JPH03268878A - プレス製品の製造方法 - Google Patents

プレス製品の製造方法

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JPH03268878A
JPH03268878A JP2070224A JP7022490A JPH03268878A JP H03268878 A JPH03268878 A JP H03268878A JP 2070224 A JP2070224 A JP 2070224A JP 7022490 A JP7022490 A JP 7022490A JP H03268878 A JPH03268878 A JP H03268878A
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JP
Japan
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tongue
press
forming
parts
panel members
Prior art date
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Pending
Application number
JP2070224A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Fukahori
貢 深堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はプレス製品の製造方法に係り、詳しくは、パネ
ル部材の端部同志をスポット、溶接で接合した後にプレ
ス成形するようにしたプレス製品の製造方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、自動車の車体の各部分は、個々にプレス成形され
たパネル部材をスポット溶接等により接合して組み立て
られることが多かった。しかし、プレス成形精度、スポ
ット溶接位置精度のばらつきや溶接熱変形などにより、
組付精度が低下することがあった。そこで、複数のパネ
ル部材を予めスポット溶接等によって接合し、これら接
合状態にあるパネル部材をプレス成形する製造方法が提
案されるようになった。ちなみに、特開昭59−220
229号公報には、レーザ溶接によって予め一体化した
パネル部材をプレス成形するプレス製品の製造方法が記
載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したように、溶接後にプレス成形するプレス製品の
製造方法では、溶接よる接合部が伸びの低い拘束部とな
るため、プレス成形したときに、熱影響部に亀裂が発生
することがあった。これは、プレス成形したときに接合
部に作用する引張力を、充分、周囲に分散させることが
できないことによる。そのため、この方法は、コーナ一
部等の直接プレス成形される個所には適用することがで
きず、比較的成形度の低い部位に使用されていた。
プレス成形品のコーナ一部は、一般に、薄肉化して剛性
が低下し、また隙間が発生しやすいが、前述したように
、プレス成形後に溶接をおこなうこともできず、対応策
が望まれている。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、プレス成形
によっても接合部に亀裂が発生することなく、コーナ一
部を有する場合にも、高い成形精度で、軽量にプレス成
形品を製造できるプレス製品の製造方法を提供すること
を課題としている。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、パネル部材の端部同志を重ね合わせてスポッ
ト溶接した後、プレス成形するようにしたプレス製品の
製造方法にあって、前記課題を解決するために、上記相
互に重合する少なくとも一方のパネル部材の端部に舌状
部を突出形成し、その舌状部をスポソHS’接にて接合
し、その後プレス成形するようにしている。
(作  用〕 少なくとも一方のパネル部材の端部に形成した舌状部に
施されたスポット溶接により、パネル部材が接合される
。その接合部をプレス成形しても、曲げ等による引張力
は、舌状部の伸びによって吸収され、周囲に応力が効果
的に分散されるため、亀裂を生じることがない。また、
その接合部が素材と同様な伸びを呈するため、良好なプ
レス成形精度を得ることができる。
このようなことから、コーナ一部に舌状部を設けて予め
スポット溶接した後にプレス成形すると、薄肉化しやす
いコーナ一部をスポット溶接によって充分に補強するこ
ともでき、かつ隙間をな(すこともできる。また、端部
から突出した舌状部で接合するので、ラップ代を少なく
することもできる。
〔発明の効果] 本発明は、相互に重合させるパネル部材の少なくとも一
方のパネル部材の端部に舌状部を突出形成し、その舌状
部をスボッ目容接にて接合し、その後プレス成形するよ
うにしたので、その舌状部でプレス成形時の伸びを吸収
して応力集中を避けることができ、亀裂を発生させるこ
となく、プレス成形の精度を向上させることができる。
そのため、適用領域が広くなり、コーナ一部を有する成
形品にも適用してそのコーナ一部を補強することもでき
、かつコーナ一部の隙間をなくすこともできる。また、
パネル部材の端部に突出形成した舌状部にスポット熔接
部を形成するようにしたので、ラップ代が少なくてよく
、成形品の軽量化を図ることもできる。
〔実 施 例〕
以下に、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
本例に示すプレス製品の製造方法は、とくにコーナ一部
を有する成形品に適用され、亀裂の発生がなく、精度良
好で、隙間のない軽量な製品を得ることができるように
したもので、以下のようにおこなわれる。
本製造方法は、基本的には、第2図に示すようなコーナ
一部1を有する成形品2を得るべく、プレス成形前に、
第1図に示すように、相互に重合されるバ2、ル部材3
A、3Bの各端部4に舌状部5を突出形成し、その舌状
部5をスポット溶接で接合させるようにしている。この
突出した舌状部5にスポット溶接部6を形成することに
よって、その後のプレス成形による曲げのために発生す
る応力をその舌状部5の伸びによって分散吸収させ、熱
影響部7等に亀裂が発生するのを防くことができる。こ
れは、例えば、第3図に示すような供試片11でおこな
った引張試験(引張力800kg )では、パネル部材
3A、3Bの端部4に突出形成した舌状部5によって、
矢印方向に充分な伸びを確保して、応力集中を回避する
ことができ、熱影響部7に何ら亀裂の発生がみられなか
ったこと等によっても証明されている。
また、舌状部5の伸びによって、スボノ[6接による接
合部8が素材と同程度の展性を得ることができ、そのた
め、プレス成形の精度が向上する。
コーナ一部1は、一般にプレス成形による薄肉化のため
に強度の低下が懸念されるが、上述したように、コーナ
一部1となる個所に設けた舌状部5に剛性の高いスポッ
ト溶接を施すようにしだので、その部分を充分補強する
ことができる。さらに、そのスポット溶接部6によって
コーナ一部1に隙間をなくすことができ、良好な遮音効
果を得ることもできる。このようなことから、本方法は
、自動車等の車体の構成部品に広く適用することができ
る。
第4図は、車体下部両側に前後方向に設けられる両リヤ
サイドフレーム(図示省略)間に車幅方向に配置される
クロスメンバー12に本製造方法を適用した場合を示し
、三個所でスポット溶接により接合している。この場合
、プレス成形する前の平板状態における各パネル部材3
A、3B(第1図参照)の各コーナ一部1に対応させて
舌状部5を形成し、その部分をスポット溶接した後に、
プレス成形により、図示のように、ハツト断面状に成形
すればよい。このように形成されたクロスメンバー12
は、コーナ一部1がスポット溶接部6によって高剛性と
なり、かつ隙間を有することなく、成形精度の高いもの
となる。また、舌状部5でスポット溶接することにより
、ランプ化が少なくてすみ、軽量化を図ることもできる
第5回はルーフの前後に設けられるヘッダー13に本製
造方法を採用した場合で、同様に、三個所でスポット溶
接により接合した後、そのスポット溶接部6をプレス成
形し、同様の効果が得られるようにしたものである。
このように本プレス製品の製造方法によれば、接合部に
亀裂を発生させることなく、成形精度のよい部材を軽量
に形成することができる。特にコーナ一部を有する部材
では、薄肉化による剛性の低下に対処することができ、
かつ隙間を発生させないようにすることができる。なお
、舌状部は、各実施例に示したように、両パネル部材に
相対応させて形成してもよく、また一方のパネル部材の
端部にのみ設けてもよい。さらに、各実施例では、コー
ナ一部を有する成形品に適用した例について説明したが
、コーナ一部を有しない成形品についても、本方法を通
用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はプレス成形する前のパネル部材の接合状態を示
す平面図、第2図はプレス成形後の成形品の斜視図、第
3図は供試片による引張試験の結果を示す平面図、第4
図は本製造方法を適用したクロスメンバーの斜視図、第
5図はヘッダーの斜視図である。 3A、3B−パネル部材、4一端部、5−舌状部、6−
スポット溶接部。 第1図 ハ゛孝ル靜イオ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パネル部材の端部同志を重ね合わせてスポット溶
    接した後、プレス成形するプレス製品の製造方法におい
    て、 上記相互に重合する少なくとも一方のパネル部材の端部
    に舌状部を突出形成し、その舌状部をスポット溶接にて
    接合し、その後プレス成形するようにしたことを特徴と
    するプレス製品の製造方法。
JP2070224A 1990-03-20 1990-03-20 プレス製品の製造方法 Pending JPH03268878A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075881A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Sumitomo Metal Ind Ltd 自動車部品の製造法及び溶接ブランク材
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JP2017006975A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 スズキ株式会社 接合体、及びそれを有する車両用フロントピラー組立体

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