JPH02295122A - 金属パターン形成法 - Google Patents
金属パターン形成法Info
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- JPH02295122A JPH02295122A JP11491789A JP11491789A JPH02295122A JP H02295122 A JPH02295122 A JP H02295122A JP 11491789 A JP11491789 A JP 11491789A JP 11491789 A JP11491789 A JP 11491789A JP H02295122 A JPH02295122 A JP H02295122A
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Landscapes
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Weting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は半導体素子等の電極に用いる金属パターン形成
法に係り、特にエッチングの困難な金属材料収をリフト
オフ法により精密な形状に加工する金属パターン形成法
に関する。 [従来の技術1 リフトオフ法は、微細なパターンを形成するのに適して
いる。従来のリフトオフ法は、例えばr昭和48年度電
子通信学会全国大会予稿274″リフトオフ法による微
細パターンの形成法″」において論じられている。 この方法を第2図を用いて説明する。 (a)通常の光リソグラフィーにより、碁板10上の所
望の位置にポジ型ホトレジスト12のパターンを形成す
る。通常、リフトオフを容易にするためSin2膜等の
絶縁膜がスペーサ層11として下地に用いられる。 (b)ポジ型ホトレジスト12をエッチングマスクに用
い、スペーサN11であるSin2膜をH? : NH
4F=1 : 6でウエットエッチングする.この時、
ポジ型ホトレジスト12の下にS i O,膜のアンダ
ーカット部20が生じる6ウエットエッチングを用いる
ため、ホトレジスト開口寸法aにたいして、スペーサ層
開口寸法bは広がっ1てしまう。 (c)金属膜13を真空蒸着する。この時ポジ型ホトレ
ジスト12の上にも金属膜13′が堆積する. (d)レジスト剥離液を用いて、ポジ型ホトレジスト1
2を剥離すると同時にその上に堆積した金属膜13′も
除去し、所望の位置にのみ金属膜13を残す。このよう
にして、最初のポジ型ホトレジスト12のパターンに対
し反転した金属膜13のパターンができる。 リフトオフを容易にするためには、ポジ型ホトレジスト
12の下のSiO■膜のアンダーカット部20により生
じた段差部分に堆積した金属膜13′の被覆不良部から
レジスト剥離時に剥離液が侵入し、ポジ型ホトレジスト
12を侵すことが必要である。この段差部分に金属膜の
割れ目が生じなければ、リフトオフは困難となる。この
ため、蒸着するときは指向性のある蒸着をし、段差部分
のステップ力バレージを悪くする必要がある。しかし、
エッジ力バレージは逆に悪くなり、基板の露出する部分
ができていた。またウエットエッチング法を用いている
ため、ポジ型ホトレジスト開口寸法aと金属膜パターン
寸法b′には寸法の誤差が生じていた。
法に係り、特にエッチングの困難な金属材料収をリフト
オフ法により精密な形状に加工する金属パターン形成法
に関する。 [従来の技術1 リフトオフ法は、微細なパターンを形成するのに適して
いる。従来のリフトオフ法は、例えばr昭和48年度電
子通信学会全国大会予稿274″リフトオフ法による微
細パターンの形成法″」において論じられている。 この方法を第2図を用いて説明する。 (a)通常の光リソグラフィーにより、碁板10上の所
望の位置にポジ型ホトレジスト12のパターンを形成す
る。通常、リフトオフを容易にするためSin2膜等の
絶縁膜がスペーサ層11として下地に用いられる。 (b)ポジ型ホトレジスト12をエッチングマスクに用
い、スペーサN11であるSin2膜をH? : NH
4F=1 : 6でウエットエッチングする.この時、
ポジ型ホトレジスト12の下にS i O,膜のアンダ
ーカット部20が生じる6ウエットエッチングを用いる
ため、ホトレジスト開口寸法aにたいして、スペーサ層
開口寸法bは広がっ1てしまう。 (c)金属膜13を真空蒸着する。この時ポジ型ホトレ
ジスト12の上にも金属膜13′が堆積する. (d)レジスト剥離液を用いて、ポジ型ホトレジスト1
2を剥離すると同時にその上に堆積した金属膜13′も
除去し、所望の位置にのみ金属膜13を残す。このよう
にして、最初のポジ型ホトレジスト12のパターンに対
し反転した金属膜13のパターンができる。 リフトオフを容易にするためには、ポジ型ホトレジスト
12の下のSiO■膜のアンダーカット部20により生
じた段差部分に堆積した金属膜13′の被覆不良部から
レジスト剥離時に剥離液が侵入し、ポジ型ホトレジスト
12を侵すことが必要である。この段差部分に金属膜の
割れ目が生じなければ、リフトオフは困難となる。この
ため、蒸着するときは指向性のある蒸着をし、段差部分
のステップ力バレージを悪くする必要がある。しかし、
エッジ力バレージは逆に悪くなり、基板の露出する部分
ができていた。またウエットエッチング法を用いている
ため、ポジ型ホトレジスト開口寸法aと金属膜パターン
寸法b′には寸法の誤差が生じていた。
上記従来技術においては(1)精密な金属膜のパターン
を形成すること、(2)エッジ力バレージのよいこと、
(3)リフトオフの容易なこと、を同時に満足する方法
がない点で問題であった。 本発明は、精密な金属膜のパターンをエッジ力バレージ
良く形成でき、しかもリフトオフも容易にできる方法を
提供するものである。
を形成すること、(2)エッジ力バレージのよいこと、
(3)リフトオフの容易なこと、を同時に満足する方法
がない点で問題であった。 本発明は、精密な金属膜のパターンをエッジ力バレージ
良く形成でき、しかもリフトオフも容易にできる方法を
提供するものである。
上記目的を達成するために本発明においては,ノボラッ
ク系ポジ型ホトレジストを用いてパターンを形成し、該
ホトレジストをマスクとして、選択ドライエッチング法
によりスペーサ層である例えばSi○2膜を精密に加工
した後、該ホトレジストを140℃以上の温度でベーク
し、次にスペーサ層をウエットエッチングする工程をリ
フトオフ法に導入したものである。 [作用】 ノボラック系ポジ型ホトレジストを140℃以上でベー
クすると、該レジストの表面がかたまる.該ホトレジス
トの熱分解により窒素ガスが発生しても、表面からは逃
げ出せなくなり、スペーサ層例えばSin.膜と該レジ
ストとの界面から逃げ出す。このため、該レジストとS
iO2膜との密着性が悪くなる。このウエハをHF :
NH,F=1=6のようなS i O,膜のエッチン
グ液でエッチングすると、該レジストの下にアンダーカ
ットがはいる。 以上のことについては、ジャーナル オブ アプライド
ポリマー サイエンス(Journal ofApp
lied Polymer Science)第30巻
,第2号(1985)31!第547〜555頁におい
て述べられている。 この現象を利用し、(1)精密な金属膜のパターンを形
成すること、(2)エッジ力バレージのよいこと、(3
)リフトオフの容易なこと、を同時に満足するりフトオ
フ法を実現できる。 第1図を用いて、以下に説明する。 (a)従来技術と同様に、通常の光リソグラフィーによ
り、基板10上の所望の位置にポジ型ホトレジスト12
のパターンを形成する。リフトオフを容易にするためS
i O.等の絶縁膜がスペーサ層11として下地に用
いられる。 (b)RIE (リアクテイブ イオン エッチング:
Reactive Ion Etching)法によ
り、該ホトレジスト12をエッチングマスクとしてスペ
ーサ層11をエッチングする。エッチングはほぼ垂直に
行われ、該ホトレジスト開口寸法aがスペーサ層11に
転写できる。 (C)次に、該基板10を140℃以上でベークした後
、スペーサ層11をウエットエッチングする。この時、
該ホトレジス1〜層12とスペーサ層11の間の密着性
は悪くなっているため、エッチングにより該スペーサ/
!11にアンダーカット部14が生じる。ウエットエッ
チングは等方的に進行するが,エッチング時間が短いの
で、スペーサ層開口寸法bはそれほど広がらない。 レジストベーク温度が200℃を超えると、ホトレジス
トの剥離が困難になる。このためベーク温度は2 0
0 ’C以下にする。特に好適なベーク温度の範囲は1
. 4 0℃から160℃である。 (d)金属膜13を蒸着する。13′はホトレジスト上
に堆積した金属膜である。 (e)レジスト剥離液を用いて、ポジ型ホトレジスト1
2を剥離すると同時にその上に堆積した金属膜13′も
除去し、所望の位置にのみ金属膜13を残す。このよう
にして、最初のポジ型ホトレジスト12のパターンに対
して反転した金属膜13のパターンができる。 この時、スペーサ層開口寸法bと金属パターン寸法b′
は該ホトレジスト開口寸法aとほぼ同じ寸法で形成でき
る。また基板の露出部分もなく、良好なエッジ力バレー
ジを達成できる。もちろんスペーサ層11のアンダーカ
ット部14のためリフトオフも容易にできる。 さらに蒸着にプラネタリドームを用いると、無指向性の
蒸着をすることが出来、エッジ力バレージをいっそう改
善できる。 [実施例】 以下に、本発明の一実施例を第3図により説明する。 第3図は本発明を、GaAs電界効果型トランジスタ(
G a A s M E S F E T )のオー
ミソク電極形成に実施したときの断面工程図である。 (a)半絶縁性GaAs基板30上にSi○2膜32を
3000人被着した後、オーミック電極の位置にノボラ
ック系ポジ型ホトレジスト34(#さ1.5μm)を用
いて、所望のパターンを形成する。33はゲート電極、
31はイオン打ち込み層を表わしている。 (b)RIE法を用いて、スペーサ層であるSi○2膜
32をGaAs基板3oが露出するまでドライエッチン
グする。エッチングガスにはC2FGとCHF,の混合
ガスを用いた。S i O2膜32はほぼ垂直にエッチ
ングされ、該レジストパターンの寸法とほぼ等しいSi
−02膜32の開口寸法が得られる。 (c)半絶縁性GaAs基板30を5分から10分間、
]50゜Cでベークし、該レジスト34とS i O2
膜32との密着性を悪くする。この後、HF: NH,
F=1 : 6でを用いて、SiO2膜32のウエット
エッチングを30秒行う。ベークによって,該レジスト
との密着性が悪くなっているため、サイドエッチングが
大きくなり、アンダーカットが約3000人入る。 (d)ソース電極及びドレイン電極として、金飄膜36
および3 6 ’ ( A u − G e / W
/ N i /Au)を無指向蒸着する。金属膜の膜
厚は3000人である。 (e)レジスト剥離液を用いてレジスト34と不要な金
@71136’ をリフトオフする。この時S i O
2膜32にアンダーカットが入っているので、容易にリ
フトオフができる。続いて400℃で合金化処理し,オ
ーミック電極とする。 本発明によれば、金属膜によるエッジ力バレージがよい
ので、オーミック電極工程を経てもGaAs基板が露出
しない。このため、GaAsMESFETの特性を安定
させると共に、特性の面内バラツキを抑制することがで
きる。また寸法精度も良好で、該ホトレジストパターン
寸法とほとんど同じ寸法形状の金属電極が得られる。 ところで、−Jffiにスペーサ層をドライエッチング
することにより、GaAs基板などの基板がドライエッ
チングダメージや汚染の影響を受ける。 半導体素子等を作製する上で、これらは大きな障害とな
る場合が7ある。これを防ぐためには、スペーサ層のド
ライエッチングを途中で止め、ベーク後のウエットエッ
チングのときに、完全にスペーサ層をエッチング除去す
ればよい。 この方法を用いた実施例を第4図を用いて説明する。先
の例と同じ<GaAsMESFETのオーミック電極形
成法に関するものである。 (a)ドライエッチングでは、スペーサ層のSiOz膜
32を厚さ500人程度残しておく。 これにより、ドライエッチングダメージはGaAs基板
3oまで到達することはなレ)。 (b)ベーク後に行う30秒のウエットエッチングでS
i 02膜32にサイドエッチングをレ1れ、同時に
GaAs基板30上に残った厚さ500人程度のSi○
2膜32を完全に除去する。SiOz膜32上に残留し
ていたエッチング反応生成物である(CFZ)nポリマ
なとも同時に除去できるので、GaAs基板30を汚染
することがなb1。 (c)先に述べた実施例の如く、金属膜36のノ{ター
ンをリフトオフ法によって形成する.本発明によるリフ
トオフ法は、上述の実施例以外の、GaAs電界効果型
トランジスタ(GaAsMESFET).GaAs/G
aAIAs2次元電子ガス電界効果型トランジスタ(2
DEGFET)、GaAs/GaAIAsヘテロ・ノ{
イポーラトランジスタ(HBT).及びこれらを能動素
子として用いた集積回路のn型あるいはp型オーミック
電極の形成に用いても有効である。 またスペーサ層としてSi○2膜を用いた場合について
述べたが、この他PSG.SiN、SiONなどの絶縁
膜を用いてもよい。 さらに本発明は半導体素子以外に、表面弾性波素子の櫛
型電極、ジョセフソン接合素子の電極などの作製に適用
できる。 (発明の効果】 本発明によれば、ドライエッチングで精密なパターン寸
法をスペーサ層に転写できるので、リフトオフ法による
精密な金属膜のパターンを形成できる。一方ノボラック
系ポジ型ホトレジストを140℃以上でベークすること
により、スペーサ層と該レジストとの密着性を悪くし、
さらにウエットエッチングを追加することによりスペー
サ層にアンダーカットを入れることにより,リフトオフ
が容易にできる。この時のウエットエッチング量はわず
かであるので、エッジ力バレージはそこなわれない。 ?らに、ドライエッチングとウエットエッチングの組み
合わせを利用して、上記の効果を維持したまま、ドライ
エッチングによるダメージや汚染の影響を基板が受けな
いように工夫もできる。
ク系ポジ型ホトレジストを用いてパターンを形成し、該
ホトレジストをマスクとして、選択ドライエッチング法
によりスペーサ層である例えばSi○2膜を精密に加工
した後、該ホトレジストを140℃以上の温度でベーク
し、次にスペーサ層をウエットエッチングする工程をリ
フトオフ法に導入したものである。 [作用】 ノボラック系ポジ型ホトレジストを140℃以上でベー
クすると、該レジストの表面がかたまる.該ホトレジス
トの熱分解により窒素ガスが発生しても、表面からは逃
げ出せなくなり、スペーサ層例えばSin.膜と該レジ
ストとの界面から逃げ出す。このため、該レジストとS
iO2膜との密着性が悪くなる。このウエハをHF :
NH,F=1=6のようなS i O,膜のエッチン
グ液でエッチングすると、該レジストの下にアンダーカ
ットがはいる。 以上のことについては、ジャーナル オブ アプライド
ポリマー サイエンス(Journal ofApp
lied Polymer Science)第30巻
,第2号(1985)31!第547〜555頁におい
て述べられている。 この現象を利用し、(1)精密な金属膜のパターンを形
成すること、(2)エッジ力バレージのよいこと、(3
)リフトオフの容易なこと、を同時に満足するりフトオ
フ法を実現できる。 第1図を用いて、以下に説明する。 (a)従来技術と同様に、通常の光リソグラフィーによ
り、基板10上の所望の位置にポジ型ホトレジスト12
のパターンを形成する。リフトオフを容易にするためS
i O.等の絶縁膜がスペーサ層11として下地に用
いられる。 (b)RIE (リアクテイブ イオン エッチング:
Reactive Ion Etching)法によ
り、該ホトレジスト12をエッチングマスクとしてスペ
ーサ層11をエッチングする。エッチングはほぼ垂直に
行われ、該ホトレジスト開口寸法aがスペーサ層11に
転写できる。 (C)次に、該基板10を140℃以上でベークした後
、スペーサ層11をウエットエッチングする。この時、
該ホトレジス1〜層12とスペーサ層11の間の密着性
は悪くなっているため、エッチングにより該スペーサ/
!11にアンダーカット部14が生じる。ウエットエッ
チングは等方的に進行するが,エッチング時間が短いの
で、スペーサ層開口寸法bはそれほど広がらない。 レジストベーク温度が200℃を超えると、ホトレジス
トの剥離が困難になる。このためベーク温度は2 0
0 ’C以下にする。特に好適なベーク温度の範囲は1
. 4 0℃から160℃である。 (d)金属膜13を蒸着する。13′はホトレジスト上
に堆積した金属膜である。 (e)レジスト剥離液を用いて、ポジ型ホトレジスト1
2を剥離すると同時にその上に堆積した金属膜13′も
除去し、所望の位置にのみ金属膜13を残す。このよう
にして、最初のポジ型ホトレジスト12のパターンに対
して反転した金属膜13のパターンができる。 この時、スペーサ層開口寸法bと金属パターン寸法b′
は該ホトレジスト開口寸法aとほぼ同じ寸法で形成でき
る。また基板の露出部分もなく、良好なエッジ力バレー
ジを達成できる。もちろんスペーサ層11のアンダーカ
ット部14のためリフトオフも容易にできる。 さらに蒸着にプラネタリドームを用いると、無指向性の
蒸着をすることが出来、エッジ力バレージをいっそう改
善できる。 [実施例】 以下に、本発明の一実施例を第3図により説明する。 第3図は本発明を、GaAs電界効果型トランジスタ(
G a A s M E S F E T )のオー
ミソク電極形成に実施したときの断面工程図である。 (a)半絶縁性GaAs基板30上にSi○2膜32を
3000人被着した後、オーミック電極の位置にノボラ
ック系ポジ型ホトレジスト34(#さ1.5μm)を用
いて、所望のパターンを形成する。33はゲート電極、
31はイオン打ち込み層を表わしている。 (b)RIE法を用いて、スペーサ層であるSi○2膜
32をGaAs基板3oが露出するまでドライエッチン
グする。エッチングガスにはC2FGとCHF,の混合
ガスを用いた。S i O2膜32はほぼ垂直にエッチ
ングされ、該レジストパターンの寸法とほぼ等しいSi
−02膜32の開口寸法が得られる。 (c)半絶縁性GaAs基板30を5分から10分間、
]50゜Cでベークし、該レジスト34とS i O2
膜32との密着性を悪くする。この後、HF: NH,
F=1 : 6でを用いて、SiO2膜32のウエット
エッチングを30秒行う。ベークによって,該レジスト
との密着性が悪くなっているため、サイドエッチングが
大きくなり、アンダーカットが約3000人入る。 (d)ソース電極及びドレイン電極として、金飄膜36
および3 6 ’ ( A u − G e / W
/ N i /Au)を無指向蒸着する。金属膜の膜
厚は3000人である。 (e)レジスト剥離液を用いてレジスト34と不要な金
@71136’ をリフトオフする。この時S i O
2膜32にアンダーカットが入っているので、容易にリ
フトオフができる。続いて400℃で合金化処理し,オ
ーミック電極とする。 本発明によれば、金属膜によるエッジ力バレージがよい
ので、オーミック電極工程を経てもGaAs基板が露出
しない。このため、GaAsMESFETの特性を安定
させると共に、特性の面内バラツキを抑制することがで
きる。また寸法精度も良好で、該ホトレジストパターン
寸法とほとんど同じ寸法形状の金属電極が得られる。 ところで、−Jffiにスペーサ層をドライエッチング
することにより、GaAs基板などの基板がドライエッ
チングダメージや汚染の影響を受ける。 半導体素子等を作製する上で、これらは大きな障害とな
る場合が7ある。これを防ぐためには、スペーサ層のド
ライエッチングを途中で止め、ベーク後のウエットエッ
チングのときに、完全にスペーサ層をエッチング除去す
ればよい。 この方法を用いた実施例を第4図を用いて説明する。先
の例と同じ<GaAsMESFETのオーミック電極形
成法に関するものである。 (a)ドライエッチングでは、スペーサ層のSiOz膜
32を厚さ500人程度残しておく。 これにより、ドライエッチングダメージはGaAs基板
3oまで到達することはなレ)。 (b)ベーク後に行う30秒のウエットエッチングでS
i 02膜32にサイドエッチングをレ1れ、同時に
GaAs基板30上に残った厚さ500人程度のSi○
2膜32を完全に除去する。SiOz膜32上に残留し
ていたエッチング反応生成物である(CFZ)nポリマ
なとも同時に除去できるので、GaAs基板30を汚染
することがなb1。 (c)先に述べた実施例の如く、金属膜36のノ{ター
ンをリフトオフ法によって形成する.本発明によるリフ
トオフ法は、上述の実施例以外の、GaAs電界効果型
トランジスタ(GaAsMESFET).GaAs/G
aAIAs2次元電子ガス電界効果型トランジスタ(2
DEGFET)、GaAs/GaAIAsヘテロ・ノ{
イポーラトランジスタ(HBT).及びこれらを能動素
子として用いた集積回路のn型あるいはp型オーミック
電極の形成に用いても有効である。 またスペーサ層としてSi○2膜を用いた場合について
述べたが、この他PSG.SiN、SiONなどの絶縁
膜を用いてもよい。 さらに本発明は半導体素子以外に、表面弾性波素子の櫛
型電極、ジョセフソン接合素子の電極などの作製に適用
できる。 (発明の効果】 本発明によれば、ドライエッチングで精密なパターン寸
法をスペーサ層に転写できるので、リフトオフ法による
精密な金属膜のパターンを形成できる。一方ノボラック
系ポジ型ホトレジストを140℃以上でベークすること
により、スペーサ層と該レジストとの密着性を悪くし、
さらにウエットエッチングを追加することによりスペー
サ層にアンダーカットを入れることにより,リフトオフ
が容易にできる。この時のウエットエッチング量はわず
かであるので、エッジ力バレージはそこなわれない。 ?らに、ドライエッチングとウエットエッチングの組み
合わせを利用して、上記の効果を維持したまま、ドライ
エッチングによるダメージや汚染の影響を基板が受けな
いように工夫もできる。
第1図は、本発明を用いたりフトオフ法による金属パタ
ーン形成法の工程断面図、第2図は従来のリフトオフ法
による金属パターン形成法の工程断面図、第3図及び第
4図は本発明をGaAsMESFETのオーミック電極
の形成に適用した場合の工程断面図を示す。 符号の説明 10・・・基板、11・・・スペーサ層、12、34・
・・ポジ型ホトレジスト、13、13’ 、36.36
’・・・金属膜、14、20、35・・・アンダーカッ
ト部、30・・・GaAs基板、31・・・イオン打込
み層、32・・・SiO■膜 第1回 /2 第2図 第 図
ーン形成法の工程断面図、第2図は従来のリフトオフ法
による金属パターン形成法の工程断面図、第3図及び第
4図は本発明をGaAsMESFETのオーミック電極
の形成に適用した場合の工程断面図を示す。 符号の説明 10・・・基板、11・・・スペーサ層、12、34・
・・ポジ型ホトレジスト、13、13’ 、36.36
’・・・金属膜、14、20、35・・・アンダーカッ
ト部、30・・・GaAs基板、31・・・イオン打込
み層、32・・・SiO■膜 第1回 /2 第2図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板上に金属パターンをリフトオフにより形成する
方法において、該基板上に絶縁膜を堆積する工程と、該
絶縁膜表面にノボラック系ポジ型ホトレジストでパター
ンを形成する工程と、ドライエッチングで該絶縁膜を全
部または一部分の深さまで選択エッチングする工程と、
該基板を140℃から200℃の範囲の温度でベークす
る工程と、該絶縁膜をウエットエッチングでさらに追加
エッチングする工程と、金属膜を該基板上に被着後リフ
トオフする工程とから少なくとも成ることを特徴とする
金属パターン形成法。 2、特許請求の範囲第1項記載の絶縁膜が、SiO_2
膜、PSG膜、SiN膜、SiON膜の少なくともいず
れか一者であることを特徴とする金属パターン形成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11491789A JPH02295122A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 金属パターン形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11491789A JPH02295122A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 金属パターン形成法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02295122A true JPH02295122A (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=14649864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11491789A Pending JPH02295122A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 金属パターン形成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02295122A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07106313A (ja) * | 1993-10-05 | 1995-04-21 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP11491789A patent/JPH02295122A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07106313A (ja) * | 1993-10-05 | 1995-04-21 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
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