JP3396120B2 - 車椅子収納ベッド - Google Patents

車椅子収納ベッド

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JP3396120B2
JP3396120B2 JP30190695A JP30190695A JP3396120B2 JP 3396120 B2 JP3396120 B2 JP 3396120B2 JP 30190695 A JP30190695 A JP 30190695A JP 30190695 A JP30190695 A JP 30190695A JP 3396120 B2 JP3396120 B2 JP 3396120B2
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葉 薫 松
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株式会社くろがね工作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子をベッドに収納
可能とする事により、介護を必要とする病人や、老人の
車椅子とベッド間の移動を容易にする車椅子収納ベッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車椅子をベッドに収納するものと
して、ベッド本体が頭部ベッドと脚部ベッドに分解可能
とされ、前記頭部ベッドには車椅子収納部が設けられる
と共に、前記脚部ベッドは下部に設けられた車輪により
移動可能とし、前記車椅子収納部の車椅子導入開口を脚
部ベッドにて開閉自在としたものが知られている。
【0003】上記車椅子収納ベッドの場合、頭部ベッド
と脚部ベッドは単にフックで連結するだけの構成である
から、頭部ベッドと脚部ベッドを切り離す時は、左右両
側に移動して左右のフックを外さなければならず煩雑で
あった。又、切り離された脚部ベッドを頭部ベッドに連
結する際、脚部ベッドと頭部ベッドの左右端部側を所定
位置に合わせ難く、さらに、連結状態での左右方向のガ
タ付を防止する事が出来なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決する事を課題とし、簡単な構造で、脚部ベッドを頭
部ベッドに係合連結する際、脚部ベッドと頭部ベッドの
左右端部側を所定位置に合わせる事ができ、両者の連結
状態では左右方向のガタ付きが防止され、連結状態を解
除する操作も左右何れか一方から出来る車椅子収納ベッ
ドを提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決する為、本
発明が手段とする第1の特徴は、頭部ベッドに脚部ベッ
ド側に突出する係止部が設けられ、脚部ベッドに前記係
止部に係合する係合部と、係止部と係合部の係合状態を
解除する操作部が形成されると共に、係止部に脚部ベッ
ドの案内部が、脚部ベッドに前記案内部に案内される被
案内部が形成されているものである。
【0006】次に、本発明が手段とする第2の特徴は、
前記案内部は、脚部ベッドが頭部ベッドに近づくに従っ
て、脚部ベッドを所定位置に案内する方向に傾斜してい
るものである。
【0007】さらに、本発明が手段とする第3の特徴
は、前記係止部と、係合部と、操作部は左右両側にもう
けられ、操作部は、一方側の操作によって他方側の係止
部と係合部の係合状態も解除するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】頭部ベッドに脚部ベッド側に突出
する係止部が設けられ、脚部ベッドに前記係止部に係合
する係合部と、係止部と係合部の係合状態を解除する操
作部が形成されると共に、係止部に脚部ベッドの案内部
が、脚部ベッドに前記案内部に案内される被案内部が形
成され、前記案内部は、脚部ベッドが頭部ベッドに近づ
くに従って、脚部ベッドを所定位置に案内する方向に傾
斜し、前記係止部と、係合部と、操作部は左右両側にも
うけられ、操作部は、一方の操作によって他方の係止部
と係合部の係合状態も解除するものである。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて実施例を説明す
る。図4において、符号1は頭部ベッドを示し、符号2
は脚部ベッドを示し、符号3は、車椅子を示している。
【0010】頭部ベッド1は、左右側枠12、12と、
脚部ベッド2側の端部が、左右側枠12、12の脚部ベ
ッド2側の端部の内側に連設され中央部に所定間隔を有
する左右中側枠13、13と、左右側枠12、12、左
右中側枠13、13の脚部ベッド2と反対側の端部に連
設された頭部側枠14と、頭部側枠14に着脱自在に取
付られるヘッドボード16と、頭部側枠14の左右端部
及び、左右中側枠13、13の下面に連設された脚体1
7・・・と、左右側枠12、12、左右中側枠13、1
3間に設けられたネット(図示せず。)等より構成され
た頭部ベッド本体100と、ネット上に載置されたマッ
トレス28・・・等より構成され、左右中側枠13、1
3間に車椅子収納部11が形成されている。符号10、
10はマットレス28・・・の落止め防止突片を示して
いる。
【0011】脚部ベッド2は左右側枠部材21、21
と、左右側枠部材21、21の頭部ベッド1側の端部に
連設された頭部ベッド側枠部材22と、左右側枠部材2
1、21及び頭部ベッド1と反対側の端部に連設された
脚部側枠部材(図示せず。)と、脚部側枠部材に着脱自
在に取付られるフットボード23と、左右側枠部材2
1、21、頭部ベッド側枠部材22、脚部側枠部材間に
設けられたネット(図示せず。)と、左右側枠部材2
1、21のフットボード23側と頭部ベッド1側の端部
下面に設けられた車輪24・・・等より構成された脚部
ベッド本体20と、ネット上に載置されたマットレス2
5等より構成されている。尚、実施例では、頭部ベッド
1及び脚部ベッド2は上記の如く構成されているが、本
発明はその構成を限定するものではない。
【0012】そして、頭部ベッド1の左右中側枠13、
13の脚部ベッド2側の端部に、脚部ベッド2側に突出
する係止部4、4が設けられ、脚部ベッド2の頭部ベッ
ド側枠部材22の左右端部に、前記係止部4、4に対応
して外部から隠蔽された状態で係合部5、5が形成さ
れ、左右側枠部材21、21の頭部ベッド1側の端部上
面に係合部5、5に対応して外部から操作可能な操作部
6、6が形成されている。
【0013】係止部4は、中側枠13側に近づくに従っ
て側枠12側に傾斜し、脚部ベッド2に設けられた被案
内部7を案内する案内部41と、係合部5が係止する係
止突部42と、中側枠13側に突出する取付部43より
略コ字形に形成され、中側枠13の下面より頭部ベッド
1側に突出して設けられている。尚、左右の係止部4、
4は左右に対称形に形成されている。
【0014】係合部5は、頭部ベッド側枠部材22の左
右端部に下方に突出して取付けられる略Z字形の支持座
51、51と、支持座51、51に枢軸50、50をも
って左右端面が回動自在に枢止連結され、左右方向全幅
に渡って配設された連動部材52と、連動部材52の左
右端部の係止部4、4側に連設された下方に突出する係
合突片53、53と、係合突片53、53の下端に連設
され、頭部ベッド1側に向かって上方に傾斜する案内傾
斜突片54、54よりなる係合突部55、55と、連動
部材52の左右端部にフットボード23側に突出して連
設された操作用突片56、56と、支持座51、51の
下端と連動部材52の係止部4側間に配設された引っ張
りバネ57、57より構成され、係合突片53、53が
常に係止突部42、42に係合するよう付勢されてい
る。
【0015】操作部6、6は、左右側枠部材21、21
の頭部ベッド1側の端部で、前記係合部5、5の操作用
突片55、55の上方に位置して形成された、上下方向
に貫通する支持孔61、61と、支持孔61、61の上
下端部に嵌合された合成樹脂製の上下保持キャップ62
・・・と、上下保持キャップ62・・・間に上下動可能
に保持された操作杆63、63より構成され、操作杆6
3、63の下端面は前記係合部5の操作用突片55、5
5の上面に常に当接している。
【0016】被案内部7は、前記係止部4、4に対応し
て設けられおり、頭部ベッド1と脚部ベッド2が係合し
た際、周端面が案内部41、41に当接するローラ7
1、71と、ローラ71、71を回転自在に保持するロ
ーラ取付座72、72より構成され、ローラ取付座7
2、72は、左右側枠部材21、21の頭部ベッド1側
の側端面に固着された取付部73、73に連結されてい
る。
【0017】本発明は、上記の如く形成され、頭部ベッ
ド1の車椅子収納部11に車椅子3を収納した状態で、
脚部ベッド2を頭部ベッド1側に押しやると、脚部ベッ
ド2が頭部ベッド1に対し左右方向にづれていると、ロ
ーラ71、71の周端面が係止部4、4の案内部41、
41に当接して案内され、やがて係合部5、5の案内傾
斜突片54、54の下面が、係止部4、4の係止突部4
2、42に当接して上方に回動し、係合突片53、53
の下端が係止突部42、42を乗り越えた状態で、引っ
張りバネ57、57によって係合突部55、55は図1
で時計廻りの方向に回動し、係合突片53、53は係止
突部42、42に係合する。この状態で、ローラ71、
71の周端面が案内部41、41の頭部ベッド1側の端
部に当接し、同時に頭部ベッド1の左右側枠12、12
の脚部ベッド2側の端面と、脚部ベッド2の左右側枠部
材21、21の頭部ベッド1側の端面が当接し、頭部ベ
ッド1と脚部ベッド2は連結される。
【0018】次に、頭部ベッド1と脚部ベッド2を切り
離す時は、一方の操作部6の操作杆63を下方に押す
と、操作杆63の下端面は操作用突片56を引っ張りバ
ネ57に抗して連動部材52を、図1で反時計廻りの方
向に回動し、係合突片53、53と係止突部42、42
の係合状態を解除する。そして、この状態を維持しなが
ら脚部ベッド2を移動させ、頭部ベッド2より切り離
す。
【0019】尚、実施例では、係止部4を係止突部4
2、取付部43等から、係合部5を連動部材52、係合
突片53、案内傾斜突片54等より、操作部6を上下保
持キャップ62・・・操作杆63等より、被案内部7を
ローラ71、ローラ取付座72等より構成されている、
本発明はその構成を限定するものではない。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記の如く、頭部ベッドに脚部
ベッドの案内部が、脚部ベッドに前記案内部に案内され
る被案内部が形成されているので、脚部ベッドを頭部ベ
ッドに連結する際、脚部ベッドを頭部ベッドに近づけて
いけば、頭部ベッドと脚部ベッドの位置あわせを自然に
行うことができ、前記案内部は、脚部ベッドが頭部ベッ
ドに近づくに従って、脚部ベッドを所定位置に案内する
方向に傾斜しているので、連結状態での左右方向のガタ
付を防止する事が出来る。又、操作部は左右両側にもう
けられ、一方の操作によって他方の係止部と係合部の係
合状態も解除する事が出来るので、頭部ベッドと脚部ベ
ッドを切り離す時は、左右両側に移動する必要がなく容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部断面図
【図2】本発明の要部平面図
【図3】図2のAーA線断面図
【図4】本発明の頭部ベッドと脚部ベッドを切り離した
状態の斜視図
【符号の説明】
1 頭部ベッド 11 車椅子収納部 2 脚部ベッド 3 車椅子 4 係止部 41 案内部 5 係合部 6 操作部 7 被案内部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子収納部を設けた頭部ベッドと、頭
    部ベッドに係脱自在に連結される移動可能な脚部ベッド
    よりなり、頭部ベッドに脚部ベッドを係合連結した状態
    で車椅子の移動を阻止するようにした車椅子収納ベッド
    において、頭部ベッドに脚部ベッド側に突出する係止部
    が設けられ、脚部ベッドに前記係止部に係合する係合部
    と、係止部と係合部の係合状態を解除する操作部が形成
    されると共に、係止部に脚部ベッドの案内部が、脚部ベ
    ッドに前記案内部に案内される被案内部が形成されてい
    る事を特徴とする車椅子収納ベッド。
  2. 【請求項2】 前記案内部は、脚部ベッドが頭部ベッド
    に近づくに従って、脚部ベッドを所定位置に案内する方
    向に傾斜している事を特徴とする請求項1に記載の車椅
    子収納ベッド
  3. 【請求項3】 前記係止部と、係合部と、操作部は左右
    両側にもうけられ、操作部は、一方の操作によって他方
    の係止部と係合部の係合状態も解除する事を特徴とする
    請求項1または、請求項2に記載の車椅子収納ベッド
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CN101889926A (zh) * 2010-07-20 2010-11-24 侯振国 组合式轮椅床

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3008226U (ja) 1994-08-24 1995-03-07 義洋 永田 車椅子収納式ベット

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