JPH09252878A - ベッド装置 - Google Patents

ベッド装置

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JPH09252878A
JPH09252878A JP6471396A JP6471396A JPH09252878A JP H09252878 A JPH09252878 A JP H09252878A JP 6471396 A JP6471396 A JP 6471396A JP 6471396 A JP6471396 A JP 6471396A JP H09252878 A JPH09252878 A JP H09252878A
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JP
Japan
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bed
child
parent
bed surface
child bed
Prior art date
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JP6471396A
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English (en)
Inventor
Hideo Miki
英雄 三亀
健造 ▲葛▼西
Kenzo Kasai
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Aprica Kassai KK
Original Assignee
Aprica Kassai KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親ベッド面を形成する親ベッド、および親ベ
ッド面の下方の位置と親ベッドの側方の位置との間で移
動可能でありかつ親ベッド面の下方の空間に収納される
状態と親ベッド面と同じ高さを与える状態とを実現する
ように高さ変更可能な子ベッド面を形成する子ベッドの
組合せを含む、ベッド装置において、子ベッドを、親ベ
ッド面上へ登る補助的なステップとして、あるいは親ベ
ッドの近傍での腰掛けとして、安全に使用できるように
する。 【解決手段】 子ベッド5が親ベッド面2の下方の位置
から親ベッド3の側方の位置へ移動する途中の状態であ
って、子ベッド5の一部のみが親ベッド3の側方へ張り
出した状態において、子ベッド5の移動を禁止するた
め、ロック凹部55に嵌合するロック部材を子ベッド5
側に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベッド装置に関
するもので、特に、親ベッドと子ベッドとの組み合わせ
を含むベッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、病院、療養所、特別養護老人
ホーム等の施設において、患者または老人が使用するベ
ッドとは別に、介護者が使用するベッドが必要な場合が
ある。したがって、上述の施設においては、このような
介護者のためのベッドが別途用意されていることもあ
る。
【0003】上述した介護者のためのベッドは、比較的
場所をとるため、不使用時には、患者等が使用するベッ
ドの下方の空間に収納できるようにされることもある。
この場合、介護者のためのベッドは、当然のことなが
ら、患者等のためのベッドより低くされなければならな
い。
【0004】他方、上述した収納可能という利点を望ま
ないならば、介護者のためのベッドは、患者等のための
ベッドと同じ高さのベッド面を与えることが好ましい。
なぜなら、介護者が添い寝をしようとする場合、患者等
のためのベッドとの間で段差がない方がより添い寝しや
すいからである。また、介護者のためのベッドを、患者
等をシーツ交換等のために一時的に移すために使用する
場合であっても、これらベッド面間に段差がない方が好
ましい。さらに、これらベッド面間の段差をなくすこと
により、患者等がよりくつろげる環境を提供することが
できる。すなわち、介護者等のためのベッド面上に、た
とえば畳表等が敷かれていると、あたかも家庭の畳の部
屋に居るような感覚を患者等に与えることができ、患者
等は、在宅介護のようなくつろいだ気分に浸ることがで
きる。
【0005】本件出願人は、特願平4−154954号
(特開平5−168663号公報参照)において、主ベ
ッドと補助ベッドとの組み合わせからなるベッド装置で
あって、補助ベッドの不使用時には、これを主ベッドの
下方の空間に収納できるようにするとともに、補助ベッ
ドの使用時には、そのベッド面を主ベッドと同じ高さに
まで持ち上げられるようにされたものを提案している。
補助ベッドは、床面上を転動する車輪を備え、これによ
って、主ベッドの下方の空間と側方の位置との間で移動
可能とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本件発
明者は、上述した補助ベッドの機能に関して検討を加え
た結果、補助ベッドは、主ベッドが形成するベッド面の
単なる延長部分を与えるためのものに留まるものではな
いことに注目した。すなわち、補助ベッドをうまく利用
すれば、たとえば、これを主ベッドが形成する比較的高
いベッド面上に登ろうとするときの補助的なステップと
して機能させることができる。また、補助ベッドは、腰
掛けるのにはやや高すぎる主ベッドの代わりとして、腰
掛けのために用いることもできる。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な補助的なベッドの多機能化に適した、ベッド装置を提
供しようとすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るベッド装
置は、親ベッド面を形成する親ベッドと子ベッド面を形
成するとともに床面上を転動する車輪を備える子ベッド
との組み合わせを含むもので、親ベッドは、親ベッド面
の下方に子ベッドを収納する空間を形成しており、子ベ
ッドは、当該子ベッドが親ベッド面の下方の空間に収納
される状態と子ベッド面が親ベッド面と同じ高さを与え
る状態とを実現するため、子ベッド面の高さを変更可能
とする高さ変更機構を備えている。また、このベッド装
置は、子ベッドを、親ベッド面の下方の位置と親ベッド
の側方の位置との間で移動可能なように案内する案内機
構をさらに備えている。案内機構は、少なくとも、子ベ
ッドの一部のみが親ベッドの側方へ張り出した状態と子
ベッド面が親ベッド面に隣接した状態とのそれぞれにお
いて、子ベッドの移動を禁止するロック機構を備えてい
る。
【0009】この発明において、好ましくは、前記高さ
変更機構は、子ベッド面の高さを高くする方向に付勢す
るばねを備えている。
【0010】また、好ましくは、子ベッドは、子ベッド
面を与える上部フレームと、上部フレームの下方に配置
される下部フレームとを備え、前記高さ変更機構は、互
いに交差しかつ交差点において回動可能に連結された第
1および第2の脚材を備え、第1および第2の脚材は、
それぞれの上方端が上部フレームに対して回動可能に取
り付けられるとともに、それぞれの下方端が下部フレー
ムに対して回動可能に取り付けられ、上部フレームに対
する第1および第2の脚材のいずれか一方の取付け部分
ならびに下部フレームに対する第1および第2の脚材の
いずれか一方の取付け部分は、それぞれ、横方向に移動
可能とされている。また、この高さ変更機構は、移動可
能とされた取付け部分の少なくとも1つを移動の両終端
において選択的に固定する手段をさらに備える。
【0011】上述した高さ変更機構に関する構成におい
て、第1および第2の脚材のそれぞれの親ベッドにより
近い側に位置する端部の、上部フレームまたは下部フレ
ームに対する取付け部分が、横方向に移動可能とされて
いることがより好ましい。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、親ベッドに対する子
ベッドの位置を、次のように変えることができる。すな
わち、第1に、子ベッドを親ベッド面の下方の空間に収
納した状態とすることができる。第2に、第1の状態に
おける子ベッド面の高さを維持したまま、子ベッドの一
部のみが親ベッドの側方へ張り出した状態とすることが
できる。第3に、子ベッドを親ベッドから完全に引き出
した後、子ベッド面を高くして、子ベッド面が親ベッド
面と同じ高さを与えるようにしながら、子ベッド面が親
ベッド面に隣接した状態とすることができる。
【0013】上述の第2および第3の各状態において、
案内機構による子ベッドの移動がロック機構により禁止
されるため、これら状態において、子ベッド面を安定的
に位置決めすることができる。したがって、第2の状態
では、子ベッドの、親ベッドから張り出した部分におけ
る子ベッド面を、比較的高い親ベッド面上に登るための
補助的なステップとして、あるいは、親ベッドの傍らで
の腰掛けのために、安全に用いることができる。また、
第3の状態では、子ベッド面は、親ベッド面のための安
定した延長部分として機能させることができる。
【0014】前述したように、高さ変更機構が、子ベッ
ド面の高さを高くする方向に付勢するばねを備えている
と、子ベッド面の高さを高くするために子ベッドを持ち
上げる操作に要する力を軽減することができる。このば
ねの力を適当に選べば、ばねの力によってのみ、子ベッ
ド面を持ち上げることも可能となる。また、子ベッド面
を低くしようとするとき、このばねは、子ベッド面を与
える部材が急激に落下することも防止し、その結果、こ
のベッド装置の使用上の安全性を高めることにも寄与す
る。
【0015】また、前述したように、子ベッドは、子ベ
ッド面を与える上部フレームと、上部フレームの下方に
配置される下部フレームとを備え、前記高さ変更機構
が、互いに交差しかつ交差点において回動可能に連結さ
れた第1および第2の脚材を備え、第1および第2の脚
材は、それぞれの上方端が上部フレームに対して回動可
能に取り付けられるとともに、それぞれの下方端が下部
フレームに対して回動可能に取り付けられ、上部フレー
ムに対する第1および第2の脚材のいずれか一方の取付
け部分ならびに下部フレームに対する第1および第2の
脚材のいずれか一方の取付け部分が、それぞれ、横方向
に移動可能とされていると、簡単な構成により高さ変更
機構を実現することができる。したがって、高さ変更機
構ひいては子ベッドの軽量化を図ることができ、子ベッ
ドの移動に要する力を低減することができる。また、こ
の高さ変更機構によって変更された高さを維持するた
め、移動可能とされた取付け部分の少なくとも1つを移
動の両終端において選択的に固定することを行なうよう
にすると、互いに交差する第1および第2の脚材を含む
高さ変更機構において、変更された高さを維持するため
の機構を簡単な構成で実現することができる。
【0016】また、上述の高さ変更機構に関する構成に
おいて、前述したように、第1および第2の脚材のそれ
ぞれの親ベッドにより近い側に位置する端部の、上部フ
レームまたは下部フレームに対する取付け部分が、横方
向に移動可能とされていると、第1および第2の脚材の
それぞれの親ベッドからより遠い側に位置する端部の、
上部フレームまたは下部フレームに対する取付け部分
が、横方向に移動可能とされている場合に比べて、子ベ
ッド面の高さ変更操作時において、子ベッド面の姿勢が
より安定し、子ベッド面の高さ変更操作をより行ないや
すくすることができる。すなわち、子ベッド面の高さ変
更操作を行なう者は、通常、子ベッドの、親ベッドから
より遠い側に立ち、子ベッドに対して高さ変更のための
操作を行なうことになるので、この高さ変更のための操
作力は、子ベッドの、親ベッドからより遠い側に加えら
れる。このとき、この親ベッドからより遠い側におい
て、第1および第2の脚材のそれぞれの端部の、上部フ
レームまたは下部フレームに対する取付け部分が、横方
向に移動可能とされていると、子ベッド面の姿勢が不安
定となるが、この好ましい実施形態のように、第1およ
び第2の脚材のそれぞれの親ベッドにより近い側に位置
する端部の、上部フレームまたは下部フレームに対する
取付け部分が、横方向に移動可能とされていて、親ベッ
ドからより遠い側に位置する端部では、横方向に移動し
得ないようにされていると、子ベッド面の高さ変更操作
時に子ベッド面の姿勢をより安定に保つことができ、そ
の結果、子ベッド面の高さ変更操作をより行ないやすく
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1ないし図7は、この発明の一
実施形態によるベッド装置1を説明するためのものであ
る。ここで、図1は、ベッド装置1をその長手方向の一
方側の端部から示した正面図であり、(1)ないし
(5)において、ベッド装置1がとるいくつかの典型的
な状態がそれぞれ示されている。また、図2は、図1
(5)に示した状態にあるベッド装置1の右側面図であ
る。このベッド装置1は、その長手方向の一方側の構成
と他方側の構成とが長手方向の中心に関して互いに実質
的に対称である。したがって、以下の説明は、この一方
側の構成について行ない、他方側の構成については、そ
の説明を省略することがある。
【0018】ベッド装置1は、親ベッド面2を形成する
親ベッド3と子ベッド面4を形成する子ベッド5との組
み合わせを含む。親ベッド2には、これを任意の方向へ
移動可能とするため、床面6上で転動する転向可能な親
車輪7をそれぞれ備える複数の親キャスタ8が取り付け
られている。他方、子ベッド5にも、これを親ベッド3
とともに任意の方向へ移動可能とするため、床面6上で
転動する転向可能な子車輪9をそれぞれ備える複数の子
キャスタ10が取り付けられている。このような子車輪
9は、また、子ベッド5を、親ベッド面2の下方の位置
と親ベッド3の側方の位置との間で移動可能とする。
【0019】子ベッド面4は、高さ変更可能であり、そ
れによって、子ベッド5が親ベッド面2の下方の空間に
収納された状態と子ベッド面4が親ベッド面2の側方の
位置で親ベッド面2と同じ高さを与える状態とを実現す
ることができる。このような子ベッド面4の高さ変更
は、たとえば、次のような構成によって実現される。
【0020】図3は、子ベッド5を拡大して示す正面図
である。子ベッド5は、子ベッド面4を与える上部フレ
ーム11と、上部フレーム11の下方に配置される下部
フレーム12とを備える。前述した子キャスタ10は、
下部フレーム12に取り付けられている。これら上部フ
レーム11と下部フレーム12とは、互いに交差しかつ
交差点においてピン13により回動可能に連結された、
第1および第2の脚材14および15によって連結され
る。
【0021】第1の脚材14は、その上方端が連結ロッ
ド16を介して上部フレーム11の固定位置に回動可能
に連結される。連結ロッド16は、子ベッド5の長手方
向の両端部にそれぞれ配置された第1の脚材14の各上
方端を互いに連結するように延びている。第1の脚材1
4の下方端には、連結ロッド17が取り付けられる。連
結ロッド17は、下部フレーム12に設けられた横方向
に延びる長穴18を貫通しながら、長穴18内で移動可
能である。連結ロッド17は、子ベッド5の長手方向の
両端部にそれぞれ配置された第1の脚材14の各下方端
を互いに連結するように延びている。
【0022】第2の脚材15の上方端には、連結ロッド
19が取り付けられる。連結ロッド19は、上部フレー
ム11に設けられた横方向に延びる長穴20を貫通しな
がら、長穴20内で移動可能である。連結ロッド19
は、子ベッド5の長手方向の両端部にそれぞれ配置され
た第2の脚材15の各上方端を互いに連結するように延
びている。第2の脚材15の下方端は、連結ロッド21
を介して下部フレーム12の固定位置に回動可能に連結
される。連結ロッド21は、子ベッド5の長手方向の両
端部にそれぞれ配置された第2の脚材14の各下方端を
互いに連結するように延びている。
【0023】このようにして、第1および第2の脚材1
4および15は、それぞれの上方端が上部フレーム11
に対して回動可能に取り付けられるとともに、それぞれ
の下方端が下部フレーム12に対して回動可能に取り付
けられる。また、上部フレーム11に対する第2の脚材
15の取付け部分と下部フレーム12に対する第1の脚
材14の取付け部分とが、それぞれ、横方向に移動可能
とされている。このような横方向への移動によって、た
とえば図3において実線と想像線とで示すように、1対
の脚材14および15の互いの間の交差角が変更され、
応じて、子ベッド面4の高さが変更される。
【0024】この実施形態では、第1および第2の脚材
14および15のそれぞれの親ベッド3により近い側に
位置する端部の、上部フレーム11または下部フレーム
12に対する取付け部分が、横方向に移動可能とされて
いる。
【0025】上述したような高さ変更機構は、移動可能
とされた取付け部分の少なくとも1つを移動の両終端に
おいて選択的に固定する手段を備えている。より具体的
には、フック部材22がピン23を介して下部フレーム
12に対して回動可能に取り付けられる。フック部材2
2は、全体としてL字状をなしていて、子ベッド5の長
手方向の各端部に位置する第1の脚材14のそれぞれの
近傍に配置される。これらフック部材22は、その各一
方端が連結ロッド24によって連結され、互いに連動す
るようにされている。また、この連結ロッド24と下部
フレーム12に取り付けられたブラケット25との間に
圧縮ばねとして作用するコイル状のばね26が配置され
ることにより、両方のフック部材22は、ともに図3に
おいて反時計方向へ回動するように付勢される。
【0026】フック部材22の他方端側には、長穴18
内に位置する連結ロッド17を係合させ得る係合凹部2
7および28が設けられている。係合凹部27および2
8の各位置は、長穴18の各端部の位置にそれぞれ対応
している。図3に示すように、連結ロッド17が長穴1
8の一方端部に位置するとき、係合凹部27に係合する
ことによって、その位置が固定され、子ベッド面4は、
図1(4)または(5)に示すように、親ベッド面2と
同じ高さを与える状態に維持される。他方、連結ロッド
17が長穴18の他方端部に位置するとき、係合凹部2
8に係合することによって、その位置が固定され、子ベ
ッド面4は、図1(1)ないし(3)に示すように、親
ベッド面2の下方の空間に収納され得る高さにもたらさ
れる。
【0027】フック部材22を、ばね26の弾性に抗し
て時計方向に回動操作するため、上部フレーム11に
は、高さ変更操作レバー29が回動可能に設けられる。
高さ変更操作レバー29は、子ベッド5の長手方向に延
びる連動シャフト30によって回動可能に保持される
が、連動シャフト30に対して自由に回動するようにさ
れる。上部フレーム11には、ブラケット31が取り付
けられ、このブラケット31と前述したブラケット25
との間には、可撓性のアウターチューブ32が連結さ
れ、このアウターチューブ32内には、ワイヤ33が挿
通される。ワイヤ33の一方端は、高さ変更操作レバー
29に連結され、他方端は、連結ロッド24に連結され
る。したがって、高さ変更操作レバー29を図3におい
て反時計方向に回動操作したとき、ワイヤ33を介し
て、フック部材22が、図3において想像線で示すよう
に、時計方向に回動され、連結ロッド17に対する係合
凹部27または28の係合が解かれる。他方、高さ変更
操作レバー29への操作力を除去すれば、ばね26の弾
性に従って、フック部材22が反時計方向へ回動し、連
結ロッド17に係合凹部27または28が係合する状態
が得られる。
【0028】また、この実施形態では、上述の子ベッド
面4のための高さ変更機構は、子ベッド面4の高さを高
くする方向に付勢するばね34を備えている。ばね34
は、たとえばコイル状の引っ張りばねで構成され、連結
ロッド16と連結ロッド19との間に張られる。ばね3
4は、連結ロッド19を連結ロッド16に向かって引き
寄せることにより、第2の脚材15の各端部と第1の脚
材14の各端部との間の距離を短くし、子ベッド面4を
上方へ変位させるように付勢する。なお、このばね34
の力は、上部フレーム11を持ち上げるのに必要な力を
より低減できれば十分であるが、上部フレーム11をそ
れ自身で持ち上げることができるほどに強くされてもよ
い。
【0029】このベッド装置1は、子ベッド5を、親ベ
ッド面2の下方の位置と親ベッド3の側方の位置との間
で移動可能なように案内する案内機構を備えている。図
4は、ベッド装置1の長手方向の一方端部を一部破断し
て示す平面図である。図4に示すように、案内機構は、
隣り合うものが互いに長手方向にスライド可能に順次結
合された、たとえば3つのスライドレール35、36お
よび37を備える。図5には、これらスライドレール3
5〜37が拡大されて図4の右方向から示されている。
好ましくは、スライドレール35とスライドレール36
との間には、複数のボール38が挿入され、スライドレ
ール36とスライドレール37との間には、複数のボー
ル39が挿入され、それによって、スライドレール35
〜37間のスライド動作がより円滑に生じるようにされ
る。
【0030】一方の端部に位置するスライドレール35
は、図5に示されるように、親ベッド3の下部フレーム
40にブラケット41を介して固定される。他方の端部
に位置するスライドレール37にはブラケット42がた
とえば2箇所において設けられ、これらブラケット42
を介して、スライドレール37が子ベッド5の下部フレ
ーム12に取り付けられる。この実施形態では、ブラケ
ット42と下部フレーム12とを貫通するように着脱可
能に挿入される連結ピン43によって、子ベッド5への
スライドレール37の取付けが達成される。
【0031】上述のように、子ベッド5へのスライドレ
ール37の取付けが、着脱可能に挿入される連結ピン4
3によって達成されるようにすれば、子ベッド5の親ベ
ッド3に対する結合および分離を容易に行なうことがで
きる。したがって、ベッド装置1の搬入または搬出を、
親ベッド3と子ベッド5とを分離した状態で行ない、現
場で親ベッド3と子ベッド5とを結合することが容易に
なる、という利点がある。
【0032】なお、図示した実施形態では、3つのスラ
イドレール35〜37を備える案内機構が用いられた
が、4つ以上のスライドレールを備える案内機構が用い
られてもよい。
【0033】また、この案内機構は、少なくとも、図1
(2)に示すように、子ベッド5の一部のみが親ベッド
3の側方へ張り出した状態と、図1(5)に示すよう
に、子ベッド面4が親ベッド面2に隣接した状態とのそ
れぞれにおいて、子ベッド5の移動を禁止するロック機
構を備えている。この実施形態では、ロック機構は、さ
らに、図1(1)に示すように、子ベッド5が完全に親
ベッド面2の下方の空間に収納された状態においても、
子ベッド5の移動を禁止するようにされている。
【0034】図6は、ロック機構を説明するためのもの
で、その上半部は子ベッド5の長手方向の一方端部側か
ら示し、その下半部は子ベッド5の幅方向の一方端部側
から示したものである。また、図7には、図6の下半部
に示した要素が平面図で示されている。
【0035】ロック機構は、ロック部材44を備える。
ロック部材44は、子ベッド5の下部フレーム12の下
面に固定された逆U字状のガイド部材45によって子ベ
ッド5の長手方向に移動可能なように保持される。ロッ
ク部材44の端部には、ローラ46が回転可能に取り付
けられる。下部フレーム12の下面には、また、ガイド
部材45に対向してブラケット47が固定される。ブラ
ケット47とガイド部材45との間には、圧縮ばねとし
て作用するコイル状のばね48が配置される。ばね48
は、その一方端がブラケット47に当接し、その他方端
がロック部材44に設けられたストッパ49に当接し、
それによって、ロック部材44を図6において左方向へ
移動させるように付勢する。この左方向への移動の終端
は、ストッパ49がガイド部材45に当接することによ
って規定される。
【0036】ロック部材44を、ばね48の弾性に抗し
て右方向へ移動させるため、子ベッド5の上部フレーム
11には、ロック解除レバー50が回動可能に設けられ
る。ロック解除レバー50は、図2に示すように、子ベ
ッド5の長手方向の両端部にそれぞれ位置され、前述し
た連動シャフト30に固定される。連動シャフト30
は、その軸線まわりに回転可能なように、上部フレーム
11に保持される。このようにして、双方のロック解除
レバー50の回動は、互いに連動して生じるようにされ
る。
【0037】上部フレーム11には、ブラケット51が
取り付けられ、このブラケット51と前述したブラケッ
ト47との間には、可撓性のアウターチューブ52が連
結され、このアウターチューブ52内には、ワイヤ53
が挿通される。ワイヤ53の一方端は、ロック解除レバ
ー50に連結され、他方端は、ロック部材44に連結さ
れる。したがって、ロック解除レバー50を図6におい
て反時計方向に回動操作したとき、ワイヤ53を介し
て、ロック部材44が、図6において右方向へ移動す
る。他方、ロック解除レバー50への操作力を除去すれ
ば、ばね48の弾性に従って、ロック部材44が左方向
へ移動する。
【0038】上述したロック部材44は、左方向へ移動
するとき、図7に示すように、親ベッド3の下部フレー
ム40に設けられたロック凹部54内に嵌まり込む。こ
れによって、子ベッド5の移動が禁止される。親ベッド
3の下部フレーム40には、ロック凹部54の他、図1
および図4に示すように、同様のロック凹部55および
56が設けられている。
【0039】図1(1)に示すように、子ベッド5が完
全に親ベッド面2の下方の空間に収納された状態におい
て、子ベッド5の移動を禁止するため、ロック部材44
はロック凹部54に嵌まり込む。また、図1(2)に示
すように、子ベッド5の一部のみが親ベッド3の側方へ
張り出した状態において、子ベッド5の移動を禁止する
ため、ロック部材44はロック凹部55に嵌まり込む。
また、図1(5)に示すように、子ベッド面4が親ベッ
ド面2に隣接した状態において、子ベッド5の移動を禁
止するため、ロック部材44はロック凹部56に嵌まり
込む。
【0040】ロック部材44の端部に設けられたローラ
46は、ロック部材44の、ロック凹部54への嵌まり
込みおよびロック凹部54からの脱出を円滑に生じさせ
るように作用する。また、このローラ46は、ロック解
除レバー50を解放し、ロック部材44を突出状態にし
たときであっても、下部フレーム40上を転動し、ロッ
ク部材44を下部フレーム40に沿って円滑に案内する
ようにも作用する。したがって、ロック解除レバー50
を解放したまま、子ベッド5を移動させ、ロック部材4
4を、ロック凹部54〜56のいずれかに、ばね48の
付勢により自動的に嵌まり込ませることも可能である。
【0041】以下に、このベッド装置1の操作方法およ
びこの操作により得られる種々の態様について説明す
る。
【0042】まず、図1(1)に示す状態では、子ベッ
ド5が、親ベッド面2の下方の空間に収納されている。
このとき、子ベッド面4は、その高さを低くしている。
この状態は、フック部材22の係合凹部28に連結ロッ
ド17が係合することによって維持されている。また、
ロック部材44がロック凹部54に嵌合し、親ベッド3
に対する子ベッド5の移動が禁止されている。
【0043】この図1(1)に示す状態は、ベッド装置
1を通常のベッドとして使用するときに実現される。ま
た、親ベッド3には親キャスタ8が取り付けられ、子ベ
ッド5には子キャスタ10が取り付けられているので、
この状態において、必要なら、親ベッド3および子ベッ
ド5を備えるベッド装置1全体を容易に任意の場所まで
移動することができる。
【0044】次に、図1(2)に示す状態では、子ベッ
ド面4の高さが低くされたまま、子ベッド5の一部のみ
が親ベッド3の側方へ張り出している。このとき、ロッ
ク部材44が中間に位置するロック凹部55に嵌合し、
親ベッド3に対する子ベッド5の移動が禁止されてい
る。この状態を得るため、図1(1)に示す状態におい
て、ロック解除レバー50を操作し、ロック部材44を
ロック凹部54から脱出させた後、子ベッド5を親ベッ
ド3から引き出し、ロック部材44を次のロック凹部5
5に位置合わせしながら、ロック解除レバー50を解放
することが行なわれる。これによって、ロック部材44
がロック凹部55に嵌合する。なお、ロック解除レバー
50を操作し、ロック部材44をロック凹部54から脱
出させた後、子ベッド5を親ベッド3から引き出し、こ
の引き出しの途中でロック解除レバー50を解放し、さ
らに子ベッド5を引き出し、ロック部材44を次のロッ
ク凹部55に自動的に嵌合させるようにしてもよい。
【0045】図1(2)に示す状態によれば、子ベッド
5の、親ベッド3から張り出した部分における子ベッド
面4を、比較的高い親ベッド面2上に登るための補助的
なステップとして、あるいは、親ベッド3の傍らでの腰
掛けのために、安全に用いることができる。
【0046】次に、図1(3)に示す状態では、低い子
ベッド面4の高さが維持されたまま、子ベッド5が親ベ
ッド3の側方に完全に張り出している。このとき、ロッ
ク部材44は、ロック凹部54〜56のいずれにも嵌合
していない。この状態を得るため、図1(2)に示す状
態において、ロック解除レバー50を操作し、ロック部
材44をロック凹部55から脱出させた後、子ベッド5
を親ベッド3からさらに引き出すことが行なわれる。な
お、図示しないが、このような引出しの終端を規定する
ため、引出しの終端において互いに当接する対をなすス
トッパが親ベッド3側および子ベッド5側にそれぞれ設
けられるのが好ましい。また、同様のストッパが、図1
(1)に示すように、親ベッド面2の下方の空間へ子ベ
ッド5が収納される動作の終端を規定するためにも設け
られるのが好ましい。
【0047】図1(3)に示す状態は、図1(5)に示
す状態を得るための単なる通過点に過ぎないが、この状
態において、子ベッド5をわずかに親ベッド3側に近づ
け、ロック部材44をロック凹部56に嵌合させて、子
ベッド5の移動を禁止するようにしてもよい。このよう
にすれば、この状態で、子ベッド面4を低くしたまま、
子ベッド面4を広く使用することも可能である。
【0048】次に、図1(4)に示す状態では、親ベッ
ド3の側方において、子ベッド面4が、親ベッド面2と
同じ高さを与えるように高くされている。この状態を得
るため、図1(3)に示す状態において、高さ変更操作
レバー29を操作し、フック部材22を回動させ、係合
凹部28への連結ロッド17の係合を解いた状態で、子
ベッド5の上部フレーム11を持ち上げた後、高さ変更
操作レバー29を解放し、フック部材22の他方の係合
凹部27に連結ロッド17を係合させることが行なわれ
る。上述の上部フレーム11の持ち上げに際して、ばね
34が作用し、この持ち上げに要する力を低減すること
ができる。あるいは、ばね34の強さを選ぶことによ
り、外部から力を加えることなく、ばね34の力のみに
よって、上部フレーム11が持ち上げられるようにする
ことも可能である。
【0049】この実施形態では、前述したように、第1
および第2の脚材14および15のそれぞれの親ベッド
3により近い側に位置する端部の、上部フレーム11ま
たは下部フレーム12に対する取付け部分が、横方向に
移動可能とされている。言い換えると、第1および第2
の脚材14および15のそれぞれの親ベッド3からより
遠い側に位置する端部の、上部フレーム11または下部
フレーム12に対する取付け部分が、固定位置に保たれ
ている。上部フレーム11の持ち上げ操作を行なう者
は、通常、子ベッド5の、親ベッド3からより遠い側に
立ち、上部フレーム11の持ち上げ操作を行なうことに
なるので、この持ち上げのための力は、上部フレーム1
1の、親ベッド3からより遠い側に加えられる。このと
き、この実施形態のように、第1および第2の脚材14
および15のそれぞれの親ベッド3からより遠い側に位
置する端部では、上部フレーム11または下部フレーム
12に対する取付け部分が横方向に移動し得ないように
されていると、子ベッド面4を高くしようとするとき、
上部フレーム11の姿勢をより安定に保つことができ、
その結果、このような操作をより行ないやすくすること
ができる。なお、このことは、後述する子ベッド面4を
低くする操作を行なう場合にも言える。
【0050】図1(4)に示す状態は、通常の使用方法
では、図1(3)に示す状態と同様、図1(5)に示す
状態を得るための単なる通過点に過ぎない。
【0051】次に、図1(5)に示す状態では、高い子
ベッド面4の高さが維持されたまま、子ベッド面4が親
ベッド面2に隣接していて、子ベッド面4が、親ベッド
面2と同じ高さを与えながら、親ベッド面2の延長部分
を構成している。このとき、ロック部材44はロック凹
部56に嵌合している。この状態を得るため、図1
(4)に示す状態において、ロック解除レバー50を操
作しながら、子ベッド5を親ベッド3により近接するよ
うにわずかに戻した後、ロック解除レバー50を解放
し、ロック部材44をロック凹部56に嵌合させること
が行なわれる。
【0052】この図1(5)に示す状態では、親ベッド
面2に隣接する子ベッド面4が、親ベッド面2と同じ高
さを与えているので、親ベッド面2と子ベッド面4と
で、比較的広い一様な面が提供される。したがって、介
護者が子ベッド面4上で添い寝をしようとするとき、子
ベッド面4と親ベッド面2との間で段差がないため、こ
のような添い寝をよりしやすくすることができる。ま
た、親ベッド面2上に寝かされている患者等をシーツ交
換等のために子ベッド面4上に一時的に移すことも、子
ベッド面4と親ベッド面2との間で段差がないため、容
易に行なえる。また、親ベッド面2と子ベッド面4とに
よって段差のない比較的広い一様な面が提供されると、
患者等に対して、くつろげる環境を容易に与えることが
できる。このくつろぎ感を増すため、親ベッド面2およ
び子ベッド面4上に、たとえば畳表を敷いておくことが
有効である。なぜなら、あたかも家庭の畳の部屋に居る
ような感覚を患者等に与えることができるからである。
【0053】逆に、図1(5)に示す状態から図1
(1)に示す状態に戻すには、基本的には上述の操作を
逆に進めればよい。
【0054】すなわち、図1(5)に示す状態におい
て、ロック解除レバー50を操作し、ロック部材44を
ロック凹部56から脱出させた後、図1(4)に示すよ
うに、子ベッド5を親ベッド3から離すように移動す
る。次に、高さ変更操作レバー29を操作し、係合凹部
27への連結ロッド17の係合を解くように、フック部
材22を回動させる。この状態において、子ベッド面4
が、図1(3)に示すように、低くされる。このとき、
ばね34の作用により、上部フレーム11が急激に落下
することが防止されるため、安全である。そして、高さ
変更操作レバー29を解放し、フック部材22の係合凹
部28に連結ロッド17を係合させる。これによって、
低くされた子ベッド面4の高さが維持される。
【0055】次に、図1(2)または図1(1)に示す
ように、子ベッド5が親ベッド3に向かって移動され
る。このとき、必要に応じて、ロック解除レバー50が
操作される。子ベッド5の移動において、ロック部材4
4をロック凹部55に嵌合させれば、図1(2)に示す
状態が得られ、ロック部材44をロック凹部54に嵌合
させれば、図1(1)に示す状態が得られる。
【0056】以上、この発明を図示した実施形態に関連
して説明したが、この発明の範囲内において、種々の変
更を加えることができる。
【0057】たとえば、子ベッド面4を高さ変更可能と
するための構成は、たとえば、バンタグラフ等の他のリ
ンク機構等に置き換えられてもよく、また、それを駆動
するため、モータ、シリンダ等が用いられてもよい。ま
た、子ベッド5を親ベッド3に対して移動させるために
も、モータ、シリンダ等の駆動手段が用いられてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるベッド装置1をそ
の長手方向の一方側の端部から概略的に示した正面図で
あり、(1)〜(5)に、ベッド装置1がとる典型的な
状態を示している。
【図2】図1(5)に示した状態にあるベッド装置1の
右側面図であり、いくつかの要素を破断または除去して
示している。
【図3】ベッド装置1に含まれる子ベッド5を拡大して
示す正面図であり、いくつかの要素を破断または除去し
て示している。
【図4】図1(4)に示した状態にあるベッド装置1の
長手方向の一方端部を示す平面図であり、いくつかの要
素を破断または除去して示している。
【図5】図4に示した部分を拡大して示す右側面図であ
り、いくつかの要素を破断または除去して示している。
【図6】ベッド装置1に備えるロック機構を示し、上半
部は正面図であり、下半部は右側面図である。
【図7】図6に示したロック部材44およびロック凹部
54を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ベッド装置 2 親ベッド面 3 親ベッド 4 子ベッド面 5 子ベッド 6 床面 9 子車輪 11 上部フレーム 12 下部フレーム 13,23 ピン 14,15 脚材 16,17,19,21,24 連結ロッド 18,20 長穴 22 フック部材 26,34,48 ばね 27,28 係合凹部 29 高さ変更操作レバー 33,53 ワイヤ 35,36,37 スライドレール 44 ロック部材 50 ロック解除レバー 54,55,56 ロック凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親ベッド面を形成する親ベッドと子ベッ
    ド面を形成するとともに床面上を転動する車輪を備える
    子ベッドとの組み合わせを含み、 前記親ベッドは、前記親ベッド面の下方に前記子ベッド
    を収納する空間を形成しており、 前記子ベッドは、当該子ベッドが前記親ベッド面の下方
    の空間に収納される状態と前記子ベッド面が前記親ベッ
    ド面と同じ高さを与える状態とを実現するため、前記子
    ベッド面の高さを変更可能とする高さ変更機構を備え、 前記子ベッドを、前記親ベッド面の下方の位置と前記親
    ベッドの側方の位置との間で移動可能なように案内する
    案内機構をさらに備え、 前記案内機構は、少なくとも、前記子ベッドの一部のみ
    が前記親ベッドの側方へ張り出した状態と前記子ベッド
    面が前記親ベッド面に隣接した状態とのそれぞれにおい
    て、前記子ベッドの移動を禁止するロック機構を備えて
    いる、ベッド装置。
  2. 【請求項2】 前記高さ変更機構は、前記子ベッド面の
    高さを高くする方向に付勢するばねを備える、請求項1
    に記載のベッド装置。
  3. 【請求項3】 前記子ベッドは、前記子ベッド面を与え
    る上部フレームと、前記上部フレームの下方に配置され
    る下部フレームとを備え、前記高さ変更機構は、互いに
    交差しかつ交差点において回動可能に連結された第1お
    よび第2の脚材を備え、前記第1および第2の脚材は、
    それぞれの上方端が前記上部フレームに対して回動可能
    に取り付けられるとともに、それぞれの下方端が前記下
    部フレームに対して回動可能に取り付けられ、前記上部
    フレームに対する前記第1および第2の脚材のいずれか
    一方の取付け部分ならびに前記下部フレームに対する前
    記第1および第2の脚材のいずれか一方の取付け部分
    は、それぞれ、横方向に移動可能とされていて、前記高
    さ変更機構は、移動可能とされた前記取付け部分の少な
    くとも1つを移動の両終端において選択的に固定する手
    段をさらに備える、請求項1または2に記載のベッド装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の脚材のそれぞれの
    前記親ベッドにより近い側に位置する端部の、前記上部
    フレームまたは前記下部フレームに対する取付け部分
    が、横方向に移動可能とされる、請求項3に記載のベッ
    ド装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101405426B1 (ko) * 2012-11-21 2014-06-12 주식회사 알파침대 보조침대
CN109512197A (zh) * 2019-01-11 2019-03-26 白彦 多功能子母床
CN110013400A (zh) * 2019-04-29 2019-07-16 重庆顺风汽车零部件有限公司 多功能护理床

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