JPH055672Y2 - - Google Patents

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JPH055672Y2
JPH055672Y2 JP1988075283U JP7528388U JPH055672Y2 JP H055672 Y2 JPH055672 Y2 JP H055672Y2 JP 1988075283 U JP1988075283 U JP 1988075283U JP 7528388 U JP7528388 U JP 7528388U JP H055672 Y2 JPH055672 Y2 JP H055672Y2
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JP
Japan
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side wall
bending
point
cell
fixed
Prior art date
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JP1988075283U
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English (en)
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JPH01179385U (ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の利用分野〉 この考案は、コネクタ、特に、例えばプリント
基板などに立設された端子ピン間を短絡させるた
めの短絡ソケツトのように、端子ピンに対し用い
られるコネクタに関する。
〈従来の技術〉 ところで、端子ピンには角型と丸型があるが、
従来は、この角型と丸型に応じてそれぞれ専用の
コネクタを用いていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、このように角型、丸型に応じて用いる
べきコネクタが異なるということはそれだけ資材
管理が面倒になるということで、できれば角型、
丸型いずれの端子ピンにも共用できるコネクタが
あれば、という要望が少なからずあつた。
これに応えようとするのがこの考案であるが、
そこで問題になるのは、第1にサイズ的に共用可
能性があるかという点であるが、この点は、本考
案者の分析によると、最も多用されている□0.5
mmの角型ピンとΦ0.64mmの丸型ピンとの間には、
前者の対角が面取りを含めて約0.68mm程度である
という関係があることから十分に可能であること
が分かつた。第2に、最も大事なことであるが、
角型、丸型いずれの端子ピンに対しても挿入抵抗
がそれ程異ならずしかも、いずれについても必要
な接触状態が得られねばならないということであ
る。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題に応えるためにこの考案では、ハウジ
ングが備えるセルに雌端子を収納してなり、この
雌端子は、板状体を側断面U字形状に曲折して形
成され、U字形状側断面を形成する一方の側壁が
前記セルのセル壁に固定状態である固定側壁とさ
れ、他方の側壁がセル内でU字の底部を支点に弾
性回動自在である回動側壁とされ、且つ固定側壁
と回動側壁とを互いに部分的に近接させるように
して括れ部が形成されてなり、この雌端子の括れ
部に回動側壁を弾性回動させるようにして端子ピ
ンを挿入・接触させることにより電気的接続がな
されるコネクタについて、雌端子の括れ部の横断
面の内側端縁形状を、固定側壁及び回動側壁のい
ずれか一方が2箇所の曲折点を有する内向曲折線
となり、他方が1箇所の曲折点を有する内向曲折
線となるように形成し、角型の端子ピンに対して
は固定側壁及び回動側壁それぞれについて2箇所
の点状接触が得られ、丸型の端子ピンに対しては
1箇所の曲折点を有する側壁について2箇所、2
箇所の曲折点を有する側壁について1箇所の点状
接触がそれぞれ得られるようにしている。
〈作用〉 雌端子の括れ部を上記のような構造とすること
により、一実施例を示す第6図に見られるような
接触状態が角型及び丸型の各端子ピンについて得
られる。そしてこの結果、第6図に見られるよう
に、角型及び丸型の各端子ピンについて回動側壁
の弾性回動量がほぼ同じ程度のものとなり、何れ
の端子ピンについてもその挿入抵抗がほぼ同じも
のとなる。しかも、合計で4箇所の点状接触が得
られる角型端子ピンの場合は当然として、丸型の
端子ピンについても合計で3箇所の点状接触を与
えることができ、必要十分な接触状態を得ること
ができる。
〈実施例〉 以下、この考案の実施例を第1図〜第6図を参
照して説明する。
この例はコネクタの一種で、プリント基板など
に立設された端子ピン間を短絡させるための短絡
用ソケツト1に関する例で、ハウジング2及び接
触子3よりなる。
ハウジング2は、その内部にセル5が形成され
ているが、このセル5は、一対の収納部5L,5
Rとこの収納部5L,5R間を接続する接続部5
Sとよりなり、一端側には後述する接触子3を嵌
装させるための開口6が、他端には端子ピン7を
挿入するための開口8,8が設けられている。
接触子3は、対称な一対の雌端子9L,9Rを
ブリツジ部10にて接続することにより形成され
ている。雌端子9は、板状体を側断面U字形状に
曲折して形成されたもので、底部で相互に接続す
る固定側壁11及び回動側壁12を備えており、
その開放側に近い部位に端子ピン7に対する接触
部位として括れ部13が形成されている。この括
れ部13は、その横断面でみると第6図に示され
るように、その内側端縁の形状が、固定側壁11
では、2箇所の曲折点a,aを有する内向曲折線
14aとされ、回動側壁12では、1箇所の曲折
点bを有する内向曲折線14bとされている。も
とも、曲折線の形状は固定側壁11と回動側壁1
2とで入れ換え得ることは可能である。
この接触子3は、前述のセル4に対し嵌装され
るものであるが、その嵌装状態は、固定側壁11
がセル壁に固定状態となり、また回動側壁12が
セル内でU字の底部を支点に矢示A方向に弾性回
動自在となるようにして各雌端子9L,9Rを各
収納部5L,5Rに対し嵌装すると同時に、接続
部5Sに対しブリツジ部10を強固に嵌装させ、
このブリツジ部10により接触子3のセル4に対
する嵌装状態を維持させるようにしている。
尚、上記した「U字の底部を支点に」とは、必
ずしも特定の「支点」が「U字の底部」にあると
いう意味ではなく、「U字の底部」の一部乃至全
体が、いうなれば「支点」のような状態となつ
て、第4図に想像線で示すような状態に回動側壁
12が弾性回動することを意味するものである。
この短絡用ソケツト1は、このように、接触部
位として括れ部13における内側端縁の形状が内
向曲折線14a及び内向曲折線14bの如くされ
ているので、角型、丸型いずれの端子ピンに対し
てもよく馴染み、その挿入抵抗に殆ど差異がな
い。また同時に、角型に対しては常に4個の点状
接触Cが得られまた、丸型に対しても常に3個の
状点接触Cが得られることになり、角型、丸型い
ずれの端子ピンに対しても必要な接触状態が得ら
れるものである。
〈考案の効果〉 この考案に係るコネクタは、以上説明してきた
如く、角型、丸型いずれの端子ピンに対してもよ
く馴染み、その挿入抵抗に殆ど差異がなくしか
も、角型に対しては常に4個の点状接触が得られ
また、丸型に対しても常に3個の点状接触が得ら
れることになり、角型、丸型いずれに対しても必
要な接触状態が得られるものであるから、角型、
丸型両端子ピンに対し共用できるという秀れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るソケツトの概略側面
図、第2図は、第1図中の矢示方向からみた概
略平面図、第3図は、第1図中の矢示方向から
みた概略底面図、第4図は、第1図中の矢示−
線に沿う概略断面図、第5図は、接触子の概略
斜視図、そして第6図は、第5図中の矢示−
線に沿う概略断面図である。 1……ソケツト(コネクタ)、2……ハウジン
グ、5……セル、9……雌端子、11……固定側
壁、12……回動側壁、13……括れ部、14…
…内向曲折線、a,b……曲折点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジングが備えるセルに雌端子を収納してな
    り、この雌端子は、板状体を側断面U字形状に曲
    折して形成され、U字形状側断面を形成する一方
    の側壁が前記セルのセル壁に固定状態である固定
    側壁とされ、他方の側壁がセル内でU字の底部を
    支点に弾性回動自在である回動側壁とされ、且つ
    固定側壁と回動側壁とを互いに部分的に近接させ
    るようにして括れ部が形成されてなり、この雌端
    子の括れ部に回動側壁を弾性回動させるようにし
    て端子ピンを挿入・接触させることにより電気的
    接続がなされるコネクタであつて、 雌端子の括れ部の横断面の内側端縁形状は、固
    定側壁及び回動側壁のいずれか一方が2箇所の曲
    折点を有する内向曲折線とされ、他方が1箇所の
    曲折点を有する内向曲折線とされており、角型の
    端子ピンに対しては固定側壁及び回動側壁それぞ
    れについて2箇所の点状接触が得られ、丸型の端
    子ピンに対しては1箇所の曲折点を有する側壁に
    ついて2箇所、2箇所の曲折点を有する側壁につ
    いて1箇所の点状接触がそれぞれ得られるように
    されたことを特徴とするコネクタ。
JP1988075283U 1988-06-08 1988-06-08 Expired - Lifetime JPH055672Y2 (ja)

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JPH01179385U JPH01179385U (ja) 1989-12-22
JPH055672Y2 true JPH055672Y2 (ja) 1993-02-15

Family

ID=31300355

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JPH01179385U (ja) 1989-12-22

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