。その後、第1ストッパー12を揺動させると、前記単
票用紙2aが、夫々矢印方向(第1図に示したローラー13
及び14に夫々付記した矢印)に正回転する用紙反転装置
12のローラー13,14間に進入して待機経路Dへと排出さ
れるが、排出されてその後端が待機経路Dに達した単票
用紙2aは、前記A方向から見て上下さかさま且つ裏面向
きに該反転装置12により反転されるのである。
さらに、この単票用紙2aは待機経路Dを構成するガイ
ド板16に沿って上方に押上げられた後、該ガイド板16の
上方位置のB方向に回転するローラー17位置に達したの
ち単票用紙2aの後端を先頭として進行方向がローラー13
及び14による排出方向とは逆方向になり、前記ローラー
17によりガイド板16に沿って下方に押下げられ、該ガイ
ド板の下方位置に突出した第2ストッパー18にその下端
部(前記先頭に該当する)を当接して、単票用紙2aの水
平状態が維持されて待機状態となるのである。
その後、第2ストッパー18を揺動せしめ、前記ローラ
ー14,19及び移送ローラー20により単票用紙2aが、その
表面がプリンタ本体26の背面側を向いた状態で送出経路
E内を移送されると、該単票用紙2aの下端部がセンサー
24により感知され、印字器23が作動して単票用紙2aの表
面側が印字器23の印字側と対面し、所定の文字,数字等
が所望位置に印字されることとなる。
この場合、単票用紙2aは再度反転装置12のローラー1
3,14間を通過させるのではなくて、送出手段としてのロ
ーラー14,19間を通過させて送出経路Eに送出されるた
め、反転装置12の各ローラー13,14を反対回転させる必
要がなく、第1図のローラー14に付記した矢印方向を正
回転方向とする一方向にのみ回転させておけば送出経路
Eへの送出が可能となり、よって正逆回転を行わすため
の特別の制御装置も不要である。
従って、この移送時に於いて次の単票用紙2を反転装
置12を介して待機経路Dにまで移送させておくことも可
能となり、かかる連続処理によって高速化が図れる。
次に、印字された単票用紙2aは揺動片25に沿って前記
移送ローラー20とローラー27間に進入して送出され、前
記移送経路21の送出経路Eに交差する排出移送経路28に
前記ローラー19により排出移送されるのである。この場
合、揺動片25を二点鎖線の位置に揺動させておけば、単
票用紙2aはプリンタ本体26の前面側より排出することが
可能である。
そして、このように移送経路21と交差させて排出移送
経路28を設けることにより、単票用紙2aをプリンタ本体
26の後部側に排出移送することができるため、この移送
経路28に例えばチェックライター等の機器を配置してお
けば、連続処理も可能となって作業の便に大いに寄与す
るという利点を有することになる。
また、移送経路21の上方に連通する供給経路29を設け
てなるために、例えば単票用紙2…の発行途中に集計業
務等を行いたい場合に於いて、その供給口30から集計用
紙31を挿入すれば、供給経路29を介してローラー17によ
り該集計用紙が移送経路21に繰出され、印字器23により
集計結果を用紙31に印字できるという特有の効果を奏す
る。
そして、同様に繰出装置11内の単票用紙2…は順次繰
出及び送出印字されるのであるが、プリンタ装置はスト
ッパー15,18を具備してなるため、これらの揺動操作に
より単票用紙2の停止及びその解除が行えることとな
り、よって一連の印字送出作業が良好に連続して行える
こととなる。
また、プリンタ装置の反転装置12は上記の如く極めて
簡易な構成にてなるため、非常にコンパクトに形成で
き、その結果プリンタ装置自体が大型化することもな
く、安価に製作できると共にメインテナンス等も容易に
行えるという利点を有する。
尚、上記実施例に於いては、移送経路21に連通し、し
かも集計用紙を供給可能な供給経路29を設けたために、
集計業務等が単票用紙2…の印字作業途中に行えるとい
う好ましい利点を有するが、この供給経路29は必ずしも
設けなくてもよく、必要に応じて設ければよい。
その他繰出装置1,プラテン22,印字器23等の各部の具
体的な構成は全て本発明の意図する範囲内に於いて任意
に設計変更自在である。
(発明の効果) 叙上の様に、本発明は単票用紙の繰出装置と印字器と
の間に、単票用紙を上下及び表裏反転させるための用紙
反転装置を設けてなるために、単票用紙のセット時に於
いて、印字されるべき単票用紙の表面側を作業者側に向
け且つ上下正方向で繰出装置にセットすれば、反転装置
にて反転された単票用紙の表面側を印字器に対して表面
側に向けた状態で移送できることとなる。従って、反転
装置を有しない従来のもののように作業者が単票用紙の
裏面側を向けて且つ上下さかさまに繰出装置にセットし
なくてもよいために、用紙のセットミスにより生ずる印
字不良を良好に防止できると共に、単票用紙のセットが
極めて容易且つ迅速に、しかも確実に行えるという格別
の効果が得られたのである。
また、本発明にあっては、反転装置を構成する一対の
ローラーにより反転せしめた単票用紙を、再度反転装置
を通過させずに、該反転装置の一方のローラーに対向配
置させた他のローラーとの間を通過させて印字器へと送
出可能に構成してなるため、前記反転装置の各ローラー
を反対回転させることなく、前述した所定の一方向にの
み各ローラーを正回転させておけば印字器へと単票用紙
を送出できるので、反転装置のローラーを正逆両回転さ
せるための特別の制御装置も不要である。
従って、反転装置による次の単票用紙の反転動作を阻
害することはなく、かかる反転動作と前記移送動作を同
時に行うことも可能となり、かかる連続処理によって高
速化が図れるという効果も得られる。
また、印字器にて印字された単票用紙をプリンタ本体
の後部側に移送可能に構成すべく、該単票用紙を移送す
るための移送経路を、送出経路に交差して設けると、該
単票用紙を前記プリンタ本体の後部側から排出させるこ
とが可能となり、これにより印字済みの単票用紙を後処
理用の機器等に送出移送することも極めて容易になるた
めに、この種一連の作業が連続して効率良く行えるとい
う特有の効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すプリンタ装置の要部側
面断面図。 第2図は従来例を示す要部側面断面図。 2……単票用紙、11……繰出装置 12……反転装置、13……ローラー 14……ローラー、19……ローラー 23……印字器、26……プリンタ本体 28……移送経路、D……待機経路 E……送出経路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単票用紙2をプリンタ本体26内に順次繰出
    供給するための繰出装置11と、該繰出装置11から繰出さ
    れた単票用紙2の上下及び表裏反転させる一対のローラ
    ー13,14からなる反転装置12と、該反転装置12により反
    転された単票用紙2を一時待機せしめる待機経路Dと、
    該待機経路Dにある単票用紙2を反転状態のまま送出経
    路Eを介して印字器23に送出するための送出手段とを夫
    々具備してなる単票用紙のプリンタ装置に於いて、送出
    手段が前記反転装置12の一方のローラー14と、該ローラ
    ー14と対向配置されるローラー19とからなり、前記一対
    のローラー13,14及びローラー19が夫々所定の一方向に
    のみ回転するものであり、単票用紙2の表面に印字すべ
    く印字器23が送出手段の下方に設けられており、単票用
    紙2がその表面がプリンタ本体26の前方側に向いた状態
    で繰出装置11にセットされ、当該状態で単票用紙2が繰
    出され、その後端が反転装置12から排出されて待機経路
    Dに達したのち、単票用紙2が前記後端を先頭とし、そ
    の表面がプリンタ本体26の背面側に向いた状態で送出手
    段から印字器23に移送され当該表面に印字されることを
    特徴とする単票用紙のプリンタ装置。
  2. 【請求項2】前記印字器23にて印字された単票用紙2を
    プリンタ本体26の後部側へ移送可能に構成すべく、該単
    票用紙2を移送するための移送経路28が、前記用紙送出
    経路Eに交差して設けられてなる請求項1記載の単票用
    紙のプリンタ装置。
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