JPH02297525A - 光マトリクススイッチ - Google Patents

光マトリクススイッチ

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JPH02297525A
JPH02297525A JP1117256A JP11725689A JPH02297525A JP H02297525 A JPH02297525 A JP H02297525A JP 1117256 A JP1117256 A JP 1117256A JP 11725689 A JP11725689 A JP 11725689A JP H02297525 A JPH02297525 A JP H02297525A
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optical switch
optical
switch element
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Yasuo Shibata
泰夫 柴田
Masahiro Ikeda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高速度で動作する光マトリクススイッチに関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の光マトリクススイッチとしては、第2図
に示す構成を有するものが知られている(文献;電子情
報通信学会技術研究報告 0C888−41pt参照)
第2図において、Xi(但し、i−1,2,3゜4)は
入力ボート、Olは出力ボート、1は人力導波路、2は
出力導波路、3は方向性結合型光スイツチ素子をそれぞ
れ示している。
また、第3図は、−第2図における光スイツチ素子3の
拡大図である。第3図において、3a、3bは導波路、
4は電極である。これら2本の導波路3a、3bは、光
の伝搬方向の一部において平行に近接して形成され、方
向性結合器における、いわゆる結合領域3Cを構成して
いる。
ここで、上記方向性結合型光スイツチ素子3の動作原理
について説明する。
光スイツチ素子3を光が導波する場合、導波路3a、3
bが平行に近接している結合領域3cにおいては、互い
に直交する正規モードとして偶及び奇対称モードが存在
し、各々の伝搬定数はβe。
β0である。入力端z −m Qで導波路3aから光が
入力されると、この入力端2で電界振幅が等しい偶・奇
モードが同相で励起する。これらのモードが結合領域3
cを伝搬していくにつれて、二つのモード間に位相差(
βe−βo)zが生じ、伝搬距離が L−π/(βe−β0) となったときに位相差がπになる。このとき、偶・奇モ
ードの合成電界分布は、結合領域3c外における導波路
3bの導波モードの電界分布と一致しており、結合領域
3cの長さく結合長)がLであれば、導波路3aへ入力
された光が損失なく100%導波路3bに移行すること
になる。このときのLを完全結合長という。
また、光スイツチ素子3の結合長Lsは、Ls  −(
2n+1)  L (但し、n−0,]、、2.3…)なる関係を満足して
いる。このため、信号光は、2本の導波路3a、3b間
の移行を繰り返l−ながら伝搬され、最終的には導波路
3bから取り出される。
いま、電極4に電圧が印加されると、結合領域3Cにお
ける導波路の屈折率が変化し、伝搬定数が変化する。そ
の結果、完全結合長がL゛ となる。
このとき、光スイツチ素子3の結合長Lsは、L s−
2mL’ (但し、m−0,1,2,3…)なる 関係を満足している。このため、信号光は、2本の導波
路3a、3’b間の移行を繰り返しながら伝搬され、最
終的には導波路3aがら取り出される。
以上のように、方向性結合型光スイツチ素子3は、電極
4への電圧印加の有無に応じて信号光の光路を切り換え
ることができる。
従って、第2図の光マトリクススイッチにおいて、任意
の入力ボートItから入力した信号光は、光スイツチ素
子3にて上記したスイッチング作用を受けた後、任意の
出力ボートO1から出力されることになる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成による方向性結合型光スイツチ
素子3は、原理的に100%のパワー移行を行なえると
いう利点を有する反面、結合領域3c全体の屈折率を変
化させなければならないため、素子の容量を大きくする
必要があり、高速動作に適さず、高速で動作する光マト
リクススイッチの実現が困難であるという欠点があった
。また、光による制御にも適さないという欠点があった
さらに、高周波特性を改善するために、例えば、50Ω
の抵抗を用いて終端した場合、消費電力が大きぐ、大規
模な光マトリクススイッチを構成する際の放熱等の問題
点も有している。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、高速、かつ、低パワーにで動作し得る光マト
リクススイッチを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)では、複数の入
力端子と、複数の出力端子と、前記複数の入力端子と複
数の出力端子を光学的に連結する1×2または2X2の
複数の基本光スイッチ素子とからなる光マトリクススイ
ッチにおいて、前記基本光スイッチ素子は、平行に近接
した2本の導波路からなる方向性結合器の結合領域の一
部に光の透過・反射を切り替える切替部を備え、かつ、
前記切替部の長さを前記結合領域の長さよりも十分に短
く設定するとともに、光の入力側導波路の結合領域の長
さを完全結合長の(n + 1 / 2 )倍に設定し
た(但し、n、−0,1,2,3…)。
また、請求項(2)では、前記切替部をグレーティング
またはファブリペロエタロンにより構成した。
(作 用) 請求項(1)によれば、−の入力端子から入力された信
号光は、初段の1×2あるいは2X2基本光スイツチ素
子の結合領域の入力側端部に到達する。信号光は、結合
領域の一方の導波路を伝搬する間に、少量の光が他方の
導波路に結合される。
このようにして信号光は結合領域を(n+1/2)の距
離だけ伝搬して切替部に到達する。
ここで、切替部が反射状態に切替えられていると、信号
光は反射されて、入力側の結合領域を逆方向に伝搬し、
(n + 1 / 2 )の距離を伝搬した時点で、信
号光は、他方の導波路に100%結合され、他方の導波
路を伝搬後、その一端から次段の1×2あるいは2×2
基本光スイッチ素子に出力される。
一方、切替部が透過状態に切替えられていると、信号光
は、切替部を透過して、結合領域をさらに直進し、例え
ば、(n + 1 / 2 )の距離を伝搬した時点で
、他方の導波路に100%結合され、その他端から次段
の1×2あるいは2×2基本光スイッチ素子に出力され
る。
切替部の反射及び透過状態に応じてスイッチング作用を
受け、次段の1×2あるいは2×2光基本スイッチ素子
に入力した信号光は、上記と同様のスイッチング作用を
受ける。
以上のようにして、スイッチング作用を受1ノだ信号光
は、最終段の1×2あるいは2×2基本先スイッチ素子
においても同様のスイッチング作用を受けて、任意の出
力端子から出力される。
また、請求項(2)によれば、切替部がグレーティング
またはファブリペロエタロンにより構成され、透過及び
反射の切替制御が、制御光あるいは電界、電流、熱等の
入力条件に基づいて行なわれる。
(実施例) 第1図は、本発明に係る4X4光マトリクススイツチの
第1の実施例を示す構成図である。第1図において、I
f(但し、i−1,2,3,4)は入力ボート、Olは
出力ポート、1O−PQ(P−1,2、Q−1,2,3
)は方向性結合型2×2基本光スイッチ素子(以下、2
×2光スイツチ素子という)、11は入力導波路、12
は出力導波路である。
第4図は、第1図における2×2光スイッチ素子1O−
PQの構成を説明するための図で、第4図<a)は拡大
図、第4図(b)は第4図(a)のX−X線矢視方向の
拡大断面図、第4図(C)は第4図<a>のY−Y線矢
視方向の拡大断面図並びに第4図(d)は第4図(a)
のZ−Z線矢視方向の拡大断面図である。
第4図において、11.12は信号充用導波路で、第4
図(b)及び(C)に示すように、幅約5jl m 、
厚さが約0.5amに設定されたInO,72Ga  
 As   P   からなるコア11a。
0.2g   0.59 0.41 12aと、これらコアlla、12aを被覆したInP
よりなるクラッド13からそれぞれ構成されている。第
1図の構成においては、導波路11(111,112)
は信号光入力用、導波路12(121゜122)は出力
用となっている。
これら2本の信号光用導波路11と12の、光の伝搬方
向の一部において、コア11aと12gがクラッド13
を介して平行に近接して形成され、光方向性結合器にお
ける結合領域14を構成している。さらに、結合領域1
4外の導波路11及び12の両端は、結合領域14に対
してほぼ直角となるように形成されており、その曲部に
は反射ミラー15がそれぞれ形成されている。
結合領域14は、完全結合長りを約1關に設定してあり
、そのほぼ中央部には後記するように切替部20が配置
されている。また、切替部20を中心とした各導波路1
1及び12の結合長、即ち、入出力側結合長g。1及び
g。2はそれぞれL / 2 i:設定しである。
16は制御充用導波路で、第4図(a)及び(d)に示
すように、結合領域14を構成する導波路11.12の
コアlla、12aのほぼ中央部の長手方向側面に直交
するように形成されている。
その構造パラメータは、幅を約50μm1厚さを約0.
5μmに設定してあり、例えば、波長1゜50μmの制
御光Cが導波される。
20は切替部で、第4図(c)及び(d)に示すように
、In   Ga O,470,53Asからなる50A厚の井戸層211
とInPからなる75A厚の障壁層212を交互に約4
0層積層した多重量子井戸構造の光非線形媒質により形
成されたグレーティング21a、21bとから構成され
ている。
これらグレーティング21a、21bのうち、グレーテ
ィング21aの光軸が導波路11のコア11aの光軸と
、グレーティング21bの光軸が導波路12のコア12
aの光軸とそれぞれ一致し、かつ、グレーティング21
bの長さ方向外側面が導波路16のコア16aの端面と
直交して接合するように、結合領域14の光伝搬方向の
ほぼ中央部に配置されている。
50μm、最大反射率を約98%に設定しである。
また、そのピッチは、波長1,55μmの2次波長0,
48μmに一致している。従って、ピッチAは0.48
 μm、厚さtは0.5μmに設定しである。さらに、
グレーティング21a、21bの多重量子井戸構造部分
及びクラッド13の各屈折率は、それぞれ約3.5及び
3.2である。このため、グレーティング21a、21
bにおける反射結合係数I(は約0.05μm−1以上
となっている。
第5図は、グレーティング21a、21bの波長(λ)
に対する反射率(R)の特性を示す図で、横軸が波長λ
、縦軸が反射率Rをそれぞれ表している。第5図におい
て、Aで示す波形は、制御光Cが入射されていない、い
わゆる初期状態(反射状7!りを示し、Bで示す波形は
、制御光Cが入射された時の状B(透過状態)を示して
いる。
第5図から分かるように、反射率が最初零となる反射帯
域幅Δλは183又となる。従って、波長1.55μm
の信号光のみがグレーティングに入射された場合には、
グレーティング21a。
21bは反射状態となる。ここで、グレーティング21
a、21bに、制御光Cを入射して、多重量子井戸構造
部分の屈折率を変化させ、反射率の中心波長λCを△λ
だけ変化させれば、グレーティング21a、2ibは反
射状態から透過状態へとスイッチングされる。
なお、上記光非線形媒質からなるグレーティング21a
、21bは、室温において波長1.5μmに、電子と重
いホールによって形成されるエキシトンのピークを有し
、かつ、これらの間には上記したように制御光用導波路
16が形成されている。
第1図の光マトリクススイッチは、上記構成の2X2光
スイッチ素子1O−PQを6個用い、2X2先スイッチ
素子10−11及び10−21の入力用導波路111.
112を当該光マトリクススイッチの4本の入力導波路
11とし、2X2光スイッチ素子10−13及び10−
23の出力用導波路121,122を当該光マトリクス
スイッチの4本の出力導波路12としている。
2X2光スイッチ素子10−11の出力用導波路121
は2×2光スイッチ素子10−12の入力用導波路11
1と、また、出力用導波路122は2×2光スイッチ素
子10−22の入力用導波路111とそれぞれ接続して
いる。2×2光スイツチ素子10=21の出力用導波路
121は2×2光スイッチ素子10−12の入力用導波
路112と、また、出力用導波路122は2X2光スイ
ッチ素子10−22の入力用導波路112とそれぞれ接
続している。
同様に、2×2光スイッチ素子10−12の出力用導波
路121は2X2光スイッチ素子10−13の入力用導
波路111と、また、出力用導波路122は2×2光ス
イッチ素子10−23の入力用導波路111とそれぞれ
接続している。さらに、2×2光スイッチ素子1.0−
22の出力用導波路121は2X2光スイッチ素子to
−taの入力用導波路112と、また、出力用導波路1
22は2X2光スイッチ素子to−23の入力用導波路
112とそれぞれ接続している。
以上のように各光スイツチ素子1O−PQを接続するこ
とによって、光路長及び通過する段数の等しい対称型の
4×4光マトリクススイツチが構成されている。
次に、第1図の構成よる動作を説明する。なお、ここで
は入力ボート11から入力された信号光に対するスイッ
チング動作を例に説明することにする。
入力ボートエ1から入力された信号光は、入力用導波路
111を伝搬して、反射ミラー15に到達し、ここで反
射される。反射された信号光は、さらに結合領域14を
g。1(−L/2)の距離だけ伝搬して、切替部20に
入力する。
このとき、導波路16を介して、切替部20のグレーテ
ィング21a、21bに制御光Cが注入されていない場
合には、信号光は切替部20で反射されて、結合領域1
4を往復する。これにより、信号光は、結合領域14を
j7GL” G2”= Lだけ伝搬して、出力用導波路
121に100%結合される。
出力用導波路121に結合した信号光は、反射ミラー1
5等を介して、次段の2X2光スイッチ素子10−12
に入力する。
一方、入力信号光が、2X2光スイッチ素子1〇−11
の切替部20に到達したときに、切替部20のグレーテ
ィング21a、21bに制御光Cが注入されていると、
信号光は、切替部20を透過して、入出力用導波路11
2 、122を伝搬する。このようにして結合領域14
をL/2だけ伝搬すると、信号光は、fIGl+IG2
” Lだけ伝搬したことになり、これにより、出力用導
波路122に100%結合される。出力用導波路122
に結合した信号光は、反射ミラー15等を介して、次段
の2×2光スイッチ素子to−22に入力する。
2X2光スイッチ素子to−12に入力した信号光は、
上記したように、制御光の有無に応じたスイッチイング
作用を受けて、次段の2×2光スイッチ素子10−13
または2X2光スイッチ素子to−23に入力する。こ
れら2×2光スイッチ素子10−13または2X2光ス
イッチ素子to−23においても、信号光は上記した制
御光の有無によるスイッチング作用を受けて、出カポ−
+−01または02、あるいは出力ボート03または0
4から出力される。
同様にして、2×2先スイッチ素子1G−22に人力し
た信号光は、上記したように、制御光の有無に応じたス
イッチイング作用を受けて、次段の2×2光スイッチ素
子10−13または2×2光スイッチ素子10−23に
入力し、これら2X2光スイツチ素子10−13または
2X2光スイッチ素子to−23においても、信号光は
上記した制御光の有無によるスイッチング作用を受けて
、出力ボート01または02、あるいは出力ボート03
または04から出力される。
なお、実際には、結合領域14における透過あるいは反
射した信号光の伝搬距離は、最大、切替部20の長さg
 〜50μm分、完全結合長し一1 mmからずれるこ
とになるが、本第1の実施例においては、L>1  な
る関係を満足しているため、実際上問題とはならず、上
記ずれは無視できる。
以上のように、本第1の実施例によれば、光マトリクス
スイッチの主構成要素である2×2光スイッチ素子1O
−PQに、グレーティング21a。
21bからなる切替部20を設け、かつ、その長さg 
が、2×2光スイツチ素子1(1−PQの完全結合長り
より十分に短く設定し、かつ、入力端結合長g。1を完
全結合長しの1/2に設定したので、スイッチング制御
を光(制御光C)によって行なうことができ、しかも屈
折率の制御も切替部20のみでよいため、低パワーにて
スイッチングを行なえるとともに、低損失で、かつ、安
定な高速動作の光マトリクススイッチ・を実現している
なお、本第1の実施例においては、結合領域149入力
端及び出力側の結合長g。1及びg。2を、完全結合長
しの1/2倍に設定したが、これに限定されるものでは
なく、結合長g。1及びg。2を以下に示す条件を満足
するように変化させることにより、信号光を出力用導波
路121または122に結合させることも可能である。
即ち、入力側結合長Ω6□を、 Rct−(n+1/2) L (但し、n−0,1,2,3…)なる 関係を満足するように選択すると、例えば、入力用導波
路111(または112)へ入射され、切替部20で反
射された信号光を、出力用導波路121(または122
 ’) :に結合させることができる。
一方、切替部20を透過した信号光は、結合長Ωo2に
応じて出力用導波路122(または121)に結合させ
ることができる。
即ち、入力端結合長g6□が上の条件を満たすとき、 1 G2− (n+1/2)L (但し、n−0,1,2,3…)なる 関係を満足すれば、出力用導波路122(または121
)に結合する。
また、本第1の実施例では、制御光Cを導波路16を介
して注入するようにしたが、ビーム状にして注入しても
、同様の効果を得ることができる。
さらに、グレーティングの屈折率の制御は、ここで示し
た光によるものの他に、グレーティングにpn接合を設
けて逆方向電界を印加する方法、順方向電流を流す方法
、あるいはグレーティングを加熱・冷却する方法でも可
能である。
なお、本実施例においては、切替部をグレーティングに
よって構成したが、これに限定されるものではなく、フ
ァブリペロエタロンを用いても、上記と同様の効果を得
ることができる。
第6図は、本発明に係る光マトリクススイッチの第2の
実施例を示す構成図である。
本第2の実施例は、前記第1の実施例に用いた2X2光
スイッチ素子1O−PQの代わりに、2×2光スイッチ
素子1O−PQの入力用導波路112を削除した1×2
光スイッチ素子3O−8T(S−1,2,3,4、T−
1,2,3)を用い、かつ、各出力ボート0i(i−1
゜2.3.4)の前段に、光合波器3l−j(j−1,
2,3,4)を配置して、4×4光マトリクススイツチ
を実現している。1×2光スイッチ素子3O−9Tの動
作原理は、上記した2X2光スイッチ素子1O−PQと
同様である。
このような構成にすると、停電時等に出力が互いに重な
ることはなく、また前記第1に実施例と同様の効果も得
ることができる。
なお、2×2あるいは1×2光スイツチ素了を主構成要
素とし、これらを組み合わせることによって、任意のn
に対してnXn光マトリクススイッチを構成することが
できる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)または請求項(2)
によれば、以下のような利点がある。
■高速制御が可能である。
■光マトリクススイッチを駆動するために要する制御パ
ワーが小さくてすむ。
■光による制御が可能である。
■nXn光マトリクススイッチを制御可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光マトリクススイッチの第1の実
施例を示す構成図、第2図は従来の光マトリクススイッ
チの構成図、第3図は第2図における方向性結合型光ス
イツチ素子の拡大図、第4図(a)は第1図における2
×2光スイツチ素子の拡大図、第4図(b)は第4図(
a)のX−X線矢視方向の拡大断面図、第4図(c)は
第4図(a)のY−Y線矢視方向の拡大断面図、第4図
(d)は第4図(a)のZ−Z線矢視方向の拡大断面図
、第5図はグレーティングの波長に対する反射率の特性
図、第6図は本発明に係る光マトリクススイッチの第2
の実施例を示す構成図である。 図中、1O−PQ…2×2基本光スイッチ素子、11…
入力(信号光用)導波路、12…出力(信号光用)導波
路、lla、12a、16a…コア、13…クラッド、
14…結合領域、15…反射ミラー、16…制御光用導
波路、2o…切替部、 21a、21b…グレーティング、3O−3T−I X
2光基本スイッチ素子、31−j…光合波器。 特許出願人  日本電信電話株式会社 代理人 弁理士  吉  1) 精  孝1O−1)Q
:2x2光スイ、チ素子 本発明の第1の実施例8示す構成図 第1図 第2図 第2図の光スイツチ素子の拡大図 第1図の2×2光ス・1ツチ素子の拡大図第4図(a) コア 第4図(a)のX−×線矢視方向の拡大断面図第4図(
b) グレーティング 第4図(a)のY−Y線矢視方向の拡大断面図第4図(
c) 第4図(a)のZ−Z線矢視方向の拡大断面図第4図 
(d) 反射率 グレーティングの反射率−尺長特牲図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の入力端子と、複数の出力端子と、前記複数
    の入力端子と複数の出力端子を光学的に連結する1×2
    または2×2の複数の基本光スイッチ素子とからなる光
    マトリクススイッチにおいて、前記基本光スイッチ素子
    は、平行に近接した2本の導波路からなる方向性結合器
    の結合領域の一部に光の透過・反射を切り替える切替部
    を備え、かつ、前記切替部の長さを前記結合領域の長さ
    よりも十分に短く設定するとともに、 光の入力側導波路の結合領域の長さを完全結合長の(n
    +1/2)倍に設定した(但し、n=0、1、2、3…
    ) ことを特徴とする光マトリクススイッチ。
  2. (2)前記切替部をグレーティングまたはファブリペロ
    エタロンにより構成した請求項(1)記載の光マトリク
    ススイッチ。
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Cited By (1)

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