JPH02290834A - 芳香族アミン類の接触水素化の方法とその触媒 - Google Patents

芳香族アミン類の接触水素化の方法とその触媒

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JPH02290834A
JPH02290834A JP2091930A JP9193090A JPH02290834A JP H02290834 A JPH02290834 A JP H02290834A JP 2091930 A JP2091930 A JP 2091930A JP 9193090 A JP9193090 A JP 9193090A JP H02290834 A JPH02290834 A JP H02290834A
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silica
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Richard J Jenkins
リチャード.ジョン.ジエンキンス
Robert A Treskot
ロバート.アレクサンダー.トレスコット
Gamini A Vedage
ガミニ、アナンダ、ベダージ
James F White
ジェームス・ファーガソン・ホワイト
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    • C07C209/70Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton by reduction of unsaturated amines
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    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はロジウム触媒を用いる芳香族アミン類の水素
化の方法およびその触媒そのものに関する。
(従来の技術) 芳香族アミン類たとえばメチレンジアニリンを水素化し
て4,4“−メチレンジ(シクロヘキシルアミン)  
(PACH) 、またビス(ハ乏一アミノシク口ヘキシ
ル)メタンと呼ばれるものおよび以下しばしばPACH
と称されるビス(4−アミノシク口ヘキシル)メタンの
生産に関する技術についての文献は相当ある。
(発明が解決しようとする課題) PACH生産の初期水素化研究のあるものは、ホイット
マン(whitman)とバークドル(Barkdol
 l )そのほかが行い、その研究は米国特許第2,5
11,028号、2, 606, 924号、2, 6
06, 925号および第2, 606, 928号に
説明されている。基本的には、これらの米国特許に説明
された方法は、200 psigを超える圧力、好まし
くは1,ooo psigを超える圧力と、80乃至2
75℃の範囲の温度で、水素化にルテニウム触媒を用い
メチレンジアニリンの水素化を必要とする。水素化は液
相条件で水素化工程に不活性有機溶剤を用いて実施する
。この水素化工程に用いられるルテニウム触媒の実施例
では酸化ルテニウムたとえばセスキ酸化ルテニウムまた
は二酸化ルテニウムが含まれる。
ブレーク(Brake )そのほかは、メチレンジアニ
リンの水素化によるPACl4製造方法の開発に留まっ
た。彼等はルテニウムをキャリヤーで支持された場合、
また前記キャリヤーをアルカリ調節した場合、前記触媒
は一層活性化し、所望の水素化PACH生成物の生産に
は接触性で有効であった。アルカリ調節は触媒とキャリ
ヤーを水酸化アルカリ金属またはアルコキシドと接触さ
せてもたらせる。
さらに触媒のこの種のアルカリ調節は水酸化の前に、あ
るいは水酸化中の現場でもたらすこともできる。アルカ
リ調節ルテニウム触媒を用いるメチレンジアニリンの水
素化を示す代表的特許には米国特許第3, 636, 
108号、3, 644, 522号および第3, 6
97, 449号が含まれる。硝酸および硫酸アルカリ
金属およびアルカリ土類金属も同様に米国特許第4, 
448, 995号において高圧(4000 psia
 )水素下条件下で有効であることを示した。米国特許
第3, 697, 449号における代表的キャリヤー
には、ボーキサイト、ペリクレース、ジルコニア、チタ
ニア、珪藻土などが含まれる。
メチレンジアニリンの水素化に他の触媒も使用されてき
た。その実施例が米国特許第3,591,835号と第
3, 856, 862号に示されている。双方ともロ
ジウム配合剤の触媒材料としての利用を開示するが、そ
のおのおのは溶剤としてロジウム配合剤の使用を必要と
する。水酸化アンモニウムを前処理として用いるか、ア
ンモニアの存在において反応を起こさせるかして前記ロ
ジウムをアルカリ調節する。ヨーロッパ出願公開第66
,212号はアンモニアにロジウムを用いて15−40
%のトランス、トランス異性体比の達成を開示するが、
ここでも圧力は高い(4000 psia )。
米国特許第4, 376, 724号は、酸素含有化合
物の合成と芳香族化合物の核水素化を含む種々の水素化
反応に適するものと申し立てられているシリカまたはチ
タニア粒子の表層と、オレフィン類、ニトリル類などの
不飽和結合の水素化に存在するロジウムを用いる触媒を
開示する。前記触媒は比pHに調整した後、乾燥と還元
を行った水溶性ロジウム塩の水溶液にキャリヤーを浸漬
して調製される。
前記支持体には単一成分としてシリカまたはチタニアの
混合物、および主成分としてシリカまたはチタニアを含
む合成酸化物との混合物、アルミナ、マグネシア、ドリ
アまたはジルコニアを含む合成酸化物が含まれる。
米国特許第4, 218, 308号は重量比で40%
以下のシリカ分と、パラジウム、白金およびロジウムを
候補としてもつ少くとも1つの第8類貴金属を有するシ
リカ・アルミナ担体から成る炭化水素油の水素化の触媒
を開示する。
米国特許第4, 233, 183号は永和チタニアの
スラリーおよびシリカゾル、アルミナゾルまたはチタニ
アゾルから成る群から選ばれるゾルで調製された板状触
媒を広く開示する9触媒として活性成分の提案された実
施例にはクロム、マンガンおよび白金、ロジウムおよび
パラジウムのような貴金属が含まれる。
米国特許第4, 547, 557号はポリエチレンの
調製にあたってクロム触媒のキャリヤーとしてシリカ・
チタニア、コゲルを開示する。それは2段階工程で生産
され、そこにおける第1工程ではアルキルポリシリケー
トをアルカリ有機溶剤中で部分加水分解し、その後、テ
トラアルキルチタネートを余分の水と添加して永和を完
成する。クロム化合物を前記シリカ・チタニア、コゲル
の表面に蒸着させるか、もしくは前記コゲルの形で共沈
させて触媒を生産する。
米国特許第2, 079, 404号は白金金属たとえ
ば白金、パラジウムもしくは種々のシリカキャリヤーに
保持させたロジウムと添合した触媒の調製法を開示する
この発明は芳香族アミン類たとえば4,4゜−メチレン
ジ(シクロヘキシルアミン>  (PAC}l)をこの
種芳香族アミン類の触媒的水素化によりそれらの水素化
対応品生産の改良触媒と触媒工程を提供することである
(課題を解決するための手段) 水素化工程の改良は、シリカまたはジルコニアと、ある
いはシリカ、ジルコニアと、あるいはゾルを通してチタ
ニアと結合したチタニアキャリヤーに、あるいはシリカ
またはアルミナと結合したジルコニアに保持されたロジ
ウムから成る触媒系の使用から成る。好ましくは、触媒
がロジウムとルテニウムから成り、そこにおいてロジウ
ムのルテニウムに対する重量比を金属含量で計算すると
、1乃至12:1であることである。そのうえ、この発
明は触媒に関する。
(作用) この発明は芳香族アミン類の通常の環水素化の改良と触
媒に関する。これらのアミン類は次式で示される: ■ [式中Rは水素またはC1−6脂肪族炭化水素、R1は
水素または01−6脂肪族炭化水素、AはC1−4アル
キル、NHまたは nは0−2、Xは1−3、そしてyは、Aが1であり得
ること以外、弐■におけるy基の合計を除き1−2であ
る。Rが水素の場合、環は非置換である。この発明の実
施により、高選択性ですぐれた反応速度をもつ環水素化
反応生成物を生成できる。] この工程の実施に有用な芳香族アミン類は架橋多核芳香
族アミン類または単核芳香族アミン類であり得る。これ
らは種々の置換基たとえば1乃至6炭素原子を含む脂肪
族基と置換できる。そのうえ、アミン基は脂肪族基たと
えばアルキルまたはアルカノール基と置換可能でその結
果、第2アミンおよび第3アミン置換基となる。架橋芳
香族アミン類にはメチレンジアニリン類たとえばビス(
ハラーアミノフェニール)メタンおよびビス(ハ乏一ア
ミノー2−メチルフェニール)メタン、トルイジン、ビ
ス(ジアミノフエニール)メタン、α.α゜−ビス(4
−アミノフエニールーハ乏一ジイソプ口ビルベンゼン(
ビスアニリンP)、ビス(ジアミノフエニール)プロパ
ン(ビスアニリンA) 、N  Cl−4−脂肪族誘導
体および上記架橋芳香族アミン類のN,N’ CI−4
脂肪族第2および第3アミン誘導体が含まれる。単核芳
香族アミン類の実施例には2.4−および2.6−トル
エンジアミン、アニリン、ブテニールーアニリン誘導体
、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−および2.
6−ジアミノベンゼン(ジエチルトルエンジアミン》、
モノイソプロビルトルエンジアミン、ジイソプ口ピルト
ルエンジアミン、2二−ブチル−2.4−および2.6
−トルエンジアミン、シクロベンチルトルエンジアミン
、U上一トリジン、エチルトルイジン、キシレンジアミ
ン、メシチレンジアミン、フエニレンジアミンおよび前
記単核芳香族モノアミン類と単核芳香族ジアミン類の前
記NおよびN,N’ CI−4脂肪族第2および第3ア
ミン誘導体が含まれる。
通常の方法で行われるように、水素化工程は普通液相条
件で行われ、この種の液相条件は典型的例として水素化
を溶剤の存在において実施することで維持される。先行
技術で報告の通り、溶剤の存在において反応をもたらす
ことは可能であるが、溶剤を用いる時、通常加工はずっ
と単純になる。
芳香族アミン類の水素化に適した代表的溶剤には飽和脂
肪族および脂環式炭化水素たとえばシクロヘキサン、ヘ
キサンとシクロオクタン、低分子量アルコール類たとえ
ばメタノール、エタノール、イソブロパノール、および
脂肪族炭化水素および脂環式炭化水素エーテル類たとえ
ばn−プロビルエーテル、イソプロビルエーテル、n−
プチルエーテル、アミルエーテル、テトロヒド口フラン
、ジオキサン、およびジシクロヘキシルエーテルが含ま
れる。テトロヒド口フランが好ましい。いくつかの工程
において、水が補助溶剤として使用できるが、系を無水
状態に維持するか、もしくは少くとも水の濃度が重量比
で0.5%以下になるよう維持することが好ましい。系
に水が存在すると、それは副生成物のアルコール類と重
縮合物の量を水素化工程中に増加させる傾向にあり、か
つ触媒系を奪活させる傾向もある。
溶剤を用いる時は、反応に導入される芳香族アミンの重
量比でわずか50%の濃度で使用でき、また典型的例と
して出発化合物の重量比で約75乃至約200%の里で
使用できる。ある場合には、溶剤が芳香族アミンの重量
比で1000乃至20(}0%の高い比率が使用される
ことがある。
先行技術の水素化工程と対照的に、特に架橋アニリン類
には、水素の分圧は約200乃至4000psig、好
ましくは2500 psig以下に変動でき、また典型
的例として約700乃至1500 psigの低さにも
でき、それは低設備費、低運転費のため好ましい。圧力
を作業範囲の上限の方に上げると、高反応速度が達成で
きる。
芳香族アミン類、詳しくはメチレンジアニリンの低水素
分圧での環水素化と、摩耗損失を最小限にしながら、す
ぐれた反応速度をもつ高転化率を達成できる能力は特異
の触媒系を使用して達成できる。水素化工程に用いられ
る触媒は、チタニアで保持されなか、シリカと化学的に
結合させたか、あるいはチタニアまたはゾルを通したシ
リカまたは、シリカまたはアルミナに保持したジルコニ
アのキャリヤーに保持させたロジウムと化学結合させた
ロジウムから成り、また好ましい実施例においては、ナ
タニアキャリヤーで保持されたロジウムとルテニウムの
混合物から成る。しかし、前記ルテニウム成分は前記ロ
ジウムと化合できるか、あるいはキャリヤーたとえばア
ルミナまたはチタニアで保持される物理添加剤として存
在できる。
このキャリヤーはチタニアを、シリカまたはゾルを通す
チタニアまたはジルコニアに結合させるか、もしくはゾ
ルを通してチタニアに結合させるものである。これは前
記キャリヤーを物理添加剤として添加する触媒系と対照
的である。
チタニアをシリカに結合する場合のキャリヤーの調製に
はチタニア粉末をシリカゾルに接触させる必要がある。
シリカゾルをチタニアと結合させると接着、あるいは化
学接着が生じ、それは物理添加物に関連するものよりも
強力である。
強化耐摩耗性と強化活性を提供するキャリヤーは、詳述
すれば、チタニアまたはシリカゾルが前記チタニアキャ
リヤーと結合する場合、典型的例として粉末度が15乃
至40nmの二酸化チタンを予め選択したゾルと接触さ
せて調製する。ゾルはコロイド状に水に分散したシリカ
またはチタニアを含むものである。ゾル中のシリカまた
はチタニアの濃度は通常重量部でチタニアまたはシリカ
の約12乃至40%の範囲に亘る。この混合物を二酸化
チタニア100重量部当りシリカまたはチタニア約10
乃至60重量部を提供する量の二酸化チタンと攪拌し、
その後乾燥する。混合酸化物キャリヤーはジルコニウム
塩たとえば硝化ジルコニルおよび珪酸ナ1〜リウムまた
はアルミン酸ナトリウムの溶液に接触させて調製できる
。この後、枦過、洗滌、乾燥する。
結果としてできた乾燥塊をその後、扮砕して予め決めら
れた扮末度、たとえばa−40乃至+100の米国メッ
シュ標準篩の微粒チタニアキャリヤー粒子を生産する。
前記キャリヤーを水溶性ロジウム塩と接触させ同様の塩
と含浸させる。含漫ずみキャリヤーを回収、乾燥して、
前記ロジウム金属を還元する。前記ロジウム成分が触媒
に存在することが好ましい場合、水溶性ルテニウム塩を
前記水溶性ロジウム塩と結合させて前記チタニア・シリ
カまたはチタニア・チタニアゾルに含浸させる。
もう1つ別のキャリヤーの変形は前記ジルコニア・シリ
カまたはジルコニア・アルミナキャリヤーであって、そ
の場合前記ジルコニアは前記シリカまたはアルミナと結
合している。
前記ロジウム塩を、前記ゾルまたは混合酸化物から金属
としての重量を基準にした量で前記シリカ、チタニアに
結合したチタニアキャリヤーと結合させて、キャリヤー
の100重量部当りロジウムの約1対25重量部、好ま
しくはキャリヤーの100重量部当りロジウムの3対8
の比率を提供する。
好ましい触媒に関し、前記ロジウムのルテニウムに対す
る重量比は約1乃至12対1、好ましくはキャリヤーに
保持されたロジウムの重量部がルテニウムの1重量部の
比が4乃至8であることである。
従来、水素化工程における触媒システムの高活性度維持
のため、前記ロジウムおよびルテニウム成分が存在する
場合、アルカリ調節することが提案されてきた。触媒系
生成のためのアルカリ調節技術は公知のことで、米国特
許第3, 636, 108号に開示のルテニウムのア
ルカリ調節の技術をロジウムの生産に利用できる。この
ような方法を参考として組み入れる。しかし、先に注目
したように、チタニアまたは混合酸化物キャリヤーは、
他のキャリヤー、たとえばアルミナがそうであるように
有意のアルカリ金属水酸化物調節を必要としない。
典型的例として、このようなアルカリ減速は触媒とキャ
リヤー金属を、たとえば、アルカリ金属として算出した
塩基性金属化合物の重量比で0.1乃至15%を提供す
る量の、たとえばナトリウム、リチウムもしくは水酸化
カリウムのような水酸化アルカリ金属、またはナトリウ
ム、リチウムまたはメトキシドカリウムあるいはエトキ
シドカリウムで処理する必要がある。しばしば、触媒の
アルカリ調節は、触媒を水性稀水酸化アルカリ金属で選
択キャリヤーに金属蒸着中もしくは蒸着後、還元してか
ら行われる。アルカリ調節もまた現場で、すなわち水酸
化アルカリ金属たとえば水酸化リチウム、アルカリ金属
アルキラートの添加によるもしくは、アンモニアの反応
剤添加による水素1ヒの間に達成できる。
シリカ、チタニアゾルまたは混合酸化物で結合された前
記ナタニアキャリヤー中のロジウム触媒の強化触媒効果
の可能な説明として、結果としてできる細孔構造が先ず
反応中のロジウムの出現を強める。第二には、強化され
た強さのため低下した摩耗性が触媒表面の目詰りを最小
限に止める。
(実施例) 次掲の実施例はこの発明の種々の実施態様を具体的に示
す意図でなされ、示されたすべての部と100分比は特
記ない限り重量部と重量比である。
a.平均主粉末度が15乃至40nmの二酸化チタン粉
末、たとえばDegussa P−25を201 gと
1.5%以下の水分をシグマブレードバッチミキサーに
加えた。前記粉末にシリカゾル、たとえば重量比で約4
0%のシリカを含むNalCO 2327コロイド状シ
リカを添加した。合計293gのシリカゾルを混合しな
がら二酸化チタン粉末に加え、キャリヤー重量を基準に
して重量比で約37%のシリカを提供する。
混合をほぼ5分間で完了すると、すなわちその時、塊状
糊様生成物が形成される。この材料を前記ミキサーから
掻取り、乾燥皿に入れ、乾燥炉に入れて260℃の温度
で一晩中乾燥する。乾燥工程中、約35%の水分損失が
あった。前記の乾燥塊をその後、−40+100メッシ
ュの粉末度に粉砕する。この場合、2個の細砕装置を用
いた。その1つはチタニア・シリカキャリヤーの大形塊
を粉砕する2インチ板粉砕機と、もう1つは、20メッ
シュ、スクリーンの備わるトーマス・ワイリー、インタ
ーメデイエート、ミル(Thomas−Wiley I
ntermedia−teHill)である.粉砕工程
を材料のすべてが前記40メッシュスクリーンを通過す
るまで続けた。
前記40メッシュスクリーンを通過し、前記100メッ
シュスクリーンに止まった粒子だけを取っておいてキャ
リヤーとして使用する。粉砕回収は70乃至80%であ
った。
次掲の手順を除き同一方法で第2の試料も用意した。シ
リカ結合剤溶液を重量比で50%溶液(NalCO 2
327:7Dイド状シリカ−  DI ho )に仕立
て、それをその後、水で稀釈して重量比で20%のシリ
カにした。202 gの前記Nalco 2327 ・
DI1420結合剤が202 gの二酸化チタン粉末の
湿潤に必要であった。乾燥と粉砕の手順は上記説明の通
りであった。
両チタニア・シリカ(試料1および試料2》キャリヤー
をその後、下記に説明の通り重量比で5%ロジウムで含
浸させた。ICC当り0.0816gのロジウムを含む
硝化ロジウム( m ) [ Rh(No3e3・2}
120 ]の原液を調製した。約34gのキャリヤーを
500 CCの1本首ガラス丸底フラスコに入れ、21
.2CCの前記ロジウム(III)硝酸原液を稀釈し、
前記フラスコに加えた。前記フラスコを回転蒸発器に取
り付けて15分間冷間圧延にかけた。水槽を60乃至8
0℃に加熱して、含浸混合物を減圧下で乾燥するまで圧
延にかけた。フラスコを5乃至6時間で取り外した。乾
燥触媒をその後、30メッシュスクリーンに通し、含浸
と乾燥中に形成されたわずかな塊も破砕した。その後、
それを370℃の温度で2時間マツフル処理した。さら
に重量比3%の損失が観察された。
実施泗l ロジウム   ニア・チ ニアゾルに   せる触媒Q
劃製 平均粉末度15乃至40nmの二酸化チタン粉末、たと
4ばDegussa P−25と、1.5%以下の水分
をシグマブレードミキサーに加えた。その後、前記扮末
に、171gのコロイド状酸化チタン、NalCOTX
−2588と、エチレングリコールおよび、二酸化チタ
ンとして11.7%の全固形分を含むアルキルアミン水
溶液とを添加した。混合を約5分間で完了すると、すな
わちその時、塊状糊様生成物が形成された。前記塊を前
記ミキサーから掻き収り乾燥皿に入れて260℃の温度
で一晩中乾燥した。乾燥工程中、約40%の水分損失が
あり、乾燥塊は通當の褐色の色がついた。乾燥塊をその
後、−40+100メッシュの粉末度に粉砕した。この
場合、2個の細砕機を用いた。1つは二酸化チタンの大
形塊を粉砕する板粉砕機と、もう1つは、20メッシュ
スクリーンが備わるトーマス・ワイリー、インターメデ
ィエイト、ミル(前掲)である。全材料が前記40メッ
シュスクリーンを通過するまで粉砕を続けた。前記40
メッシュスクリーンを通過して、前記100メッシュス
クリーンに止った粒子だけを取り上げてキャリヤーとし
て使用した。前記100メッシュスクリーンに止った粒
度の粒子をその後熱処理にかけて表面積と細孔大きさの
分布を調整する。
次表はキャリヤーの特性のいくつかを示す:熱処理ずみ
キャリヤーをその後、回転蒸発器を用いて、重量比で5
%のロジウムで含浸させた。
].CC当り0.08579 gのロジウムを含む硝化
ロジウム( m >  [ Rh(NO3)3・2H2
0 ]を調製した。約34gのキャリヤーを500 C
Cの1本首ガラス丸底フラスコに加え、20.2 cc
の前記硝化ロジウム(III)原液を稀釈して前記キャ
リヤーの入っているフラスコに加えた。前記フラスコを
回転蒸発器に取り付けて15分間冷間圧延にかけた。水
槽を60’乃至80℃の温度に加熱し、前記含浸混合物
を減圧下、乾燥するまで圧延にかけた。フラスコを約5
乃至6時間後取り外した。触媒をフラスコから掻き取り
、るつぼに入れて121℃の温度で1晩中乾燥した。重
量比で10乃至20%の損失が乾燥工程中に観察された
。乾燥触媒をその後、30メッシュスクリーンに通し、
含浸と乾燥工程中に形成されるわずかの塊も粉砕した。
その後、前記触媒を370℃の温度で2時間マツフル処
理した。重量比で5%の損失が前記マツフル処理中に観
察された。キャリャ−2aと2bでできたこれら2つの
触媒の活性度試験結果を第1表に示す。
実方t ロシ ヤリ 一連の試験において、特定の触媒を125gのテトロヒ
ドラフラン(THE )と共に300 CCのオートク
レープに充満させて前処理した。そこに添加したルテニ
ウム補助触媒を重量比で5%のルテニウムとしてロジウ
ム触媒とアルミナの上で混合しな。
密閉したオートクレープを窒素で、その後、水素でパー
ジし、さらにその後水素で加圧し約600psigの圧
力にした。オートクレープをその後、水素添加して19
0゜の温度に攪拌しながら加熱した。
それは圧力を前記温度で850 psiaに維持する必
要があるからである。2時間後、オートクレープを室温
に冷却した。このような反応のあと、触媒は完全に還元
され接触水素化に適当であった。
粗メチレンジアニリン(“HDA ” ”) 、すなわ
ちオリゴマー類とI{OAのホルムアミド誘導体を含む
ものの接触水素化に前記111Fを前記触媒の前処理後
、オートクレープから除去してTHE基体にある粗HD
Aの特定溶液と取り換えた。詳しくは、水酸化リチウム
を10%水溶液として添加した。密閉オートクレープを
窒素で、その後水素を添加してパージし、その後、水素
で約600 psigの圧力に加圧した。オートクレー
プをその後、攪拌して特定の反応温度に加熱し、バラス
トタンクから水素を添加して圧力を850 psigに
維持した(十分な大きさのバラストタンクが選ばれ、反
応で消費される水素の全部を圧力が850 psic+
以下に降下することなく供給できるだけの圧力の水素を
充満させた)。
前記バラストタンクで圧力が降下すると反応の工程を萌
察することが便利になる。水素消費が停止する時、反応
が完了したものと考えられる。反応後、オートクレープ
を室温に冷却して、ガス抜きをして生成物混合物を除去
した。生成物をキャピラリーガスクロマトグラフィーに
より先に必要材料の較正に用いられた方法を用いて分析
した。いくつかの場合、触媒は再使用(試験使用)され
、その効力を後続の反応で測定し、さらに摩耗の程度を
測定する。表1は反応条件と歩留を表わす。
六一−1 粗メチレンジアニリンの水素化 1@ 190−220分 84−88% 18−20% 1@ 210分(170℃で) 81.5 15.1 90分 24.6 95分 22.5 琉出准中の牛肋IDAから算出 表1の結果は、シリカゾルと化学的に結合したチタニア
キャリヤーに保持したロジウム・ルテニウム触媒(試験
C.D、およびE〉は接触活性度についてはアルミナに
保持されたロジウム触媒より、あるいは耐摩耗性につい
ては上記チタニア(試験AおよびB)よりすぐれていた
。チタニアゾルと結合したシリカキャリヤーに保持され
たロジウムの反応時間は他の触媒との反応時間よりも少
い。これは、この触媒には最低レベルの微細孔が備わっ
ていたことを示す表2によって説明できる。
表1で得られた結果における相異点の説明に、実施例1
と2の触媒をアルミナキャリヤーに保持されたロジウム
の市販触媒(同一レベルのロジウム)と比較して表面積
と細孔大きさを測定した。
表2は実施例1と2、チタニア保持触媒に対する市販ロ
ジウム・アルミナ触媒との間の細孔大きさ分布の主要相
異点を示す。市販ロジウム・アルミナ触媒には所望の1
00人以上の範囲のその細孔のわずか16%しかなかっ
た。シリカゾルにより結合したチタニアには所望範囲の
その相孔の47%であったが、チタニアゾルで結合され
たチタニアは100人以上の範囲の細孔の66%もあっ
た。
表  2 細孔表面が金属使用効率に及ぼす影響 表面積(BET) ioo人以上の 合計 <IOOA(%)の     
rr?/    rr?/市販ロジウム/アルミナ  
      16        100      
1B実施例1       47     89.34
2実施例2       66     75。2  
49.6前記アルミナキャリヤーの表面積の大部分く8
4%)は直径で100人以下の相孔で占められている。
これらの細孔中で蒸着された金属は触媒の活性度に大し
て貢献していないと考えられる。シリカゾルで凝集され
たチタニアにはこれら細孔のその表面積のわずか53%
しかなかったので、今までよりもずっと多い量のロジウ
ムが利用できて活性度に貢献する。チタニアゾルで凝集
されたチタニアにはこれら細孔のその表面積の34%に
すぎなかった。
その結果を表3に要約する 次掲の方法で5%ロジウム触媒の調製を行った。
30gの中空シリカ球、Philadelphia Q
uartz Q −Cel 600 、を155ccの
1.58gのロジウムを含む溶液と接触さぜな。この混
合物を回転蒸発器に入れて、前回同様に加熱して乾燥す
るまで排気した。
固形分を除去して121℃の温度で一晩中乾燥した。
33.6gの触媒を回収した。
重量比で1,5%の触媒と125gのTHEを300 
ccのオートクレープに充満させた。水素でパージして
加圧の後、オートクレープを850 psiの全圧で2
時間192℃の温度に加熱した。THF中の125gの
パージと加圧の後、オートクレープを192℃の温度に
加熱した。850 psiの全圧をバラストタンクから
維持した。ワットマン(whatman ) S I 
P紙を用いて分離を行った。反応生成物を分析して、こ
の実施例は、触媒系が反応混合物からの分離が適度に容
易であったが、本質的に反応がなく、ロジウムをシリカ
のみに保持させる時、粗HDAの水素化にはロジウムシ
リ力触媒単独では効果のないことを示している。一般に
知られていることは、ロジウム触媒単独では低圧、たと
えば850 psigで粗}IO八の水素化には効果が
ないことである。
5%ロジウムをチタニア塗布シリカ触媒の調製。
米国標準メッシュ篩シリカキャリヤー( Houdry
HSC − 534)を粉砕して40および100メッ
シュを通して選別にかけた。塗布キャリヤーをその後、
30gの前選別したシリカキャリヤーを28. 5 g
のチタンイソプロプオキシドでヘキサンに溶液中におの
結果生ずる固形分を60℃の温度で処理し550℃の温
度でマツフル熱処理した。27. 1 gのキャリヤー
を100 ccの1.43gのロジウム含有の溶液と接
触させた。この混合物を回転蒸発器に入れ加熱して乾燥
するまで排気した。固形分を除去して121℃の温度で
一晩中乾燥した。それを370℃の温度でさらにマツフ
ル処理した。28。2gの触媒を回収した。
重量比で1.5%の触媒と125gのT旺を300 c
cのオートクレープに充満させた。水素でのパージおよ
び加圧の後、オートクレープを2時間の間850 ps
iの全圧で192℃の温度に加熱しな。その後冷却し、
ガス抜きをし前記THEを窒素の下で除去した。■11
[にある42%粗HDAの125gをオートクレープに
加えた。水素でのパージおよび加圧の後、オートクレー
プを192℃の温度に加熱した。
850 psiの全圧をバラストタンクから維持した。
触媒が直ちに反応混合物から容易に回収された。
結果を表4に要約する。
この実施例は、シリカ基体に結合したチタニア表面にロ
ジウムを保持させた触媒の有効性を具体的に示す。その
うえ、触媒は市販のチタニアまたはアルミナ保持触媒よ
りも耐摩耳性がよいことを示す。水素の消費速度は極め
て高く、活性度はチタニアに保持されたロジウム触媒と
同等である。
ジルコニア・シリカキャリヤーに保持された2.5%ロ
ジウムの調製。硝化ジルコニル(300 cc中162
g>とN一印珪酸ナトリウム(350 cc中277g
>の溶液をミクシングヘッドまたはスプレーヘッドでの
接触処理で調製する。結果として生ずる濃厚、白色沈澱
物(pH=6.85)を枦過し、温DI水で5回洗滌し
て95℃の温度で1晩中乾燥した。
この構成は中性沈澱物生成のため選択されたが、キャリ
ヤーの酸度変更のため変えることができる。
これは最終製品の接触性能を改質する。固形物を粉砕し
て40メッシュを通過し200メッシュで止まる選別を
行った。37.8gのこれらの固形物をロジウムの0.
97gを含む溶液の100 ccと接触させた。
この混合物を回転蒸発器に入れ、加熱、乾燥するまで排
気した。固形物を除去し250’F (約121.1℃
)の温度で1晩中乾燥した。固形物をさらに750’F
(約398.9℃)の温度でマツフル処理した。
35gの触媒を回収した。
重量比で3.0%の触媒と125gの川「を300 c
cのオートクレープに充満させた。水素でのパージと加
圧の後、オートクレープ2時間の間850 psの全圧
で195℃の温度に加熱しな。THF中の42%粗}I
OAの125gをオートクレープに加えた。水素でのパ
ージと加圧の後、オートクレープを192゜Cの温度に
加熱した。850 psiの全圧をバラストタンクから
維持した。結果を表5に要約する。
この実施例は混合酸化物組成物の有効性を具体的に示す
。水素の消費速度は非常に良好である。
このキャリヤー調製技術は変動酸度のキャリヤーーの調
製に用い、製品の接触性能に好影響をもたらすことがで
きる。触媒は直ちに反応混合物から容易に分離された。
ジウム ジルコニア・アルミナキャリヤーに保持された2.5%
ロジウムの調製。オキシ硝化ジルコニウム(25O C
C中296g>と、LaRache SOAL 235
(7)アルミン酸ナトリウム(250 cc中135g
)をミクシングヘッドまたはスプレーヘッドで接触処理
してキャリヤーを調製した。結果としてできた濃厚白色
沈澱物(pH=7.3 >を枦過し、DI水で5回洗滌
して空気中で95℃の温度で1晩中乾燥した。この構成
は中性沈澱物を生成するため選択されたが、キャリヤー
の酸度変更のため変動できる。固形物を粉砕し、40メ
ッシュを通し200メッシュに止まる選別を行った。3
3. 2 gのこれらの固形物を0. 85 gのロジ
ウムを含む溶液の155 ccと接触させた。この混合
物を回転蒸発器に入れて加熱、乾燥するまで排気した。
固形物を除去し250″F(約121.1℃)の温度で
1晩中乾燥した。それをさらに700″F(約371.
1℃)の温度でマツフル処理した。23.8gの触媒を
回収しな。
重量比で3%の触媒と125gのTIFを300 cc
オートクレープに充満させた。水素でのパージおよび加
圧の後、オートクレープのガス抜きを行い、前記丁HF
を窒素で除去した。TI拝にある42%粗HDAの12
5gをオートクレープに加えた。水素でのパージと加圧
の後、オートクレープを192℃の温度に加熱した。8
50 psiの全圧をバラストタンクから維持した。結
果を表6に要約する。
この実施例は混合酸化物の有効性を具体的に示す。製品
歩留は良好で、脱アミノ反応レベルは低い。このキャリ
ヤー調製技術も変動酸度のキャリヤー調製に使用して製
品の接触性能に好影響をもたらすことができる。しかし
、触媒は反応生成物からは容易に分離しなかった。
(発明の効果) この工程と触媒とに関連するいくつかの利点がある。そ
れらには次のものが含まれる、すなわち:不純物の多い
もしくは粗末蒸留芳香族アミンたとえば架橋ジアニリン
、すなわちオリゴマー類を含むものおよび反応体として
のジアニリンのホルムアミド誘導体を利用して、なお高
選択力の水素化生成物を得る能力。一方、通常のロジウ
ム触媒が粗メチレン架橋芳香族炭化水素の水素化には不
活性であった。
前記ロジウム触媒のアルカリ調節を排除して好転化率の
、かつすぐれた反応速度をもつ環水素化対応品生産の能
力。
適度の保全または再生のみで長時間触媒の連続使用がで
きる能力、および、 液相水素化反応にすぐれた耐摩耗性を具える触媒。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族アミン類の接触水素化をそれらの環水素化
    対応品に、前記アミン類をロジウム触媒の存在において
    水素と接触させて行う方法において、シリカと、あるい
    はチタニア、シリカ、またはゾルを通してジルコニアと
    化学的に結合したチタニアに保持され、もしくはシリカ
    またはアルミナと結合したジルコニアと結合したジルコ
    ニアに保持されたロジウムから成る触媒を用いる前記水
    素化を実施することから成ることを特徴とする芳香族ア
    ミン類の触媒水素化の方法。
  2. (2)前記芳香族アミンは次式、すなわち: I ▲数式
    、化学式、表等があります▼ II▲数式、化学式、表等があります▼ [式中Rは水素またはC_1_−_6脂肪族炭化水素、
    R_1とR_2は水素またはC_1_−_6脂肪族炭化
    水素、AはC_1_−_4、NHまたは ▲数式、化学式、表等があります▼ nは0−2、xは1−3、そしてyは、Aが1でありう
    ることを除き、式 I におけるy基の和以外は0乃至2
    である] により示されることを特徴とする請求項1による触媒水
    素化の方法。
  3. (3)前記芳香族アミンは式 I により示されることを
    特徴とする請求項2による触媒水素化の方法。
  4. (4)前記触媒はチタニアに保持されたロジウムで、前
    記チタニアキャリヤーに保持されたロジウムの量はチタ
    ニア100重量部当り金属として重量部で約1乃至25
    の範囲であることを特徴とする請求項3による触媒水素
    化の方法。
  5. (5)前記触媒が重量比で芳香族アミンの約0.1乃至
    10%の量で存在することを特徴とする請求項4による
    触媒水素化の方法。
  6. (6)前記Rが水素、メチル、エチルまたは¥ター¥・
    ブチルであることを特徴とする請求項5による触媒水素
    化の方法。
  7. (7)前記各yが1であることを特徴とする請求項6に
    よる触媒水素化の方法。
  8. (8)前記R_1およびR_2が水素であることを特徴
    とする請求項6による触媒水素化の方法。
  9. (9)前記キャリヤーが重量部で、前記キャリヤー中の
    チタニア100部当り約10乃至60部のシリカ、また
    はチタニアから成ることを特徴とする請求項7による触
    媒水素化の方法。
  10. (10)前記キャリヤーを形成するチタニアキャリヤー
    はチタニアゾルと結合したチタニアであることを特徴と
    する請求項8による触媒水素化の方法。
  11. (11)前記nは0であることを特徴とする請求項8に
    よる触媒水素化の方法。
  12. (12)前記AはCH_2そしてnは1であることを特
    徴とする請求項9による触媒水素化の方法。
  13. (13)前記反応の温度は約100乃至220℃の範囲
    であることを特徴とする請求項10による触媒水素化の
    方法。
  14. (14)前記反応を有機溶剤の存在において実施するこ
    とを特徴とする請求項9による触媒水素化の方法。
  15. (15)前記水素化工程に補助触媒としてルテニウムを
    添加し、ロジウムの金属としてのルテニウムに対する比
    率が重量部でルテニウム1部当りロジウムの約1乃至1
    2部であることを特徴とする請求項9による触媒水素化
    の方法。
  16. (16)前記触媒系がロジウムとルテニウムから成り、
    ロジウムの量が重量部で1ルテニウム1部に対し4乃至
    8部であることと、芳香族アミンがメチレンジアニリン
    であること、および、触媒の量がメチレンジアニリンを
    基準にして重量比で0.5乃至5%であることから成る
    ことを特徴とする請求項15による触媒水素化の方法。
  17. (17)前記チタニアキャリヤーがシリカ基体に結合し
    たチタニアであることを特徴とする請求項6による触媒
    水素化の方法。
  18. (18)前記芳香族アミンが式IIにより示されることを
    特徴とする請求項1による触媒水素化の方法。
  19. (19)前記触媒が重量比で前記芳香族アミンの約0.
    5乃至5%の量で存在することを特徴とする請求項18
    による触媒水素化の方法。
  20. (20)前記ロジウムは重量部でシリカまたはチタニア
    ゾルに結合したチタニアキャリヤーの100部当り金属
    として約1乃至約25部の範囲であることを特徴とする
    請求項19による触媒水素化の方法。
  21. (21)前記R_1とR_2は水素であることを特徴と
    する請求項20による触媒水素化の方法。
  22. (22)前記Rはメチル、エチルまたは¥ター¥・ブチ
    ル、そしてxは1または2であることを特徴とする請求
    項21による触媒水素化の方法。
  23. (23)前記yは1であることを特徴とする請求項21
    による触媒水素化の方法。
  24. (24)前記チタニアキャリヤーをチタニアゾルを通し
    てチタニアに結合させることを特徴とする請求項23に
    よる触媒水素化の方法。
  25. (25)前記反応の温度は約130乃至220℃の範囲
    内であることを特徴とする請求項24による触媒水素化
    の方法。
  26. (26)前記反応を有機溶剤の存在において実施するこ
    とを特徴とする請求項24による触媒水素化の方法。
  27. (27)前記水素化工程に補助触媒としてルテニウムを
    添加することと、ロジウムの金属としてのルテニウムに
    対する比率が、重量部でルテニウム1部当り約1乃至1
    2のロジウムでなることを特徴とする請求項21による
    触媒水素化の方法。
  28. (28)触媒であってシリカと化学的に、あるいはチタ
    ニア、シリカと、またはゾルを通してジルコニアと化学
    的に結合したチタニアキャリヤーに保持された金属とし
    てのロジウムから成ることを特徴とする芳香族アミン類
    の環水素化に適した触媒。
  29. (29)前記ゾルはシリカまたはチタニアゾルであるこ
    とと、前記ゾルからの前記シリカまたはチタニアが重量
    部でチタニア100部当り10乃至60部の量で存在す
    ることを特徴とする請求項28による触媒。
  30. (30)前記ロジウムが金属として、重量部でキャリヤ
    ーの100部当り1乃至25部の量で存在することを特
    徴とする請求項29による触媒。
  31. (31)前記触媒の補助触媒としてルテニウムが含まれ
    、ロジウムのルテニウムに対する重量比が4乃至8:1
    であることを特徴とする請求項30による触媒。
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