JP3000058B1 - 収納箱の天板昇降装置 - Google Patents

収納箱の天板昇降装置

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JP3000058B1
JP3000058B1 JP10291302A JP29130298A JP3000058B1 JP 3000058 B1 JP3000058 B1 JP 3000058B1 JP 10291302 A JP10291302 A JP 10291302A JP 29130298 A JP29130298 A JP 29130298A JP 3000058 B1 JP3000058 B1 JP 3000058B1
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達雄 伊藤
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株式会社太田製作所
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Abstract

【要約】 【課題】 従来の収納箱の天板昇降装置においては、収
納箱の天板を押し上げた状態では僅かな押下力や振動等
により上記天板が簡単に落下するおそれがあった。 【解決手段】 収納箱1本体と天板7及び前板4から成
る収納箱をキャビネット2に挿脱自在とし、前板を収納
箱本体と相対的にその下方に回動させたとき、天板を収
納箱本体と相対的に上昇させるよう、前板と天板とを回
動上下手段6により連動させる。回動上下手段は、前下
脚、前板固定バー13、後下脚、前上脚及び後上脚、脚
ガイド並びに天板支持部から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収納箱の天板昇降装
置、特に、収納箱の前板を開閉することによって収納箱
の天板を昇降できるようにした装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】実開平4−123134号公報には、収
納箱をキャビネットから引き出した後、2枚のリンクよ
り成る開閉部材を介して収納箱の天板を収納箱に相対的
に押し上げることによって収納箱の天板の高さをキャビ
ネットの天板に一致せしめると共に、収納箱とその天板
との間に開口を形成し、この開口を介して収納箱内の収
納物を取り出し得るようにした引出し装置が示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上記従来の
ものでは、収納箱の天板を押し上げた状態では僅かな押
下力や振動等により上記天板が簡単に落下するようにな
り、極めて不安定で、安全上も好ましくない欠点があっ
た。
【0004】本発明はこのような欠点を除くようにした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の収納箱の天板昇
降装置は、収納箱本体に夫々別体に取り付けた天板及び
前板と、上記収納箱本体と天板及び前板より成る収納箱
をキャビネットに挿脱せしめるため上記収納箱本体と、
キャビネット間に設けたガイド手段と、上記前板を上記
収納箱本体に相対的に収納箱本体の下方に回動せしめた
とき、上記天板を上記収納箱本体に相対的に上昇せしめ
るよう上記前板と天板とを連動せしめるため、上記収納
箱本体に設けた回動上下手段とより成ることを特徴とす
る。
【0006】上記回動上下手段は、上記収納箱本体の前
部に前下脚用枢支ピンを介してその基部一側を回動自在
に枢支した前下脚と、前下脚と上記前板間を連結する前
板固定バーと、上記収納箱本体の後部に後下脚用枢支ピ
ンを介してその基部一側を回動自在に枢支した後下脚
と、上記前下脚及び後下脚の遊端他側に夫々天板用枢支
ピンを介して夫々その基部一側を回動自在に枢支した前
上脚及び後上脚と、上記前下脚と後下脚の遊端近傍と、
前上脚と後上脚の基部近傍を夫々ガイドピンを介して連
結した脚ガイドと、上記前上脚と後上脚の遊端部他側に
設けた天板支持部とより成ることを特徴とする。
【0007】また、本発明の収納箱の天板昇降装置は、
その中間部を上記天板用枢支ピンに巻回し、その遊端を
夫々上記前下脚と前上脚及び上記後下脚と後上脚に夫々
係合したばねを更に有することを特徴とする。
【0008】上記天板支持部は支軸と、この支軸に弾撥
的に嵌合する嵌合孔を下面に有する、上記天板の下面に
固定される受け具とより成り、天板に上向きの力が加わ
ったとき天板が支軸より上方に自動的に外れることを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
【0010】本発明においては図1〜図4に示すよう
に、収納箱1をキャビネット2に対しこのキャビネット
2に設けたレール手段3に沿って挿入、引き出し自在な
らしめる。上記レール手段3としては、例えば、特開平
9−23942号公報に示すようなスライドレールを用
いることができる。
【0011】上記収納箱1には、その前面に収納箱1と
は別体に前板4を配置し、この前板4を上記収納箱1の
外側面に固定したレール固定板5の前端部に回動上下手
段6を介して前方下方に90°回動自在ならしめ、上記
収納箱1の上面には上記回動上下手段6を介して天板7
を上下動自在に配置する。
【0012】上記レール手段3はキャビネット2内から
外方に延びる固定側外側レール8と、この固定側レール
8によって支持され、順次テレスコープ状にガイドされ
て進退する移動側レール9及び10とより成り、上記移
動側レール10は上記収納箱1の外側面に固定した上記
レール固定板5に固定せしめる。
【0013】上記回動上下手段6には、図5及び図6に
示すように上記レール固定板5の前部に前下脚用枢支ピ
ン11を介してその基部一側を回動自在に枢支した前下
脚12と、前下脚12と上記前板4間を連結する前板固
定バー13とを有せしめ、上記前下脚用枢支ピン11を
中心として上記前板4を図5及び図6の状態から、図7
〜図9の状態に上記レール固定板5を固定した収納箱1
に相対的に90°前方下方に回動できるようにする。
【0014】また、上記回動上下手段6には上記レール
固定板5の後部に後下脚用枢支ピン14を介してその基
部一側を回動自在に枢支した後下脚15と、上記前下脚
12及び後下脚15の遊端他側に夫々天板用枢支ピン1
6,17を介して夫々その基部一側を回動自在に枢支し
た前上脚18及び後上脚19と、上記前下脚12と後下
脚15の遊端近傍と、前上脚18と後上脚15の基部近
傍を夫々ガイドピン20〜23を介して連結した板状の
脚ガイド24と、図5及び図6に示すように、その中間
部を上記天板用枢支ピン16,17に巻回し、その遊端
を夫々上記前下脚12と前上脚18及び上記後下脚15
と後上脚19に夫々対接したばね25,26と、上記前
上脚18と後上脚19の遊端部他側に設けた天板着脱手
段27とを有せしめ、上記前板4を上記レール固定板5
に相対的に90°前方下方に回動せしめれば、図10に
示すように前下脚12が枢支ピン11を中心として回動
起立し、その結果ガイドピン20によって連結されてい
る脚ガイド24が図10において右方に移動すると共に
上昇し、同時にガイドピン22によって連結されている
前上脚18が枢支ピン16を中心として回動起立し、こ
のような前下脚12と前上脚18の作動は脚ガイド24
を介して後下脚15及び後上脚19に伝達され、その結
果、天板7が上昇するようになる。以上の作動は、上記
ばね25,26の弾撥力によって助成される。
【0015】本発明における上記回動上下手段6によれ
ば、天板7が上昇している状態では前板4を上方に回動
しない限り天板7を下降することができず、従って天板
7はその上昇位置に確実に固定されるようになる。
【0016】また、天板7が上昇している状態では図7
及び図8に示すように枢支ピン11,14に対し、枢支
ピン16,17が水平方向にづれた状態になるため両者
がづれていない場合に比べて振動等による或る程度の水
平力が天板7に加わっても、脚12,15,18,19
が大きく傾斜し、図10に示す状態を経て天板7が下降
する恐れは極めて少なくなる。
【0017】また、上記天板7の着脱手段27は、図5
及び図7に示すように前上脚18と後上脚19の遊端部
他側28に夫々設けた支軸29と、この支軸29に弾撥
的に嵌合する嵌合孔を下面に有する、上記天板7の下面
に固定される受け具30とにより構成し、天板7を下降
したとき、天板7と脚ガイド24間に指等が挟まったと
き、そのときの力により天板7が支軸29より上方に自
動的に外れるようにする。
【0018】なお、上記脚ガイド24に設けたガイドピ
ン20と22間及び21と23間の距離が上記各脚の回
動時ガイドピン20と22及び21と23が夫々枢支ピ
ン16,17と一致していないため異なるようになる。
従って、上記脚ガイド24には、図4及び図9に示すよ
うにガイドピン20,21と22,23の何れか一方、
例えばガイドピン22,23のための孔を上下に延びる
長孔31,32とする。
【0019】なお、上記脚ガイド24は収納箱に取り付
けたレール固定板5に対し相対的に上下に離接するた
め、両者間に生ずる水平方向と直交する方向の間隔はで
きるだけ小さくし、両者間に指が挟まるような間隙が形
成されないようにするのが好ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明の収納箱の天板昇降装置は、上記
のような構成であるから、収納箱1をキャビネット2か
ら引き出し、前板4を前方下方に回動すれば収納箱1の
天板7をキャビネット2の天板に一致するように上昇で
きると同時に収納箱1の前面が開き、内部の小物を取り
出し得るようになるため極めて便利であると共に、回動
上下手段6によって天板7を上昇せしめる際は前板4の
重量が天板7の上昇を助けるように作用し、他方、上昇
位置とされた天板は、前板4をその重量に抗して上方に
回動しない限り下降できずその位置で固定され、また、
天板7の上昇位置では上記枢支ピン11,16と支軸2
9及び枢支ピン14,17と支軸29が夫々一直線上に
なく、水平方向にづれているため僅かな力でみだりに落
下することがない等大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納箱がキャビネット内に収納されている状態
を示す本発明の収納箱の天板昇降装置の縦断側面図であ
る。
【図2】収納箱がキャビネットから引き出された状態を
示す本発明の収納箱の天板昇降装置の縦断側面図であ
る。
【図3】本発明の収納箱の天板昇降装置のレール手段の
正面図である。
【図4】本発明の収納箱の天板昇降装置のレール手段の
斜視図である。
【図5】本発明の収納箱の天板昇降装置における回動上
下手段の側面図である。
【図6】本発明の収納箱の天板昇降装置における回動上
下手段の斜視図である。
【図7】本発明の収納箱の天板昇降装置における回動上
下手段の側面図である。
【図8】本発明の収納箱の天板昇降装置における回動上
下手段の斜視図である。
【図9】本発明の収納箱の天板昇降装置における回動上
下手段の側面図である。
【図10】本発明の収納箱の天板昇降装置における回動
上下手段の側面図である。
【符号の説明】
1 収納箱 2 キャビネット 3 レール手段 4 前板 5 レール固定板 6 回動上下手段 7 天板 8 外側レール 9 移動側レール 10 移動側レール 11 枢支ピン 12 前下脚 13 前板固定バー 14 枢支ピン 15 後下脚 16 枢支ピン 17 枢支ピン 18 前上脚 19 後上脚 20 ガイドピン 21 ガイドピン 22 ガイドピン 23 ガイドピン 24 板状の脚ガイド 25 ばね 26 ばね 27 着脱手段 28 遊端部 29 支軸 30 受け具 31 長孔 32 長孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納箱本体に夫々別体に取り付けた天板
    及び前板と、上記収納箱本体と天板及び前板より成る収
    納箱をキャビネットに挿脱せしめるため上記収納箱本体
    と、キャビネット間に設けたガイド手段と、上記前板を
    上記収納箱本体に相対的に収納箱本体の下方に回動せし
    めたとき、上記天板を上記収納箱本体に相対的に上昇せ
    しめるよう上記前板と天板とを連動せしめるため、上記
    収納箱本体に設けた回動上下手段とより成ることを特徴
    とする収納箱の天板昇降装置。
  2. 【請求項2】 上記回動上下手段が、上記収納箱本体の
    前部に前下脚用枢支ピンを介してその基部一側を回動自
    在に枢支した前下脚と、前下脚と上記前板間を連結する
    前板固定バーと、上記収納箱本体の後部に後下脚用枢支
    ピンを介してその基部一側を回動自在に枢支した後下脚
    と、上記前下脚及び後下脚の遊端他側に夫々天板用枢支
    ピンを介して夫々その基部一側を回動自在に枢支した前
    上脚及び後上脚と、上記前下脚と後下脚の遊端近傍と、
    前上脚と後上脚の基部近傍を夫々ガイドピンを介して連
    結した脚ガイドと、上記前上脚と後上脚の遊端部他側に
    設けた天板支持部とより成ることを特徴とする請求項1
    記載の収納箱の天板昇降装置。
  3. 【請求項3】 その中間部を上記天板用枢支ピンに巻回
    し、その遊端を夫々上記前下脚と前上脚及び上記後下脚
    と後上脚に夫々係合したばねを更に有することを特徴と
    する請求項1または2記載の収納箱の天板昇降装置。
  4. 【請求項4】 上記天板支持部が支軸と、この支軸に弾
    撥的に嵌合する嵌合孔を下面に有する、上記天板の下面
    に固定される受け具とより成り、天板に上向きの力が加
    わったとき天板が支軸より上方に自動的に外れることを
    特徴とする請求項2または3記載の収納箱の天板昇降装
    置。
JP10291302A 1998-09-30 1998-09-30 収納箱の天板昇降装置 Expired - Lifetime JP3000058B1 (ja)

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