JPH046135Y2 - - Google Patents

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JPH046135Y2
JPH046135Y2 JP10598387U JP10598387U JPH046135Y2 JP H046135 Y2 JPH046135 Y2 JP H046135Y2 JP 10598387 U JP10598387 U JP 10598387U JP 10598387 U JP10598387 U JP 10598387U JP H046135 Y2 JPH046135 Y2 JP H046135Y2
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JP
Japan
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contact
connecting plate
crimp
electric wire
folded
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JP10598387U
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JPS6410975U (ja
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はコネクタ本体に収容され、相手コネ
クタのピンコンタクトが挿入接触されるべきコン
タクト、特に電線が圧着により接続される圧着形
コンタクトに関する。
「従来の技術」 第6図乃至第10図に従来の圧着形コンタクト
を示す。連結板体11の中間部両側縁から一体に
同一側に一対の脚部12,13が折曲げ対向延長
されて圧着部14が形成される。圧着部14の一
側において連結板体11の両側縁より一対の逆L
字状片15,16が同一側に折曲げ対向延長され
て接触部17が形成される。圧着部14の他側に
おいて連結板体11から一対の脚部18,19が
同一側に折曲げ延長されて保持部21が形成され
る。圧着部14、接触部17、保持部21は連結
板体11に対して同一側に位置されている。接触
部17において連結板体11が接触部17と反対
に切起されて爪22が形成されている。またこの
コンタクトは金属板のプレス加工により複数個が
連結部23に沿つて一連のものとして一般に構成
される。
電線24が連結板体11上に配され、電線24
の一端部のむき出された心線25が、圧着部14
の脚部12,13により連結板体11に加締つけ
られ、電線24がその被覆上から保持部21の脚
部18,19により連結板体11に加締つけられ
て電線24がコンタクトに圧着接続される。この
コンタクトは図に示してないコネクタ本体のコン
タクト収容孔内に挿入され、その時爪22がコネ
クタ本体と係合して抜け止めとなる。
「考案が解決しようとする問題点」 圧着部14に電線を加締付ける際に圧着部14
の脚部12,13が第11図に示すように丸めら
れ、そのために脚部12,13が外力F1を受け
ると、接触部17の逆L字状片15,16も外力
F1と同一方向の互に内側に変形する力F2を受け
る。逆L字状片15,16の遊端は互に衝合して
いるため、逆L字状片15,16は力F2により
予圧(プリロード)が与えられた状態になる。接
続される電線24の太さが一定の場合は前記予圧
を見込んで設計することができるが、接続される
電線が複数種類に及ぶ場合は、その都度予圧が変
ることになる。このコンタクトに相手コネクタの
ピン状コンタクトが接触部17に圧入されると、
接触部17は逆L字状片15,16が互いに開く
方向に変形され、この変形と予圧との量が弾性限
度内であればよいが、小形化により設計上のゆと
りが少ない場合は圧着部14が開き易くなり、電
線24とコンタクトの接続不良になるおそれがあ
つた。
更に圧着部14と接触部17とが連結板体11
の同一側に存在するため、圧着部14と接触部1
7とが接近していると、第12図に示すように相
手ピン状コンタクト26が接触部17に挿入され
た時に、圧着された電線の心線25を強く押し出
して、爪22を折曲げてコンタクトがコネクタか
ら押し出されるおそれがある。このため圧着部1
4と接触部17との間隔を大とする必要があり、
小形の障害となつている。
また接触部17において爪22が切起されてい
るため、その切起し孔に相手コンタクト26が引
掛り、コンタクトをコネクタから押し出すおそれ
があつた。電線24の被覆剥離処理の寸法を精度
よくしないと相手コンタクト26が心線25とぶ
つかるおそれもある。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば連結板体の中間部の両側縁か
ら一対の脚部が対向延長されてU字状の圧着部と
され、その圧着部の一側において、連結板体の端
部が圧着部の脚部と同一側に折返されて折返し部
とされ、その折返し部とこれと対向した連結板体
との間に収納部が構成され、その折返し部の両側
縁より一対の逆L字状片が対向して、連結板体の
反対側に折曲げ延長されて接触部が構成される。
このように圧着部と接触部との連結板体との連
結箇所が互に離れ、かつ圧着部と接触部との間に
折返し部が存在しているため、圧着部による電線
の加締付けの際に圧着部の脚部が受ける力が、接
触部に伝達され難く、接触部が予圧を受けるおそ
れはない。また接触部の逆L字状片と連結板体と
囲われている部分に相手ピンコンタクトが圧入さ
れた時に、逆L字状片にこれらを開く力が加わる
が、この力は圧着部に伝達されず、電線の接続状
態が良好に保持される。電線の心線を長くむき出
しても心線端部が収納部間に挿入されるため電線
処理を高精度に行う必要がない。
「実施例」 第1図乃至第4図にこの考案の実施例を示す。
連結板体31の中間部の両側縁より対向した脚
部32,33が折曲げ延長され、脚部32,33
と連結板体31とによりU字状の圧着部34が構
成される。圧着部34の一側において連結板体3
1が脚部33,32側に折返し延長され折返し部
35とされる。その折返し部35と連結板体31
との間に収納部40が構成される。折返し部35
の遊端部には連結板体31と反対側に三角状突起
36が押出されている。
折返し部35の両側縁より互に対向した逆L字
状片37,38が連結板体31の反対側に折曲げ
延長される。逆L字状片37,38と連結板体3
1とで角筒状の接触部39が構成される。接触部
39の逆L字状片37,38の圧着部34側に互
に内側に三角状に接点部41,42が押出されて
いる。
連結板体31の圧着部34に対し接触部39と
反対側の端部両側縁より対向した一対の脚部4
3,44が折曲げ延長され、脚部43,44と連
結板体31とによりU字状の保持部45が構成さ
れる。連結板体31の保持部45の部分は圧着部
34の部分よりも接触部39側にずらされてい
る。保持部45の連結板体31は連結部46に連
結される。逆L字状片37,38の圧着部34側
の中間部に切込み47,48が形成され、切込み
47,48内に連結板体31より突部51,52
が挿入されている。
この考案の圧着形コンタクトに電線を接続する
には第2図、第3図に示すように、電線52を脚
部32,33間、脚部43,44間の連結板体3
1上に配し、脚部32,33を互に内側に丸める
ように折曲げて、電線52のむき出した心線53
を連結板体31に加締付け、電線52の被覆上か
ら脚部43,44を連結板体31に加締付ける。
このように電線52が接続されたコンタクト
は、第5図に示すようにコネクタ本体54のコン
タクト収容孔55内に後方から挿入され、その際
に突起36が収容孔55内の凹部56内に入つて
係合し、抜止めとされる。
相手コネクタのコネクタ本体57の底板に突出
されたピンコンタクト58は接触部39の筒状部
内に圧入されて互いに接触される。
「考案の効果」 以上述べたこの考案のコンタクトによれば、圧
着部34と接触部39との連結板体31とへの連
結箇所が従来のものと比較して大きく離れてお
り、しかもこれら連結個所間に折返し部が存在す
るため、電線の加締付けの際に圧着部34に加わ
る力は接触部39へ伝達されない。このため大き
さが異なる電線を接続しても接触部39の予圧が
変動するおそれはない。また逆に接触部39にピ
ンコンタクト58を圧入して生じる逆L字状片3
7,38が開らかれる力は圧着部34に影響を与
えない。このため圧着部34での電線の接続状態
が良好に保持される。
圧着部34と接触部39とが連結板体31の反
対側に設けられているため、接触部39に挿入さ
れたピンコンタクト58により圧着部34の心線
53が押されるおそれはない。連結板体31に切
起しによる孔が形成されていないため、ピンコン
タクト58が接触部39に多少斜めに挿入されて
もピンコンタクト58は連結板体31上を滑つて
引掛るおそれはない。
電線の心線53のむき出しが長過ぎても、その
端部を収納部40内に配することにより、心線5
3を圧着部34に正しく圧着し、被覆電線52を
保持部45に保持させることができる。従つて電
線の端末処理の加工精度をゆるくすることができ
る。
前記切込み47,48、突部51,52を設け
る場合は接触部39に曲げ力が加わつても切込み
47,48と突部51,52との係合により、接
触部39が曲がるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるコンタクトの一例を示
す斜視図、第2図はこの考案のコンタクトに電線
を接続した状態を示す側面図、第3図は第2図の
底面図、第4図は第2図の左側面図、第5図はこ
の考案のコンタクトを装着したコネクタの例を示
す断面図、第6図は従来のコンタクトの側面図、
第7図は第6図の平面図、第8図は第7図の左側
面図、第9図は第7図の右側面図、第10図は第
7図のAA線断面図、第11図は従来のコンタク
トに電線を圧着接続する際の影響を説明するため
の斜視図、第12図は電線を接続した従来のコン
タクトに相手コンタクトを接続した状態を示す一
部断面とした側面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 連結板体と、 その連結板体の中間部両側縁より脚部が対向し
    て折曲げ延長されU字状をした圧着部と、 その圧着部の一側において上記連結板体の端部
    が上記圧着部の両脚部と同一側に折返されて収納
    部を構成する折返し部と、 その折返し部の両側縁より上記連結板体の反対
    側に折曲げ延長された接触部とよりなる圧着形コ
    ンタクト。
JP10598387U 1987-07-10 1987-07-10 Expired JPH046135Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10598387U JPH046135Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10598387U JPH046135Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6410975U JPS6410975U (ja) 1989-01-20
JPH046135Y2 true JPH046135Y2 (ja) 1992-02-20

Family

ID=31339086

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JP10598387U Expired JPH046135Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6150524B2 (ja) * 2013-01-08 2017-06-21 矢崎総業株式会社 電気部品と端子付き電線との接続構造、電気部品設置ブロック、および電気接続箱

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JPS6410975U (ja) 1989-01-20

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