JPH0224051Y2 - - Google Patents
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- JPH0224051Y2 JPH0224051Y2 JP1985024946U JP2494685U JPH0224051Y2 JP H0224051 Y2 JPH0224051 Y2 JP H0224051Y2 JP 1985024946 U JP1985024946 U JP 1985024946U JP 2494685 U JP2494685 U JP 2494685U JP H0224051 Y2 JPH0224051 Y2 JP H0224051Y2
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- JP
- Japan
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- hot water
- storage tank
- water storage
- coil
- heat source
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- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 104
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は貯湯槽内の水を強制循環させながら熱
交換コイルの熱源により加熱し、貯湯槽の上部か
ら給湯した湯量に相当する水を貯湯槽の底部から
順次補給するようになした循環式湯沸器に関する
ものである。
交換コイルの熱源により加熱し、貯湯槽の上部か
ら給湯した湯量に相当する水を貯湯槽の底部から
順次補給するようになした循環式湯沸器に関する
ものである。
(従来の技術)
従来、この種循環式湯沸器として第6図に示す
ようなものがある。(実公昭54−1057号公報参
照)。この従来技術は次のように構成されている。
即ち、貯湯槽1内の下部には熱交換コイル2を配
在すると共に、該コイル2の基部は仕切室3に連
結し、該仕切室3には送給管4が配管されてい
て、該管4より送給された蒸気等の熱源は熱交換
コイル2を経た後、仕切室3の排出口3aから排
出されるようになつている。5は温度調節弁、6
は感熱棒で、感熱棒6の周囲の温度が60℃に至る
と弁5が作動して送給管4を閉じ、熱源の供給を
停止し、50℃以下に降下すると送給管4を開いて
コイル2に熱源を供給するようにしてある。7は
循環ポンプで、ポンプの吸込管8と吹出管9は、
吸込管8aと吹出口9aを熱交換コイル2の下方
部側に位置させて配管してある。10は仕切室3
に設けた圧力スイツチで、熱交換コイル2に熱源
が供給されて仕切室3内が設定圧力に達すると圧
力スイツチ10によりポンプ7が稼動し、これに
より貯湯槽内の下部側の水又は温水は吸込口8a
からポンプ7に吸込まれ、吹出口9aから槽1内
へ吹出すように構成されている。11は補給水用
パイプ、12は給湯パイプ、13は排水パイプを
示している。
ようなものがある。(実公昭54−1057号公報参
照)。この従来技術は次のように構成されている。
即ち、貯湯槽1内の下部には熱交換コイル2を配
在すると共に、該コイル2の基部は仕切室3に連
結し、該仕切室3には送給管4が配管されてい
て、該管4より送給された蒸気等の熱源は熱交換
コイル2を経た後、仕切室3の排出口3aから排
出されるようになつている。5は温度調節弁、6
は感熱棒で、感熱棒6の周囲の温度が60℃に至る
と弁5が作動して送給管4を閉じ、熱源の供給を
停止し、50℃以下に降下すると送給管4を開いて
コイル2に熱源を供給するようにしてある。7は
循環ポンプで、ポンプの吸込管8と吹出管9は、
吸込管8aと吹出口9aを熱交換コイル2の下方
部側に位置させて配管してある。10は仕切室3
に設けた圧力スイツチで、熱交換コイル2に熱源
が供給されて仕切室3内が設定圧力に達すると圧
力スイツチ10によりポンプ7が稼動し、これに
より貯湯槽内の下部側の水又は温水は吸込口8a
からポンプ7に吸込まれ、吹出口9aから槽1内
へ吹出すように構成されている。11は補給水用
パイプ、12は給湯パイプ、13は排水パイプを
示している。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来技術によれば、補給水用パイプ12か
ら槽1内に補給された冷水等、コイル2の周囲の
水をポンプ7により強制循環させて順次コイル2
で加熱し、この加熱された温水は槽1内を上昇し
て給湯に備えることができる。
ら槽1内に補給された冷水等、コイル2の周囲の
水をポンプ7により強制循環させて順次コイル2
で加熱し、この加熱された温水は槽1内を上昇し
て給湯に備えることができる。
しかしながら、この従来技術においても次の点
で改良すべき問題を有している。
で改良すべき問題を有している。
すなわち、従来技術は槽1内の下方部の水を単
に強制的に循環させてコイル2の下方へ噴出さ
せ、コイル2と熱交換して加熱するものであるた
め熱効率が悪かつた。
に強制的に循環させてコイル2の下方へ噴出さ
せ、コイル2と熱交換して加熱するものであるた
め熱効率が悪かつた。
従つて、本考案は、ポンプにより強制循環させ
た水を効率良く加熱し得る循環式湯沸器を提供す
ることを目的とするものである。
た水を効率良く加熱し得る循環式湯沸器を提供す
ることを目的とするものである。
(問題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本考案に係る循環式
湯沸器は、(イ)底部に補給口を備えていると共に上
部に給湯口を備えた密閉式の貯湯槽、(ロ)該貯湯槽
内の下部側に配設した熱交換コイル、(ハ)該熱交換
コイルに嵌装して配設し、基端を貯湯槽外に突出
して該部を閉塞すると共に先端を貯湯槽内に開口
した被覆筒体、(ニ)該被覆筒体内に適当な間隔を存
して配設した任意数の邪魔板、(ホ)上記熱交換コイ
ルの入口側に連結した熱源送給管に介装して配設
した開閉弁、(ヘ)該開閉弁と電気的に接続して貯湯
槽内の上部側に配設した感熱棒、(ト)上記貯湯槽の
底部と被覆筒体の基部とを連結させて配設した循
環路、(チ)該循環路中に介装した循環ポンプ、を有
し、 上記開閉弁は、上記感熱棒が所定値以上の温度
を感知したとき上記送給管を閉じて上記コイルへ
の熱源の供給を停止し、所定値以下の温度を感知
したとき上記送給管を開いて上記コイルへ熱源を
供給するように設定してあり、 上記ポンプは、上記コイルに熱源が供給されて
いるときに駆動し、熱源の供給が停止されている
ときは、駆動を休止させるように構成したことを
特徴とするものである。
湯沸器は、(イ)底部に補給口を備えていると共に上
部に給湯口を備えた密閉式の貯湯槽、(ロ)該貯湯槽
内の下部側に配設した熱交換コイル、(ハ)該熱交換
コイルに嵌装して配設し、基端を貯湯槽外に突出
して該部を閉塞すると共に先端を貯湯槽内に開口
した被覆筒体、(ニ)該被覆筒体内に適当な間隔を存
して配設した任意数の邪魔板、(ホ)上記熱交換コイ
ルの入口側に連結した熱源送給管に介装して配設
した開閉弁、(ヘ)該開閉弁と電気的に接続して貯湯
槽内の上部側に配設した感熱棒、(ト)上記貯湯槽の
底部と被覆筒体の基部とを連結させて配設した循
環路、(チ)該循環路中に介装した循環ポンプ、を有
し、 上記開閉弁は、上記感熱棒が所定値以上の温度
を感知したとき上記送給管を閉じて上記コイルへ
の熱源の供給を停止し、所定値以下の温度を感知
したとき上記送給管を開いて上記コイルへ熱源を
供給するように設定してあり、 上記ポンプは、上記コイルに熱源が供給されて
いるときに駆動し、熱源の供給が停止されている
ときは、駆動を休止させるように構成したことを
特徴とするものである。
上記のように構成した本考案は次のように作用
する。熱交換コイルへ熱源が供給されると、ポン
プが駆動する。ポンプが駆動すると、貯湯槽の底
部側の水はポンプで吸込まれて被覆筒体の基部側
に導入される。上記筒体内に導入された水は邪魔
板に妨害されて蛇行しながら筒体の先端側へ流れ
るが、この間に筒体内においてコイルの熱源と熱
交換して加熱され、先端から貯湯槽へ流出する。
そして、この流出した温湯は充分加熱されている
ので、順次、貯湯槽内を上昇していつて給湯に備
えられる。このように、槽内の底部側の水は強制
循環されて筒体内において加熱され、温湯となつ
て順次、槽内の上部側へ上昇する。そして、槽内
の上部側の温湯の温度が所定値以上になると、熱
源の供給を停止し、ポンプの駆動も休止される。
する。熱交換コイルへ熱源が供給されると、ポン
プが駆動する。ポンプが駆動すると、貯湯槽の底
部側の水はポンプで吸込まれて被覆筒体の基部側
に導入される。上記筒体内に導入された水は邪魔
板に妨害されて蛇行しながら筒体の先端側へ流れ
るが、この間に筒体内においてコイルの熱源と熱
交換して加熱され、先端から貯湯槽へ流出する。
そして、この流出した温湯は充分加熱されている
ので、順次、貯湯槽内を上昇していつて給湯に備
えられる。このように、槽内の底部側の水は強制
循環されて筒体内において加熱され、温湯となつ
て順次、槽内の上部側へ上昇する。そして、槽内
の上部側の温湯の温度が所定値以上になると、熱
源の供給を停止し、ポンプの駆動も休止される。
上記のように、貯湯槽の底部側の水だけを強制
的に循環させて効率良く加熱し、これを槽内の上
部側へ貯わえて給湯に備えられる。
的に循環させて効率良く加熱し、これを槽内の上
部側へ貯わえて給湯に備えられる。
(実施例)
以下、図面を参照して本考案の実施例につき説
明するに、第1図は本考案に係る循環式湯沸器の
一実施例を示し、21は密閉式の貯湯槽で、貯湯
槽21内の下部には熱交換コイル22が配設され
ていると共に該コイル22の基部は貯湯槽21外
に空出してある。23は仕切板24により2つの
室23a,23bに仕切られた仕切室で、熱交換
コイル22の基部は貯湯槽21外において一端を
室23aに、また、他端を室23bに夫々連結さ
れている。仕切室23の一方の室23aには送給
管25が配管されていると共に他方の室23bに
は排出管26が配管されていて、送給管25より
送給された蒸気又は熱湯による熱源は室23aか
らコイル22を経た後、室23bを通り排出管2
6から排出されるようになつている。28は送給
管25に介装した電磁式の開閉弁、27は貯湯槽
21内にあつて、中心よりやゝ上方の位置に設け
た感熱棒で、該感熱棒27は開閉弁28とコード
29により電気的に連結してあり、感熱棒27の
周囲温度が所定の温度(たとえば60℃)に達する
と開閉弁28を作動して送給管25を閉塞し、熱
源の供給を停止し、所定の温度(たとえば50℃)
以下に降下すると送給管25を開成して熱交換コ
イル22に熱源を供給するように設定してある。
明するに、第1図は本考案に係る循環式湯沸器の
一実施例を示し、21は密閉式の貯湯槽で、貯湯
槽21内の下部には熱交換コイル22が配設され
ていると共に該コイル22の基部は貯湯槽21外
に空出してある。23は仕切板24により2つの
室23a,23bに仕切られた仕切室で、熱交換
コイル22の基部は貯湯槽21外において一端を
室23aに、また、他端を室23bに夫々連結さ
れている。仕切室23の一方の室23aには送給
管25が配管されていると共に他方の室23bに
は排出管26が配管されていて、送給管25より
送給された蒸気又は熱湯による熱源は室23aか
らコイル22を経た後、室23bを通り排出管2
6から排出されるようになつている。28は送給
管25に介装した電磁式の開閉弁、27は貯湯槽
21内にあつて、中心よりやゝ上方の位置に設け
た感熱棒で、該感熱棒27は開閉弁28とコード
29により電気的に連結してあり、感熱棒27の
周囲温度が所定の温度(たとえば60℃)に達する
と開閉弁28を作動して送給管25を閉塞し、熱
源の供給を停止し、所定の温度(たとえば50℃)
以下に降下すると送給管25を開成して熱交換コ
イル22に熱源を供給するように設定してある。
30は熱交換コイル22に嵌装して配設した被
覆筒体で、筒体30の基端は貯湯槽21外へ突出
させて閉塞してあると共に筒体30の先端30a
は貯湯槽21内に開口してある。31は管31
a,31bより成る循環路で、循環路31の一端
は貯湯槽21の底部に連結してあると共に他端は
被覆筒体30の基部に連結してある。32は循環
路31中に介装した循環ポンプで、該ポンプ32
が駆動することにより槽21内の下部側における
水は管31a,31bを通つて筒体30に導入さ
れ、第1図矢印のように循環するように構成され
ている。
覆筒体で、筒体30の基端は貯湯槽21外へ突出
させて閉塞してあると共に筒体30の先端30a
は貯湯槽21内に開口してある。31は管31
a,31bより成る循環路で、循環路31の一端
は貯湯槽21の底部に連結してあると共に他端は
被覆筒体30の基部に連結してある。32は循環
路31中に介装した循環ポンプで、該ポンプ32
が駆動することにより槽21内の下部側における
水は管31a,31bを通つて筒体30に導入さ
れ、第1図矢印のように循環するように構成され
ている。
33は仕切室22に設けた圧力スイツチで、該
スイツチ33はポンプ32とコード34により電
気的に連結されており、熱交換コイル22に熱源
が供給されて仕切室23内が所定圧力に達すると
圧力スイツチ33で指令し、循環ポンプ32を稼
動するように構成してある。35a,35bは被
覆筒体30内に配設した邪魔板で、実施例の邪魔
板35a,35bは第2図、第3図図示のように
半円形の板体で造られ、これをコイル22に挿通
し、適当の間隔を存して交互に配設してある。こ
の実施例のように、筒体30内に邪魔板を設ける
と、筒体30内を通過する水はストレートではな
く板35a,35bに衝当しながら蛇行して流れ
る。したがつて、筒体30内の滞留時間が長くな
るので、一層効率良く加熱させることができる。
スイツチ33はポンプ32とコード34により電
気的に連結されており、熱交換コイル22に熱源
が供給されて仕切室23内が所定圧力に達すると
圧力スイツチ33で指令し、循環ポンプ32を稼
動するように構成してある。35a,35bは被
覆筒体30内に配設した邪魔板で、実施例の邪魔
板35a,35bは第2図、第3図図示のように
半円形の板体で造られ、これをコイル22に挿通
し、適当の間隔を存して交互に配設してある。こ
の実施例のように、筒体30内に邪魔板を設ける
と、筒体30内を通過する水はストレートではな
く板35a,35bに衝当しながら蛇行して流れ
る。したがつて、筒体30内の滞留時間が長くな
るので、一層効率良く加熱させることができる。
なお、実施例では、上記したように、仕切室2
3に圧力スイツチ23を設け、このスイツチ23
によりポンプ32を稼動するように構成してある
が、熱源として熱湯を使用する場合には、圧力ス
イツチに代え、送給管25等にフロースイツチを
設け、このフロースイツチで熱湯の流れを感知さ
せ、ポンプ32をON,OFFするように構成して
も良い。
3に圧力スイツチ23を設け、このスイツチ23
によりポンプ32を稼動するように構成してある
が、熱源として熱湯を使用する場合には、圧力ス
イツチに代え、送給管25等にフロースイツチを
設け、このフロースイツチで熱湯の流れを感知さ
せ、ポンプ32をON,OFFするように構成して
も良い。
36は貯湯槽21の上部に設けた給湯口、37
は貯湯槽21の底部に設けた補給口を示すもので
ある。
は貯湯槽21の底部に設けた補給口を示すもので
ある。
該実施例の循環式湯沸器は上記のように構成し
たもので、次に動作等につき説明する。貯湯槽2
1内の水が加熱されて感熱棒27の周囲温度が60
℃に達すると開閉弁28が閉じてコイル22への
熱源の供給を停止する。熱源の供給が停止すると
スイツチ33の指令によりポンプ32を停止させ
る。
たもので、次に動作等につき説明する。貯湯槽2
1内の水が加熱されて感熱棒27の周囲温度が60
℃に達すると開閉弁28が閉じてコイル22への
熱源の供給を停止する。熱源の供給が停止すると
スイツチ33の指令によりポンプ32を停止させ
る。
この状態において、給湯口36から槽21内の
上部側の温湯を給湯すると、この給湯量に見合う
分の水が補給口37から貯湯槽21内に補給され
る。そして、感熱棒27の周囲温度が50℃以下に
降下すると開閉弁28が開いて送給管25から室
23aを通つて熱交換コイル22に熱源が供給さ
れると共に室23aが設定圧に達するので、圧力
スイツチ33により循環ポンプ32を稼動する。
ポンプ32が稼動すると、貯湯槽21内の下部側
の水(上記補給された水も含め)は管31bから
吸込まれ、管31aを通つて筒体30に導入され
る。そして、筒体30内に導入された水は板35
a,35bに妨害されて蛇行しながら筒体30の
先端側へ流れるが、この間に筒体30内において
コイル22の熱源と熱交換して加熱され、先端3
0aの開口部から筒体30外へ流出する。そし
て、この流出した温湯は充分加熱されているの
で、順次、貯湯槽1内を上昇していつて給湯に備
えられる。このように、槽21内の下方部側の水
(補給水および低温水)は強制循環されて筒体3
0内においてコイル22で加熱され、温湯となつ
て順次、槽内の上部側へ上昇する。
上部側の温湯を給湯すると、この給湯量に見合う
分の水が補給口37から貯湯槽21内に補給され
る。そして、感熱棒27の周囲温度が50℃以下に
降下すると開閉弁28が開いて送給管25から室
23aを通つて熱交換コイル22に熱源が供給さ
れると共に室23aが設定圧に達するので、圧力
スイツチ33により循環ポンプ32を稼動する。
ポンプ32が稼動すると、貯湯槽21内の下部側
の水(上記補給された水も含め)は管31bから
吸込まれ、管31aを通つて筒体30に導入され
る。そして、筒体30内に導入された水は板35
a,35bに妨害されて蛇行しながら筒体30の
先端側へ流れるが、この間に筒体30内において
コイル22の熱源と熱交換して加熱され、先端3
0aの開口部から筒体30外へ流出する。そし
て、この流出した温湯は充分加熱されているの
で、順次、貯湯槽1内を上昇していつて給湯に備
えられる。このように、槽21内の下方部側の水
(補給水および低温水)は強制循環されて筒体3
0内においてコイル22で加熱され、温湯となつ
て順次、槽内の上部側へ上昇する。
第4図、第5図は本考案の別実施例を示し、該
実施例では複数本の熱交換コイル22a……22
cを被覆筒体30内に並列させて配設したもの
で、他の構成は前記第1実施例と同一に構成され
ており、第4図、第5図において他図と同一符号
を付した部分は同一構成部分を示すものである。
実施例では複数本の熱交換コイル22a……22
cを被覆筒体30内に並列させて配設したもの
で、他の構成は前記第1実施例と同一に構成され
ており、第4図、第5図において他図と同一符号
を付した部分は同一構成部分を示すものである。
該実施例のものも前記第1実施例と同様に作用
するが、該実施例のように熱交換コイル22a…
…22cを複数本にすると、被覆筒体30内を循
環する水を一層効率良く加熱することができる。
するが、該実施例のように熱交換コイル22a…
…22cを複数本にすると、被覆筒体30内を循
環する水を一層効率良く加熱することができる。
なお、上記熱交換コイル22a……22cの本
数は所望に応じて適宜増減することができるもの
である。
数は所望に応じて適宜増減することができるもの
である。
(効果)
本考案は上記のように構成したもので、本考案
によれば次のような主たる効果がある。
によれば次のような主たる効果がある。
(1) 熱交換コイルに被覆筒体を嵌装し、貯湯槽内
の底部側の水をポンプによつて循環路を通して
強制循環して上記筒体に導入させ、上記コイル
で加熱して上記槽内に流出させるように構成し
てあるので、貯湯槽内の底部側の水および槽内
に補給される水を効率よく加熱することができ
る。
の底部側の水をポンプによつて循環路を通して
強制循環して上記筒体に導入させ、上記コイル
で加熱して上記槽内に流出させるように構成し
てあるので、貯湯槽内の底部側の水および槽内
に補給される水を効率よく加熱することができ
る。
(2) 被覆筒体内には適当な間隔を存して任意数の
邪魔板が配設してあるので、筒体内を通過する
水は上記板に衝当しながら蛇行して流れるので
筒体内の滞留時間が長くなる。したがつて、上
記(1)との相乗作用により水を一層効率良く加熱
することができる。
邪魔板が配設してあるので、筒体内を通過する
水は上記板に衝当しながら蛇行して流れるので
筒体内の滞留時間が長くなる。したがつて、上
記(1)との相乗作用により水を一層効率良く加熱
することができる。
第1図は本考案に係る循環式湯沸器の一実施例
を示す一部を断面とした側面図、第2図は第1図
の−線拡大断面図、第3図は熱交換コイルと
邪魔板の一部を示す斜視図、第4図、第5図は本
考案の別実施例を示し、第4図は被覆筒体の部分
を切断して示す第2図と同様の断面図、第5図は
熱交換コイルと邪魔板の一部を示す斜視図、第6
図は従来の循環式湯沸器の一例を示す一部を断面
とした側面図である。 21……貯湯槽、22,22a,22b,22
c……熱交換コイル、23……仕切室、25……
送給管、27……加熱棒、28……開閉弁、30
……被覆筒体、31……循環路、32……循環ポ
ンプ、33……圧力スイツチ、35a,35b…
…邪魔板、36……給湯口、37……補給口。
を示す一部を断面とした側面図、第2図は第1図
の−線拡大断面図、第3図は熱交換コイルと
邪魔板の一部を示す斜視図、第4図、第5図は本
考案の別実施例を示し、第4図は被覆筒体の部分
を切断して示す第2図と同様の断面図、第5図は
熱交換コイルと邪魔板の一部を示す斜視図、第6
図は従来の循環式湯沸器の一例を示す一部を断面
とした側面図である。 21……貯湯槽、22,22a,22b,22
c……熱交換コイル、23……仕切室、25……
送給管、27……加熱棒、28……開閉弁、30
……被覆筒体、31……循環路、32……循環ポ
ンプ、33……圧力スイツチ、35a,35b…
…邪魔板、36……給湯口、37……補給口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ)底部に補給口を備えていると共に上部に給湯
口を備えた密閉式の貯湯槽、(ロ)該貯湯槽内の下部
側に配設した熱交換コイル、(ハ)該熱交換コイルに
嵌装して配設し、基端を貯湯槽外に突出して該部
を閉塞すると共に先端を貯湯槽内に開口した被覆
筒体、(ニ)該被覆筒体内に適当な間隔を存して配設
した任意数の邪魔板、(ホ)上記熱交換コイルの入口
側に連結した熱源送給管に介装して配設した開閉
弁、(ヘ)該開閉弁と電気的に接続して貯湯槽内の上
部側に配設した感熱棒、(ト)上記貯湯槽の底部と被
覆筒体の基部とを連結させて配設した循環路、(チ)
該循環路中に介装した循環ポンプ、を有し、 上記開閉弁は、上記感熱棒が所定値以上の温度
を感知したとき上記送給管を閉じて上記コイルへ
の熱源の供給を停止し、所定値以下の温度を感知
したとき上記送給管を開いて上記コイルへ熱源を
供給するように設定してあり、 上記ポンプは、上記コイルに熱源が供給されて
いるときに、駆動し、熱源の供給が停止されてい
るときは、駆動を休止させるように構成したこと
を特徴とする、 循環式湯沸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985024946U JPH0224051Y2 (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985024946U JPH0224051Y2 (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61141657U JPS61141657U (ja) | 1986-09-02 |
JPH0224051Y2 true JPH0224051Y2 (ja) | 1990-07-02 |
Family
ID=30519571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985024946U Expired JPH0224051Y2 (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0224051Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50287U (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-06 |
-
1985
- 1985-02-23 JP JP1985024946U patent/JPH0224051Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50287U (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61141657U (ja) | 1986-09-02 |
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