JP3001446B2 - 家具用脚装置 - Google Patents
家具用脚装置Info
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Description
などの支持高さを変えることができる家具用脚装置に関
する。
は、親ベッドと、この親ベッドのフレ−ムの下方に子ベ
ッドを出し入れ自在に収容し、必要に応じて上記小ベッ
ドを引き出して使用するというタイプの、いわゆる親子
ベッドがある。
ッドは、不使用時には親ベッドのフレ−ムの下方に収容
できる高さにし、使用時には親ベッドとほぼ同じ高さに
することが要求される。
る脚部材を起伏自在な構成とし、起立状態と倒伏状態と
で上記子ベッドのフレ−ムの支持高さを変えることがで
きるようにしている。このような従来技術として実公平
8−8678号公報に示されたベッド装置がある。
の基体(本体)に受けリンク(脚リンク)が一端を回動
自在に連結して設けられている。この受けリンクには長
手方向に沿う収容部が形成されているとともに、一側に
は複数の係合凹部を有する長溝が形成されている。上記
収容部には上記基体に一端部が回動自在に連結された支
持リンクの他端部が挿入され、その他端部には上記長溝
にスライド自在に係合する係合ピンが設けられている。
の後方段部よりも深い前方段部とが形成されたスライダ
がスライド自在に設けられている。上記係合ピンは、上
記スライダの後方段部に係合保持されているときには上
記係合凹部に係合するのが阻止され、前方段部に保持さ
れているときには上記係合凹部に係合できるようになっ
ている。
体を持ち上げると、上記受けリンクは自重によって起立
方向へ回動する。その回動に支持リンクが連動するか
ら、上記係合ピンは上記スライダの前方段部側の一側に
当接してこのスライダとともに長溝をスライド上昇す
る。
けリンクを接地させれば、スライダの前方段部に位置す
る係合ピンが上記係合凹部に係合するから、上記受けリ
ンクを所定の起立角度、たとえば基体を親ベッドとほぼ
同じ所定の高さで保持することができる。
さに保持された基体を持ち上げる。それによって、上記
受けリンクが起立方向に回動するから、係合ピンがスラ
イダの前方段部から外れ、スライダととともに長溝の係
合凹部が形成されていない上端までスライドする。その
状態で上記基体を下降させて受けリンクを接地させる
と、係合ピンは長溝をスライドしてスライダの後方段部
に保持されるから、係合凹部に係合することなくスライ
ダとともに長溝の下端方向へスライドする。つまり、受
けリンクを起立状態から倒伏させることができる。
体を持ち上げて受けリンクを起立方向へ回動させ、所定
の角度に起立したときに下降させれば、上記基体を所定
の高さで保持することができ、所定の高さに保持された
基体は持ち上げた後て係合ピンを長溝の上端までスライ
ドさせ、ついで基体を下降させることで、受けリンクを
倒伏させて基体の支持高さを低くすることができる。し
たがって、上記基体の高さ調整を簡単かつ迅速に行うこ
とができるという利点を有する。
高さを調整できる構成であると、基体を上昇位置で支持
するために、その基体を持ち上げるときに、持ち上げて
過ぎてしまうことがある。すると、上述したごとく係合
ピンが係合凹部から外れて長溝の末端までスライドし、
スライダの後方段部に保持されることがあるから、その
場合には基体を下降させたときに受けリンクが倒伏し、
基体が所定の高さで支持されなくなってしまうというこ
とになる。
られ、上記受けリンクの起立方向と同方向に付勢されて
いる。それによって、支持リンクは上記受けリンクを係
合ピンを介して起立方向に付勢し、基体を持ち上げたと
きに上記受けリンクが自重だけによらずに確実に起立で
きるようにしている。
クを起立させる方向に付勢していると、受けリンクを確
実に起立させることはできるものの、基体を所定の高さ
まで持ち上げて下降させたときに、受けリンクが倒伏方
向へ回動するのに対し、上記支持リンクが受けリンクの
倒伏方向と逆方向へ回動することがある。そのような場
合、上記支持リンクの他端に設けられた係合ピンは所定
の係合凹部に係合せずに長溝に沿ってスライドしてしま
うことがある。そのため、基体を所定の高さで確実に支
持できなくなるということがある。
体を持ち上げることで脚リンクを起立方向に回動させ、
その状態で保持できるような構造の場合、基体を上昇位
置で支持するときに、基体を持ち上げ過ぎると、上記脚
リンクの保持状態が解除されるから、上記本体を降ろし
たときに脚リンクが倒伏方向へ回動し、本体を所定の高
さで支持できなくなるということがあった。
の高さで保持するために下降させたとき、支持リンクに
設けられた係合ピンが長溝の係合凹部に確実に係合しな
いことがあり、そのような場合にも本体を所定の高さで
保持できないということがあった。
ときに本体を持ち上げ過ぎても、係合ピンが係合凹部か
ら外れて本体を所定の高さに保持できなくなるのを防止
し、しかも本体を所定の高さに持ち上げてその高さで保
持するときに、上記係合ピンを係合凹部に確実に係合さ
せることができるようにした家具用脚装置を提供するこ
とにある。
本体の支持高さを調整するための家具用脚装置におい
て、長手方向の一端が上記本体に回動自在に連結され、
その長手方向に沿う収容部を有するとともに一側に上記
長手方向に沿う長溝が形成されていて、この長溝の一端
部には係合凹部が形成された脚リンクと、一端が上記本
体の上記脚リンクの一端から所定寸法離間した位置に回
動自在に連結され他端が上記収容部に収容されその他端
には上記長溝にスライド自在に係合する係合ピンが設け
られこの係合ピンが上記係合凹部に係合することで上記
脚リンクを所定の起立角度で保持する支持リンクと、上
記収容部にスライド自在かつ上記係合ピンと係合して設
けられ上記係合ピンを上記係合凹部に係合させずに上記
長溝に沿ってスライド可能に支持する後方段部および上
記係合ピンが上記長溝から上記係合凹部に係合するのを
許容する前方段部とが形成されたスライダと、上記脚リ
ンクの上部に回動自在に設けられ一端部が上記長溝の上
記係合凹部よりも端部側を閉塞する第1の状態および開
放する第2の状態とに位置決めされ、上記第1の状態で
は上記本体を持ち上げて上記脚リンクを起立方向に回動
させることで上記長溝を上昇方向へスライドする上記係
合ピンを上記係合凹部へガイドして係合させ、上記第2
の状態では上記本体を持ち上げることで上記係合ピンを
上記係合凹部から外して上記スライダとともに上記長溝
の端部側へスライドさせて上記スライダの後方段部に保
持させることで上記脚リンクを倒伏可能とする操作レバ
−と、この操作レバ−を上記第2の状態にして上記脚リ
ンクを倒伏させたときに上記操作レバ−を上記本体との
係合によって第2の状態から第1の状態へ回動させる復
帰手段とを具備したことを特徴とする。
させると、操作レバ−は本体によって係合ピンがスライ
ド自在に係合した長溝の上部に形成された係合凹部より
も上端側を閉塞する第1の状態に回動させられるから、
上記本体を持ち上げることで、上記脚リンクを倒伏状態
から起立させると、上記長溝をスライドする係合ピンが
上記操作レバ−に突き当たり、それ以上、上方へスライ
ドするのが阻止される。そのため、その状態で上記本体
を下降させると、係合ピンは操作レバ−によって係合凹
部へガイドされて確実に係合する。
で、本体を持ち上げ過ぎても、長溝の係合ピンが係合凹
部から外れてスライダとともに上方へスライドしてスラ
イダの後方段部に移行するのが阻止されるから、上記係
合ピンが係合凹部に係合せずに長溝の下端方向へスライ
ドするのが防止される。つまり、操作レバ−を第1の状
態から第2の状態へ回動させなければ、本体が下降する
ことがない。
を参照して説明する。図5は家具としてのベッド装置1
を示し、このベッド装置1は親ベッド2と子ベッド3と
からなる。親ベッド2は矩形枠状に形成された親フレ−
ム4を有する。この親フレ−ム4の四隅部には、このフ
レ−ム4を所定の高さで保持するための脚5が垂設され
ている。上記フレ−ム4の内部には鋼線6が格子状に張
設され、その上面側には親マットレス7が保持されてい
る。
間部11には上記子ベッド3が出し入れ自在に収容され
ている。この子ベッド3は、図6(a)、(b)に示す
ように矩形枠状のフレ−ム12を有し、このフレ−ム1
2には鋼線13が格子状に張設され、この鋼線13上に
は小マットレス14が載置されている。
両端部には幅方向において対をなす脚装置15がそれぞ
れ設けられ、この脚装置15によって上記フレ−ム12
を親ベッド2の空間部11に入り込む下降高さと、親ベ
ッド2とほぼ同じ高さの上昇高さとで保持できるように
なっている。
内面に設けられた取付部材21に取付けられている。こ
の取付部材21は図2と図3に示すように一対の側壁2
1aと上部壁21bとによって断面コ字状に形成されて
いて、その開放した一側面を下方に向けて取付けられて
いる。
レ−ム12の長手方向内側に位置する端部には脚リンク
22の上端部が第1の支軸23によって回動自在に連結
されている。この脚リンク22は上記取付部材21より
も幅寸法が小さく設定されていて、上端部は上記取付部
材21の一対の側壁21a間に設けられている。
る断面ほぼコ字状をなしていて、開放した面を上方に向
けて上記取付部材21に連結されている。脚リンク22
の一側壁22aには図1に示すように、収容部24と脚
リンク22の外部とを連通する長溝25が長手方向(上
下方向)に沿って形成されている。この長溝25の上端
よりも所定寸法下方の部分には斜め下方に向かう係合凹
部26が上記長溝25と連通して形成されている。
ライダ27がスライド自在に収容されている。このスラ
イダ27は耐摩耗性および滑沢性に優れる、たとえばデ
ルリンなどの合成樹脂によって上記収容部24の幅寸法
よりも十分に薄い幅寸法に形成されたブロックからな
り、このブロックには図5(a)に示すように上面に開
放した係合溝28が形成されている。この係合溝28は
前方段部28aと後方段部28bとが階段状に形成され
てなる。
も深く形成されている。前方段部28aの下端は上記長
溝25の幅方向下端よりも下方で、係合凹部26の下端
とほぼ同じ高さに形成されていて、上記後方段部28b
は上記長溝25とほぼ同じ高さに形成されている。
部28bよりも後方との上面には、それぞればね29が
一端部を埋め込まれて設けられている。各ばね29は上
記脚リンク22の他側壁22bの上端に収容部24の幅
方向一端側を閉塞する状態で曲成された上部壁22cの
内面に圧接している。それによって、スライダ27は収
容部24で所定の抵抗を有してスライドする、つまり自
重でスライドするのが阻止されている。
2a間には支持リンク31の一端が第2の支軸32によ
って回動自在に連結されている。上記第2の支軸32に
はばね33が装着され、このばね33によって上記支持
リンク31を図1に矢印Aで示す、脚リンク22の起立
方向に付勢している。
ク22の収容部24に挿入され、その他端部には係合ピ
ン34が両端部を上記支持リンク31の両側面から突出
させて設けられている。この係合ピン34は一端部を上
記長溝25にスライド自在に挿入し、他端部を上記スラ
イダ27の係合溝28に係合させている。
前方段部28aに位置するとき、この係合ピン34は長
孔25に形成された係合凹部26に係合することがで
き、後方段部28bに位置するときには上記係合凹部2
6に係合できないようになっている。
りも上方の部分には第3の支軸35によって操作レバ−
36が回動自在かつ所定の回動角度で保持されるように
設けられている。つまり、上記操作レバ−36は図5
(b)に示すように帯状鋼板をL字状に曲成すること
で、一端部がリンク部37aに形成され、他端部が操作
部37bに形成されていている。
壁22aの外面に接合され、その中途部が第3の支軸3
8によって上記側壁22aに回動自在に連結されてい
る。上記操作部37bは上記脚リンク22の下面から子
ベッド3のフレ−ム12の枠外に突出している。
て第1の状態と第2の状態とに回動させられる。つま
り、操作レバ−36を図1に矢印Xで示す時計方向へ回
動させて上記操作部37bを上記脚リンク22の下面に
当接させると、上記リンク部37aの先端部は上記長溝
25の係合凹部26よりも上方側の部分を閉塞する。こ
れを上記第1の状態とする。
動させ、脚リンク22の下面の異なる部分に当接させる
と、上記リンク部37aは長溝25の係合凹部26より
も上方側の部分を開放する。これを上記第2の状態とす
る。
の状態へ操作する場合には利用者が手動によって行う。
第2の状態に回動した操作レバ−36は、上記脚リンク
22を倒伏させることで第1の状態へ回動させられる。
動ピン41が突設されていて、上記脚リンク22が所定
の角度まで倒伏すると、上記作動ピン41が上記取付部
材21の一側壁21aの下端に当接する。それによっ
て、上記操作レバ−36は矢印X方向へ回動させられる
から、長溝25を開放した第2の状態から閉塞した第1
の状態へ回動することになる。
側に対応して設けられた各一対の脚リンク22の中途部
は連結杆42によって連結されている。それによって、
各一対の脚リンク22の回動は連動するようになってい
る。さらに、各脚リンク22の下端にはストッパ付きの
キャスタ43が設けられ、子ベッド3を移動させること
ができるようになっている。
場合や不使用時の際に親ベッド2の空間部11に収容す
る場合について説明する。図5に示すように子ベッド3
が親ベッド2の空間部11に収容された状態においては
上記子ベッド3の脚リンク22は図7(a)に示すよう
に倒伏している。脚リンク22が倒伏すると、操作レバ
−36に設けられた作動ピン41が取付部材21の一側
壁21aによって押圧されるから、操作レバ−36はリ
ンク部37aが長溝25を閉塞した状態にある。
ド3を親ベッド2の空間部11から引き出す。ついで、
子ベット3のフレ−ム12の長手方向一端部を持ち上げ
る。それによって、脚リンク22は自重によって図7
(b)に矢印Yで示す起立方向へ回動する。脚リンク2
2が起立方向へ回動すると、この回動に支持リンク31
が連動する。それによって、長溝25に係合した上記支
持リンク31の係合ピン34がスライダ28を脚リンク
22の収容部24の上昇方向へスライドさせる。
が長溝25の係合凹部26のところまでスライドしてく
ると、長溝25の係合凹部26よりも上側の部分は上記
操作レバ−36のリンク部37aによって閉塞されてい
るから、上記係合ピン34は係合凹部26よりも上方側
へスライドするのが阻止される。
せ、脚リンク22の下端を接地させると、この脚リンク
22が倒伏方向へわずかに回動することで、上記係合ピ
ン34が操作レバ−36のリンク部37aにガイドされ
て係合凹部26に係合する。それによって、上記脚リン
ク22は上記支持リンク31の係合ピン34により所定
の起立角度で保持されることになる。
1に矢印Aで示す脚リンク22の起立方向に付勢されて
いる。そのため、フレ−ム12を下降させ、脚リンク2
2の下端を接地させると、支持リンク31に設けられた
係合ピン34は長溝25を閉塞した操作レバ−36のリ
ンク部37aの先端に当たりながら係合凹部26に沿っ
てスライドするから、この係合凹部26に確実に係合す
ることになる。
持ち上げることで、この他端側に設けられた一対の脚リ
ンク22を起立方向へ回動させ、所定の角度で保持する
ことができる。したがって、上記子ベッド3のフレ−ム
12を親ベッド2のフレ−ム4とほぼ同じ高さで支持す
ることができる。
支持する際、フレ−ム12を持ち上げ過ぎることがある
が、そのような場合、係合ピン34は第1の状態にある
操作レバ−36によって係合凹部26よりも上方へスラ
イドするのが阻止される。そのため、フレ−ム12を下
降させれば、係合ピン34は係合凹部26に係合するか
ら、フレ−ム12を所定の高さで確実に支持することが
できる。
3を、不用意に持ち上げてしまうことがある。子ベッド
3を不用意に持ち上げると、長溝25の係合凹部26に
係合した係合ピン34は図1に矢印Bで示す方向へスラ
イドし、係合凹部26から外れるが、操作レバ−36が
長溝25を閉塞した第1の状態にあることで、長溝25
の係合凹部26よりも上側にスライドするのが阻止され
る。
27が収容部24を上方へスライドすることがないか
ら、持ち上げたフレ−ム12を下降させれば、上記係合
ピン34は上記係合凹部26に係合することになる。つ
まり、子ベッド3のフレ−ム12を不用意に持ち上げて
も、起立状態に保持された脚リンク22が倒伏してしま
うということがない。
用時に親ベッド2の空間部11に収容する場合には、ま
ず、図7(c)に示すように起立状態にある脚リンク2
2に設けられ長溝25を閉塞した第1の状態にある操作
レバ−36を、手動により上記長溝25を開放する第2
の状態へ回動する。この回動方向を図7(c)に矢印C
で示す。
かに持ち上げる。それによって、脚リンク22は図8
(a)に示すように自重と支持リンク31を付勢したば
ね33の付勢力とによって起立方向へ回動するから、支
持リンク31の係合ピン34が係合凹部26から外れて
長溝25の係合凹部26よりも上方へスライドする。
りも上方へスライドすると、この係合ピン34が係合し
たスライダ27も連動する。係合ピン34が長溝25の
上端までスライドしたならば、フレ−ム12を下降させ
て脚リンク22を接地させる。それによって、脚リンク
22は倒伏方向へ回動するから、係合ピン34は長溝2
5の上端から下降し始める。
方向へスライドし、スライダ27はばね28によって収
容部24に保持され、自重でスライドするのが阻止され
ている。そのため、係合ピン34は、係合凹部26より
も上端側の長溝25をスライドすることで、スライダ2
7の前方段部28aから後方段部28bへ移行し、この
後方段部28bに係合保持されて下降方向へスライドす
る。
26に係合することなく長溝25を下降方向へスライド
するため、脚リンク22が倒伏することになる。上記脚
リンク22が図8(b)に示すように所定角度まで倒伏
すると、操作レバ−36のリンク部37aに設けられた
作動ピン41が取付部材21の側壁21aに当接する。
それによって、操作レバ−36は、同図に矢印で示すよ
うにリンク部37aが長溝25を開放した第2の状態か
ら上記長溝25を閉塞する第1の状態に回動させられ
る。そして、図7(a)に示すように脚リンク22が取
付部材21に設けられた第2の支軸32に当接するまで
倒伏することになる。
に、操作レバ−36を手動で第1の状態から第2の状態
に回動させても、上記脚リンク22を所定の角度まで倒
伏させれば、第1の状態へ自動的に復帰する。そのた
め、子ベッド3を使用するときに、倒伏状態にある脚リ
ンク22を起立させると、操作レバ−36を操作するこ
となく、上記脚リンク22が倒伏不能な状態となるか
ら、所定の高さに保持された子ベッド3を不用意に下降
させるようなことなく使用できる。
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。た
とえば、この発明の脚装置はベッドに限らず、ソファ
−、ソファ−ベッドあるいはテ−ブルなどにも適用可能
であり、要は支持高さを変える必要がある家具に適用す
ることができる。
レバ−を第2の状態から第1の状態へ自動的に復帰させ
るために操作レバ−のリンク部に作動ピンを突設した
が、リンク部の一部を折り曲げることで、作動ピンに代
えるようにしてもよいこと勿論である。
る脚リンクを倒伏させると、操作レバ−は、本体との当
接によって係合ピンがスライド自在に係合した長溝の上
部に形成された係合凹部よりも上端側を閉塞する第1の
状態に回動させられる。
本体を持ち上げ、上記脚リンクを倒伏状態から起立させ
ると、上記長溝をスライドする係合ピンが上記操作レバ
−に突き当たり、それ以上、上方へスライドするのが阻
止されるから、その状態で上記本体を下降させると、係
合ピンは操作レバ−によって係合凹部へガイドされて係
合し、脚リンクを確実に起立状態に保持することができ
る。
記操作レバ−が第1の状態にあることで、本体を持ち上
げても、長溝の係合ピンが係合凹部から外れてスライダ
とともに上方へスライドしてスライダの後方段部へ移行
するのが阻止される。
本体を不用意に持ち上げて下降させても、上記係合ピン
が係合凹部に係合せずに長溝の下端方向へスライドする
ことがないから、上記脚リンクの起立状態を確実に維持
することができる。
本体を持ち上げ過ぎることがあるが、そのような場合で
あっても、係合ピンは第1の状態にある操作レバ−によ
って係合凹部よりも上方へスライドするのが阻止される
ため、本体を下降させることで、確実に所定の高さで支
持することができる。
させる場合には、操作レバ−を手動で第1の状態から第
2の状態へ回動させなければならないから、不用意に本
体を下降させるということがなく、しかも操作レバ−を
第2の状態にして脚リンクを倒伏させると、この操作レ
バ−は自動的に第1の状態へ復帰するため、脚リンクを
倒伏状態から起立させたときに、操作レバ−を第1の状
態にするのを忘れるということもない。
図。
作レバ−の斜視図。
面図。
させる状態を順次示した説明図。
させる状態を順次示した説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 家具本体の支持高さを調整するための家
具用脚装置において、 長手方向の一端が上記本体に回動自在に連結され、その
長手方向に沿う収容部を有するとともに一側に上記長手
方向に沿う長溝が形成されていて、この長溝の一端部に
は係合凹部が形成された脚リンクと、 一端が上記本体の上記脚リンクの一端から所定寸法離間
した位置に回動自在に連結され他端が上記収容部に収容
されその他端には上記長溝にスライド自在に係合する係
合ピンが設けられこの係合ピンが上記係合凹部に係合す
ることで上記脚リンクを所定の起立角度で保持する支持
リンクと、 上記収容部にスライド自在かつ上記係合ピンと係合して
設けられ上記係合ピンを上記係合凹部に係合させずに上
記長溝に沿ってスライド可能に支持する後方段部および
上記係合ピンが上記長溝から上記係合凹部に係合するの
を許容する前方段部とが形成されたスライダと、 上記脚リンクの上部に回動自在に設けられ一端部が上記
長溝の上記係合凹部よりも端部側を閉塞する第1の状態
および開放する第2の状態とに位置決めされ、上記第1
の状態では上記本体を持ち上げて上記脚リンクを起立方
向に回動させることで上記長溝を上昇方向へスライドす
る上記係合ピンを上記係合凹部へガイドして係合させ、
上記第2の状態では上記本体を持ち上げることで上記係
合ピンを上記係合凹部から外して上記スライダとともに
上記長溝の端部側へスライドさせて上記スライダの後方
段部に保持させることで上記脚リンクを倒伏可能とする
操作レバ−と、 この操作レバ−を上記第2の状態にして上記脚リンクを
倒伏させたときに上記操作レバ−を上記本体との係合に
よって第2の状態から第1の状態へ回動させる復帰手段
とを具備したことを特徴とする家具用脚装置。
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Families Citing this family (2)
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