JPH0230315A - ロール組替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧延機におけるロール組替装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の作業ロール組替装置として、ポーターカ一方式は
、特開昭５７−１４６４１０号公報に記載のように、作
業ロール軸と平行に軌道を配設し、軌道上を走行するポ
ーターカー（作業ロール片持支持台車）、及び、軌道と
交叉させてサイドシフトを行う新・旧ロールの交換を行
う作業ロール載接台車とから構成されたもの、あるいは
、特開昭５９−１８３９１２号公報に記載のように、ロ
ールチョックに車輪をもつ場合には、ロール組替台車上
゛で引出された旧ロールと挿入する新ロールとの位置交
換を行うサイドシフト機構が、ロール組替台車中に含有
されているのが常であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、サイドシフト機構を独立させた前者のポーター
カ一方式では、作業ロールを片持て支持して、作業ロー
ル引出しに必要なだけの隙間を保ちつつ作業を行なわな
ければならず、作業性が悪かった。さらに、作業ロール
を片持で保持し引出しに必要なだけの隙間を設けるロー
ル昇降装置が必要になりポーターカー自体、大型化する
事を免れなかった。

又、ロール組替台車中にサイドシフト機構をもつ後者の
ロール組替方式では、台車自体にサイドシフト機構をも
っているため、台車はそのシフトストローク■ロール二
組分以上の幅が必要である。

さらに、そのサイドシフト機構自体のためにやはり大型
化を免れなかった。

本発明の目的は、小型で自動化可能なロール組替装置を
提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、組替方式をロールチョックに車輪を配設し
たレール式とし、ロール軸方向のロールの移動を行うプ
ツシユプラーを積載したロール組替台車と新旧ロールの
位置交換を行うロール軸方向と直角方向の動作（サイド
シフト）を行うロール積載台車を分離独立させて配設す
ることにより達成される。

〔作用〕

次に作用について説明する。

ロール組替台車上のプツシユプラーは、ロール軸方向に
移動可能で、公知の方法によりロール対との連結が可能
で、圧延機内、及び、サイドシフトを行うロール積載台
車からロール対の引抜き、押込み動作ができる。又、ロ
ール組替台車は、ロール対−組を積載してロール軸方向
の移動のみを行えればよく、ロール対−組が積載可能な
幅があればよい。

サイドシフト動作を行うロール積載台車は、ロール組替
台車と独立して、ロール軸方向と直角方向の動作のみを
行えばよい。

以上に述べたように、プツシユプラー、ロール組替台車
及びロール積載台車とも一方向のみの動作の組合せでロ
ールの組替が可能となり、小型単純構造のロール組替装
置となる。

〔実施例〕

以下、本発明の詳細な説明する。

第１図から第５図は、本発明の装置の一例を作業ロール
の組替を例にとって示す。作業ロール組替状態で、作業
ロール対４，５は、作業ロール軸受箱７，８、及び、下
作業ロールに設けられた車輪６を介して圧延機１内に配
設されたレール２上で待機状態となっている。上作業ロ
ール４と下作業ロール５とは、スペーサ９等の公知の方
法で所定の間隙が設けられている。圧延機１外では、所
用高さにロール軸方向と平行にレール１０を配設しレー
ル１０と直角にレール１１を配設し、両レール１０と１
１の交叉部には、サイドシフトを行うロール積載台車１
２ａ、１２ｂ及びロール組替台車１３の走行に支障のな
いように切欠きを設ける。

ロール積載台車１２ａ、１２ｂには車輪６をもつ作業ロ
ール対が積載可能なように圧延機１内のレール２と同一
幅のレール１６ａ、１６ｂが配設されており、流体圧シ
リンダ１５ａ、１５ｂにより、レール１１上を車輪１７
ａ、１７ｂによりサイドシフト動作が可能となっている
。

ロール組替台車１３には、車輪６をもつ作業ロール対が
積載可能なように圧延機１内のレール２と同一幅のレー
ル１８が配設されており、レール１０上を車輪１９によ
り公知の方法で走行が可能である。また、ロール組替台
車上には作業ロール対と公知の方法２０で連結が可能な
機構を設けたプツシユプラー２１が配設されている。ロ
ール組替台車１３は、その所定の位置へ走行することに
より、ロール積載台車１２ａ、１２ｂ上のレール１６ａ
、１６ｂ及び圧延機１内レール２と作業ロール対が走行
するのに支障のない間隙をもって接続されている。

作業ロール組替手順を第４図を用いて説明する。

圧延機１内の作業ロール対４，５を旧ロールとして説明
する。旧ロール４，５を圧延機１内から抜出す際には１
作業ロール積載台車１２ａ、１２ｂは、一方に新ロール
対２２．２３を積載し、他方は空の状態でロール組替台
車１３が通過可能なように流体圧シリンダ１５ａ、１５
ｂにより左右に開いた状態となっている。（ｉ）その状
態で作業ロール組替台車１３は公知の方法でレール２，
３とレール１８が接続するまで前進していく。その後、
プツシユプラー２１がやはり公知の方法で前進していき
、方法２０で旧作業ロール対４，５と連結した後、ロー
ル組替台車上に抜き出す。（ｊｉ）その後、ロール組替
台車１３は所定の位置まで後退する。ロール積載台車１
２ａ、１２ｂのうち、いづれかの上には新作業ロール対
２２．２３が待機しており、他方は空の状態となってい
る。旧作業ロール対４，５を積載したロール組替台車１
３が所定の位置へ来た後、ロール積載台車１２ａ。

１２ｂのいずれか空状態にある方をサイドシフト動作に
より作業ロール組替台車の前方に位置させ、プツシユプ
ラーの前進動作により旧作業ロール４゜５を作業ロール
積載台車上に押出す。（ｍ）その後、サイドシフト機構
により旧作業ロールを側方に移動し、新作業ロール２２
．２３を作業ロール組替台車の前方に位置させ、（ｉｖ
　）　　プツシユプラー２１により作業ロール組替台車
上に引込む。（Ｖ）その後、空になった作業ロール積載
台車をサイドシフトにより移動させた後、作業ロール組
替台車１３は前進して、旧作業ロール引抜き動作と逆の
手順で新作業ロール２２．２３を圧延機１内に装着する
。（ｖｉ）その後、作業ロール組替台車が所定の位置ま
で後退し、作業ロール組替手順が完了する。

また、本発明によれば、第１図に追記したが前記サイド
シフトを行う作業ロール積載台車、反圧延機側にロール
ショップと直結するレール２４を配設し、レール２４上
を移動可能なロール運搬台車３２を配設することにより
、クレーン作業なしでロールショップとの直結自動化も
可能となる。

また、本実施例では、ロール積載台車１２ａ。

１２ｂの移動機構を流体シリンダ１５ａ、１５ｂで説明
したが、第５図に示すように、油圧、又は。

電動モータ３ｏとチェーン３１によりロール積載台車１
２ａ、１２ｂの移動機構を構成してもよい。

同様に、ロール組替台車１３の移動機構、及び、プツシ
ユプラー２１の移動機構もシリンダ式とするか、モータ
ー式とするかは本発明の要旨を逸脱しない範囲で自由で
ある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、圧延機内より作業ロール対の引抜き、
圧延機内への押込みを行う作業ロール組替台車、作業ロ
ール対の移動を行うプツシユプラー及びサイドシフトを
行う作業ロール積載台車の全てが一方向のみの動作を行
えればよく、小型単純構造の作業ロール組替装置が可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の作業ロール組替装置の平面
図、第２図は本発明の作業ロール組替装置の側面図、第
３図、第５図は本発明のサイドシフト機構図、第４図は
本発明の作業ロール組替手順図である。 １・・・圧延機、２・・・圧延機内レール、４・・・上
作業ロール、５・・・下作業ロール、１２ａ、１２ｂ・
・・ロール積載台車、１３・・・ロール組替台車、１５
ａ。 １５ｂ・・・流体圧シリンダ、１６ａ、１６ｂ・・・Ｌ
／　−ル、２１・・・プツシユプラー、３２・・・ロー
ル移動台車。 第 図 第３図 第２図 第４図 （１１ン 図 区 図 区 区 区 区 囚

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、圧延機、ロール組替台車及びロール積載台車用に設
   けられたレール上をロールがその長手方向に移動するこ
   とによつてロールの組替えを行うロール組替装置におい
   て、 前記ロールの軸方向に平行に前記ロール組替台車の第一
   専用レールを設け、前記専用レールと直角に前記ロール
   積載台車の第二専用のレールを配設し、 前記ロール組替台車の第一専用レール上に前記ロール対
   を引込み、又は、押出す動作を行うプツシユプラーを備
   え、 前記ロール積載台車の前記第二専用レール上に移動装置
   により前記ロール組替台車の前記第一専用レール上から
   前記ロール組替台車が走行可能な位置まで移動可能な前
   記ロール積載台車を複数台配設し、前記ロール組替台車
   と前記ロール積載台車とを組み合せ動作させてロールの
   組替えを行うことを特徴とするロール組替装置。 ２、前記ロール積載台車の反圧延機側にロールショップ
   との直結を図るためのロール移動台車及びそのレールを
   配設することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   ロール組替装置。