JPH02281193A - ワイヤーメッシュ構造から成るスロッシング防止機構 - Google Patents
ワイヤーメッシュ構造から成るスロッシング防止機構Info
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- JPH02281193A JPH02281193A JP1102560A JP10256089A JPH02281193A JP H02281193 A JPH02281193 A JP H02281193A JP 1102560 A JP1102560 A JP 1102560A JP 10256089 A JP10256089 A JP 10256089A JP H02281193 A JPH02281193 A JP H02281193A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は液体を内包する容器類（プールの如き形態の
ものも含む）のスロッシング防止機構に関する。
ものも含む）のスロッシング防止機構に関する。
［従来の技術］
液体を内包する容器が振動（地震等による）を受けた場
合のスロッシングを第３図に示す。
合のスロッシングを第３図に示す。
液体３を内包した容器１が固定端２で支持されている。
液体３は自由液面５を有しており、地震等により振動９
が作用すると、液面５は破線で示すスロッシング６を生
じ、容器１及び容器内の図示していない構造物に強度上
及び機能上の不具合を与える原因となる。
が作用すると、液面５は破線で示すスロッシング６を生
じ、容器１及び容器内の図示していない構造物に強度上
及び機能上の不具合を与える原因となる。
そこで、このスロッシング防止対策として、従来、第４
図に示すような防止板を用いる技術が採用されてきた。
図に示すような防止板を用いる技術が採用されてきた。
すなわち、液体３を内包する容器１に対して、上部固定
部２から吊り具８を介して防止板７を液面位置に設けて
対処する方策である。
部２から吊り具８を介して防止板７を液面位置に設けて
対処する方策である。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、この従来のスロッシング防止対策は、ス
ロッシングの防止に有効ではあるが、液体の圧力荷重に
耐えるために、防止板７には相当な強度が必要であるこ
と、及び固定した液位でしか有効でない等の問題点があ
った。
ロッシングの防止に有効ではあるが、液体の圧力荷重に
耐えるために、防止板７には相当な強度が必要であるこ
と、及び固定した液位でしか有効でない等の問題点があ
った。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、簡素な構造で、しかも、液位に変動がある場合でも
有効なスロッシング防止機構を提供することを目的とす
るものである。
て、簡素な構造で、しかも、液位に変動がある場合でも
有効なスロッシング防止機構を提供することを目的とす
るものである。
［課題を解決するための手段］
この目的に対応して、この発明のワイヤーメツシュ構造
から成るスロッシング防止機構は、液体を内包する容器
の自由液面近傍の容器壁に一定の厚さをもったワイヤー
メツシュ構造を容器の中心に向かって半径方向に一定距
離張り出して設けたことを特徴としている。
から成るスロッシング防止機構は、液体を内包する容器
の自由液面近傍の容器壁に一定の厚さをもったワイヤー
メツシュ構造を容器の中心に向かって半径方向に一定距
離張り出して設けたことを特徴としている。
［作用］
容器内のスロッシングは内部構造物が存在すると、一般
に低減される傾向がある。これは、内部構造物の存在に
より液体との接触面積が増大し、そのため、スロッシン
グによる液体の移動に際し減衰効果が増大するためと考
えられている。また、内部構造物がスロッシングによる
液体の移動に対し障害物となり、流れの方向を乱すこと
も有効な手段と考えられている。
に低減される傾向がある。これは、内部構造物の存在に
より液体との接触面積が増大し、そのため、スロッシン
グによる液体の移動に際し減衰効果が増大するためと考
えられている。また、内部構造物がスロッシングによる
液体の移動に対し障害物となり、流れの方向を乱すこと
も有効な手段と考えられている。
この発明のワイヤーメツシュ構造も、第２図に示すよう
に自由液面近傍に配置することにより、その大きな接液
面積による液体の粘性減衰効果と、ワイヤーメツシュ構
造といった複雑形状による流れの乱れからスロッシング
が低減される。
に自由液面近傍に配置することにより、その大きな接液
面積による液体の粘性減衰効果と、ワイヤーメツシュ構
造といった複雑形状による流れの乱れからスロッシング
が低減される。
［実施例］
以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面について説
明する。
明する。
第１図はこの発明のワイヤーメツシュ構造から成るスロ
ッシング防止機構をタンク型液体金属冷却高速増殖炉に
適用した例を示す。同図において符号１０はワイヤーメ
ツシュ構造である。ワイヤーメツシュ構造１０は液体を
内包する容器（この例では原子炉容器）１の自由液面５
の近傍の容器壁（或いはパンフルを有するものにおいて
はバッフル１７）に取り付けられている。
ッシング防止機構をタンク型液体金属冷却高速増殖炉に
適用した例を示す。同図において符号１０はワイヤーメ
ツシュ構造である。ワイヤーメツシュ構造１０は液体を
内包する容器（この例では原子炉容器）１の自由液面５
の近傍の容器壁（或いはパンフルを有するものにおいて
はバッフル１７）に取り付けられている。
このワイヤーメツシュ構造１０は、設計上必要とされる
材質と減衰率を達成させるために適切な形状、例えば三
次元の網状にしたちのく例、金属タワシを粗にしたもの
）や金網状のものを層状に配置する。なお、ワイヤーメ
ツシュ構造１０の厚さ及び半径方向張り出し幅（容器中
心に向かっての張り出し長さ）は、その容器の規模や目
的・用途に応じ適宜選択される。符号１２はワイヤーメ
ツシュ構造１０を容器１に強固に固定するための支持構
造物であり、符号８は前記支持構造物１２をルーフスラ
ブ１１にしっかり固定するための吊り具である。この吊
り具８或いは支持構造物１２は、例えば不銹鋼から成る
形材（ステンレス製アングル）またはパイプ等のフレー
ムにより構成されている。なお、一般（非腐蝕性液体）
の場合、鉄骨（アングル）を採用することができる。
材質と減衰率を達成させるために適切な形状、例えば三
次元の網状にしたちのく例、金属タワシを粗にしたもの
）や金網状のものを層状に配置する。なお、ワイヤーメ
ツシュ構造１０の厚さ及び半径方向張り出し幅（容器中
心に向かっての張り出し長さ）は、その容器の規模や目
的・用途に応じ適宜選択される。符号１２はワイヤーメ
ツシュ構造１０を容器１に強固に固定するための支持構
造物であり、符号８は前記支持構造物１２をルーフスラ
ブ１１にしっかり固定するための吊り具である。この吊
り具８或いは支持構造物１２は、例えば不銹鋼から成る
形材（ステンレス製アングル）またはパイプ等のフレー
ムにより構成されている。なお、一般（非腐蝕性液体）
の場合、鉄骨（アングル）を採用することができる。
そして、ワイヤーメツシュ構造１０は、液体金属冷却高
速増殖炉の場合、炉内での燃料交換操作に支障のない位
置で、しかも、炉心１５から流出りる液体（冷却材）３
の流動を阻害しない位置に配置されている。すなわち、
ワイヤーメツシュ構造１０は全体として環状体を形成し
ており、中央開口部１６の大きさが燃料交換作業に支障
をきたさない大きさとなっており、また、ワイヤーメツ
シュ構造１０の下端と炉心１５上端間の距離が適度に保
たれ、炉心からの冷却材の流れを阻害しないように設削
されている。
速増殖炉の場合、炉内での燃料交換操作に支障のない位
置で、しかも、炉心１５から流出りる液体（冷却材）３
の流動を阻害しない位置に配置されている。すなわち、
ワイヤーメツシュ構造１０は全体として環状体を形成し
ており、中央開口部１６の大きさが燃料交換作業に支障
をきたさない大きさとなっており、また、ワイヤーメツ
シュ構造１０の下端と炉心１５上端間の距離が適度に保
たれ、炉心からの冷却材の流れを阻害しないように設削
されている。
なお、ワイヤーメツシュ構造から成るスロッシング防止
機構では、ワイヤーメツシュ！１１１０が７゜他のスロ
ッシング防止構造（例えば、従来の防止板）と比較して
軽量構造であることと、液体に対する抵抗力が小さいこ
とにより、吊り具８及び支持構造物１２は簡単な構造で
すみ、また、容器１から容易に支持できる。
機構では、ワイヤーメツシュ！１１１０が７゜他のスロ
ッシング防止構造（例えば、従来の防止板）と比較して
軽量構造であることと、液体に対する抵抗力が小さいこ
とにより、吊り具８及び支持構造物１２は簡単な構造で
すみ、また、容器１から容易に支持できる。
［発明の効果］
このように、この発明のワイヤーメツシュ構造から成る
スロッシング防止機構では、ワイヤーメツシュ構造の採
用により液位変動に対しても有効であり、かつ、簡素な
構造が可能となる。また、軽量化による耐震性の向上及
びコストダウンが図られる。
スロッシング防止機構では、ワイヤーメツシュ構造の採
用により液位変動に対しても有効であり、かつ、簡素な
構造が可能となる。また、軽量化による耐震性の向上及
びコストダウンが図られる。
第１図はこの発明の一実施例に係わるタンク型液体金属
冷却高速増殖炉への適用例を示す図、第２図は本発明の
スロッシング防止機構によるスロッシング減衰効果を示
す図、第３図は容器が振動を受りた場合における内包液
体のスロッシング状況を示す図、及び第４図は従来技術
である防止板によるスロッシング防止構造の説明図であ
る。 １・・・容器、 ３・・・液体、 ５・・・自由液
面、６・・・スロッシング、 ８・・・吊り具、９・
・・振動、 １０・・・ワイヤーメツシュ構造、１１
・・・ルーフスラブ、 １２・・・支持構造物、１３
・・・炉内機器、 １６・・・中央開口部、１７・・
・バッフル
冷却高速増殖炉への適用例を示す図、第２図は本発明の
スロッシング防止機構によるスロッシング減衰効果を示
す図、第３図は容器が振動を受りた場合における内包液
体のスロッシング状況を示す図、及び第４図は従来技術
である防止板によるスロッシング防止構造の説明図であ
る。 １・・・容器、 ３・・・液体、 ５・・・自由液
面、６・・・スロッシング、 ８・・・吊り具、９・
・・振動、 １０・・・ワイヤーメツシュ構造、１１
・・・ルーフスラブ、 １２・・・支持構造物、１３
・・・炉内機器、 １６・・・中央開口部、１７・・
・バッフル
Claims (1)
- 液体を内包する容器の自由液面近傍の容器壁に一定の厚
さをもつたワイヤーメッシュ構造を容器の中心に向かつ
て半径方向に一定距離張り出して設けたことを特徴とす
るワイヤーメッシュ構造から成るスロツシング防止機構
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1102560A JPH02281193A (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | ワイヤーメッシュ構造から成るスロッシング防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1102560A JPH02281193A (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | ワイヤーメッシュ構造から成るスロッシング防止機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02281193A true JPH02281193A (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=14330619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1102560A Pending JPH02281193A (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | ワイヤーメッシュ構造から成るスロッシング防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02281193A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007191183A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Nishimatsu Constr Co Ltd | スロッシング抑制装置 |
| JP2008013224A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd | スロッシング減衰装置および既設タンクの改修方法 |
| JP2008213886A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 浮き屋根式液体貯蔵タンク |
| JP2011178471A (ja) * | 2011-06-20 | 2011-09-15 | Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd | 既設タンクの改修方法 |
| US8033420B2 (en) | 2006-11-28 | 2011-10-11 | Htss Capital Llc | Anti-splash device for a beverage container |
| JP2012163414A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 原子炉容器 |
-
1989
- 1989-04-21 JP JP1102560A patent/JPH02281193A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007191183A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Nishimatsu Constr Co Ltd | スロッシング抑制装置 |
| JP2008013224A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd | スロッシング減衰装置および既設タンクの改修方法 |
| US8033420B2 (en) | 2006-11-28 | 2011-10-11 | Htss Capital Llc | Anti-splash device for a beverage container |
| JP2008213886A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 浮き屋根式液体貯蔵タンク |
| JP2012163414A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 原子炉容器 |
| JP2011178471A (ja) * | 2011-06-20 | 2011-09-15 | Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd | 既設タンクの改修方法 |
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