JPH02279419A - 自動車の車室への空調済み空気の導入装置 - Google Patents
自動車の車室への空調済み空気の導入装置Info
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- JPH02279419A JPH02279419A JP6447590A JP6447590A JPH02279419A JP H02279419 A JPH02279419 A JP H02279419A JP 6447590 A JP6447590 A JP 6447590A JP 6447590 A JP6447590 A JP 6447590A JP H02279419 A JPH02279419 A JP H02279419A
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- guide housing
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 abstract description 16
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 241000446313 Lamella Species 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/24—Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
- B60H1/247—Disposition of several air-diffusers in a vehicle for ventilation-air circulation in a vehicle cabin
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、平坦な拡散空気分配面と空気を真っ直ぐに流
す選択的に閉鎖できる空気流出開口とを有する自動車の
車室への空調澄み空気の導入装置に関する。
す選択的に閉鎖できる空気流出開口とを有する自動車の
車室への空調澄み空気の導入装置に関する。
［従来の技術］
たいていは空調装置に関連して利用されるかかる空気導
入装置の場合、車室内において通風の無い快適な室内空
調を達成するために、低い空気流速で大きな空気流量に
することが望まれる。このために特に平坦な拡散空気分
配面が使用される。特別な目的のために、例えばフロン
トガラスの除湿を行うためあるいは足周りを集中して暖
房するために、選択的に閉鎖可能に形成されている真っ
直ぐな空気流の空気流出開口が設けられている。
入装置の場合、車室内において通風の無い快適な室内空
調を達成するために、低い空気流速で大きな空気流量に
することが望まれる。このために特に平坦な拡散空気分
配面が使用される。特別な目的のために、例えばフロン
トガラスの除湿を行うためあるいは足周りを集中して暖
房するために、選択的に閉鎖可能に形成されている真っ
直ぐな空気流の空気流出開口が設けられている。
冒頭に述べた形式の公知の装置（ドイツ連邦共和国実用
新案登録第１９０９５１９号公報参照）の場合、ダツシ
ュボード全体が横に延びる空気導入ダクトの境界壁とし
て形成され、拡散空気分配用の多数の空気貫流開口を備
えている。ダツシュボードの上側でフロントガラスの近
くに配置された２つの空気ノズルは、真っ直ぐな空気流
をフロントガラスに供給するために使用される。一般に
は横側ノズルおよび足周りノズルのような別の空気ノズ
ルも存在しており、これらの空気ノズルは真っ直ぐな空
気流しか許されていない。
新案登録第１９０９５１９号公報参照）の場合、ダツシ
ュボード全体が横に延びる空気導入ダクトの境界壁とし
て形成され、拡散空気分配用の多数の空気貫流開口を備
えている。ダツシュボードの上側でフロントガラスの近
くに配置された２つの空気ノズルは、真っ直ぐな空気流
をフロントガラスに供給するために使用される。一般に
は横側ノズルおよび足周りノズルのような別の空気ノズ
ルも存在しており、これらの空気ノズルは真っ直ぐな空
気流しか許されていない。
真っ直ぐな空気流は、これは大きな通風現象を伴うので
、普通は非常に不快に感じられる。従って真っ直ぐな空
気流の空気ノズルは選択的に閉鎖可能に形成されている
。この空気ノズルは一般には短い採用時間の間しか開か
れず、通常は閉じられているので、その空気ノズルに所
属する範囲の十分な通気および従って車窓の最適な所定
の通気はもはや保証されない。高級な室内空調装置に対
して望まれるように空気流量が大きい場合、真っ直ぐな
空気流の空気ノズルを閉鎖すると、拡散空気流出面に過
大な空気流速を追加的に生じてしまう。
、普通は非常に不快に感じられる。従って真っ直ぐな空
気流の空気ノズルは選択的に閉鎖可能に形成されている
。この空気ノズルは一般には短い採用時間の間しか開か
れず、通常は閉じられているので、その空気ノズルに所
属する範囲の十分な通気および従って車窓の最適な所定
の通気はもはや保証されない。高級な室内空調装置に対
して望まれるように空気流量が大きい場合、真っ直ぐな
空気流の空気ノズルを閉鎖すると、拡散空気流出面に過
大な空気流速を追加的に生じてしまう。
［発明が解決しようとする課題］
本発明の目的は、自動車の車室への空調済み空気の導入
装置を、空気流量が大きい場合でも真っ直ぐな空気流の
空気流出開口の閉鎖に無関係に、通風の無い快適な通気
が保証されるように改良することにある。
装置を、空気流量が大きい場合でも真っ直ぐな空気流の
空気流出開口の閉鎖に無関係に、通風の無い快適な通気
が保証されるように改良することにある。
［課題を解決するための手段１
本発明によればこの目的は、冒頭に述べた形式の自動車
の車室への空調済み空気の導入装置において、空気流出
開口の少なくとも幾つかが好適には車室の所定の個所に
おける幾つかが、それが閉鎖されたときに拡散空気分配
に切り換えられるように形成されていることによって達
成される。
の車室への空調済み空気の導入装置において、空気流出
開口の少なくとも幾つかが好適には車室の所定の個所に
おける幾つかが、それが閉鎖されたときに拡散空気分配
に切り換えられるように形成されていることによって達
成される。
［発明の効果］
本発明に基づいて真っ直ぐな空気流の空気流出開口を拡
散空気分配に切り換えできることによって、空気流出開
口を閉鎖することにより真っ直ぐな空気流が遮断された
ときも、その空気流出開口により供給される車室の範囲
の通気は維持される。閉鎖した空気流出開口を拡散空気
分配に関与させることにより、真っ直ぐな空気流が遮断
されたとき、拡散空気分配に用立つ総空気流出面積は増
大され、これにより空気流速の増加により無風で通気す
るという目的が損なわれることなしに、大きな空気流量
が維持される。大きな空気流量は最適な室内空調を保証
するために非常に重要である。
散空気分配に切り換えできることによって、空気流出開
口を閉鎖することにより真っ直ぐな空気流が遮断された
ときも、その空気流出開口により供給される車室の範囲
の通気は維持される。閉鎖した空気流出開口を拡散空気
分配に関与させることにより、真っ直ぐな空気流が遮断
されたとき、拡散空気分配に用立つ総空気流出面積は増
大され、これにより空気流速の増加により無風で通気す
るという目的が損なわれることなしに、大きな空気流量
が維持される。大きな空気流量は最適な室内空調を保証
するために非常に重要である。
本発明の目的に適った有利な実施態様は、特許請求の範
囲の実施態様項に記載されている。
囲の実施態様項に記載されている。
［実施例］
以下図面に示した実施例を参照して本発明の詳細な説明
する。
する。
第１図に概略断面図で示した乗用車の車室（走行車内部
室）１０は、空調済みの空気を導入するための装置が装
備されている。空調済み空気は空調装置（図示せず）に
よって用意され、ダクト系統１１を介して車室１０の種
々の所定の場所に導かれ、そこから車室１０の中に導入
される。第１図には車室１０の内のダツシュボード１２
、舵取りハンドル１３、フロントガラス１４、足周り空
間１５、サイドピラー１６および内側にいわゆる天蓋１
８が張られている屋根１７が示されている。空気導入装
置は空気を分散するために、一方では拡散空気分配用の
大きな空気流出面を有し、他方では真っ直ぐな空気流の
通気ノズルを有している。拡散空気分配用の空気流出面
１９は、例えば屋根１７に通気性天蓋１８の上側に形成
されている。空気を拡散分配するために、この空気流出
面１９は多数の小さな空気孔２０を有している。
室）１０は、空調済みの空気を導入するための装置が装
備されている。空調済み空気は空調装置（図示せず）に
よって用意され、ダクト系統１１を介して車室１０の種
々の所定の場所に導かれ、そこから車室１０の中に導入
される。第１図には車室１０の内のダツシュボード１２
、舵取りハンドル１３、フロントガラス１４、足周り空
間１５、サイドピラー１６および内側にいわゆる天蓋１
８が張られている屋根１７が示されている。空気導入装
置は空気を分散するために、一方では拡散空気分配用の
大きな空気流出面を有し、他方では真っ直ぐな空気流の
通気ノズルを有している。拡散空気分配用の空気流出面
１９は、例えば屋根１７に通気性天蓋１８の上側に形成
されている。空気を拡散分配するために、この空気流出
面１９は多数の小さな空気孔２０を有している。
空気流出面１９および屋根１７は空気分配箱２１を境界
づけている。この空気分配室２１は例えばサイドピラー
１６内を延びている少なくとも一つの空気ダクト２２を
介してダクト系統１１に接続されている。真っ直ぐな空
気流の通気ノズルは、例えばダツシュボード１２にある
中央ノズル２３および横側ノズル２４として配置されて
いるか、あるいは車室ｌＯの足周り空間１５における足
周り空間ノズル２５として配置されている。各通気ノズ
ル２３．２４．２５は、ダツシュボード１２内にあるい
は足周り空間１５の内部室ライニングにはめ込まれた空
気流出開口２６と、この空気流出開口２６に接続され且
つダクト系統１１に接続されている空気案内ハウジング
２７とを有している（第２図〜第６図参照）。各通気ノ
ズルは、空気流出開口２６が好適には主動で真っ直ぐな
空気流から拡散空気分配に切り換えられるように形成さ
れている。この切換は種々の方式で行える。その実施例
が第２図から第６図に示されている。
づけている。この空気分配室２１は例えばサイドピラー
１６内を延びている少なくとも一つの空気ダクト２２を
介してダクト系統１１に接続されている。真っ直ぐな空
気流の通気ノズルは、例えばダツシュボード１２にある
中央ノズル２３および横側ノズル２４として配置されて
いるか、あるいは車室ｌＯの足周り空間１５における足
周り空間ノズル２５として配置されている。各通気ノズ
ル２３．２４．２５は、ダツシュボード１２内にあるい
は足周り空間１５の内部室ライニングにはめ込まれた空
気流出開口２６と、この空気流出開口２６に接続され且
つダクト系統１１に接続されている空気案内ハウジング
２７とを有している（第２図〜第６図参照）。各通気ノ
ズルは、空気流出開口２６が好適には主動で真っ直ぐな
空気流から拡散空気分配に切り換えられるように形成さ
れている。この切換は種々の方式で行える。その実施例
が第２図から第６図に示されている。
通気ノズルの実施例として第２図に縦断面図で示されて
いる中央ノズル２３の場合、空気案内ハウジング２７に
は、２つの終端位置の間を約９０°の角度範囲にわたっ
て揺動で（るカバーフラップ２８が付属されている。第
２図においてその一方の終端位置は一点鎖線位置Ｉと実
線位置■で示されている。カバーフラップ２８は０°基
本位置において空気案内ハウジング２７の内側壁に対し
て平行に位置し、空気流出開口２６を完全に自由に開け
ている。カバーフラップ２８は９０゜揺動位置Ｈにおい
て空気流出開口２６を完全に閉鎖している。カバーフラ
ップ２８はそれが揺動運動できるようにするために、２
本の側面ピン（第２図では１本の側面ピン２９しか見え
ない）を介して空気案内ハウジング２７の対向壁（第２
図では片側の対−内壁３０しか見えない）にヒンジ接続
されている。カバーフラップ２８は多数の貫通孔３１を
有しており、これらの貫通孔３１は、カバーフラップ２
８が９０°揺動位置Ｈにあるとき、それを貫通して流れ
る空気を拡散分配する働きをする。カバーフラップ２８
が０°基本位置Ｉにあるとき、空気流出開口２６は完全
に自由に開けられ、空気はその開口２６から真っ直ぐに
流出する。流出空気流の方向は空気案内要素３２によっ
て調整できる。この空気案内要素３２は空気案内ハウジ
ング２７の中に空気流れ方向において空気流出開口２６
の前に間隔を隔てて配置されている。空気案内要素３２
はウェブ３３に揺動可能に相互に間隔を隔てて互いに平
行に配置されている。更にこの空気案内要素°３２は共
通の作動ロッド３４に揺動可能に接続されている。この
作動ロッド３４をウェブ３３に対して平行に移動するこ
とによって、空気案内ハウジング２７の軸線に対する空
気案内要素３２の傾斜角度が変更され、これによって空
気流出開口２６から流れ出る真っ直ぐな空気流の流れ方
向が調整される。
いる中央ノズル２３の場合、空気案内ハウジング２７に
は、２つの終端位置の間を約９０°の角度範囲にわたっ
て揺動で（るカバーフラップ２８が付属されている。第
２図においてその一方の終端位置は一点鎖線位置Ｉと実
線位置■で示されている。カバーフラップ２８は０°基
本位置において空気案内ハウジング２７の内側壁に対し
て平行に位置し、空気流出開口２６を完全に自由に開け
ている。カバーフラップ２８は９０゜揺動位置Ｈにおい
て空気流出開口２６を完全に閉鎖している。カバーフラ
ップ２８はそれが揺動運動できるようにするために、２
本の側面ピン（第２図では１本の側面ピン２９しか見え
ない）を介して空気案内ハウジング２７の対向壁（第２
図では片側の対−内壁３０しか見えない）にヒンジ接続
されている。カバーフラップ２８は多数の貫通孔３１を
有しており、これらの貫通孔３１は、カバーフラップ２
８が９０°揺動位置Ｈにあるとき、それを貫通して流れ
る空気を拡散分配する働きをする。カバーフラップ２８
が０°基本位置Ｉにあるとき、空気流出開口２６は完全
に自由に開けられ、空気はその開口２６から真っ直ぐに
流出する。流出空気流の方向は空気案内要素３２によっ
て調整できる。この空気案内要素３２は空気案内ハウジ
ング２７の中に空気流れ方向において空気流出開口２６
の前に間隔を隔てて配置されている。空気案内要素３２
はウェブ３３に揺動可能に相互に間隔を隔てて互いに平
行に配置されている。更にこの空気案内要素°３２は共
通の作動ロッド３４に揺動可能に接続されている。この
作動ロッド３４をウェブ３３に対して平行に移動するこ
とによって、空気案内ハウジング２７の軸線に対する空
気案内要素３２の傾斜角度が変更され、これによって空
気流出開口２６から流れ出る真っ直ぐな空気流の流れ方
向が調整される。
第３図および第４図に示されている中央ノズル２３′の
場合、真っ直ぐな空気流から拡散空気分配への切換は、
空気案内ハウジング２７内に９０°の角度範囲にわたっ
て揺動可能に配置されている薄板３５によって行われる
。薄板３５の相互の間隔およびその幅は、９０°の角度
だけ揺動されて空気案内ハウジング２７の軸線に対して
直角に向けられた薄板３５が全体で空気流出開口２６を
完全に覆う（第４図参照）ように決められている。各薄
板３５は２つの貫通孔３６を有している。空気流出開口
２６が薄板３５で閉じられているとき、それら全部の貫
通孔３６が拡散空気分配を保証する。第３図には薄板３
５がその０°基本位置で示されている。すべての薄板３
５は空気案内ハウジング２７の軸線に対して平行に向け
られ、これによって空気流は全（妨げられない。空気流
出開口２６は完全に開かれ、空気は真っ直ぐに流れるこ
とができる。その場合すべての薄板３５を傾斜すること
により、空気流出開口２６から流出する空気の流れ方向
を調整できるので、薄板３５は空気案内要素の機能をも
負う。
場合、真っ直ぐな空気流から拡散空気分配への切換は、
空気案内ハウジング２７内に９０°の角度範囲にわたっ
て揺動可能に配置されている薄板３５によって行われる
。薄板３５の相互の間隔およびその幅は、９０°の角度
だけ揺動されて空気案内ハウジング２７の軸線に対して
直角に向けられた薄板３５が全体で空気流出開口２６を
完全に覆う（第４図参照）ように決められている。各薄
板３５は２つの貫通孔３６を有している。空気流出開口
２６が薄板３５で閉じられているとき、それら全部の貫
通孔３６が拡散空気分配を保証する。第３図には薄板３
５がその０°基本位置で示されている。すべての薄板３
５は空気案内ハウジング２７の軸線に対して平行に向け
られ、これによって空気流は全（妨げられない。空気流
出開口２６は完全に開かれ、空気は真っ直ぐに流れるこ
とができる。その場合すべての薄板３５を傾斜すること
により、空気流出開口２６から流出する空気の流れ方向
を調整できるので、薄板３５は空気案内要素の機能をも
負う。
第５図における中央ノズル２３″において、空気流出開
口２６を真っ直ぐな空気流から拡散空気分配に切り換え
るために、空気案内ハウジング２７にスライダ３７が付
属されている。このスライダ３７は、空気案内ハウジン
グ２７の長手軸心に対して直角に２つの終端位置に移動
でき、そのスライダ３７は空気案内ハウジング２７の壁
にあるスリット４２を貫通している。スライダ３７が第
５図に示されている終端位置にあるとき、このスライダ
３７は空気案内ハウジング２７からほとんど完全に引き
抜かれている。空気流出開口２６は真っ直ぐな空気流の
ために完全に開けられている。空気案内要素３２ａ、３
２ｂによって、流出する真っ直ぐな空気の流れ方向は調
整される。スライダ３７が第５図において一点鎖線で示
した第２の終端位置にあるとき、スライダ３７は空気案
内ハウジング２７の中に完全に入れられ、詳しくは空気
流れ方向に見て空気流出開口２６の直ぐ前まで入れられ
ているので、この空気流出開口２６はスライダ３７によ
って完全に覆われる。スライダ３７は多数の貫通孔３８
を有している。これらの貫通孔３８は、空気流出開口２
６がスライダ３７で覆われているとき、中央ノズル２３
″の拡散空気分配作用を行う。
口２６を真っ直ぐな空気流から拡散空気分配に切り換え
るために、空気案内ハウジング２７にスライダ３７が付
属されている。このスライダ３７は、空気案内ハウジン
グ２７の長手軸心に対して直角に２つの終端位置に移動
でき、そのスライダ３７は空気案内ハウジング２７の壁
にあるスリット４２を貫通している。スライダ３７が第
５図に示されている終端位置にあるとき、このスライダ
３７は空気案内ハウジング２７からほとんど完全に引き
抜かれている。空気流出開口２６は真っ直ぐな空気流の
ために完全に開けられている。空気案内要素３２ａ、３
２ｂによって、流出する真っ直ぐな空気の流れ方向は調
整される。スライダ３７が第５図において一点鎖線で示
した第２の終端位置にあるとき、スライダ３７は空気案
内ハウジング２７の中に完全に入れられ、詳しくは空気
流れ方向に見て空気流出開口２６の直ぐ前まで入れられ
ているので、この空気流出開口２６はスライダ３７によ
って完全に覆われる。スライダ３７は多数の貫通孔３８
を有している。これらの貫通孔３８は、空気流出開口２
６がスライダ３７で覆われているとき、中央ノズル２３
″の拡散空気分配作用を行う。
例えば横側ノズル２４の範囲におけるようにダツシュボ
ード１２を非常に緩やかな傾斜としたためにそのダツシ
ュボード１２の後ろで通気ノズルの上側に狭い組込み空
間しか存在しないとき、その横側ノズル２４は第６図に
縦断面図で示したような実施例に基づいて、スライダの
代わりにブラインド３９が設けられる。このブラインド
３９は空気案内ハウジング２７の内部にその長手軸心に
対して直角に移動でき、空気案内ハウジング２７にある
スリット４２を貫通して、空気案内ハウジング２７の外
側にある転向要素４０を介してこれに対して平行に延び
ている。ブラインド３９は２つの終端位置に移動できる
。第６図に示した終端位置において、空気流出開口２６
は真っ直ぐな空気流に対して完全に開けられている。第
６図に一点鎖線で示した第２の終端位置においてブライ
ンド３９は空気流出開口２６を完全に覆う。ブラインド
３９に設けられた多数の貫通孔４１は、ブラインド３９
がこの終端位置にあるとき、空気を拡散分配する働きを
する。真っ直ぐな空気流の場合に空気流出方向を制御す
るために、第５図において述べたような空気案内要素３
２ａ、３２ｂが設けられている。
ード１２を非常に緩やかな傾斜としたためにそのダツシ
ュボード１２の後ろで通気ノズルの上側に狭い組込み空
間しか存在しないとき、その横側ノズル２４は第６図に
縦断面図で示したような実施例に基づいて、スライダの
代わりにブラインド３９が設けられる。このブラインド
３９は空気案内ハウジング２７の内部にその長手軸心に
対して直角に移動でき、空気案内ハウジング２７にある
スリット４２を貫通して、空気案内ハウジング２７の外
側にある転向要素４０を介してこれに対して平行に延び
ている。ブラインド３９は２つの終端位置に移動できる
。第６図に示した終端位置において、空気流出開口２６
は真っ直ぐな空気流に対して完全に開けられている。第
６図に一点鎖線で示した第２の終端位置においてブライ
ンド３９は空気流出開口２６を完全に覆う。ブラインド
３９に設けられた多数の貫通孔４１は、ブラインド３９
がこの終端位置にあるとき、空気を拡散分配する働きを
する。真っ直ぐな空気流の場合に空気流出方向を制御す
るために、第５図において述べたような空気案内要素３
２ａ、３２ｂが設けられている。
第１図は乗用車のダツシュボードおよびフロントガラス
部分の水平断面図、第２図は第１図のダツシュボードに
ある真っ直ぐな空気流の通気ノズルの縦断面図、第３図
および第４図はそれぞれ第２図と異なった実施例の通気
ノズルの開放状態および閉鎖状態における縦断面図、第
５図および第６図はそれぞれ通気ノズルの異なった実施
例の縦断面図である。 １０・・・乗用車の車室 ２３・・・中央ノズル、 ２４・・・横側ノズル ２５・・・足周り空間ノズル、 ２６・・・空気流出開口 ２７・・・空気案内ハウジング ２８・・・カバーフラップ ２９・・・側面ピン ３０・・・空気案内ハウジングの壁 ５・・・薄板 ６・・・空気貫通孔 ８・・・空気貫通孔 １・・・空気貫通孔 ２・・・スリット
部分の水平断面図、第２図は第１図のダツシュボードに
ある真っ直ぐな空気流の通気ノズルの縦断面図、第３図
および第４図はそれぞれ第２図と異なった実施例の通気
ノズルの開放状態および閉鎖状態における縦断面図、第
５図および第６図はそれぞれ通気ノズルの異なった実施
例の縦断面図である。 １０・・・乗用車の車室 ２３・・・中央ノズル、 ２４・・・横側ノズル ２５・・・足周り空間ノズル、 ２６・・・空気流出開口 ２７・・・空気案内ハウジング ２８・・・カバーフラップ ２９・・・側面ピン ３０・・・空気案内ハウジングの壁 ５・・・薄板 ６・・・空気貫通孔 ８・・・空気貫通孔 １・・・空気貫通孔 ２・・・スリット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１） 平坦な拡散空気分配面と空気を真っ直ぐに流す
選択的に閉鎖できる空気流出開口とを有する自動車の車
室への空調済み空気の導入装置において、 空気流出開口（２６）の少なくとも幾つかが好適には車
室（１０）の所定の個所における幾つかが、それが閉鎖
されたときに拡散空気分配に切り換えられるように形成
されていることを特徴とする自動車の車室への空調済み
空気の導入装置。 （２） 切換可能な空気流出開口（２６）が、車室（１
０）の中央ノズル（２３）、横側ノズル（２４）および
足周りノズル（２５）に付属されていることを特徴とす
る請求項１記載の装置。 （３） 切換可能な各空気流出開口（２６）に空気案内
ハウジング（２７）が接続され、この空気案内ハウジン
グ（２７）内に空気流れ方向に見て空気流出開口（２６
）の直ぐ前に、真つ直ぐな空気流を方向調整するために
揺動可能な案内要素（３２、３５）が配置されているこ
とを特徴とする請求項１又は２記載の装置。 （４） 空気案内要素が、基本位置において最大空気貫
流断面積を自由に開放し、その９０°の揺動位置におい
て空気流出開口（２６）を完全に覆うように９０°の角
度にわたって揺動できる薄板（３５）として形成され、
この薄板（３５）が拡散空気分配のために揺動軸心に対
して直角に貫通して延びる空気貫流孔（３６）を備えて
いることを特徴とする請求項３記載の装置。 （５） 空気案内ハウジング（２７）にその基本位置（
I ）において空気流出開口（２６）を完全に自由に開
放し、９０°の揺動位置（II）において完全に覆うよう
に約９０°の角度にわたって揺動できるカバーフラップ
（２８）が付属され、このカバーフラップ（２８）が拡
散空気分配のために多数の貫通して延びる空気貫流孔（
３１）を備えていることを特徴とする請求項３記載の装
置。 （６） カバーフラップ（２８）が空気案内ハウジング
（２７）の内部に配置され、２本の横側ピン（２９）を
介して空気案内ハウジング（２７）の対向壁（３０）に
ヒンジ接続されていることを特徴とする請求項５記載の
装置。 （７） 空気案内ハウジング（２７）に拡散空気分配の
ために多数の貫通して延びる空気貫流孔 （３８）を備えているスライダ（３７）が付属され、そ
の一方の終端位置において空気流出開口（２６）が完全
に自由に開放され他方の終端位置において完全に覆われ
ることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１つに
記載の装置。 （８） 空気案内ハウジング（２７）に拡散空気分配の
ために多数の貫通して延びる空気貫流孔 （４１）を備えたブラインド（３９）が付属され、その
一方の終端位置において空気流出開口（２６）が完全に
自由に開放され他方の終端位置において完全に覆われる
ことを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１つに記
載の装置。 （９） スライダ（３７）ないしブラインド（３９）が
空気案内ハウジング（２７）にあるスリット（４２）内
にそのハウジング軸線に対して直角に案内されているこ
とを特徴とする請求項７又は８記載の装置。
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