JPH0736609B2 - カラー画像形成装置の下色除去方式 - Google Patents

カラー画像形成装置の下色除去方式

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JPH0736609B2
JPH0736609B2 JP3085241A JP8524191A JPH0736609B2 JP H0736609 B2 JPH0736609 B2 JP H0736609B2 JP 3085241 A JP3085241 A JP 3085241A JP 8524191 A JP8524191 A JP 8524191A JP H0736609 B2 JPH0736609 B2 JP H0736609B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6016Conversion to subtractive colour signals
    • H04N1/6022Generating a fourth subtractive colour signal, e.g. under colour removal, black masking

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色分解信号BGRから
色変換手段を通して色材の記録信号YMCに変換して出
力するカラー画像形成装置の下色除去方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機では、原稿を読み取った
アナログ信号をデジタルの多値データに変換して粒状性
や階調性、精細度その他の画質調整処理を行い、網点画
像で記録再現している。特に、デジタルに変換した多値
データを処理するので、高精細で再現性の高い画像を生
成するための画像データの処理だけでなく、そのデータ
でメモリを使った種々の補正や編集も簡単に行うことが
できる。
【0003】また、フルカラーデジタル複写機の場合に
は、原稿を光学的に読み取りカラー分解した読取信号B
(青)、G(緑)、R(赤)からトナーやインキ、イン
クドナーフィルム等色材の記録信号Y(イエロー)、M
(マゼンタ)、C(シアン)に色の補正変換を行い、基
本的にはそれぞれの色材による網点画像を重ね合わせて
出力することによってフルカラー原稿を再現している。
この場合、等量の色材による画像は無彩色となるので、
現実には等量の記録信号Y、M、C成分を除去(UC
R;Under Color Removal;下色除去)して色材の
無駄な消費をなくすようにしている。しかし、このUC
R処理を行うと、色材の使用量が少なくなるため、色の
奥行きや重みがなくなり、カラー画像全体の量感が不足
してしまうという問題があり、また、グレイや黒の再現
と彩度の高い色の再現とは相反する関係になるため、単
純なUCR処理では、色の再現性を充分に高めることが
できないという問題がある。このような彩色における量
感不足を補うために、或いはグレイ出力のために下色除
去する色材の量に対応して黒又は墨(K)を生成してい
る。以下に、本出願人が提案したデジタルカラー画像形
成装置の下色除去方式(例えば特開平2ー118680
号公報)の概要を説明する。
【0004】図5はデジタルカラー画像形成装置の構成
例を示す図である。
【0005】図5において、IIT(イメージ入力ター
ミナル)100は、CCDラインセンサーを用いて原稿
を読み取り、そのカラー分解した読取信号B、G、Rを
デジタルの画像データに変換するものであり、IOT
(イメージ出力ターミナル)115は、レーザビームに
よる露光、現像を行い、カラー画像を再現するものであ
る。IIT100とIOT115との間にあるEND変
換モジュール101からIOTインターフェース110
までは、画像データの編集処理系(IPS;イメージ処
理システム)を構成するものであり、読取信号B、G、
Rをトナーの記録信号Y、M、C、さらにはKに変換
し、現像サイクル毎にその現像色に対応する記録信号を
選択して出力している。ここでは、読取信号(B、G、
R信号)を記録信号(Y、M、C、K信号)に変換する
場合において、その色のバランスをどう調整するかやI
ITの読み取り特性およびIOTの出力特性に合わせて
その色をどう再現するか、濃度やコントラストのバラン
スをどう調整するか、エッジの強調やボケ、モアレをど
う調整するか等が問題になる。
【0006】IIT100では、CCDセンサーを使い
読取信号B、G、Rのそれぞれについて、1ピクセルを
16ドット/mmのサイズで取り込み、そのデータを2
4ビット(3色×8ビット;256階調)で出力してい
る。CCDセンサーは、上面にB、G、Rのフィルター
が装着されていて16ドット/mmの密度で300mm
の長さを有し、190.5mm/secのプロセススピ
ードで16ライン/mmのスキャンを行うので、ほぼ各
色につき毎秒15Mピクセルの速度で読取信号を出力し
ている。そして、IIT100では、B、G、Rの画素
のアナログ信号をログ変換することによって、反射率の
情報から濃度の情報に変換し、さらにデジタル信号に変
換している。
【0007】IPSは、IIT100から読取信号B、
G、Rを入力し、色の再現性、階調の再現性、精細度の
再現性等を高めるために種々のデータ処理を施し記録信
号Y、M、C、Kから現像プロセスカラーの記録信号を
選択してオン/オフに変換しIOT115に出力するも
のであり、図5に示すようにグレーバランスしたカラー
信号に調整(変換)するEND変換(Equivalent Neu
tral Density;等価中性濃度変換)モジュール10
1、B、G、Rの読取信号をマトリクス演算することに
よりY、M、Cのトナー量に対応する記録信号に変換す
るカラーマスキングモジュール102、プリスキャン時
の原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテン
カラーの消去(枠消し)処理とを行う原稿サイズ検出モ
ジュール103、領域画像制御モジュールから入力され
るエリア信号にしたがって特定の領域において指定され
た色の変換を行うカラー変換モジュール104、色の濁
りが生じないように適量のKを生成してその量に応じて
Y、M、Cを等量減ずると共にモノカラーモード、4フ
ルカラーモードの各信号にしたがってK信号およびY、
M、Cの下色除去を行った後の信号をゲートするUCR
&黒生成モジュール105、ボケを回復する機能とモア
レを除去する機能を備えた空間フィルター106、再現
性の向上を図るための濃度調整、コントラスト調整、ネ
ガポジ反転、カラーバランス調整等を行うTRC(Ton
e Reproduction Control;色調補正制御)モジュール
107、主走査方向の縮拡処理を行う縮拡処理モジュー
ル108、プロセスカラーの階調トナー信号をオン/オ
フの2値化トナー信号に変換し出力するスクリーンジェ
ネレータ109、IOTインターフェースモジュール1
10、領域生成回路やスイッチマトリクスを有する領域
画像制御モジュール111、エリアコマンドメモリ11
2やカラーパレットビデオスイッチ回路113やフォン
トバッファ114等を有する編集制御モジュール等から
なる。
【0008】ここで、色調制御系は、END変換モジュ
ール101、カラーマスキングモジュール102、UC
R&黒生成モジュール105、TRCモジュール107
により構成されている。ENDモジュール101では、
IITの照明用光源のスペクトラムやダイクロイックミ
ラーの特性、さらには光電変換素子、カラーフィルタ
ー、レンズ等の色特性のバラツキを補正し、グレイバラ
ンスしたカラー分解信号ENDB、ENDG、ENDR
に変換している。カラーマスキングモジュール102で
は、END変換モジュール101から出力されたグレイ
バランスカラー分解信号ENDB、ENDG、ENDR
の割合から、3×3や3×6、3×9等のグレイバラン
ス法を適用したマトリクスによる演算を行い、フルカラ
ー時は3色のグレイバランスしたトナー信号ENDY、
ENDM、ENDCの画素データを生成し、また、モノ
カラー時は輝度信号を生成している。UCR&黒生成モ
ジュール105は、4色フルカラー時にトナー信号EN
DY、ENDM、ENDCの割合からKを生成し、さら
に生成されたKの値に応じてトナー信号ENDY、EN
DM、ENDCの値を減算(下色除去)する。Kの生成
では、最大値最小値検出回路によりトナー信号END
Y、ENDM、ENDCの最大値と最小値とを検出して
減算器により最大値と最小値との差を求め、当該差に応
じたクロマファンクションで変換される値が減算器で最
小値から減算される。また、下色除去では、生成された
ENDKをUCRファンクションで変換した値END
K′が減算器でトナー信号ENDY、ENDM、END
Cの値から減算される。なお、3色フルカラー、モノカ
ラー時は、Kの生成およびENDY、ENDM、END
Cの下色除去を行わないので、UCR&黒生成モジュー
ル105はバイパスされる。そして、TRCモジュール
107では、TRCカーブを基に入力された画素データ
に対して出力する画素データの値を決定し、このTRC
カーブを変化させることにより濃度、コントラスト、カ
ラーバランスの調整、反転等を行っている。
【0009】要するに色調制御では、IITから入力し
たカラー分解信号について、まず、END変換してグレ
イバランスさせた後カラーマスキングを行ってトナー信
号を生成する。しかも、このカラーマスキングでもグレ
イバランス法を適用し、さらにUCRでトナー信号につ
いて墨版生成および等量の下色除去を行ってグレイに対
しては常にトナー信号ENDY′、ENDM′、END
C′が等しい値になるように調整している。そして各ト
ナー信号ENDY′、ENDM′、ENDC′が等しい
値の場合には、IOTからグレイが出力されるようにT
RCでトナー信号Y、M、Cの調整を行い、画像データ
処理系でのグレイバランスの調整と画像出力系でのグレ
イの再現性を高めている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタルカラー
画像形成装置では、色分解信号BGRよりUCR処理を
行って減法混色(プリンタ等)の原色である色材信号Y
MCKを生成しているが、低濃度からUCRを行おうと
すると、彩度不足や明度低下が生じ、あまり多くの墨入
れができないという不都合があった。そこで、本出願人
による上記の提案ではクロマファンクション及びUCR
ファンクションを採用して低濃度からのUCRを行うこ
とができるようにした。
【0011】しかしながら、カラー画像の再現において
も黒文字再現をできるだけ黒のトナーのみで再現しよう
とする場合や、さらに極低濃度からでもUCRを行おう
とする場合には、自然画像の彩度不足や明度低下を補う
ことは難しい。しかも、Kは、有彩色に対して濁りの要
因となることから、有彩色において濁りが生じ色調の再
現性が悪くなるという問題が残る。
【0012】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、極低濃度からUCRを行っても自然画像の彩度不
足や明度低下を補い、有彩色における濁りを低減するこ
とができるカラー画像形成装置の下色除去方式を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】そのために本発
明は、色分解信号BGRから色変換手段を通して色材の
記録信号YMCに変換して出力するカラー画像形成装置
において、入力記録信号YMCの最小値及び最大値と最
小値との差を基に第1の墨記録信号Kを求める第1の墨
版生成手段と、前記第1の墨記録信号Kから予め設定し
た係数に基づいて補正量を算出し該補正量を入力記録信
号YMCから減算して第1の記録信号YMCを求める下
色除去手段、前記第1の墨記録信号Kから予め設定した
係数に基づいて補正した第2の墨記録信号Kを求める墨
量補正手段、及び第2の墨記録信号Kと予め設定した係
数に基づいて補正量を算出し該補正量を第1の記録信号
YMCと乗算して第2の記録信号YMCを求める彩色補
正手段を備え、入力記録信号YMCから墨版生成と下色
除去を行った後さらに補正を行った第2の記録信号YM
Cと第2の墨記録信号Kを出力するように構成したこと
を特徴とする。
【0014】上記の構成により、墨版生成及び下色除去
した記録信号に対してさらに予め設定した係数を使って
墨量の補正、彩色の補正を行うので、極低濃度からUC
Rを行っても自然画像の彩度不足や明度低下を補い、有
彩色における濁りを低減することができる。
【0015】さらに、墨量補正手段は、第1の墨記録信
号Kに対して第2の墨記録信号Kのスタートポイントを
設定することを特徴とし、また、彩色補正手段は、Xを
第2の墨記録信号の値、α、βをパラメータとすると、 g=β/(α−X)+γ ただし、γ=1−β/α の補正式で補正量gを算出するように構成したこと、第
2の墨記録信号の値を領域分割し、前記補正式を折れ線
で近似して補正量を算出するように構成したこと、或い
は第2の墨記録信号の値に対応する補正量をLUTでも
つように構成したことを特徴とする。このようにして、
低濃度から高濃度までの補正量の調整を幅広く実現する
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1は本発明に係るカラー画像形成装置の下色除去方式
の1実施例を説明するための図、図2はUCAパラメー
タの例を示す図、図3はパラメータの違いによる補正量
の違いを説明するための図である。
【0017】図1において、従来の墨版生成及び下色除
去を行うUCRは、記録信号Y、M、Cの最大値と最小
値を検出する最大値最小値検出器1から墨量を生成する
加算回路4、記録信号Y、M、Cから墨量に対応する一
定の値を減算する加算回路6〜8までにより構成され、
下色除去した記録信号Y、M、Cに対して補正を加える
UCAは、墨量補正回路11から乗算回路17までによ
り構成される。
【0018】UCRでは、まず、最大値最小値検出器1
で記録信号Y、M、Cの最大値と最小値を検出し、その
最大値と最小値との差を加算回路2で求める。この加算
回路2の出力をアドレスとして彩度補正回路3のデータ
を読み出す。これは、有彩色に対して無彩色の場合より
控えめにする量を与えるものである。そして、この値を
加算回路4で最大値最小値検出器1の最小値出力から減
算することによって黒の記録信号K′を生成する。さら
に、生成された黒の記録信号K′をアドレスとしてUC
R回路5のデータを読み出しUCR量を求める。このU
CR量を加算回路6〜8で入力した彩色の記録信号Y、
M、Cから減算して下色除去した彩色の記録信号Y′、
M′、C′を求める。
【0019】他方、UCAでは、UCAから出力された
黒の記録信号K′をアドレスとして墨量補正回路11の
データを読み出して補正後の黒の記録信号K″を出力す
ると共に、UCA量算出回路12で補正係数gを読み出
し、乗算回路15〜17でUCRから出力された彩色の
記録信号Y、M、Cに掛け算する。
【0020】ここで、墨量補正回路11は、K信号を入
れ始めるスタートポイントとK信号の量の補正を行って
出力すべき黒の記録信号K″を求めるものであり、ま
た、UCA量算出回路12で求める補正係数gは、黒の
記録信号K″が大きくなるに従って下色除去した彩色の
記録信号Y、M、Cが大きくなるように補正するもので
ある。つまり、黒の記録信号K″が大きくなると、有彩
色では濁りが生じ、或いは彩度不足になるので、補正係
数gで彩度不足を補うものである。この補正係数gは、
例えば g=β/(α−X)+γ ただし、γ=1−β/α の計算式により算出されるものであり、α,βは、パラ
メータとして与えられる変数である。つまり、α,βを
与えることによって補正カーブを調整することができ、
下色除去した彩色の記録信号Y′、M′、C′に適した
補正量を得ることができる。上記計算式のパラメータ
α,βを変えた場合の記録信号KとUCA量との関係を
示したのが図2であり、横軸を記録信号K″、縦軸をU
CA量として示している。
【0021】なお、セレクタ13は、UCA/3Cセレ
クト信号によりUCA量算出回路12の出力か「1」を
セレクトするものであり、「1」をセレクトした場合に
はUCA処理が行われないことになる。
【0022】図2において、0〜255からなる256
階調において、(イ)のa、b、c、dは、βを255
とし、αを256、288、320、352と変えた場
合の例である。例えばaでは、黒の記録信号Kが102
のときに約1.7倍のUCA量を与えるのに対し、さら
に黒の記録信号Kが増えた153になると約2・5倍の
UCA量に増える。つまり、図3(イ)に示すように黒
の記録信号Kが増えるに従ってUCA量も大きく増える
ようにしたパラメータである。これに対してdでは、黒
の記録信号Kが102のときに約1.3倍のUCA量を
与え、さらに黒の記録信号Kが増えた153でも約1.
6倍のUCA量を与える程度であり、図3(ロ)に示す
ようにUCA量を押さえ気味にしパラメータである。
【0023】また、同(ロ)のe、f、gは、aからβ
を288、320、352と変えた場合の例であり、同
(イ)の場合よりさらに強調度を高く設定したパラメー
タの例である。そして、同(ハ)のh、i、j、kは、
αを400に固定してβを255から400、500、
600と順次大きくしていった場合の例であり、逆に強
調度をより低く設定したパラメータの例である。
【0024】本発明は、このように黒の記録信号Kが大
きくなるに従ってUCA量を大きくするので、墨版生成
&UCRの処理により墨生成しても相当の彩色の記録信
号YMCがある場合には黒の記録信号Kに応じて強調さ
れ、彩度不足等を防ぐことができる。このようなパラメ
ータは、例えば図2(イ)のaに示すパラメータを写真
等の中間調画像の領域またはモードに適用し、dに示す
パラメータを文字等の領域またはモードに適用するとい
うように、画像の領域によって使い分けるようにしても
よいし、また、原稿やユーザの好みに応じて使い分ける
ようにしてもよい。
【0025】なお、ハードウエアの実装にあたっては、
除算器を用いて上記式を演算するように構成することも
できるが、図2に示す補正カーブをn領域に分割して各
領域を一次関数で折れ線近似してもよい。また、パラメ
ータが固定できる場合にはLUTを用いてRAMで構成
してもよい。
【0026】図4は本発明に係るカラー画像形成装置の
下色除去方式を適用したシステムの構成例を示す図であ
る。
【0027】図4において、シェーディング補正回路2
1は、CCDセンサーで色分解して読み取った場合、B
GRの画素間のズレ、チップ間のバラツキ、チップ内画
素間のバラツキ、光量ムラ等の補正を各画素について行
うものである。L* 変換回路22は、CCDセンサーで
読み取られた反射率の信号を明度スケールの信号L*
grに変換するものであり、L* * * 変換回路23
は、明度の信号L* bgrから標準のシステムバリュー
(L* * * )信号に変換するものである。ここで、
システムバリューのL* 軸で明度を表し、これと直交す
るa* 軸とb* 軸の2次元平面で彩度と色相を表す。H
C変換回路24は、システムバリュー(L* * *
信号からH、C信号を生成するものである。色調整回路
25は、H+ΔH、V+ΔV又はβV、γCによる色調
整、さらには色の認識、変換の処理を行うものであり、
* * 変換回路26は、HC変換回路24に対してH
Cからa* * に逆変換をするものである。YMC変換
回路27は、システムバリュー(L* * * )を記録
信号のY、M、Cに変換するものであり、UCR28
は、先に説明した本発明を適用する回路である。TRC
変換回路29は、IOTの記録特性にあったトーン変換
を行い、さらにカラーバランス調整、コントラスト調整
等を行うものである。
【0028】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、1/(1−X)を基本式としてUCA量
を設定したが、黒の記録信号が増えるにしたがってUC
A量を任意の曲線で増えるように設定してもよいし、例
えば図2(イ)のa、bのような場合には、UCA量に
上限を設定し、或いは減らすようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カラー画像の再現においても、黒文字再現を
できるだけ黒トナーのみで再現したい場合、墨版生成&
UCRを強くして、UCAで自然画像の彩度不足、明度
低下を回避することができる。すなわち、この場合に
は、黒文字に対して黒の記録信号を大きく、彩色の記録
信号を小さくするが、自然画像に対して彩色の記録信号
を強調することができる。さらに極低濃度からUCRを
行えるようになる。したがって、高画質の4色画像が再
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカラー画像形成装置の下色除去
方式の1実施例を説明するための図である。
【図2】 UCAパラメータの例を示す図である。
【図3】 パラメータの違いによる補正量の違いを説明
するための図である。
【図4】 本発明に係るカラー画像形成装置の下色除去
方式を適用したシステムの構成例を示す図である。
【図5】 デジタルカラー画像形成装置の構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1…最大値最小値検出器、11…墨量補正回路、2、
4、6〜8…加算回路、3…彩度補正回路、5…UCR
回路、11…墨量補正回路、12…UCA量算出回路、
15〜17…乗算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色分解信号BGRから色変換手段を通し
    て色材の記録信号YMCに変換して出力するカラー画像
    形成装置において、入力記録信号YMCの最小値及び最
    大値と最小値との差を基に第1の墨記録信号Kを求める
    第1の墨版生成手段と、前記第1の墨記録信号Kから予
    め設定した係数に基づいて補正量を算出し該補正量を入
    力記録信号YMCから減算して第1の記録信号YMCを
    求める下色除去手段、前記第1の墨記録信号Kから予め
    設定した係数に基づいて補正した第2の墨記録信号Kを
    求める墨量補正手段、及び第2の墨記録信号Kと予め設
    定した係数に基づいて補正量を算出し該補正量を第1の
    記録信号YMCと乗算して第2の記録信号YMCを求め
    る彩色補正手段を備え、入力記録信号YMCから墨版生
    成と下色除去を行った後さらに補正を行った第2の記録
    信号YMCと第2の墨記録信号Kを出力するように構成
    したことを特徴とするカラー画像形成装置の下色除去方
    式。
  2. 【請求項2】 墨量補正手段は、第1の墨記録信号Kに
    対して第2の墨記録信号Kのスタートポイントを設定す
    ることを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置
    の下色除去方式。
  3. 【請求項3】 彩色補正手段は、Xを第2の墨記録信号
    の値、α、βをパラメータとすると、 g=β/(α−X)+γ ただし、γ=1−β/α の補正式で補正量gを算出するように構成したことを特
    徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置の下色除去
    方式。
  4. 【請求項4】 彩色補正手段は、第2の墨記録信号の値
    を領域分割し、前記補正式を折れ線で近似して補正量を
    算出するように構成したことを特徴とする請求項3記載
    のカラー画像形成装置の下色除去方式。
  5. 【請求項5】 彩色補正手段は、第2の墨記録信号の値
    に対応する補正量をLUTでもつように構成したことを
    特徴とする請求項3記載のカラー画像形成装置の下色除
    去方式。
JP3085241A 1991-04-17 1991-04-17 カラー画像形成装置の下色除去方式 Expired - Lifetime JPH0736609B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3085241A JPH0736609B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 カラー画像形成装置の下色除去方式
US07/869,170 US5359437A (en) 1991-04-17 1992-04-16 Method for under-color removal in color image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3085241A JPH0736609B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 カラー画像形成装置の下色除去方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04317259A JPH04317259A (ja) 1992-11-09
JPH0736609B2 true JPH0736609B2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=13853070

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