JPH02292163A

JPH02292163A - 研磨機

Info

Publication number: JPH02292163A
Application number: JP11034189A
Authority: JP
Inventors: Takichi Toyama; 多吉遠山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-04-28
Filing date: 1989-04-28
Publication date: 1990-12-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、墓石や工作物や機械部品などの各種形状の立
体物を機械的に効率的に容易に研磨するための研磨機の
改良に関する。

「従来技術・背景技術」従来より研磨装置として、研磨機本体と被研磨物載置用
台車との組み合わさったものはあったが、研磨機本体の
姿勢制御や被研磨物の姿勢制御に制限があって、許容さ
れる特定の角度を持った面だけは機械によって研磨でき
るだけであった。

「発明が解決しようとする問題点」このため、従来の研磨機は、不規則な形状の清曲面や連
続する湾曲面については研磨用具の当接面の姿勢制御が
難し《機械的、効率的な研磨が困難であるとされていた
。本発明は上記のような従来の技術的課題を解決するた
め、研磨磯本体と研磨物載置用台車との両方の姿勢制御
を３次元的に自由に行い得るようにし、これによって不
規則な形状の湾曲面や連続する湾曲面についても機械的
に研磨できるようにしたものである。

「問題点を解決する手段」以下本発明について、図示実施例に基づき詳細に説明す
る。

第１図に示すように、本発明は、研磨機本体１０と横方
向移動用軌条４０を走行する被研磨物載置用台車２０と
からなる。

研磨機本体１０は、案内杆１と上下移動用基杆２と駆動
装置３とを備えるタワー基体４に、先端部に゛研磨用具
５を着脱自在に装着した研磨用作業腕６をタワー基体４
に装着してなるものである。

また、被研磨物載置用台車２０は、前記研磨機本体ＩＯ
の前方に敷設した横方向移動用軌条４０の上を走行する
ものである。

上記のような研磨本体１０と被研磨物載置用台車２０と
を組み合わせた研磨機は従来よりいろいろ出まわってい
る。そのような研磨機において本発明は構成部材である
研磨本体ｌＯと被研磨物載置用台車２０とに、次のよう
な特徴を持たせたものである。

前記研磨機本体ＩＯは、案内杆ｌと上下移動用基杆２に
軸装基部７を軸装し、駆動装置３の駆動により上下方向
に移動・停止ができるようにすることによって、当該軸
装基部７に連結した研磨用作業腕６を上下方向に移動・
停止が自由にできるようにした。（上下ストロークα）また前記上下移動用基杆２に軸装した軸装基部７にはこ
れとほぼ直交する方向に突出する取付け部８ａを有する
第１取付けレバー８を回転自在なるよう軸装し、研磨用
作業腕６を水平方向に回動自在なるようになした。（ラ
ジアル方向移動β）前記第１取付けレバー８の先端には
上腕連結部９と下腕連結部１１と頭部取付部ｌ２とスピ
ンドル１３とからなる研磨用作業腕６が連結されている
。

まず前記第１取付けレバー８の先端には屈折自在な上腕
連結部９を装着して、研磨用作業腕６が伸縮自在なるよ
うにした。（前後方向ストロークδ）上腕連結部９の先端には、研磨用作業腕６の軸芯方向に
対して直交する面に沿って回転する継ぎ手１４を介して
下腕連結部１１を連結し、当該下腕連結部１１が軸芯を
中心に垂直前面方向に回動自在なるようにした。（垂直
前面回転１）当該下腕連結部１１の先端には頭部取付部
１２を上下方向に首振り回動自在に装着し、首振りモー
タ１５の駆動により任意に頭部取付部ｌ２を上下方向に
首振をおこなうようにした．（上下首振りＦ）当該頭部取付部ｌ２にはスピンドル１３が上下動自在な
るように装着さており、（スピンドル上下ストロークＧ
）該スピンドル１３の先端に研磨用具５が着脱自在に装着
するように構成し、前記スピンドルｌ３の先端に取り付けた研磨用具５が前
記各部の６種類の姿勢制御機構を組み合わせることによ
り、被研磨物の３次元的ないかなる曲面にでも対応して
その向きを変えて当接し得るようにしたものである．他方、被研磨物載厘用台車２０は、下側に走行用車輪２
１．２１’・・・の付いた矩形状基台２２の上面の少な
くとも４角隅部に昇降自在なシリンダー部２３ａ，２３
ｂ，２３ｃ，２３ｄを植立設置し、その各シリンダー部
２　３　ａ，　２　３　ｂ，２３ｃ，２３ｄの上端部に
連結された基台枠２４を固着し、シリンダー部２　３　
ａ，　２　３　ｂ，２３ｃ，２３ｄの適宜な昇降操作に
より，当該基台枠２４が任意の方向に傾斜するように構
成されている．当該基台枠２４の内側に、揺動箱体２５を収容し、この
揺動箱体２５を前記基台枠２４に設けた軸受け２６ａ，
２６ｂを介して回動自在に枢着し、走行方向（矢印Ｏ−
Ｘ方向）に揺動自在なるように揺動箱体２５を装着する
とともに当該揺動箱体２５の外側には円弧状のラック２
７ａ，２７ｂを設けておき、基台枠２４にはそのラック
２７ａ，２７ｂに噛み合って該揺動箱体２５を強制的に
傾斜させたり、その傾斜姿勢を維持したり、傾斜姿勢を
もとの水平状態にしたりすることの出来る駆動ギヤ２８
ａ，２８ｂと揺動モータ２９を配設しておき、当該揺動
モータ２９の作動・停止操作により、該揺動箱体２５を
任意の角度に傾斜させることが出来るよう構成されてい
る。

該揺動箱体２５の内側には被研磨物載置用内箱３０が収
容され、且この被研磨物載置用内箱３０が前記揺動箱体
２５内にて回転自在なるよう装着構成されている．尚、
図中３１は被研磨物載置用内箱３０が載置し回転するた
めの回転台であり、３２は回転を止めるための制御レバ
ーである．そして前記シリンダー部２　３　ａ，　２　３　ｂ，２
３ｃ，２３ｄの昇降操作と、揺動モーター２９の作動・
停止操作と、被研磨物載置用内箱３０の回転操作とを組
み合わせることにより、被研磨物載置用内箱３０に収納
されている被研磨物Ａが走行方向（矢印Ｏ−Ｘ方向）に
任意の傾斜姿勢を採り、任意の方向を向き、所望の傾斜
姿勢を維持出来るようにしたものである。尚、図中３３
は基台２２の下側に設けた台車２０の停止位置決め具で
ある。

特許を受けようとする第１発明は、研磨機本体１０と被
研磨物載置用台車２０とからなる研磨機において、研磨
機本体１０を上記のような構成にしたことを特徴とする
研磨機である。

特許を受けようとする第２発明は、研磨機本体１０と被
研磨物載置用台車２０とからなる研磨機において、被研
磨物載置用台車２０を上記のような構成にしたことを特
徴とする研磨機である。

特許を受けようとする第３発明は、研磨機本体ｌＯと被
研磨物載置用台車２０とからなる研磨機において、上記
のような新規な構成にした研磨機本体ｌＯと被研磨物載
置用台車２０を組み合わせ，被研磨物載置用台車２０に
載置した被研磨物Ａを、研磨機本体ｌＯに備えた研磨用
具で研磨し得るように配置したことを特徴とする研磨機
である．「効　果」本件発明は、叙上のように研磨機本体１０をつぎの６つ
の方向に姿勢制御出来るようにしたものである。

ａ）研磨用作業腕６を上下方向に移動・停止が自由にで
きるようにした。

（上下ストロークα）ｂ）研磨用作業腕６を水平方向に回動自在なるようにな
した．（ラジアル方向移動β）Ｃ）研磨用作業腕６が伸縮自在なるようにした。

（前後方向ストロークδ）ｄ）継手ｌ４により下腕連結部１ｌが軸芯を中心に垂直
前面方向に回動自在なるようにした．（垂直前面回転ε
）ｅ）頭部取付部を上下方向に首振をおこなうようにした
。（上下首振りＦ）ｆ）スピンドルｌ６が上下動時自在なるように装着され
ている。

（スピンドル上下ストロークＧ）この結果、スピンドルの先端に装着した研磨用具は、上
記各種姿勢制御機構を適宜組み合わせることにより、被
研磨物の３次元方向のほとんどあらゆる角度に対応した
姿勢を取ることができ、不規則な形状の湾曲面や連続す
る湾曲面についても機械的に研磨できるようになった．また、本件発明の被研磨物載置用台車は、その基台上面
に昇降自在なシリンダー部を植立設置し、該シリンダー
部の適宜な昇降操作により、基台枠を任意の方向に傾斜
するように構成するとともに、基台枠内に内装された揺
動箱体は、走行方向（矢印ｏ−Ｘ方向）に揺動自在なる
ように装着されており、駆動モータにより当該走行方向
（矢印０−ｘ方向）任意の角度に傾斜維持させることが
出来るよう構成されており、更に揺動箱体の内側には被
研磨物載置用内箱が収容され、且この被研磨物載置用内
箱が前記揺動箱体内にて回転自在なるよう装着構成され
ている。その結果、前記シリンダー部の昇降操作と、揺
動モータの作動・停止操作と、被研磨物載置用内箱の回
転操作とを組み合わせることにより、被研磨物載置用内
箱に収納されている被研磨物を任意の傾斜姿勢や任意の
方向を向かせることができる。この結果、研磨作業の機
械による作業が容易となり、作業能率を上げることがで
きる．特に、前記研磨機本体と被研磨物載置用台車とを組み合
わせた場合には、その両者の姿勢制御の多様さによりも
っとも能率的な手順と角度から研磨作業ができるので、
究めて便利で使いやすい研磨機となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る研磨機本体と被研磨物載置用台車
とからなる研磨機の正面図、第２図は、本発明にかかる
被研磨物載置用台車の一部切欠した斜視図、第３図は同
被研磨物載置用台車の側面図で、第４図は同被研磨物載
置用台車の揺動箱体を走行方向（矢印Ｏ−ｘ方向）任意
の角度に傾斜維持させた状態を示す側面図であり、第５
図は同被研磨物載置用台車の正面図で、第６図は同被研
磨物載置用台車の基台枠を該シリンダー部の適宜な昇降
操作によりＯ−Ｙ方向に傾斜させた状態を示す正面図で
ある。６・・・研磨用作業腕８・・・第１取付けレバー９・・・上腕連結部Ｏ・・・研磨機本体ｌ・・・下腕連結部２・・・頭部取付部３・・・スピンドル４・・・継手Ｏ・・・被研磨物載置用台車３ａ，２３ｂ，２３ｃ，２３ｄ・・・シリンダー部４・・・基台枠５・・・揺動箱体７ａ，２７ｂ・・・ラック８ａ，２８ｂ・・・駆動ギヤ０・・・被研磨物載置用内箱「主な符合の説明」４・・・タワー基体５・・・研磨用具

Claims

【特許請求の範囲】

（１）案内杆と上下移動用基杆と駆動装置とを備えるタ
ワー基体と、該タワー基体に研磨用具を着脱自在に装着
した研磨用作業腕を装着してなる研磨機本体と、横方向
移動用軌条を走行する被研磨物装置用台車とからなる研
磨機において、研磨機本体は、案内杆と上下移動用基杆に軸装基部を軸
装し、駆動装置により研磨用作業腕を上下方向に移動・
停止できるようにするとともに、前記上下移動用基杆に
はこれとほぼ直交する方向に突出した取付け部を有する
第１取付けレバーを回転自在なるよう軸装して、研磨用
作業腕を水平方向に回動自在なるようになし、前記第１取付けレバーの先端には屈折自在な上腕連結部
を装着して、研磨用作業腕が伸縮自在なるようになし、上腕連結部の先端には、研磨用作業腕の主軸に対して直
交する面に沿って回転する継ぎ手を介して下腕連結部を
連結し、当該下腕連結部が主軸を中心に垂直方向に回動
自在なるようになし、当該下腕連結部の先端には頭部取付部を上下方向に回動
自在に装着し、モーターの駆動により任意に頭部取付部
を上下方向に首振をおこなうようにし、当該取付部にはスピンドルが上下動自在なるように装着
さており、該スピンドルの先端に研磨用具が着脱自在に装着するよ
うに構成し、スピンドルの先端に取り付けた研磨用具が被研磨物の３
次元的ないかなる曲面にでも対応してその向きを変えて
当接し得るようにしたことを特徴とする研磨機。
（２）案内杆と上下移動用基杆と駆動装置とを備えるタ
ワー基体と、該タワー基体に研磨用具を着脱自在に装着
した研磨用作業腕を装着してなる研磨機本体と、横方向
移動用軌条を走行する被研磨物載置用台車とからなる研
磨機において、被研磨物載置用台車は、走行用車輪の付
いた矩形状基台の上面の少なくとも４角隅部に昇降自在
なシリンダー部を植立設置し、その各シリンダーの上端
部に連結された基台枠を固着し、シリンダー部の適宜な
昇降操作により、当該基台枠が任意の方向に傾斜するよ
うに構成されており、当該基台枠の内側に揺動箱体を収容し、この揺動箱体を
前記基台枠に設けた軸受けを介して回動自在に枢着し、
走行方向（矢印Ｏ−Ｘ方向）に揺動自在なるように揺動
箱体を装着するとともに当該揺動箱体の外側には円弧状
のラックを設けておき、他方基台枠にはそのラックに噛
み合って該揺動箱体を強制的に傾斜させたり、その傾斜
姿勢を維持したり、傾斜姿勢をもとのように水平に戻し
たりすることの出来る駆動ギヤとモータを配設しておき
、駆動モータの作動・停止操作により、該揺動箱体を任
意の角度に傾斜させることが出来るよう構成されており
、該揺動箱体の内側には被研磨物載置用内箱が収容され、
且この被研磨物載置用内箱が前記揺動箱体内にて回転自
在なるよう装着構成されており、前記シリンダー部の昇
降操作と、駆動モータの作動・停止操作と、被研磨物載
置用内箱の回転操作とを組み合わせることにより、被研
磨物載置用内箱に収納されている被研磨物が任意の方向
にその向きや傾斜姿勢を採り得るようにしたことを特徴
とする研磨機。
（３）下記構成を特徴とする研磨機本体（イ）と、その
前方位置に敷設した横方向移動用軌条の上を走行する被
研磨物載置用台車（ロ）とからなり、所定位置にある被
研磨物載置用台車（ロ）に載置された被研磨物を、研磨
機本体（イ）に備えた研磨用具で研磨し得るように配置
組み合わせてなる研磨機。（イ）前記研磨機本体は、案内杆と上下移動用基杆と駆
動装置とを備えるタワー基体と、当該タワー基体に研磨
用具を着脱自在に装着した研磨用作業腕を装着したもの
であり、案内杆と上下移動用基杆には軸装基部が軸着して、駆動
装置により研磨用作業腕を上下方向に移動・停止ができ
るようにするとともに、前記上、下移動用基杆にはこれとほぼ直交する方向に突
出する取付け部を有する第１取付けレバーを水平方向へ
回転自在なるよう軸装し、研磨用作業腕を水平方向に回
動自在なるようになし、前記第１取付けレバーの先端には屈折自在な上腕連結部
を装着して、研磨用作業腕が伸縮自在なるようになし、上腕連結部の先端には、研磨用作業腕の軸芯に対して直
交する面に沿って回転する継ぎ手を介して下腕連結部を
連結し、当該下腕連結部が主軸を中心に垂直方向に回動
自在なるようになし、当該下腕連結部の先端には頭部取付部を上下方向に回動
自在に装着し、モーターの駆動により任意に頭部取付部
を上下方向に首振をおこなうようにし、当該取付部にはスピンドルが上下動自在なるように装着
さており、該スピンドルの先端に研磨用具が着脱自在に装着するよ
うに構成し、スピンドルの先端に取り付けた研磨用具が被研磨物の３
次元的ないかなる曲面にでも対応してその向きを変えて
当接し得るようにしたことを特徴とする研磨機本体とす
る。（ロ）被研磨物載置用台車は、走行用車輪の付いた矩形
状基台の上面の少なくとも４角隅部に昇降自在なシリン
ダー部を植立設置し、その各シリンダーの上端部に連結
された基台枠を固着し、シリンダー部の適宜な昇降操作
により、当該基台枠が任意の方向に傾斜するように構成
されており、当該基台枠の内側に揺動箱体を収容し、こ
の揺動箱体を前記基台枠に設けた軸受けを介して回動自
在に枢着し、走行方向（矢印Ｏ−Ｘ方向）に揺動自在な
るように揺動箱体を装着するとともに当該揺動箱体の外
側には円弧状のラックを設けておき、他方基台枠にはそ
のラックに噛み合って該揺動箱体を強制的に傾斜させた
り、その傾斜姿勢を維持したり、傾斜姿勢をもとによう
に水平に戻したりすることの出来る駆動ギヤとモータを
配設しておき、駆動モータの作動・停止操作により、該
揺動箱体を任意の角度に傾斜させることが出来るよう構
成されており、該揺動箱体の内側には被研磨物装置用内箱が収容され、
且この被研磨物装置用内箱が前記揺動箱体内にて回転自
在なるよう装着構成されており、前記シリンダー部の昇
降操作と、駆動モータの作動・停止操作と、被研磨物装
置用内箱の回転操作との組み合わせにより、被研磨物装
置用内箱に収納されている被研磨物が任意の方向にその
向きや傾斜姿勢を採り得るようにしたことを特徴とする
被研磨物装置用台車となす。