JPH0229188A - テレビジョン映像信号の画質改善回路 - Google Patents
テレビジョン映像信号の画質改善回路Info
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- JPH0229188A JPH0229188A JP17946388A JP17946388A JPH0229188A JP H0229188 A JPH0229188 A JP H0229188A JP 17946388 A JP17946388 A JP 17946388A JP 17946388 A JP17946388 A JP 17946388A JP H0229188 A JPH0229188 A JP H0229188A
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、高画質テレビジョン受像機などに利用される
テレビジョン映像信号の画質改善回路に関するものであ
る。 (従来の技術) 現在開発中の高画質(IDTV 、 HDTV)テレビ
ジョン受像機は、NTSCなど既存の標準方式の受信テ
レビジョン映像信号を一旦ディジタル映像信号に変換し
、Y/C分離に加えて、雑音低減、走査変換、輪郭補償
など各種の画質改善処理を施したのちアナログ映像信号
に戻して表示部に供給するように構成されている。 上記画質改善処理の一つとして隣接フレーム間差信号を
利用する雑音低減処理がある。この処理を行う雑音低減
回路は、第8図に示すように、減算器61,62.1フ
レーム遅延メモリ63及び動き適応係数制御部64から
構成される。入力端子INには、受信テレビジョン映像
信号から分離された輝度信号や色差信号あるいは三原色
信号R2G、 Bなどのディジタル・テレビジョン映像
信号成分が供給される。入力端子INに出現中の現フレ
ームのテレビジョン映像信号と、1フレーム遅延メモリ
63から出力される1フレーム前のテレビジョン映像信
号は減算回路61で減算され、隣接フレーム間の差信号
となる。この隣接フレーム間の差信号には、映像信号に
無作為的に重畳される雑音成分と、表示画面上の動きに
伴う成分とが含まれる。この隣接フレーム間差信号は小
さくなるほど雑音成分である確率が高くなり、大きくな
るほど動き成分である確率が高くなる。そこで、動き適
応型係数制御部64では、フレーム間差信号が小さくな
るほどこれに大きな係数が乗算されることにより雑音成
分が抽出され、これが減算回路62において原映像信号
から減算される。 また、走査変換による画質改善処理を行う走査変換回路
の一例は、第9図に示すように、縦列接続された1フィ
ールド遅延メモリ71.72、加算回路77、垂直方向
バイパスフィルタ74、垂直方向ローパスフィルタ75
、減算回路76、時間軸圧縮・多重化回路78及び動き
適応係数制御回路79から構成されている。 1フイールド遅延メモリ71から出力される1フイール
ド前の映像信号が垂直方向のバイパスフィルタ74を経
て加算回路77の一方の入力端子に供給される。また、
入力端子IN上の現フレームの映像信号はそのまま時間
軸圧縮・多重化回路7日に供給されると共に、垂直方向
ローパスフィルタ75において近接ライン間の補間信号
となり、加算回路77の他方の入力端子に供給される。 動き適応係数制御回路79は、減算回路76から出力さ
れるフレーム間差信号に基づきフレーム間の動きの大き
さを検出し、垂直方向バイパスフィルタ74と垂直方向
ローパスフィルタ75の係数を動的に制御する。 また、走査変換による画質改善処理を行う走査変換変換
回路の他の一例は、第10図に示すように、縦列接続さ
れた1フイールド遅延メモリ81゜82、加算回路83
.8’7、垂直方向バイパスフィルタ84、垂直方向ロ
ーパスフィルタ85、減算回路86、時間軸圧縮・多重
化回路88及び動き適応係数制御回路89から構成され
ている。 入力端子IN上の現フレームの映像信号と、1フイール
ド遅延メモリ82から出力される前フレームの映像信号
とが加算回路83で加算され、隣接フレーム間の平均値
信号となり、垂直方向のバイパスフィルタ84を経て加
算回路87の一方の入力端子に供給される。また、1フ
イールド遅延メモリ81の出力はそのまま時間軸圧縮・
多重化回路88に供給されると共に、垂直方向ローパス
フィルタ85において近接ライン間の補間信号となり、
加算回路87の他方の入力端子に供給される。動き適応
係数制御回路89は、減算回路86から出力されるフレ
ーム間差信号に基づきフレーム間の動きの大きさを検出
し、垂直方向バイパスフィルタ84と垂直方向ローパス
フィルタ85の係数を動的に制御する。 (発明が解決しようとする課題) 上記従来の画質改善回路では、雑音低減処理と走査変換
処理とを第8図と第9図に示す個別の回路で行っている
。このため、処理対象の映像信号に1フレーム分の遅延
を生じさせる高価な1フレーム遅延メモリがそれぞれの
回路に必要になり、コストがかさむという問題がある。 また、第10図に示した従来の走査変換回路では、隣接
フレーム間の相関に基づくライン補間信号を生成するう
えで映像信号に1フイ一ルド分の遅延が生じる。この遅
延が画質改善処理の各段階で累積されてゆくと音声信号
との時間ずれが問題になり、この時間ずれを除去するた
めに音声系に遅延回路が必要になる。 (課題を解決するための手段) 本発明の画質改善回路によれば、縦列接続された1ライ
ン遅延メモリ、第1の262ライン遅延メモリ及び第2
の262ライン遅延メモリから成り入力端子から雑音低
減部を通して供給される雑音低減処理済みのR,G、B
原色信号等のコンポーネントから成る2対1インターレ
ース・テレビジョン映像信号に合計1フレーム分の遅延
を生じさせる1フレーム遅延メモリが動き適応型の雑音
低減部と走査変換部との間で共用される。 動き適応型の雑音低減部は、共用の1フレーム遅延メモ
リの出力と入力端子に供給されるテレビジョン映像信号
との減算により作成された隣接フレーム間差信号にこの
隣接フレーム間差信号から検出したフレーム間の動きの
大きさに応じた係数を乗算し、これを入力テレビジョン
映像信号から減算することにより入力テレビジョン映像
信号に含まれる雑音の低減処理を行う。 また、動き適応型の走査変換部は、共用の1フレーム遅
延メモリ内の第1の262ライン遅延メモリの出力を係
数回路に通すことにより隣接フィールド間の相関に基づ
く1フイールド前のフィールド間補間映像信号を生成す
る第1の補間信号生成回路と、共用の1フレーム遅延メ
モリ内の1ライン遅延メモリの入出力端子の映像信号を
係数回路を通して合成することにより隣接ライン間の相
関に基づくライン間補間映像信号を生成する第2の補間
信号生成回路と、第1.第2の補間信号生成回路内の係
数回路を上記隣接フレーム間差信号の大きさから検出し
たフレーム間の動きの大きさに応じて制御する動き適応
型の係数制御回路と、第1.第2の補間信号生成回路の
出力を加算する加算回路と、この加算回路の出力及び共
用の1フレーム遅延メモリに入力される映像信号を1/
2に時間軸圧縮しつつ多重化して順次走査方式の走査線
に変換する時間軸圧縮・多重化回路とによって走査変換
処理が行われる。 以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。 (実施例) 第1図は、本発明の一実施例に係わるテレビジョン映像
信号の画質改善回路の構成を示すブロック図であり、1
,2は減算回路、3,4は動き適応係数制御回路、5は
lライン遅延メモリ、6は第1の262ライン遅延メモ
リ、7は第2の262ライン遅延メモリ、3a、8b、
10は係数回路、9.11 は加算回路、12は時間軸
圧縮・多重化回路である。 入力端子INには、NTSC標準方式のR,G。 Bや色差信号と輝度信号等のコンポーネントから成る2
対1ラインインターレース・テレビジョン映像信号が画
質改善処理対象のテレビジョン映像信号として供給され
る。このテレビジョン映像信号は減算回路2の加算入力
端子に供給される。この減算回路2の減算入力端子には
、動き適応係数制御回路3においてフレーム間差信号に
基づき生成された雑音成分が供給されている。従って、
減算回路2の出力は、雑音低減処理済みの2対1ライン
インターレース・テレビジョン映像信号となって1ライ
ン遅延メモリ5の入力端子に供給される。この1ライン
遅延メモリ5は、入力さ・れる2対1インタ一レース映
像信号を1ライン分遅延させて出力する。同様に、後段
の第1.第2の262ライン遅延メモリ6と7は、入力
する2対1インターレース 映像信号をそれぞれ262
ライン分ずつ遅延させて出力する。従って、262ライ
ン遅延メモリ7から出力される映像信号は、1ライン遅
延メモリ5の入力端子、すなわち入力端子IN上に出現
中の映像信号よりも1フレーム(525ライン)前の映
像信号となる。 入力端子INに出現中の映像信号と、262ライン遅延
メモリ7から出力中の前フレームの映像信号は、減算回
路1で減算されて隣接フレーム間差信号となり、雑音低
減用の動き適応係数制御回路3と、走査変換用の動き適
応係数制御回路4に供給される。 上記隣接フレーム間差信号Fを受ける雑音低減用の動き
適応係数制御回路3は、第2図に示すように、係数回路
21,22、スイッチ回路23、符号判別回路24、絶
対値回路25、制限値生成回路26、闇値保持回路27
.28,29、比較回路31,32.33及びデコーダ
34から構成されている。 第1図の減算器1から入力端子Iに供給される隣接フレ
ーム間差信号Fは、係数回路21.22において固定の
係数kl、に2が乗算されたのちスイッチ23の接点■
と■とに供給される。上記隣接フレーム間差信号Fは、
絶対値回路25で無極性信号に変換されたのち比較回路
31,32゜33の一方の入力端子に供給され、それぞ
れの他方の入力端子に闇値保持回路27,28.29か
ら供給される閾値Al、Bl、C1(Al<Bl〈C1
)と比較される。 隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇値A1未満であれ
ば、比較回路31,32.33の出力a。 b、cは、第3図の表中の最上段に示すように全て0と
なりデコーダ34からスイッチ23に切替え信号〔00
〕が供給される。隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇
値A1以上B1未満であれば、比較回路31の出力aの
みが1となり、デコーダ34からスイッチ23に切替え
信号〔01〕が供給される。また、隣接フレーム間差信
号Fの絶対値が閾値B1以上01未満であれば、比較回
路31.32の出力a、bのみが1となり、スイッチ2
3に切替え信号〔10〕が供給される。更に、隣接フレ
ーム間差信号Fの絶対値が闇値01以上であれば、比較
回路31,32.33の出力a。 b、cが全て1となり、スイッチ23に切替え信号〔1
1〕が供給される。 スイッチ23は、第3図の表に示すように、デコーダ3
4から供給される切替え信号が
テレビジョン映像信号の画質改善回路に関するものであ
る。 (従来の技術) 現在開発中の高画質(IDTV 、 HDTV)テレビ
ジョン受像機は、NTSCなど既存の標準方式の受信テ
レビジョン映像信号を一旦ディジタル映像信号に変換し
、Y/C分離に加えて、雑音低減、走査変換、輪郭補償
など各種の画質改善処理を施したのちアナログ映像信号
に戻して表示部に供給するように構成されている。 上記画質改善処理の一つとして隣接フレーム間差信号を
利用する雑音低減処理がある。この処理を行う雑音低減
回路は、第8図に示すように、減算器61,62.1フ
レーム遅延メモリ63及び動き適応係数制御部64から
構成される。入力端子INには、受信テレビジョン映像
信号から分離された輝度信号や色差信号あるいは三原色
信号R2G、 Bなどのディジタル・テレビジョン映像
信号成分が供給される。入力端子INに出現中の現フレ
ームのテレビジョン映像信号と、1フレーム遅延メモリ
63から出力される1フレーム前のテレビジョン映像信
号は減算回路61で減算され、隣接フレーム間の差信号
となる。この隣接フレーム間の差信号には、映像信号に
無作為的に重畳される雑音成分と、表示画面上の動きに
伴う成分とが含まれる。この隣接フレーム間差信号は小
さくなるほど雑音成分である確率が高くなり、大きくな
るほど動き成分である確率が高くなる。そこで、動き適
応型係数制御部64では、フレーム間差信号が小さくな
るほどこれに大きな係数が乗算されることにより雑音成
分が抽出され、これが減算回路62において原映像信号
から減算される。 また、走査変換による画質改善処理を行う走査変換回路
の一例は、第9図に示すように、縦列接続された1フィ
ールド遅延メモリ71.72、加算回路77、垂直方向
バイパスフィルタ74、垂直方向ローパスフィルタ75
、減算回路76、時間軸圧縮・多重化回路78及び動き
適応係数制御回路79から構成されている。 1フイールド遅延メモリ71から出力される1フイール
ド前の映像信号が垂直方向のバイパスフィルタ74を経
て加算回路77の一方の入力端子に供給される。また、
入力端子IN上の現フレームの映像信号はそのまま時間
軸圧縮・多重化回路7日に供給されると共に、垂直方向
ローパスフィルタ75において近接ライン間の補間信号
となり、加算回路77の他方の入力端子に供給される。 動き適応係数制御回路79は、減算回路76から出力さ
れるフレーム間差信号に基づきフレーム間の動きの大き
さを検出し、垂直方向バイパスフィルタ74と垂直方向
ローパスフィルタ75の係数を動的に制御する。 また、走査変換による画質改善処理を行う走査変換変換
回路の他の一例は、第10図に示すように、縦列接続さ
れた1フイールド遅延メモリ81゜82、加算回路83
.8’7、垂直方向バイパスフィルタ84、垂直方向ロ
ーパスフィルタ85、減算回路86、時間軸圧縮・多重
化回路88及び動き適応係数制御回路89から構成され
ている。 入力端子IN上の現フレームの映像信号と、1フイール
ド遅延メモリ82から出力される前フレームの映像信号
とが加算回路83で加算され、隣接フレーム間の平均値
信号となり、垂直方向のバイパスフィルタ84を経て加
算回路87の一方の入力端子に供給される。また、1フ
イールド遅延メモリ81の出力はそのまま時間軸圧縮・
多重化回路88に供給されると共に、垂直方向ローパス
フィルタ85において近接ライン間の補間信号となり、
加算回路87の他方の入力端子に供給される。動き適応
係数制御回路89は、減算回路86から出力されるフレ
ーム間差信号に基づきフレーム間の動きの大きさを検出
し、垂直方向バイパスフィルタ84と垂直方向ローパス
フィルタ85の係数を動的に制御する。 (発明が解決しようとする課題) 上記従来の画質改善回路では、雑音低減処理と走査変換
処理とを第8図と第9図に示す個別の回路で行っている
。このため、処理対象の映像信号に1フレーム分の遅延
を生じさせる高価な1フレーム遅延メモリがそれぞれの
回路に必要になり、コストがかさむという問題がある。 また、第10図に示した従来の走査変換回路では、隣接
フレーム間の相関に基づくライン補間信号を生成するう
えで映像信号に1フイ一ルド分の遅延が生じる。この遅
延が画質改善処理の各段階で累積されてゆくと音声信号
との時間ずれが問題になり、この時間ずれを除去するた
めに音声系に遅延回路が必要になる。 (課題を解決するための手段) 本発明の画質改善回路によれば、縦列接続された1ライ
ン遅延メモリ、第1の262ライン遅延メモリ及び第2
の262ライン遅延メモリから成り入力端子から雑音低
減部を通して供給される雑音低減処理済みのR,G、B
原色信号等のコンポーネントから成る2対1インターレ
ース・テレビジョン映像信号に合計1フレーム分の遅延
を生じさせる1フレーム遅延メモリが動き適応型の雑音
低減部と走査変換部との間で共用される。 動き適応型の雑音低減部は、共用の1フレーム遅延メモ
リの出力と入力端子に供給されるテレビジョン映像信号
との減算により作成された隣接フレーム間差信号にこの
隣接フレーム間差信号から検出したフレーム間の動きの
大きさに応じた係数を乗算し、これを入力テレビジョン
映像信号から減算することにより入力テレビジョン映像
信号に含まれる雑音の低減処理を行う。 また、動き適応型の走査変換部は、共用の1フレーム遅
延メモリ内の第1の262ライン遅延メモリの出力を係
数回路に通すことにより隣接フィールド間の相関に基づ
く1フイールド前のフィールド間補間映像信号を生成す
る第1の補間信号生成回路と、共用の1フレーム遅延メ
モリ内の1ライン遅延メモリの入出力端子の映像信号を
係数回路を通して合成することにより隣接ライン間の相
関に基づくライン間補間映像信号を生成する第2の補間
信号生成回路と、第1.第2の補間信号生成回路内の係
数回路を上記隣接フレーム間差信号の大きさから検出し
たフレーム間の動きの大きさに応じて制御する動き適応
型の係数制御回路と、第1.第2の補間信号生成回路の
出力を加算する加算回路と、この加算回路の出力及び共
用の1フレーム遅延メモリに入力される映像信号を1/
2に時間軸圧縮しつつ多重化して順次走査方式の走査線
に変換する時間軸圧縮・多重化回路とによって走査変換
処理が行われる。 以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。 (実施例) 第1図は、本発明の一実施例に係わるテレビジョン映像
信号の画質改善回路の構成を示すブロック図であり、1
,2は減算回路、3,4は動き適応係数制御回路、5は
lライン遅延メモリ、6は第1の262ライン遅延メモ
リ、7は第2の262ライン遅延メモリ、3a、8b、
10は係数回路、9.11 は加算回路、12は時間軸
圧縮・多重化回路である。 入力端子INには、NTSC標準方式のR,G。 Bや色差信号と輝度信号等のコンポーネントから成る2
対1ラインインターレース・テレビジョン映像信号が画
質改善処理対象のテレビジョン映像信号として供給され
る。このテレビジョン映像信号は減算回路2の加算入力
端子に供給される。この減算回路2の減算入力端子には
、動き適応係数制御回路3においてフレーム間差信号に
基づき生成された雑音成分が供給されている。従って、
減算回路2の出力は、雑音低減処理済みの2対1ライン
インターレース・テレビジョン映像信号となって1ライ
ン遅延メモリ5の入力端子に供給される。この1ライン
遅延メモリ5は、入力さ・れる2対1インタ一レース映
像信号を1ライン分遅延させて出力する。同様に、後段
の第1.第2の262ライン遅延メモリ6と7は、入力
する2対1インターレース 映像信号をそれぞれ262
ライン分ずつ遅延させて出力する。従って、262ライ
ン遅延メモリ7から出力される映像信号は、1ライン遅
延メモリ5の入力端子、すなわち入力端子IN上に出現
中の映像信号よりも1フレーム(525ライン)前の映
像信号となる。 入力端子INに出現中の映像信号と、262ライン遅延
メモリ7から出力中の前フレームの映像信号は、減算回
路1で減算されて隣接フレーム間差信号となり、雑音低
減用の動き適応係数制御回路3と、走査変換用の動き適
応係数制御回路4に供給される。 上記隣接フレーム間差信号Fを受ける雑音低減用の動き
適応係数制御回路3は、第2図に示すように、係数回路
21,22、スイッチ回路23、符号判別回路24、絶
対値回路25、制限値生成回路26、闇値保持回路27
.28,29、比較回路31,32.33及びデコーダ
34から構成されている。 第1図の減算器1から入力端子Iに供給される隣接フレ
ーム間差信号Fは、係数回路21.22において固定の
係数kl、に2が乗算されたのちスイッチ23の接点■
と■とに供給される。上記隣接フレーム間差信号Fは、
絶対値回路25で無極性信号に変換されたのち比較回路
31,32゜33の一方の入力端子に供給され、それぞ
れの他方の入力端子に闇値保持回路27,28.29か
ら供給される閾値Al、Bl、C1(Al<Bl〈C1
)と比較される。 隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇値A1未満であれ
ば、比較回路31,32.33の出力a。 b、cは、第3図の表中の最上段に示すように全て0と
なりデコーダ34からスイッチ23に切替え信号〔00
〕が供給される。隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇
値A1以上B1未満であれば、比較回路31の出力aの
みが1となり、デコーダ34からスイッチ23に切替え
信号〔01〕が供給される。また、隣接フレーム間差信
号Fの絶対値が閾値B1以上01未満であれば、比較回
路31.32の出力a、bのみが1となり、スイッチ2
3に切替え信号〔10〕が供給される。更に、隣接フレ
ーム間差信号Fの絶対値が闇値01以上であれば、比較
回路31,32.33の出力a。 b、cが全て1となり、スイッチ23に切替え信号〔1
1〕が供給される。 スイッチ23は、第3図の表に示すように、デコーダ3
4から供給される切替え信号が
〔00〕から(01)
、 (10) 、 (11)へと順次変化すると、
接点■からn、m、rvへと順次切り替えられる。スイ
ッチ23の接点Iには前述のように係数回路21で係数
klが乗算された隣接フレーム間差信号に1・Fが供給
されている。また、接点■には、係数回路22で係数に
2 (<kl)が乗算された隣接フレーム間差信号に2
・Fが供給されている。また、スイッチ23の接点■に
は、制限値生成回路26において閾値B1と符号判別回
路24の判別結果に基づき生成された振幅制限値が供給
されると共に、接点■にはO値が供給されている。 従って、出力端子Oを経て第1図の減算回路2の減算入
力端子に出力される動き適応係数制御回路3の出力は、
第4図の実線で示すように、隣接フレーム間差信号Fの
絶対値が闇値A1未満の範囲では係数に1に比例して増
加し、闇値A1以上B1未満の範囲ではより小さな係数
に2に比例して増加し、閾値B1以上01未満の範囲で
は一定の振幅制限値となり、闇値01以上の範囲では0
となる。上記閾値Al、Bl、C1を、それぞれの闇値
保持回路前段のスイッチの切替えによりそれぞれ大きな
閾値A2.B2.C2に変更することにより、第4図の
実線に示す振幅制限特性を点線で示す振幅制限特性に変
更することができる。 この結果、雑音低減の効果が画質に応じて調整される。 第1図において、基準となる画素を1ライン遅延メモリ
5の入力端子から時間軸圧縮・多重化回路12に供給中
の画素αとすれば、この1ライン遅延メモリ5から出力
中の画素βは、第5図に示すように画素αよりも1ライ
ン前に表示された画素となる。また、262ライン遅延
メモリ6から出力中の画素γは、第5図に示すように、
画素αよりも1フイールド前にその表示位置の半ライン
上方に表示された画素となる。 従って、1ライン遅延メモリ5の入出力端子上の画素信
号α、βは係数回路8a、8bで係数b1が乗じられた
のち加算回路9で加算されると、これは隣接ライン間の
相関に基づき作成されたライン間の補間画素となる。す
なわち、第5図の隣接走査線n−1とnとの中間に挿入
される画素信号bl(α+β)を連ねるラインは、隣接
ライン間の相関に基づき生成された補間ラインn′とな
る。 一方、第1の262ライン遅延メモリ6から出力中の1
フイールド前の画素信号γは、直前のフィールドの画素
信号から作成された隣接フィールド間の相関に基づく補
間画素となる。すなわち、第5図の隣接走査線n−1と
nとの中間に挿入される直前のフィールドの画素信号を
連ねるラインは、隣接フィールド間の相関に基づき生成
された補間ラインn″ となる。 係数回路3a、8bに設定される係数b1と、係数回路
10に設定される係数aOは、動き適応係数制御回路4
で隣接フレーム間差信号Fから検出された動きに応じて
動的に制御される。この係数b1は、係数aOとの関連
において隣接フィールド間の相関と隣接ライン間の相関
に基づき生成された2種の補間信号の動きに応じた合成
比率を与える係数をも兼ねており、ao+2bl=1の
関係を満たすように動きの大きさに応じて動的に制御さ
れる。 表示画面が動きの全くない完全な静止画であれば、隣接
フィールド間の相関に基づき生成された補間成分のみで
補間信号が作成される(bl=0)。これとは逆に、表
示画面の動きが所定値以上であれば、隣接ライン間の相
関に基づき生成された補間成分のみで補間信号が作成さ
れる(aO=0)。 上記表示画面中の動きの大きさの検出と、これに応じた
係数(ao、bl)の動的制御を行う走査変換用の動き
適応係数制御回路4は、第6図に示すように、絶対値回
路41、闇値保持回路42゜43.44、比較回路45
.46.47、デコーダ48及び係数生成回路49から
構成されている。 第1図の減算回路1から入力端子■に供給される隣接フ
レーム間差信号Fは、絶対値回路41を経て正極性信号
となり比較回路45. 46. 47の一方の入力端子
に供給され、他方の入力端子に闇値保持回路42.43
.44から供給される闇値A、B、C(A<B<C)の
それぞれと比較される。隣接フレーム間差信号、Fの絶
対値が闇値A未満であれば、比較回路45,56.47
の出力a、b、cは、第7図の表中の最上段に示すよう
−に全°てOとなり、デコーダ48からデコード信号〔
00〕が出力される。隣接フレーム間差信号Fの絶対値
が闇値A以上B未満であれば、比較回路45の出力aの
みが1となり、デコーダ48からデコード信号〔01〕
が出力される。また、隣接フレーム間差信号Fの絶対値
が闇値B以上C未満であれば、比較回路45.46の出
力a、bのみが1となり、デコード信号〔10〕が出力
される。 更に、隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇値C以上で
あれば、比較回路45,46.47の出力a、b、cの
全てが1となり、デコード信号〔11〕が出力される。 係数生成回路49から出力される係数(aO。 bl)は、第7図の表に示すように、デコーダ48のデ
コード出力が(OO)から順次(01)。 (10) 、 (11)へと変化するにつれて、(1
゜0)から順次(3/4.1/8 ) 、(1/4.3
/8) 、 (0゜1/2)へと変化する。従って、
隣接フレーム間差信号Fが闇値A未満であるような小さ
な動きの範囲では、加算回路11から出力される補間信
号は隣接フィールド間の相関に基づき生成された成分だ
けで構成される。逆に、隣接フレーム間差信号Fが閾値
Cを越えるような大きな動きの範囲では、加算回路11
から出力される補間信号は隣接ライン間の相関に基づき
生成された成分だけで構成される。隣接フレーム間差信
号Fが閾値AとCとの間に存在する中間的な状態では、
隣接フィールド間の相関に基づき生成された補間成分と
、隣接ライン間の相関に基づき作成された補間成分とに
動きの大きさに応じた比率の係数が乗算されたのち、加
算回路11で合成される。 時間軸圧縮・多重化回路12では、1ライン遅延メモリ
5の入力端子から供給される1ライン分の画素信号と、
加算回路11から供給される1ライン分の補間画素信号
がラインメモリに書込まれ、この書込み速度の2倍の速
度で多重化されつつ順次読出される。この結果、NTS
C標準方式のコンポーネントから成る2対1インターレ
ース・テレビジョン映像信号が2倍のライン密度に高め
られた順次走査映像信号に変換され、出力端子OUTか
ら出力される。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明に係わるテレビジョ
ン映像信号の画質改善回路は、縦列接続された1ライン
遅延メモリ及び第1.第2の262ライン遅延メモリか
ら成る1フレーム遅延メモリを、動き適応型の雑音低減
部と走査変換部とで共用する構成であるから、高価な1
フレーム遅延メモリを1個節減でき、画質改善回路全体
の低廉化が実現される。
、 (10) 、 (11)へと順次変化すると、
接点■からn、m、rvへと順次切り替えられる。スイ
ッチ23の接点Iには前述のように係数回路21で係数
klが乗算された隣接フレーム間差信号に1・Fが供給
されている。また、接点■には、係数回路22で係数に
2 (<kl)が乗算された隣接フレーム間差信号に2
・Fが供給されている。また、スイッチ23の接点■に
は、制限値生成回路26において閾値B1と符号判別回
路24の判別結果に基づき生成された振幅制限値が供給
されると共に、接点■にはO値が供給されている。 従って、出力端子Oを経て第1図の減算回路2の減算入
力端子に出力される動き適応係数制御回路3の出力は、
第4図の実線で示すように、隣接フレーム間差信号Fの
絶対値が闇値A1未満の範囲では係数に1に比例して増
加し、闇値A1以上B1未満の範囲ではより小さな係数
に2に比例して増加し、閾値B1以上01未満の範囲で
は一定の振幅制限値となり、闇値01以上の範囲では0
となる。上記閾値Al、Bl、C1を、それぞれの闇値
保持回路前段のスイッチの切替えによりそれぞれ大きな
閾値A2.B2.C2に変更することにより、第4図の
実線に示す振幅制限特性を点線で示す振幅制限特性に変
更することができる。 この結果、雑音低減の効果が画質に応じて調整される。 第1図において、基準となる画素を1ライン遅延メモリ
5の入力端子から時間軸圧縮・多重化回路12に供給中
の画素αとすれば、この1ライン遅延メモリ5から出力
中の画素βは、第5図に示すように画素αよりも1ライ
ン前に表示された画素となる。また、262ライン遅延
メモリ6から出力中の画素γは、第5図に示すように、
画素αよりも1フイールド前にその表示位置の半ライン
上方に表示された画素となる。 従って、1ライン遅延メモリ5の入出力端子上の画素信
号α、βは係数回路8a、8bで係数b1が乗じられた
のち加算回路9で加算されると、これは隣接ライン間の
相関に基づき作成されたライン間の補間画素となる。す
なわち、第5図の隣接走査線n−1とnとの中間に挿入
される画素信号bl(α+β)を連ねるラインは、隣接
ライン間の相関に基づき生成された補間ラインn′とな
る。 一方、第1の262ライン遅延メモリ6から出力中の1
フイールド前の画素信号γは、直前のフィールドの画素
信号から作成された隣接フィールド間の相関に基づく補
間画素となる。すなわち、第5図の隣接走査線n−1と
nとの中間に挿入される直前のフィールドの画素信号を
連ねるラインは、隣接フィールド間の相関に基づき生成
された補間ラインn″ となる。 係数回路3a、8bに設定される係数b1と、係数回路
10に設定される係数aOは、動き適応係数制御回路4
で隣接フレーム間差信号Fから検出された動きに応じて
動的に制御される。この係数b1は、係数aOとの関連
において隣接フィールド間の相関と隣接ライン間の相関
に基づき生成された2種の補間信号の動きに応じた合成
比率を与える係数をも兼ねており、ao+2bl=1の
関係を満たすように動きの大きさに応じて動的に制御さ
れる。 表示画面が動きの全くない完全な静止画であれば、隣接
フィールド間の相関に基づき生成された補間成分のみで
補間信号が作成される(bl=0)。これとは逆に、表
示画面の動きが所定値以上であれば、隣接ライン間の相
関に基づき生成された補間成分のみで補間信号が作成さ
れる(aO=0)。 上記表示画面中の動きの大きさの検出と、これに応じた
係数(ao、bl)の動的制御を行う走査変換用の動き
適応係数制御回路4は、第6図に示すように、絶対値回
路41、闇値保持回路42゜43.44、比較回路45
.46.47、デコーダ48及び係数生成回路49から
構成されている。 第1図の減算回路1から入力端子■に供給される隣接フ
レーム間差信号Fは、絶対値回路41を経て正極性信号
となり比較回路45. 46. 47の一方の入力端子
に供給され、他方の入力端子に闇値保持回路42.43
.44から供給される闇値A、B、C(A<B<C)の
それぞれと比較される。隣接フレーム間差信号、Fの絶
対値が闇値A未満であれば、比較回路45,56.47
の出力a、b、cは、第7図の表中の最上段に示すよう
−に全°てOとなり、デコーダ48からデコード信号〔
00〕が出力される。隣接フレーム間差信号Fの絶対値
が闇値A以上B未満であれば、比較回路45の出力aの
みが1となり、デコーダ48からデコード信号〔01〕
が出力される。また、隣接フレーム間差信号Fの絶対値
が闇値B以上C未満であれば、比較回路45.46の出
力a、bのみが1となり、デコード信号〔10〕が出力
される。 更に、隣接フレーム間差信号Fの絶対値が闇値C以上で
あれば、比較回路45,46.47の出力a、b、cの
全てが1となり、デコード信号〔11〕が出力される。 係数生成回路49から出力される係数(aO。 bl)は、第7図の表に示すように、デコーダ48のデ
コード出力が(OO)から順次(01)。 (10) 、 (11)へと変化するにつれて、(1
゜0)から順次(3/4.1/8 ) 、(1/4.3
/8) 、 (0゜1/2)へと変化する。従って、
隣接フレーム間差信号Fが闇値A未満であるような小さ
な動きの範囲では、加算回路11から出力される補間信
号は隣接フィールド間の相関に基づき生成された成分だ
けで構成される。逆に、隣接フレーム間差信号Fが閾値
Cを越えるような大きな動きの範囲では、加算回路11
から出力される補間信号は隣接ライン間の相関に基づき
生成された成分だけで構成される。隣接フレーム間差信
号Fが閾値AとCとの間に存在する中間的な状態では、
隣接フィールド間の相関に基づき生成された補間成分と
、隣接ライン間の相関に基づき作成された補間成分とに
動きの大きさに応じた比率の係数が乗算されたのち、加
算回路11で合成される。 時間軸圧縮・多重化回路12では、1ライン遅延メモリ
5の入力端子から供給される1ライン分の画素信号と、
加算回路11から供給される1ライン分の補間画素信号
がラインメモリに書込まれ、この書込み速度の2倍の速
度で多重化されつつ順次読出される。この結果、NTS
C標準方式のコンポーネントから成る2対1インターレ
ース・テレビジョン映像信号が2倍のライン密度に高め
られた順次走査映像信号に変換され、出力端子OUTか
ら出力される。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明に係わるテレビジョ
ン映像信号の画質改善回路は、縦列接続された1ライン
遅延メモリ及び第1.第2の262ライン遅延メモリか
ら成る1フレーム遅延メモリを、動き適応型の雑音低減
部と走査変換部とで共用する構成であるから、高価な1
フレーム遅延メモリを1個節減でき、画質改善回路全体
の低廉化が実現される。
第1図は本発明の一実施例に係わるテレビジョン映像信
号の画質改善回路の構成を示すブロック図、第2図は第
1図の雑音低減用の動き適応係数制御回路3の構成を例
示するブロック図、第3図と第4図は第2図の動き適応
係数制御回路の機能を説明するための概念図、第5図は
第1図の走査変換部の機能を説明するための概念図、第
6図は第1図の走査変換用の動き適応係数制御回路4の
構成を例示するブロック図、第7図は第6図の動き適応
係数制御回路の機能を説明するための概念図、第8図は
従来の動き適応型の雑音低減回路の構成を示すブロック
図、第9図は従来の動き適応型の走査変換回路の一構成
例を示すブロック図、第10図は従来の動き適応型の走
査変換回路の他の構成例を示すブロック図である。 1.2・・・減算器、3・・・雑音低減用の動き適応係
数制御回路、4・・・走査変換用の動き適応係数制御回
路、5・・・1ライン遅延メモリ、6.7・・・262
ライン遅延メモリ、8a、8b、10・・・係数回路、
9.11・・・加算回路、12・・・時間軸圧縮・多重
化回路。 第2図 @ピーご 第 図 一〇q 第 ♂ 第 図 第 図 第 図 第 図 q
号の画質改善回路の構成を示すブロック図、第2図は第
1図の雑音低減用の動き適応係数制御回路3の構成を例
示するブロック図、第3図と第4図は第2図の動き適応
係数制御回路の機能を説明するための概念図、第5図は
第1図の走査変換部の機能を説明するための概念図、第
6図は第1図の走査変換用の動き適応係数制御回路4の
構成を例示するブロック図、第7図は第6図の動き適応
係数制御回路の機能を説明するための概念図、第8図は
従来の動き適応型の雑音低減回路の構成を示すブロック
図、第9図は従来の動き適応型の走査変換回路の一構成
例を示すブロック図、第10図は従来の動き適応型の走
査変換回路の他の構成例を示すブロック図である。 1.2・・・減算器、3・・・雑音低減用の動き適応係
数制御回路、4・・・走査変換用の動き適応係数制御回
路、5・・・1ライン遅延メモリ、6.7・・・262
ライン遅延メモリ、8a、8b、10・・・係数回路、
9.11・・・加算回路、12・・・時間軸圧縮・多重
化回路。 第2図 @ピーご 第 図 一〇q 第 ♂ 第 図 第 図 第 図 第 図 q
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 縦列接続された1ライン遅延メモリ、第1の262ライ
ン遅延メモリ及び第2の262ライン遅延メモリから成
り入力端子から雑音低減部を通して供給される雑音低減
処理済みのR,G,B原色信号等のコンポーネントから
成る2対1インターレース・テレビジョン映像・信号に
合計1フレーム分の遅延を生じさせる1フレーム遅延メ
モリと、この1フレーム遅延メモリの出力と前記入力端
子に供給されるテレビジョン映像信号との減算により作
成された隣接フレーム間差信号にこの隣接フレーム間差
信号から検出したフレーム間の動きの大きさに応じた係
数を乗算し、これを前記入力テレビジョン映像信号から
減算することにより入力テレビジョン映像信号に含まれ
る雑音を低減する動き適応型の雑音低減部と、 前記1フレーム遅延メモリ内の第1の262ライン遅延
メモリの出力を係数回路に通すことにより隣接フィール
ド間の相関に基づく1フィールド前のフィールド補間映
像信号を生成する第1の補間信号生成回路と、前記1フ
レーム遅延メモリ内の1ライン遅延メモリの入出力端子
の映像信号を係数回路を通して合成することにより隣接
ライン間の相関に基づくライン間補間映像信号を生成す
る第2の補間信号生成回路と、前記第1、第2の補間信
号生成回路内の係数回路を前記隣接フレーム間差信号の
大きさから検出したフレーム間の動きの大きさに応じて
制御する動き適応型の係数制御回路と、前記第1、第2
の補間信号生成回路の出力を加算する加算回路と、この
加算回路の出力及び前記1フレーム遅延メモリに入力さ
れる映像信号を1/2に時間軸圧縮しつつ多重化して順
次走査方式の走査線に変換する時間軸圧縮・多重化回路
とを備えた走査変換部とから構成されることを特徴とす
るテレビジョン映像信号の画質改善装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17946388A JPH0229188A (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | テレビジョン映像信号の画質改善回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17946388A JPH0229188A (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | テレビジョン映像信号の画質改善回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0229188A true JPH0229188A (ja) | 1990-01-31 |
Family
ID=16066292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17946388A Pending JPH0229188A (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | テレビジョン映像信号の画質改善回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0229188A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7061548B2 (en) | 2001-04-09 | 2006-06-13 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Filter device |
-
1988
- 1988-07-19 JP JP17946388A patent/JPH0229188A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7061548B2 (en) | 2001-04-09 | 2006-06-13 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Filter device |
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