JPH03216282A - 無歪複合接合方法 - Google Patents

無歪複合接合方法

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JPH03216282A
JPH03216282A JP1023890A JP1023890A JPH03216282A JP H03216282 A JPH03216282 A JP H03216282A JP 1023890 A JP1023890 A JP 1023890A JP 1023890 A JP1023890 A JP 1023890A JP H03216282 A JPH03216282 A JP H03216282A
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JP
Japan
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pin
annular
hole
joining
members
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Pending
Application number
JP1023890A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
昭 鈴木
Yoji Inanobe
稲野辺 庸司
Kazuyuki Hoshino
星野 和志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03216282A publication Critical patent/JPH03216282A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は板材等の部材を接合する方法に係り、特に抵抗
発熱を応用して界面接合とかしめ接合とを同一工程で、
無歪で高精度且つ高速に行う接合方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、抵抗溶接機による部材の接合方法については、[
抵抗溶接現象とその応用」 (社団法人溶接学界、19
81年12月発行、第13頁〜第17頁。)に記載のよ
うに,プロジェクション溶接方法が論じられている.こ
の方法は通電による抵抗発熱を効率良く発生せしめ、一
般的なスポット溶接に比べて低エネルギーでしかも歪が
少なく高精度の接合が可能である。その他、部材の接合
に関するものとして、特開昭51−126948号公報
、特開昭61−46380号公報、特開昭55−464
61号公報等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来技術のプロジェクション溶接方法
は,接合部の強度が抵抗発熱によって溶着したナゲット
部分の面積にて決まるので、強度の増加を目的として突
起の直径を大きくすることは大電流が必要で抵抗熱の発
生を大きくさせる結果となり、その目的である低エネル
ギーで歪の少ない高精度の接合はできない。したがって
接合点数を多くする方法も考えられるが電流の分流をな
くして効果的に抵抗熱.を発生させるためには接合点と
接合点の間隔を所定の値以上に保たなければならず,小
さい範囲に数多く接合することは不可能である。又突起
の形状を環状に成形して接合する方法も行われているが
、この方法にしても接合面積を大きくすれば前記の通り
強度は強くなるが歪が大きくなるため修正工程が必要と
なり作業能率、接合精度等の点で問題があった。
そして、特開昭51−126948号公報に記載の例は
、かしめ用突起に通電加圧してかしめるだけであり、薄
板にしか適用することができず、しかも強度も弱い。
また、特開昭61−46380号公報に記載の例は、か
しめを行わず、バーリング部上面全域を溶接接合するも
ので、これでは大電流を必要とし、しかも歪も大きくな
る. また.特開昭55−46461号公報に記載の例は、挿
入ピンの頭部下面と部材面とをスポット溶接するもので
、そのため溶接部の偏よりによって反り、歪み等を生じ
、また大電流を必要とする.この発明の目的は上記問題
点を解消するためになされたもので、小さい接合部で界
面接合とかしめ接合とを同時に行い、高精度且つ高強度
の接合部材が得られる接合方法を提供することである.
(課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために本発明は、穴(ID)周囲
に環状バーリング形状を有する2枚の被かしめ部材(L
A,IB)を対向して重ね合わせ、抵抗発熱を利用した
抵抗スポット溶接によって界面接合し、更に前記穴(I
D)にピン(2)を挿入し、同様に抵抗発熱を利用して
該ピン(2)を加熱・加圧してかしめ接合を行うことを
特徴とするものである。
特に、前記環状バーリングの陥凹部内側の隅部に溶接用
のプロジェクション(1c)を設けることによって上記
目的を達成することができる.〔作用〕 上記の構成によれば、環状バーリングの重ね合わせ面の
一部に、短時間通電するだけで溶着が可能であり、しか
も溶着部が偏らないので反り、歪みなどが生じない。ま
た、同時に挿入ピンに通電加圧してかしめることができ
るので、作業効率もよく、部材の強度も高められる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は抵抗溶接装置で接合された状態図を示し、環状
バーリング被かしめ部材IA,IBの中央に穴IDが設
けられ、その周囲には環状のバーリングが施されている
.この穴IDにピン2を嵌め込み,溶接装置4の通電に
よる接触部の抵抗発熱を利用して環状バーリングの隅部
を溶融し、溶着物3を得ると同時にピン2の足部2Aを
成形してかしめ接合を行い、環状バーリング被かしめ部
材IAとIBを複合接合したものである。 第2図〜第
5図は接合過程を示したもので、第2図は環状バーリン
グ被かしめ部材IAとIBとを重ね合わせ、環状バーリ
ング被かしめ部材IAとIBの中央に設けられている穴
IDにピン2を嵌め込み、多段上部外電極5と多段下部
電極6とで環状バーリング被かひめ部材IAのバーリン
グ部外周とピン2の頭部2Bをはさみ込む.次に溶接装
置4で通電加圧(P1)すると環状バーリング被かしめ
部材IAのバーリング隅部のプロジェクションICと環
状バーリング被かしめ部材IBのバーリング隅部との接
触部に抵抗熱が発生し、溶融して第3図に示すような溶
着物3が形成され、両部材が接合される.同時に第4図
に示すような多段上部部外電極5が環状バーリング被か
しめ部材の加圧をやめ、多段上部内電極7が環状バーリ
ング被かしめ部材IAとIBのとの穴に嵌め込まれたピ
ン2の足部2Aを加圧(P2)L、溶接装置4により通
電加圧するとピンと電極との接触部に抵抗熱が発生して
第5図に示すようにピン2の足部2Aを整形し,環状バ
ーリング被かしめ部材IAとIBとを複合接合するもの
である。
〔発明の効果〕
本発明によれば穴の周囲に環状バーリングを設け、この
2枚の環状バーリング部を重ね合わせてバーリング隅部
のプロジェクシゴンに短時間通電して溶融して接合する
ため,歪み、反り等の少ない高精度の接合ができる. 又前記環状バーリングの穴にはピンが嵌め込まれ同時に
ピン足部を整形してかしめ接合されるため高強度の部材
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による抵抗溶接装置で接合さ
れた状態図,第2図ないし第5図は本発明の一実施例の
接合過程を示す断面図である。 IA・・環状バーリング被かしめ材、 1B・・・環状バーリング被かしめ材,IC・・・プロ
ジェクション、ID・・・穴、2・・・ピン、2A・・
・ピン足部、3・・・溶着物,4・・・抵抗溶接装置、
5・・・多段上部外電極、6・・・多段下部電極、7・
・・多段上部内電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、穴の周囲に環状バーリング形状を有する2枚の被か
    しめ部材を対向して重ね合わせ、抵抗発熱を利用した抵
    抗スポット溶接によって界面接合し、更に前記穴にピン
    を挿入し、同様に抵抗発熱を利用して該ピンを加熱・加
    圧してかしめ接合を行うことを特徴とする無歪複合接合
    方法。 2、穴の周囲に環状バーリング形状を有し、該環状バー
    リングの陥凹部内側の隅部に溶接用のプロジェクション
    の設けられた2枚の被かしめ部材を対向して重ね合わせ
    、抵抗発熱を利用した抵抗スポット溶接によって該プロ
    ジェクションの部分を溶着接合し、更に前記穴にピンを
    挿入し、同様に抵抗発熱を利用して該ピンを加熱・加圧
    してかしめ接合を行うことを特徴とする無歪複合接合方
    法。 3、環状バーリングの陥凹部内側の隅部に溶接用のプロ
    ジェクションが設けられた環状バーリング部材。 4、抵抗溶接装置に、段階的に順次作動して通電加圧す
    る複数の電極からなる多段上部電極と、該多段上部電極
    に対応する下部電極とを設け、これら上下の電極の間に
    、穴の周囲に環状バーリング形状を有する2枚の被かし
    め部材を対向して重ね合わせ、前記抵抗溶接装置の上下
    に組合わされた電極による抵抗発熱を利用した抵抗スポ
    ット溶接によって界面接合し、更に前記穴にピンを挿入
    し、同様に他の組合わせからなる上下の電極による抵抗
    発熱を利用して該ピンを加熱・加圧してかしめ接合を行
    うことを特徴とする無歪複合接合方法。 5、段階的に順次作動して通電加圧する複数の電極から
    なる多段上部電極と、該多段上部電極に対応する下部電
    極とが設けられ、これら上下の電極の間に、穴の周囲に
    環状バーリング形状を有する2枚の被かしめ部材を対向
    して重ね合わせ、前記の上下に組合わされた電極による
    抵抗発熱を利用した抵抗スポット溶接によって界面接合
    し、更に前記穴にピンを挿入し、同様に他の組合わせか
    らなる上下の電極による抵抗発熱を利用して該ピンを加
    熱・加圧してかしめ接合を行うものである多段式抵抗溶
    接装置。 6、2枚の被かしめ部材の接合面に溶接用のプロジェク
    ションを設け、通電による抵抗発熱を利用して該プロジ
    ェクションを溶着接合すると共に、前記被かしめ部材に
    挿入したピンを通電加熱してかしめ接合する無歪複合接
    合方法。 7、環状バーリングを有する2枚の被かしめ部材を対向
    して重ね合わせ、該環状バーリングの接合面の一部に、
    通電による抵抗発熱を利用した溶着物を作製することに
    よって前記2枚の被かしめ部材を接合する接合方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019159541A1 (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 電極構造及び通電加熱方法
WO2021200692A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 日本製鉄株式会社 リベット継手の製造方法、リベット継手、自動車部品、及び通電加熱用リベット
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WO2023047840A1 (ja) 2021-09-27 2023-03-30 日本製鉄株式会社 リベット継手の製造方法、リベット継手、及び自動車部品

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