JP4371672B2 - ソファー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、座体を移動ベッドとしても使用し得るようにしたソファーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、座部の後部に背もたれを着脱自在に取付けることにより、ベッドをソファーとして、又はソファーをベッドとして使用し得るようにしたものがある(例えば特許文献1〜3参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭52−134405号公報
【特許文献2】
実開昭63−41253号公報
【特許文献3】
実開昭59−189567号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1〜3に記載されている従来のものは、いずれも、ベッドが大型で、かつ簡単に移動できない構成となっているため、ホテルや公共施設等のロビーや病院等の待合室等に設置して、緊急時に移動ベッドとして使用することはできない。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、緊急時に座体のみを引き出して、簡単に移動ベッドとして使用することができるようにしたソファーを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のソファーは、左右に離間する脚体と、該両脚体間に配置される座体と、背もたれと、前記座体の下面の少なくとも四隅部にキャスタとを設けることにより、前記座体を、前記両脚体間においてソファー座として使用する位置から、前方に引き出して移動ベッドとして使用し得るようにしたソファーにおいて、
前記両脚体の内側面にレール部材を設けると共に、前記座体の左右両側部には前記レール部材の上端により案内される前後1対のガイドピンが突設されており、前記レール部材の上端は、前後1対のガイドピンを停止するための前後端部に形成された低寸のストッパ段部と、中央部上面の平坦部と、ストッパ段部と中央部上面の平坦部とが連なる傾斜面とで構成され、前記座体をソファー座として使用する位置においては、前後1対のガイドピンが前後に形成された低寸のストッパ段部に達して座体の前後方への移動を規制すると共に、前記キャスタを接床させることを特徴としている。
上記構成の本発明によると、座体を両脚体間に押し入れるだけで、簡単に前方への移動が規制され、かつ座体を強く前方に引っ張ると、段部よりが離脱するため、座体の引き出しが容易となる。座体を移動ベッドからソファー座として使用する場合に、座体に加わる荷重がレール部材に直接作用しないようにすることができる。
【0012】
上記ソファーにおいて、座体を移動ベッドとして使用する際の患者固定用のベルトを、座体の下面に格納可能として設けるのが好ましい。
このようにすると、患者を安全に搬送することができる。
【0013】
上記ソファーにおいて、座体を移動ベッドとして使用する際の引手部材を、座体の下面に格納可能として設けるのが好ましい。
このようにすると、座体を移動ベッドとして簡単に移動することができる。
【0014】
上記ソファーにおいて、座体の後部に、イルリーガルスタンド立設用の保持孔を設けるのが好ましい。
このようにすると、点滴が必要とされる患者でも、少ない人員で安全に搬送することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は本発明のソファーの斜視図、図2は、座体を引き出した状態の斜視図を示すもので、ソファー1は、左右方向に長い座体2と、左右1対の肘掛けを兼ねる側面視方形をなす脚体3,3と、背もたれ4とからなっている。
【0017】
両脚体3の内側面と背もたれ4の後面は、前後方向を向く左右1対のサイドフレーム5と、それらの後端部間に溶接等により固着された背フレーム6(図3参照)とからなる平面視前向きコ字状のフレーム7に固定されている。
【0018】
両サイドフレーム5は、図3に拡大して示すように(左右対称であるため左方のみ図示する)、脚体3の内側面に固定される垂直の基片5aと、その下端に連設された内向水平片5bと、該内向水平片5aの内端より起立するレール片5cとからなり、正面視ほぼ上向きコ字状に形成されている。
【0019】
レール片5cは、その上端により、後記する座体2の両側部に突設したガイドピン15を案内するためのもので、前後の端部には、前後のガイドピン15を停止するための低寸のストッパ段部8,8が形成されている。両ストッパ段部8と連続する前後両端部上面は、円弧状の傾斜面9,9とされ、中央部上面の平坦面10と連なっている。
【0020】
上記座体2は、左右寸法が両脚体3間の寸法より若干小をなすとともに、前後寸法が脚体3の前後寸法より若干小とした矩形枠状の座フレーム11の上面に、それとほぼ同じ大きさの矩形をなすクッション12を取付けて構成されている。座フレーム11の四隅部には、下端にストッパ機構付きのキャスタ13が取付けられた脚杆14が、下向きに一体的に突設されている。
【0021】
座体2の後端面が背フレーム6の前面と当接するまで、両脚体3間に押し入れたとき、図1に示すように、座体2の前端面と両脚体3の前面とがほぼ同一面となるとともに、背もたれ4の下面とクッション12の後端部上面とが殆ど隙間なく接触するようになっている。座フレーム11の左右両側面には、遊端が拡径頭部となっている前後1対のガイドピン15が突設されている。
【0022】
左右のガイドピン15は、図3に示すように、前述した左右のレール片5cの上端により受支されて摺動するようになっており、かつ前後のガイドピン15の離間寸法は、レール片5cに形成された前後のストッパ段部8,8間の寸法とほぼ等しくしてある。
【0023】
座体2を両脚体3間に押し入れると、後部側のガイドピン15がレール片5cの上端と摺接しながら後端部まで移動し、後部側のストッパ段部8に達すると、前部側のガイドピン15が前部側のストッパ段部8に位置する。
【0024】
これにより、座体2は前後方向に移動するのが規制され、座体2をソファー座として使用することができる。
【0025】
なお、前後のガイドピン15が前後のストッパ段部8に位置しているときには、各キャスタ13は接床し、座体2に加わる荷重がレール片5cに直接作用しないようにしてある。
【0026】
図1のソファーとしての使用状態から、座体2を強く前方に引っ張ると、後部側のガイドピン15が後部側の傾斜面9に乗り上がって前方に摺動することにより、図2に示すように、座体2を前方に引き出し、緊急時の移動ベッドとして使用することができる。
【0027】
座体2の左右の中間部には、これを移動ベッドとして使用する際に、患者の胸部付近と両脚の中間部付近を固定するための前後2本ずつの固定ベルト16が、面ファスナ等により端部同士を着脱可能に止着し得るように設けられ、各固定ベルト16は、不使用時において座体2の下面に設けた収納箱又は保持手段(図示略)に折り畳んで格納し得るようになっている。
【0028】
また、座体2における座フレーム11の左側面には、移動用引手ベルト17が取付けられ、この引手ベルト17も、不使用時には折り畳むなどして座体2の下面に格納しておくことができるようになっている。18は、座体2の左後方の隅部に設けられた、イルリーガルスタンド(図示略)立設用の保持孔である。
【0029】
以上説明したように、上記実施形態のソファー1においては、これを、ホテルや公共施設のロビー、病院の待合室等に設置しておくことにより、緊急時に座体2のみを引き出して、移動ベッドとして使用することができ、これに患者を寝かせて迅速かつ安全に搬送することができる。
【0030】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の形態をとり得る。
【0031】
例えば、座体2に突設したガイドピン15に代えて、図4に示すように、回転自在な溝付ガイドローラ19としてもよい。このようにすると、レール片5cとの摺動摩擦抵抗が大幅に小さくなるので、座体2の出し入れを円滑に行うことができる。
【0032】
上記実施形態では、座体2の前方への移動を規制する停止手段を、レール片5cの前後部に設けたストッパ段部8と、座体2の側面に突設した前後1対のガイドピン15とからなるものとしたが、図5に示すような停止手段を用いることもできる。
【0033】
すなわち、座体2の座フレーム11における両側面の前端部に、圧縮コイルばね20により常時外側方に付勢された係止ピン21を、その内端に設けた操作つまみ22により、左右方向に操作可能に設けるとともに、左右の脚体3における前端部の内側面に、上記係止ピン21の先端部が出没可能に勘合しうる係合孔23を設けておく。
【0034】
座体2を、両脚体3間に最奥部まで押し入れたとき、係止ピン21の先端部が係合孔23に嵌合することにより、座体2の前方への移動が阻止され、操作つまみ22を矢印方向に引っ張ると、座体2は前方へ移動可能となって引き出すことができる。
【0035】
レール片5cの上端を平坦面とし、その上端の前後部に、なだらかに凹入する凹状段部を設け、この凹状段部に、上記ガイドピン15又は溝付ガイドローラ19を落とし込むことにより、座体2の前方への移動を規制するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0037】
(a)請求項1項に記載の発明によれば、座体を両脚体間に押し入れるだけで、簡単に前方への移動が規制され、かつ座体を強く前方に引っ張ると、段部よりが離脱するため、座体の引き出しが容易となる。座体を移動ベッドからソファー座として使用する場合に、座体に加わる荷重がレール部材に直接作用しないようにすることができる。
【0043】
)請求項に記載の発明によれば、患者をベルトにより固定して安全に搬送することができる。
【0044】
)請求項に記載の発明によれば、座体を移動ベッドとして、引手部材を引きながら容易に移動することができる。
【0045】
)請求項に記載の発明によれば、点滴が必要とされる患者でも、最小限の人員で安全に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソファーの斜視図である。
【図2】同じく、座体を前方に引き出した状態の斜視図である。
【図3】同じく、座体の左側部とサイドフレームとの拡大斜視図である。
【図4】同じく、座体のガイドピンをガイドローラとした変形例を示す座体の左側部とサイドフレームとの拡大斜視図である。
【図5】停止手段の変形例を示す要部の拡大縦断正面図である。
【符号の説明】
1 ソファー
2 座体
3 脚体
4 背もたれ
5 サイドフレーム
5a 基片
5b 内向水平片
5c レール片(レール部材)
6 背フレーム
7 フレーム
8 ストッパ段部
9 傾斜面
10 平坦面
11 座フレーム
12 クッション
13 キャスタ
14 脚杆
15 ガイドピン
16 固定ベルト
17 引手ベルト(引手部材)
18 保持孔
19 溝付ガイドローラ
20 圧縮コイルばね(付勢手段)
21 係止ピン
22 操作つまみ
23 係合孔

Claims (4)

  1. 左右に離間する脚体と、該両脚体間に配置される座体と、背もたれと、前記座体の下面の少なくとも四隅部にキャスタとを設けることにより、前記座体を、前記両脚体間においてソファー座として使用する位置から、前方に引き出して移動ベッドとして使用し得るようにしたソファーにおいて、
    前記両脚体の内側面にレール部材を設けると共に、前記座体の左右両側部には前記レール部材の上端により案内される前後1対のガイドピンが突設されており、前記レール部材の上端は、前後1対のガイドピンを停止するための前後端部に形成された低寸のストッパ段部と、中央部上面の平坦部と、ストッパ段部と中央部上面の平坦部とが連なる傾斜面とで構成され、前記座体をソファー座として使用する位置においては、前後1対のガイドピンが前後に形成された低寸のストッパ段部に達して座体の前後方への移動を規制すると共に、前記キャスタを接床させることを特徴とするソファー。
  2. 座体を移動ベッドとして使用する際の患者固定用のベルトを、座体の下面に格納可能として設けた請求項に記載のソファー。
  3. 座体を移動ベッドとして使用する際の引手部材を、座体の下面に格納可能として設けた請求項1または2に記載のソファー。
  4. 座体の後部に、イルリーガルスタンド立設用の保持孔を設けた請求項1ないしのいずれかに記載のソファー。
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