JPS607014Y2 - 多極コネクタ−用端子 - Google Patents
多極コネクタ−用端子Info
- Publication number
- JPS607014Y2 JPS607014Y2 JP8602382U JP8602382U JPS607014Y2 JP S607014 Y2 JPS607014 Y2 JP S607014Y2 JP 8602382 U JP8602382 U JP 8602382U JP 8602382 U JP8602382 U JP 8602382U JP S607014 Y2 JPS607014 Y2 JP S607014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- tip
- plate
- male terminal
- clamping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電子部品として用いられる多極コネクター用
端子に関し、特に対応する他の多極コネクターの雄型端
子を受ける雌型端子であって、小さな挿入力で雄型端子
に楽に嵌合されると共に、雄型端子の保持力が低下しに
くい多極コネクター用端子に関する。
端子に関し、特に対応する他の多極コネクターの雄型端
子を受ける雌型端子であって、小さな挿入力で雄型端子
に楽に嵌合されると共に、雄型端子の保持力が低下しに
くい多極コネクター用端子に関する。
従来、第1図に示すように多極コネクター用雌型端子F
は、対応する他の多極コネクターMのハウジング5から
突設されたピン状の雄型端子6を挿嵌される嵌合部1と
、リード線りを圧着(或いは圧接)により接続されるリ
ード線接続部Cとからなっている。
は、対応する他の多極コネクターMのハウジング5から
突設されたピン状の雄型端子6を挿嵌される嵌合部1と
、リード線りを圧着(或いは圧接)により接続されるリ
ード線接続部Cとからなっている。
前記嵌合部1は、夫々図示しないハウジング(ソケット
)に嵌められる中央板部2、及び該中央板部2の両側に
連設された一対の挟持板部3,3からなり、各挟持板部
3,3は前記雄型端子6を挾持するように前記中央板部
2から起立されている。
)に嵌められる中央板部2、及び該中央板部2の両側に
連設された一対の挟持板部3,3からなり、各挟持板部
3,3は前記雄型端子6を挾持するように前記中央板部
2から起立されている。
また、前記中央板部2は、先端部4に前記雄型端子6を
圧接され、且つ前記リード線接続部Cを占める後端部7
に前記リード線りが接続される。
圧接され、且つ前記リード線接続部Cを占める後端部7
に前記リード線りが接続される。
更に、前記各挾持板部3,3は前記中央板部2の先端部
4に近接した部分が同先端部4から分離された自由端部
13.13となっており、これらの自由端部13,13
の弾性で前記雄型端子6を挾持する構成となっている。
4に近接した部分が同先端部4から分離された自由端部
13.13となっており、これらの自由端部13,13
の弾性で前記雄型端子6を挾持する構成となっている。
しかし、この従来の端子Fにおいて前記挟持板部3,3
の自由端部13,13は片持ちレバー(カンチレバー)
の状態となるので、雄型端子6の着脱を操り返されると
、挟持力が甚しく低下する問題がある。
の自由端部13,13は片持ちレバー(カンチレバー)
の状態となるので、雄型端子6の着脱を操り返されると
、挟持力が甚しく低下する問題がある。
この挟持力の低下を防ぐため自由端部13,13の剛性
を増すと、雄型端子6が嵌めにくくなる欠点もある。
を増すと、雄型端子6が嵌めにくくなる欠点もある。
また、自由端部13゜13は不安定であるため、振動な
いし加振に弱く微摺動摩耗を起し易い問題もあり、更に
、雄型端子6で決られると、簡単に変形してしまうと云
う欠点もある。
いし加振に弱く微摺動摩耗を起し易い問題もあり、更に
、雄型端子6で決られると、簡単に変形してしまうと云
う欠点もある。
本考案は、このような従来の問題を解消するためになさ
れたもので、雄型端子の保持力が低下しにくく、保形能
力が高く、しかも雄型端子を容易に嵌合できる柔軟性を
有する多極コネクター用雌型端子を提供することを目的
とする。
れたもので、雄型端子の保持力が低下しにくく、保形能
力が高く、しかも雄型端子を容易に嵌合できる柔軟性を
有する多極コネクター用雌型端子を提供することを目的
とする。
本考案の概要は、中央板部の先端部がスリットにより二
股に分けられ、挟持板部の自由端部が夫々ブリッジ片に
より前記中央板部の先端部に接続されていることにある
。
股に分けられ、挟持板部の自由端部が夫々ブリッジ片に
より前記中央板部の先端部に接続されていることにある
。
以下、図面に示す実施例により本考案を説明する。
尚、従来と同一部分には同一符号を用いて説明する。
第2〜4図は本考案の一実施例に係る多極コネクター用
圧着端子fを示す。
圧着端子fを示す。
該圧着端子fは従来と同様中央板部2、及び該中央板部
2の両側に連設され、且つ互いに対向するように同中央
板部2から起立された一対の挟持板部3,3を有する嵌
合部1と、リード線接続部Cとからなっている。
2の両側に連設され、且つ互いに対向するように同中央
板部2から起立された一対の挟持板部3,3を有する嵌
合部1と、リード線接続部Cとからなっている。
前記中央板部2は先端部4に、対応する他の多極コネク
ターMにおけるハウジング5のピン状の雄型端子6を圧
接され、且つ前記リード線接続部Cを占める後端部7に
リード線りを圧着により接続される。
ターMにおけるハウジング5のピン状の雄型端子6を圧
接され、且つ前記リード線接続部Cを占める後端部7に
リード線りを圧着により接続される。
なお、中央板部2の後端部7は、リード線8の芯線9を
圧着されてこれを抱持する一対の起立部10.10と、
同リード線8の被覆線11を抱持する一対の起立部12
.12とを有している。
圧着されてこれを抱持する一対の起立部10.10と、
同リード線8の被覆線11を抱持する一対の起立部12
.12とを有している。
一方、前記挟持板部3,3は前記雄型端子6を互いに挾
持するためのもので、前記中央板部2の先端部4に近接
する部分は、同先端部4から分離された自由端部13,
13となっており、この自由端部13,13の弾性で前
記雄型端子6を挾持する。
持するためのもので、前記中央板部2の先端部4に近接
する部分は、同先端部4から分離された自由端部13,
13となっており、この自由端部13,13の弾性で前
記雄型端子6を挾持する。
また、前記中央板部2及び挾持板部3,3は、図示を省
略するプラスチック製等のハウジング(ソケット)内に
嵌められる。
略するプラスチック製等のハウジング(ソケット)内に
嵌められる。
更に、本考案によると、前記中央板部2の先端部4には
、該先端部4を二股に分けるスリット15が形成され、
前記挾持板部3,3の自由端部13.13は夫々ブリッ
ジ片16.16により前記二股に分かれた中央板部2の
先端部4の各々に接続されている。
、該先端部4を二股に分けるスリット15が形成され、
前記挾持板部3,3の自由端部13.13は夫々ブリッ
ジ片16.16により前記二股に分かれた中央板部2の
先端部4の各々に接続されている。
上記のように構成された本考案の圧着端子fにおいては
、挟持板部3,3の自由端部13,13が両持ちレバー
の状態となっているので、雄型端子6の着脱を繰り返さ
れても挾持力が殆んど低下しなくなっている。
、挟持板部3,3の自由端部13,13が両持ちレバー
の状態となっているので、雄型端子6の着脱を繰り返さ
れても挾持力が殆んど低下しなくなっている。
また、自由端部13が中央板部2の先端部4に支持され
ているけれども、先端部4はスリット15の両側に開閉
運動をして自由端部13,13の開閉幅に余裕を与える
ので、雄型端子6の着脱を容易にする作用がある。
ているけれども、先端部4はスリット15の両側に開閉
運動をして自由端部13,13の開閉幅に余裕を与える
ので、雄型端子6の着脱を容易にする作用がある。
また、中央板部2の先端部4は挾持板部3,3の自由端
部13,13に開閉の余裕を与えると同時に、ブリッジ
片16.16を介して自由端部13,13を安定に支持
するので、耐振性および耐摩耗性を向上させると共に、
雄型端子6による決りにも耐久性を増す利点がある。
部13,13に開閉の余裕を与えると同時に、ブリッジ
片16.16を介して自由端部13,13を安定に支持
するので、耐振性および耐摩耗性を向上させると共に、
雄型端子6による決りにも耐久性を増す利点がある。
尚、前記スリット15の幅を適宜変えることにより、挾
持板部3,3の挾持力を調節することができる。
持板部3,3の挾持力を調節することができる。
第5〜10図は、本考案の他の実施例に係る多極コネク
ター用圧接端子gを示す。
ター用圧接端子gを示す。
該圧接端子gは、前記圧接端子fとはリード線りとの接
続部Cの構造が異なるだけで、他は同一構造である。
続部Cの構造が異なるだけで、他は同一構造である。
従って、圧着端子fと同一部分には同一符号を用いて説
明すると、リード線接続部Cを占める中央板部2の後端
部7にはリード線挿着部17が形成されている。
明すると、リード線接続部Cを占める中央板部2の後端
部7にはリード線挿着部17が形成されている。
該挿着部17は中央板部2から起立するように折り曲げ
て形成されると共に、リード線りの側部を押し込まれる
V字溝18が形成されている。
て形成されると共に、リード線りの側部を押し込まれる
V字溝18が形成されている。
V字溝18の両側縁にはリード線りの被覆線11を切削
する刃19が形成され、リード線りの芯線9を予め露出
させなくとも該リード線りを中央板部2に電気的に接続
できる構成となっている。
する刃19が形成され、リード線りの芯線9を予め露出
させなくとも該リード線りを中央板部2に電気的に接続
できる構成となっている。
この実施例でも、挟持板部3,3の自由端部13.13
は突片16,16により中央板部2の先端部4に接続さ
れているので、第2〜4図の実施例と同様の作用が得ら
れる。
は突片16,16により中央板部2の先端部4に接続さ
れているので、第2〜4図の実施例と同様の作用が得ら
れる。
第11図は、本考案による端子L gと、従来のブリッ
ジ片16がない端子Fとの耐久性能の差を示すグラフで
ある。
ジ片16がない端子Fとの耐久性能の差を示すグラフで
ある。
即ち、横軸を端子L gへの雄型端子6の着脱回数、縦
軸を、挟持板部3゜3間へ雄型端子6を挿脱する際に要
する挿脱力(挟持力)とすると、従来め端子Fは曲線A
のように挿脱力すなわち挟持力が早く低下し、本考案の
端子L gは曲線Bのように低下率が非常に小さいこと
が解った。
軸を、挟持板部3゜3間へ雄型端子6を挿脱する際に要
する挿脱力(挟持力)とすると、従来め端子Fは曲線A
のように挿脱力すなわち挟持力が早く低下し、本考案の
端子L gは曲線Bのように低下率が非常に小さいこと
が解った。
以上説明してきたように本考案によると、各挾持板部の
自由端部がブリッジ片により中央板部の先端部に接続さ
れ、中央板部の先端部にスリットが形成されているので
、スリットの作用により雄型端子に楽に嵌合できると共
に、ブリッジ片の作用で雄型端子の挟持力の低下すなわ
ち挟持板部のへタリを防止でき、接触性が安定すると共
に、保磁性が高くなる端子が得られる。
自由端部がブリッジ片により中央板部の先端部に接続さ
れ、中央板部の先端部にスリットが形成されているので
、スリットの作用により雄型端子に楽に嵌合できると共
に、ブリッジ片の作用で雄型端子の挟持力の低下すなわ
ち挟持板部のへタリを防止でき、接触性が安定すると共
に、保磁性が高くなる端子が得られる。
第1図は、従来の雌型端子の斜視図、第2図は、本考案
の一実施例に係る端子の斜視図、第3図は第2図の端子
の平面図、第4図は第3図の正面図、第5図は本考案の
他の実施例に係る端子の斜視図、第6図は第5図の端子
の展開図、第7図は第5図の端子の平面図、第8図は第
7図の正面図、第9図は第8図の左側面図、第10図は
第8図の右側面図、第11図は本考案端子と従来端子の
挟持性能比較図である。 f・・・・・・圧着端子、C・・・・・・リード線接続
部、L・・・・・・リード線、M・・・・・・対応する
他の多極コネクター、■・・・・・・嵌合部、2・・・
・・・中央板部、3・・・・・・挾持板部、4・・・・
・・先端部、5・・・・・・ハウジング、6・・・・・
・雄型端子、7・・・・・・後端部、13・曲・自由端
部、15・・・・・・2リツト、16・・・・・・ブリ
ッジ片、g・曲・圧接端子。
の一実施例に係る端子の斜視図、第3図は第2図の端子
の平面図、第4図は第3図の正面図、第5図は本考案の
他の実施例に係る端子の斜視図、第6図は第5図の端子
の展開図、第7図は第5図の端子の平面図、第8図は第
7図の正面図、第9図は第8図の左側面図、第10図は
第8図の右側面図、第11図は本考案端子と従来端子の
挟持性能比較図である。 f・・・・・・圧着端子、C・・・・・・リード線接続
部、L・・・・・・リード線、M・・・・・・対応する
他の多極コネクター、■・・・・・・嵌合部、2・・・
・・・中央板部、3・・・・・・挾持板部、4・・・・
・・先端部、5・・・・・・ハウジング、6・・・・・
・雄型端子、7・・・・・・後端部、13・曲・自由端
部、15・・・・・・2リツト、16・・・・・・ブリ
ッジ片、g・曲・圧接端子。
Claims (1)
- 雄型端子が挿嵌される嵌合部と、リード線の接続部とか
らなり、前記嵌合部は夫々ハウジング内に嵌められる中
央板部、及び該中央板部の両側に連設され、且つ前記雄
型端子を挾持するように同中央板部から起立された一対
の挾持板部とからなり、各挟持板部は前記中央板部の先
端部に近接する部分に、該中央板部の先端部から分離さ
れた自由端部を有する多極コネクター用端子において、
前記中央板部の先端部には、該先端部を二股に分けるス
リットが形成され、前記各挟持板部の自由端部は、夫々
ブリッジ片により前記二股に分れた中央板部の先端部の
各々に接続されていることを特徴とする多極コネクター
用端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8602382U JPS607014Y2 (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 多極コネクタ−用端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8602382U JPS607014Y2 (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 多極コネクタ−用端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58188988U JPS58188988U (ja) | 1983-12-15 |
JPS607014Y2 true JPS607014Y2 (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=30094858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8602382U Expired JPS607014Y2 (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 多極コネクタ−用端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607014Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH059822Y2 (ja) * | 1987-01-08 | 1993-03-10 | ||
JPH0424616Y2 (ja) * | 1987-01-30 | 1992-06-10 |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP8602382U patent/JPS607014Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58188988U (ja) | 1983-12-15 |
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