JPH02286268A - ウェブ供給装置の改良された蓋機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ウェブ供給装置、特にウェブ供給装置のため
の改良された蓋機構に関する。

本発明は、特に、各種プリンタやコピー機械において、
穿孔紙葉を給紙するトラクター蓋機構を提供するのに好
適である。本発明はまた、ピン・ホイールやガイド・ロ
ーラ、プーリ等のようなウェブ供給・案内装置に用いる
ことができる。

〔従来技術とその問題点〕

ウェブ供給装置、特にトラクタ（フオーム・フィード・
トラクタあるいはドキュメント・フィード・トラクタと
もいう）の蓋機構は、これに使用するバネやピンおよび
組み立てに費用がかかるため、設計上重大な問題となっ
ている。給紙の際。

紙は蓋底部とトラクタ表面との間隙を通るが、この間隙
を精密に設定することが重要であるため、問題は一層困
難なものになる。精密な間隙設定（ｇａｐ　ｓｐａｃｆ
ｎｇ）は、ピンが穿孔に入り、出て行く際の紙乱れを緩
和するために必要である。精密な間隙設定の重要性につ
いては、１９８６年９月１６日発行の米国特許第４，６
１１，７３７号（Ｊｏｈｎ　Ｂ、　Ｈｕｂｂｅｒｄおよ
びＬｅｏ　Ｊ、　Ｋｅｒｉｖａｎ）、はとんどの蓋機構
においては、蓋の旋回軸（ρ１ｖｏｔ　ａｘｉｓ）から
距離を置いてバネが蓋に結合されており、これにより、
蓋を紙上に維持している蓋に対する力を減少させている
。また、蓋支えが用いられ、間隙を規定する蓋の下面が
これに乗っている。ヒンジ・ピンが撓んだりすると旋回
軸がずれることがあるが、こうした場合には、間隙の大
きさが変化することになる。

ヒンジ・ピンは、従来の蓋機構の設計では常に装備され
、バネの力がこれに掛るようになっている。

このように蓋の各部分の材料強度や屈曲撓みおよび均一
性といった動的な要素が、蓋間隙の位置および大きさに
作用し影響を与える。このため、蓋間隙の位置や大きさ
に精密さが要求されるトラクタその他の供給装置では、
鋼鉄製ヒンジ・ピンや高密度・高強度のプラスティック
を用いる必要があった。

鋼鉄製ヒンジ・ピンを使用しないで、さらにはプラステ
ィック、特にポリプロピレンやアセタールプラスティッ
ク等、低価格の低強度プラスティック（低弾性率プラス
ティック）で、ヒンジ・ピンを含む蓋の成型を可能にす
ることが望ましい。

ドキュメント・フィード・トラクタその他の供給装置の
ための様々な蓋機構が提案されてきた。最も広く使われ
ている機構は上に引用した米国特許第４．６１１，７３
７号に示される型のもので旋回軸ピンから中心をはずし
て装架された巻バネを有している。

また、　１９８７年１１月１７日発行の米国特許第４，
７０６，８６１号（Ｌｅｏ　Ｊ、　Ｋｅｒｉｖａｎ）は
間隙の設定の問題を論じており、この種の蓋機構の初期
の実施態様については、　１９７４年６月２３日発行の
米国特許第３，８２５，１６２号（Ｌｅｏ　Ｊ、　Ｈｕ
ｂｂａｒｄ）に示されている。

トラクタ蓋機構の設計を単純化する試みとしては、バネ
軸（ｓｐｒｉｎｇ　ｐｉｖｏｔｓ）を使用するもの（１
９８６年９月３０日発行の米国特許第４，６１４，２８
７号および！９８８年４月５日発行の米国特許第４，７
３５，３５２号）およびねじれバネ（ｔｏｒｓｉｏｎ　
ｓｐｒｉｎｇｓ）を使用するものがある（１９８７年３
月１７日発行の米国特許第４．６５０，３５８号）、バ
ネ軸の場合もねじれバネ軸の設計の場合もこれらのバネ
性の軸からなるヒンジ・ピンは、負荷を負い、トラクタ
の作動中に蓋の位置および蓋間隙の変化をもたらす動的
作用を受けている。蓋機構の設計では、バネ偏移軸（ｓ
ｐｒｉｎｇｂｉａｓ　ｐｉｖｏｔｓ）を含むものもある
が、こうした設計では、スナップ−オーバーセンタ（ｓ
ｎａｐ−ｏｖｅｒ　−ｃｅｎｔｅｒ）バネを使用してお
り、これが旋回軸を担っている。したがって、上述のよ
り新しい特許に記載された蓋機構と同様に不正確さを免
れず、また製造には経費がかかる。こうした設計の例と
しでは、　１９３９年８月２９日発行の米国特許第２，
１７１，００３号（Ｍａｂｏｎ）　；　１９３９年１１
月７日発行の米国特許第２．１７９，１５０号（Ｈａｇ
ｃｖ＋ａｎ）　；　１９４７年６月１７日発行の米国特
許第２，４２２，３１０号（Ｎｅｍｅｔｈ）　；　１９
６７年５月２日発行の米国特許第３，３１７．１０２号
（Ｌｉｚｏｔｔｅ）。

〔発明の解放〕

本発明の主要な目的は、上記の問題点および欠点を実質
的に解消した蓋機構を有する改良されたウェブ供給装置
を提供することである。

また１本発明の目的は、ドキュメントフィードトラクタ
その他のウェブ供給装置のための改良された蓋機構であ
って、紙がその下を通る蓋面の位置ずれおよび核部と紙
がその上を通るトラクタまたは他のウェブ供給装置の面
との間の間隙の変化を１作動中に（蓋が下がっていても
上がっていても、すなわち、開いていても閉じていても
）もたらす動的作用を受けることのない蓋機構を提供す
ることである。

また５本発明の目的は、改良された蓋機構であって、ピ
ンでヒンジ付けされ、これにより開いた位置と閉じた位
置との間で可動であり、作動中にピンが負荷を受けず、
このために撓みその他の力学的作用を受けることがない
蓋機構を提供することである。

また１本発明の目的は、改良されたトラクタその他のウ
ェブ供給装置であって、必要ならばヒンジピンをも含め
プラスティックを一体成型して製造した蓋をしようする
ことにより従来品よりも低価格で製造し得るものを提供
することである。

簡単に述べれば、本発明のウェブ供給装置用蓋機構はこ
れより延びたブロックを有する蓋部材を使用している。

該ブロックは、互いに角度を有する複数の側面を有して
おり、これらはウェブ供給装置の枠壁面に突き当るよう
になっている。ヒンジが軸回転可能なように照査と壁面
とを連結しており、これによって、蓋は、開いた位置と
閉じた位置の間を動くことができる。ここで、開いた位
置にあっては、該側面の一が該壁面に突き当り、閉じた
位置にあっては、該側面の他の一が該壁面に突き当る。

バネ、好ましくは平面バネをを壁面に装着し、これをブ
ロックに突き当てて、ヒンジに負荷を与えることなくブ
ロックに圧迫を加えてブロックを壁面に対して偏位させ
る。ヒンジはピンと溝とを有している。溝はストローク
（蓋とヒンジが動く距ＩＩ）よりも長く、蓋は開いた位
置とと閉じた位置の間を動く、シたがって、開いた位置
にあっても閉じた位置にあっても、ヒンジはブロックの
偏位による負荷から解放される。ピンと溝はストローク
中の蓋の案内手段となり、蓋間隙を定める。蓋が下がっ
ているとき、また、上がっているときでも、ヒンジピン
には負荷が加わらない。しかし、ブロックに対しては圧
迫力が加わっており、それは正確な位置に保持され、壁
面の表面に対して位置決めされ、これにより、動的な位
置保持ではなく静的な位置保持および蓋間隙の平行およ
び幅保持機能が達成される。

〔発明の具体的開示〕

本発明の目的、特徴および効果ならびにその好適な実施
態様は、以下の説明によりより明確なものになるであろ
う。

第１図から第５図に、ＭｌＯならびに内側板１４および
外側板１６からなる枠１２を有するトラクタを示す、一
対のスプロケットすなわち駆動プーリ１８と１２（うち
一方は遊び車でもよい）が、外側板１６中の穴２２およ
び２４ならびに内側板１４中の穴２２Ａおよび２４Ａ内
において枠に取り付けられている。枠上にはベルト２６
が装着されている。ベルト２６は紙３１の穿孔に入り込
むピン２８を有し、スプロケット１８と２０によって駆
動される。ベルト２６の設計は、上記の米国特許筒３，
８２５，１６２号、同第４，６１１，７３７号および同
第４，７０６，８６１号に記載されているそれと同様で
あってもよい。また、スプロケット１８と２０の間には
、ベルトを支えるための支持体３０および３２が備え付
けられている。これにより、ベルトは上記の米国特許筒
３，８２５，１６２号に記載されているトラクタベルト
案内手段の原理にしたがい案内されることになる。側板
１４および１６の上面３４および３６は、これに沿って
ウェブが進む面となる。蓋１０は、該上面３４および３
６によって定められる枠表面と平行に離間する面３８を
有している。この間隔は、蓋間隙４０であり、ここを通
って紙３１が進む。

以下に述べることから明らかなようにトラクタは完全に
可逆なものであってもよい、蓋１０は枠１２の底面３４
Ａと３６Ａに面するように装着してもよい。

この場合、蓋間隙はこれらの面と蓋の下面との間の間隙
となる。一対の蓋を用いて、一方を上面に。

他方を下面に隣接するようにしてもよい、また、蓋は内
側板１４上に装着してもよい。外側枠上に単一の蓋を装
着したものを示しているのは、ただ発明の詳細な説明を
簡潔にするためだけである。

ベルト２６は、スプロケット１８と２０の少なくとも一
方により、その溝４２がベルトのラグ４４と係合するこ
とによって駆動される。紙３１は、間隙４０を通して供
給され、蓋１０により、ベルト上ならびに案内面３４お
よび３Ｇ上に維持される。

蓋１０はＬ字型をしており、長い脚４６と短い脚４８を
有する。短い方の脚は２つの部分５０と５２とからなっ
ており、これらは内側板１６中に、側面１６の外面５４
と５６に対向して配置されている。この脚４８の部分５
０と５２はそれぞれフランジを有するブロック５８と６
０であって、ブロック５８の両面にはフランジ６２と６
４が、ブロック６０の両面にはフランジ６６と６８が備
っている。ブロックそれ自体は多面体である。

その形は同一であり、ブロック６０につきその断面を詳
細に第３図および第４図に図解しである。これらの多面
体の隣り合う面７０と７２（多面体の角７４で隣接して
いる）は、それぞれ蓋が閉じた（下りている）状態にあ
るとき、および蓋が開いた（上がっている）状態にある
ときには外壁面５６に突き当っている。面７２と７０と
の間の角度は、開きの大きさ、すなわち、蓋ｌＯの下面
と枠１２の上面３４．３６との間の角度を規定する。開
口部の距離は、紙がピン２８にはまり、これからはずれ
るに充分なものである。

第６図に示す態様では、ブロック６０ａは概ね矩形（正
方形）であり、互いに９０°である面７０ａと７２ａを
有している。この場合、蓋１２ａの下面３８ａは枠面（
図ではその一部の３６ａが示されている）とは離間して
おり、蓋が開いた状態にあるときには、これらの面は互
いに９０’　、すなわち、直交する。

ブロック７０および７２とは反対側に円筒体（断面が円
形）により定められた面７６がある。これは（側板１６
の外壁面５６と突き当っている）面７０と７２との間の
辺７４とは反対側にある。この円形面７６は、支持面７
０および７２とは反対側に位置する部分を有している。

この面は、第６図において支持面７０および７２とは反
対側に位置する矩形体６０ａの面であってもよい、こう
した面は第６図では７０ｂおよび７２ｂとして示される
面である。

枠１２には、ボルト９０と９２により平面片持ち梁バネ
（ｆｌａｔ　ｃａｎｔｉｌｅｖｅｒ　ｓｐｒｉｎｇ）８
０と８２が取り付けられている。これらのバネは十字型
片８４と８６を有していてもよい、ボルト９０と９２は
、また、枠とトラクタを組み立てる働きもする。という
のも、以下に述べることからより明らかになろうが、上
記バネが蓋１０を組み立て体中に保持しているからであ
る。バネが側板の一体化した部分として成型され、トラ
クタがはめ込み（ｓｎａｐ　ｔｏｇｅｔｈｅｒ　ｆｉｔ
ｔｉｎｇ）または溶接によって組み立てられてもよいこ
とは明らかであろう。１９７４年６月２３日発行の米国
特許筒３．８２５，１６２号（Ｌｅｏ　Ｊ、　Ｈｕｂｂ
ａｒｄ）に記載されている原理を用いてはめ込みを行な
ってもよい、バネは上記ブロックを偏位して１面７０お
よび面７２を、それぞれ、蓋１０が下がって閉じた状態
のときおよびＭｌｏが上がって開いた状態のときに側板
１６の外壁５６に突き当てる０面７０は、好ましくは蓋
１０の下面３８とは垂直である。外壁５６が枠１２の案
内面３４と３６とに垂直であるため、蓋１０の下面３８
は枠案内面３４および３４とは平行になる。

間隙の大きさ（間隙４０の幅）はヒンジの配置により決
定される。このヒンジ配列はピン８８と９１からなり、
ブロック５８と６０の円形断面部分の延長である。これ
らのピン８８と９０が延長して入る溝９３と９４がある
。同様な溝９８．１００および１０２が内側板１４と外
側板１６の内部にもある。したがって、図に示す位置の
ほかにも枠１２の溝９８．１００および１０２によって
規定される３つの位置に（バネ８２ならびにボルト９０
と９２の向きを逆にすることで）蓋を位置させることが
できる。

本発明の重要な特徴は、溝（たとえば、９４）が蓋の移
動すなわちストローク（蓋が溝の中を案内されて移動す
る距離）よりも長いことである。この場合には、蓋が下
がったときも上がったときも負荷がない（ヒンジピンに
加わる力がない）、蓋の位置は静的であり、ピンの撓み
を生じるような動的作用が解消される。また、ピンは蓋
と一体的に、これと同一の低弾性率・低価格プラスティ
ック（たとえば、ポリプロピレンやアセタールプラステ
ィック）で成型することができる。ブロック６０と５８
は圧迫されており、壁５６ならびに面７０および７２に
よって蓋の位置が正確に定められ、蓋間隙を定める面と
面が正確に平行に定められる。

ブロック５８と６０中に溝を設けてもよく、また、側枠
１２中にピンを設けてもよいことは理解されるであろう
。この場合、ピンはブロック５８と６０内に延長するこ
とになる０図面中に示した解放は成型によってより容易
に実現することができるし、またその方が好ましい。

第６図については、既に述べた。第１図から第５図に示
す蓋機構と同様に機能する蓋機構が示されており、同様
な部分は、特記しない限り添字Ｔｔ　ａ７１を付した同
じ参照番号で示されている。

上記の説明から、トラクタまたは他のウェブ供給もしく
はウェブ案内装置のための改良された蓋機構が提供され
たことが明らかであろう。本発明の技術的範囲内におい
て、上記の装置に改良または変更を加えることは当業者
には自明の事である。

したがって、上記の説明は例示として理解されるべきで
あり、これを限定的なものとして理解するべきではない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のトラクタを上から見た平面図。 第２図は、第１図のトラクタを後部より見た立面図。 第３図は、トラクタの蓋が閉じ位置にある第１図の３−
３ＩＩに沿って切った断面図。 第４図、は、トラクタの蓋が開き位置にある第１図の３
−３線に沿って切った断面図。 第５図は、第１図から第４図に示すトラクタの分解図。 第６図は１本発明の別の実施態様による蓋機構の分解断
面図。 ２１図 第２図 代理人　弁理士松井政広（外１名） 亭 Ｏ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ウェブ供給装置のための蓋機構であって：蓋部材；
   角度を以て配置された複数の側面を有する、該蓋部材よ
   り延びるブロック；該側面の一が該壁面に突き当る開き
   位置と該側面の他の一が該壁面に突き当る閉じ位置との
   間を該蓋部材が動けるように該蓋部材とウェブ供給装置
   の枠の壁面とを回転可能に連結するヒンジ；該壁面上に
   装着され該ブロックに押し当たって該ブロックの該面を
   該壁面に向けて偏位させ該ブロックに圧迫力を加えるバ
   ネからなり、該ヒンジは該壁面と該ブロックとから延び
   る部分を有し、該ヒンジの該部分は、該ブロックが壁面
   に対して動くことができるようにおよび該ブロックが壁
   面から離れて該蓋が開き位置にあるときと閉じ位置にあ
   るときに該バネの偏位による負荷から解放される位置に
   向け動くことができるように該ブロックと連結している
   もの。 ２、請求項第１項の蓋機構であって、ウェブがこれに沿
   って供給される面をなす枠を有し、該蓋は該枠の該面と
   対面する面を有し、該ヒンジが該蓋の該面と規定された
   距離だけ離間している溝とピンとからなり、該枠面と該
   蓋面とを正確に離間させる間隙を有して、この間隙を通
   してウェブを供給するもの。 ３、請求項第１項の蓋機構であって、該蓋が閉じられて
   いるときに該蓋面と該枠面が平行になるように、該蓋が
   閉じられているときに該壁面に突き当る該ブロックの該
   面の一が、該蓋面と角度をなすもの。 ４、請求項第１項の蓋機構であって、該ヒンジが溝とピ
   ンによって規定される旋回軸を有し、該壁面の一とブロ
   ックが該溝を有し、該壁面の他方と溝が該ピンを有し、
   該溝の側面に沿って該ピンが移動し、該溝は該側面の方
   向に充分に長く該面が該壁面に突き当っているときには
   該溝と該ピンが機械的には非係合の状態となり該ピンが
   該バネによる力から解放されるもの。 ５、請求項第４項の蓋機構であって、該ブロックが多面
   体でありその一端から該面が延びていて、該ブロックは
   該面のそれぞれとは反対側にも面部分を有していて、該
   バネが該面に突き当る端部を有する該壁面上に装着され
   た片持ち梁状の平面バネであるもの。 ６、請求項第５項の蓋機構であって、該多面体が概ね矩
   形であり、複数の対になる対面を有しており、該複数の
   対の一が該面の一と該面部分の一となり、該複数の対の
   他が該面の他と該面部分の他となっているもの。 ７、請求項第５項の蓋機構であって、該ブロックと該蓋
   が一体となっているもの。 ８、請求項第７項の蓋機構であって、該一体化がプラス
   ティックによる成型であるもの。 ９、請求項第８項の蓋機構であって、該プラスティック
   がポリプロピレンおよびアセタールプラスティックから
   なる群より選ばれるもの。 １０、請求項第５項の蓋機構であって、該壁面中に該溝
   があり、該ピンが該ブロックより側方に延びて該溝に入
   るもの。 １１、請求項第１０項の蓋機構であって、該蓋が互に離
   間した一対の該ブロック；該壁面上の一対の該バネを有
   し、該バネの各々が該ブロックのそれぞれを偏位させて
   、該ブロックのそれぞれの側面から一対のピンが延びて
   、該壁面が一対の互に該ピンの隔たりに対応する距離だ
   け離間した該溝を有し、該溝の中に該ピンが延びている
   もの。 １２、枠の少なくとも一側板上回転可能に配置された少
   なくとも一の駆動スプロケット、これにより牽引される
   ベルトであり紙に穿たれた穿孔に延びるピンを有するベ
   ルト、および紙を該ピン上に位置させることのできる開
   き位置から該紙を覆う閉じ位置へと可動に該枠上に装着
   された蓋からなり、該蓋は該枠の表面から間隙をもって
   離間された底面を有し、該枠面に沿い該紙が該ベルトに
   より供給される穿孔紙供給用トラクタにおいて該蓋を該
   枠上に装着させる以下の要素からなる改良された蓋機構
   ：該蓋から該側板の外壁面に隣接する位置に延びる、互
   いに角度をもって配置された第一および第二の面を有す
   るブロックであり、該第一の面が該側板の外壁面に突き
   当たる際に、紙がこれに沿って供給される該枠面と蓋の
   底面とが平行になるように、該第一の面が該蓋の底面と
   角度をなし、該第二の面が該蓋を該枠から該紙をピン上
   に位置させるのに十分な距離だけ離して位置させるよう
   に該蓋の該底面と角度をなし、該ブロックは該第一およ
   び第二の面とは反対側に位置該る部分を有する第三の表
   面を有するもの；該壁面上に装着され該第三の表面に突
   き当たって、該蓋が閉じているときには該第一の面を該
   側板該外壁面に対して突き当て、該蓋が開いているとき
   には該第二の面を該側板に対して突き当てるように偏位
   させる片持ち梁状平面バネ；該蓋を該側板に回転可能に
   連結するヒンジピンおよび溝であり、該ヒンジピンと溝
   の一は該蓋上に配置されて、該ヒンジピンと溝の他は該
   側板状に配置され、該蓋が閉じ位置と開き位置の間にあ
   るとき該ヒンジピンと溝は互いに相対的に可動であり、
   該溝は、該閉じ位置と開き位置との間における該ピンと
   溝との相対運動のストロークよりも長く、該第一と第二
   の面が該側板の外壁面に突き当っているときに該ブロッ
   クが圧迫され該ピンが該バネによる負荷から開放される
   もの。 １３、請求項第１２項の蓋機構であって、該蓋が閉じ位
   置にあるときに該間隙が形成されるに十分な距離だけ該
   蓋上の該ピンと溝の一が該底面から離れているもの。 １４、請求項第１２項の蓋機構であって、該第一の面と
   第二の面が該ブロックの隣合う側面であるもの。 １５、請求項第１２項の蓋機構であって、該第一の面が
   該蓋の該底面に垂直であるもの。 １６、請求項第１２項の蓋機構であって、該第三の表面
   がその周囲に沿って少なくとも部分的な円形面を形成し
   ているもの。 １７、請求項第１４項の蓋機構であって、該第三の部分
   が該第一と第二の面によって形成される 角とは反対側の角を形成するもの。 １８、請求項第１６項の蓋機構であって、該ピンの軸が
   該円の中心を通って延びているもの。 １９、請求項第１４項の蓋機構であって、該ブロックが
   該ピンによって規定される旋回軸と垂直な面での断面に
   おいて概ね矩形であり、該第一の面と第二の面が該矩形
   断面の隣合う側面になっており、該第三の表面が該第一
   の面と第二の面とは該矩形断面の反対側の側面をなし、
   該バネが該蓋の開き位置と閉じ位置とで該対面のそれぞ
   れ異なる一と突き当たるもの。 ２０、請求項第１２項の蓋機構であって、該蓋がＬ字型
   であり、長い脚と短い脚を有し、うち一方が該底面を形
   成し、該ブロックが短い脚を形成し、一対の該ヒンジピ
   ンが該ブロックから延び、一対の該溝が該側板中にあっ
   て該ヒンジピンを受け入れるもの。 ２１、請求項第２０項の蓋機構であって、該蓋が該ピン
   と該脚を含めてプラスティックで一体的に成形されるも
   の。 ２２、請求項第２０項の蓋機構であって、該短い脚が一
   対の該ブロックで形成され、一対のピンが該ブロックの
   異なる一よりそれぞれ延びて、該ヒンジピンのそれぞれ
   が該溝の対野中に延びて、該溝は該側板の中に配置され
   ているもの。