JPH0612626Y2 - コンタクト - Google Patents

コンタクト

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JPH0612626Y2
JPH0612626Y2 JP13054389U JP13054389U JPH0612626Y2 JP H0612626 Y2 JPH0612626 Y2 JP H0612626Y2 JP 13054389 U JP13054389 U JP 13054389U JP 13054389 U JP13054389 U JP 13054389U JP H0612626 Y2 JPH0612626 Y2 JP H0612626Y2
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JP
Japan
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contact
surface portion
fitting
contact spring
ceiling
Prior art date
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JP13054389U
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JPH0369871U (ja
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敬一郎 鈴木
一邦 久冨
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は導電性の相手側コンタクトと嵌合して電気的に
接続する嵌合部を含む導電性のコンタクトに関する。
[従来の技術] 従来のコンタクトは、第4図に示すように、固定部1と
この固定部1の長手方向の一側に接続されている嵌合部
3とを有している。固定部1の他側、すなわち、嵌合部
3とは反対側にはケーブル(図示せず)を圧着するため
の圧着部5が接続されている。
固定部1は、第5図にも示すように、底面部7とこの底
面部7の長手方向の両辺にそれぞれ接続されている一対
の側面部9とを有している。側面部9は互いに対向して
いる。嵌合部3は一対の接触バネ片11を有している。
接触バネ片11はそれらの根元部分が各側面部9の一辺
にそれぞれ接続されている。各接触バネ片11は互いに
対向し、根元部分から先端にのびるにしたがって互いに
間隔を狭める向きに少し曲げられている。各接触バネ片
11の先端部分には互いに近づく向きに曲げられている
接点部13が形成されている。
また、底面部7の一辺には、係合片15が接続されてい
る。係合片15は接触バネ片11が接続されている各側
面部9の間にあって、かつその先端部分が側面部9の上
端よりも上にのびている。係合片15の先端部分はイン
シュレータ(図示せず)の内壁面に係合される。
このコンタクトの嵌合部3には、ピンコンタクトのよう
な導電性の相手側コンタクト(図示せず)が嵌合する。
各接点部13の間隔は相手側コンタクトの径よりも狭い
間隔に設定されている。
相手側コンタクトを接点部13に嵌合するには、接触バ
ネ片11の先端から接点部13の間に相手側コンタクト
を挿入する。この際、相手側コンタクトは接点部13を
外向きに押し広げるようにして接点部13の間に挿入さ
れる。相手側コンタクトは接点部13に嵌合した後に、
接触バネ片11が互いに間隔を狭める向きに働く弾性力
によって接点部13に相手側コンタクトを嵌合し、互い
に電気的に接続される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、相手側コンタクトに対して接触バネ片1
1の弾性力を確保するためには、接触バネ片11の長手
方向の寸法、すなわち、バネ長を大きくする必要がある
ため、コンタクトの長手方向の全長が長くなってしま
う。このため、コンタクトを小型化するのにも限界があ
る。
それ故に、本考案の課題はコンタクトの長手方向の寸法
を短くして、しかも必要な弾性力を得られる小型のコン
タクトを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、導電性の相手側コンタクトと嵌合して
電気的に接続する嵌合部を含む導電性のコンタクトにお
いて、上記嵌合部は嵌合方向に長い底面部と、該底面部
の上記嵌合方向の両辺にそれぞれ接続され、かつ互いに
対向しつつ上方にのびた第1及び第2の側面部と、該第
1の側面部に引き続き上記嵌合方向にのびている第3の
側面部と、該第3の側面部の上端に一辺を接続されかつ
上記底面部に対向した天井部と、上記第3の側面部に対
向しかつ上記天井部の反対辺に接続した第4の側面部
と、該第4の側面部に接続した接触バネ片とを含み、上
記接触バネ片は上記第1及び第2の側面部の間に入り込
んでいる接触バネ部と、上記第2の側面部と上記天井部
との間に入り込んで上記第4の側面部と上記接触バネ部
とを相互に接続した接続部とを有し、上記接触バネ部は
上記底面部に向けて曲げた第1の接点部を有しており、
上記底面部は上記接触バネ部に向けて突出した第2の接
点部を有していることを特徴とするコンタクトが得られ
る。
[実施例] 第1図及び第2図は本考案の一実施例によるコンタクト
の嵌合部を示す。
図示のコンタクトは導電性の相手側コンタクト(図示せ
ず)と嵌合して電気的に接続する嵌合部21を有してい
る。嵌合部21は嵌合方向に長い底面部23と、この底
面部23の嵌合方向の両辺にそれぞれ接続されている第
1及び第2の側面部25,27とを有している。第1及
び第2の側面部25,27は互いに対向しつつ上方にの
びている。第1の側面部25には第3の側面部29が接
続されている。第3の側面部29は第1の側面部25に
引き続き嵌合方向にのびている。第3の側面部29の上
端には天井部31が接続されている。天井部31は一辺
を第3の側面部29に接続され、かつ底面部23に対向
している。天井部31には第4の側面部33が接続され
ている。第4の側面部33は第3の側面部29に対向
し、かつ天井部31の反対辺に接続されている。第4の
側面部33には接触バネ片35が接続されている。接触
バネ片35は第1及び第2の側面部25,27の間の第
1の間隔Sに入り込んでいる接触バネ部35aと、第
2の側面部27と天井部31との間の第2の間隔S
入り込んでいる接続部35bとを有している。接続部3
5bは第4の側面部33と接触バネ部35aとを相互に
接続している。接触バネ部35aは底面部23に向けて
曲げられた第1の接点部37を有している。底面部23
は接触バネ部35aに向けて突出した第2の接点部39
を有している。
したがって、接触バネ片35は第1及び第2の間隔
,Sに入り込んで第1の接点部37を突出するま
でに幾度にも曲げられ、必要とする弾性力を得るための
バネ長をも有している。
第1及び第2の側面部25,27の上端にはそれぞれ突
起部41が形成されている。突起部41は天井部31よ
りも上方に向けてのびている。これらの突起部41はコ
ンタクトをインシュレータ(図示せず)に組込んだ際
に、このインシュレータの内壁面に係合してコンタクト
の抜けを防止するものである。
なお、コンタクトの長手方向には嵌合部21に引き続い
て圧着部(図示せず)が接続されている。
このコンタクトは導電性の一枚の薄い金属板をプレス機
を用いてコンタクトの展開形状を打抜いた後に、曲げ加
工を施して作られている。
次にこのコンタクトの嵌合部21にピンコンタクトのよ
うな相手側コンタクト(図示せず)を嵌合した際の嵌合
部21の働きを、第3図を用いて説明する。
まず、第1の接点部37と第2の接点部39との間に相
手側コンタクトを実線Aによって示す方向に挿入する。
この際、第1及び第2の接点部37,39の間隔は、相
手側コンタクトの径よりも狭い間隔に設定されている。
第1の接点部37は相手側コンタクトによって上方、す
なわち、矢印Bの方向に押上げられる。これによって、
接触バネ部35aも押上げられるため、矢印C,D,E
に示すように、嵌合部21の各部分にねじれ変形が生じ
る。これに加えて、第1の側面部25、第3の側面部2
9、天井部31及び接触バネ片35によって生じる曲げ
変形により十分な弾性力を得ることができる。
[考案の効果] 以上、実施例により説明したように本考案のコンタクト
によれば、ピンコンタクトに対して接触バネ片が第1及
び第2の間隔に入り込んでいるため、嵌合部の長手方向
の寸法を短くでき、しかも接点部に必要とする弾性力を
確保できる。
したがって、コンタクトの長手方向の寸法を短くできる
ためコンタクトを組込むインシュレータも小型化が可能
となる。
また、嵌合部は曲げ変形だけではなくねじれ変形をも利
用することができ、嵌合部に十分な弾性力が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるコンタクトの嵌合部分
を示す斜視図、第2図は第1図のコンタクトを対称な位
置関係に移動して示した斜視図、第3図は第2図のコン
タクトのそれぞれねじれの状態を示す斜視図、第4図は
従来のコンタクトの側面図、第5図は第4図の平面図で
ある。 1;固定部、3;嵌合部、5;圧着部、7;底面部、
9;側面部、11;接触バネ片、13;接点部、15;
係合部、21;嵌合部、23;底面部、25;第1の側
面部、27;第2の側面部、29;第3の側面部、3
1;天井部、33;第4の側面部、35;接触バネ片、
37;第1の接点部、39;第2の接点部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性の相手側コンタクトと嵌合して電気
    的に接続する嵌合部を含む導電性のコンタクトにおい
    て、上記嵌合部は嵌合方向に長い底面部と、該底面部の
    上記嵌合方向の両辺にそれぞれ接続され、かつ互いに対
    向しつつ上方にのびた第1及び第2の側面部と、該第1
    の側面部に引き続き上記嵌合方向にのびている第3の側
    面部と、該第3の側面部の上端に一辺を接続されかつ上
    記底面部に対向した天井部と、上記第3の側面部に対向
    しかつ上記天井部の反対辺に接続した第4の側面部と、
    該第4の側面部に接続した接触バネ片とを含み、上記接
    触バネ片は上記第1及び第2の側面部の間に入り込んで
    いる接触バネ部と、上記第2の側面部と上記天井部との
    間に入り込んで上記第4の側面部と上記接触バネ部とを
    相互に接続した接続部とを有し、上記接触バネ部は上記
    底面部に向けて曲げた第1の接点部を有しており、上記
    底面部は上記接触バネ部に向けて突出した第2の接点部
    を有していることを特徴とするコンタクト。
JP13054389U 1989-11-10 1989-11-10 コンタクト Expired - Lifetime JPH0612626Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13054389U JPH0612626Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 コンタクト

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JP13054389U JPH0612626Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 コンタクト

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Publication Number Publication Date
JPH0369871U JPH0369871U (ja) 1991-07-11
JPH0612626Y2 true JPH0612626Y2 (ja) 1994-03-30

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JP13054389U Expired - Lifetime JPH0612626Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 コンタクト

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JP6110691B2 (ja) * 2013-03-04 2017-04-05 矢崎総業株式会社 雌端子

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JPH0369871U (ja) 1991-07-11

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