JPH0229177A - テレビジョン映像信号の画質改善回路 - Google Patents

テレビジョン映像信号の画質改善回路

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JPH0229177A
JPH0229177A JP63179464A JP17946488A JPH0229177A JP H0229177 A JPH0229177 A JP H0229177A JP 63179464 A JP63179464 A JP 63179464A JP 17946488 A JP17946488 A JP 17946488A JP H0229177 A JPH0229177 A JP H0229177A
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Hideyuki Hayashi
秀行 林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、高画質テレビジョン受像機などに利用される
テレビジョン映像信号の画質改善回路に関するものであ
る。 (従来の技術) 現在開発中の高画f (IDTV 、 HDTV)テレ
ビジョン受像機は、NTSCなど既存の標準方式の受信
テレビジョン映像信号を一旦ディジタル映像信号に変換
し、Y/C分離に加えて、雑音低減、走査変換、輪郭補
償など各種の画質改善処理を施したのちアナログ映像信
号に戻して表示部に供給するように構成されている。 上記画質改善処理の一つとして隣接フレーム間差信号を
利用する雑音低減処理がある。この処理を行う雑音低減
回路は、第8図に示すように、減算器61,62.1フ
レーム遅延メモリ63及び動き適応係数制御部64から
構成される。入力端子INには、受信テレビジョン映像
信号から分離された輝度信号や色差信号あるいは三原色
信号R9G、B原色信号あるいは色差信号や輝度信号な
どのコンポーネントから成るテレビジョン映像信号成分
が供給される。入力端子INに出現中の現フレームのテ
レビジョン映像信号と、1フレーム遅延メモリ63から
出力される1フレーム前のテレビジョン映像信号は減算
回路61で減算され、隣接フレーム間の差信号となる。 この隣接フレーム間の差信号には、映像信号に無作為的
に重畳される雑音成分と、表示画面上の動きに伴う成分
とが含まれる。この隣接フレーム間差信号は小さくなる
ほど雑音成分である確率が高くなり、大きくなるほど動
き成分である確率が高くなる。そこで、動き適応型係数
制御部64では、フレーム間差信号が小さくなるほどこ
れに大きな係数が乗算されることにより雑音成分が抽出
され、これが減算回路62において原映像信号から減算
される。 また、走査変換による画質改善処理を行う走査変換回路
の一例は、第9図に示すように、縦列接続された1フィ
ールド遅延メモリ71,72、垂直方向ハイパスフィル
タ74、垂直方向ローパスフィルタ75、減算回路76
、加算回路77、時間軸圧縮・多重化回路78及び動き
適応係数制御回路79から構成されている。 1フイールド遅延メモリ71から出力される1フイール
ド前の映像信号が垂直方向のハイパスフィルタ74を経
て加算回路77の一方の入力端子に供給される。また、
入力端子IN上の現フレームの映像信号は、そのまま時
間軸圧縮・多重化回路78に供給されると共に、垂直方
向ローパスフィルタ75において近接ライン間の補間信
号となり、加算回路77の他方の入力端子に供給される
。 動き適応係数制御回路79は、減算回路76から出力さ
れるフレーム間差信号からフレーム間の動きの大きさを
検出し、垂直方向ハイパスフィルタ74と垂直方向ロー
パスフィルタ75の係数を動的に制御する。 また、走査変換による画質改善処理を行う走査変換回路
の他の一例は、第10図に示すように、縦列接続された
1フィールド遅延メモリ81,82、加算回路83.8
7、垂直方向ハイパスフィルタ84、垂直方向ローパス
フィルタ85、減算回路86、時間軸圧縮・多重化回路
88及び動き適応係数制御回路89から構成されている
。 入力端子IN上の現フレームの映像信号と、1フイール
ド遅延メモリ82から出力される前フレームの映像信号
とが加算回路83で加算され、隣接フレーム間の平均値
信号となり、垂直方向のハイパスフィルタ84を経て加
算回路87の一方の入力端子に供給される。また、1フ
イールド遅延メモリ81の出力は、そのまま時間軸圧縮
・多重化回路88に供給されると共に、垂直方向ローパ
スフィルタ85において、近接ライン間の補間信号とな
り加算回路87の他方の入力端子に供給され′る。動き
適応係数制御回路87は、減算回路86から出力される
フレーム間差信号からフレーム間の動きの大きさを検出
し、垂直方向ハイパスフィルタ84と垂直方向ローパス
フィルタ85の係数を動的に制御する。 (発明が解決しようとする課題) 上記従来の画質改善回路では、雑音低減処理と走査変換
処理とを第8図と第9図に示す個別の回路で行っている
。このため、処理対象の映像信号に1フレーム分の遅延
を生じさせる高価な1フレーム遅延メモリがそれぞれの
回路に必要になり、コストがかさむという問題がある。 また、第10図に示した従来の走査変換回路では、隣接
フレーム間の相関に基づくライン補間信号を生成するう
えで映像信号に1フイ一ルド分の遅延が生じる。この遅
延が画質改善処理の各段階で累積されてゆくと音声信号
との時間ずれが問題になり、この時間ずれを除去するた
めに音声系に遅延回路が必要になる。 (課題を解決するための手段) 本発明の画質改善回路によれば、縦列接続された1ライ
ン遅延メモリ、261ライン遅延メモリ及び263ライ
ン遅延メモリから成り入力端子から雑音低減部を通して
供給される雑音低減処理済みのR,G、B等のコンポー
ネントから成る2対1インターレース・テレビジョン映
像信号に合計1フレーム分の遅延を生じさせる1フレー
ム遅延メモリが動き適応型の雑音低減部と走査変換部と
の間で共用される。 動き適応型の雑音低減部は、共用の1フレーム遅延メモ
リの出力と入力端子に供給されるテレビジョン映像信号
との減算により作成された隣接フレーム間差信号にこの
隣接フレーム間差信号から検出したフレーム間の動きの
大きさに応じた係数を乗算し、これを入力テレビジョン
映像信号から減算することにより入力テレビジョン映像
信号に含まれる雑音の低減処理を行う。 また、動き適応型の走査変換部は、共用の1フレーム遅
延メモリ内の261ライン遅延メモリの出力を縦列接続
されたlライン遅延メモリ及び係数回路を有するライン
配列方向のハイパスフィルタを通すことにより隣接フィ
ールド間の相関に基づく1フイールド前のフィールド補
間映像信号を生成する第1の補間信号生成回路と、共用
の1フレーム遅延メモリ内の1ライン遅延メモリの入出
力端子の映像信号を係数回路を通して合成することによ
り隣接ライン間の相関に基づくライン間補間映像信号を
生成する第2の補間信号生成回路と、第1、第2の補間
信号生成回路内の係数回路を上記隣接フレーム間差信号
の大きさから検出したフレーム間の動きの大きさに応じ
て制御する動き適応型の係数制御回路と、第1.第2の
補間信号生成回路の出力を加算する加算回路と、この加
算回路の出力及び共用の1フレーム遅延メモリに入力さ
れる映像信号を1/2に時間軸圧縮しつつ多重化して順
次走査方式の走査線に変換する時間軸圧縮・多重化回路
とによって走査変換処理が行われる。 以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。 (実施例) 第1図は、本発明の一実施例に係わるテレビジョン映像
信号の画質改善回路の構成を示すブロック図であり、1
.2は減算回路、3,4は動き適応係数制御回路、5は
1ライン遅延メモリ、6は261ライン遅延メモリ、7
ば263ライン遅延メモリ、8a、8b、lla、ll
b、llcは係数回路、9,12.13は加算回路、l
Qa。 10bは1ライン遅延メモリ、14は時間軸圧縮・多重
化回路である。 入力端子INには、NTSC標準方弐の方式 G。 B原色信号あるいは色差信号や輝度信号などのコンポー
ネントから成る2対lラインインターレース・テレビジ
ョン映像信号が画質改善処理対象のテレビジョン映像信
号として供給される。このテレビジョン映像信号は減算
回路2の加算入力端子に供給される。この減算回路2の
減算入力端子には、動き適応係数制御回路3においてフ
レーム間差信号に基づき生成された雑音成分が供給され
ている。従って、減算回路2の出力は、雑音低減処理済
みの2対1インターレース・テレビジョン映像信号とな
って1ライン遅延メモリ5の入力端子に供給される。こ
の1ライン遅延メモリ5は、入力される2対1インタ一
レース映像信号を1ライン分遅延させて出力する。同様
に、後段の261ライン遅延メモリ6と263ライン遅
延メモリ7は、入力する2対1ラインインタ一レース映
像信号をそれぞれ261ラインと263ライン分ずつ遅
延させて出力する。従って、263ライン遅延メモリ7
から出力される映像信号は、1ライン遅延メモリ5の入
力端子、すなわち入力端子IN上に出現中の映像信号よ
りも1フレーム(525ライン)前の映像信号となる。 入力端子INに出現中の映像信号と、263ライン遅延
メモリ7から出力中の前フレームの映像信号は、減算回
路1で減算されて隣接フレーム間差信号となり、雑音低
減用の動き適応係数制御回路3と、走査変換用の動き適
応係数制御回路4に供給される。 上記隣接フレーム間差信号Fを受ける雑音低減用の動き
適応係数制御回路3は、第2図に示すように、係数回路
21,22、スイッチ回路23、符号判別回路24、絶
対値回路25、制限値生成回路26、闇値保持回路27
.28.29、比較回路31.32.33及びデコーダ
34から構成されている。 第1図の減算器1から入力端子Iに供給される隣接フレ
ーム間差信号Fは、係数回路21.22において固定の
係数kl、に2が乗算されたのちスイッチ23の接点I
と■とに供給される。上記隣接フレーム間差信号Fは、
絶対値回路25で無極性信号に変換されたのち比較回路
31,32゜33の一方の入力端子に供給され、それぞ
れの他方の入力端子に闇値保持回路27,28.29か
ら供給される闇値Al、Bl、CI  (At<Bl〈
C1)と比較される。 隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇値A1未満であれ
ば、比較回路31,32.33の出力a。 b、cは、第3図の表中の最上段に示すように全てOと
なりデコーダ34からスイッチ23に切替え信号〔00
〕が供給される。隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇
値A1以上B1未満であれば、比較回路31の出力aの
みが1となり、デコーダ34からスイッチ23に切替え
信号〔01〕が供給される。また、隣接フレーム間差信
号Fの絶対値が闇値81以上01未満であれば、比較回
路31.32の出力a、bのみが1となり、スイッチ2
3に切替え信号〔10〕が供給される。更に、隣接フレ
ーム間差信号Fの絶対値が闇値01以上であれば、比較
回路31,32.33の出力a。 b、cが全て1となり、スイッチ23に切替え信号〔1
1〕が供給される。 スイッチ23は、第3図の表に示すように、デコーダ3
4から供給される切替え信号が
〔00〕から(01)、
  (10)、  (11)へと順次変化すると、接点
Iからn、  nr、 rvへと順次切り替えられる。 スイッチ23の接点Iには前述のように係数回路21で
係数klが乗算された隣接フレーム間差信号に1・Fが
供給されている。また、接点Hには、係数回路22で係
数に2(<kl)が乗算された隣接フレーム間差信号に
2・Fが供給されている。また、スイッチ23の接点■
には、制限値生成回路26において閾値B1と符号判別
回路24の判別結果に基づき生成された振幅制限値が供
給されると共に、接点■には0(I!が供給されている
。 従って、出力端子0を経て第1図の減算回路2の減算入
力端子に出力される動き適応係数制御回路3の出力は、
第4図の実線で示すように、隣接フレーム間差信号Fの
絶対値が闇値A1未満の範囲では係数Klに比例して増
加し、閾値At以上B1未満の範囲ではより小さな係数
に2に比例して増加し、閾値B1以上C1未満の範囲で
は一定の振幅制限値となり、闇値01以上の範囲ではO
となる。上記閾値At、B1.C1を、それぞれの闇値
保持回路前段のスイッチの切替えによりそれぞれ大きな
閾値A2.B2.C2に変更することにより、第4図の
実線に示す振幅制限特性を点線で示す振幅制限特性に変
更することができる。 この結果、雑音低減の効果が画質に応じて調整される。 第1図において、基準となる画素を1ライン遅延メモリ
5の入力端子から時間軸圧縮・多重化回路14に供給中
の画素αとすれば、この1ライン遅延メモリ5から出力
中の画素βは、第5図に示すように画素αよりも1ライ
ン前に表示された画素となる。また、261ライン遅延
メモリ6がら出力中の画素γは、第5図に示すように、
画素αよりも1フイールド前にその表示位置の半ライン
下方に表示された画素となる。 従って、1ライン遅延メモリ5の入出力端子上の画素信
号α、βは係数回路8a、8bで係数b1が乗じられた
のち加算回路9で加算されると、これは隣接ライン間の
相関に基づき作成されたライン間の補間画素となる。す
なわち、第5図の隣接走査線n−1とnとの中間に挿入
される画素信号bl(α十β)を連ねるラインは、隣接
ライン間の相関に基づき生成された補間ラインn° と
なる。 一方、261ライン遅延メモリ6から出力中の1フイー
ルド前の画素信号γは、直前のフィールドの画素信号か
ら作成された隣接フィールド間の相関に基づく補間画素
となる。すなわち、第5図の隣接走査線nとn+1との
中間に挿入される直前のフィールドの画素信号を連ねる
ラインは、隣接フィールド間の相関に基づき生成された
補間ラインn゛+1となる。 実際には、隣接フィールド間の相関に基づき生成される
補間画素信号に対しては、ライン配列方向(表示画面中
の垂直方向)のハイパスフィルタ処理が施される。この
バイパス処理を行うフィルタは、縦列接続された1ライ
ン遅延メモリ10a。 10bと、係数回路11a、llb、llcと、加算回
路12とから構成されている。このハイパスフィルタの
係数回路11a、11cに設定される係数a1と、係数
回路11bに設定される係数aOは、動き適応係数制御
回路4で隣接フレーム間差信号Fから検出された動きに
応じて動的に制御aされる。係数aOとalの関係によ
り、加算回路12からはライン配列方向の高域成分が出
力される。この係数aQ、alは、前述の係数回路8a
、3bに設定される係数bl、b2との関連において、
隣接フィールド間の相関と隣接ライン間の相関に基づき
生成した2種の補間信号の動きに応じた合成比率を与え
る係数をも兼ねている。このため、上記4種類の係数は
、ao+2al+2b1=1の関係を満たすように動き
の大きさに応じて動的に制御される。 表示画面が動きの全くない完全な静止画であれば、隣接
フィールド間の相関に基づき生成された補間成分のみで
補間信号が作成される(bl=0)。これとは逆に、表
示画面の動きが所定値以上であれば、隣接ライン間の相
関に基づき生成された補間成分のみで補間信号が作成さ
れる(aO−al=0)。 上記表示画面中の動きの大きさの検出と、これに応じた
係数(ao、al、bl)の動的制御を行う走査変換用
の動き適応係数制御回路4は、第6図に示すように、絶
対値回路41、闇値保持回路42,43,44、比較回
路45,16.47、デコーダ48及び係数生成回路4
9から構成されている。 第1図の減算回路lから入力端子Iに供給される隣接フ
レーム間差信号Fは、絶対値回路41を経て正極性信号
となり比較回路45.46.47の一方の入力端子に供
給され、他方の入力端子に闇値保持回路42,43.4
4から供給される闇値A、B、C(A<B<C)のそれ
ぞれと比較される。隣接フレーム間差信号Fの絶対値が
闇値A未満であれば、比較回路45,56.47の出力
a、b、cは、第7図の表中の最上段に示すように全て
Oとなり、デコーダ48からデコード信号
〔00〕が出
力される。隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇値A以
上B未満であれば、比較回路45の出力aのみが1とな
り、デコーダ48からデコード信号〔01〕が出力され
る。また、隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇値B以
上C未満であれば、比較回路45.46の出力a、bの
みが1となり、デコード信号〔10〕が出力される。 更に、隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇値C以上で
あれば、比較回路45,46.47の出力a、b、cの
全てが1となり、デコード信号〔11〕が出力される。 係数生成回路49から出力される係数(aO。 al、bl)は、第7図の表に示すように、デコーダ4
8のデコード出力が
〔00〕から順次〔01)、  (
10)、  (11)へと変化するにつれて、(1,0
,O)から順次(1,−1/4.1/4) 、(1/2
. −1/4.1/2  )、  (0,0,1/2)
へと変化する。従って、隣接フレーム間差信号Fが闇値
A未満であるような小さな動きの範囲では、加算回路1
3から出力されるライン間の補間信号は隣接フィールド
間の相関に基づき生成された成分だけで構成される。逆
に、隣接フレーム間差信号Fが閾(JCを越えるような
大きな動きの範囲では、加算回路13から出力される補
間信号は隣接ライン間の相関に基づき生成された成分だ
けで構成される。 隣接フレーム間差信号Fが閾値AとCとの間に存在する
中間的な状態では、隣接フィールド間の相関に基づき生
成された補間成分と、隣接ライン間の相関に基づき作成
された補間成分とに動きの大きさに応じた比率の係数が
乗算されたのち、加算回路13で合成される。 時間軸圧縮・多重化回路14では、■ライン遅延メモリ
5の入力端子から供給される1ライン分の画素信号と、
加算回路13から供給される1ライン分の補間画素信号
がラインメモリに書込まれ、この書込み速度の2倍の速
度で多重化されつつ順次読出される。この結果、NTS
C標準方式の2対1インタ一レース走査テレビジヨン映
像信号が2倍のライン密度に高められた線順次走査映像
信号に変換され、出力端子OUTから出力される。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明に係わるテレビジョ
ン映像信号の画質改善回路は、2対1インタ一レース走
査テレビジヨン映像信号に対する縦列接続された1ライ
ン遅延メモリ、261ライン遅延メモリ及び263ライ
ン遅延メモリから成る1フレーム遅延メモリを、動き適
応型の雑音低減部と走査変換部とで共用する構成である
から、高価な1フレーム遅延メモリを1個節減でき、画
質改善回路全体の低廉化が実現される。 また、上記動き適応型の走査変換部は、隣接フィールド
間の相関に基づき生成した補間信号にライン配列方向の
ハイパスフィルタ処理を施す構成であるから、ラインフ
リッカによる画質劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるテレビジョン映像信
号の画質改善回路の構成を示すプロ・ンク図、第2図は
第1図の雑音低減用の動き適応係数制御回路3の構成を
例示するブロック図、第3図と第4図は第2図の動き適
応係数制御回路の機能を説明するための概念図、第5図
は第1図の走査変換部の機能を説明するための概念図、
第6図は第1図の走査変換用の動き適応係数制御回路4
の構成を例示するブロック図、第7図は第6図の動き適
応係数制御回路の機能を説明するための概念図、第8図
は従来の動き適応型の雑音低減回路の構成を示すブロッ
ク図、第9図は従来の動き適応型の走査変換回路の一例
を示すブロック図、第10図は従来の動き適応型の走査
変換回路の他の一例を示すブロック図ある 1、2・・・減算器、3・・・雑音低減用の動き適応係
数制御回路、4・・・走査変換用の動き適応係数制御回
路、5・・・1ライン遅延メモリ、6・・ ・261ラ
イン遅延メモリ、7・・・263ライン遅延メモリ、8
a、8b、lla、11b、llc・・・係数回路、9
,12.13・・・加算回路、10a、10b・・・1
ライン遅延メモリ、14・・・時間軸圧縮・多重化回路
。 特許出願人 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1ライン遅延メモリ、261ライン遅延メモリ及び26
    3ライン遅延メモリから成り入力端子から雑音低減部を
    通して供給される雑音低減処理済みのR、G、B原色信
    号その他のコンポーネントから成る2対1インターレー
    ス・テレビジョン映像信号に合計1フレーム分の遅延を
    生じさせる1フレーム遅延メモリと、 この1フレーム遅延メモリの出力と前記入力端子に供給
    されるテレビジョン映像信号との減算により作成された
    隣接フレーム間差信号にこの隣接フレーム間差信号から
    検出したフレーム間の動きの大きさに応じた係数を乗算
    し、これを前記入力テレビジョン映像信号から減算する
    ことにより入力テレビジョン映像信号に含まれる雑音を
    低減する動き適応型の雑音低減部と、 前記1フレーム遅延メモリ内の261ライン遅延メモリ
    の出力を縦列接続された1ライン遅延メモリ及び係数回
    路を有するライン配列方向のハイパスフィルタを通すこ
    とにより隣接フィールド間の相関に基づく1フィールド
    前のフィールド間補間映像信号を生成する第1の補間信
    号生成回路と、前記1フレーム遅延メモリ内の1ライン
    遅延メモリの入出力端子の映像信号を係数回路を通して
    合成することにより隣接ライン間の相関に基づくライン
    間補間映像信号を生成する第2の補間信号生成回路と、
    前記第1、第2の補間信号生成回路内の係数回路を前記
    隣接フレーム間差信号の大きさから検出したフレーム間
    の動きの大きさに応じて制御する動き適応型の係数制御
    回路と、前記第1、第2の補間信号生成回路の出力を加
    算する加算回路と、この加算回路の出力及び前記1フレ
    ーム遅延メモリに入力される映像信号を1/2に時間軸
    圧縮しつつ多重化して順次走査方式の走査線に変換する
    時間軸圧縮・多重化回路とを備えた走査変換部とから構
    成されることを特徴とするテレビジョン映像信号の画質
    改善装置。
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