JPH0231006Y2 - - Google Patents

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JPH0231006Y2
JPH0231006Y2 JP1985095342U JP9534285U JPH0231006Y2 JP H0231006 Y2 JPH0231006 Y2 JP H0231006Y2 JP 1985095342 U JP1985095342 U JP 1985095342U JP 9534285 U JP9534285 U JP 9534285U JP H0231006 Y2 JPH0231006 Y2 JP H0231006Y2
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bed
leg
floorboard
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spring
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は親ベツドと小ベツドとからなるベツ
ド装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
子供を寝かすためのベツドとしてたとえばベビ
ーベツドなどのいわゆる小ベツドが知られてい
る。子供は親の傍に寝たがるので、上記小ベツド
は通常親が寝るためのベツド、つまり親ベツドの
側方に設置して使用されることが多い。しかしな
がら、部屋に親ベツドと小ベツドとを並べて設置
した場合、室内空間を大きく占有することになる
から、不使用時には非常に邪魔であるという欠点
を有する。
このような欠点を除去するため、たとえば上記
小ベツドを不使用時には上記親ベツドの床板の下
面側の空間部に収容できるようにすることが考え
られている。しかしながら、小ベツドを親ベツド
の床板の下面側に収容できる構造にすると、その
高さ寸法が親ベツドに比べて非常に低くなるか
ら、使用しずらく不便であるという欠点が生じ
る。
〔考案の目的〕
この考案は、小ベツドを不使用時には親ベツド
の床板の下面側の空間部に収容できるようにする
とともに、使用時には上記親ベツドとほぼ同じ高
さにすることができるベツド装置を提供すること
にある。
〔考案の概要〕 この考案は、親ベツドのマツトレスが載置され
た床板の下面側の空間部に、幅寸法が上記親ベツ
ドの幅寸法の約半分に形成された一対の小ベツド
を並設収納するとともに、これら小ベツドのマツ
トレスが載置された床板は昇降機構により昇降自
在に支持されていて、上記空間部から引出して上
昇させたときにそのマツトレスが親ベツドのマツ
トレスとほぼ面一に保持されるようにしたもので
ある。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図に示すベツド装置は親ベツド1と
一対の小ベツド2とを備えている。親ベツド1は
床板3と、この床板3の長手方向両端にそれぞれ
取着されこの床板3を所定の高さで支持したヘツ
ドボード4およびフツトボード5と、上記床板3
に載置されたマツトレス6とから構成されてい
る。上記小ベツド2は幅寸法が親ベツド1の床板
3の約半分で、長さがわずかに短い床板7と、こ
の床板7上に載置されたマツトレス8およびこの
床板7を昇降自在に支持した後述する昇降機構9
とから構成されている。そして、小ベツド2は下
降させた状態で上記親ベツド1の床板3の下面側
の空間部10に収容され、この空間部10から引
出して上昇させると、そのマツトレス8が親ベツ
ド1のマツトレス6とほぼ同じ高さに支持される
ようになつている。
上記小ベツド2の昇降機構9は、その床板7の
下面の長手方向両端にそれぞれ一辺が取着された
断面がL字状の一対の取付部材11(一方のみ図
示)を備えている。この取付部材11は上記床板
7の幅寸法とほぼ同じ長さを有し、その一端部に
は第1の脚12の一端が支軸13によつて枢着さ
れている。この第1の脚12の中途部には第2の
脚14の中途部が支軸15によつて枢着されてい
る。この第2の脚14の一端にはピン16が突設
され、このピン16は上記取付部材11の他辺の
他端側に穿設された細長いガイド孔17(第8図
に示す)にスライド自在に係合している。このピ
ン16の一端と上記取付部材11の一端との間に
は第1のばね18が張設され、このばね18によ
つて上記第2の脚12が第4図に矢印で示す起立
方向に付勢されている。なお、第1、第2の脚1
2,14の他端にはそれぞれローラ19が回転自
在に設けられている。また、上記ピン16のガイ
ド孔17から突出した他端は、上記取付部材11
の中途部に一端が枢着された作動レバー20の中
途部に形成された第1の凹部21あるいは第2の
凹部22に係合して上記第2の脚14の回動を阻
止する。つまり、第1、第2の脚12,14を第
4図に示すように倒伏させた状態では上記ピン1
6が第1の凹部21に係合して上記第1のばね1
8の復元力によつて一対の脚12,14が起立す
るのを阻止し、起立させた状態では第2の凹部2
2に係合して一対の脚12,14が倒伏するのを
阻止する。上記作動レバー20の他端は上記床板
7の幅方向一端側に延出され、床板7の長手方向
両端に位置する一対の作動レバー20の他端間に
は操作軸23が両端を固着して架設されていると
ともに、連動軸24が回転自在に架設されてい
る。作動レバー20から突出した連動軸24の両
端にはそれぞれくの字状のストツパ25の中途部
に固着されたブツシユ26が外嵌固定されてい
る。このストツパ25の下側に位置する一端には
握り部27が設けられ、上側の他端は上記取付部
材11に固着されたL字状の係止片28に対向し
ている。また、ストツパ25は上記連動軸24に
装着された第2のばね29によつてその他端が上
記係止片28に当接する回動方向に付勢されてい
る。したがつて、上記ストツパ25は上記作動レ
バー20が第3図と第4図に矢印で示す方向に回
動するのを阻止し、その第1あるいは第2の凹部
21,22とピン16との係合が外れるのを防
ぐ。上記作動レバー20を回動させるには、スト
ツパ25を第2のばね29の付勢力に抗して第5
図に鎖線で示すように回動させてこれと係止片2
8との当接を外せば、上記作動レバー20を操作
軸23とともに回動させ、上記凹部とピン16と
の係合を外すことができる。つまり、一対の脚1
2,14を起伏自在な状態にすることができる。
そして、一対の脚12,14を起立させて床板7
を上昇させると、この床板7は上記親ベツド1の
床板3と略同じ高さで保持されるようになつてい
る。なお、上記取付部材11の中途部には第3の
ばね30が取着されている。このばね30は一対
の脚12,14を倒伏させたときにこれらの脚に
よつて圧縮される。したがつて、この第3のばね
30はその復元力によつて床板7を上昇方向に付
勢する。また、親ベツド1の床板3の下面の幅方
向両端には第10図に示すようにフツク31が回
動自在に取着されている。このフツク31は親ベ
ツド1の側方に小ベツド2を上昇させた状態で設
置したときに、この小ベツド2の床板7の下面に
突設された係止ピン32に係合させることができ
る。これによつて、上記小ベツド2が親ベツド1
の側方からずれ動くのが阻止される。このような
構造のベツド装置によれば、小ベツド2の第1、
第2の脚12,14を第4図に示すように起立さ
せた状態でこの小ベツド2を第2図に示すように
親ベツド1の側方に設置すれば、この子ベツド2
のマツトレス8が親ベツド1のマツトレス6とほ
ぼ同じ高さになるから、この小ベツド2を便利に
使うことができる。
また、小ベツド2を使用しないときには、この
一対の脚12,14を倒伏させて床板7を倒伏さ
せる。つまり、ストツパ25を第5図に鎖線で示
すように係止片28との当接が外れる状態に一方
の手で回動させたのち、この状態を維持しながら
操作軸23を他方の手で持ち、この操作軸23と
ともに作動レバー20を回動上昇させる。する
と、この作動レバー20の第2の凹部22と第2
の脚14のピン16との係合が外れるから、上記
ピン16がガイド孔17をスライドして第1、第
2の脚12,14が倒伏する。したがつて、小ベ
ツド2は第3図に示すようにその床板7の支持高
さを低くすることができるから、親ベツド1の床
板3の下面側の空間部10に収容することができ
る。つまり、小ベツド2は昇降機構9によつてそ
の床板7の支持高さを変えることができるから、
親ベツド1の床板3の下面側に収容できるととも
に、親ベツド1とほぼ同じ高さにして利用するこ
ともできる。
さらに、子ベツド2の幅寸法を親ベツド1の幅
寸法の約半分にしたから、一対の小ベツド2を空
間部10に収容することができる。したがつて、
子供の数に応じて使い分けることができるばかり
か、親ベツド1と小ベツド2とがなすベツド面の
大きさを選択することもでき、便利である。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、小ベツドを昇降
機構によつて昇降自在にしたから、不使用時には
親ベツドの床板の下面側の空間部に収容すること
ができ、使用時には親ベツドとほぼ同じ高さに保
持することができる。したがつて、不使用時には
邪魔にならないように収容することがで、使用時
には使いずらいということなく使用できる。ま
た、小ベツドの幅寸法を親ベツドの幅寸法の略半
分にしたから、一対の小ベツドを親ベツドの床板
の下面側の空間部に収納することができ、しかも
一対の小ベツドを種々の状態で有効に利用するこ
とができる。また、上記昇降機構の第1の脚と第
2の脚とはばねの付勢力に抗して倒伏させた状態
でストツパ機構により起立方向に回動するのが阻
止されているから、親ベツドの下から小ベツドを
引出したときに、上記ストツパ機構を操作して阻
止状態を解除すれば、上記ばねの復元力によつて
小ベツドが親ベツドとほぼ同じ高さになる状態に
上記第1の脚と第2の脚とを自動的に起立させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は小
ベツドを収容する途中の斜視図、第2図は小ベツ
ドを親ベツドの側方に設置した状態の斜視図、第
3図は小ベツドを下降させた状態の側面図、第4
図は同じく上昇させた状態の側面図、第5図はス
トツパ部分の側面図、第6図は同じく正面図、第
7図は第4図のA−A線に沿う断面図、第8図は
同じくB−B線に沿う断面図、第9図は昇降機構
の斜視図、第10図は親ベツドと小ベツドとを連
結するフツクの平面図である。 1……親ベツド、2……子ベツド、3,7……
床板、6,8……マツトレス、9……昇降機構、
10……空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 親ベツドのマツトレスが載置された床板の下面
    側の空間部に、幅寸法が上記親ベツドの幅寸法の
    約半分に形成された一対の小ベツドを並設収納す
    るとともに、これら小ベツドのマツトレスが載置
    された床板は昇降機構により昇降自在に支持され
    ていて、上記空間部から引出して上昇させたとき
    にそのマツトレスが親ベツドのマツトレストとほ
    ぼ同じ高さに保持されるとともに、上記昇降機構
    は一端が小ベツドの床板の下面側の幅方向に沿つ
    て設けられた取付部材の一端に枢着された第1の
    脚と、中途部が上記第1の脚の中途部に枢着され
    一端が上記取付部材の長手方向に沿つて形成され
    たガイド孔にスライド自在に支持された第2の脚
    と、この第2の脚の一端と上記取付部材の一端側
    との間に張設され上記第2の脚を第1の脚ととと
    もに起立方向に付勢したばねと、上記第1の脚と
    第2の脚とを上記ばねの付勢力に抗して倒伏させ
    た状態でこれら脚が起立方向に回動するのを阻止
    するストツパ機構とを具備したことを特徴とする
    ベツド装置。
JP1985095342U 1985-06-24 1985-06-24 Expired JPH0231006Y2 (ja)

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JPS625056U JPS625056U (ja) 1987-01-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564440U (ja) * 1979-06-23 1981-01-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4877207U (ja) * 1971-12-21 1973-09-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS564440U (ja) * 1979-06-23 1981-01-16

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JPS625056U (ja) 1987-01-13

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