JPH02281410A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号だけ、あるいは音声信号だけを独立し
て消去することを可能とする磁気記録再生装置に関する
ものである。

従来の技術 従来、磁気記録再生装置において、２種類のテープ速度
を有し、遅いテープ速度の場合の重ね書きされた映像・
音声信号トラックと速いテープ速度の場合の独立した映
像信号トラックと音声信号トラックとの３種類のトラッ
クが存在する場合には、それぞれのトラックに対応する
異なる高さをもった３種類の各トラック専用の消去ヘッ
ドを用いて、各トラック毎に映像信号、音声信号を消去
していた。

発明が解決しようとする課題 上記従来の磁気記録再生装置では、遅いテープ速度の場
合の重ね書きされた映像音声信号トラックを消去するこ
と、および速いテープ速度の場合の映像信号トラックと
音声信号トラックを独立して消去することのために、そ
れぞれのトラックに対応する高さをもった３種類の消去
ヘッドが必要であり、複雑になるという問題を有してい
た。

本発明は上記従来の問題を解決するもので、消去ヘッド
が各トラックを兼用して消去することで、より少ない消
去ヘッドで複雑になることなく、映像信号だけあるいは
音声信号だけを独立して消去可能とした磁気記録再生装
置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置は
、回転ドラム上に映像記録再生ヘッドと音声記録再生ヘ
ッドを有して２種類のテープ速度による記録再生が可能
であり、遅いテープ速度のテープパターンでは映像信号
トラックに音声信号トラックが重ねて記録され、速いテ
ープ速度のテープパターンでは映像信号トラック間の隙
間の中央に音声信号トラックが記録される磁気記録再生
装置であって、前記回転ドラム上に第１消去ヘッドと第
２消去ヘッドを設け、前記第１消去ヘッドおよび第２消
去ヘッドと音声記録再生ヘッドの前記映像記録再生ヘッ
ドに対する取付角度をそれぞれＸｏおよびＹｏとＺ°先
行する角度とし、前記第１消去ヘッドおよび第２消去ヘ
ッドと音声記録再生ヘッドの前記映像記録再生ヘッドに
対する取付高さをそれぞれＡおよびＢとＣの距離とし、
遅いテープ速度の場合のトラックピッチをＰＩ　、速い
テープ速度の場合のトラックピッチをＰ２としたとき、 Ａ　＝　Ｐ、Ｘ　　　　。

が成立するＸｏ、Ｙ’、Ａ、Ｂの値で前記回転ドラム上
に第１消去ヘッドおよび第２消去ヘッドの配置を行い、
前記第１消去ヘッドは遅いテープ速度における映像信号
と音声信号、および速いテープ速度における映像信号を
消去し、前記第２消去ヘッドは早いテープ速度における
音声信号を消去するように構成したものである。

さらに１本発明の磁気記録再生装置は、回転ドラム上に
映像記録再生ヘッドと音声記録再生ヘッドを有して２皿
類のテープ速度による記録再生が可能であり、遅いテー
プ速度のテープパターンでは映像信号トラックに音声信
号トラックが重ねて記録され、速いテープ速度のテープ
パターンでは映像信号トラック間の隙間の中央に音声信
号トラックが記録される磁気記録再生装置であって、前
記回転ドラム上に第１消去ヘッドと第２消去ヘッドを設
け、前記第１消去ヘッドおよび第２消去ヘッドと音声記
録再生ヘッドの前記映像記録再生ヘッドに対する取付角
度をそれぞれｘｏおよびＹ０先行する角度とし、前記第
１消去ヘッドおよび第２消去ヘッドの前記映像記録再生
ヘッドに対する取付高さをそれぞれＡおよびＢの距離と
し、遅いテープ速度の場合のトラックピッチをＰＩ、速
いテープ速度の場合のトラックピッチをＢ２としだとが
成立するＸｏ、Ｙ’、Ａ％Ｂの値で前記回転ドラム上に
第１消去ヘッドおよび第２消去ヘッドの配置を行い、前
記第１消去ヘッドは遅いテープ速度における映像信号と
音声信号、および速いテープ速度における音声信号を消
去し、前記第２の消去ヘッドは速いテープ速度における
映像信号を消去するように構成したものである。

作用 上記構成によって、第１消去ヘッドで、遅いテープ速度
における重ね書きされた映像・音声信号トラックの消去
と、速いテープ速度における映像信号トラックあるいは
音声信号トラックのどちらかの消去を兼用して行うので
、速いテープ速度におけるもう一方のトラック専用の第
２消去ヘッドと合わせて２種類の消去ヘッドで、遅いテ
ープ速度における映像・音声信号トラックの消去と、速
いテープ速度における映像信号トラックと音声信号トラ
ックの独立した消去とを可能とする。

実施例 以下、本発明の一実施例の磁気ｊＺ録再再生装置ついて
、図面を参照しながら説明する。

第１図および第２図は本発明の一実施例における磁気記
録再生装置の回転ドラム装置を示す上面図および側面図
である。第１図および第２図において、上ドラム１と下
ドラム２で構成される回転ドラム３に、テープ４がテー
プガイド５で案内されて傾斜して巻き付けられている。

この回転ドラム３の七ドラム１に、１８００対向する位
置に１対の映像用ヘッド６　、７．１対の音声用ヘッド
８．９１対の第１消去ヘッド１０．１１　および１対の
第２消去ヘッド１２．１３　が取付けられている。ここ
で。

映像用ヘッド６に対して第１消去ヘッド１０はＸ０先行
する角度、第２消去ヘッド１２はＹ０先行する角度。

音声用ヘッド８はＺ０先行する角度で取付けられている
。また、第３図に示すように、これら各ヘッド８．１０
．１２の高さ関係は、映像用ヘッド６に対して、第１消
去ヘッド１０は上側にＡ、同じく第２消去ヘッド１２は
上側にＢ１さらに音声用へラド８は上側にＣの距離をも
って取付けられている。

第４図１２）はテープ速度が遅い場合のテープパターン
、第４図（ｂｌはテープ速度が速い場合のテープパター
ンを示している。第４図（ａ）に示すように、テープ速
度が遅い場合、テープ４に対して映像信号トラック１４
　、１５　　と音声信号トラック１６．１７がそれぞれ
重ね書きされている。第４図（ｂ）に示すようにテープ
速度が速い場合、映像信号トラック１８゜１９の間の隙
間の中央に音声信号トラックＺ°が記録されている。ま
た、テープ４両端にはリニア音声トラック２１とコント
ロールトラック２２とが設けられている。

遅いテープ速度の場合のトラックピッチをＰＩ。

速いテープ速度の場合のトラックピッチをＰ２としたと
き ようになる。

が成立するＸ’　、　Ｙ’　、　Ａ　、　Ｂの値か、あ
るいは。

が成立するＸ’　、　Ｙ’　、　Ａ　、　Ｈの値でもっ
て回転ドラム３ｋに第１消去ヘッド・第２消去ヘッドの
配置を行なう。

ＶＨ８の場合を一例にとると、テープ速度が遅い場合を
従来の２時間記録モードとし、Ｈ並びが成立する条件で
テープ速度が速い場合を定め、これを仮に１時間モード
と呼ぶこ上にすると法衣のここで、テープパターンが第
４図（ａｌ　、　（ｂｌに示すようになるための映像用
ヘッドと音声用ヘッドの位置関係の一例としては Ｚ’　＝　２２５．２６　Ｃ＝　７２．５μｍであり、
上表より Ｐ１＝５７．９μｍ　　Ｐ２＝９６．４μｍであるから
、＋１１　（２１式により、ｎ＝１とした場合Ｘ’　＝
　４５０．５°　　Ａ　＝　１４４．９　Ｊｉｍ　　・
・・・・−（６１となる。したがって、第１消去ヘッド
１０を上記の値の位置（６）に取付ければ、テープ速度
が遅い場合の映像音声信号トラック１４　、１６あるい
は１５．１７の消去とテープ速度が速い場合の映像信号
トラック１８．１９　の消去とを兼用することができる
。また、第２消去ヘッド１２はテープ速度が早い場合の
音声信号トラックＺ°にのみに対応すればよい。

さらに、　（１１、（４１、（５１式により第１消去ヘ
ッド１０の位置を求めた場合には、第１消去ヘッド１０
がテープ速度が遅い場合の映像音声信号トラック１４゜
１６あるいは１５．１７の消去と、テープ速度が速い場
合の音声信号トラックの消去とを兼ねるこ上になる。

したがって、２種類の消去ヘッドによって、遅いテープ
速度における映像・音声信号トラックを消去することと
、速いテープ速度における映像信号トラックと音声信号
トラ、ツクを独立して消去することができる。

発明の効果 以Ｅのように本発明によれば、第１消去ヘッドで、２種
類のテープ速度のうち遅いテープ速度における映像音声
信号トラックと、速いテープ速度における映像信号トラ
ックおよび音声信号トラックのどちらかとを兼用して消
去するため、従来のように、遅いテープ速度時の映像・
音声信号トラック、速いテープ速度時の映像信号トラッ
クおよび音声信号トラックのそれぞれに対応する３種類
の消去ヘッドは必要なくなり複雑になることなく、２種
類のより少ない消去ヘッドで遅いテープ速度時の映像お
よび音声信号の消去、また、速いテープ速度時の映像信
号だけあるいは音声信号だけの独立した消去を可能にす
ることができ、安価な構成とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例における磁気記
録再生装置の回転ドラムトの映像用ヘッド、音声用ヘッ
ド、第１および第２消去ヘッドの配置を示す回転ドラム
装置の上面図および側面図、第３図は同磁気記録再生装
置の回転ドラム上の各ヘッドの取付は高さ関係を示す図
、第４図（ａｌは遅いテープ速度で映像信号トラックと
音声信号トラックとが重ね書きされたテープパターン図
、第４図（ｂｌは速いテープ速度で映像信号トラックと
映像信号トラックとの隙間の中央に音声信号トラックが
記録されたテープパターン図である。 ３・・・回転ヘッド、４・・・テープ、６．７・・・映
像用ヘッド、８．９・・・音声用ヘッド％１０．１１・
・・第１消去ヘッド、１２．１３・・・第２消去ヘッド
、１４．１５．１８゜１９・・・峡仰信号トラック、１
６．１７．Ｚ°・・・音声信号トラック　ＸＯ・・・第
１消去ヘッドの取付角度　ｙＯ哨 ・・・第２消去ヘッドの取付角度、Ｚｏ・・・音声ヘッ
ドの取付角度、Ａ・・・第１消去ヘッドの取付高さ、Ｂ
・・・第２消去ヘッドの取付高さ、Ｃ・・・音声用ヘッ
ドの取付高さ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転ドラム上に映像記録再生ヘッドと音声記録再生
   ヘッドを有して２種類のテープ速度による記録再生が可
   能であり、遅いテープ速度のテープパターンでは映像信
   号トラックに音声信号トラックが重ねて記録され、速い
   テープ速度のテープパターンでは映像信号トラック間の
   隙間の中央に音声信号トラックが記録される磁気記録再
   生装置であって、前記回転ドラム上に第１消去ヘッドと
   第２消去ヘッドを設け、前記第１消去ヘッドおよび第２
   消去ヘッドと音声記録再生ヘッドの前記映像記録再生ヘ
   ッドに対する取付角度をそれぞれＸ°およびＹ°とＺ°
   先行する角度とし、前記第１消去ヘッドおよび第２消去
   ヘッドと音声記録再生ヘッドの前記映像記録再生ヘッド
   に対する取付高さをそれぞれＡおよびＢとＣの距離とし
   、遅いテープ速度の場合のトラックピッチをＰ１、速い
   テープ速度の場合のトラックピッチをＰ２としたとき、 Ａ＝Ｐ＿１×（Ｘ°／１８０°） Ａ＝Ｐ＿２×［（ｎ＋Ｘ°／１８０°）］、ｎ＝１、２
   、３・・・Ｂ＝Ｐ＿２×［（Ｙ°−Ｚ°）／１８０°］
   ＋Ｃが成立するＸ°、Ｙ°、Ａ、Ｂの値で前記回転ドラ
   ム上に第１消去ヘッドおよび第２消去ヘッドの配置を行
   い、前記第１消去ヘッドは遅いテープ速度における映像
   信号と音声信号、および速いテープ速度における映像信
   号を消去し、前記第２消去ヘッドは早いテープ速度にお
   ける音声信号を消去するように構成した磁気記録再生装
   置。 ２、回転ドラム上に映像記録再生ヘッドと音声記録再生
   ヘッドを有して２種類のテープ速度により記録再生が可
   能であり、遅いテープ速度のテープパターンでは映像信
   号トラックに音声信号トラックが重ねて記録され、速い
   テープ速度のテープパターンでは映像信号トラック間の
   隙間の中央に音声信号トラックが記録される磁気記録再
   生装置であって、前記回転ドラム上に第１消去ヘッドと
   第２消去ヘッドを設け、前記第１消去ヘッドおよび第２
   消去ヘッドの前記映像記録再生ヘッドに対する取付角度
   をそれぞれＸ°およびＹ°先行する角度とし、前記第１
   消去ヘッドおよび第２消去ヘッドの前記映像記録再生ヘ
   ッドに対する取付高さをそれぞれＡおよびＢの距離とし
   、遅いテープ速度の場合のトラックピッチＰ１、速いテ
   ープ速度の場合のトラックピッチをＰ２としたとき、 Ａ＝Ｐ＿１×（Ｘ°／１８０°） Ａ＝Ｐ＿２×（１／２＋ｎ＋Ｘ°／１８０°）、ｎ＝１
   、２、３・・・Ｂ＝Ｐ＿２×（Ｙ°／１８０°） が成立するＸ°、Ｙ°、Ａ、Ｂの値で前記回転ドラム上
   に第１消去ヘッドおよび第２消去ヘッドの配置を行い、
   前記第１消去ヘッドは遅いテープ速度における映像信号
   と音声信号、および速いテープ速度における音声信号を
   消去し、前記第２の消去ヘッドは速いテープ速度におけ
   る映像信号を消去するように構成した磁気記録再生装置
   。