JPH023084Y2 - - Google Patents
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- JPH023084Y2 JPH023084Y2 JP19300585U JP19300585U JPH023084Y2 JP H023084 Y2 JPH023084 Y2 JP H023084Y2 JP 19300585 U JP19300585 U JP 19300585U JP 19300585 U JP19300585 U JP 19300585U JP H023084 Y2 JPH023084 Y2 JP H023084Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- chamber
- tank
- temperature
- heater
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 48
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 21
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 235000012171 hot beverage Nutrition 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は温飲料自動販売機等の液体加熱装置
に関するものである。 〔従来技術〕 従来、温飲料自動販売機の液体加熱装置として
は、第2図に示す如く、加熱タンク内に加熱ヒー
タ15′と温度調節器16′とを設けタンク1′内
の水等の液体を所定の温度に加熱して販売口部に
供給するもの、或は第3図に示す如く、加熱タン
ク1′を上下2室1a′,1b′に区分すると共に両
室を連通孔2′で連通して、上室1a′に水等の液
体流入口9′を連設し、かつ温度調節器16′を設
けると共に、下室1b′に液体流出口11′を連設
し、かつ加熱ヒータ15′を設けたもの等が知ら
れている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 一般的に流体加熱装置では、販売動作毎に一定
量の温液(湯)を販売口部に供給し、タンク1′
内の液量が減ると例えば水道等から給液(水)さ
れるようになつている。 このため第2図に示す如き一槽形の加熱タンク
1′の場合連続して販売動作が行なわれるとそれ
だけタンク1′への給液量も多くなり給液量に対
して加熱ヒータ15′の加熱容量が小さいためタ
ンク1′内の液温が低下するので、例えばコーヒ
ー自動販売機では液温が85℃以下になると販売を
中止してしまうように調節されているから一旦販
売動作を中止して加熱タンク1′内の液温の上昇
を得なければならないという不具合があつた。 また、第3図に示す如き二槽形の加熱タンクの
場合、区画された上部の室1a′に給液し、下部の
室1b′から販売口部に供給するため、販売動作に
応じて供給される低温液体が下部の室1b′に直接
供給されないので、下部室1b′の液温が急激に低
下することは少ないが、下部室1b′の加熱された
液体は連通孔2′を介して上部室1a′に流入する
ため、殊に自動販売機の始動時には下部室1b′の
液体温度を所定の温度まで加熱するための時間が
長くなるので始動時の待ち時間が長くなり、今だ
十分満足のいくものはでなかつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、加熱タンク1内を各室間を互いに連
通する連通孔を有する仕切壁4,5により上下方
向に複数層の室6,7,8に区分すると共に、最
下層の仕切壁5を段違い形状とし、最下層の室8
の一部を上層の室側に突出させかつその突出部
8′に温液流出口11を連設し、更に最上層の室
6には液体流入口9を連設し、最下層の室8には
加熱ヒータ15及び温度調節器16を設けたこと
により、加熱ヒータ15により加熱された温液を
まず最下層の室8の突出部8′に集中させること
により自動販売機の始動からの温液の供給までの
時間を短縮することを可能にすると共に、連続し
た販売動作によつて最下層の室8の温度までもが
最上層の室6に供給された液体と混合して急激に
低下して販売割作を中止することもない液体加熱
装置の提供を可能にしたものである。 〔実施例〕 以下第1図に示した実施例に沿い説明する。 1は加熱タンクで、説タンク1は連通孔2,3
を有する複数の仕切壁4,5により上下方向に複
数層の室6,7,8に区画されている。 そして前記仕切壁のうち最下層の仕切壁5は図
示するように段違いに形成されており、最下層の
室8の一部をその上層の室7側に突出せた突出部
8′を形成するようになつている。 9は前記最上層の室6に連設された液体流入口
で電磁弁10を介して水道等の給液源に接続され
ている。 11は温液流出口で前記最下層の室8の突出部
8′に連設されており、電磁弁12を介して図示
しない自動販売機の販売口部に接続されている。 13は前記最上層の室6に設けられたフロート
で、該室6内の液面の昇降に応じて上下動するよ
うになつており、前記加熱タンク1の外側に装着
したマイクロスイツチ14を介して前記電磁弁1
0をON,OFFしタンク1への給液量を制御して
タンク1内の液面を略一定に制御するようになつ
ている。 15は最下層の室8内に設けられた加熱ヒー
タ。 16は同じく、最下層の室8内に設けられた温
度調節器で、該調節器16により最下層の室8内
の液温を検出し、加熱ヒータ15を制御して、最
下層の室8内の液温を所定の設定温度に制御す
る。 17は最下層の室8から最上層の室6に延出さ
せた空気抜き管、18は最上層の室6に設けた邪
魔板で、タンク1に供給された液体が最上層の室
6内の液体を撹拌するのを防止するためのもので
ある。 50は連通孔2,3よりも小さな通水孔であ
る。 〔考案の効果〕 本考案によれば、加熱タンク内の複数層の室に
区分すると共に、最下層の室に突出部を設けたの
で、自動販売機の始動時に加熱ヒータにより加熱
された温液が上層の室に流出するのを防止すると
共に、最上層の室に供給された液体が直接最下層
の室に流入して最下層の室内の液温を急激に低下
させることもないから、自動販売機の始動時の待
ち時間を短縮すると共に、連続した販売動作時の
液温の低下による販売動作の中止も防止できると
いう効果を奏する。
に関するものである。 〔従来技術〕 従来、温飲料自動販売機の液体加熱装置として
は、第2図に示す如く、加熱タンク内に加熱ヒー
タ15′と温度調節器16′とを設けタンク1′内
の水等の液体を所定の温度に加熱して販売口部に
供給するもの、或は第3図に示す如く、加熱タン
ク1′を上下2室1a′,1b′に区分すると共に両
室を連通孔2′で連通して、上室1a′に水等の液
体流入口9′を連設し、かつ温度調節器16′を設
けると共に、下室1b′に液体流出口11′を連設
し、かつ加熱ヒータ15′を設けたもの等が知ら
れている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 一般的に流体加熱装置では、販売動作毎に一定
量の温液(湯)を販売口部に供給し、タンク1′
内の液量が減ると例えば水道等から給液(水)さ
れるようになつている。 このため第2図に示す如き一槽形の加熱タンク
1′の場合連続して販売動作が行なわれるとそれ
だけタンク1′への給液量も多くなり給液量に対
して加熱ヒータ15′の加熱容量が小さいためタ
ンク1′内の液温が低下するので、例えばコーヒ
ー自動販売機では液温が85℃以下になると販売を
中止してしまうように調節されているから一旦販
売動作を中止して加熱タンク1′内の液温の上昇
を得なければならないという不具合があつた。 また、第3図に示す如き二槽形の加熱タンクの
場合、区画された上部の室1a′に給液し、下部の
室1b′から販売口部に供給するため、販売動作に
応じて供給される低温液体が下部の室1b′に直接
供給されないので、下部室1b′の液温が急激に低
下することは少ないが、下部室1b′の加熱された
液体は連通孔2′を介して上部室1a′に流入する
ため、殊に自動販売機の始動時には下部室1b′の
液体温度を所定の温度まで加熱するための時間が
長くなるので始動時の待ち時間が長くなり、今だ
十分満足のいくものはでなかつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、加熱タンク1内を各室間を互いに連
通する連通孔を有する仕切壁4,5により上下方
向に複数層の室6,7,8に区分すると共に、最
下層の仕切壁5を段違い形状とし、最下層の室8
の一部を上層の室側に突出させかつその突出部
8′に温液流出口11を連設し、更に最上層の室
6には液体流入口9を連設し、最下層の室8には
加熱ヒータ15及び温度調節器16を設けたこと
により、加熱ヒータ15により加熱された温液を
まず最下層の室8の突出部8′に集中させること
により自動販売機の始動からの温液の供給までの
時間を短縮することを可能にすると共に、連続し
た販売動作によつて最下層の室8の温度までもが
最上層の室6に供給された液体と混合して急激に
低下して販売割作を中止することもない液体加熱
装置の提供を可能にしたものである。 〔実施例〕 以下第1図に示した実施例に沿い説明する。 1は加熱タンクで、説タンク1は連通孔2,3
を有する複数の仕切壁4,5により上下方向に複
数層の室6,7,8に区画されている。 そして前記仕切壁のうち最下層の仕切壁5は図
示するように段違いに形成されており、最下層の
室8の一部をその上層の室7側に突出せた突出部
8′を形成するようになつている。 9は前記最上層の室6に連設された液体流入口
で電磁弁10を介して水道等の給液源に接続され
ている。 11は温液流出口で前記最下層の室8の突出部
8′に連設されており、電磁弁12を介して図示
しない自動販売機の販売口部に接続されている。 13は前記最上層の室6に設けられたフロート
で、該室6内の液面の昇降に応じて上下動するよ
うになつており、前記加熱タンク1の外側に装着
したマイクロスイツチ14を介して前記電磁弁1
0をON,OFFしタンク1への給液量を制御して
タンク1内の液面を略一定に制御するようになつ
ている。 15は最下層の室8内に設けられた加熱ヒー
タ。 16は同じく、最下層の室8内に設けられた温
度調節器で、該調節器16により最下層の室8内
の液温を検出し、加熱ヒータ15を制御して、最
下層の室8内の液温を所定の設定温度に制御す
る。 17は最下層の室8から最上層の室6に延出さ
せた空気抜き管、18は最上層の室6に設けた邪
魔板で、タンク1に供給された液体が最上層の室
6内の液体を撹拌するのを防止するためのもので
ある。 50は連通孔2,3よりも小さな通水孔であ
る。 〔考案の効果〕 本考案によれば、加熱タンク内の複数層の室に
区分すると共に、最下層の室に突出部を設けたの
で、自動販売機の始動時に加熱ヒータにより加熱
された温液が上層の室に流出するのを防止すると
共に、最上層の室に供給された液体が直接最下層
の室に流入して最下層の室内の液温を急激に低下
させることもないから、自動販売機の始動時の待
ち時間を短縮すると共に、連続した販売動作時の
液温の低下による販売動作の中止も防止できると
いう効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す液体加熱装置
の正断面図、第2図及び第3図は従来の液体加熱
装置の正断面図である。 1……加熱タンク、2,3……連通孔、4,5
……仕切壁、6,7,8……室、9……液体流入
口、11……液体流出口、15……加熱ヒータ、
16……温度調節器。
の正断面図、第2図及び第3図は従来の液体加熱
装置の正断面図である。 1……加熱タンク、2,3……連通孔、4,5
……仕切壁、6,7,8……室、9……液体流入
口、11……液体流出口、15……加熱ヒータ、
16……温度調節器。
Claims (1)
- 加熱タンク内に加熱ヒータを内蔵した液体加熱
装置において、加熱タンク1内を互いに連通する
連通孔2,3を有する仕切壁4,5により上下方
向に複数層の室6,7,8に区分すると共に、最
下層の仕切壁5を段違い形状とし、最下層の室8
の一部を上層の室7側に突出させ、かつその突出
部8′に温液流出口11を連設し、更に最上層の
室6には液体流入口9を連設し、最下層の室8に
は加熱ヒータ15及び温度調節器16を設けたこ
とを特徴とする液体加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19300585U JPH023084Y2 (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19300585U JPH023084Y2 (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100454U JPS62100454U (ja) | 1987-06-26 |
JPH023084Y2 true JPH023084Y2 (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=31148617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19300585U Expired JPH023084Y2 (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023084Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220103475A (ko) * | 2021-01-15 | 2022-07-22 | 이스타 주식회사 | 전기 고온수기 |
-
1985
- 1985-12-17 JP JP19300585U patent/JPH023084Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220103475A (ko) * | 2021-01-15 | 2022-07-22 | 이스타 주식회사 | 전기 고온수기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62100454U (ja) | 1987-06-26 |
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