JPH02300430A - 埋設管の土木施工法 - Google Patents

埋設管の土木施工法

Info

Publication number
JPH02300430A
JPH02300430A JP3265689A JP3265689A JPH02300430A JP H02300430 A JPH02300430 A JP H02300430A JP 3265689 A JP3265689 A JP 3265689A JP 3265689 A JP3265689 A JP 3265689A JP H02300430 A JPH02300430 A JP H02300430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
block
buried
embedded
blocks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3265689A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Iwashita
岩下 文彦
Toshiaki Uramoto
浦本 俊明
Kimio Sato
佐藤 紀美夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kokan Koji KK
Original Assignee
Nippon Kokan Koji KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Koji KK filed Critical Nippon Kokan Koji KK
Priority to JP3265689A priority Critical patent/JPH02300430A/ja
Publication of JPH02300430A publication Critical patent/JPH02300430A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば石油導管やガス管、水道管1通信用
ケーブルを通す管等を地下に埋設するときの土木施工法
、特に管理設部の不等沈下防止に関するものである。
[従来の技術] 石油導管やガス管、水道管等を地中に埋設するときは1
石油導管等を保護するために地表から一定の深さ以上の
所に埋設する必要がある0例えば石油導管を市街地以外
の道路の下に埋設するときは、地表から石油導管までは
1.2〜1.5 m以上必要であり、市街地道路の下に
埋設する場合は1.8m以上必要であることが石油パイ
プライン技術基卓で定められている。
このように、石油導管やガス管等を埋設するときは、第
6図に示すように地中1を掘削して、掘削した溝2内に
管3を配設した後埋戻しを行なう、この埋戻しを行なう
ときは裏込めの部分で百3が偏圧を受けないように、厚
さdが20〜30cm程度になるように土砂を左右同厚
にまき出し、まき出した土砂の上をランマーやタンパな
どにより丁寧に締固める転圧を行ない、土砂の水密性と
強度を増大させている。この転圧を繰返して行ない掘削
した溝2の埋戻しを行なって管3を埋設している。
また、この転圧の導管3の下部であるくさび4の部分は
転圧が困難であるので、突棒などで充分に締固めるよう
に特に注意して施工している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、実際の管理設作業においては、長く掘削
した溝2内に設置された管3のすべてのくさび4の部分
を完全に締固めることは困難であり、くさび4の部分が
不十分な転圧となる危険性がある。
一方、例えば道路下に埋設した管3に作用する鉛直土圧
は土かぶりによる鉛直土圧と自動車荷重による鉛直土圧
とを合せたものになるが、土かぶりが60cm以上にな
ると自動車荷重は等分布荷重と仮定されるため、埋設さ
れた管3には第7図に示すように等分布荷重p (t/
m” )が作用することになる。この等分布荷重pによ
る応力分布5は第7図に示すように120度支承角の位
@6で最大となる。これに対して第8図の部分拡大図に
示すように、最も大きな応力が作用する上記支承角内の
くさび4の部分が不正確な転圧になると、このくさび4
の部分に水路ができたりして、埋設部に陥没が生じたり
、あるいは管3の継手部が抜けるなどの損傷事故を起こ
す可能性があるという短所があった。
この発明はかかる短所を解決するためになされたもので
あり、簡単に施工することができると共に埋設管部の不
等沈下を防止することができる埋設管の土木施工法を提
案することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段〕 この発明に係る埋設管の土木施工法は、管を埋設する位
置に、上面が埋設する管の外径に対応した半径で窪んで
形成された半円状の溝を有し発泡スチロールからなるブ
ロックを配置し、このブロック上に埋設する管を配置し
て埋戻しを行なうことを特徴とする。
[作用] この発明においては管を埋設する溝の底部に圧縮強度が
強く、耐水性の良好な発泡スチロールからなるブロック
を配置し、このブロック上に埋設する管を配置して埋戻
しを行なうことにより、転圧が困難なくさび部分の強度
を増加させると共に水の浸透を少なくする。
[実施例] 第1図(’a)、(b)、(c)はこの発明の一実施例
の工程を示す断面図であり、(a)は地中1を掘削した
溝2内にブロック7を設置した状態を示し、(b)は管
3を設置した状態を、(C)は埋戻した状態を示す。
第1図(a)に示すように管3を埋設するときは、まず
地中1を所定の深さまで掘削して管3を埋設する満2を
形成する0次に形成された溝2の底部全面に発泡スチロ
ールからなるブロック7を敷設する。このブロック7は
第2図の斜視図に示すように、上面7aの中央部に埋設
する管3の外径に対応した半径rで形成された半円状の
溝8を有する。そして、ブロック7を敷設するときに各
ブロック7の間を緊結金具(不図示)により連結して各
ブロック7を一体化させる。この状態で第1E(b)に
示すように、ブロック7の上面の半円状の満8内に管3
を配置した後、第1図(C)に示すようにブロック7と
管3の上面に土砂を20cm程度の層厚でまき出しなが
ら転圧して順次土砂の層9a、9b、9c・・・・91
を形成して埋戻しを行なう。
このように埋設する管3の下部に発泡スチロールからな
るブロック7を敷設することにより、管3の下部はブロ
ック7と密着し、埋設された管3のくさび部分4はブロ
ック7で形成される。このブロック7を形成する発泡ス
チロールの圧縮強度は1.1〜3.0 (K g/cm
” )すなわち11〜30(t/m” ’)である、一
方、道路下に埋設された管3に作用する鉛直土庄は、単
位体積重量が1.6〜2.0  (t/m’ )の土砂
により形成された土かぶりの鉛直荷重と自動車荷重の影
響による荷重とを合せたものになる。ここで土砂の単位
体積重量を2.0(t/m’)として、横軸に土かぶり
の深さh (m)’縦軸に荷重p (t/m)をとって
埋設された管3に作用する荷重の一例を示すと第3図の
ようになる。第3図においてAは土かぶりによる鉛直土
圧、Bは自動車荷重による鉛直土庄、Cは埋設された管
3に作用する鉛直土圧である。第°3図に示すように土
かぶりの深さが1.8mの場合は埋設された管3に作用
する鉛直土圧は5.5  (t/m”)となる、これに
対して発泡スチロールからなるブロック゛7の圧縮強度
は!1〜30(t/m”)となり、必要な強度を十分み
たしてる。
したがって、埋設される管3のくさび部分4を発泡スチ
ロールからなるブロック7で形成することによりくさび
部分4の強度を必要な強度で均一にすることができる。
また、ブロック7を形成する発泡スチロールは撥水性材
料であるため吸水量がきわめて少なく、かつ水により変
質することもないから長期間安定した強度を維持するこ
とができる。
なお、上記実施例においてはブロック7を管3の下面全
面に配置した場合について説明したが、第4図に示すよ
うに、管3の最も応力が作用するくさび部分にブロック
7aを連続あるいはとびとびに配置した場合、又は第5
図に示すように、管3の全周面を覆うようにブロック7
b、7cを配置した場合も上記実施例と同様な作用を奏
することができる。
[発明の効果〕 この発明は以上説明したように、管を埋設する溝の底部
に圧縮強度が強く、耐水性の良好な発泡スチロールから
なるブロックを配置し、このブロック上に埋設する管を
配置して埋戻しを行なうことにより、転圧が困難なくさ
び部分の強度を管全体にわたり均一な強潰に増加させる
と共に水の浸透を少なくするから、くさび部分の不正確
な転圧により生じる不等沈下を防止することができる。
また埋設される管のくさび部分は発泡スチロールからな
るブロックを敷設するだけで形成することができるから
、転圧が困難なくさび部分を突棒などで締固める必要が
なく、管を埋設するときの工期を大幅に短縮することが
でき、施工費の低減を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、(c)はこの発明の実施例の工
程を示す断面図、第2図は上記実施例のブロックを示す
斜視図、第3図は埋設管に作用する鉛直荷重を示す特性
図、第4図、第5図は各々他の実施例を示す断面図、第
6図は従来例を示す断面図、第7図は埋設管に作用する
応力分布図、第8図は従来例の動作を説明する部分拡大
図である。 2;溝、3:管、4:くさび部分、7,7a〜IC=ブ
ロツク、8:溝、9a〜9層=土砂の層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地中埋設管を設置する土木施工法において、管を埋設す
    る位置に上面が管外径の半径とほぼ同一半径で下方に窪
    んで形成された半円状の溝を有し発泡スチロールからな
    るブロックを配置し、該ブロック上に埋設する管を配置
    して埋戻しを行なうことを特徴とする埋設管の土木施工
JP3265689A 1989-02-14 1989-02-14 埋設管の土木施工法 Pending JPH02300430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3265689A JPH02300430A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 埋設管の土木施工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3265689A JPH02300430A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 埋設管の土木施工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02300430A true JPH02300430A (ja) 1990-12-12

Family

ID=12364908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3265689A Pending JPH02300430A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 埋設管の土木施工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02300430A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627983U (ja) * 1992-09-08 1994-04-15 文健 江口 巻立体
JPH06136814A (ja) * 1992-10-21 1994-05-17 C S Engineers:Kk 基礎材
JPH06136813A (ja) * 1992-10-21 1994-05-17 C S Engineers:Kk 管路の不等沈下防止工法
JPH0711697A (ja) * 1993-06-18 1995-01-13 C S Engineers:Kk 埋設パッド材及びそれを使用する管路の埋設工法
KR100909952B1 (ko) * 2007-07-05 2009-07-30 한국가스공사 배관의 침하 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820804A (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 大阪瓦斯株式会社 仮埋工法
JPS6353384A (ja) * 1986-08-23 1988-03-07 アロン化成株式会社 埋設硬質塩化ビニル管の割れ防止法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820804A (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 大阪瓦斯株式会社 仮埋工法
JPS6353384A (ja) * 1986-08-23 1988-03-07 アロン化成株式会社 埋設硬質塩化ビニル管の割れ防止法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627983U (ja) * 1992-09-08 1994-04-15 文健 江口 巻立体
JPH06136814A (ja) * 1992-10-21 1994-05-17 C S Engineers:Kk 基礎材
JPH06136813A (ja) * 1992-10-21 1994-05-17 C S Engineers:Kk 管路の不等沈下防止工法
JPH0711697A (ja) * 1993-06-18 1995-01-13 C S Engineers:Kk 埋設パッド材及びそれを使用する管路の埋設工法
KR100909952B1 (ko) * 2007-07-05 2009-07-30 한국가스공사 배관의 침하 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018035506A (ja) 地下構造物の施工方法
JPH02300430A (ja) 埋設管の土木施工法
CN212251447U (zh) 煤层气管道防控重车碾压加固结构
JP3756077B2 (ja) 地中埋設物の埋設方法と埋設構造
JPH01174729A (ja) 配管の埋設方法
JPH01172691A (ja) 配管及びケーブルの埋設方法
JP2776695B2 (ja) 土木シートによる埋設管路の沈下防止方法
JPH05280664A (ja) 配管方法及びこの配管方法に用いられる配管材
JP3101371B2 (ja) 仮埋戻し工法
JPH02213538A (ja) 地中埋設管の土木施工法
CN215669573U (zh) 地下电缆及pe导管敷设的防水隔离结构
JP2846925B2 (ja) 先端拡径杭の中堀工法
JPH07300845A (ja) 地中線状構造物の液状化対策工法
JPH0333582A (ja) 埋設管の敷設方法
JPH03288079A (ja) 地中埋設管の土木施工法
JPH0429689A (ja) 地中埋設管の土木施工法
JPH05312278A (ja) 地中埋設管路
JPH02102983A (ja) パイプライン保護工法
RU2193714C1 (ru) Устройство для закрепления трубопровода
RU2227238C2 (ru) Способ закрепления трубопроводов
JP2852570B2 (ja) 建築物地下構造体の構築方法
JP3178357B2 (ja) 大断面トンネルの構築工法
CN113756367A (zh) 一种具有减隔震性能的大型沉管隧道回填方法
RU111604U1 (ru) Конструкция напорного трубопровода из высокопрочных чугунных труб с шаровидным графитом, используемого в различных грунтах (варианты)
JP2001032301A (ja) 海底埋設構造物の構築工法