図1は、本発明の実施の一形態の画像処理装置である階調再現処理部19を含むカラー画像処理装置10を備えるカラー画像形成装置40の概略の構成を示す機能ブロック図である。
カラー画像形成装置40は、デジタルカラー複写機であって、前記カラー画像処理装置10に加えて、読取手段を構成するカラー画像入力装置20と、出力手段を構成するカラー画像出力装置30と、操作入力手段を構成する操作パネル50とを含んで構成される。
カラー画像処理装置10は、カラー画像入力装置20から与えられる入力画像データを入力して、入力画像データの階調値よりも低い階調値の出力画像データを生成して出力し、出力画像データをカラー画像出力装置30に与える。
カラー画像処理装置10は、A/D変換部11、シェーディング補正部12、入力階調補正部13、領域分離処理部14、色補正部15、黒生成下色除去部16、空間フィルタ処理部17、出力階調補正部18および階調再現処理(中間調生成)部19を含んで構成される。
画像入力装置20は、たとえば電荷結合素子(Charge Coupled Device:略称CCD)を備えるスキャナ装置によって実現される。画像入力装置20は、原稿画像が記録された紙などの記録媒体からの反射光像を、前記CCDによってR(赤)成分のアナログ信号、G(緑)成分のアナログ信号およびB(青)成分のアナログ信号としてそれぞれ読取って、このR成分のアナログ信号、G成分のアナログ信号およびB成分のアナログ信号のそれぞれを画像処理装置10に与える。以後、R成分のアナログ信号、G成分のアナログ信号およびB成分のアナログ信号を総称してRGBのアナログ信号と記載する場合がある。RGBのアナログ信号は、入力画像データである。
画像入力装置20から与えられる入力画像データは、画像処理装置10内を、A/D変換部11、シェーディング補正部12、入力階調補正部13、領域分離処理部14、色補正部15、黒生成下色除去部16、空間フィルタ処理部17、出力階調補正部18、および階調再現処理部19の順で送られて、所定の処理が行われた後、C(シアン)成分のデジタル信号、M(マゼンタ)成分のデジタル信号、Y(イエロ)成分のデジタル信号およびK(ブラック)成分のデジタル信号として、カラー画像出力装置30にそれぞれ出力される。以後、C成分のデジタル信号、M成分のデジタル信号およびY成分のデジタル信号を総称する場合、CMYのデジタル信号と記載し、C成分のデジタル信号、M成分のデジタル信号、Y成分のデジタル信号およびK成分のデジタル信号を総称する場合CMYKのデジタル信号と記載する。
A/D(アナログ/デジタル)変換部11は、カラー画像入力装置20から与えられるRGBのアナログ信号を、標本化および量子化することによってR成分のデジタル信号、G成分のデジタル信号およびB成分のデジタル信号にそれぞれ変換する。以後、R成分のデジタル信号、G成分のデジタル信号およびB成分のデジタル信号を総称する場合、RGBのデジタル信号と記載する。A/D変換部11は、RGBのデジタル信号をシェーディング補正部12に与える。
シェーディング補正部12は、A/D変換部11から与えられるRGBのデジタル信号に、画像入力装置20の照明系、結像系および撮像系で生じる各種の歪みを取り除く処理を施す。
入力階調補正部13は、シェーディング補正部12によって各種の歪みが取り除かれたRGBのデジタル信号のカラーバランスを整える。シェーディング補正部12から与えられるRGBのデジタル信号は、原稿画像が記録された紙などの記録媒体からの反射光の反射率を表する反射率信号である。入力階調補正部13は、RGBのデジタル信号のカラーバランスを整えるのと同時に、反射率を表す反射率信号を、カラー画像処理装置10において扱い易い信号、ここでは濃度を表す濃度信号に変換する。入力階調補正部13は、濃度を表す濃度信号に変換されたRGBのデジタル信号を、領域分離処理部14に与えられる。
領域分離処理部14は、入力階調補正部13から与えられるRGBのデジタル信号に応じて、画像データの各画素が、文字領域、網点領域および印画紙写真領域(連続階調領域)などの複数の領域のいずれの領域に属するものであるのかを判断して、画像データの領域を分離する。領域分離処理部14は、画像データの各画素が、文字領域、網点領域および印画紙写真領域のうち、どの領域に属するのかを、次のようにして判断する。たとえば、注目画素を含み、n×m画素(記号nおよびmは、2以上の自然数であり、たとえばn=15、m=15に選ばれる)の範囲、すなわち走査方向にn画素、副走査方向にm画素の範囲における最小濃度値と最大濃度値との差分である最大濃度差と、隣接する画素の濃度差の絶対値の総和である総和濃度繁雑度を算出し、文字領域、網点領域および印画紙写真領域にそれぞれ対応して予め定める閾値と比較して、画像データの各画素が、文字領域、網点領域および印画紙写真領域のうち、どの領域に属するのかを判断する。
領域分離処理部14は、画像データの領域を分離した結果に基づき、画素が属する画像領域の種類を表す、すなわち注目画素が、文字領域、網点領域および印画紙写真領域のうち、どの領域に属しているかを示す領域識別信号(属性情報)を、色補正部15、黒生成下色除去部16、空間フィルタ処理部17および階調再現処理部19に与えるとともに、入力階調補正部13から出力されたRGBのデジタル信号を、そのまま後段の色補正部15に与える。
色補正部15は、入力階調補正部13から与えられるRGBのデジタル信号を、CMYのデジタル信号にそれぞれ変換して黒生成下色除去部16に与える。色補正部15では、色を忠実に再現するために、不要吸収成分を含むCMY(Cyan-Magenta-Yellow)色材の分光特性に基づいた色濁りを取り除く処理を行う。色補正部15では、入力されるRGBのデジタル信号と、出力するCMYのデジタル信号の対応関係をLUT(Look Up Table)として保持し、このLUTを用いて、RGBのデジタル信号を、CMYのデジタル信号に変換してもよく、また、式1に示される変換行列を用いるカラーマスキング法によって、RGBのデジタル信号を、CMYのデジタル信号に変換してもよい。
たとえばカラーマスキング法を用いる場合には、所定のCMYのデジタル信号をカラー画像出力装置30にそれぞれ与えた場合に出力される画像の色のL*a*b*値[CIE1976L*a*b*信号(CIE:Commission International de l ’Eclairage :国際照明委員会、L*:明度、a*:色度、b*:色度)]と同じL*a*b*値をもつカラーパッチを、カラー画像入力装置20が読み込んだときに得られるRGBのデジタル信号であるRGBデータと、カラー画像出力装置30に与えたCMYのデジタル信号であるCMYデータの組を多数用意し、それらの組合わせから式1の変換行列の係数であるa11、a12、a13、a21、a22、a23、a31、a32およびa33を算出して、これらの係数を用いて色補正処理を行う。より精度を高めたい場合は、二次以上の高次の項を加えればよい。
黒生成下色除去部16は、色補正部15から与えられる色補正後の3色のデジタル信号であるCMYのデジタル信号に基づいて黒(K)のデジタル信号を生成する黒生成と、色補正部15から与えられるCMYのデジタル信号と、黒のデジタル信号とが重なる部分、すなわちCMYのデジタル信号のうちの黒成分を差し引いて、新たなCMYのデジタル信号を生成する処理を行う。したがって黒生成下色除去部16は、色補正部15から与えられる色補正後のCMYの3色信号をCMYKの4色信号に変換して、空間フィルタ処理部17に与える。
空間フィルタ処理部17は、黒生成下色除去部16から与えられるCMYKのデジタル信号によって表される入力画像データに対して、領域識別信号に応じてデジタルフィルタを用いた空間フィルタ処理を行い、空間周波数特性を補正することによって出力画像データを、カラー画像出力装置30によって画像として出力したときに、この出力された画像の「ぼやけ」および「粒状性」の劣化を防ぐように処理する。
領域分離処理部14おいて文字領域として分離された領域には、特に黒文字または色文字の再現性を高めるために、空間フィルタ処理部17において、空間フィルタ処理における鮮鋭強調処理で高周波成分を強調する。また領域分離処理部14において網点領域として分離された領域には、空間フィルタ処理部17において、入力網点成分を除去するためのローパスフィルタ処理が施される。また領域分離処理部14において写真領域として分離された領域には、空間フィルタ処理部17において、同じ値を返すフィルタを用いて処理することによって高周波成分および低周波成分を強調する処理は行わないか、あるいは、高周波成分または低周波成分を多少強調する処理が行われる。
出力階調補正部18は、濃度信号によって表されるCMYKのデジタル信号を、カラー画像出力装置30の特性値である網点面積率を表すデジタル信号に変換する出力階調補正処理を行う。
階調再現処理部19は、空間フィルタ処理部17と同様に、CMYKのデジタル信号で表される画像データに対して、領域識別信号に基づいて、最終的にカラー画像処理装置10に出力する出力画像データが、擬似的に階調を再現することができるように階調再現処理を施す。領域分離処理部14おいて文字領域として分離された領域については、空間フィルタ処理部17によって高周波成分が強調されるので、階調再現処理部19における階調再現処理として、高周波成分の再現に適した高解像度のスクリーンを用いた2値化または多値化処理が行われる。前記スクリーンは、いわゆる網点または網掛けといわれるものであって、階調を再現するための網点または線のパターンである。階調再現処理では、前記網点または線のパターンで画像データを表すことによって、画像データを2値化または多値化する。高解像度のスクリーンとは、網点または線のパターンの繰返し周期が狭いものを指す。また領域分離処理部14において網点領域として分離された領域については、空間フィルタ処理部17によってローパスフィルタ処理が施されるので、階調再現処理部19における階調再現処理として、階調性を重視したスクリーンを用いた2値化または多値化処理が行われる。領域分離処理部14において写真領域として分離された領域については、階調再現処理部19における階調再現処理として、階調再現性を重視したスクリーンを用いた2値化または多値化処理が行われる。
本実施の形態のカラー画像処理装置10では、階調再現処理部19における階調再現処理である誤差拡散処理に特徴を有し、入力画像データのうち、網点領域にだけ誤差拡散処理を行ってもよく、領域に関わらず全ての画素に誤差拡散処理を行ってもよい。なお、階調再現処理部19に入力される入力画像データは、C、M、YおよびKの各色の濃度値によって構成されるが、階調再現処理部19における誤差拡散処理は、C、M、YおよびKのいずれの色であっても同様の処理を行うので、以下の説明では、1つの色の濃度値についての誤差拡散処理のみを説明し、他の色に対する処理については説明を省略する。
操作パネル50は、たとえば、液晶ディスプレイなどによって実現される表示部と、設定ボタンなどによって実現される操作部とが一体化されたタッチパネルなどによって構成される。操作パネル50よって入力された入力情報に基づいて、図示しない制御部が、画像入力装置20、画像処理装置10およびカラー画像出力装置30の動作を制御する。前記制御部は、前述したA/D変換部11、シェーディング補正部12、入力階調補正部13、領域分離処理部14、色補正部15、黒生成下色除去部16、空間フィルタ処理部17、出力階調補正部18および階調再現処理部19の各処理部を制御し、各処理部によって所定の処理が施された出力画像データは、図示しない記憶部に一旦記憶され、所定のタイミングで読み出されてカラー画像出力装置30に入力される。前記制御部は、マイクロコンピュータによって実現され、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成される。
カラー画像出力装置30は、出力画像データをたとえば紙などによって実現される記録媒体に画像として出力する。カラー画像出力装置30は、電子写真方式またはインクジェット方式のプリンタ装置によって実現される。
図2は、階調再現処理部19の構成を示す機能ブロック図である。階調再現処理部19は、選択手段である閾値量子化値選択部31と、加算器32と、量子化手段である量子化処理部33と、量子化誤差算出部34と、拡散誤差算出部35と、拡散係数格納部36と、蓄積誤差格納部37とを含んで構成される。
階調再現処理部19は、入力画像データを画像として出力したときに、この画像の左上となる画素(先頭画素)から主走査方向に順番に1画素ずつ誤差拡散処理を行い、1ラインの画素の処理が終了すると、副走査方向に1ライン移動して、同様に主走査方向の上流側の画素から1画素ずつ誤差拡散処理を行って、画像の右下となる画素(末尾画素)まで1画素ずつ誤差拡散処理を繰り返すことによって、1枚の画像となる画像データに含まれる全画素の処理を行う。階調再現処理部19には、1枚の画像となる画像データの画素の先頭を表す開始データが、制御部から与えられ、この開始データに応じて誤差拡散処理を開始する。また階調再現処理部19には、1枚の画像となる画像データの画素の末尾を表す末尾データが、制御部から与えられ、この末尾データに応じて誤差拡散処理を終了する。
出力階調補正部18から与えられるデジタル信号の入力画像データは、閾値量子化値選択部31に与えられる。閾値量子化値選択部31は、入力画像データの注目画素の濃度値を、この注目画素の濃度値よりも低い濃度値に量子化するときに用いられる予め定める量子化閾値およびこの予め定める量子化閾値に対応する2つの予め定める量子化値の組合わせから成る量子化パラメータを複数有し、注目画素の濃度値に応じて、前記複数の量子化パラメータのうちの1つを選択する。閾値量子化値選択部31は、入力濃度判定部41と、画素の濃度値を判定するために用いられる予め定める濃度判定閾値を格納する入力濃度判定閾値格納部42と、閾値量子化値格納部43とを含んで構成される。
入力濃度判定部41は、入力画像データの画素の濃度値が前述した誤差拡散処理を行う順番に与えられ、注目画素の濃度値(入力濃度値x)と、入力濃度判定閾値格納部42に格納されている予め定める濃度判定閾値と比較して、その大小関係に応じて量子化のための前記量子化パラメータを選択するための濃度選択信号を、閾値量子化値格納部43に与える。
閾値量子化値格納部43は、入力濃度判定部41から与えられる濃度選択信号に応じて、前記量子化パラメータを量子化処理部33に与える。量子化値として設定可能な範囲は、予め定められる。本発明の実施の形態では、量子化値として設定可能な範囲は、入力画像データの濃度値の設定可能な範囲と等しく選ばれ、「0」〜「255」である。
表1は、濃度判定閾値と、濃度判定信号と、量子化パラメータである量子化閾値および量子化値との対応関係を示すテーブルである。
閾値量子化選択部37は、表1に示すテーブルを、ルックアップテーブルとして記憶している。入力濃度判定部41は、入力濃度値xに応じて、前記テーブルから濃度判定信号を選択して閾値量子化値格納部43に与える。閾値量子化値格納部43は、与えられる濃度判定信号に対応する量子化パラメータを、前記ルックアップテーブルから選択して、量子化処理部33に与える。
加算器32は、注目画素の濃度値に、この濃度値に加算すべき、蓄積誤差格納部37に格納された後述する蓄積誤差値を加算する。加算器32は、入力画像データの1画素目については、蓄積誤差値を「0」として、入力画像データの2画素目以降と同様に蓄積誤差値を加算する。
量子化処理部33は、蓄積誤差値が加算された注目画素の濃度値を、閾値量子化値格納部43から与えられる量子化パラメータに応じて量子化する。すなわち量子化処理部33は、蓄積誤差値が加算された注目画素の濃度値を、閾値量子化値格納部43から与えられる量子化パラメータに含まれる予め定める量子化閾値と比較し、予め定める量子化閾値との大小関係によって、注目画素の濃度値が予め定める量子化閾値よりも大きければ、前記注目画素の濃度値を2つの予め定める量子化値のうち大きい値に変換することによって前記注目画素の濃度値を量子化し、注目画素の濃度値が予め定める量子化閾値よりも小さければ、前記注目画素の濃度値を2つの予め定める量子化値のうち小さい値に変換することによって前記注目画素の濃度値を量子化する。
量子化誤差算出部34は、減算器によって実現され、前記量子化処理部33に入力される濃度値とこの濃度値が量子化された濃度値との差分値を算出する。すなわち量子化誤差算出部34は、蓄積誤差が加算された注目画素の濃度値から、この濃度値が量子化処理部33によって量子化された量子化値(出力画像データの濃度値)を減算して得られる差分値である量子化誤差値を求める。量子化誤差算出部34は、求めた量子化誤差値を拡散誤差算出部35に与える。
拡散誤差算出部35は、量子化誤差算出部34から与えられる量子化誤差値に、拡散係数格納部36に記憶される拡散係数を乗算して拡散誤差値を算出し、かつ拡散誤差値を加算して得られる蓄積誤差値を算出して、蓄積誤差格納部37に与える。
図3は、拡散係数格納部36に記憶される拡散係数テーブルを示す図である。誤差拡散テーブルには、注目画素の濃度値を量子化することによって発生する量子化誤差値を、この注目画素の周辺の画素の濃度値に分配するための配分値を定める拡散係数が含まれる。図3において四角の枠で囲まれる第1〜第5部分45a〜45eがそれぞれ1つの画素に対応しており、記号「*」を付した第1部分45aが量子化処理部33によって量子化された注目画素に対応する。第1部分45aの走査方向下流側に第2部分45bが隣接する。第1部分45aと第2部分45bとは、同一の走査ラインに含まれる。第3部分45cと第4部分45dと第5部分45eとは、走査方向上流側から下流側に向かってこの順番で隣接し、同一の走査ラインに含まれる。第3部分45cと第4部分45dと第5部分45eとは、第1部分45aが含まれる走査ラインの副走査方向下流側の走査ラインに含まれ、第4部分45dが第1部分45aの副走査方向下流側に隣接する。第2〜第5部分45b〜45dに対応する画素は、未処理、つまり、まだ量子化が行われていない画素である。第2〜第5部分45b〜45dには、注目画素の量子化によって発生する量子化誤差値を、それぞれの画素に配分するための拡散係数G1,G2,G3,G4が示されている。
本発明の実施の形態では、4つの拡散係数は、それぞれG1=7/16、G2=1/16、G3=5/16、G4=3/16に予め定められている。たとえば、拡散係数G1と付されている第1部分45bに対応する画素に対応づけて、注目画素を量子化することによって発生する量子化誤差値に、拡散係数G1=7/16を乗算した値が、拡散誤差値として算出される。
蓄積誤差格納部37は、拡散誤差算出部35から与えられる各画素ごとに対応する誤差拡散値を、各画素ごとに蓄積して格納する。蓄積誤差格納部37は、入力画像データの末尾の画素の処理が終了すると、蓄積した蓄積誤差値をリセットする。量子化誤差をEij(n)、拡散係数をKijとすると、蓄積誤差値Dは、式2によって表される。
式2において、記号iおよびjは、それぞれ注目画素に対する主走査方向および副走査方向の相対座標を表し、記号nは、蓄積誤差値が加算された画素データが量子化されるときの濃度値を表す。ただし、本発明の実施の形態では、入力濃度によって選択される量子化値も異なるため、Eij(n)は入力濃度によって異なる。たとえば、前述した図3に示す拡散係数G1〜G4を、前記Kijによって表すと、iおよびjは、「(i,j)=(−1,−1),(0,−1),(1,−1),(−1,0)」または「−1≦i≦1,−1≦j≦0(ただし、(i,j)=(0,0)を除く)」のように示される。本発明の実施のさらに他の形態では、拡散係数Kijの設定範囲は、すなわち(i,j)は、注目画素を中心として、もう一回り大きくしてもよい。
前記拡散係数格納部36は、複数の拡散係数の組合わせを複数用いて、乱数によって拡散係数の組合わせを切換えてもよく、また注目画素が属する画像領域の種類によって、すなわち領域分離信号に応答して、複数の拡散係数の組合わせを切り換えても構わない。
本実施の形態では、256階調の入力画像データ、すなわち濃度値が0〜255のいずれかとなる入力画像データを量子化して、4階調の出力画像データを生成する誤差拡散処理を行う。前述した表1に示されるように、濃度判定閾値は、8、16、240、248の4値に選ばれる。
入力濃度値xが「8」未満であれば、入力濃度判定部41は、濃度判定信号「0」を閾値量子化値格納部43に与え、閾値量子化値格納部43は、予め定める量子化閾値「43」および予め定める量子化値「0、85」を選択して量子化処理部33に与え、量子化処理部33は、この予め定める量子化閾値「43」および予め定める量子化値「0、85」を用いて入力濃度値xの量子化処理を行う。
入力濃度値が「8」以上「16」未満であれば、入力濃度判定部41は、濃度判定信号「1」を閾値量子化値格納部43に与え、閾値量子化値格納部43は、予め定める閾値「86」および予め定める量子化値「0、170」を選択して量子化処理部33に与え、量子化処理部33は、この予め定める量子化閾値「86」および予め定める量子化値「0、170」を用いて入力濃度値xの量子化処理を行う。
入力濃度値が「16」以上「240」未満であれば、入力濃度判定部41は、濃度判定信号「2」を閾値量子化値格納部43に与え、閾値量子化値格納部43は、予め定める閾値「128」および予め定める量子化値「0、255」を選択して量子化処理部33に与え、量子化処理部33は、この予め定める量子化閾値「128」および予め定める量子化値「0、255」を用いて入力濃度値xの量子化処理を行う。
入力濃度値が「240」以上「248」未満であれば、入力濃度判定部41は、濃度判定信号「3」を閾値量子化値格納部43に与え、閾値量子化値格納部43は、予め定める閾値「170」および予め定める量子化値「85、255」を選択して量子化処理部33に与え、量子化処理部33は、この予め定める量子化閾値「170」および予め定める量子化値「85、255」を用いて入力濃度値xの量子化処理を行う。
入力濃度値が「248」以上「255」以下であれば、入力濃度判定部41は、濃度判定信号「4」を閾値量子化値格納部43に与え、予め定める閾値「213」および予め定める量子化値「170、255」を選択して量子化処理部33に与え、量子化処理部33は、この予め定める量子化閾値「213」および予め定める量子化値「170、255」を用いて入力濃度値xの量子化処理を行う。
図4は、出力画像データをカラー画像出力装置30によって画像として出力したときに記録媒体に記録される画像を形成するドット(以後、出力ドットという)55を示す図である。図5は、従来の技術の画像処理装置によって生成される出力画像データを画像として出力したときに記録媒体に形成される出力ドット55を示す図である。図5に示されるように出力ドット55が隣接しあっていないと、ほぼ同一の大きさのドットが出力されているように見えるが、図6に示されるように出力ドット55が、領域56で示すように隣接し合っていたり、領域57で示すように隣接し合っていなかったりすると、記録媒体に形成される画像は、大きいドットと小さいドットとが存在するように知覚されて、ドットの均一性が低下しているように感じられ、また図5に示される出力ドット55と比較して、粒状性が低下しているように感じられてしまう。
前述した濃度判定閾値の1つに「8」を設定しているのは、量子化値「0」と「85」とによって2値誤差拡散処理をして、量子化値「85」に対応する出力ドット55が隣接し合うことがほとんどないようにするためである。入力濃度値xが8未満であれば、拡散係数の設定にもよるが、量子化値「85」に対応する出力ドット55の割合が少なく、出力ドット55がほとんど隣接し合うことが無い。
また濃度判定閾値の1つに「16」を設定しているのは、量子化値「0」と「170」とによって2値誤差拡散処理をして、量子化値「170」に対応する出力ドット55が隣接し合うことがほとんどないようにするためである。入力濃度値xが「16」未満であれば、拡散係数の設定にもよるが量子化値「170」に対応する出力ドット55の割合が少なく、出力ドット55がほとんど隣接し合うことが無い。
また濃度判定閾値の1つに「240」を設定しているのは、入力濃度値xが「240」以上になると、量子化値「0」と「255」とによって2値誤差拡散処理したときに量子化値「0」の画素の割合が非常に少なくなり、この量子化値「0」の画素が知覚しやすくなるためである。また量子化値「85」と「255」とで2値誤差拡散処理をすることによって、低い方の量子化値「85」の画素の割合は、量子化値「170」と「255」とで量子化する場合の量子化値「170」の割合に比べると少なく、拡散係数の設定にもよるが「255」ではない量子化値の画素は、ほとんど隣接しない。
入力濃度判定閾値の1つに「248」を設定しているのは、入力濃度値xが「248」以上になると、量子化値「85」と「255」とによって2値誤差拡散処理したときに、量子化値「85」の画素の割合が非常に少なくなり、この量子化値「85」の画素が知覚しやすくなるためである。量子化値「170」と「255」とを用いて2値誤差拡散処理をすることによって、低い方の量子化値「170」の画素の割合は、量子化値「85」と「255」とによって2値誤差拡散処理をする場合の低い方の量子化値「85」の画素の割合に比べて多く、知覚しにくくかつ拡散係数の設定にもよるが隣接しにくい程度に少ない。
したがって、入力濃度値xが8未満では、量子化値が85の出力ドットが2つ以上隣接し合うことが、ほとんどなく、疎らでかつほぼ均一な出力ドットが出力される。入力濃度値が8以上16未満では、量子化値が170の出力ドットが、2つ以上隣接し合うことがほとんどなく、疎らでかつほぼ均一な出力ドットが出力される。入力濃度値が240以上248未満では量子化値255の出力ドットが多くを占める中で、量子化値が85の出力ドットが、2つ以上隣接しあうことがほとんどなく、疎らでほぼ均一な出力ドットが出力される。入力濃度値が「248」以上では量子化値が「255」の出力ドットが多くを占める中で量子化値が「170」の出力ドットがほぼ2つ以上隣接しあうことなく疎らでほぼ均一なドットが出力される。これによって、これらの入力濃度値の範囲では均一性が向上する。また、電子写真方式のプリンタ装置において、感光体への静電潜像の書き込みをパルス幅制御で行う場合、パルス幅の狭い出力の多い領域ではドットの出力が不安定になり粒状性が低下するので、粒状性向上のためには、パルス幅の狭い(0ではない低い量子化値の)出力をできるだけ抑えたものとする。
このように入力濃度判定閾値と、量子化パラメータとを予め定めることによって、出力画像データを画像として出力したときに、従来の技術の多値誤差拡散処理よりも、低濃度部から高濃度部まで、前記画像を形成するドットの粒状性および均一性を向上させることができる。
電子写真方式の出力機器によって出力画像データを画像として出力する場合、ある程度の大きい階調レベルの出力ドットではないと、出力ドットを安定した大きさで再現することができず、あまり大きくない階調レベルの出力ドットが連続して出力されても、むらが多くなってしまうという問題があるが、前述したように入力濃度判定閾値と、量子化パラメータとを予め定めることによって、出力ドットを安定した大きさで再現することができ、またあまり大きくない階調レベルの出力ドットが連続して出力されることも抑制することができる。
前述した量子化閾値と量子化値とは、一例であって、必ずしも量子化閾値および量子化値量子化値が均等間隔に設定されなくてもよく、出力画像データを出力する出力装置の特性を鑑みて、C、M、YおよびKの各色成分毎に各量子化閾値および各量子化値を異ならせてもよい。さらには、これに応じてC、M、YおよびKの各色成分毎に濃度判定閾値を異ならせてもよい。
また、記録媒体である紙に画像データを画像として出力するとき、特に電子写真方式の出力装置を用いる場合、量子化値「255」に相当する出力ドット55は、1画素に相当する面積より大きく、量子化値を「0」と「255」とによって2値誤差拡散処理しても、入力濃度値xが「255」に近い高濃度では、量子化値「0」に相当する空白はほとんど知覚できないことが多い。この場合、入力濃度値xが「16」以上の画素については、量子化パラメータに含まれる量子化値を「0」と「255」との2つとしてもよい。
表2は、入力濃度値xが「16」以上のときに選択される量子化パラメータに含まれる量子化値を「0」と「255」との2つとしたときの濃度判定閾値と、濃度判定信号と、量子化閾値と、量子化値との対応関係を示すテーブルである。
本発明の他の実施の形態では、前述した実施の形態において、表1に示されるルックアップテーブルを表2に示されるルックアップテーブルに変更して、画像処理装置を構成してもよい。この場合、入力濃度値xに関わらず、2つの予め定める量子化値のうち1つを「0」に固定することができ、閾値量子化値格納部43のルックアップテーブルの各量子化パラメータを、1つの予め定める閾値と、量子化値として設定可能な範囲のうち、高い方の1つの予め定める量子化値の組合わせとすることができる。前述した表1に示される濃度判定閾値と、濃度判定信号と、量子化閾値と、量子化値との対応関係を示すテーブルでは、入力濃度値xの範囲毎に、1つの予め定める閾値と2つの予め定める量子化値との組合わせから成る量子化パラメータを記憶させているが、表2に示される濃度判定閾値と、濃度判定信号と、量子化閾値と、量子化値との対応関係を示すテーブルでは、量子化値の一つ、すなわち低い方の量子化値は常に「0」であるので、入力濃度値xの範囲毎の量子化パラメータとしては、1つの予め定める閾値と値が大きな方の1つの予め定める量子化値を1つの組として記憶させればよい。
閾値量子化値選択部31が有する量子化パラメータにそれぞれ含まれる2つの予め定める量子化値のうちの1つは、量子化値として設定可能な範囲「0」〜「255」のうち、最も低い量子化値「0」であるので、中間の量子化値に対応する出力ドットを抑制することができ、形成された画像のむらを抑制することができる。したがって出力画像データを既存の電子写真方式の画像出力装置によって画像として出力する場合に、画像のむらを抑制することができる。また量子化パラメータにそれぞれ含まれる2つの予め定める量子化値のうちの1つは、同じ値、ここでは「0」に選ばれるので、閾値量子化値選択部31が有する量子化値の数を少なくすることができ、たとえば量子化値を記憶するメモリを小型化することができるので、装置を実現するための電子回路の回路規模を小さくすることができる。
また本発明の他の実施の形態では、前述した実施の形態において、閾値量子化値格納部43は、注目画素の濃度値と、領域分離処理部14から与えられる領域識別信号に応じて、前記量子化パラメータを選択してもよい。印画紙写真領域(連続階調領域)では、前述した量子化パラメータを選択し、文字領域では、広い面積で見た均一性および粒状性は重要ではないので、入力濃度値xが、0≦x<85ならば量子化閾値を43、量子化値を0と85、85≦x<170ならば量子化閾値を128、量子化値を85と170、170≦x≦255ならば量子化閾値を213、量子化値を170と255とにする。網点領域では、空間フィルタ処理部17によって画像を平滑化するのであれば、印画紙写真領域と同じ量子化パラメータに設定し、空間フィルタ処理部17によって画像を平滑化せずにそのままとするか、あるいは強調するのであれば、網点の様態を再現するために文字領域と同じ量子化パラメータに設定するか、あるいは印画紙写真領域および文字領域とも別の量子化パラメータを設定してもよい。これによって、印画紙写真領域は均一性および粒状性が向上して再現され、文字領域は、くっきりと文字を再現することができるとともに、網点領域においては印画紙写真領域と同様に均一性および粒状性が向上して再現されるか、あるいは、網点の様態を原稿に近い状態で再現することができる。
図6は、本発明の実施の形態の画像処理方法を説明するためのフローチャートである。図6に示すフローチャートは、出力画像データを生成する前述した階調再現処理部19の処理動作を示し、誤差拡散処理を行うときに、本処理が開始される。誤差拡散処理を開始すると、ステップs0からステップs1に移る。ステップs1では、入力画像データの注目画素の濃度値を、前述した表1に示す濃度判定閾値と比較して、濃度判定信号を前述した閾値量子化格納部43に与えることによって、閾値量子化格納部43において予め定める閾値および予め定める量子化値との組合わせから成る量子化パラメータを選択して、ステップs2に移る。
ステップs2では、加算工程であり、このステップs2では、加算器32によって、注目画素の濃度値に蓄積誤差値を加算して、ステップs3に移る。
ステップs3は、量子化工程であり、このステップs3では、ステップs1で選択された量子化パラメータ、すなわち予め定める閾値および予め定める量子化値とを用いて、量子化処理部33が注目画素を量子化して、ステップs4に移る。
ステップs4では、ステップs3で注目画素の濃度値を量子化することによって発生する量子化誤差を求めて(量子化誤差算出工程)、ステップs5に移る。ステップs5は、ステップs4で求められた量子化誤差に拡散誤差算出部35によって予め定める拡散係数を乗算して拡散誤差値を算出し(拡散誤差算出工程)、算出した拡散誤差値を、各拡散画素、すなわち前記算出した拡散誤差値を加えるべき画素への蓄積誤差値として蓄積誤差格納部37に格納して(蓄積誤差算出工程)、ステップs6に移る。
ステップs6では、入力画像データの全ての画素について量子化を行ったか否か、すなわちステップs1〜ステップs6までの処理を行ったか否かを判断して、処理を行ったと判断するとステップs7に移り誤差拡散処理を終了し、処理を行っていないと判断するとステップs1に移る。
前述した画像処理装置を、コンピュータが、たとえばアプリケーションプログラムなどのソフトウエアを実行処理することによって実現してもよい。たとえばコンピュータが、前記画像処理方法を実現するソフトウエアを実行処理することによって、コンピュータを前述した画像処理装置10の各部として機能させる。またたとえば、前述した画像処理方法を実現するソフトウエアを組み込んだプリンタドライバをコンピュータに設けてもよい。
図7は、本発明のさらに他の実施の形態の画像処理装置であるプリンタドライバ61と、これを備えるコンピュータ60の構成を示す図である。前述の実施の形態と同様の構成には、同様の参照符号を付して、説明を省略する。コンピュータ60は、プリンタドライバ61、通信ポートドライバ62および通信ポート63を含んで構成され、画像出力装置であるプリンタ64と接続されている。前述の実施の形態と同様の構成には、同様の参照符号を付して、その説明を省略する。
プリンタドライバ61は、色補正部15、黒生成下色除去部16、階調再現処理部19およびプリンタ言語翻訳部65を含んで構成される。
コンピュータ60において、各種のアプリケーションプログラムを実行することによって生成された画像データ、またはコンピュータ60に入力される画像データは、色補正部15、黒生成下色除去部16、階調再現処理部17によって、前述した処理が実行される。
特に、階調再現処理部17は、図6に示したフローチャートの誤差拡散処理を行い、階調再現処理部19で誤差拡散処理が行われた画像データは、プリンタ言語翻訳部65によってプリンタ言語に変換され、通信ポートドライバ62、RS232C(Recommended
Standard 232 version C)およびLAN(Local Area Network)などのインタフェースの通信ポート63を介してプリンタ64に与えられる。プリンタ64は、コンピュータ60から与えられる画像データを画像として出力し、プリンタ機能の他に、コピー機能およびファクシミリ通信機能などを有するデジタル複合機であってもよい。
本発明は、コンピュータ60に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に、前述した図6のフローチャートに示す画像処理方法を実行処理するためのプログラムを記録させてもよい。この場合、低濃度および高濃度領域の階調再現特性が大幅に改善することができる誤差拡散処理による画像処理方法を実施処理するためのプログラムを記録した記録媒体を持ち運び自在に提供することができる。
記録媒体としては、コンピュータまたはマイクロコンピュータによって処理を行うために、図示しないメモリ、たとえばROM(Read Only Memory)のようなプログラムメディアであってもよいし、また、図示しない外部記憶装置としてのプログラム読取装置を設けて、その装置に記録媒体を装填することによって読取り可能となるプログラムメディアであってもよい。具体的には、プログラムメディアが本体と分離可能に構成される記録媒体であるときは、磁気テープやカセットテープなどのテープ系の記録媒体、フロッピー(登録商標)ディスクおよびハードディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM(Compact
Disk Read Only Memory)、MO(Magneto Optical disk)、MD(Mini Disc)およびDVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスクのディスク系の記録媒体、IC(
Integrated Circuit)カード、ならびにメモリカードおよび光カードなどのカード系の記録媒体であってもよい。また、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read
Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only
Memory)およびフラッシュROMなどの半導体メモリを含めた固定的にプログラムを記録する記録媒体であってもよい。
いずれの場合においても、記録媒体に格納されているプログラムは、CPUがアクセスして実行することができる構成であればよく、たとえば、記録媒体からプログラムを読み出し、読み出されたプログラムを、コンピュータの図示していないプログラム記憶エリアにダウンロードし、プログラム記憶エリアにダウンロードしたプログラムを実行する方式であってもよい。この場合、プログラムをダウンロードするためのプログラムは、予め本体装置に格納しておく。
また、コンピュータが、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であるときは、通信ネットワークを介してプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを記録する記録媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、プログラムをダウンロードするためのプログラムは、予め本体装置に格納しておくか、あるいは別の記録媒体からインストールするものであってもよい。
前述した記録媒体に記録されたプログラムは、デジタルカラー画像形成装置などの画像形成装置またはコンピュータシステムに備えられるプログラム読取り装置によって読取られ、読取られたプログラムによって前述した画像処理が実行される。なお、前記コンピュータシステムは、フラットベッドスキャナ、フィルムスキャナおよびデジタルカメラなどの画像入力装置、所定のプログラムがダウンロードされることによって前述した画像処理など様々な処理が行われるコンピュータ、コンピュータの処理結果を表示するCRT(
Cathode Ray Tube)ディスプレイおよび液晶ディスプレイなどの画像表示装置、およびコンピュータの処理結果を紙に出力するプリンタと、ネットワークを介してサーバなどに接続するための通信手段としてのネットワークカードやモデムなどを含んで構成される。