JPH039040Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH039040Y2 JPH039040Y2 JP1983144466U JP14446683U JPH039040Y2 JP H039040 Y2 JPH039040 Y2 JP H039040Y2 JP 1983144466 U JP1983144466 U JP 1983144466U JP 14446683 U JP14446683 U JP 14446683U JP H039040 Y2 JPH039040 Y2 JP H039040Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- container
- pipe
- overflow
- vertical pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 229910001338 liquidmetal Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Description
【考案の詳細な説明】
従来液体金属冷却高速増殖炉の如き高温液体を
収容する容器のオーバフロー系においては第1図
に示すように、容器1からの溢流が鉛直管2を流
下し、ノズル部3から容器外部に出て、立上げ部
4を経てオーバフロー系に流れていくように構成
されている。
収容する容器のオーバフロー系においては第1図
に示すように、容器1からの溢流が鉛直管2を流
下し、ノズル部3から容器外部に出て、立上げ部
4を経てオーバフロー系に流れていくように構成
されている。
オーバフロー系の流れは配管内部を充満する流
れではなく、例えば第2図に示すように、立上げ
部4の手前の部分aでようやく管全体に詰つて流
れる充満流となつて流れる。立上げ部4をノズル
部3に近いところに配設できればよいが、配置上
必らずしもノズル部3近傍に配置できない場合が
あり、更に流速や流量によつてこの距離が大きく
変ることも変えられる。
れではなく、例えば第2図に示すように、立上げ
部4の手前の部分aでようやく管全体に詰つて流
れる充満流となつて流れる。立上げ部4をノズル
部3に近いところに配設できればよいが、配置上
必らずしもノズル部3近傍に配置できない場合が
あり、更に流速や流量によつてこの距離が大きく
変ることも変えられる。
このようにノズル部3に充満流が流れ、或いは
同部のある面にのみ流れが当り、他の面には流れ
が接しない場合、ノズル部3にはその流れが当る
部分はその流れの温度になり、それ以外のところ
はこれとは異なる温度となる。特に流れの温度変
化がある場合、流れに接する面とそうでない面と
の温度差は非常に大きなものとなり、これによつ
て生起する高い温度応力により構造の健全性が損
なわれる場合がある。
同部のある面にのみ流れが当り、他の面には流れ
が接しない場合、ノズル部3にはその流れが当る
部分はその流れの温度になり、それ以外のところ
はこれとは異なる温度となる。特に流れの温度変
化がある場合、流れに接する面とそうでない面と
の温度差は非常に大きなものとなり、これによつ
て生起する高い温度応力により構造の健全性が損
なわれる場合がある。
本考案はこのような欠点を除去するために提案
されたもので、高温液体を収容する容器のオーバ
フロー管における容器内部の鉛直管と水平管との
結合部における、前記鉛直管の直下にポツトを配
設してなることを特徴とする容器の溢流部保護装
置に係るものである。
されたもので、高温液体を収容する容器のオーバ
フロー管における容器内部の鉛直管と水平管との
結合部における、前記鉛直管の直下にポツトを配
設してなることを特徴とする容器の溢流部保護装
置に係るものである。
本考案においては前記したように、高温液体を
収容する容器のオーバフロー管における容器内部
の鉛直管と水平管との結合部における、前記鉛直
管直下にポツトが配設されているので、前記容器
からの溢流が鉛直管を流下した際、同鉛直管の直
下に配設されたポツトによつて、液体の流れの中
の下方への流れ成分が消去され、水平管内の流れ
の中の水平成分が弱くなり、同水平管の内面のあ
る一面に沿つてのみ流体が流れるのが防止され
る。更に水平管での流速が低下することによつ
て、ノズル部に充満流が流れ易くなるようにし、
同部に局部的な温度分布を生起し温度応力が発生
するのを防止し、容器の溢流部の健全性を向上す
るものである。
収容する容器のオーバフロー管における容器内部
の鉛直管と水平管との結合部における、前記鉛直
管直下にポツトが配設されているので、前記容器
からの溢流が鉛直管を流下した際、同鉛直管の直
下に配設されたポツトによつて、液体の流れの中
の下方への流れ成分が消去され、水平管内の流れ
の中の水平成分が弱くなり、同水平管の内面のあ
る一面に沿つてのみ流体が流れるのが防止され
る。更に水平管での流速が低下することによつ
て、ノズル部に充満流が流れ易くなるようにし、
同部に局部的な温度分布を生起し温度応力が発生
するのを防止し、容器の溢流部の健全性を向上す
るものである。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
第3図において11は高温液体を収容する容器
で、同容器11からの溢流が鉛直管12を流下
し、水平管13を介してノズル部14から容器1
1の外部に導かれ、立上げ部15を経由してオー
バフロー系に流れていくように構成されている。
で、同容器11からの溢流が鉛直管12を流下
し、水平管13を介してノズル部14から容器1
1の外部に導かれ、立上げ部15を経由してオー
バフロー系に流れていくように構成されている。
而して前記ノズル部14の手前における鉛直管
12の直下にポツト15が設けられている。
12の直下にポツト15が設けられている。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、容器11からの溢流が鉛直管12を流下し
た際、同鉛直管12直下のポツト15によつて液
体の流れの中の下方への流れ成分が消去されて流
れの中の流れ成分が撹乱され、ノズル部14を通
過する水平成分の流れが弱くなり、同部の内面の
ある一面に沿つてのみ液体の流れるのが防止され
る。更にここでの流速が低下することによつて充
満流となりやすく、これによつてノズル部14内
面のある一部のみが液体の温度の影響を受けるこ
とに基因する局部的な温度分布の発生が防止さ
れ、ノズル部の構造の健全性が増大する。
ので、容器11からの溢流が鉛直管12を流下し
た際、同鉛直管12直下のポツト15によつて液
体の流れの中の下方への流れ成分が消去されて流
れの中の流れ成分が撹乱され、ノズル部14を通
過する水平成分の流れが弱くなり、同部の内面の
ある一面に沿つてのみ液体の流れるのが防止され
る。更にここでの流速が低下することによつて充
満流となりやすく、これによつてノズル部14内
面のある一部のみが液体の温度の影響を受けるこ
とに基因する局部的な温度分布の発生が防止さ
れ、ノズル部の構造の健全性が増大する。
なお図示の実施例において鉛直管12直下のポ
ツト16は底部が曲面状に形成されているが、第
4図及び第5図に示すように、ポツト16の底部
を球面状や角型に形成してもよい。
ツト16は底部が曲面状に形成されているが、第
4図及び第5図に示すように、ポツト16の底部
を球面状や角型に形成してもよい。
第1図は従来の容器の溢流部を示す縦断面図、
第2図はその部分拡大図、第3図は本考案に係る
容器の溢流部保護装置の一実施例を示す縦断面
図、第4図及び第5図は夫々本考案の他の実施例
の要部縦断面図である。 1……容器、12……鉛直管、13……水平
管、14……ノズル部、15……立上げ部、16
……ポツト。
第2図はその部分拡大図、第3図は本考案に係る
容器の溢流部保護装置の一実施例を示す縦断面
図、第4図及び第5図は夫々本考案の他の実施例
の要部縦断面図である。 1……容器、12……鉛直管、13……水平
管、14……ノズル部、15……立上げ部、16
……ポツト。
Claims (1)
- 高温液体を収容する容器のオーバフロー管にお
ける容器内部の鉛直管と水平管との結合部におけ
る、前記鉛直管の直下にポツトを配設してなるこ
とを特徴とする容器の溢流部保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983144466U JPS6053094U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 容器の溢流部保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983144466U JPS6053094U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 容器の溢流部保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6053094U JPS6053094U (ja) | 1985-04-13 |
JPH039040Y2 true JPH039040Y2 (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=30322151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983144466U Granted JPS6053094U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 容器の溢流部保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053094U (ja) |
-
1983
- 1983-09-20 JP JP1983144466U patent/JPS6053094U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6053094U (ja) | 1985-04-13 |
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