JPH0228627Y2 - - Google Patents

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JPH0228627Y2
JPH0228627Y2 JP5861584U JP5861584U JPH0228627Y2 JP H0228627 Y2 JPH0228627 Y2 JP H0228627Y2 JP 5861584 U JP5861584 U JP 5861584U JP 5861584 U JP5861584 U JP 5861584U JP H0228627 Y2 JPH0228627 Y2 JP H0228627Y2
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JP
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plug
wiring duct
lever
contact
blade
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JP5861584U
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JPS60170990U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、配線ダクトに接続されるプラグに
関する。
〔背景技術〕
配線ダクトに接続されるプラグとして、第1図
にみるように、配線ダクト1の開口溝8を有する
面に配置されるプラグ本体6を備え、この本体6
には栓刃4,4を有する栓刃ブロツク3が回転可
能に設けられ、プラグ本体6の側面に突設されて
いるレバー5の回動操作に従つて、前記各栓刃4
が配線ダクト1内の各導体2に接触し、または接
触の解除をするようになつている配線ダクト用プ
ラグが開発された。図中、7は導線である。
このような配線ダクト用プラグが配線ダクト1
に接続される場合、まず、レバー5を配線ダクト
1の長手方向に沿う方向に向けた状態(Aの状
態)で、その栓刃ブロツク3を前記開口溝8内に
挿入させるようにする。その後、第2図に二点鎖
線で示すように、レバー5を90゜回動させる。こ
れにより、第1図および第2図にみるように、栓
刃ブロツク3を回転させて栓刃ブロツク3の下部
にある延出片3′,3′をそれぞれ配線ダクトの開
口溝8の両側片8′,8′それぞれに係止させると
ともに、配線ダクト内各導体2,2に各栓刃4を
接触させるようにするのである。
この場合に、プラグは、第1図にみるように、
配線ダクト1に接続された状態(Bの状態)で
は、そのレバー5をプラグ側方に突出させてい
た。そのため、レバー5に物が接触したり当たつ
たりしたときに、レバー5が回動してしまい、栓
刃4,4の導体2,2に対する接触状態が不良に
なつたり、プラグ自体が配線ダクト1から外れ落
ちてしまうという欠点が生じていた。
〔考案の目的〕
そこで、この考案は、接触不良を起こしたり、
配線ダクトから外れ落ちたりすることのない配線
ダクト用プラグを提供することを目的とする。
〔考案の開示〕
考案者らは、上記の目的を達成するために鋭意
検討を重ね、この考案を完成した。
この考案は、配線ダクトの開口溝を有する面に
配置されるプラグ本体を備え、この本体には栓刃
を有する栓刃ブロツクが回転可能に設けられ、プ
ラグ本体側面に突設されているレバーの回動動作
に従つて、前記栓刃が配線ダクトの導体に接触
し、または接触の解除をするようになつている配
線ダクト用プラグであつて、プラグ本体側面に
は、前記栓刃が導体に接触する状態におけるレバ
ーを解除方向へ回動させる力を阻止するよう膨出
部が設けられていることを特徴とする配線ダクト
用プラグをその要旨とする。以下、これを、その
実施例をあらわす図面に基づいて詳しく説明す
る。
第3図にみるように、プラグ本体19の上面に
は、固定状態の固定栓刃ブロツク10と、プラグ
本体側面に突設されているレバー13の操作によ
り配線ダクト12への接続および接続解除がなさ
れる回転可能な回転式栓刃ブロツク11とが設け
られている。固定栓刃ブロツク10は、その上端
に上方に突出する端子14を有し、この端子14
を挟む両側に栓刃15,15を備えている。前記
端子14は、配線ダクト12内の上部にある筒状
の導体16a,16b,16bのうち、最上部に
ある導体16aと接触するようになつている。他
方、栓刃15,15はそれぞれ左右で相対してい
る筒状の導体16b,16bの各々と接触するよ
うになつている。固定栓刃ブロツク10の下端に
は、各栓刃15の突出方向と同じ方向に延出する
延出片24,24が設けられている。回転式栓刃
ブロツク11は、2枚の栓刃17,17を有し、
前記レバー13の操作により、プラグ本体19の
上面から出没すること可能に設けられている。プ
ラグ本体19の側面に突設されている前記レバー
13は、上方に伸びたのち左側方に伸びる鉤形の
ガイド溝18内を案内されるようになつている。
レバー13がガイド溝18内を上昇した状態で
は、前記回転式栓刃ブロツク11がプラグ本体上
面から突出するようになつている。さらに、レバ
ー13がガイド溝18の左端まで回動操作された
状態では、第5図にみるように、回転式栓刃ブロ
ツク11が約90゜回転した状態になるようになつ
ている。この状態では、回転式栓刃ブロツクの各
栓刃17は、第3図にみるように、配線ダクト1
2内の下部にある相対する2本の導体20,20
のそれぞれに接触する。プラグ本体19の側面の
うちレバー13のガイド溝18がある側面は、ア
ールがつけられている。そのため、レバー13の
長さが回動操作中に短くなることがないので、レ
バー13の回動操作を円滑になし得る。プラグ本
体19の側面には、ガイド溝18の左端の下方と
なる位置に、外側に突出する膨出部21が段状に
形成されている。この膨出部21の突出長は、レ
バー13がガイド溝18の左端にある時(栓刃1
7が導体20に接触する状態にある時)の突出長
とほぼ同じである。なお、プラグ本体は、端子結
線部やブレーカ等が収納される部分である。プラ
グ本体からは、実際には導線が伸びているのであ
るが、図面上では省略した。
つぎに、上記配線ダクト用プラグの配線ダクト
への接続方法について説明する。まず、第3図に
みるように、レバー13をガイド溝18の下端ま
で下げて回転式栓刃ブロツク11をプラグ本体上
面より埋没させておく。その状態で、プラグ本体
19の長手方向と配線ダクト12の長手方向をほ
ぼ直角にするようにして、矢印で示すように、固
定栓刃ブロツク10を配線ダクトの開口溝22か
らダクト内に挿入する。この時、固定栓刃ブロツ
ク10の側方に突出している栓刃15,15は、
それらの突出方向を配線ダクトの溝方向とほぼ平
行にしている。固定栓刃ブロツク10が配線ダク
ト内奥部まで挿入されると、上端にある端子14
が配線ダクト内最上部にある導体16aと接触す
る。この状態で、プラグ本体19をほぼ90゜回動
させると、固定栓刃ブロツク10の栓刃15,1
5がそれぞれ配線ダクト内上部にある相対する左
右の導体16b,16bのそれぞれと接触する。
同時に、固定栓刃ブロツク10の下端にある各延
出片24が配線ダクト開口溝22の両側部にある
各側片23に係止される。これにより、プラグ本
体19は配線ダクト12の開口溝22を有する面
に配置されることになる。その時、プラグ本体上
面における回転式栓刃ブロツク11は、第6図に
みるように、各栓刃17の突出方向が配線ダクト
12の長手方向とほぼ平行な状態である。つぎ
に、レバー13をガイド溝(図示せず)に沿つて
上昇させる。これにより、各栓刃17および各栓
刃17の下方にあつて各栓刃17と同一方向に延
出している延出片25,25が上昇し、配線ダク
ト12内に入る。さらに、ガイド溝(図示せず)
に沿つてその左端までレバー13を回動させる
(第6図矢印方向)と、各栓刃17が配線ダクト
内下部にある各導体(図示せず)と接触するとと
もに、第7図にみるように、各延出片25が、前
記固定栓刃ブロツク10の各延出片24と同様、
配線ダクト開口溝22の両側部にある各側片23
に係止される。この状態のプラグ9をあらわして
いるのが第4図である。図中、12は配線ダク
ト、13はレバーである。
第5図および第7図にみるように、レバー13
とプラグ本体19の膨出部21とは、両者の突出
長がほぼ同じになつている。この状態では、プラ
グ9に物が接触してもレバー13には接触しにく
い。すなわち、レバー13に対し、これを解除方
向に回動させるよう働く力がかかることが阻止さ
れるため、レバー13が接触解除方向に回動しな
い。したがつて、プラグ9が接触不良を起こすこ
とがないのである。
実施例では、固定状態の固定栓刃ブロツクがプ
ラグ本体上面に設けられていたが、特に設けられ
なくとも構わない。また、回転可能な回転式栓刃
ブロツクが、実施例ではプラグ本体上面より出没
可能に設けられていた。しかし、前記固定栓刃ブ
ロツクを必要としない場合には、回転式栓刃ブロ
ツクのみがプラグ本体上面に埋没不能に突設され
ていても構わない。その場合、プラグ本体側面に
あるレバーを回動させるだけでプラグが配線ダク
トから外れることになる。しかし、この考案にお
いて特徴とされているように、プラグ本体側面に
は、レバーを解除方向へ回動させる力を阻止する
膨出部が設けられているので、プラグが配線ダク
トから外れ落ちることがない。
膨出部は、実施例では、プラグ本体の側面のほ
ぼ全長にわたつて段状に形成されたものであつ
た。しかし、膨出部は、例えば、栓刃が導体に接
触する状態におけるレバーの直下および/または
側部で部分的に膨出する形状のようなものであつ
ても構わない。
〔考案の効果〕
この考案にかかる配線ダクト用プラグは、配線
ダクトの開口溝を有する面に配置されるプラグ本
体を備え、この本体には栓刃を有する栓刃ブロツ
クが回転可能に設けられ、プラグ本体側面に突設
されているレバーの回動動作に従つて、前記栓刃
が配線ダクトの導体に接触し、または接触の解除
をするようになつている配線ダクト用プラグであ
つて、プラグ本体側面には、前記栓刃が導体に接
触する状態におけるレバーを解除方向へ回動させ
る力を阻止するよう膨出部が設けられていること
を特徴としているので、このプラグに物が当たつ
てもレバーが解除方向へ回動しないため、接触不
良を起こしたり、配線ダクトからはずれ落ちたり
することがないという効果がもたらされるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来例をあらわ
す斜視図および平面図、第3図はこの考案にかか
る配線ダクト用プラグの一実施例とこれが配置さ
れる配線ダクトの一部をあらわす斜視図、第4図
は第3図のプラグが配線ダクトに配置された状態
をあらわす斜視図、第5図は第4図の状態におけ
る配線ダクト用プラグをあらわす斜視図、第6図
および第7図はそれぞれ第3図の配線ダクト用プ
ラグを構成する回転式栓刃ブロツクの回転前と回
転後の状態におけるプラグをあらわす平面図であ
る。 9……プラグ、11……回転式栓刃ブロツク、
12……配線ダクト、13……レバー、17……
栓刃、19……プラグ本体、20……導体、21
……段部、22……開口溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 配線ダクトの開口溝を有する面に配置される
    プラグ本体を備え、この本体には栓刃を有する
    栓刃ブロツクが回転可能に設けられ、プラグ本
    体側面に突設されているレバーの回動動作に従
    つて、前記栓刃が配線ダクトの導体に接触し、
    または接触の解除をするようになつている配線
    ダクト用プラグであつて、プラグ本体側面に
    は、前記栓刃が導体に接触する状態におけるレ
    バーを解除方向へ回動させる力を阻止するよう
    膨出部が設けられていることを特徴とする配線
    ダクト用プラグ。 (2) 膨出部が段状に形成されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の配線ダクト用プラグ。
JP5861584U 1984-04-20 1984-04-20 配線ダクト用プラグ Granted JPS60170990U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5861584U JPS60170990U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 配線ダクト用プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5861584U JPS60170990U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 配線ダクト用プラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60170990U JPS60170990U (ja) 1985-11-13
JPH0228627Y2 true JPH0228627Y2 (ja) 1990-07-31

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ID=30584282

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5861584U Granted JPS60170990U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 配線ダクト用プラグ

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WO2022255222A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 プラグ、及びダクトシステム

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JPS60170990U (ja) 1985-11-13

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