JPH02291773A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH02291773A
JPH02291773A JP1112521A JP11252189A JPH02291773A JP H02291773 A JPH02291773 A JP H02291773A JP 1112521 A JP1112521 A JP 1112521A JP 11252189 A JP11252189 A JP 11252189A JP H02291773 A JPH02291773 A JP H02291773A
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吉晴 日比
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー複写機やカラープリンタ、カラーファ
ックス等の画像処理装置において、カラ一画像のコント
ラストの調整を行う画像処理装置のコントラスト調整方
式に関する。
〔従来の技術〕
カラー複写機では、カラー原稿を色分解信号により読み
取って、その画像データを処理して色分解信号をトナー
信号に変換し、各トナー色による画像を重畳することに
よってフルカラー原稿の再現を行っている。この場合、
原稿読取部や画像出力部の特性により濃度やコントラス
ト、色調等の再現性が異なってくるため、実際には、画
像データに対して種々の補正、調整を加えることが必要
となる。その概要を説明する。
すなわち、カラー複写機では、カラー原稿を色分解信号
B(青)、G(緑)、R(赤)で読み取ると、これをカ
ラーマスキングによりカラーのトナーやインキ、インク
ドナーフィルム等の色材Y(イエロー)、M(マゼンタ
)、C(シアン)、K(黒)の記録信号(例えばトナー
信号)に変換して画像出力部に供給している。カラーマ
スキングでは、カラー原稿の色分解信号B,G,Rに対
して、例えば の演算を行い、色材の記録信号Y,M,Cに変換し、か
ラーバランスを保ちながらカラー再生時の色調をコント
ロールしたり、彩度を向上させるようにしている。
しかし、色信号は、照明用光源のスペクトラムやダイク
ロイックミラーの特性、さらには光電変換素子、カラー
フィルタ、レンズ等の色特性によって影響されることが
多い。また、画像記録部においても、カラー画像の記録
に用いる色材は、分光特性上不要吸収を持っているため
、彩度、色相がずれて好ましい画像が得られない場合等
、色彩に関する様々な特性を補正すべき要素を持ってい
る。さらに、用紙、カラーインクの特性等、階調再現性
に影響を与える要因も多い。このため、単純に色変換処
理しただけでは、原稿の色彩を忠実に再現することは極
めて困難である。
そこで、カラー画像のデータ処理では、原稿の色彩を忠
実に再現すべく、上記のカラーマスキングの前にEND
変換(等価中性濃度変換)、さらにその後に、TRC 
(色調補正制御)その他種々の処理が施される。
通常、処理を容易にするため、B,G,Rの信号やY%
M.Cの信号は、ENDで表現されることが多い。この
場合、グレーを読み取ったときの色分解信号は、B=G
=R (等価中性濃度)となり、逆にY=M=Cの信号
をTRCで色調補正制御して記録部に送るとグレーが再
現される。
すなわち、カラー原稿を色分解して読み取った信号は、
B,G,Hの信号で取り出されるが、グレイ (無彩色
)原稿を読み取ったときの色分解信号B,G,Rは、読
み取り装置の各種特性や条件のバラツキにより等しい値
にはならない。そこで、END変換は、このような場合
の色分解信号B、G,Rを等しい値のグレイ濃度に変換
するものである。また、色分解信号BSG%Rは、印刷
するトナーやインキ等の色材の記録信号Y,M,Cに変
換され、その信号YSM,C,さらにはこれらから墨版
の信号K(黒又は墨)を生成すると共にその分に相当す
る量のY,MSCについて除去処理を行って、記録部に
供給することによりカラー画像が再現されるが、この場
合、色材信号Y,M,Cを等しい値にしたグレイ信号を
出力しても、記録部の色材の特性や環境に影響されて忠
実にグレイが再現されない。TRCは、このように色材
信号YSMSCが等しい値の場合に、相当する濃度のグ
レイを再現するものである。これに対して、カラーマス
キングは、色分解信号B,G,Rを色材信号Y,M,C
に変換するものであり、その際にグレイ以外の色(色相
、彩度等)を如何に再現するかが重要である。つまり、
END変換、カラーマスキング、TRCは、グレーを含
めて原稿の色の再現性を高めるのに極めて重要な役割を
担っている。
上記のように種々の変換、補正処理を行っても、一般に
カラー複写機では、画質のディフェクトが白黒の複写機
に比べると顕著になる。カラー画像は、出力コピーに対
する評価の個人差もあるが、それだけでなく時間経過に
よる特性の変化や設置環境等により生じるマシンの状態
変動に伴う画質の変化、消耗品の消耗され具合等コピー
枚数増加に伴う画質の変化等がある。その結果、例えば
濁りがあって色調が悪い、赤が強い、青が強い、画像全
体がきつい、コントラストはいいが全体として濃度が足
りない、濃度はいいがコントラストが悪い等、出力コピ
ーに様々な画買上のディフエクトが現れる。そこで、こ
のような画質のディフエクトを改善する必要があり、そ
のため、カラー複写機では、特にカラー調整機能が重要
な要素となる。
従来、カラー複写機では、低濃度から高濃度に向かって
補正量を多くするような濃度調整によるカラー調整が行
われ、YXM,C,Kに対して共通に行う所謂濃度調整
と、Y.M,C,Kに対してそれぞれ個別に行うカラー
バランス調整がカラ−!整機能として採用されている。
すなわち、従来のカラー調整では、濃度を上げる調整と
Tを立てコントラストを強める調整、逆に濃度を下げる
調整とTをねかぜでコントラストを弱める調整が同時に
連動して行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のように低濃度から高濃度に向かっ
て補正量を多くするような濃度調整では、例えば濃度は
いいがコントラストが強すぎたり逆に弱すぎてコントラ
ストが悪いというような場合においても、コントラスト
をよくしようとすると、所謂変換係数γを立てるように
するため、濃度も上がってしまうという問題がある。ま
た、逆2二コントラストはいいが全体として濃度が足り
ないというような場合においても、濃度を上げるにはT
を立てるようにするため、濃度が満足できるようになっ
ても逆にコントラストが悪くなったり、画像全体がきつ
い印象を与えるものになってしまうという問題がある。
上記のように従来のカラー調整機能では、濃度を変えよ
うとするとコントラストも変わってしまい、コントラス
トを変えようとすると濃度も変わってしまうというよう
に、濃度とコントラストとをそれぞれ独立に調整するこ
とができなかった。
そのため、これらのいずれも満足する画像を得ることは
難しかった。
さらに、例えば第12図(a)に示すようにハイライト
部を固定してシャドー部を変化させることによりrm整
した場合には、シャドー部のA部で濃度が飽和するため
にこの部分で画像情報の潰れが生じ、逆にシャドー部の
B部でかすれが生じる。
このような場合、ハイライト部では跳びゃかぶり等が生
じにくく悪い印象を与えることはないが、シャドー部で
はコントラストの変化より濃度の変化が目立つ。
逆に第12図ら)に示すようにシャドー部を固定してハ
イライト部を変化させることによりγ調整した場合には
、ハイライト部のC部で出力値が0でないため白の人力
に対してかぶり(濁り)が生じ、また、D部で白からあ
る人力値まで出力値が0のままとなるため跳びが生じる
。このような場合、シャドー部では潰れやかぶつ等が生
じにくいが、ハイライト部では跳びゃかぶり等が発生し
てディフェクトが目につきやすいため、印象の悪い画像
になりやすい。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、発明の
目的は、濃度とコントラストとをそれぞれ独立に調整可
能とすることである。本発明の他の目的は、ハイライト
部やシャドー部における色濁りや潰れ、がさつき等のデ
ィフェクトをなくすことである。本発明のさらに他の目
的は、少ないデータを使ってコントラスト調整を行える
ようにすくことである。本発明のさらに他の目的は、画
像全体の総体濃度を変えることなくコントラストを調整
できるようにすることである。
〔課題を解決するための手段および作用〕そのために本
発明は、第1図に示すように色分解された入力画像僧号
に対して等価中性濃度の画像信号に変換する手段1S該
等価中性濃度に変換された信号を記録信号に変換する手
段2、記録信号に対してコントラスト調整を行う手段3
を備えた画像処理装置において、コントラスF調整を行
う手段3は、中間調における変換特性の傾きを変えるよ
うにしたことを特徴とする。また、コントラスト調整で
は、中間濃度値を固定して中間調における変換特性の傾
きを変え、さらに、ハイライト部とシャドー部を固定し
、総体的な濃度を一定にして変換特性の傾きを変えるよ
うにする。
中間濃度値が固定されるので、中間調における濃度変化
がなくコントラストの調整が可能となる。
同様に、ハイライト部を固定するので、跳びゃかぶりを
なくすことができ、シャドー部を固定するので、冫貴れ
やがさつきをなくすことができる。また、総体的な濃度
を一定にするので、コントラスト調整を行っても濃度変
化がなくなる。
また、コントラスト調整のデータとして複数の点情報を
有し、該複数の点を結ぶ折れ線によりコントラスト調整
特性を設定する。コントラスト調整のデータとして中間
濃度値の両側の点対象位置のデータを有し、コントラス
ト調整のデータとして中間濃度値と点対象位置のデータ
を補完してもよい。
例えば画像データとしては256階調で表現されるもの
であっても、数点のデータでコントラスト調整が可能と
なり、コントラスト調整データのメモリ容量を低減する
ことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
まず、実施例の説明に先立って、目次を示す。
([)IPS (イメージ処理システム)の構成概要 (■)IPSのハードウエア構成 ([[I)コントラスト調整方式 (I)rPsの構成概要 まず、画像データを処理するIPS (イメージ処理シ
ステム)の構成概要を説明する。
第2図はIPSのモジュール構成の概要を示す図である
カラー画像処理装置では、IIT(イメージ人力ターミ
ナル)においてC’CDラインセンサーを用いて光の原
色B(青)、G(緑)、R(赤)に分解してカラー原稿
を読み取ってこれをトナーの原色Y(イエロー)、M(
マゼンタ)、C(シアン)、さらにはK(黒又は墨)に
変換し、IOT(イメージ出力ターミナル)においてレ
ーザビームによる露光、現像を行いカラー画像を再現し
ている。この場合、YSM,C,Kのそれぞれのトナー
像に分解してYをプロセスカラーとするコピープロセス
(ピッチ)を1回、同様にM,CSKについてもそれぞ
れをプロセスカラーとするコピーサイクルを1回ずつ、
計4回のコピーサイクルを実行し、これらの網点による
像を重畳することによってフルカラーによる像を再現し
ている。したがって、カラー分解信号(B,G,R信号
)をトナー信号(Y,M,C,K信号)に変換する場合
においては、その色のバランスをどう調整するかやII
Tの読み取り特性および[JTの出力特性に合わせてそ
の色をどう再現するか、濃度やコントラストのバランス
をどう調整するか、エッジの強調やボケ、モアレをどう
調整するか等が問題になる。
IPSは、IITからB,G,Rのカラー分解借号を人
力し、色の再現性、階調の再現性、精細度の再現性等を
高めるために種々のデータ処理を施して現像プロセスカ
ラ一〇トナー信号をオン/オフに変換しIOTに出力す
るものであり、第2図に示すようにEND変換(Equ
ivalent Neutra+  [)ensity
 ;等価中性濃度変換)モジュール301、カラーマス
キングモジュール302、原稿サイズ検出モジュール3
03、カラー変換モジュール304、UCRIUnde
r  Color  Removal;下色除去》&黒
生成モジュール305、空間フィルター306、TRC
  (Tone Reproductian Cont
rol ;色調補正制御)モジュール307、縮拡処理
モジュール308、ス久リーンジエネレータ309、I
OTインターフェースモジュール310、領域生成回路
やスイッチマトリクスを有する領域画像制御モジュール
311、エリアコマンドメモリ312やカラーパレット
ビテ゜オスイッチ回路313やフォントバッファ314
等を有する編集制御モジュール等からなる。
そして、IITからB,G,Rのカラー分解信号につい
て、それぞれ8ビットデータ(256階調)をEND変
換モジュール301に人力し、Y、M,C,Kのトナー
信号に変換した後、プロセスカラーのトナー信号Xをセ
レクトし、これを2値化してプロセスカラ一〇トナー信
号のオン/オフデータとしIOTインターフェースモジ
ュール310からIOTに出力している。したがって、
フルカラー(4カラー)の場合には、プリスキャンでま
ず原稿サイズ検出、編集領域の検出、その他の原稿情報
を検出した後、例えばまず初めにプロセスカラーのトナ
ー信号XをYとするコピーサイクル、続いてプロセスカ
ラーのトナー信号XをMとするコピーサイクルを順次実
行する毎に、4回の原稿読み取りスキャンに対応した信
号処理を行っている。
11Tでは、CCDセンサーを使いBSG,Hのそれぞ
れについて、■ビクセルを16ドット/mmのサイズで
読み取り、そのデータを24ビット(3色×8ビ−/ 
} ; 2 5 6階調)で出力している。CCDセン
サーは、上面にB,G,Rのフィルターが装着されてい
てl6ドッ} / m mの密度で300mmの長さを
有し、190、5mm/secのプロセススピードで1
6ライン/mmのスキャンを行うので、ほぼ各色につき
毎秒15Mビクセルの速度で読み取りデータを出力して
いる。
そして、IITでは、B,GSRの画素のアナログデー
タをログ変換することによって、反射率の情報から濃度
の情報に変換し、さらにデジタルデータに変換している
次に各モジュールについて説明する。
第3図はIPSを構成する各モジュールを説明するため
の図である。
(A)END変換モジュール END変換モジュール301は、IITで得られたカラ
ー原稿の光学読み取り信号をグレーパランスしたカラー
信号に調整(変換)するためのモジュールである。カラ
ー画像のトナーは、グレーの場合に等量になりグレーが
基準となる。しかし、IITからグレーの原稿を読み取
ったときに人力するB,G,Hのカラー分解信号の値は
光源や色分解フィルターの分光特性等が理想的でないた
め等しくなっていない。そこで、第3図(a)に示すよ
うな変換テーブル(LUT;ルックアップテーブル)を
用いてそのバランスをとるのがEND変換である。した
がって、変換テーブルは、グレイ原稿を読み取った場合
にそのレベル(黒一白)に対応して常に等しい階調でB
,G,Hのカラー分解信号に変換して出力する特性を有
するものであり、ItTの特性に依存する。また、変換
テーブルは、16面用意され、そのうちl1面がネガフ
ィルムを含むフィルムフプロジェクター用のテーブルで
あり、3面が通常のコピー用、写真用、ジェネレーショ
ンコピー用のテーブルである。
(B)カラーマスキングモジュール カラーマスキングモジュール302は、B,G,R信号
をマトリクス演算することによりY,M,Cのトナー量
に対応する儒号に変換するのものであり、END変換に
よりグレーバランス調整を行った後の信号を処理してい
る。
カラーマスキングに用いる変換マトリクスには、純粋に
BSG,RからそれぞれY,M,Cを演算する3×3の
マトリクスを用いているが、B,G,Rだけでなく、B
G,GRSRBSB2、G’R2の成分も加味するため
種々のマトリクスを用いたり、他のマトリクスを用いて
も,よいことは勿論である。変換マトリクスとしては、
通常のカラー調整用とモノ力ラーモードにおける強度信
号生成用の2セットを保有している。
このように、IITのビデオ信号についてIPSで処理
するに際して、何よりもまずグレーバランス調整を行っ
ている。これを仮にカラーマスキングの後に行うとする
と、カラーマスキングの特性を考慮したグレー原稿によ
るグレーバランス調整を行わなければならないため、そ
の変換テープルがより複雉になる。
(C)原稿サイズ検出モジュール 定型サイズの原稿は勿論のこと切り張りその他任意の形
状の原稿をコピーする場合もある。この場合に、原稿サ
イズに対応した適切なサイズの用紙を選択するためには
、原稿サイズを検出する必要がある。また、原稿サイズ
よりコピー用紙が大きい場合に、原稿の外側を消すとコ
ピーの出来映えをよいものとすることができる。そのた
め、原稿サイズ検出モジュール303は、プリスキャン
時の原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテ
ンカラーの消去(枠消し)処理とを行うものである。そ
のために、プラテンカラーは原稿との識別が容易な色例
えば黒にし、第3図ら)に示すようにプラテンカラー識
別の上限値/下限値をスレッショルドレジスタ3031
にセットする。そして、ブリスキャン時は、原稿の反射
率に近い情報に変換(T変換)した信号(後述の空間フ
ィルター306の出力を用いる)χとスレッショルドレ
ジスタ3031にセットされた上限値/下限値とをコン
バレータ3032で比較し、エッジ検出回路3034で
原稿のエッジを検出して座標Xyの最大値と最小値とを
最大/最小ソータ3035に記憶する。
例えば第3図(6)に示すように原稿が傾いている場合
や矩形でない場合には、上下左右の最大値と最小値(X
+,Xz 、y+,V2)が検出、記憶される。
また、原稿読み取りスキャン時は、コンパレータ303
3で原稿のY,M,Cとスレッショルドレジスタ303
lにセットされた上限値/下限値とを比較し、プラテン
カラー消去回路3036でエッジの外側、即ちプラテン
の読み取り信号を消去して枠消し処理を行う。
(D>カラー変換モジュール カラー変換モジュール304は、特定の領域において指
定されたカラーを変換できるようにするものであり、第
3図(C)に示すようにウインドコンパレータ3042
、スレッショルドレジスタ3041、カラーパレット3
043等を備え、カラー変換する場合に、被変換カラー
の各Y,M,Cの上限値/下限値をスレッショルドレジ
スタ3041にセットすると共に変換カラーの各Y..
MSCの値をカラーパレット3043にセットする。そ
して、領域画像制御モジュールから入力されるエリア信
号にしたがってナンドゲート3044を制御し、カラー
変換エリアでない場合には原稿のY、M,Cをそのまま
セレクタ3045から送出し、カラー変換エリアに入る
と、原稿のYSM,C信号がスレッショルドレジスタ3
041にセットされたY,MSCの上限値と下限値の間
に入るとウインドコンパレータ3042の出力でセレク
タ3045を切り換えてカラーパレット3043にセッ
トされた変換カラーのY,M,Cを送出する。
指定色は、ディジタイずで直接原稿をポイントすること
により、ブリスキャン時に指定された座標の周辺のB,
GSR各25画素の平均をとって指定色を認識する。こ
の平均操作により、例えば150線原稿でも色差5以内
の精度で認識可能となる。B,G,R濃度データの読み
取りは、IITシェーディング補正RAMより指定座標
をアドレスに変換して読み出し、アドレス変換に際して
は、原稿サイズ検知と同様にレジストレーション調整分
の再調整が必要である。ブリスキャンでは、IITはサ
ンプルスキャンモードで動作する。シ工−ディング補正
RAMより読み出されたB,G,Ra度データは、ソフ
トウエアによりシエーディング補正された後、平均化さ
れ、さらにEND補正、カラーマスキングを実行してか
らウインドコンバレータ3042にセットされる。
登録色は、1670万色中より同時に8色までカラーパ
レット3043に登録を可能にし、標準色は、Y,M1
C,G,B,Rおよびこれらの中間色とK,Wの14色
を用意している。
(E)UCR&黒生成モジュール Y,M,Cが等看である場合にはグレーになるので、理
論的には、等量のY,MSCを黒に置き換えることによ
って同じ色を再現できるが、現実的には、黒に置き換え
ると色に濁りが生じ鮮やかな色の再現性が悪くなる。そ
こで、UCR&黒生成モジュール305では、このよう
な色の濁りが生じないように適量のKを生成し、その量
に応じてYSM,Cを等量減ずる(下色除去)処理を行
う。具体的には、Y,M%Cの最大値と最小値とを検出
し、その差に応じて変換テーブルより最小値以下でKを
生成し、その量に応じYSM,Cについて一定の下色除
去を行っている。
UCR&黒生成では、第3図(e)に示すように例えば
グレイに近い色になると最大値と最小値との差が小さく
なるので、Y,M,Cの最小値相当をそのまま除去して
Kを生成するが、最大値と最小値との差が大きい場合に
は、除去の量をY,M,Cの最小値よりも少なくし、K
の生成量も少なくすることによって、墨の混入および低
明度高彩度色の彩度低下を防いでいる。
具体的な回路構成例を示した第3図(f)では、最大値
/最小値検出回路3051によりY,M,Cの最大値と
最小値とを検出し、演算回路3053によりその差を演
算し、変換テーブル3054と演算回路3055により
Kを生成する。変換テーブル3054がKの値を調整す
るものであり、最大値と最小値の差が小さい場合には、
変換テーブル3054の出力値が零になるので演算回路
3055から最小値をそのままKの値として出力するが
、最大値と最小値の差が大きい場合には、変換テーブル
3054の出力値が零でなくなるので演算回路3055
で最小値からその分減算された値をKの値として出力す
る。変換テーブル3056がKに対応してY,M,Cか
ら除去する値を求めるテーブルであり、この変換テーブ
ル3056を通して演算回路3059でY,MSCから
Kに対応する除去を行う。また、アンドゲー}3057
、3058はモノ力ラーモード、4フル力ラーモードの
各信号にしたがってK信号およびY,MSCの下色除去
した後の信号をゲートするものであり、セレクタ305
2、3050は、プロセスカラー信号によりY,M,C
,Kのいずれかを選択するものである。このように実際
には、Y.MSCの網点て色を再現しているので、Y,
M,Cの除去やKの生成比率は、経験的に生成したカー
ブやテーブル等を用いて設定されている。
(F)空間フィルターモジュール 本発明に適用される装置では、先に述べたようにIIT
でCCDをスキャンしながら原稿を読み取るので、その
ままの情報を使うとボケだ情報になり、また、網点によ
り原稿を再現しているので、印刷物の網点周期と16ド
ッ} / m mのサンプリング周期との間で千アレが
生じる。また、自ら生成する網点周期と原稿の網点周期
との間でもモアレが生じる。空間フィルターモジュール
306は、このようなボケを回復する機能とモアレを除
去する機能を備えたものである。そして、モアレ除去に
は網点成分をカットするためローバスフィルタが用いら
れ、エッジ強調にはハイパスフィルタが用いられている
空間フィルターモジュール306では、第3図(匂に示
すようにY1M,C%MinおよびMax−Minの人
力信号の1色をセレクタ3003で取り出し、変換テー
ブル3004を用いて反射率に近い情報に変換する。こ
の情報の方がエッジを拾いやすいからであり、その1色
としては例えばYをセレクトしている。また、スレッシ
ョルドレジスタ3001、4ビットの2値化回路300
2、デコーダ3005を用イテ画素毎に、YSMSC1
MInおよびMax−MinからY,M,C,K,B,
G,RSW (白)の8つに色相分離する。デコーダ3
005は、2値化情報に応じて色相を認識してプロセス
カラーから必要色か否かを1ビットの情報で出力するも
のである。
第3図(勅の出力は、第3図山)の回路に入力される。
ここでは、FIFO3061と5×7デジタルフィルタ
3063、モジュレーションテーブル3066により網
点除去の情報を生成し、PIF03062と5×7デジ
タルフィルタ3o64、モジュレーションテーブル30
67、ディレイ回路3065により同図((イ)の出力
情報からエッジ強調情報を生成する。モジュレーション
テーブル3066、3067は、写真や文字専用、混在
等のコピーのモードに応じてセレクトされる。
エッジ強調では、例えば第3図(1)■のような緑の文
字を■のように再現しようとする場合、Y、Cを■、■
のように強調処理し、Mは■実線のように強調処理しな
い。このスイッチングをアンドゲー}3068で行って
いる。この処理を行うには、■の点線のように強調する
と、■のようにエッジにMの混色による濁りが生じる。
ディレイ回路3065は、このような強調をプロセスカ
ラー毎にアンドゲート3068でスイッチングするため
にFIFO3062と5×7デジタルフィルタ3064
との同期を図るものである。鮮やかな縁の文字を通常の
処理で再生すると、緑の文字にマゼンタが混じり濁りが
生じる。そこで、上記のようにして緑と認識するとY,
Cは通常通り出力するが、Mは抑えエッジ強調をしない
ようにする。
(G)TRC変換モジュール 10Tは、IPSからのオン/オフ信号にしたがってY
,M.C,Kの各プロセスカラーにより4回のコピーサ
イクル(4フルカラーコピーの場合)を実行し、フルカ
ラー原稿の再生を可能にしているが、実際には、信号処
理により理論的に求めたカラーを忠実に再生するには、
IOTの特性を考慮した微妙な調整が必要である。TR
C変換モジュール307は、このような再現性の向上を
図るだめのものであり、Y,M,Cの濃度の各組み合わ
せにより、第3図(」)に示すように8ビット画像デー
タをアドレス人力とするアドレス変換テーブルをRAM
に持ち、エリア信号に従った濃度調整、コントラスト調
整、ネガボジ反転、カラーバランス調整、文字モード、
すかし合成等の編集機能を持っている。このRAMアド
レス上位3ビットにはエリア信号のビット0〜ビット3
が使用される。また、領域外モードにより上記機能を組
み合わせて使用することもできる。なお、このRAMは
、例えば2kバイト (256バイト×8面)で構成し
て8面の変換テーブルを保有し、Y、M,Cの各サイク
ル毎にIITキャリフジリターン中に最高8面分ストア
され、領域指定やコビーモードに応じてセレクトされる
。勿論、RAM容量を増やせば各サイクル毎にロードす
る必要はない。
(H)縮拡処理モジュール 縮拡処理モジュール308は、第3図(ロ)に示すよう
にラインバッファ3083にデータXを一旦保持して送
出すろ過程において縮拡処理回路3082を通して縮拡
処理するものであり、リサンブIJ:/クシエネレー夕
&アドレスコントローラ3081でサンプリングピッチ
信号とラインバッファ3083のリード/ライトアドレ
スを生成する。
ラインバッファ3083は、2ライン分からなるピンポ
ンバッファとすることにより一方の読み出しと同時に他
方に次のラインデータを書き込めるようにしている。縮
拡処理では、主走査方向にはこの縮拡処理モジュール3
08でデジタル的に処理しているが、副走査方向にはI
ITのスキャンのスピードを変えている。スキャンスピ
ードは、2倍速から1/4倍速まで変化させることによ
り50%から400%まで縮拡できる。デジタル処理で
は、ラインバッファ3083にデータを読み/書きする
際に間引き補完することによって縮小し、付加補完する
ことによって拡大することができる。補完データは、中
間にある場合には同図(1)に示すように両側のデータ
との距離に応じた重み付け処理して生成される。例えば
データXl′の場合には、両WIIのデータX.,X,
。1およびこれらのデータとサンプリングポイントとの
距ad、d,から、 (X+ xd2)+ (X+++ xd+ >ただし、
d,+d2=1 の演算をして求められる。
縮小処理の場合には、データの補完をしながらラインバ
ッファ3083に書き込み、同時に前のラインの縮小処
理したデータをバッファから読み出して送出する。拡大
処理の場合には、一旦そのまま書き込み、同時に前のラ
インのデータを読み出しながら補完拡大して送出する。
書き込み時に補完拡大すると拡大率に応じて書き込み時
のクロックを上げなければならなくなるが、上記のよう
にすると同じクロックで書き込み/読み出しができる。
また、この構成を使用し、途中から読み出したり、タイ
ミングを遅らせて読み出したりすることによって主走査
方向のシフトイメージ処理することができ、繰り返し読
み出すことによって繰り返し処理することができ、反対
の方から読み出すことによって鏡像処理することもでき
る。
<I)スクリーンジエネレータ スクリーンジェネレータ309は、プロセスカラーの階
調トナー信号をオン/オフの2値化トナー信号に変換し
出力するものであり、閾値マ} IJクスと階調表現さ
れたデータ値との比較による2値化処理とエラー拡散処
理を行っている。IOTでは、この2値化トナー信号を
人力し、l6ドッ} / m mに対応するようにほぼ
縦80μmφ、幅60μmφの楕円形状のレーザビーム
をオン/才フして中間調の画像を再現している。
まず、階調の表現方法について説明する。第3図(n)
に示すように例えば4×4のハーフトーンセルSを構成
する場合について説明する。まず、スクリーンジエネレ
ータでは、このようなハーフトーンセルSに対応して閾
値マトリクスmが設定され、これと階調表現されたデー
タ値とが比較される。そして、この比較処理では、例え
ばデータ値が「5」であるとすると、閾値マトリクスm
の「5」以下の部分でレーザビームをオンとする信号を
生成する。
16ドット/mmで4×4のハーフトーンセルを一般に
100spi,16階調の網点というが、これでは画像
が粗くカラー画像の再現性が悪いものとなる。そこで、
本発明では、階調を上げる方法として、この16ドッ}
 / m mの画素を縦(主走査方向)に4分割し、画
素単位でのレーザビームの才ン/オフ周波数を同図(0
)に示すように1/4の単位、すなわち4倍に上げるよ
うにすることによって4倍高い階調を実現している。し
たがって、これに対応して同図(0)に示すような閾値
マトリクスm′を設定している。さらに、線数を上げる
ためにサブマ} IJクス法を採用するのも有効である
上記の例は、各ハーフトーンセルの中央付近を唯一の成
長核とする同じ閾値マトリクスmを用いたが、サブマト
リクス法は、複数の単位マトリクスの集合により構成し
、同図(p)に示すようにマトリクスの成長核を2カ所
或いはそれ以上(複数)にするものである。このような
スクリーンのパターン設計手法を採用すると、例えば明
るいところは141spi,64階調にし、暗くなるに
したがって200spi,128階調にすることによっ
て暗いところ、明るいところに応じて自由に線数と階調
を変えることができる。このようなパターンは、階調の
滑らかさや細線性、粒状性等を目視によって判定するこ
とによって設計することができる。
中間調画像を上記のようなドットマトリクスによって再
現する場合、階調数と解像度とは相反する関係となる。
すなわち、階調数を上げると解像度が悪くなり、解像度
を上げると階調数が低くなるという関係がある。また、
閾値データのマトリクスを小さくすると、実際に出力す
る画像に量子化誤差が生じる。エラー拡散処理は、同図
(q)に示すようにスクリーンジェネレータ3092で
生成されたオン/オフの2値化儒号と人力の階調信号と
の量子化誤差を濃度変換回路3093、減算回路309
4により検出し、補正回路3095、加算回路3091
を使ってフィードバックしてマクロ的にみたときの階調
の再現性を良くするものであり、例えば前のラインの対
応する位置とその両側の画素をデジタルフィルタを通し
てたたみこむエラー拡散処理を行っている。
スクリーンジエネレー夕では、上記のように中間調画像
や文字画像等の画像の種類によって原稿或いは領域毎に
閾値データやエラー拡散処理のフィードバック係数を切
り換え、高階調、高精細画像の再現性を高めている。
(J)領域画像制御モジュール 領域画像制御モジュール311では、7つの矩形領域お
よびその優先順位が領域生成回路に設定可能な構成であ
り、それぞれの領域に対応してスイッチマトリクスに領
域の制御情報が設定される。
制御情報としては、カラー変換やモノカラーかフルカラ
ーか等のカラーモード、写真や文字等のモジュレーショ
ンセレクト情報、TRCのセレクト情報、スクリーンジ
エネレータのセレクト情報等があり、カラーマスキング
モジュール302、カラー変換モジュール304、tJ
cRモジュール305、空間フィルター306、TRC
モジュール307の制御に用いられる。なお、スイッチ
マトリクスは、ソフトウエアにより設定可能になってい
る。
(K)編集制御モジュール 編集制御モジュールは、矩形でなく例えば円グラフ等の
原稿を読み取り、形状の限定されない指定領域を指定の
色で塗りつぶすようなぬりえ処理を可能にするものであ
り、同図(ホ)に示すようにCPUのバスに八〇DC 
(Δdvanced Graphic  Digita
l  Controller)3 1 2 1、7オン
トバッファ3126、ロゴROM3 1 28、DMA
C (DMA  Controller> 3 1 2
 9が接続されている。
そして、CPtJから、エンコードされた4ビットのエ
リアコマンドがACDC3121を通してブレーンメモ
リ3122に書き込まれ、フォントバッファ3126に
フォントが書き込まれる。ブレンメモU 3 1 2 
2は、4枚で構成し、例えばroooO」の場合にはコ
マンド0であってオリジナルの原稿を出力するというよ
うに、原稿の各点をブレーンO〜プレーン3の4ビット
で設定できる。この4ビット情報をコマンド0〜コマン
ドl5にデコードするのがデコーダ3123であり、コ
マンド0〜コマンド15をフィルパターン、フィルロジ
ック、ロゴのいずれの処理を行うコマンドにするかを設
定するのがスイッチマトリクス3124である。フォン
トアドレスコントローラ3125は、2ビットのフィル
パターン信号により網点シェード、ハッチングシェード
等のパターンに対応してフォントバッファ3126のア
ドレスを生成するものである。
スイッチ回路3127は、スイッチマトリクス3124
のフィルロジック信号や原秘データXの内容により、原
稿データ×5フォントバッファ3126、カラーパレッ
トの選定等を行うものである。フィルロジックは、バッ
クグラウンド(原稿の背景部)だけをカラーメッシュで
塗りつぶしたり、特定部分(フォアグランド)をカラー
変換したり、マスキングやトリミング、塗りつぶし等を
行う情報である。
本発明のIPSでは、以上のようにIITの原稿読み取
り信号について、まずEND変換した後カラーマスキン
グし、フルカラーテ゛一夕での処理の方が効率的な原稿
サイズや枠消し、カラー変換の処理を行ってから下色除
去および墨の生成をして、プロセスカラーに絞っている
。しかし、空間フィルターやカラー変調、TRC,縮拡
等の処理は、プロセスカラーのデータを処理することに
よって、フルカラーのデータで処理する場合より処理量
を少なくし、使用する変換テーブルの数を1/3にする
と共に、その分、種類を多くして調整の柔軟性、色の再
現性、階調の再現性、精細度の再現性を高めている。
(If)IPSのハードウエア構成 第4図はIPSのハードウエア構成例を示す図である。
本発明の■PSでは、2枚の基板(IPS−A,IPS
−B)に分割し、色の再現性や階調の再現性、精細度の
再現性等のカラー画像形成装置としての基本的な機能を
達成する部分について第1の基板(IPS−Δ)に、編
集のように応用、専門機能を達成する部分を第2の基板
(IPS−B)に搭載している。前者の構成が第4図(
a)〜(C)であり、後者の構成が同図(d)である。
特に第1の基板により基本的な機能が充分達成できれば
、第2の基板を設計変更するだけで応用、専門機能につ
いて柔軟に対応できる。したがって、カラー画像形成装
置として、さらに機能を高めようとする場合には、他方
の基板の設計変更をするだけで対応できる。
IPSの基板には、第4図に示すようにCPUのバス(
アドレスバスADRSBUS,データパスDATABU
S,コントロールバスCTRLBUS)が接続され、I
ITのビデオデータB,G、R、同期信号としてビデオ
クロックIIT−VCLK,ライン同期(主走査方向、
水平同期)信号11T−LS,ページ同期(副走査方向
、垂直同期)信号I IT−PSが接続される。
ビデオデータは、END変換部以降においてパイプライ
ン処理されるため、それぞれの処理段階において処理に
必要なクロック単位でデータの遅れが生じる。そこで、
このような各処理の遅れに対応して水平同期信号を生成
して分配し、また、ビデオクロックとライン同期信号の
フエイルチェックするのが、ライン同期発生&フェイル
チェック回路328である。そのため、ライン同期発生
&フェイルチェック回路328には、ビデオクロックI
 IT−VCLKとライン同期信号IIT・LSが接続
され、また、内部設定書き換えを行えるようにCPUの
バス(ADRSBUSSDATABUS%CTRLBU
S),チップセレクト信号CSが接続される。
11TのビデオデータB,G,RはEND変換部のRO
M3 2 1に入力される。END変換テーブルは、例
えばRAMを用いCPUから適宜ロードするように構成
してもよいが、装置が使用状態にあって画像データの処
理中に書き換える必要性はほとんど生じないので、B,
GSRのそれぞれに2kバイトのROMを2個ずつ用い
、ROMによるLIT (ルックアップテーブル)方式
を採用している。そして、16面の変換テーブルを保有
し、4ビットの選択信号E N DSelにより切り換
えられる。
END変換されたROM3 2 1の出力は、カラー毎
に3×1マトリクスを2面保有する3個の演算LS I
 3 2 2からなるカラーマスキング部に接続される
。演算LSI322には、CPUの各パスが接続され、
CPUからマ} IJクスの係数が設定可能になってい
る。画像信号の処理からCPtJによる書き換え等のた
めCPUのバスに切り換えるためにセットアップ信号S
U,チップセレクト信号CSが接続され、マトリクスの
選択切り換えに1ビットの切り換え信号MONOが接続
される。
また、パワーダウン信号PDを入力し、IITがスキャ
ンしていないときすなわち画像処理をしていないとき内
部のビデオクロックを止めている。
演算LS■322によりB,GSRからY,M,Cに変
換された信号は、同図(d)に示す第2の基板(IPS
−B)のカラー変換LSI353を通してカラー変換処
理後、DOD用LSI323に入力される。カラー変換
LSI353には、非変換カラーを設定するスレッショ
ルドレジスタ、変換カラーを設定するカラーパレット、
コンパレータ等からなるカラー変換回路を4回路保有し
、DOD用LSI323には、原稿のエッジ検出回路、
枠消し回路等を保有している。
枠消し処理したDOD用LSI323の出力は、UCR
用LSI324に送られる。このLSIは、OCR回路
と墨生成回路、さらには必要色生成回路を含み、コピー
サイクルでのトナーカラーに対応するプロセスカラーx
1必要色Hue,エッジEdgeの各信号を出力する。
したがって、このLSIには、2ビットのプロセスカラ
ー指定信号COLR,カラーモード信号(4COLR,
MONO) も入力される。
ラインメモリ325は、UCR用LSI324から出力
されたプロセスカラーX、必要色Hue、エツ’; E
 dgeの各信号を5×7のデジタルフィルター326
に人力するために4ライン分のデータを蓄積するFIF
Oおよびその遅れ分を整合させるためのFIFOからな
る。ここで、プロセスカラーXとエツジE dgeにつ
いては4ライン分蓄積してトータル5ライン分をデジタ
ルフィルター326に送り、必要色HueについてはF
IFOで遅延させてデジタルフィルター326の出力と
同期させ、MIX用LSI327に送るようにしている
テシタルフィルター326は、2×7フィルターのLS
Iを3個で構成した5×7フィルターが2組(ローバス
LPとハイAくスHP)あり、一方で、プロセスカラー
Xについての処理を行い、他方で、エッジE dgeに
ついての処理を行っている。
MIX用LSI327では、これらの出力に変換テーブ
ルで網点除去やエッジ強調の処理を行いプロセスカラー
Xにミキシングしている。ここでは、変換テーブルを切
り換えるための信号としてエッジEDGE,シャープS
harpが入力されていTRC 3 4 2は、8面の
変換テーブルを保有する2kバイトのRAMからなる。
変換テーブルは、各ス+ヤンの前、キャリッジのリター
ン期間を利用して変換テーブルの書き換えを行うように
構成され、3ビットの切り換え信号TRCSelにより
切り換えられる。そして、ここからの処理出力は、トラ
ンシーバーより縮拡処理用LSI345に送られる。縮
拡処理部は、8kバイトのRAM344を2個用いてビ
ンボンバッファ(ラインバッファ》を構成し、LSI3
45でリサンプリングピッチの生成、ラインバッファの
アドレスを生成している。
縮拡処理部の出力は、同図(d)に示す第2の基板のエ
リアメモリ部を通ってEDF用LSI346に戻る。E
DF用LSI346は、前のラインの情報を保持するF
IFOを有し、前のラインの情報を用いてエラー拡散処
理を行っている。そして、エラー拡散処理後の信号Xは
、スクリーンジェネレー夕を構成するSG用LSr34
7を経てI0Tインターフェースへ出力される。
第4図(C)に示すIOTインターフェースでは、1ビ
ットのオン/オフ信号で入力されたSG用LSI347
からの信号をLSI349で8ビットにまとめてパラレ
ルでIOTに送出している。
第4図に示す第2の基板において、実際に流れているデ
ータは、16ドッ} / m mであるので、縮小LS
I354では、1/4に縮小して且つ2値化してエリア
メモリに蓄える。拡大デコードLSI359は、フィル
パターンRAM3 6 0を持ち、エリアメモリから領
域情報を読み出してコマンドを生成するときに16ドッ
ト/mmに拡大し、ロゴアドレスの発生、カラーパレッ
ト、フィルパターンの発生処理を行っている。DRAM
3 5 6は、4面で構成しコードされた4ビットのエ
リア情報を格納する。AGDC355は、エリアコマン
ドをコントロールする専用のコントローラである。
(III)コントラスト調整方式 (A)カラー調整系の概要 まず、原稿を読み取った色分解信号に対してカラーの補
正、変換、調整を行う全体のカラー調整系についてQを
説明する。
[PSでは、先に説明したようにIITから出力される
B%G,Hの色分解信号について、まず、END変換回
路で、IITの照明用光源のスペクトラムやダイクロイ
ックミラ一の特性、さらには光電変換素子、カラーフィ
ルター、レンズ等の色特性のバラツキを補正するととも
に、フィルムプロジェクター使用時のポジ→ネガ反転や
フィルムメーカーによるフィルム透過率の差異を補正し
、グレイバランスしたカラー分解信号ENDBSEND
G,ENDRに変換している。しかる後、カラーマスキ
ング回路で、END変換回路から出力されたグレイバラ
ンスカラー分解信号ENDB,ENDG,ENDHの割
合から、3×3や3×6、3×9等のグレイバランス法
を適用したマトリクスによる演算を行い、フルカラー時
は3色のグレイバランスしたトナー信号ENDY,EN
DM,ENDCの画素データを生成し、また、モノカラ
一時は輝度信号を生成している。そして、UCR回路で
、4色フルカラ一時にトナー信号ENDY、ENDM,
ENDCの割合からKを生成し、さらに生成されたKの
値に応じてトナー信号ENDY,ENDM,ENDCの
値を減算(下色除去)する。
Kの生成では、最大値最小値検出回路によりトナー信号
ENDYSENDM,ENDCの最大値と最小値とを検
出して減算器により最大値と最小値との差を求め、当該
差に応じたクロマファンクンヨンで変換される値が減算
器で最小値から減算される。また、UCRファンクショ
ンでKを変換した値が減算器でトナー信号ENDY,E
NDM、ENDCの値から減算される。なお、3色フル
カラー、モノカラー時は、Kの生成およびENDY、E
NDM,ENDCの下色除去を行わないので、UCR回
路はバイパスされる。そして、TRC回路で、TRCカ
ーブを基に人力された画素データに対して出力する画素
データの値を決定し、このTRC力−ブを変化させるこ
とにより濃度調整、コントラスト調整、カラーバランス
調整、反転等を行っている。
上記のようにIITから入力したカラー分解信号につい
て、IPSでは、まず、END変換してグレイバランス
させた後カラーマスキングを行ってトナー信号を生成す
る。しかも、このカラーマスキングでもグレイバランス
法を適用し、さらにUCRでトナー信号について墨版生
成および等量の下色除去を行ってグレイに対しては常に
トナー信号ENDY’ 、ENDM’ 、ENDC’が
等しい値になるように調整している。そして、各トナー
信号E N D Y ’ 、E N D M ’ 、E
 N D C ’が等しい値の場合には、IOTからグ
レイが出力されるようにTRCでトナー信号Y,M,C
の調整を行い、画像データ処理系でのグレイバランスの
調整と出力系でのグレイの再現性を高めている。
END変換回路およびTRC回路は、共に変換値を格納
したメモリからなるLUT方式の変換テーブルであり、
TRC回路はCPUにより書き替えられる。また、カラ
ーマスキング回路は、マトリクス演算を行うものである
が、基本的にはLUT方式の変換テーブルに乗算値を格
納し、乗算することなく読み出したメモリの値を加減算
処理するだけで演算値が得られるように構成されている
このようなLUT方式の変換テーブルを採用すると、非
線形特性の変換にも対応でき、理論的な変換値だけでな
く経験的に変換値を設定できるというメリットを有して
いる。しかも、メモリの値は、TRC回路と同様CPU
により書き替えられる。
したがって、CPUでは、基本的なパラメータを持ち、
コピーモード等の実行条件に応じて、コピースタート時
、或いはIITのキャリッジリターン(バックスキャン
)時にTRC回路およびカラーマスキング回路のメモリ
に書き込むデータの演算を行い、書き込み処理を実行す
る。この実行条件としては、例えばコピー原稿が、写真
原稿か、文字原稿か、印刷原稿か、これらの混在原稿か
、出力コピーがモノカラーか等であり、さらには、フィ
ルムプロジェクターの場合、フィルムの内容によっても
変更される。そして、これらのセレクト信号が、END
変換回路に対してはCPUから、TRC回路およびカラ
ーマスキング回路に対しては編集制御部から供給される
次に上記回路において、TRC回路で行うコントラスト
a整について説明する。
(B)コントラスト調整 第5図は本発明に係る画像処理装置のコントラストl整
方式で用いられる変換テーブルの例を示す図、第6図は
変換テーブルの設定例を示す図である。
本発明のコントラスト調整用変換テーブルは、上記カラ
ー調整系において、色調調整を行うTRC回路の変換テ
ーブル(LUT)に合成される。
そのコントラスト調整用変換テーブルは、第5図に示す
ようにハイライト部A1中間濃度部B、シャドー部Cを
それぞれ固定し、これら固定点間を変化させるようにし
たものである。このようにすると、まず、ハイライト部
においては、先に説明したような跳びゃかぶりが生じに
くくなり、同様にシャドー部においても潰れやかすれが
生じにくくなる。つまり、INに対してOUTの階調変
化が連続して得られるので、階調の不連続に起因するデ
ィフエクトが生じにくくなる。このように一般に目につ
きやすいハイライト部およびシャドー部のディフェクト
が防止できるので、印象のよい画像を得ることができる
。しかも、変換特性の中間濃度部Bを固定し傾斜を変え
るので、総体的な濃度の変化が抑制され、濃度が変化し
たという印象を与えずにコントラストが調整できる。す
なわち、或る階調で濃度が増加(又は減少)すると、そ
れに対して濃度が減少(又は増加)する階調が存在する
ため、画像全体が有する濃度の総量の変化が少なくなる
。そのため、画像全体の濃淡変動よりも画像内の相対的
濃度差の変化が目を引くようになる。したがって、中間
調のコントラスト変化が大きい、良好なコントラスト調
整画像を得ることができる。
滑らかな曲線によるコントラスト調整特性を示したのが
第5図(a)であるのに対して、保持するコントラスト
調整用データの容量を少なくしたのが第5図(b)であ
る。この例では、人力データI)+t、?+++に対応
して出力値を複数段に分けて設定し、ハイライト部A1
中間濃度部B1シャドー部Cを結ぶ折れ線によるコント
ラスト調整特性を与えるようにしたものである。
第5図ら)に示すテーブルは、例えば第6図(a)に示
すように入力データD ILに対してaLsbLs・・
・・・・、eLq人力データD4に対してa■、b■・
・・・・・、e.が設定され、同図(b)に示すように
中間濃度部と点対称となるaL ao、t)H  bH
・・・・・・の組により調整テーブルが設定される。し
たがって、この組により第5図ら)に示す折れ線が選択
され、コントラスト調整がなされる。また、コントラス
ト調整テーブルのデータとしては、同図(C)に示すよ
うに1点Xのみによっても設定することもできる。すな
わち、1点Xが選択された場合には、このXと中間濃度
部Bとの間でΔIN,ΔOtJTを求め、この値を中間
濃度部已に加えることによって中間濃度部Bに対して点
Xと点対称となる点X′を求めることができる。そして
、このようにして求めたX′と選択された点Xから第5
図(b)に示す折れ線のコントラスト調整用変換テーブ
ルを生成することができる。
(C)TRC変換テーブルの生成アルゴリズム第7図は
TRC変換テーブルの基本的な生成アルゴリズムを示す
図、第8図はTRC変換テーブルの作成処理を説明する
ための図、第9図はTRCカーブの1例を示す図である
TRC回路は、変換テーブルとしてLUTを用い濃度、
コントラスト、カラーバランス調整を行うものであり、
CPtJにF準TRCカーブと折れ線近似用の座標デー
タとを有し、これらを用いてTRCカーブが生成され、
LUTのRAMに書き込まれる。折れ線近似のデータは
、画像データが例えば256階調の場合、第7図グラフ
lに示すように0、X,、X2、255からなる4点の
X座標に対応するデータからなり、このデータをメモリ
から読み出して0から255までのX座標に対するYI
I[の値を求める。そして、このY座標の値を標準TR
Cカーブ(グラフ2)で変換し、その変換値がLUTの
RAMに書き込まれる。
上記のように0、Xl、X2、255からなる4点の折
れ線近似のデータによると、明るい領域、暗い領域、そ
れらの中間領域に分けて変換特性を設定することができ
、少ないデータ点数で効率的に所望のTRC変換テーブ
ルが生成できる。また、折れ線近似のデータと標準TR
Cカーブにより突き当て方式でTRC変換テーブルを生
成するので、簡便な処理でテーブルが生成できる。なお
、このデータ点数は、4点以上であってもよい。例えば
設定する点数を10点程度にすれば、さらに正確な近似
カーブを得ることができることはいうまでもない。
折れ線近似のデータは、第8図に示すように濃度調整用
、コントラスト調整用、カラーバランス調整用、反転用
、モノカラー用等がある。例えばLUTのアドレスXに
書き込むデータを求める場合について説明すると、まず
、濃度調整用の折れ線近似のデータから得られる同図(
a)の濃度調整用の仮想TRcでINのX値に対応する
OUTの値Y.tを求め、次にこのYl’を基にコント
ラスト調整用の折れ線近似のデータから得られる同図(
b)のコントラスト調整用の仮想TRCでOUTの値Y
a’を求める。以下、同図(C)、(d)、(e)の仮
想TRCで同様の処理を行ってY,’を求め、このY,
′を同図(f)に示す標*TRCのINにし、OUTの
Yを読み出す。そして、このYがLITのXの値に対応
する値となり、CPUからXの値をアドレスとしてLU
Tに書き込まれる。上記の折れ線近似のデータは、それ
ぞれ例えばトナー信号Y,M,C,K対応に、また、写
真、文字、印刷、混在の画像の種類対応に、それぞれ複
数のデータを有し、各トナー信号につき、ノーマルが1
つとエリア毎の調整用が7つの計8つからなるTRCカ
ーブが生成されてLOTに書き込まれる。したがって、
フルカラーコピーでは、キャリッジリターン時にそのト
ナー信号のTRCカーブをLUTに書き込むようにすれ
ば8つのTRCカーブの書き込みでよいが、キャリッジ
リターン毎にはこのような書き込みを行わないようにす
ればコピースタート時に32のTRCカーブの書き込み
が必要となる。256階調で表現したTRC変換カーブ
の1例を示したのが第9図である。
(D)TRC回路の構成例 第10図はLSIで構成したTRC回路の具体的な構成
例を示す図である。第10図において、ラッチ回路72
2は5ビットのエリア信号をラッチし、ラッチ回路72
3は8ビットの画像データをラッチするものである。ま
た、バッファ724、725はCPUのアドレス信号を
それぞれホールドし、デコーダ(PAL)?21は、制
御信号をデコードするものである。そして、RAM7 
2 6がTRCカーブを格納するメモリであり、この出
力がラッチ回路727を通して送出され、双方向データ
パスコントローラ728を通してCPUからの書き込み
、読み出しが行われる構成となっている。したがって、
画像データを処理するノーマルモードでは、エリア信号
によってRAM7 2 6に格納されたTRCカーブを
切り換え、ラッチ回路723にラッチされた画像データ
が変換されてラッチ回路727から送出される。また、
CPUのアクセスモードでは、バッファ724と725
からTRCカーブの選択、アドレスの指定が行われ、デ
コーダ721から読み/書きの制御がなされ、双方向デ
ータパスコントローラ728を通してRAM7 2 6
の内容がCPLTから読み/書きされる。
また、標準TRCの256バイト/色をROMに保持す
る代わりに、高次多項式で近似して多項式の係数のみを
メモリに保持し、実際に使用する際にCPUにより展開
することによってTRCカーブを生成するように構成し
てもよい。このようにすると、メモリ容量の削減を図る
ことができ、さらに標$TRC自身の変更も容易に行え
るようにすることができる。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例では
、コントラスト調整テーブルを色調調整用のTRC回路
のLUTに濃度調整用、カラーバランス調整用、反転用
、モノカラー用等と共に合成したが、TRC回路とは独
立に構成してもよいことは勿論である。また、簡便的に
4点のデータによりコントラスト調整テーブルを選択で
きるようにしたが、さらに多くのデータ点数を持つよう
にしてもよいし、画像データが256階調であればその
階調分のデータを持つようにしてもよい。
また、第12図は本発明に係る画像処理装置のコントラ
スト2整方式の他の実施例を示す図であるが、本発明の
変形として同図(a)、ら)に示すようにしてもよい。
同図(a)に示す例は、中間濃度部のみを固定してγを
変えるようにしたものであるため、ハイライト部とシャ
ドー部双方にある程度の跳びゃかぶり、潰れ、かすれ等
は生じるが、先に説明した従来例ほどの極端なディフェ
クトは生じない。しかも、画像の有する総体濃度は変化
しないため、濃度が変化したというような印象を受けず
、コントラストの変化が目を引く。また、同図(b)に
示す例は、同図(a)に示すように特に中間濃度部も固
定することなく、Tを変えまた自由にシフトして調整す
るものである。このようなテーブルの採用により、濃度
とコントラストを独立に調整する先の実施例のものと、
ハイライト部やシャドー部にある程度の跳びゃかぶり、
潰れ、かすれ等が生じても濃度とコントラストを同時に
調整するものとを混在させてもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ハイ
ライト部とシャドー部と中間濃度部とを固定し、これら
の点の中間においてコントラストを調整するので、ハイ
ライ}Nでの跳びゃかぶれシャドー部での潰れやかすれ
が生じるのを防止することができる。したがって、好印
象の画像を出力することができる。また、中間濃度部を
固定し、画像全体の濃度和を変えないようにしているの
で、濃度が変化したという印象を与えずにコントラスト
調整を行うことができる。さらには、数点からなる折れ
線により変換テーブルを設定するので、変換テーブルの
データ点数を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像形成装置のコントラスト調整
方式の1実施例を説明するための図、第2図はIPSの
モジュール構成概要を示す図、第3図はIPSを構成す
る各モジュールを説明するための図、第4図は[PSの
ハードウエア構成例を示す図、第5図は本発明に係る画
像処理装置のコントラスト調整方式で用いられる変換テ
ーブルの例を示す図、第6図は変換テーブルの設定例を
示す図、第7図はTRC変換テーブルの基本的な生成ア
ルゴリズムを示す図、第8図はTRC変換テーブルの作
成処理を説明するための図、第9図はTRCカーブの1
例を示す図、第10図はL.S■で構成したTRC回路
の具体的な構成例を示す図、第11図は本発明の他の実
施例を説明するための図、第12図は従来のカラー調整
機能を説明するための図である。 1・・・中性濃度変換手段、2・・・記録信号変換手没
、3・・・コントラスト調整手役。 出 願 人   富士ゼロックス株式会社代理人 弁理
士 阿 部 龍 吉(外5名)第 図 第3図 (a) 第3図 (f) X 第3図 (d) (e) 第3図 (k) 尾3図 (i) ■C一ロー (12ロ≦ノ}\) (t人) 箆3図 (n) 第3図 (p) (q) 第4図 (C) E ND −o u t 第8 図 (艮) 第7 図 Yr1′IじヒNLI E NI)−o u t

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)色分解された入力画像信号に対して等価中性濃度
    の画像信号に変換する手段、該等価中性濃度に変換され
    た信号を記録信号に変換する手段、記録信号に対してコ
    ントラスト調整を行う手段を備えた画像処理装置におい
    て、コントラスト調整を行う手段は、中間調における変
    換特性の傾きを変えるようにしたことを特徴とする画像
    処理装置のコントラスト調整方式。
  2. (2)中間濃度値を固定して中間調における変換特性の
    傾きを変えるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置のコントラスト調整方式。
  3. (3)ハイライト部とシャドー部を固定したことを特徴
    とする請求項2記載の画像処理装置のコントラスト調整
    方式。
  4. (4)特定の点を固定しその前後して濃度を増減させる
    ことによって変換特性の傾きを変え総体的な濃度の変化
    を抑制するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置のコントラスト調整方式。
  5. (5)コントラスト調整のデータとして複数の点情報を
    有し、該複数の点を結ぶ折れ線によりコントラスト調整
    特性を設定することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置のコントラスト調整方式。
  6. (6)コントラスト調整のデータとして中間濃度値の両
    側の点対象位置のデータを有することを特徴とする請求
    項5記載の画像処理装置のコントラスト調整方式。
  7. (7)コントラスト調整のデータとして中間濃度値と点
    対象位置のデータを補完することを特徴とする請求項6
    記載の画像処理装置のコントラスト調整方式。
  8. (8)画像出力手段の色調に変換する色調変換テーブル
    にコントラスト調整データを合成することを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置のコントラスト調整方式。
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Cited By (4)

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JPH0686067A (ja) * 1991-05-14 1994-03-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置における階調変換方式
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JP2004145864A (ja) * 2002-09-19 2004-05-20 Eastman Kodak Co トーンスケール関数における変曲点を用いるデジタル画像のトーン特性をエンハンスする方法
JP2007251573A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法

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