JP4099366B2 - 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置及び画像処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナなどの画像読取装置や、デジタルカメラなどの撮像装置により入力された画像データの補正処理に係り、より詳しくは、入力された画像データをガンマ補正処理する際に、高濃度領域の画像データに生じる濃度ムラを判定して適切な補正処理を行うようにした画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置及び画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、OA機器のデジタル化が急速に進展し、また、カラー画像出力の需要が増加してきたことから、電子写真方式のデジタルカラー複写機やインクジェット方式・熱転写方式のカラープリンタ等が広く一般に普及するようになった。例えば、デジタルカメラやスキャナ等の入力機器より入力された画像情報、あるいは、コンピュータ上で作成された画像情報がこれらの入出力機器を用いて出力されている。このような入出力機器においては、入力された画像情報に対して、常に、色再現の安定した画像を出力する必要があり、そのために、デジタル画像処理技術が重要な役割を果たしている。
【0003】
そこで、例えば、以下のようなカラー画像読取装置が提案されている。すなわち、この場合、CCDラインセンサ等のカラーイメージセンサにより読み取られたアナログ画像データは、A/D変換されてデジタルの画像データに変換され、前ガンマ補正手段によりカラーイメージセンサの特性が線形になるように補正される。次に、マスキングマトリクス演算部にて、色補正処理、例えば、カラーイメージセンサ間のバラツキを抑制する処理やNTSC(National Television System Committee)方式のテレビに再現するのであれば、その方式に適した色補正処理がなされる。そして、後ガンマ補正手段により、想定される出力装置の特性に基づいてガンマ補正処理が行われる(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平3−76470号公報(第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のデータ処理では、入力画像データに対して、3×3のマトリクス係数を用いた入力色補正処理およびγ補正を施して、sRGB空間の画像データに変換すると、例えば、入・出力画像データ値を規格化した値で示す図11に見られるように、γ補正曲線は高濃度部で急峻な立ち上がり特性を示す。そのため、高濃度部では濃度ムラ(色ムラも含む)が発生しやすく、例えば、図12に示すように、γ補正後の色成分の画像データにバラツキが生じ、黒色部では多少着色することがあり、そのような場合には、画質が低下してしまう。なお、図11にて、「0」は高濃度側、「1」は低濃度側を示す。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、濃度ムラが発生する領域を検出し、フィルタ処理やグレーバランス補正を行うことにより濃度ムラの出現を抑制し、高品質な画像を出力することのできる画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
【0008】
(1)画像を表示する画像表示手段の表示特性に基づいてガンマ補正が施された入力画像データに対し、各画素について、その画素を含む領域が予め定められた閾値以下の濃度領域であるか否か、及び有彩色であるか無彩色であるかの判定結果に基づいて、高濃度かつ有彩色の領域に含まれる場合に濃度ムラを生じている画素であると判定する信号判定手段と、
上記信号判定手段の判定結果に基づいて上記濃度ムラを補正する信号補正手段と、を備えていることを特徴とする。
【0009】
この構成においては、ガンマ補正処理(第2γ補正部)後の画像データにおいて、高濃度領域に生じうる濃度ムラを、濃度判定または領域分離などの判定手段をもとに抽出し、濃度変動を抑制(濃度ムラの出現を抑制)することにより、品質の良い画像を出力することができる。
【0014】
)上記信号補正手段は、入力画像データに空間フィルタ処理を施す空間フィルタ処理手段であることを特徴とする。
【0015】
この構成においては、濃度ムラ領域に対し空間フィルタにより平滑化することでより容易に濃度変動を抑制することができる。
【0016】
)前記(1)又は(項に記載の画像処理装置を備えたことを特徴とする。
【0017】
この構成においては、ガンマ補正処理後の画像データにおいて、高濃度領域に生じうる濃度ムラを抑制することができ、品質の良い画像を出力することのできる画像読取装置を提供することができる。
【0018】
)前記(1)又は項に記載の画像処理装置を備えたことを特徴とする。
【0019】
この構成においては、ガンマ補正処理後の画像データにおいて、高濃度領域に生じうる濃度ムラを抑制することができ、品質の良い画像を出力することのできる画像形成装置を提供することができる。また、デジタル複写機で画像を出力する場合に用いられる領域分離処理部を信号判定部として、空間フィルタ処理部を信号補正部として使用するので、回路規模が大きくなるのを防ぎ、効率よく処理を行うことができる。
【0020】
)画像を表示する画像表示手段の表示特性に基づいてガンマ補正が施された入力画像データに対し、各画素について、その画素を含む領域が予め定められた閾値以下の濃度領域であるか否か、及び有彩色であるか無彩色であるかの判定結果に基づいて、高濃度かつ有彩色の領域に含まれる場合に濃度ムラを生じている画素であると判定する信号判定工程と、
上記信号判定工程の判定結果に基づいて上記濃度ムラを補正する信号補正工程と、を備えていることを特徴とする
【0021】
この方法においては、ガンマ補正処理後の画像データにおいて、高濃度領域に生じうる濃度ムラを、濃度判定または領域分離などの判定手段をもとに抽出し、濃度変動を抑制することにより、品質の良い画像を出力することのできる。なお、このような画像処理方法を記録した記録媒体やプログラムにより、適用範囲の拡大を図ることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態に係る画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置及び画像処理方法について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0023】
《画像読取装置で実施する場合》
図1は、本発明のカラー画像処理装置を備えた画像読取装置(フラットベッドスキャナ)1の構成の一例を示す制御系統ブロック図である。この画像読取装置1は、カラー画像入力装置2とカラー画像処理装置3からなり、カラー画像処理装置3は、A/D(アナログ/デジタル)変換部4、入力補正部5、信号判定部6、信号補正部7、から構成されている。
【0024】
カラー画像入力装置2は、例えば、原稿照射走査光学系、CCD(Charge Coupled Device )等を備えたスキャナ部より構成され、原稿からの反射光像を、RGB(R:赤、G:緑、B:青)のアナログ信号としてCCDにて読み取り、カラー画像処理装置3に入力する。このカラー画像入力装置2にて読み取られたアナログ信号は、カラー画像処理装置3内を、A/D変換部4、入力補正部5、信号判定部(信号判定手段)6、信号補正部(信号補正手段)7の順で送られ、RGBのデジタルカラー信号として、パーソナルコンピュータなどへ出力される。
【0025】
A/D変換部4は、RGBのアナログ信号をデジタル信号に変換するもので、入力補正部5は、A/D変換部4より送られてきたデジタルのRGB信号に対して、シェーディング補正、第1γ補正、ライン遅延処理、MTF補正処理、入力色補正処理、第2γ補正などを行う。信号判定部6は、入力補正部5から出力された画像データの高濃度領域において濃度ムラが生じていないかどうか判定する。信号補正部7は、信号判定部6の結果に基づいて、濃度ムラが生じている画像データに対して補正処理を行う。
【0026】
以上の各処理は、不図示のCPU(Central Processing Unit )からの指令によりおこなわれ、各処理が施された画像データは、外部に接続されたコンピュータやプリンタ等に入力される。また、カラー画像入力装置2とカラー画像処理装置3には、ユーザーによって外部から操作可能な操作パネル8が接続され、画像の読取りまたは画像処理の内容についての設定・変更等の操作を適宜おこなえるようになっている。
【0027】
〈入力補正部〉
図2は、入力補正部5の構成を示す。図示のように、入力補正部5は、シェーディング補正部51、第1γ補正部52、ライン遅延補正部53、MTF補正部54、入力色補正部55、第2γ補正部56、から構成される。なお、以下の説明は、RGB信号に基づいて行う。すなわち、「0」:黒(高濃度)、「255」:白(低濃度)とする。
【0028】
(シェーディング補正部)
シェーディング補正部51は、A/D変換部4から送られてきたデジタルのRGB信号に対して、カラー画像入力装置2の照明系、結像系、撮像系で生じる各種の歪み(バラツキ)を取り除く処理を施す。
【0029】
(第1γ補正部)
第1γ補正部52は、輝度に比例するRGB信号を濃度信号に変換する。
【0030】
(ライン遅延補正部)
ライン遅延補正部53は、CCDのRGB間にあるラインギャップを取り除き、ラインギャップのないデータに変換する。すなわち、R・G・Bの各フィルタが設けられたCCDの位置が異なるため、この位置ズレを補正する。
【0031】
(MTF補正部)
CCDの出力する画像信号には、レンズやミラー等の光学部品、CCDの受光面のアパーチャ開口度、転送効率や残像、物理的な走査による積分効果及び操作ムラ等に起因しMTF(Modulation Transfer Function)の劣化が生じている。すなわち、読み込まれた画像はぼやけたものとなっているため、MTF補正部54により、適切なフィルタ処理(強調処理)を施し、ぼやけを修復して、画像品質を向上させる。
【0032】
(入力色補正部)
画像読取装置より読み込まれた画像データは画像読取装置の色空間のデータとなっている。そこで、画像データのやり取りや画像処理を理想的に実行するため、入力色補正部55にて、入力色信号の補正を行い、標準的な色空間の画像データに変換する。実際には、最小自乗法などにより求められた3×3のマトリクス係数を用いて変換する。
【0033】
(第2γ補正部)
第2γ補正部56では、画像表示装置の特性に応じてγ補正を行う。例えば、sRGB空間の画像データに変換するには、γ=2.2とする。なお、後述するデジタル複写機で実現する場合、信号は、第2γ補正部56では何ら処理が施されず通過し、入力色補正部55から領域分離処理部に入力される。ちなみに、sRGBは、マイクロソフト社とヒューレット・パッカード社が提唱した標準色空間の一つであり、RGBの値とγ値が規定されている。
【0034】
〈信号判定部・信号補正部〉
(信号判定部)
信号判定部6における信号の判定方法には、以下のような2通りの方法がある。
【0035】
(1)濃度判定および色判定の結果を基に判断する方法
濃度判定および色判定の結果に基づいて判断する方法は、例えば、図3,図5に示すような手順でおこなわれる。すなわち、まず、図3の制御系統ブロック図に基づいて説明すると、
(a)(入力補正部5から出力される)RGBの各色成分の信号(濃度)を、対応する各比較器61,62,63に予め設定されている閾値THr,THg,THb(例えば、60)と比較し、濃度が閾値以下であると、高濃度領域であると判定する。
【0036】
(b)これと並行して、色判定部64により、下記(1)式により、色判定(着色の有無を判定)をおこなう。
【0037】
max(R,G,B)−min (R,G,B)>THcolor ・・・(1)
ここに、THcolor は閾値(例えば、25)である。
【0038】
上記(1)式を満たす時は有彩、満たさない時は無彩と判定する。
【0039】
なお、上記RGBの各色成分の信号(濃度)および(1)式における{max (R,G,B)−min (R,G,B)}が請求項1に記載の特徴量に相当する。
【0040】
(c)(a)項におけるRGBの各色成分が高濃度領域であり、かつ、(b)項における色判定の結果、有彩である時、濃度ムラが生じていると判断する。すなわち、図3に示す論理回路における論理積を求めることにより、高濃度部で着色しているか否かを判定することができる。
【0041】
次いで、この方法を、図5のフローチャートに基づいて説明すると、
まず、各比較器61,62,63による濃度判定処理(s1)と、色判定部64による色判定処理(s2)と、をおこない、全ての色成分の濃度値が閾値以下であるか否かが判定され(s3)、かつ、有彩色であるか否かが判定される(s4)。その結果、各色成分の濃度が閾値以下であり、かつ、有彩色であれば、濃度ムラ領域であると、判定する(s5)。一方、各色成分の濃度が閾値以下でない、あるいは、有彩色でなければ、非濃度ムラ領域であると判定する(s6)。
【0042】
(2)領域分離処理を用いる方法
デジタル複写機において用いられている、入力画像データを文字領域、網点領域、写真領域などの複数の領域に分離する領域分離技術を信号判定手段として利用する方法であり、図4にその構成の一例を示す。すなわち、この場合、領域分離処理部(領域分離手段)9は、文字領域判定部91、網点領域判定部92、判定部93、からなり、シェーディング補正処理がおこなわれたRGB信号が、文字領域判定部91と網点領域判定部92に入力され、判定部93において、下記表1の判定基準に基づいて、判定処理がおこなわれる。
【0043】
【表1】
Figure 0004099366
【0044】
なお、表1の記載で、1:有効信号 0:非有効信号を示す。
【0045】
「網点領域判定部」
網点領域判定部92の構成については、図6のフローチャートによりその一例について説明することができる。この場合、「小領域における濃度の変動が大きい」「背景に比べて網点の濃度は高い」という特徴を利用して網点領域を識別する。注目画素を中心としたP×Q( P、Qは自然数) 画素のブロック内で以下の処理を行い、注目画素が網点領域に属する画素か否かを判定する。なお、この処理はR・G・B各色ごとに個別に行われ、そのいずれかにおいて注目画素が下記の条件を充たす時、「網点画素」あるいは「濃度ムラ画素」と判定する。
【0046】
(a)注目画素を含む3×3のブロック内の9画素に対して平均濃度値Dave を求め、その平均値を用いてブロック内の各画素を2値化する(s11)。また、最大値Dmax 、最小値Dmin も同時に求める(s12)。
【0047】
(b)2値化されたデータに対して主走査、副走査方向でそれぞれ0から1への変化点数、1から0への変化点数を求め、それぞれKR 、KV とする(s13)。
【0048】
(c)また、注目画素に対して、{max (R,G,B)−min (R,G,B)}を求める(s14)。
【0049】
(d)次の判定を行う(s15〜s20)。
【0050】
d1)Dmax −Dave >B1 、Dave −Dmin >B2 、KR >TR 、かつ、KV >TV ・・・(条件1)
「網点画素」の場合は、最大濃度値が大きく最小濃度値が小さい。また、変化点数が比較的大きくなるので、上記(条件1)が満たされる場合には「網点画素」であると判定する。
【0051】
d2)(条件1)を満たし、かつ、下記の何れかの条件を満たすならば、「濃度ムラ領域」であると判定する。
【0052】
Dmax −Dmin <C1 ・・・(条件2)
あるいは、
THcolor 1<max (R,G,B)−min (R,G,B)≦THcolor2・・・(条件3)
(条件2)は、通常の「網点画素」では上記したように、最大濃度値が大きく最小濃度値が小さくなるので、Dmax −Dminの値は大きくなるが、濃度ムラ領域では、各画素は近い値を示しDmax −Dminの値が小さくなることを利用したものである。また、(条件3)は、濃度ムラ領域は無彩色でも有彩色でもなく、これらの中間の値を示すことを利用したものである。なお、閾値の値については、例えば、C1 =30、THcolor1=10,THcolor 2=40とする。
【0053】
d3)上記(条件1)(条件2)(条件3)が満たされなければ「非網点画素」であると判定する
【0054】
「文字領域判定部」
文字領域判定部91においては、一般的に、例えば、エッジ判定と色判定を用いて行う。
【0055】
(a)エッジ判定
エッジ判定は、注目画素と隣接画素との濃度差により判断する。
注目画素を含む3×3のブロックを設定し、注目画素と隣接画素の濃度差を求め、何れか1つが閾値以上の時、エッジと判定する。この処理を、RGBの各プレーンに対して行い、何れかのプレーンでエッジが検出されると、最終的に注目画素をエッジと判定する。他に、ラプラシアンフィルタやゾーベルフィルタなどエッジ検出用フィルタを用いても良い。
【0056】
(b)色判定部
注目画素のR・G・B信号の最大値と最小値を求め、それらの差分値を算出し、その差分値と閾値とを比較する。
【0057】
b1)max (R,G,B)−min (R,G,B)>THcolor 2:有彩(カラー文字)
b2)THcolor 1<max (R,G,B)−min (R,G,B)≦THcolo r2:中間色(色にじみ)
b3)max (R,G,B)−min (R,G,B)≦THcolor 1:無彩(白、黒、グレー)
なお、閾値の値は、例えば、THcolor 1=10、THcolor 2=40に設定できる。
【0058】
以上のエッジ判定と色判定とに基づく判定結果を、表2に示す。
【0059】
【表2】
Figure 0004099366
【0060】
なお、表2の記載で、1:有効信号を示す。
【0061】
(信号補正部)
信号補正部7では、グレーバランス(gray balance) 補正と空間フィルタ(spatial filter)処理による補正をおこなう。
【0062】
(1)グレーバランス補正
濃度ムラが生じていると判定された画素に対して、R=G=Bとする。
【0063】
(2)空間フィルタ処理
空間フィルタ(一定の空間周波数を強調したり、高周波ノイズを低減するための)による平滑化処理をおこなう。
【0064】
(信号判定処理と信号補正処理の組合せ:信号の検出と補正の組合せ)
以下に、信号判定処理方法とその結果に基づいて補正処理を行う信号補正処理の組合せの例を示す。
【0065】
(1)信号判定:濃度判定および色判定による濃度ムラの検出をおこなう。
信号補正:グレーバランス補正をおこなう。
【0066】
(2)信号判定:領域分離による濃度ムラの検出をおこなう。
信号補正:網点領域(通常の網点領域および濃度ムラ領域の区別をしない)に対しフィルタ処理(平滑化処理)をおこなう。そのフィルタ係数は、例えば、図8(a)に示される。なお、この場合は、単に網点領域を抽出すればよいので、「網点領域判定部」における(c)の処理(図6のs16)はおこなわなくてよい。
【0067】
(3)信号判定:領域分離による濃度ムラの検出をおこなう。
信号補正:網点領域として抽出され、濃度ムラ領域と判定された画素に対してグレーバランス補正を行う。
【0068】
(4)信号判定:領域分離による濃度ムラの検出をおこなう。
信号補正:各領域に対して空間フィルタ処理(例えば、図7のフローチャート参照)を行う。
【0069】
(a)文字領域については、色にじみと判定された画素については、グレーバランス補正を行った後、強調フィルタ(例えば、図8(c)のフィルタ係数)を用いた強調化処理を行う。
【0070】
(b)網点領域については、平滑フィルタ(例えば、図8(a)のフィルタ係数)を用いた平滑化処理を行う。なお、この場合、濃度ムラ領域を区別しない。
【0071】
(c)その他領域については、適応型フィルタ(例えば、図8(b)のフィルタ係数)を用いた適応化処理(強調化と平滑化の中間)をおこなう。
【0072】
また、図7のフローチャートに基づいて、(4)の組合せの場合における一連の処理について説明すると、まず、領域分離処理(s31)がおこなわれた後、文字領域であるか否かが判定され(s32)、文字領域であれば、色にじみ領域であるか否かが判定され(s33)、色にじみ領域であれば、グレーバランス処理が施され(s34)、次いで、強調処理が施される(s35)。なお、s33にて、色にじみ領域でなければ、グレーバランス処理をおこなうことなく、強調処理が施される(s35)。一方、s32で、文字領域でなければ、網点領域であるか否かが判定され(s36)、そうであれば、平滑化処理がおこなわれ(s37)、網点領域でなければ、適応化処理がおこなわれる(s38)。
【0073】
《デジタルカメラなどの撮像装置で実施する場合》
デジタルカメラ等の撮像装置100で実施する場合における制御系統ブロック図を図9に示す。同図に示すように、画像入力装置10は、例えば光学レンズ・カラーフィルタ・受光素子であるCCD(Charge Coupled Device )などにより構成される。画像入力装置10より出力される画像データはCCDにおいて電気的信号に変換されたRGBのアナログ信号である。
【0074】
このRGBのアナログ信号は、画像処理装置11のA/D変換部111に入力されてデジタル信号に変換される。そして、入力補正部112にて画像入力装置の結像系・撮像系で生じる各種の歪みを取り除く処理や光源の色温度に基づくホワイトバランスの調整が行われる(なお、入力補正部112は、図1の入力補正部5とは処理内容が異なる)。
【0075】
信号判定部113および信号補正部114では、それぞれ図1の信号判定部6および信号補正部7と同様の処理がおこなわれる。圧縮処理部115では、画像データが占める記憶手段の容量を節約したり、データ転送する際の時間を短縮したりするために、例えば、JPEG(Joint Picture Experts Group )方式などを用いてデータサイズを圧縮する。
【0076】
圧縮された画像データは、メモリカードなどの記憶媒体により構成される記憶部116に格納される。記憶部116に格納された画像データは液晶ディスプレイなどの画像表示装置12に表示されたり(プレビュー)、コンピュータを介してあるいは直接プリンタなどの画像出力装置に出力されたりする。
【0077】
《デジタル複写機で実施する場合》
デジタルカラー複写機で実施する場合の制御系統ブロック図は、例えば、図10に示される。同図に示すように、カラー画像処理装置21は、A/D変換部221、シェーディング補正部、入力補正部222、領域分離処理部223、色補正部224、黒生成下色除去部225、空間フィルタ処理部(空間フィルタ処理手段)226、出力階調補正部227、及び階調再現処理部(中間調生成)228とから構成されており、これに、カラー画像入力装置(画像読取手段)20とカラー画像出力装置22とが接続され、全体としてデジタルカラー複写機200を構成している。
【0078】
カラー画像入力装置20は、例えばCCD(Charge Coupled Device )を備えたスキャナ部より構成され、原稿からの反射光像を、RGB(R:赤・G:緑・B:青)のアナログ信号としてCCDにて読み取って、カラー画像処理装置21に入力する。
【0079】
カラー画像入力装置20にて読み取られたアナログ信号は、カラー画像処理装置内を、A/D変換部221、入力補正部222、領域分離処理部223、色補正部224、黒生成下色除去部225、空間フィルタ処理部226、出力階調補正部227、及び階調再現処理部228の順で送られ、CMYKのデジタルカラー信号として、カラー画像出力装置22へ出力される。
【0080】
A/D変換部221は、RGBのアナログ信号をデジタル信号に変換するもので、入力補正部222は、A/D変換部221より送られてきたデジタルのRGB信号に対して、シェーディング補正・第1γ補正・ライン遅延処理・MTF補正処理・入力色補正処理などを行う。
【0081】
領域分離処理部223は、RGB信号より、入力画像中の各画素を文字領域、網点領域、写真領域(その他領域)の何れかに分離するものであり、その分離結果に基づき、画素がどの領域に属しているかを示す領域識別信号を、黒生成下色除去部225、空間フィルタ処理部226、及び階調再現処理部227228へと出力すると共に、入力補正部222より出力された入力信号をそのまま後段の色補正部224に出力する。
【0082】
色補正部224は、色再現の忠実化実現のために、不要吸収成分を含むCMY(C:シアン・M:マゼンタ・Y:イエロー)色材の分光特性に基づいた色濁りを取り除く処理を行う。
【0083】
黒生成下色除去部225は、色補正後のCMYの3色信号から黒(K)信号を生成する黒生成、元のCMY信号から黒生成で得たK信号を差し引いて新たなCMY信号を生成する処理を行うものであって、CMYの3色信号はCMYKの4色信号に変換される。
【0084】
黒生成処理の一例として、スケルトンブラックによる黒生成を行なう方法(一般的方法)がある。この方法では、スケルトンカーブの入出力特性をy=f(x)、入力されるデータをC,M,Y,出力されるデータをC' ,M' ,Y' ,K' 、UCR(Under Color Removal )率をα(0<α<1)とすると、黒生成/下色除去処理は以下の式(2)で表わされる。
【0085】
【数1】
Figure 0004099366
【0086】
空間フィルタ処理部226は、黒生成下色除去部225より入力されるCMYK信号の画像データに対して、領域識別信号を基にデジタルフィルタによる空間フィルタ処理を行い、空間周波数特性を補正することによって出力画像のぼやけや粒状性劣化を防ぐように処理するものであって、階調再現処理部228も、空間フィルタ処理部226と同様に、CMYK信号の画像データに対して、領域識別信号を基に所定の処理を施す。
【0087】
例えば、領域分離処理部223にて文字に分離された領域は、特に黒文字或いは色文字の再現性を高めるために、空間フィルタ処理部226による空間フィルタ処理における鮮鋭強調処理で高周波数の強調量が大きくされる。同時に、階調再現処理部228においては、高域周波数の再現に適した高解像度のスクリーンでの二値化または多値化処理が選択される。
【0088】
また、領域分離処理部223にて網点に分離された領域に関しては、空間フィルタ処理部226において、入力網点成分を除去するためのローパス・フィルタ処理が施される。そして、出力階調補正部227では、濃度信号などの信号をカラー画像出力装置21の特性値である網点面積率に変換する出力階調補正処理を行った後、階調再現処理部228で、最終的に画像を画素に分離してそれぞれの階調を再現できるように処理する階調再現処理(中間調生成)が施される。領域分離処理部223にて写真に分離された領域に関しては、階調再現性を重視したスクリーンでの二値化または多値化処理が行われる。
【0089】
上述した各処理が施された画像データは、一旦記憶手段に記憶され、所定のタイミングで読み出されてカラー画像出力装置22に入力される。尚、以上の処理は不図示のCPU(Central Processing Unit )により制御される。このカラー画像出力装置22は、画像データを記録媒体(例えば紙等)上に出力するもので、例えば、電子写真方式やインクジェット方式を用いたカラー画像形成装置等を挙げることができるが特に限定されるものではない。
【0090】
本発明をデジタル複写機にて実現する場合、信号判定部として領域分離処理部223を適用し、信号補正部として空間フィルタ処理部226を用いることができる。この場合(スキャナで原稿を読み取った場合)、領域分離処理部223から出力された画像データは、色補正部224・黒生成下色除去部225では処理は施されず、空間フィルタ処理部226で処理された画像データがコンピュータに出力される(図の点線部)。
【0091】
このように、デジタルカラー複写機をスキャナモードで使用する際には、操作パネル28にてモードの選択がなされる。操作パネル28は、デジタルカラー複写機の動作モードを設定する設定ボタンやテンキー、液晶ディスプレイなどで構成される表示部より構成される。なお、デジタル複写機に適用する場合、プレビューなどで画像を上記表示部に表示を行う必要がない場合は、入力補正部222の第2γ処理はスルー(何も処理を行わないで通過)となる。
【0092】
《プログラム・記録媒体として実施する場合》
本発明では、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に、画像処理方法を記録するようにすることもできる。従って、画像処理を行うプログラムを記録した記録媒体を持ち運び自在に提供することができる。
【0093】
なお、本実施の形態では、その記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理が行われるために図示していないメモリ、例えばROMのようなものそのものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであっても良い。
【0094】
いずれの場合においても、格納されているプログラムはマイクロプロセッサがアクセスして実行させる構成であっても良いし、あるいは、いずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータの図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
【0095】
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory )、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であっても良い。
【0096】
また、本実施の形態においては、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であることから、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であっても良い。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであっても良い。
【0097】
上記記録媒体は、デジタルカラー画像形成装置やコンピュータシステムに備えられるプログラム読み取り装置により読み取られることで上述した画像処理方法が実行される。
【0098】
コンピュータシステムは、フラットベッドスキャナ、フィルムスキャナ、デジタルカメラなどの画像入力装置、所定のプログラムがロードされることにより上記画像処理方法など様々な処理が行われるコンピュータ、コンピュータの処理結果を表示するCRTディスプレイ、液晶ディスプレイなどの画像表示装置およびコンピュータの処理結果を紙などに出力するプリンタより構成される。さらには、ネットワークを介してサーバーなどに接続するための通信手段としてのモデムなどが備えられる。
【0099】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、以下の効果を奏する。
【0100】
(1)ガンマ補正処理(第2γ補正部)後の画像データにおいて、(特に、濃度変動の生じやすい)高濃度領域に生じうる濃度ムラを、濃度判定または領域分離などの判定手段をもとに抽出し、濃度変動を抑制(濃度ムラの出現を抑制)するので、品質の良い画像を出力することができる。
【0101】
(2)ガンマ補正処理後の画像データにおいて、高濃度領域に生じうる濃度ムラを、領域分離の網点判定処理を用いて検出するので、より精度良く抽出することができる。
【0102】
(3)ガンマ補正処理後の画像データにおいて、高濃度領域に生じうる濃度ムラを、領域分離の網点判定をもとに抽出し、さらに濃度判定等の第2の特徴量を用いて、上記網点領域から濃度変動が生じている領域のみを抽出するので、濃度ムラ領域のみに対し濃度変動をより効果的に抑制することができる。
【0103】
(4)濃度ムラ領域に対して空間フィルタにより平滑化するので、より容易に濃度変動を抑制することができる。
【0104】
(5)前記(1)ないし(4)項の何れかに記載の画像処理装置を備えるので、ガンマ補正処理後の画像データにおいて、高濃度領域に生じうる濃度ムラを抑制することができ、品質の良い画像を出力することのできる画像読取装置を提供することができる。
【0105】
(6)前記(1)ないし(4)項の何れかに記載の画像処理装置を備えるので、ガンマ補正処理後の画像データにおいて、高濃度領域に生じうる濃度ムラを抑制することができ、品質の良い画像を出力することのできる画像形成装置を提供することができる。また、デジタル複写機で画像を出力する場合に用いられる領域分離処理部を信号判定部として、空間フィルタ処理部を信号補正部として使用するので、回路規模が大きくなるのを防ぎ、効率よく処理を行うことができる。
【0106】
(7)ガンマ補正処理後の画像データにおいて、高濃度領域に生じうる濃度ムラを、濃度判定または領域分離などの判定手段をもとに抽出し、濃度変動を抑制することにより、品質の良い画像を出力することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像読取装置の構成を示す制御系統ブロック図である。
【図2】同入力補正部の構成を示す制御系統ブロック図である。
【図3】同信号判定部の構成を示す制御系統ブロック図である。
【図4】同領域分離処理部の構成を示す制御系統ブロック図である。
【図5】同信号判定部の濃度ムラ検出過程を説明するためのフローチャートである。
【図6】同領域分離処理部の網点領域および濃度ムラ検出過程を説明するためのフローチャートである。
【図7】同信号補正部における補正処理過程を説明するためのフローチャートである。
【図8】同補正処理用のフィルタ係数の例を示す説明図である。
【図9】同撮像装置の構成を示す制御系統ブロック図である。
【図10】同デジタルカラー複写機の構成を示す制御系統ブロック図である。
【図11】一般的な入力画像データに対する出力画像データの変化を示す説明図である。
【図12】従来のγ補正後における画像データのバラツキを説明するための説明図である。
【符号の説明】
1−画像読取装置
3−画像処理装置
6−信号判定手段
7−信号補正手段
9,223−領域分離手段
12−画像表示手段
100−撮像装置
200−画像形成装置
226−空間フィルタ処理手段

Claims (5)

  1. 画像を表示する画像表示手段の表示特性に基づいてガンマ補正が施された入力画像データに対し、各画素について、その画素を含む領域が予め定められた閾値以下の濃度領域であるか否か、及び有彩色であるか無彩色であるかの判定結果に基づいて、高濃度かつ有彩色の領域に含まれる場合に濃度ムラを生じている画素であると判定する信号判定手段と、
    上記信号判定手段の判定結果に基づいて上記濃度ムラを補正する信号補正手段と、を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記信号補正手段は、入力画像データに空間フィルタ処理を施す空間フィルタ処理手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像処理装置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1又は2に記載の画像処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 画像を表示する画像表示手段の表示特性に基づいてガンマ補正が施された入力画像データに対し、各画素について、その画素を含む領域が予め定められた閾値以下の濃度領域であるか否か、及び有彩色であるか無彩色であるかの判定結果に基づいて、高濃度かつ有彩色の領域に含まれる場合に濃度ムラを生じている画素であると判定する信号判定工程と、
    上記信号判定工程の判定結果に基づいて上記濃度ムラを補正する信号補正工程と、を備えていることを特徴とする画像処理方法。
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