JPH02282726A - 液晶配向膜および液晶表示素子 - Google Patents

液晶配向膜および液晶表示素子

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JPH02282726A
JPH02282726A JP10619589A JP10619589A JPH02282726A JP H02282726 A JPH02282726 A JP H02282726A JP 10619589 A JP10619589 A JP 10619589A JP 10619589 A JP10619589 A JP 10619589A JP H02282726 A JPH02282726 A JP H02282726A
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幡野 智彦
Yuzo Sakurai
桜井 雄三
Toshio Yoshimura
利夫 吉村
Tadanori Fukuda
福田 忠則
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液晶配向膜およびこれを用いた液晶表示素子、
特に液晶分子が基板に対して傾斜角度(プレチルト角)
を持って配向している状態を与える液晶配向膜および液
晶表示素子に関する。
[従来の技術] 液晶表示素子における液晶分子の配向には、垂直、水平
、傾斜の3通りがある。従来より広く用いられてきたT
N型液晶表示素子における液晶分子の配向は水平配向で
液晶分子の配向方向は基板に対して平行であった。この
ような配向状態はポリイミドなどの有機樹脂膜を基板上
に形成し、これを一方向にラビングした液晶配向膜を用
いることにより発現させることができる。このような液
晶配向膜を備えた液晶素子としては、表示素子以外にも
光シヤツターや非線形光学効果を利用した波長変換器な
どの光学素子がある。
TN方式の液晶表示素子はしきい値特性や応答速度等に
欠点があり、近年要求の高まってきた大容量液晶表示素
子には性能面で対応できない。そこで、急峻なしきい値
特性を持ち、コントラスト、視覚特性などに優れたST
N方式あるいはSBE方式の液晶表示装置が開発された
(T、  J、  5chefferら Appl、P
hys、Lett。
45 (10)、 1021(1984)参照)。
この方式の液晶表示素子では、上下基板間での液晶分子
の配向方向を180°以上ねじる必要がある。そのため
、液晶分子は基板面に対して3゜から20°程度の傾斜
角度を持って配向していなければならない。
また、TN方式、STN方式の液晶表示素子に比べて応
答速度の速い強誘電性液晶を利用した液晶表示素子も開
発されている(N、 A、  C1arkら App 
1. Phy s、Le t t、 36(1980)
、899参照)。強誘電性液晶はその高速応答性に注目
され、光プリンターのシャッターアレイに応用する(オ
プトロニクス、 64 (19B?)、p、97参照)
など、表示素子以外の分野での利用も考えられている。
強誘性液晶の配向制御方法の1つとして、液晶分子を基
板に対して傾斜させて配向させるという方法が提案され
ている(T、Uemuraら JAPAN  DISP
LAY  ’ 86  予稿集464(講演番号12.
3)参照)。
有機樹脂膜をラビングするという、従来のTN方式の液
晶表示素子で用いられていた配向方法では液晶分子と基
板とのなす角度(プレチルト角)は0°から高々2°程
度である。このように小さなプレチルト角では、STN
方式あるいは強誘電性液晶の傾斜配向を実現することは
難しい。そこで、T、J、5chefferらとT、U
emuraらは、液晶分子を傾斜配向させるために酸化
珪素等の無機斜方蒸着膜を用いている。また、ポリイミ
ド等の有機樹脂に垂直配向剤を混合することによって、
ラビング処理法で傾斜配向を達成する方法も報告されて
いる(特開昭62−262828号公報、62−262
829号公報、62−297819号公報参照)。
さらに、フッ素原子を含有するポリイミド等の有機樹脂
膜をラビング処理した液晶配向膜を用いて、大きなプレ
チルト角を出すという試みもなされている(特開昭62
−127827号、62−127828号、63−25
9515号、63−26262θ号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] 基板上に無機斜方蒸着膜を形成する方法は、蒸着装置な
ど特別な装置を必要とすること、作業が煩雑で量産技術
には適さない等の欠点がある。
一方、ポリイミド等の水平配向剤に垂直配向剤を混合し
た系では、液晶分子の傾斜角の値が不安定であったり、
ラビング処理等の製造条件に大きく依存するという問題
がある。また、従来の含フツ素ポリイミドでは含フツ素
成分のプレチルト角の誘起効果が小さく、実用上十分な
プレチルト角を実現させるためには多量の含フツ素成分
を共重合させる必要がある。このようなポリイミドでは
、その接着性改善や耐溶剤性の向上などの緒特性改善の
ため他の成分を共重合させる場合に大きな制約となり問
題である。
本発明はかかる在来技術の諸欠点に鑑み創案されたもの
で、その目的は、特殊な装置を必要とせず、かつ液晶配
向膜の他の特性を犠牲にすることなく安定で大きな傾斜
配向を発現できる液晶配向膜および液晶表示素子を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は第1に、下記一般式(I)で表わさ
れる繰り返し単位および下記一般式(II)で表わされ
る繰り返し単位を主成分として含有して成るポリイミド
より形成されたことを特徴とする液晶配向膜を提供する
とを特徴とする液晶表示素子を提供する。
式(I)、(II)において、Xは一〇−rは0または
1を示す。R1は炭素数4〜20のアルキル基またはフ
ルオロアルキル基を示す。R2は四価の有機残基、R3
は二価の有機残基を示す。m/nの比は1/99〜80
/20である。
本発明は、第2に液晶を挟持する一対の平行に配置され
た透明電極基板の表面に液晶配向膜を設け、該液晶配向
膜の表面を一定方向にラビングしてなる液晶表示素子に
おいて、該液晶配向膜として下記一般式(1)で表され
る繰り返し単位と下記一般式(II)で表される繰り返
し単位を主成分として含有して成るポリイミドを使用す
ることを式(I)、(II)において、Xは一〇−1−
CO−−CNH−および−C−から選ばれ、II   
  II        11rは0または1を示す。
R1は炭素数4〜20のアルキル基またはフルオロアル
キル基を示す。R2は四価の有機残基、R3は二価の有
機残基を示す。m/nの比は1/99〜80/20であ
る。
一般式(I)で表わされる繰り返し単位と一般式(I[
)で表わされる繰り返し単位の構成比m/nの値は、1
/99〜80/20である。好ましくは5/95〜50
150である。m/nの値が1/99未満の場合には、
STN方式などで必要とされる大きさプレチルト角をも
たらす液晶配向膜を得ることが難しく、一方m/nの値
が80/20を越える場合には、液晶配向が不安定にな
ることやポリイミドの機械的あるいは熱的な特性が低下
するなどの問題を生じる場合がある。安定したプレチル
ト角を得るために好ましく使用できるm/nの値は5/
95〜50150である。
本発明における、上記一般式(1)で表わされる繰り返
し単位および一般式(II)で表わされる繰り返し単位
を主成分として含有してなるポリイミドは、後述の一般
式(III)で表わされるジアミン化合物および一般式
(IV)で表わされるジアミン化合物の1種または2種
以上と、一般式(V)で表わされるテトラカルボン酸二
無水物の1種または2種以上を、N、 N−ジメチルホ
ルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N−メチ
ル−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトンなどの極性溶
媒中で反応させることにより、前駆体であるポリアミド
酸溶液の形で合成することができる。
反応温度および時間は特に限定されないが、通常0℃〜
80℃の温度で1〜10時間攪時間型ることによって、
固有粘度が0.1〜4.0の範囲にあるポリアミド酸溶
液を調整することができる。
また、かかるポリアミド酸溶液をそのまま、あるいはト
ルエン、キシレンなどの溶媒を共存させて共沸脱水条件
で100℃以上に加熱することによって、部分的あるい
は完全にイミド閉環したポリイミド溶液を得ることも、
一般式(I)と(II)の繰り返し単位を適当に選ぶこ
とによって可能である。
さらに、かかるイミド閉環反応はピリジン/無水酢酸な
どの閉環反応促進触媒の共存下で行うこ[XJ t−H
” R2N−R3NR2’        (IV)上記の
一般式(III)、(mV)および(V)における、X
SR’ 、R2、R3およびrの意味するところは、一
般式(1)および(II)におけるのと同様である。
一般式(1)および(III)におけるR1は炭素数4
〜20のアルキル基または炭素数4〜20のフルオロア
ルキル基である。炭素数が4未満では液晶配向特性、特
に傾斜配向特性が十分でなく、炭素数が20を越えるも
のにしても液晶配向特性の面で得られるところはほとん
どない。より好ましくは炭素数8〜16である。
R1は直鎖状でも分岐状でもよい。直鎖状のアルキル基
としては、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシ
ル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基
、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、
n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、ローへキサ
デシル基、n−オクタデシル基、n−エイコシル基など
を例示することができる。分岐状のアルキル基としては
、イソブチル基、5ec−ブチル基、tcrt−ブチル
基、l−メチルブチル基、2−メチルブチル基、3−メ
チルブチル基、l−メチルペンチル基、2−メチルペン
チル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基
、1−メチルヘキシル基、2−メチルヘキシル基、3−
メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、5−メチル
ヘキシル基、1−メチルヘプチル基、2−メチルヘプチ
ル基、3−メチルヘプチル基、4−メチルヘプチル基、
5−メチルヘプチル基、6−メチルヘプチル基、l−メ
チルオクチル基、2−メチルオクチル基、3−メチルオ
クチル基、4−メチルオクチル基、5−メチルオクチル
基、6−メチルオクチル基、7−メチルオクチル基、1
−メチルノニル基、2メチルノニル基、3−メチルノニ
ル基、4−メチルノニル基、5−メチルノニル基、6−
メチルノニル基、7−メチルノニル基、8−メチルノニ
ル基、1−メチルデシル基、2−メチルデシル基、3−
メチルデシル基、4−メチルデシル基、5−メチルデシ
ル基、6−メチルデシル基、7−メチルデシル基、8−
メチルデシル基、9−メチルデシル基、1−メチルドデ
シル基、2−メチルドデシル基、3−メチルドテシル基
、4−メチルドデシル基、5−メチルデシル基、6−メ
チルドデシル基、7−メチルドデシル基、8−メチルド
デシル基、9−メチルドデシル基、10−メチルドデシ
ル基、11−メチルドデシル基、1−メチルテトラデシ
ル基、2−メチルテトラデシル基、3−メチルテトラデ
シル基、4−メチルテトラデシル基、5−メチルテトラ
デシル基、6−メチルテトラデシル基、7−メチルテト
ラデシル基、8−メチルテトラデシル基、9−メチルテ
トラデシル基、lO−メチルテトラデシル基、11−メ
チルテトラデシル基、12−メチルテトラデシル基、1
3−メチルテトラデシル基、1−メチルヘキサデシル基
、2−メチルヘキサデシル基、3−メチルヘキサデシル
基、4−メチルヘキサデシル基、5−メチルヘキサデシ
ル基、6−メチルヘキサデシル基、7−メチルヘキサデ
シル基、8−メチルヘキサデシル基、9−メチルヘキサ
デシル基、10−メチルへキサデシル基、11−メチル
ヘキサデシル基、12−メチルヘキサデシル基、13−
メチルヘキサデシル基、14−メチルヘキサデシル基、
15−メチルヘキサデシル基、■−メチルオクタデシル
基、2−メチルオクタデシル基、3−メチルオクタデシ
ル基、4−メチルオクタデシル基、5−メチルオクタデ
シル基、6−メチルオクタデシル基、7−メチルオクタ
デシル基、8−メチルオクタデシル基、9−メチルオク
タデシル基、10−メチルオクタデシル基、11−メチ
ルオクタデシル基、12−メチルオクタデシル基、13
−メチルオクタデシル基、14−メチルオクタデシル基
、15−メチルオクタデシル基、16−メチルオクタデ
シル基、17−メチルオクタデシル基などを例示するこ
とができる。
フルオロアルキル基としては、上記のアルキル基の水素
原子の1個以上がフッ素原子で置換されたものが使用可
能である。このようなフルオロアルキル基の内で特に好
ましく使用できるものとして、ヘプタフルオロブチル基
、ノナフルオロ−tert−ブチル基、パーフルオロブ
チル基、オクタフルオロペンチル基、パーフルオロペン
チル基、ノナフルオロヘキシル基、パーフルオロヘキシ
ル基、ドデカフルオロヘプチル基、トリデカフルオロヘ
キシル基、パーフルオロヘプチル基、トリデカフルオロ
オクチル基、ペンタデカフルオロオクチル基、パーフル
オロオクチル基、ヘキサフルオロノニル基、パーフルオ
ロノニル基、ヘプタデカフルオロデシル基、パーフルオ
ロデシル基、ヘキサフルオロノニル基、パーフルオロド
テシル基、ペンタコサフルオロテトラデシル基、パーフ
ルオロテトラデシル基、パーフルオロペンタデシル基、
パーフルオロヘキサデシル基、パーフルオロオクタデシ
ル基、パーフルオロエイコシル基などを例示することが
できる。
一般式(I)および(III)におけるXは一〇−rは
0または1である。
一般式(1)、(II)および(V)においてテトラカ
ルボン酸構造を形成するR2は四価の有機残基、好まし
くは四価の芳香族残基または脂肪族残基である。好まし
く使用できる芳香族テトラカルボン酸二無水物の具体例
としては、芳香族1核体としてピロメリット酸、トリフ
ルオロメチルピロメリット酸、ビス(トリフ−ルオロメ
チル)ピロメリット酸、芳香族2核体として3.3’ 
−4,4’−テトラカルボキシジフェニルエーテル、2
.3.3’、 4’テトラカルボキシジフエニルエーテ
ル、3.3’、 4.4ベンゾフエノンテトラカルボン
酸、2.3.3’、 4ベンゾフエノンテトラカルボン
酸、3.3’、 4.4’−ビフェニルテトラカルボン
酸、2.3.3’、 4’−ビフェニルテトラカルボン
酸、3.3’、4.4’−テトラカルボキシジフェニル
メタン、2,3,6.7−ナフタレンテトラカルボン酸
、l、4,5.8−ナフタレンテトラカルボン酸、1.
2.5.6−ナフタレンテトラカルボン酸、2.2−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン、2゜2
−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)へキサフルオ
ロプロパン、3.3’、 4.4’−テトラカルポキシ
ジフ工二ルスルホン、芳香族4核体として2.2−ビス
(4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニル)
プロパン、2.2−ビス(4−(3,4−ジカルボキシ
フェノキシ)フェニル)へキサフルオロプロパン、1゜
2、7.8−テトラカルボキシペリレンなどを例示する
ことができる。
脂肪族残基R2を含むテトラカルボン酸二無水物の具体
的な例としては、シクロブタンテトラカルボン酸、シク
ロペンタンテトラカルボン酸、シクロヘキサンテトラカ
ルボン酸、1,1,4.4−ブタンテトラカルボン酸、
2,2.6.6−へブタンテトラカルボン酸、3.5.
6−ドリカルボキシー2−カルボキシメチルノルボルナ
ン等の二無水物および5−(2,5−ジオキソテトラヒ
ドロフリル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,
2−ジカルボン酸無水物、ビシクロ(2,2,2)−オ
クト−7−エン、 2.3.5.6−テトラカルボン酸
などを例示することができる。
一般式(II)および(IV)におけるR3は二価の有
機残基、好ましくは二価の芳香族残基または脂肪族残基
である。R3が二価の芳香族残基である、一般式(IV
)のジアミン化合物の具体例としては、芳香族1核体と
してp−フェニレンジアミン、l−フェニレンジアミン
、0−フェニレンジアミン、2.4−ジアミノトルエン
、4.6−ジメチル−m−フェニレンジアミン、2.4
−ジアミノメシチレン、4−クロロ−m−フェニレンジ
アミン、4−フルオロ−m−フェニレンジアミン、テト
ラフルオロ−p−フェニレンジアミン、テトラフルオロ
−m−フェニレンジアミン、テトラフルオロ−〇−フ二
二レしジアミン、2−二トローp−フェニレンジアミン
、芳香族2核体としてベンジジン、4.4’−ジアミノ
ジフェニルエーテル、3.4’−ジアミノジフェニルエ
ーテル、3.3’−ジアミノジフェニルエーテル、3.
3’−ジアミノジフェニルエーテル、4.4’−ジアミ
ノジフェニルメタン、3.4’−ジアミノジフェニルメ
タン、3.3’ジアミノジフエニルメタン、4.4’−
ジアミノジフェニルスルホン、3.4’−ジアミノジフ
ェニルスルホン、3.3’−ジアミノジフェニルスルホ
ン、3゜31−ジアミノジフェニルスルフィド、3.4
’−ジアミノジフェニルスルフィド、4.4’−ジアミ
ノベンゾフェノン、3.4’−ジアミノベンゾフェノン
、3゜3′−ジアミノベンゾフェノン、2.2−ビス(
4−アミノフェニル)プロパン、2.2−ビス(3−ア
ミノフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−アミノフ
ェニル)へキサフルオロプロパン、2.2−ビス(3−
アミノフェニル)へキサフルオロプロパン、1.5−ジ
アミノナフタレン、2.6−ジアミノナフタレン、3.
3’−ジメチルベンジジン、3.3’−ジメトキシベン
ジジン、3.3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフ
ェニルエーテル、3.3’−ジメチル−4,4′−ジア
ミノジフェニルメタン、芳香族3核体として1.4−ビ
ス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1.3−ビス(
4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1.3−ビス(3−
アミノフェノキシ)ベンゼン、芳香族4核体として、4
.4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、4
.4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル、4
.4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ジフェニルスル
ホン、4.4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ジフェ
ニルスルホン、3.4−ビス(4−アミノフェノキシ)
ジフェニルスルホン、3.4’−ビス(3−アミノフェ
ノキシ)ジフェニルスルホン、3.3’−ビス(4−ア
ミノフェノキシ)ジフェニルスルホン、3.3’−ビス
(3−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホン、2.2
−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロ
パン、2.2−ビス(4−(3−アミノフェノキシ)フ
ェニル)プロパン、2.2−ビス(4−(2−アミノフ
ェノキシ)フェニル)プロパン、2.2−ビス(4−(
4−アミノフェノキシ)フェニル)へキサフルオロプロ
パン、2.2−ビス(4−(3−アミノフェノキシ)フ
ェニル)へキサフルオロプロパン、2.2−ビス(4−
(2−アミノフェノキシ)フェニル)へキサフルオロプ
ロパンなどを挙げることができる。
R3が脂肪族基である、一般式(IV)のジアミン化合
物の具体例としては、1,4−ジアミノブタン、1.6
−ジアミツヘキサン、1.8−ジアミノオクタン、l、
12−ジアミノドデカン、1.4−ジアミノシクロヘキ
サン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、ビス
(4−アミノ−2−メチルシクロヘキシル)メタン、ビ
ス(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン、
l、3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシ
ロキサンなどを例示することができる。
R3が芳香族脂肪族残基であるジアミン化合物も好まし
く使用可能であり、このような化合物の具体例としては
、p−キシリレンジアミン、m−メタキシリレンジアミ
ンなどを例示することができる。
上記のポリアミド酸またはポリイミド溶液の液晶表示素
子用基板、すなわち透明電極基板上への塗布は、ポリマ
濃度0.01〜40重量%、好ましくは0.1〜20重
量%溶液を用いて、印刷法、スピンナー法、デイツプ法
、スプレー法等の手法で行うことができる。使用される
溶媒は、該ポリアミド酸またはポリイミドを溶解するも
のであれば制限はないが、好ましく使用できる溶媒の具
体例としては、N、N−ジメチルホルムアミド、N。
N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリド
ン、γ−ブチロラクトン等を挙げることができる。これ
らは単独で使用することもできるが、他の溶媒と混合し
て使用することもできる。特に、メチルセロソルブやブ
チルセロソルブ、エチルカルピトール、エチルセロセル
ブアセテートなどのポリイミドの貧溶媒を、上記の溶媒
と適当量混合することによって、該ポリイミド前駆体溶
液のガラス基板に対する塗布性が著しく改善される場合
がある。
ポリアミド酸溶液を基板に塗布後、100℃〜400℃
、好ましくは200℃〜300℃で加熱することにより
、対応するポリイミドの被膜が得られる。これを当業者
周知の方法でラビング処理することにより、安定したプ
レチルト角を持って液晶分子を配向させることのできる
液晶配向膜が得られる。部分的または完全にイミド閉環
したポリイミド溶液を用いた時も、同様の熱処理を行う
が、この場合にはより低い温度、すなわち150℃〜2
50℃でポリイミド膜を得ることが可能である。
なお本発明の液晶表示素子の構造としては特に限定され
ず公知のものが使用できる。一般に2枚のガラスまたは
フィルム基板上に酸化インジウム、酸化スズ膜等の透明
導電膜からなるセグメント電極を設け、その上に常法に
より液晶配向膜を形成し、これらをもって液晶をサンド
イッチするとともに、周辺部をシール剤によって封止し
、さらにその両側に偏光板を配置した構造のもが使用で
きる。
本発明の液晶配向膜は液晶表示素子などの表示素子に有
効に使用されるものであるが、表示素子以外にも光シヤ
ツターや非線形光学効果を利用した波長変換器などの光
学素子にも有効に使用できるものである。
し実施例] 以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例におけるプレチルト角の測定は磁界容量零位法に
よって行った(T、J、5hefferら   J、 
 App  l、   Phy  s、  48(5)
、1783−(1977)参照)。
実施例1 4.4′−ジアミノジフェニルエーテル3.94g (
0,0197モル)と4− (IH,IH。
2H,2H−パーフルオロデシロキシ)−1,3−ジア
ミノベンゼン1.25g (0,0022モル)をN−
メチル−2−ピロリドン(以下NMPと略称する)89
.78gに溶解させ、氷水浴で冷却した。これにピロメ
リット酸二無水物4.78g (0,0219モル)を
少しずつ加えた。氷水浴につけたまま1時間、ついで室
温で2時間撹拌して、ポリアミド酸の10重量%NMP
溶液を得た。得られたポリアミド酸の溶液をガラス板上
に流延して被膜を形成し、これを100℃で1時間、つ
いで250℃で3時間加熱してイミド化させることによ
りポリイミドフィルムを作った。このフィルムのIRス
ペクトルを測定したところ、1780および720cm
−’にイミド環による吸収、1260−1200cm−
’にC−F結合による吸収が認められた。
上記のようにして得られたポリアミド酸溶液の組成は、
一般式(I)で表わされる繰り返し単位と一般式(II
)で表わされる繰り返し単位の構成比m/nの値が10
/90にに相当する。
ついでこの溶液をNMPとブチルセロソルブ(以下BC
と略称する)との混合溶媒で3重量%溶液になるように
希釈した。希釈後の溶液中のNMPとBCとの比率は重
量比で7=3であった。
この溶液をスピナーを用いて酸化インジウム・スズ膜(
いわゆるITO膜)からなる透明電極が形成されたガラ
ス基板(30mmx33mm)に塗布した。その後、8
0℃で15分、ついで250℃で1時間加熱処理し、ポ
リイミド被膜を形成した。ついで該被膜をナイロン布で
ラビング処理した。ラビング処理にはEHC社製ラビう
グマシンRM−300Hを使用した。ラビングローラー
の回転速度は800 r p m s基板の移動速度は
毎秒100mmであった。その後、8μmのスペーサを
挟んでラビング方向が反平行になるようにセルを組み立
て、液晶(ZLI−2293、Merck社製)を注入
して液晶表示素子を作製した。この素子のプレチルト角
を測定したところ、5.1°であり配向状態も良好であ
った。
また、この液晶表示素子を100℃で1時間加熱した後
室温まで放冷し、再びプレチルト角を測定したところ、
5.1°で熱処理前と変化なく、また配向の乱れも生じ
なかった。
実施例2 実施例1の場合と全く同様にしてガラス基板上にポリイ
ミド被膜を形成し、基板の移動速度を毎秒20mmに変
えた他は実施例1と全く同様にラビング処理をし、セル
を組み立てたところ、プレチルト角は5.1°で変化せ
ず、配向性も良好であった。この時のラビング強度は実
施例1のほぼ5倍に相当する。また、実施例1と同様の
熱処理を行ったところ、プレチルト角は5.1°であり
、配向の乱れも生じなかった。
この結果から、本実施例におけるポリイミドが非常に安
定した傾斜配向を与えることが確認された。
実施例3 4.4′−ジアミノジフェニルエーテル0.0197モ
ルを0.0175モルに、1−(IH。
LH,2H,2H−パーフルオロデシロキシ)1.3−
ジアミノベンゼン0.0022モルを0゜0044モル
に変えた以外は、実施例1と全く同様にしてポリアミド
酸溶液を調整した。繰り返し単位の構成比m/nは20
/80である。この溶液を用いて、実施例1と同様の液
晶表示素子を作製したところ、プレチルト角は7.0°
で液晶配向性も良好であった。
実施例4 N、N−ジメチルアセトアミド(以下DMACと略称す
る)を溶媒として、ピロメリット酸二無水物0.011
9モル、4.4′−ジアミノジフェニルエーテル0.0
107モルおよび4−(IH,IH,2H,2H−パー
フルオロデシロキシ)−1,3−ジアミノベンゼン0.
0012モルを0℃で1時間、ついで室温で2時間撹拌
して、ポリアミド酸の10重量%DMCA溶液を得た。
繰り返し単位の構成比m/nは10/90である。
この溶液をDMACとBCとで3重量%になるように希
釈した。希釈後のDMACとBCとの重量比は7対3で
あった。その後、実施例1と同様にして液晶表示素子を
作製し、プレチルト角を測定したところ48°であった
実施例5 4.4′−ジアミノジフェニルエーテル3.94g (
0,0197モル)と4−ヘキサデシロキシ−1,3−
ジアミノベンゼン0.76g (0゜0022モル)を
MMP85gに溶解させ、氷水浴で冷却した。これにピ
ロメリット酸二無水物4゜78g (0,0219モル
)を少しずつ加えた。
氷水浴につけたまま1時間ついで室温で2時間撹拌して
、ポリアミド酸の10重量%NMP溶液を得た。
このポリアミド酸溶液を実施例1と同様に処理して液晶
表示素子を作製したところ、プレチルト角は6.0°で
、配向性も良好であった。
実施例6 ピロメリット酸二無水物0.02モル、3,3ジアミノ
ジフェニルエーテル0.0152モル、4− (IH,
IH,2H,2H−パーフルオロデシロキシ)−1,3
−ジアミノベンゼン0゜004モルおよび1.3−ビス
(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサンo、
ooosモルをNMP溶媒中で室温で3時間反応させて
、ポリアミドの15重量%溶液を得た。重合繰り返し単
位の構成比m/nは20/80である。この溶液をNM
PとBCで7.5重量%に希釈(NMP:BC=7 :
 3)した後、透明導電膜が形成されたガラス基板(3
0mmx33mm)に印刷法で塗布した。以下、実施例
1と同様にして、液晶表示素子を作製し、プレチルト角
を測定したところ、7.1°で液晶配向状態も良好であ
った。
実施例7 ピロメリツト酸二無水物0.1モル、2.2−ビス(4
−(4−アミノフェノキシ)フェニルプロパン0.07
6モル、4− (IH,IH,2H。
2H−パーフルオロデシロキシ)−1,3−ジアミノベ
ンゼン0.02モルおよび1.3−ビス(3−アミノプ
ロピル)テトラメチルジシロキサン0.004モルをN
MP溶媒中で40℃で3時間反応させて、ポリアミド酸
溶液を調整した。重合繰り返し単位の構成比m/nは2
0/80である。この溶液をNMPとBCで7.5重量
%に希釈(NMP : BC=7 : 3)した後、透
明導電膜が形成されたガラス基板(30mmX33mm
)に印刷法で塗布した。以下、実施例2と同様にして、
液晶表示素子を作製しプレチルト角を測定した。この液
晶表示素子を100℃に加熱した後、室温まで冷却した
ところ、プレチルト角は7.0°で液晶配向状態も良好
であった。
実施例8 2.2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
プロパン0.076モルを0.05モルに、4− (I
H,IH,2H,2H−パーフルオロデシロキシ)−1
,3−ジアミノベンゼン0゜02モルを0.05モルに
変えた以外は、実施例7と全く同様にしてポリアミド酸
溶液を調整した。
重合繰り返し単位の構成比m/nは50150である。
以下実施例7と同様に処理して液晶表示素子を作製しプ
レチル!・角を測定したところ11゜であった。
比較例I NMPを溶媒として、ピロメリット酸二無水物0.02
19モルと4,4′−ジアミノジフェニルエーテル0.
0219モルを0℃で1時間ついで室温で2時間撹拌し
て、得られたポリアミド酸の10重量%NMP溶液を作
製した。プレチルト角を測定したところ、はぼ0℃であ
った。
[発明の効果] 本発明は液晶配向膜を特定のポリイミドで構成したので
、特殊な装置を用いることなく安定で大きなプレチルト
角を持つ傾斜配向を得ることができる。これにより、S
TN方式のような液晶分子の傾斜配向を必要とする液晶
表示素子を経済的に作製することができる。
特許出願人  東 し 株 式 会 社15’l

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で表わされる繰り返し単位お
    よび下記一般式(II)で表わされる繰り返し単位を主成
    分として含有して成るポリイミドより形成されたことを
    特徴とする液晶配向膜。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式( I )、(II)において、Xは−O−、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼および▲数式、化学式、表等がありま
    す▼から選ばれ、 rは0または1を示す。R^1は炭素数4〜20のアル
    キル基またはフルオロアルキル基を示す。R^2は四価
    の有機残基、R^3は二価の有機残基を示す。m/nの
    比は1/99〜80/20である。
  2. (2)一般式( I )におけるR^1が炭素数4〜20
    のフルオロアルキル基である請求項1記載の液晶配向膜
  3. (3)一般式( I )におけるR^2が四価の芳香族残
    基および/または四価の脂肪族残基である請求項1記載
    の液晶配向膜。
  4. (4)一般式( I )で表わされる繰り返し単位と一般
    式(II)で表わされる繰り返し単位の構成比m/nの値
    が5/95〜50/50である請求項1記載の液晶配向
    膜。
  5. (5)液晶を挟持する一対の平行に配置された透明電極
    基板の表面に液晶配向膜を設け、該液晶配向膜の表面を
    一定方向にラビングしてなる液晶表示素子において、該
    液晶配向膜として下記一般式( I )で表わされる繰り
    返し単位と下記一般式(II)で表わされる繰り返し単位
    を主成分として含有して成るポリイミドを使用すること
    を特徴とする液晶表示素子。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式( I )、(II)において、Xは−O−、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼および▲数式、化学式、表等がありま
    す▼から選ばれ、 rは0または1を示す。R^1は炭素数4〜20のアル
    キル基またはフルオロアルキル基を示す。R^2は四価
    の有機残基、R^3は二価の有機残基を示す。m/nの
    比は1/99〜80/20である。
  6. (6)一般式( I )におけるR^1が炭素数4〜20
    のフルオロアルキル基である請求項5記載の液晶表示素
    子。
  7. (7)一般式( I )で表わされる繰り返し単位と一般
    式(II)で表わされる繰り返し単位の構成比m/nの値
    が5/95〜50/50である請求項5記載の液晶表示
    素子。
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