JP2001032301A - 海底埋設構造物の構築工法 - Google Patents

海底埋設構造物の構築工法

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JP2001032301A
JP2001032301A JP11204141A JP20414199A JP2001032301A JP 2001032301 A JP2001032301 A JP 2001032301A JP 11204141 A JP11204141 A JP 11204141A JP 20414199 A JP20414199 A JP 20414199A JP 2001032301 A JP2001032301 A JP 2001032301A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海底地盤面を掘削してパイプを敷設するに際
して、パイプに対する保護を良好に行い得て、施工が容
易な海底埋設構造物の構築工法を提供する。 【解決手段】 海底地盤面8から掘り下げて掘削溝20
を構築し、掘削溝の底に砕石等を投入して基礎支持層2
1を構築し、その上に支持部材27を配置してパイプP
を敷設する。前記パイプPの下面と側面に割石を投下し
て所定の厚さの割石層を構築し、その層にアスファルト
混合物25を打設して支持層22を構築し、その上に上
部被覆層26を施工してから上面保護材28を設けて、
管路に対する支持と保護とを行い得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底を浅く掘削し
て埋設して敷設するパイプラインや、沈埋トンネル等の
ような埋設構造物に対して、その支持と保護を行うため
の構築工法に関する。
【0002】
【従来の技術】海岸に立地する発電所や液化天然ガスの
処理設備、海水を冷却や加熱のために使用する工場等に
おいては、海水を大量に取り入れて冷却や加熱に使用
し、使用後の温排水や冷排水を再び海中に放出させる設
備を設けている。前記給排水管路は、海底地盤を所定の
深さまで掘削して形成した溝の底にパイプを配置し、海
底面から露出させないように敷設して、船のアンカーに
より損傷されたり、漁業に影響を与えることがないよう
にされている。
【0003】火力発電所の温排水を放流する放水設備で
は、図9、図10に示されるような海底管路1を設けて
いるもので、前記海底管路1は、陸上の冷却設備に接続
される大径管路2、分岐部を介して複数に分割される中
径管路3……と、さらに分割される多数本の小径管路4
……から構成される。前記海底管路1においては、例え
ば、大径管路2を径が4mのパイプで、中径管路3を径
が3m、小径管路4を径が2mのパイプで各々形成して
おり、図10に示すように、小径管路4の端部に立上が
り管5を配置して、略水平方向に向けて配置した放水口
6から温排水を放流するようにしている。そして、前記
多数の放水口6………から温排水を少量ずつ、水流7と
して示すように放流することにより、海水の温度が局部
的に上昇することなく、放流区域全体に温排水を分散さ
せ得るようにしている。
【0004】前記海底管路1を敷設する場合には、図1
1に示すように、海底地盤面から所定の深さに掘削溝1
0を掘削し、パイプPを支持部材を介して敷設して、前
記パイプPの下面には下部支持層11を施工する。ま
た、パイプの上部には、海底を掘削した土砂等を上部被
覆層12として埋め戻し、海底面とほぼ平行になるよう
に、パイプPの上部には保護捨石層13を所定の厚さで
施工して、パイプに対する保護と上部被覆層に洗掘が生
じないようにする。
【0005】また、陸上で作成したトンネルセグメント
等を海底に掘削した溝に沈設して、海底トンネル等の埋
設構造物等を構築する場合においても、前記セグメント
を溝に設置した後で、そのセグメントの下面に支持層を
構築している。前記下部支持層としては、溝の底面とセ
グメントの隙間に砂や砂利を水圧を利用して押し込むこ
とや、モルタルのような流動性を有する材料を注入して
構築している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記海底管
路の管路が大径のパイプで構成されている場合には、船
から土砂を投下したのみでは、パイプの直下の部分に対
して両側から投下した土砂が、図11の層11、11a
のように堆積し、パイプの直下の部分には土砂が完全に
充填されないという問題がある。また、海底トンネルの
ような巾の広いセグメントの下部に支持層を形成する場
合には、パイプの場合に比較して、セグメント下面全体
に支持層を構築することが困難である。すなわち、前記
セグメントの横から支持層の材料を注入する時に、奥の
深い部分にまで砂利や砂等を隙間なく詰め込むことは、
非常に面倒な作業を強いられるが、良好な結果を期待で
きないことが多くある。
【0007】前記問題を解決するために、例えば、砕石
や砂等の塊状体をサンドポンプによりパイプの下面に向
けて噴出させ、パイプの下面に砕石を充填させるような
手段を用いることや、砂等にバイブレータによる振動を
付与して流動化させ、隙間が生じないような処理を行う
ことが実施されている。しかしながら、前記ポンプによ
り砕石をパイプ下面に充填させる工法を用いる場合に
は、潜水作業員がその砕石搬送パイプを海底で操作する
必要があることと、パイプの下面に十分な量の充填材を
送り込んで、下部支持層を構築することが困難であると
いう問題が残る。さらに、前記下部支持層の層をパイプ
の重量や、振動等の外力に対して十分に対応可能な支持
層として構築するためには、潮流の影響を受けたりして
工事が円滑に行われないことや、その下部支持層の施工
コストも大きくなるという問題がある。また、パイプ支
持の作用にも信頼性が得られにくいと想定され、一般の
パイプラインにも適用するためには、多くの解決を要す
る課題が残っている。
【0008】本発明は、前述したような従来の海底管路
の構築の問題を解消するもので、パイプの下面に打設し
たアスファルト混合物により、パイプの支持を容易に行
い得るとともに、施工の容易な工法を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、海底地盤面か
ら掘り下げて構築する掘削溝に、埋設構造物を敷設して
海底構造物を構築する工法に関する。本発明の請求項1
の発明は、前記掘削溝の底部に所定の厚さで構築する基
礎支持層と、前記基礎支持層の上に敷設する埋設構造物
と、前記敷設した埋設構造物の底部と側部の隙間に塊状
体を挿入し、前記塊状体をアスファルト混合物で固化さ
せて構築する支持層と、前記支持層および埋設構造物の
上を覆い、海底地盤面に合わせて上部被覆層を施工して
構築することを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、前記埋設構造物を支持
する支持層を、任意のサイズの塊状体の層を構築してか
らアスファルト混合物を打設し、塊状体の隙間にまでア
スファルト混合物を浸透させて固化させて構築すること
を特徴とする。請求項3の発明は、前記支持層を構築す
るに際して、埋設構造物の両側部に任意の間隔を介して
区画部材を配置し、前記区画部材の間に塊状体を層状に
施工し、前記塊状体の層に対してアスファルト混合物を
施工して構築することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、海底地盤面から掘り下
げて構築する掘削溝の底部に所定の間隔で構築する支持
構造物と、前記支持構造物に支持させて敷設する埋設構
造物と、前記敷設した埋設構造物の底部と側部に所定の
厚さとなるようにアスファルト混合物を施工して構築す
る支持層と、前記支持層および埋設構造物の上を覆い、
海底地盤面に合わせて上部被覆層を施工して構築するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、海底地盤面から掘り下
げて構築する掘削溝の底部に所定の厚さでアスファルト
混合物を施工して支持層を構成し、前記支持層の上に埋
設構造物を位置決めし、前記支持層および埋設構造物の
上を覆い、海底地盤面に合わせて上部被覆層を施工して
構築することを特徴とする。請求項6の発明は、前記埋
設構造物を基礎支持層もしくは支持層により支持させ、
支持層と埋設構造物を覆うように上部被覆層を施工し、
前記上部被覆層の上に所定の巾で上面保護材を施工する
ことを特徴とする。
【0013】前述したような工法を用いることにより、
パイプや沈埋トンネル等の海底埋設構造物に対する基礎
支持層や支持層の支持手段を、海上からの工事により行
うことができ、潜水作業員の負担を軽減することができ
る。また、砕石のような隙間の多い塊状体(以下砕石ま
たは割石と呼ぶ)の層にアスファルト混合物を打設して
支持層を構築する場合には、砕石の隙間にアスファルト
混合物が入り込んで一体化した支持層を構築でき、パイ
プ等の構造物の支持作用を広くて厚い層により保護する
ことができ、海底地盤に対して構造物を安定した状態で
支持させることが可能になる。さらに、区画部材を任意
の間隔で配置して支持層の巾を規定する場合には、地盤
の支持強度等の条件に対応させて構造物の保護を行うこ
とが可能となり、海底管路の敷設海域に容易に対応させ
ることができる。そして、掘削溝の上に上面保護材を配
置する場合には、埋め戻した土砂を洗掘から保護すると
ともに、構造物上の上部被覆層が薄い場合でも、アンカ
ー等の落下による衝撃から構造物を保護でき、海底管路
の安定性を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明の海底埋設構造物の構築工法を説明する。本実施例に
示される海底管路は、例えば、前記図9、図10に示し
たような火力発電所の温排水を放流する管路や、その他
の海底に敷設する管路を対象とすることができるもので
あるが、本発明の第1実施例の説明においては、海底に
掘削して設けた掘削溝の内部で、海底埋設構造物の1例
として、パイプを支持する手段を主として説明する。図
1に示す例は、海底地盤面8から所定の深さに掘削して
構築した掘削溝20に対して、掘削溝の底面に所定の厚
さで砕石や砂等を用いて基礎支持層21として構成し、
その基礎支持層21の上面に支持部材27を配置してか
ら、比較的小さな砕石等の塊状体を船から投下して均
し、その塊状体の層に対して流動性の大きなアスファル
ト混合物を注入して支持層22を構築する場合を示して
いる。また、前記支持層22によりパイプPに対する支
持部材を構築した後で、従来の工法の場合と同様にし
て、他の場所から得た掘削土砂を、敷設したパイプの上
にまで搬送して上部被覆層26を構築し、ほぼ海底地盤
面8と同じ高さに施工してから、洗掘保護部材としてア
スファルトマット等の上面保護材28を敷設し、パイプ
をアンカー等の投下の衝撃から保護することができるよ
うにする。
【0015】前記支持層22を構築する塊状体として
は、例えば、5〜10cm程度の大きさの砕石や砂利、砂
等を用いることができるもので、船から砕石等の塊状体
を投下した後で潜水作業員が特に大きな凹凸や、パイプ
下面に十分に入り込んでいない部分等を修正する。そし
て、前記塊状体の層に対して、その上からアスファルト
混合物25をパイプを用いて打設することで、砕石をア
スファルト混合物で固化させた支持層として構築する。
前記砕石交じりのアスファルト混合物の層では、打設し
たアスファルト混合物25が砕石の大きな隙間に充填さ
れて固化し、パイプPの下面に広い支持層を構築でき
る。また、基礎支持層21の上にコンクリートブロック
やアスファルトブロック等で構成した支持部材27を配
置した場合でも、前記支持部材のない部分の空間まで、
アスファルト混合物が浸透するので、前記基礎支持層2
1の上の部分に、パイプPを支持するための厚い支持層
を所定の厚さで構築することができる。
【0016】さらに、前記砕石交じりのアスファルト混
合物の層を構築して、パイプPの支持を行う場合には、
パイプの下面に砕石が完全に詰め込まれていない状態で
も、後で打設したアスファルト混合物がパイプの下面に
まで流れ込んで充填されるので、パイプの下面には空隙
が形成されない。そして、前記掘削溝に配置したパイプ
Pを、所定の巾と厚さを有するアスファルト層により一
体に支持することができ、海底管路に何等かの衝撃や振
動等が付与された場合でも、パイプと支持層とが一体と
なって対応するので、基礎支持層に対して不均一な振動
や重量等が付与されることを防止できる。
【0017】図2に示す例は、大きな砕石を塊状体とし
て使用し、その塊状体の隙間に侵入させたアスファルト
混合物で固めて、支持層23を構築する場合を示してい
る。この例において、敷設するパイプの径が3〜4mの
ものに対しては、40〜50cm程度の大きな割石を用い
ることができるもので、船から投下した割石をパイプの
下部と横の部分に所定の厚さに均し、その割石の隙間に
対してアスファルト混合物25を打設する。前述したよ
うにして大きな割石の層にアスファルト混合物を打設す
ると、前記アスファルトが流動性の大きいものであるこ
とから、割石の間の空隙に入り込み、基礎支持層21の
上から所定の高さまで、アスファルトにより固化された
割石の層が支持層23として構築される。そして、前記
支持層23においては、パイプPから支持層に付与され
る荷重や振動等は、支持層23に対して均一に伝達され
るが、積み重ねられた割石を介して基礎支持層21から
溝の底面に向けて大きな割石を介して伝達される。
【0018】図3に示す例は、アスファルト混合物の使
用量を少なくして、パイプに対する支持作用を良好な状
態で発揮可能にする支持層形成工法を示している。掘削
溝20内の基礎支持層21の上に敷設したパイプPに対
して、その横側の部分に区画部材24、24aを配置
し、前記区画部材とパイプとの間に小さな砕石を詰め込
んでから、アスファルト混合物25を打設する。前述し
たようにして巾を狭くした区間に対して支持層22を構
築する場合には、パイプPの径に対して、任意の巾と厚
さとを有する帯状の支持層を構築することが可能であ
る。
【0019】また、海底地盤面から掘削して掘削溝を構
築する場合に、前記海底地盤面はシルトや泥の層等のよ
うに軟質の地層であることが多く、そのような地盤に掘
削溝を掘削する時には、掘削溝の斜面の角度を小さくし
て崩壊を防ぐことが必要である。したがって、前記掘削
溝に埋設するパイプの直径に比較して、掘削溝の開口部
の巾が非常に大きくなるので、下部支持層を割石の投下
等により構築する場合には、大量の割石を用いることが
必要となる。これに対して、本実施例のように、パイプ
Pの側部に所定の間隔をおいて区画部材24、24aを
配置して、パイプの下部の支持層を区画する場合には、
軟質の地盤に対して、支持層を任意の巾で構築すること
が可能であり、地盤に対するパイプ支持のための支持層
の設計を容易に行うことが可能になる。
【0020】前記区画部材を作成する場合には、例え
ば、コンクリートブロックやアスファルトブロック等の
任意の材料を用いて構成することができるが、アスファ
ルトブロックを用いる場合には、ブロックの内部にワイ
ヤやその他の補強材料を挿入することで任意の長さで作
成できる。また、長いアスファルトブロックが途中で折
れたとしても、仕切りとして用いる場合に周囲からアス
ファルト混合物が漏出しない限りは、区画部材としての
役目を良好に発揮できるものとされる。
【0021】なお、前記区画部材はアスファルト混合物
を打設する際の型枠としてのみ用いることができるが、
そのように型枠としての用途に適応させる際には、区画
部材の間に詰め込む割石から加えられる衝撃と、アスフ
ァルト混合物を打設する際の圧力に対抗できる強度を有
するものであれば、薄い鉄板を加工したり、その他の任
意の材料を用いて構成することも可能である。そして、
割石をアスファルト成分で固めてから、その側面と上面
とに上部被覆層26の土砂が充填されることにより、長
い年月を経て仕切り部材が腐食したとしても、支持層の
周囲は上部被覆層により充填されているのであるから、
前記パイプ支持層としての支持層が変形することは考え
られない。
【0022】前記各実施例において、掘削溝20を掘削
した後で溝の底部分に基礎支持層21を任意のサイズの
割石等を投下して構築し、適当に均してから支持部材2
7を所定の間隔で配置して、パイプPを敷設することが
できる。前記支持部材としては、任意の材料を用いて構
成することができるもので、海底管路のパイプの継ぎ目
の部分や、大径と小径のパイプを接続する部分等に対応
させて、任意の高さの支持部材27を用いてパイプに不
陸が生じないようにして敷設する。そして、その後で、
底開きの船から直接割石を投下するか、あるいはバケッ
ト等を用いてパイプの側部に所定の厚さで割石を敷設
し、その割石の層に対してアスファルト混合物を打設し
て、割石の隙間をアスファルト混合物により充填し、1
枚のパイプ支持層を構築する。
【0023】前述したようにして、割石または砕石交じ
りのアスファルト混合物層をパイプ支持層として構築す
る場合には、パイプの下面の割石や砕石が入り込まなか
った空隙部にまで、アスファルト混合物が流れ込んで固
化する。したがって、前記支持層によるパイプの支持の
作用は、アスファルト混合物により固化された割石と砕
石交じりの層で、割石間での力の伝達により行うことが
可能であり、支持層を介して基礎支持層に伝達される圧
力を、掘削溝の底面の地盤に伝達することで、巾の広い
パイプ支持層として作用させることができる。また、前
記基礎支持層の上に構築する支持層を、アスファルト混
合物により固化された割石と砕石交じりの層として構成
する場合には、例えば、上部被覆層が薄い層であって、
海流等により洗掘された場合でも、支持層には洗掘が発
生することはないので、パイプの支持作用には支障が発
生しない。
【0024】図4に示す例は、前記図3に示すように、
枕木状の支持部材を所定の間隔で配置することに代え
て、略溝型のチャンネル部材を用いる場合を示してい
る。この例においては、掘削溝20を掘削した後で、溝
の底部分に基礎支持層21を任意のサイズの割石等を投
下して構築する。そして、前記基礎支持層21の表面を
均してから溝状支持体27aを全面に敷設し、前記溝状
支持体27aの上にパイプPを敷設し、前記パイプPの
横部分の空間部にアスファルト混合物を打設する。前記
溝状支持体の内部に打設するアスファルト混合物は、パ
イプが転動しないように支持する作用を発揮するもので
あるが、必要に応じて割石や砕石等をその空間に入れて
から、アスファルト混合物を充填することも可能であ
る。したがって、前述したような溝状支持体を用いるこ
とによって、基礎支持層の上にパイプを容易に位置決め
して支持させることが可能となり、パイプを設置した後
で、前記図3の場合と同様な上部被覆層を構築してパイ
プを埋設することができる。
【0025】なお、前記各実施例および後述する実施例
においては、上部被覆層26の上面に上面保護材28を
構築することを想定している。前記上面保護材28を任
意の厚さのアスファルトマットにより構築する場合に
は、パイプ敷設現場近くから得られる軟質の土砂等を用
いて上部被覆層に対する保護層を構築したとしても、そ
の上部被覆層が洗掘の被害を受けることがなく、パイプ
に対する保護作用を良好に発揮できる。前記上面保護部
材は、図示されるように、掘削した溝の上部分に任意の
巾で配置できるが、その他に溝の上面を全部覆い、その
溝の側部に対しても、任意の範囲で被覆可能な巾の広い
ものとして構成することも可能であり、海底地盤の状態
に応じて、前記保護部材の敷設範囲を選択できる。ま
た、前記上面保護材としては、割石や砕石等を船から投
下して、任意の幅と厚みとを有する石の層を構築するこ
とが可能であり、その他の任意の保護層を形成すること
が可能である。
【0026】そして、前記実施例に示したパイプ支持工
法を用いる場合には、従来のパイプ下面に砂や砕石、ま
たは割石等の塊状体のみを用い、それ等を構造物の下部
に詰め込む工法を用いる場合に比較して、主要な作業を
海上から行い得ることになるので、潜水作業員により行
う海底作業を減らすことができ、工事の施工コストと工
期を低減することが可能となる。なお、前記実施例に示
す工法は、図9、図10に示したような海底管路に適用
することの他に、任意の流体搬送のパイプライン等にも
適用することが可能である。また、前記各実施例におい
て、掘削溝の底部に施工する基礎支持層は、パイプの敷
設に際しての支持手段として用いるものであることか
ら、任意の高さの支持部材を用い得る時には、掘削溝の
底から支持部材を介してパイプの支持を行い、その後に
支持層と基礎支持層とを共通の砕石層により構築して、
アスファルト混合物を打設し、一体化させたパイプの支
持層を構築することも可能である。
【0027】前記実施例は、構造物として海底パイプラ
インのパイプを敷設する場合で説明したが、本発明にお
いては、例えば、沈埋トンネルのような巾の広い大型の
構造物を海底の溝に構築する場合にも、前記工法を適用
することが可能である。図5に示す例は、道路トンネル
等を海底に沈設して構築する場合を示しているもので、
鉄筋コンクリート等で構成した沈埋トンネル40を掘削
溝30に設置する。前記片道2車線の沈埋トンネルの場
合には、巾が20m、高さが10m、長さが50〜10
0m程度の大きさの構造物として陸上で製作され、設置
現場で沈下させて海底で接続することにより、道路トン
ネルとして構築する。
【0028】前記沈埋トンネル40を敷設するに際して
は、巾が広くて深い掘削溝30を浚渫等により掘削し、
掘削溝の底面に捨石を投棄して所定の厚さの基礎支持層
31を構築してから、前記沈埋トンネル40を設置す
る。前記沈埋トンネル40を掘削溝に設置した後で、沈
埋トンネルの底面と基礎支持層31との間には隙間が生
じるので、その下部の隙間に砕石や砂等の塊状体を挿入
して沈埋トンネルに対する支持層を形成する。
【0029】前記支持層を形成するためには、砂や砂利
等の水に混合した塊状体を注入する方法を用いることに
より下部支持層32を構築し、その下部支持層32に対
してアスファルト混合物35を海上から施工して、塊状
体の隙間に浸透させ、塊状体をアスファルト混合物35
により固化させた支持層を構築する。前述したようにし
て、アスファルト混合物と塊状体により支持層を構築し
て、沈埋トンネル40の下面に対する支持部材を配置し
てから、沈埋トンネル40の側部と上面に浚渫土等を充
填させて上部充填層36を構築し、必要に応じてアスフ
ァルトマット等の上面保護材37を敷設して沈埋トンネ
ル保護工を設けることができる。
【0030】図6に示す例は、掘削溝30の底部に基礎
支持層31を形成してから、点状にコンクリートブロッ
ク等の塊状支持材33を配置し、その塊状支持材上に沈
埋トンネル40を位置決めする場合を示している。前記
基礎支持層31の上に塊状支持材33を介して沈埋トン
ネルを設置する場合には、沈埋トンネルの下面には大き
な空隙が形成されていることになるので、沈埋トンネル
の側部からアスファルト混合物を注入することにより、
前記隙間を埋めて塊状支持材と一体化したアスファルト
層を下部支持層として構築することができる。
【0031】前述したように、巾が広い構造物を海底に
掘削形成した掘削溝に設置する場合には、構造物の下面
に砂や砂利等の塊状体を挿入することが困難であるか
ら、その構造物の下面に流動性の大きいアスファルト混
合物などを注入することで、隙間のない下部支持層を構
築することが可能となる。そして、前記塊状体や塊状支
持材を一体化したアスファルト混合物のような下部支持
層を構築する場合には、構造物の下面に1枚の任意の厚
さの板状体を構成することが容易に行い得て、軟弱地盤
の上にでも、沈埋トンネルのような大型の構造物を構築
することが可能になる。
【0032】図7に示す例は、パイプPの支持を行うた
めに、前記図1等に示した例とは別の例を示しているも
ので、掘削溝20の底部に支持台29を所定の間隔で構
築し、前記支持台29の上にパイプPを敷設する例を示
している。前記図7に示す例では、支持台29としては
型鋼を門型に組み合わせて構成したものや、その他の任
意のパイプ支持部材を用いることができるもので、溝の
底面に構築した支持台に支持させるようにしてパイプP
を敷設する。
【0033】そして、前記支持台29とパイプPの下部
の所定の範囲を埋めるように、アスファルト混合物を打
設して板状の支持部材として構築するが、割石等でパイ
プの下部の隙間を少なくしてから、前記アスファルト混
合物を打設して、割石交じりのアスファルト層を構築し
ても良い。なお。一般に、アスファルト混合物は、海中
で施工した場合でもその流動性により、凹凸が少ないほ
ぼ平らな表面を形成するという性質があり、また、比較
的小さな隙間にも容易に流れ込んで充填されるという性
質がある。
【0034】図8に示す例は、大型の構造物を構築する
場合等に、下部支持層をアスファルト混合物の板体で構
成し、沈埋トンネル40のような構造物を支持する例を
示している。この例においては、例えば、沈埋トンネル
40を敷設するための掘削溝30のように、巾が広くて
深い溝を掘削してから、その溝の底面に任意の厚さのア
スファルト混合物の層を構築し、前記アスファルトの平
坦性を利用して凹凸の少ない下部支持層34を構築する
ことができる。そして、前記下部支持層34の上に大型
の構造物を載置して位置決めすることで、沈埋トンネル
40等を容易に構築できるので、前記図6、図7に示し
たように、掘削溝30内で構造物の横や上の余裕空間部
には、浚渫土や捨て石等を投棄して埋めることにより、
前記埋設物の保護を容易に行うことができる。なお、前
記図8に示すように、支持層をアスファルト混合物によ
り構築する手段は、前記パイプを支持するためにも適用
が可能なことは当然である。
【0035】前記本発明の実施例において、構造物を掘
削溝の底に対して支持するためには、コンクリート混合
物や、アスファルト混合物等の任意の材料を打設して、
任意の厚さの支持層を構築することができる。また、支
持台や支持構造物を溝の底に配置する場合にも、前記支
持部材の材料としては、鉄鋼構造物やコンクリート、そ
の他の任意の材料を用いることが可能である。さらに、
前記海底埋設物が剛体の場合には、前記各実施例に示さ
れたような比較的剛性を有する支持体を構築するが、例
えば、比較的フレキシビリティのある管路等の場合に
は、アスファルト混合物の薄い支持層を構築した上に構
造物を配置するようにして、支持面の凹凸にしたがって
構造物を敷設しても良い。
【0036】なお、埋設して施工する構造物の構造や重
量、または、海底地盤の条件等により、掘削溝の底面に
基礎支持層を構築しなくても良い場合かあるとも考えら
れる場合には、溝の底面に直接構造物を施工して、必要
とされる場所にのみ、アスファルト混合物やその他の材
料を打設して、構造物を支持させることも可能である。
また、溝の底面に構築する支持層としては、アスファル
ト混合物等のような流動性を有する材料の他に、アスフ
ァルトマット等のような既成の層状の部材を敷きこむこ
とで構築しても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明は、前述したような工法を用いて
いるものであるから、パイプや沈埋トンネル等のような
構造物に対する基礎支持層や支持層の支持手段を、海上
からの工事により行うことができ、潜水作業員の負担を
軽減することができる。また、砕石の層にアスファルト
混合物を打設して支持層を構築する場合には、砕石の隙
間にアスファルト混合物が入り込んで一体化した層を構
築でき、構造物の支持作用を広くて厚い層により保護す
ることができ、海底地盤に対して構造物を安定した状態
で支持させることが可能になる。さらに、区画部材を任
意の間隔で配置して支持層の巾を規定する場合には、地
盤の支持強度等の条件に対応させて構造物の保護を行う
ことが可能となり、海底管路の敷設海域に容易に対応さ
せることができる。そして、掘削溝の上に上面保護材を
配置する場合には、埋め戻した土砂を洗掘から保護する
とともに、構造物上の上部被覆層が薄い場合でも、アン
カー等の落下による衝撃から構造物を保護でき、海底管
路の安定性を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の工法の実施例の説明図である。
【図2】 パイプ支持工法の別の実施例の説明図であ
る。
【図3】 パイプ支持工法の他の実施例の説明図であ
る。
【図4】 図3の別の例の説明図である。
【図5】 角型の構造物に対する支持工法の説明図であ
る。
【図6】 角型の構造物に対する別の支持工法の説明図
である。
【図7】 支持構造物とアスファルト混合物とを組み合
わせた支持工法の説明図である。
【図8】 アスファルト混合物による支持工法の説明図
である。
【図9】 海底管路の配置状態の説明図である。
【図10】 図9の海底管路の側面図である。
【図11】 従来の工法の説明図である。
【符号の説明】
1 海底管路、 2 大径管路、 3 中径管
路、 4 小径管路、5 立上がり管、 6 放
水口、 7 水流、 8 海底地盤面、10 掘
削溝、 11 下部支持層、 12 上部被覆層、
13 保護捨石層、 20 掘削溝、 21 基
礎支持層、22・23 支持層、 24 区画部
材、25・35 アスファルト混合物、 26 上
部被覆層、27 支持部材、 28 上面保護材、
29 支持台、30 掘削溝、 31 基礎支
持層、 32 下部支持層、33 塊状支持材、
34 下部支持層、36 上部充填層、 37
上面保護材、40 沈埋トンネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000230711 日本海上工事株式会社 東京都港区赤坂2丁目10番9号 (72)発明者 和木 多克 神奈川県横浜市旭区二俣川1−45−93 ワ ールドエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 折笠 正美 神奈川県横浜市旭区二俣川1−45−93 ワ ールドエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 野々田 充 東京都大田区多摩川2丁目11番20号 日本 道路株式会社内 (72)発明者 伊藤 隆彦 東京都中央区京橋3−13−1 大成ロテッ ク株式会社内 (72)発明者 松崎 勝夫 東京都港区赤坂2丁目10番9号 日本海上 工事株式会社内 (72)発明者 中野 浩 東京都港区赤坂2丁目10番9号 日本海上 工事株式会社内 Fターム(参考) 2D055 AA09 EA02 EA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海底地盤面から掘り下げて構築する掘削
    溝に、埋設構造物を敷設して海底構造物を構築する方法
    であって、 前記掘削溝の底部に所定の厚さで構築する基礎支持層
    と、 前記基礎支持層の上に敷設する埋設構造物と、 前記敷設した埋設構造物の底部と側部の隙間に塊状体を
    挿入し、前記塊状体をアスファルト混合物で固化させて
    構築する支持層と、 前記支持層および埋設構造物の上を覆い、海底地盤面に
    合わせて上部被覆層を施工して構築することを特徴とす
    る海底埋設構造物の構築工法。
  2. 【請求項2】 前記埋設構造物を支持する支持層を、任
    意のサイズの塊状体の層を構築してからアスファルト混
    合物を打設し、塊状体の隙間にまでアスファルト混合物
    を浸透させて固化させて構築することを特徴とする請求
    項1に記載の海底埋設構造物の構築工法。
  3. 【請求項3】 前記支持層を構築するに際して、埋設構
    造物の両側部に任意の間隔を介して区画部材を配置し、
    前記区画部材の間に塊状体を層状に施工し、前記塊状体
    の層に対してアスファルト混合物を施工して構築するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の海底埋設構造物の構築
    工法。
  4. 【請求項4】 海底地盤面から掘り下げて構築する掘削
    溝に、埋設構造物を敷設して海底構造物を構築する方法
    であって、 前記掘削溝の底部に所定の間隔で構築する支持構造物
    と、 前記支持構造物に支持させて敷設する埋設構造物と、 前記敷設した埋設構造物の底部と側部に所定の厚さとな
    るようにアスファルト混合物を施工して構築する支持層
    と、 前記支持層および埋設構造物の上を覆い、海底地盤面に
    合わせて上部被覆層を施工して構築することを特徴とす
    る海底埋設構造物の構築工法。
  5. 【請求項5】 海底地盤面から掘り下げて構築する掘削
    溝に、埋設構造物を敷設して海底構造物を構築する方法
    であって、 前記掘削溝の底部に所定の厚さでアスファルト混合物を
    施工して支持層を構成し、前記支持層の上に埋設構造物
    を載置し、 前記支持層および埋設構造物の上を覆い、海底地盤面に
    合わせて上部被覆層を施工して構築することを特徴とす
    る海底埋設構造物の構築工法。
  6. 【請求項6】 前記埋設構造物を基礎支持層もしくは支
    持層により支持させ、支持層と埋設構造物を覆うように
    上部被覆層を施工し、前記上部被覆層の上に所定の巾で
    上面保護材を施工することを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれかに記載の海底埋設構造物の構築工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102943945A (zh) * 2012-12-07 2013-02-27 中国石油集团工程设计有限责任公司 穿越断裂带的管道工程减震防护方法
CN112344096A (zh) * 2020-11-13 2021-02-09 中船华南船舶机械有限公司 一种海底管道整平、铺设、锁固、埋设设备的施工方法
CN113585346A (zh) * 2021-08-13 2021-11-02 中南大学 近海内河交汇区的沉管基槽处理工艺及沉管安装工艺

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CN112344096B (zh) * 2020-11-13 2022-07-29 中船华南船舶机械有限公司 一种海底管道整平、铺设、锁固、埋设设备的施工方法
CN113585346A (zh) * 2021-08-13 2021-11-02 中南大学 近海内河交汇区的沉管基槽处理工艺及沉管安装工艺

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