JPH0227717A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0227717A
JPH0227717A JP63176720A JP17672088A JPH0227717A JP H0227717 A JPH0227717 A JP H0227717A JP 63176720 A JP63176720 A JP 63176720A JP 17672088 A JP17672088 A JP 17672088A JP H0227717 A JPH0227717 A JP H0227717A
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insulating film
film
forming
silicon layer
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Shuichi Samata
秀一 佐俣
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守也 宮下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は電極取り出し方法を改良した半導体装置の製
造方法に関する。
(従来の技術) 半導体集積回路における電極取り出し技術としてダイレ
クト学コンタクト技術が知られている。
第4図はダイレクト・コンタクト技術を用いて製造され
た従来の半導体装置の断面図である。この半導体装置は
スタティクRAM、マスクROM等でメモリセルとして
使用されるMOS)ランジスタのドレイン部分を抜出し
て示すものである。この装置は、P型基板81の表面領
域にドレインとなるN型拡散領域82を形成した後、基
板81上に絶縁膜83を堆積し、この絶縁膜83に対し
て開口部を形成し、さらにCVD法(化学的気相成長法
)により全面に多結晶シリコン層を堆積し、これをパタ
ーニングして配線84を形成することにより製造される
。しかし、この方法では多結晶シリコン層による配線8
4とドレイン82との間の電気的抵抗を十分に低減させ
ることは困難である。
そこで、従来では電気的抵抗を一層低減できるものとし
て、第5図の断面図に示すような工程の方法が提案され
ている。すなわち、まず、P型基板81の表面領域にド
レインとしてのN型拡散領域82を形成した後、基板8
1上に絶縁11183を堆積し、この絶縁膜83に対し
て開口部85を形成する(第5図(a))。次に、選択
エピタキシャル成長法により上記開口部85内を不純物
が導入された単結晶シリコン層8Bで埋める(第5図(
b))。この後、全面に多結晶シリコン層を堆積し、こ
れをパターニングして配線87を形成する(第5図(C
))。
このような方法によれば、不純物が導入された低抵抗の
単結晶シリコン層86が介在するため、ドレイン82と
配線87との間の電気的抵抗を低減させることができる
。しかし、選択エピタキシャル成長法により単結晶シリ
コン層を形成することは、絶縁繰上のシリコンの析出防
止や析出したシリコンの除去が問題となる。すなわち、
反応ガス濃度や温度等の成長パラメータや反応室内の清
浄度が十分に管理された理想的な状態では絶縁膜上のシ
リコンの析出は問題にならないレベルとなる。しかし、
連続して選択エピタキシャル成長を行なうと、この理想
的な状態が維持できなくなる場合がある。このような場
合には絶縁膜上にシリコンがFr出し、このシリコンに
よって配線間の短絡゛が引き起こされ、半導体装置の製
造歩留りの大幅な低下が引き起こされる。また、選択エ
ピタキシャル成長後、引き続き同一反応炉で多結晶シリ
コン層を形成することは、多結晶シリコン層とドレイン
との間の電気的抵抗を大幅に減少させることが可能であ
るが、選択成長時に絶縁膜上に析出し、さらにその上に
多結晶シリコンが堆積されることによって形成される突
出部の平坦化または除去が困難であり、問題となってい
る。
また、第6図はダイレクト・コンタクト技術を用いて製
造された従来の他の半導体装置の断面図である。この半
導体装置はダイナミックRAMでメモリセルとして使用
されるMOS)ランジスタのドレイン部分を抜出して示
すものであり、P型基板91の表面領域にN型拡散領域
からなるドレイン92を形成した後、基板91上に絶縁
膜93及びBPSG膜(ボロン・リン・シリコンガラス
膜)94を順次堆積し、これら絶縁膜98及びBPSG
膜94膜対4て開口部を形成し、さらに選択エピタキシ
ャル成長法により上記開口部内を不純物が導入された単
結晶シリコン層95で埋める。この後、アルミニウムと
シリコンの合金層を堆積し、これをパターニングして配
線96を形成するものである。
ところで、この方法では、選択エピタキシャル成長法に
より開口部内を単結晶シリコン層95で埋め込む工程の
際に、数μmのダストが表面に付着する。このダストの
発生源はエピタキシャル成長装置の内壁に堆積している
シリコンの薄膜や、装置の内壁を構成しているシリコン
酸化膜自体である。通常、選択エピタキシャル成長は減
圧された容器内で行なわれるため、空気の排気、供給の
際に上記シリコンの薄膜やシリコン酸化膜が剥がれて舞
い易く、それがBPSG膜94膜対4に付着する。なお
かつ、選択エピタキシャル成長中は基板を900℃程度
に加熱するため、BPSG膜94膜対4し、その表面に
付着したダストはより一層強固に膜中もしくは膜上に固
着することになる。従って、単結晶シリコン層95の選
択エピタキシャル成長に引き続くアルミニウムとシリコ
ンの合金層の堆積の際に、下地膜であるBPSG膜95
に強固に付着したダストは配線9Gの短絡を増大させる
一般的には配線間隔の1/10以上の粒径のダストが短
絡を引き起こすといわれており、素子の集積化が増大す
るにつれて深刻な問題となっている。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の方法では、選択エピタキシャル成長法
によってダイレクト・コンタクト部を形成する際に、絶
縁膜上のシリコンの析出やダストの付着により配線の短
絡が発生し、製造歩留りが低下するという欠点がある。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的は、配線の短絡による製造歩留りの低下
を防止することができる半導体装置の製造方法を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の半導体装置の製造方法は、第1導電型のシリ
コン半導体基体の表面領域に第1導電型もしくは第2導
′I@型の拡散領域を選択的に形成する工程と、上記基
体上に第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を順次形成する工
程と、上記第1及び第2の絶縁膜に対し上記拡散領域の
表面に通じる開口部を形成する工程と、上記基体が所定
温度となるように加熱した状態で選択気相成長法により
上記開口部内にシリコン層を形成する工程と、超音波洗
浄法により上記第2の絶縁膜の表面を洗浄する工程と、
表面に配線部材を堆積しこれをパターニングして上記シ
リコン層と電気的に接続された配線を形成する工程とを
具備したこと特徴とする。
またこの発明の半導体装置の製造方法は、第1導m型の
シリコン半導体基体の表面領域に第1導74型もしくは
第2導電型の拡散領域を選択的に形成する工程と、上記
基体上に第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を順次形成する
工程と、上記第1及び第2の絶縁膜に対し上記拡散領域
の表面に通じる開口部を形成する工程と、上記基体が所
定温度となるように加熱した状態で選択気相成長法によ
り上記開口部内にシリコン層を形成する工程と、上記第
2の絶縁膜を除去する工程と、表面に配線部材を堆積し
これをパターニングして上記シリコン層と電気的に接続
された配線を形成する工程とを具備したこと特徴とする
さらにこの発明の半導体装置の製造方法は、第1導電型
のシリコン半導体基体の表面領域に第1導電型もしくは
第2導電型の拡散領域を選択的に形成する工程と、上記
基体上に第1の絶縁膜、第1のシリコン層及び第2の絶
縁膜を順次形成する工程と、上記第1の絶縁膜、第1の
シリコン層及び第2の絶縁膜に対し上記拡散領域の表面
に通じる開口部を形成する工程と、選択気相成長法によ
り上記開口部内に第2のシリコン層を形成する工程と、
上記第2の絶縁膜を除去する工程とを具備したこと特徴
とする。
(作用) この発明の方法では、選択気相成長法によりシリコン層
を形成した後に超音波洗浄法により絶縁膜の表面を洗浄
することにより、選択気相成長の際に絶縁膜の表面に付
着したダストの除去が行なわれる。
またこの発明の方法では、選択気相成長法によりシリコ
ン層を形成した後に表面の絶縁膜を除去することによっ
てダストが付着している膜そのものを取去る。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例により説明する
第1図(a)ないしくe)はこの発明を、スタティクR
AM、マスクROM等でメモリセルとして使用されるM
OSトランジスタの製造に実施した場合の工程を順次示
す断面図である。
まず、通常のLOCO5法により例えば比抵抗がlΩ・
cmのP型シリコン半導体基板11にフィールド酸化膜
12を選択的に形成して素子分離を行ない、それぞれ分
離された素子領域内の基板表面上にゲート酸化1111
3及び多結晶シリコン層で構成されたゲート電極14を
形成し、さらにフィールド酸化膜12とゲート電極14
とをマスクに用いたイオン注入法もしくは拡散法により
基板の表面領域にN型拡散領域からなるソース15、ド
レイン16を形成する。次にCVD法(化学的気相成長
法)より全面にシリコン酸化膜17を例えば3000人
の厚みで堆積し、さらにその上にBPSGM(ボロン・
リン・シリコンガラス@)18を例えば7000人の厚
みで堆積する。そして、この後、上記BPSGM漠18
の表面をPOcf3の雰囲気中で例えば950℃で60
分間アニールすることにより表面を平坦化する(第1図
(a))。
次に、上記BPSGIII1g上にB(ホウ素)やP(
リン)等の不純物を含まないシリコン酸化膜19をCV
D法により例えば1000人の厚みで堆積する(第1図
(b))。
次に周知のPEP工程(写真蝕刻工程)により、上記シ
リコン酸化膜19、BPSG膜18及びシリコン酸化膜
17からなる積層膜に対し、上記ソース15、ドレイン
1Bそれぞれの表面に通じるコンタクトホール20.2
1を開口する(第1図(C))。
次に選択エピタキシャル成長法により、上記両コンタク
トホール20.21の内部を不純物がドープされた単結
晶シリコン層22.23で埋める。このときの成長条件
は、例えばH2ガスを100.1’/分、5iH2cl
!2ガスを400m11分、HCiガスを14’/分、
ドーピングガスとしてのPH3ガスを10mノ/分、そ
れぞれの流量で反応室に供給し、反応室の全圧力は10
0Torrの減圧状態とし、かつ反応室の温度を900
℃に設定した。
900℃の温度で選択エピタキシャル成長を行なうと、
ドーピングガス中に含まれる不純物のP(リン)は基板
11にも拡散される(第1図(d))。
上記単結晶シリコン層22.23の形成後、基板全体を
周波数0.9MHz、出力500Wの超音波洗浄を行な
う。なお、洗浄液としては純水等が使用可能である。
次に仝而に1%のシリコンを含むアルミニウムからなる
合金層を例えば7000人の厚みに堆積し、これをパタ
ーニングして前記コンタクトホールに埋め込まれた単結
晶シリコン層22.23それぞれの表面と電気的に接続
されたソース配線24及びドレイン配線25を形成する
(第1図(e))。
ところで、上記シリコン酸化膜19は800℃〜100
0℃の範囲の温度では溶解しない。このため、エピタキ
シャル成長時にエピタキシャル成長装置の内壁に堆積し
ているシリコンの薄膜や、装置の内壁を構成しているシ
リコン酸化膜自体が剥がれ、これがシリコン酸化膜19
の表面に付着しても、選択エピタキシャル成長中の温度
ではこのシリコン酸化膜19は溶解せず、ダストは単に
その表面に付着している状態になっている。このため、
その後、超音波洗浄を行なうことによって上記ダストが
除去され、合金層の堆積の際に、下地膜であるシリコン
酸化膜19に付着したダストが原因による配線の短絡を
減少させることができる。例えば、1.2μmの設計基
準(デザインルール)で配線を形成した場合、従来方法
では配線の歩留りが8896程度であったものが、この
実施例の方法では93%以上に向上した。なお、この実
施例で+!BPSGM18のアニール後にシリコン酸化
膜19を堆積しているが、これは要するに選択エピタキ
シャル成長の際に溶解しないような絶縁膜であればどの
ようなものでも使用することができ、例えばシリコン酸
化膜の他に不純物濃度が制御されたBPSG膜、PSG
膜(リン・シリコンガラスIIN) 、BSG膜(ボロ
ン・シリコンガラス膜)あるいはSiN膜(窒化シリコ
ン膜)等が使用可能である。
第2図(a)ないしくe)はこの発明を、上記実施例と
同様にスタティクRAM、マスクROM等でメモリセル
として使用されるMOS)ランジスタの製造に実施した
場合の工程を順次示す断面図である。
まず、通常のLOCOS法により例えば比抵抗が1Ωφ
cmのP型シリコン半導体基板31にフィールド酸化膜
32を選択的に形成して素子分離を行ない、それぞれ分
離された素子領域内の基板表面上にゲート酸化膜33及
び多結晶シリコン層で構成されたゲート電極34を形成
し、さらにフィールド酸化膜32とゲート電極34とを
マスクに用いたイオン注入法もしくは拡散法により基板
の表面領域にN型拡散領域からなるソース35、ドレイ
ン3Gを形成する。次にCVD法(化学的気相成長法)
より全面にシリコン酸化膜37を例えば3000人の厚
みで堆積し、さらにその上にBPSG膜(ボロン・リン
・シリコンガラス膜)38を例えば7000人の厚みで
堆積する。そして、この後、上記BPSG膜38の表面
をPOcノ、の雰囲気中で例えば950℃で60分間ア
ニールすることにより表面を平坦化し、続いて窒化シリ
コン膜39をCVD法により例えば2000人の厚みに
堆積し、さらにその上にBPSに膜40を例えば100
0人の厚みで堆積する(第2図(a))。
次に周知のPEP工程(写真蝕刻工程)により、上記B
PSG膜40、窒化シリコン39、B P S G11
i38及びシリコン酸化膜37からなる積層膜に対し、
上記ソース35、ドレイン36それぞれの表面に通じる
コンタクトホール41.42を開口する(第2図(b)
)。
次に選択エピタキシャル成長法により、上記両コンタク
トホール41.42の内部を不純物がドープされた単結
晶シリコン層43.44で埋める。このときの成長条件
は、例えばH2ガスを100i/分、5iH2ci2ガ
スを400m!/分、Hc、t’ガスを1i/分、ドー
ピングガスとしてのPH3ガスを10ml!/分、それ
ぞれの流量で反応室に供給し、反応室の全圧力は100
To r rの減圧状態とし、かつ反応室の温度を90
0℃に設定した。
900℃の温度で選択エピタキシャル成長を行なうと、
ドーピングガス中に含まれる不純物のP(リン)は基板
31にも拡散される(第2図(C))。
上記単結晶シリコン層43.44の形成後、弗化水素酸
(HF)溶液により基板最上面のBPSG膜40膜長0
する(第2図(d))。
次に全面に1%のシリコンを含むアルミニウムからなる
合金層を例えば7000人の厚みに堆積し、これをパタ
ーニングして前記コンタクトホールに埋め込まれた単結
晶シリコン層43.44それぞれの表面と電気的に接続
されたソース配線45及びドレイン配線46を形成する
(第2図(e))。
この方法によれば、エピタキシャル成長時にエピタキシ
ャル成長装置の内壁に堆積しているシリコンの薄膜や、
装置の内壁を構成しているシリコン酸化膜自体が剥がれ
、これがBPSG膜40膜長0に付着すると共に選択エ
ピタキシャル成長によるシリコンが析出する。そして、
選択エピタキシャル成長中の温度でこのBPSG膜40
膜長0し、ダストがその表面に固着する。しかし、この
次の工程でこのBPSG膜40膜長0するようにしてい
るので、合金層の堆積の際に、下地膜である窒化シリコ
ン膜39にはダストや析出したシリコンがほとんど付着
せず、これらが原因となる配線の短絡を減少させること
ができる。
なお、この実施例においても、BPSG膜40膜長0し
た後に基板全体を周波数0.9MHz、出力500Wの
超音波洗浄を行なうことによって、合金層の堆積の際の
下地膜である窒化シリコン膜39の表面をより清浄にす
ることができる。
第3図(a)ないしくd)はこの発明を、ダイナミック
RAMのメモリセルの製造に実施した場合の工程を順次
示す断面図である。
まず、通常のLOCO3法により例えば比抵抗が1Ωφ
cmのP型シリコン半導体基板51にフィールド酸化膜
52を選択的に形成して素子分離を行ない、それぞれ分
離された素子領域内の基板表面上にキャパシタ用のN−
型拡散領域53を形成し、さらにキャパシタ用のシリコ
ン酸化膜54及び多結晶シリコン層で構成されたキャパ
シタプレート電極55、ゲート酸化[15B及び多結晶
シリコン層で構成されたゲート電極57を形成し、さら
にフィールド酸化膜52、キャパシタプレート電極55
及びゲート電極57をマスクに用いたイオン注入法もし
くは拡散法により基板の表面領域にN型拡散領域からな
るソース58、ドレイン59を形成する。次にCVD法
より全面にシリコン酸化11160を例えば5000人
の厚みで、多結晶シリコン膜Blを例えば7000人の
厚みで、シリコン酸化膜62を1000人の厚みで順次
堆積する(第3図(a))。
次に周知のPEP工程により、上記シリコン酸化膜62
、多結晶シリコン膜61及びシリコン酸化膜60からな
る積層膜に対し、上記ドレイン59の表面に通じるコン
タクトホール63を開口する(第3図(b))。
次に選択エピタキシャル成長法により、上記コンタクト
ホール63の内部を不純物がドープされた単結晶シリコ
ン層64で埋める。こ、のときの成長条件は、例えばH
2ガスを100ノ/分、3iH2ci2ガスを400m
l!/分、Hc、i?ガスを1ノ/分、ドーピングガス
としてのPH3ガスを10mi/分、それぞれの流量で
反応室に供給し、反応室の全圧力は100To r r
の減圧状態とし、かつ反応室の温度を900℃に設定し
た。
900℃の温度で選択エピタキシャル成長を行なうと、
ドーピングガス中に含まれる不純物のP(リン)は基板
51にも拡散される(第3図(C))。
上記単結晶シリコン層B4の形成後に、上記シリコン酸
化膜62を弗化水素酸溶液により除去し、これによって
露出した多結晶シリコン層6IをPEP工程によってパ
ターニングして前記コンタクトホールに埋め込まれた単
結晶シリコン層64と電気的に接続されたドレイン配線
B5を形成する。(第3図(d))。
この方法でも、表面にダストが付着したり、シリコンが
析出したシリコン酸化1162を除去するようにしてい
るので、これらが原因となる配線の短絡を減少させるこ
とができる。
なお、この実施例においても、シリコン酸化膜62を除
去した後に基板全体を周波数0.4〜4M1z、出力5
00Wの超音波洗浄を行なうようにしてもよい。すなわ
ち、シリコン酸化膜G2を弗化水素酸溶液で除去すると
、多結晶シリコン層61の表面が疎水性となり、−度遊
離したシリコン析出粒子がこの多結晶シリコン層81の
表面に再付着することが考えられる。このため、シリコ
ン酸化膜62の除去後に超音波洗浄を行なうことにより
、多結晶シリコン層61の表面に再付着したシリコン析
出粒子をほぼ完全に除去することができる。
なお、上記実施例ではシリコン酸化膜62の代わりに厚
みが500人の窒化シリコン膜等を使用することができ
る。
上記第3図の実施例の方法で製造されたメモリセルの特
性を評価したところ、1μm四方の面積のコンタクト部
分における接触抵抗は50Ω以下となった。これに対し
て前記第6図を用いて説明した従来方法で形成された装
置ではこれの約10倍の抵抗であった。
一方、製造歩留りについては、この実施例方法の場合に
は90%以上の値が得られたが、従来方法の場合には1
0%以下と極端に低い値であった。
また、この実施例ではシリコン酸化膜62を除去した後
に比較的高い周波数で超音波洗浄を行なうことにより良
好な特性を有する半導体装置を製造することができた。
すなわち、単結晶シリコン層64の形成後に行なう超音
波洗浄の周波数が低いと、この単結晶シリコン層64の
表面に欠陥が入り、その後の工程でこの欠陥がN型のド
レイン59とP型の基板51との間のPN接合界面にま
で達する。これにより、上記PN接合におけるリーク電
流の値は増加する。ところが、超音波洗浄の際の周波数
を高く設定しておけば、上記の欠陥の発生を防止するこ
とができ、PN接合におけるリーク電流の発生を抑制す
ることができる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く種々の変形が可能であることはいうまでもない。例え
ば上記各実施例ではMOSトランジスタをP型の基板上
に形成する場合について説明したが、これはN基板内に
設けられたPウェル領域内に形成するようにしてもよい
ことはもちろんである。さらに、各実施例ではNチャネ
ルのMOS)ランジスタを製造する場合について説明し
たが、これはPチャネルのMOSトランジスタの製造に
も容易に実施することができる。
また、上記各実施例ではこの発明をMOSトランジスタ
もしくはMOS)ランジスタを含むダイナミック型メモ
リセルの製造方法に実施した場合について説明したが、
これはその他の半導体装置にも容易に実施することがで
きる。
さらに上記実施例では選択成長したシリコン層に対する
不純物のドーピングをPH3ガスを用いて行なう場合に
ついて説明したが、これはその他の方法、例えば選択成
長後にイオン注入等の方法を用いて不純物のドーピング
を行なうようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、配線の短絡によ
る製造歩留りの低下を防止することができる半導体装置
の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の方法による工程を順次示
す断面図、第2図はこの発明の他の実施例の方法による
工程を順次示す断面図、第3図はこの発明のさらに他の
実施例の方法による工程を順次示す断面図、第4図は従
来の半導体装置の断面図、第5図は従来方法による工程
を示す断面図、第6図は従来の他の半導体装置の断面図
である。 11、31.51・・・P型シリコン半導体基板、12
.32゜52・・・フィールド酸化膜、13.33.5
0・・・ゲート酸化膜、14.34.57・・・ゲート
電極、15.35.58・・・ソース、16.38.5
9・・・ドレイン、17. 19.37.80.62・
・・シリコン酸化膜、18.38.40・・・BPSG
膜(ボロン−リン−シリコンガラス膜) 、20.21
.41゜42・・・コンタクトホール、22.23.4
3.44・・・単結晶シリコン層、24.45・・・ソ
ース配線、 25.46・・・ドレイン配線、39・・
・窒化シリコン膜、53・・・N−型拡散611 域、
54・・・キャパシタ用のシリコン酸化膜、55・・・
キャパシタプレート電極、61・・・多結晶シリコン膜
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第 図 第 図 第 図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型のシリコン半導体基体の表面領域に第
    1導電型もしくは第2導電型の拡散領域を選択的に形成
    する工程と、 上記基体上に第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を順次形成
    する工程と、 上記第1及び第2の絶縁膜に対し上記拡散領域の表面に
    通じる開口部を形成する工程と、 上記基体が所定温度となるように加熱した状態で選択気
    相成長法により上記開口部内にシリコン層を形成する工
    程と、 超音波洗浄法により上記第2の絶縁膜の表面を洗浄する
    工程と、 表面に配線部材を堆積しこれをパターニングして上記シ
    リコン層と電気的に接続された配線を形成する工程と を具備したこと特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. (2)前記第2の絶縁膜として、前記選択気相成長法に
    よりシリコン層を形成する際の温度では溶解しない絶縁
    膜を使用するようにした請求項1記載の半導体装置の製
    造方法。
  3. (3)第1導電型のシリコン半導体基体の表面領域に第
    1導電型もしくは第2導電型の拡散領域を選択的に形成
    する工程と、 上記基体上に第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を順次形成
    する工程と、 上記第1及び第2の絶縁膜に対し上記拡散領域の表面に
    通じる開口部を形成する工程と、 上記基体が所定温度となるように加熱した状態で選択気
    相成長法により上記開口部内にシリコン層を形成する工
    程と、 上記第2の絶縁膜を除去する工程と、 表面に配線部材を堆積しこれをパターニングして上記シ
    リコン層と電気的に接続された配線を形成する工程と を具備したこと特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. (4)前記第2の絶縁膜として、前記選択気相成長法に
    よりシリコン層を形成する際の温度で溶解する絶縁膜を
    使用するようにした請求項3記載の半導体装置の製造方
    法。
  5. (5)第1導電型のシリコン半導体基体の表面領域に第
    1導電型もしくは第2導電型の拡散領域を選択的に形成
    する工程と、 上記基体上に第1の絶縁膜、第1のシリコン層及び第2
    の絶縁膜を順次形成する工程と、 上記第1の絶縁膜、第1のシリコン層及び第2の絶縁膜
    に対し上記拡散領域の表面に通じる開口部を形成する工
    程と、 選択気相成長法により上記開口部内に第2のシリコン層
    を形成する工程と、 上記第2の絶縁膜を除去する工程と を具備したこと特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. (6)前記第2の絶縁膜を除去した後に周波数が0.4
    〜4MHzで超音波洗浄を行なうようにした請求項5記
    載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0645329A (ja) * 1992-03-04 1994-02-18 Samsung Electron Co Ltd 高集積半導体装置およびその製造方法
JPH0669193A (ja) * 1991-11-15 1994-03-11 American Teleph & Telegr Co <Att> 半導体集積回路の製造方法

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