JPH02279327A - 遮熱板 - Google Patents
遮熱板Info
- Publication number
- JPH02279327A JPH02279327A JP10026189A JP10026189A JPH02279327A JP H02279327 A JPH02279327 A JP H02279327A JP 10026189 A JP10026189 A JP 10026189A JP 10026189 A JP10026189 A JP 10026189A JP H02279327 A JPH02279327 A JP H02279327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plates
- heat shield
- heat insulating
- shield plate
- metal powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、例えば車両におけろ排気系部品と車体とを断
熱する遮熱板に関する。
熱する遮熱板に関する。
〈従来の技術〉
遮熱板は、例えば温度の異なる二つの物体間に設けられ
、二つの物体間での熱の移動を遮断し、断熱を行うもの
である。この′a熱板は、例えば車両に設けられ、マフ
ラ、排気管等の高温となる排気系部品と車体とを断熱す
るのに用いられろ。
、二つの物体間での熱の移動を遮断し、断熱を行うもの
である。この′a熱板は、例えば車両に設けられ、マフ
ラ、排気管等の高温となる排気系部品と車体とを断熱す
るのに用いられろ。
第2図に基づき、車両に用いられる遮熱板を説明する。
第2図は車両に用いられる遮熱板を表した分解斜視図を
示す。
示す。
車体1の下面には排気系部品である排気管2、マフラ3
が設けられ、これら排気系部品と車体1との間には遮熱
板4 (ヒートプロテクタパネル)、遮熱板5(リヤヒ
ートプロテクタ)が設けられている。遮熱板4,5が設
けられることで排気系部品と車体1とは断熱され、排気
系部品から車体1側に熱が伝わらないようになっている
。また、排気系部品の下側にも遮熱板6,7が設けられ
、車両が草むらなどに進入した場合、草などの可燃物と
排気系部品とが接触しないようになっている。
が設けられ、これら排気系部品と車体1との間には遮熱
板4 (ヒートプロテクタパネル)、遮熱板5(リヤヒ
ートプロテクタ)が設けられている。遮熱板4,5が設
けられることで排気系部品と車体1とは断熱され、排気
系部品から車体1側に熱が伝わらないようになっている
。また、排気系部品の下側にも遮熱板6,7が設けられ
、車両が草むらなどに進入した場合、草などの可燃物と
排気系部品とが接触しないようになっている。
第3図〜第5図に基づいて従来の遮熱板を説明する。
第3図で示した遮熱板8は、−枚の鋼板9を成形するこ
とによって作られている。
とによって作られている。
第4図で示した遮熱板10は、別々に成形した二枚の鋼
板11.12とからなる。鋼板11.12は重ねられて
おり、鋼板12の端末13は鋼板11の端末を挟持して
いる。
板11.12とからなる。鋼板11.12は重ねられて
おり、鋼板12の端末13は鋼板11の端末を挟持して
いる。
第5図で示した遮熱板14は、別々に成形した二枚の鋼
板11.12の間に断熱材15を設けてなる。鋼板12
の端末13は鋼板11の端末を挾持しており、鋼板11
、断熱材15、鋼板12は一体となっている。
板11.12の間に断熱材15を設けてなる。鋼板12
の端末13は鋼板11の端末を挾持しており、鋼板11
、断熱材15、鋼板12は一体となっている。
第3図で示した遮熱板8は、−枚の鋼板9からなってい
るため、簡単に作成することができる。第4図で示した
遮熱板10は二枚の鋼板11.12が重なり一体となっ
ているため、−枚の鋼板9からなる第3図で示した遮熱
板8より熱の通過抵抗が大きく、断熱効果を大きくする
ことができる。第5図で示した遮熱板14は、鋼板11
.12の間に断熱材15が設けられているので、断熱構
造が多層となり、熱の通過抵抗が大きくなるため、断熱
効果を大きくすることができる。
るため、簡単に作成することができる。第4図で示した
遮熱板10は二枚の鋼板11.12が重なり一体となっ
ているため、−枚の鋼板9からなる第3図で示した遮熱
板8より熱の通過抵抗が大きく、断熱効果を大きくする
ことができる。第5図で示した遮熱板14は、鋼板11
.12の間に断熱材15が設けられているので、断熱構
造が多層となり、熱の通過抵抗が大きくなるため、断熱
効果を大きくすることができる。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、第3図に示した!!熱板8は、熱の通過
抵抗が小さいため、断熱効果を十分に得ることができな
い。第4図に示した遮熱板10は、鋼板12の端末13
が鋼板11の端末を挟持することで一体構造となってい
るので、鋼板11.12を別々に作成して接合するのに
手間がかかり、製造コストが高(なっていた。第5図に
示した遮熱板14は、断熱効果は大きいが、遮熱板10
と同様に鋼板11.12を接合し、更に断熱材15が鋼
板11.12に挾まれるので、製造に手間がかかり、製
造コストが高くなっていた。また、遮熱板8,10.1
4は一体化されているため、いずれの遮熱板8,10,
14にも制振効果がなく、振動が生じた場合、遮熱板8
゜10.14自身が振動し、騒音の原因となっていた。
抵抗が小さいため、断熱効果を十分に得ることができな
い。第4図に示した遮熱板10は、鋼板12の端末13
が鋼板11の端末を挟持することで一体構造となってい
るので、鋼板11.12を別々に作成して接合するのに
手間がかかり、製造コストが高(なっていた。第5図に
示した遮熱板14は、断熱効果は大きいが、遮熱板10
と同様に鋼板11.12を接合し、更に断熱材15が鋼
板11.12に挾まれるので、製造に手間がかかり、製
造コストが高くなっていた。また、遮熱板8,10.1
4は一体化されているため、いずれの遮熱板8,10,
14にも制振効果がなく、振動が生じた場合、遮熱板8
゜10.14自身が振動し、騒音の原因となっていた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、断熱効果と
制振効果とを有すると共に、プレス成形や切落しによっ
て成形加工が容易に可能な遮熱板の提供を目的とする。
制振効果とを有すると共に、プレス成形や切落しによっ
て成形加工が容易に可能な遮熱板の提供を目的とする。
く課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するための本発明に係る遮熱板の構成は
、一対の鋼板の間に断熱材を設け、前記一対の鋼板の間
に金属粒を分散して配し、該金属粒を前記一対の鋼板の
間に溶着させることで前記一対の鋼板を接合したことを
特徴とする。
、一対の鋼板の間に断熱材を設け、前記一対の鋼板の間
に金属粒を分散して配し、該金属粒を前記一対の鋼板の
間に溶着させることで前記一対の鋼板を接合したことを
特徴とする。
く作 用〉
一対の鋼板の間に断熱材が挾まれると共に、分散して配
される金属粒の溶着によって一対の鋼板が接合している
ので、十分な断熱効果が確保されると共に、振動が生じ
た場合、鋼板同士に相対的なずれが生じ、振動エネルギ
ーが熱エネルギーに変化して制振される。また、プレス
、切落しにより、任意の形状への成形が可能となる。
される金属粒の溶着によって一対の鋼板が接合している
ので、十分な断熱効果が確保されると共に、振動が生じ
た場合、鋼板同士に相対的なずれが生じ、振動エネルギ
ーが熱エネルギーに変化して制振される。また、プレス
、切落しにより、任意の形状への成形が可能となる。
く実 施 例〉
第1図は本発明の一実施例に係る遮熱板の断面斜視図を
示す。
示す。
一対の鋼板20.21の間には、断熱材22が設けられ
ておす、鋼板20,21の間には金属粒である金属粉末
23が分散して配されている。金属粉末23ばところど
ころで鋼板20.21の間に溶着され、金属粉末23が
接合材となり、鋼板20.21は部分的に接合されて遮
熱板24を構成している。つまり、遮熱板24は、サン
ドイッチ状の多層合板となっている。
ておす、鋼板20,21の間には金属粒である金属粉末
23が分散して配されている。金属粉末23ばところど
ころで鋼板20.21の間に溶着され、金属粉末23が
接合材となり、鋼板20.21は部分的に接合されて遮
熱板24を構成している。つまり、遮熱板24は、サン
ドイッチ状の多層合板となっている。
この遮熱板24の作製は、鋼板20.21の間に断熱材
22を設け、鋼板20.21の間に金属粉末23を適宜
分散する。次に、スポット溶接により金属粉末23を鋼
板20゜21同士に溶着し、鋼板20,21同士を接合
する。尚、金属粉末を溶着して鋼板20゜21同士を接
合する方法としては、プロジェクション溶接により通電
加圧して抵抗溶接する方法などがある。金属粉末23に
は、例えばFe系、Cu系などの粉末を用い、−粒子の
直径は40〜50ミクロンとなっている。
22を設け、鋼板20.21の間に金属粉末23を適宜
分散する。次に、スポット溶接により金属粉末23を鋼
板20゜21同士に溶着し、鋼板20,21同士を接合
する。尚、金属粉末を溶着して鋼板20゜21同士を接
合する方法としては、プロジェクション溶接により通電
加圧して抵抗溶接する方法などがある。金属粉末23に
は、例えばFe系、Cu系などの粉末を用い、−粒子の
直径は40〜50ミクロンとなっている。
上述の遮熱板24を車両の遮熱板として使用した場合、
鍔板20,21が断熱材22を挾み、多層の合板となっ
ているので、十分な断熱効果を確保することができる。
鍔板20,21が断熱材22を挾み、多層の合板となっ
ているので、十分な断熱効果を確保することができる。
また、遮熱板24は一対の鋼板20.21が金属粉末で
溶着して接合されているので、エンジン等の振動により
遮熱板24が振動した場合、鋼板20,21同士に相対
的なずれが生じ、振動エネルギーが熱エネルギーに変り
、振動を減衰させろことができろ。
溶着して接合されているので、エンジン等の振動により
遮熱板24が振動した場合、鋼板20,21同士に相対
的なずれが生じ、振動エネルギーが熱エネルギーに変り
、振動を減衰させろことができろ。
遮熱板24は、別々に部品形状に成形された二枚の鋼板
20,21を接合して一度に作ることができろ。また、
遮熱板24をプレス成形、切落しを行うことで任意の形
状に成形加工することが容易に可能である。
20,21を接合して一度に作ることができろ。また、
遮熱板24をプレス成形、切落しを行うことで任意の形
状に成形加工することが容易に可能である。
〈発明の効果〉
本発明に係る遮熱板(よ、一対の鋼板の間に断熱材が設
けられ、一対の鋼板の間で金属粒が溶着され、一対の鋼
板が部分的に接合されている。そのため、多層の断熱構
造となると共に、鋼板同士が相対的に変位可能となって
いる。
けられ、一対の鋼板の間で金属粒が溶着され、一対の鋼
板が部分的に接合されている。そのため、多層の断熱構
造となると共に、鋼板同士が相対的に変位可能となって
いる。
その結果、断熱効果を十分に確保できろと共に、振動を
鋼板同士のずれにより制振することができる。更に、プ
レス成形、切落しを行なうことで任意の形状に加工する
ことが容易に可能となり、製品の製造工数を削減するこ
とができる。
鋼板同士のずれにより制振することができる。更に、プ
レス成形、切落しを行なうことで任意の形状に加工する
ことが容易に可能となり、製品の製造工数を削減するこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例に係る遮熱板の断面斜視図、
第2図は車両に用いられる遮熱板を表した分解斜視図、
第3図は一枚の鋼板からなる従来の遮熱板を表す断面図
、第4図は二枚の鋼板を重ね合せた従来の遮熱板を表す
断面図、第5図は二枚の鋼板の間に断熱材を挾んだ従来
の遮熱板を表す断面図を示す。 また、図面中の符号で、 20は鋼板、 21ば鋼板、 22は断熱材、 23は金属粉末、 24は遮熱板である。 特 許 出 願 人 三菱自動車工業株式会社 代 理 人
第2図は車両に用いられる遮熱板を表した分解斜視図、
第3図は一枚の鋼板からなる従来の遮熱板を表す断面図
、第4図は二枚の鋼板を重ね合せた従来の遮熱板を表す
断面図、第5図は二枚の鋼板の間に断熱材を挾んだ従来
の遮熱板を表す断面図を示す。 また、図面中の符号で、 20は鋼板、 21ば鋼板、 22は断熱材、 23は金属粉末、 24は遮熱板である。 特 許 出 願 人 三菱自動車工業株式会社 代 理 人
Claims (1)
- 一対の鋼板の間に断熱材を設け、前記一対の鋼板の間に
金属粒を分散して配し、該金属粒を前記一対の鋼板の間
に溶着させることで前記一対の鋼板を接合したことを特
徴とする遮熱板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10026189A JPH02279327A (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 遮熱板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10026189A JPH02279327A (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 遮熱板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279327A true JPH02279327A (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=14269267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10026189A Pending JPH02279327A (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 遮熱板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02279327A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087078A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-26 | Kikuchi Co Ltd | 車両用遮音部品 |
-
1989
- 1989-04-21 JP JP10026189A patent/JPH02279327A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087078A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-26 | Kikuchi Co Ltd | 車両用遮音部品 |
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