JPH0227615B2 - - Google Patents

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JPH0227615B2
JPH0227615B2 JP56007248A JP724881A JPH0227615B2 JP H0227615 B2 JPH0227615 B2 JP H0227615B2 JP 56007248 A JP56007248 A JP 56007248A JP 724881 A JP724881 A JP 724881A JP H0227615 B2 JPH0227615 B2 JP H0227615B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
reference value
signal
cranking
ignition system
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56007248A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57122343A (en
Inventor
Hidetoshi Kanegae
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP724881A priority Critical patent/JPS57122343A/ja
Publication of JPS57122343A publication Critical patent/JPS57122343A/ja
Publication of JPH0227615B2 publication Critical patent/JPH0227615B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/10Testing internal-combustion engines by monitoring exhaust gases or combustion flame
    • G01M15/102Testing internal-combustion engines by monitoring exhaust gases or combustion flame by monitoring exhaust gases

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車整備工場などで用いられるエ
ンジンの総合診断装置に関するものである。
従来のエンジン診断装置としては、すでに数社
のものが市販されているが、一般に共通している
のは、バツテリの電圧、電流、点火系統各部の電
圧、電流、電圧波形、エンジン回転数等の情報に
基づいてエンジンの不良個所や故障部分を発見、
指示することである。
しかし、上述のようなエンジンの診断装置にお
いては、エンジンが停止状態またはクランキング
中に測定する項目は、バツテリ電圧、スタータ電
流、点火系統の一次電圧、該電圧波形、エンジン
回転数程度の限られた範囲の情報に頼つていたた
め、エンジンが自主回転できない車両の故障診断
に対しては、判断情報が著しく不足していた。例
えばスタータによつてエンジンがクランキングさ
れている間の点火系統の一次電圧が正常であれ
ば、エンジンが自主回転しない原因は燃料系統で
あろうという推定位しかできないという問題点が
あつた。
上記のごとき車両の故障診断に関する従来技術
としては、例えば、特開昭51−131034号公報に記
載されているものがある。
上記の文献には、エンジン各部の状態を電気的
に検出した信号や排気ガス成分を検出した信号を
所定の基準値と比較し、その測定項目毎に良否を
判定する技術が記載されている。
しかし、上記の文献に記載されているのは、単
にエンジン各部の状態を各項目毎に独立に検査す
るものであり、エンジンが自主回転しない場合
に、その原因を特定する技術に関しては考慮され
ていなかつた。すなわち、従来はエンジンが自主
回転しないという車両における重大な故障の原因
を簡単に特定する装置がなく、エンジン各部の状
態を検査して、その結果から作業員が勘で判断し
ていたので、故障診断に経験と熟練を要するとい
う問題があつた。
本発明は、上記のごとき従来技術の問題を解決
するためになされたものであり、エンジンが自主
回転しない原因を自動的に検出・判定して表示す
る装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明において
は、自主回転しないエンジンの故障原因を診断す
るエンジン診断装置において、エンジンの排気ガ
ス中のHCの含有量を検出する手段と、所定範囲
の速度でクランキングが行なわれているか否かを
検出する手段と、上記両手段の検出結果に応じて
エンジンのクランキング中におけるHCの含有量
が所定の下限基準値未満の場合は第1の信号を出
力し、所定の上限基準値以上の場合は第2の信号
を出力し、上記下限基準値以上で上限基準値未満
の場合は第3の信号を出力する判定手段と、該判
定手段の第1信号が与えられた場合は「燃料供給
量過少の異常」、第2の信号が与えられた場合は
「燃料供給量過多の異常」、第3の信号が与えられ
た場合は「点火系統異常」の旨を表示する表示手
段とを備えるように構成している。
すなわち、エンジンが自主回転しない原因とし
ては、主として、クランキングが正常に行われ
ていない、燃料が正常に供給されていない、
点火系に異常がある、の三つの原因がある。本発
明においては、エンジンが自主回転しない原因が
上記のいずれの原因によるものかを判断するた
め、まず、所定範囲の速度でクランキングが行な
われているか否かを検出する手段によつてクラン
キングが正常に行われているか否かを判定し、次
に、排気ガス中のHCの含有量を検出する手段に
よつて検出したHCの含有量を所定の基準値と比
較することによつて燃料供給量が過少又は過大の
異常があるか否かを判定し、上記のいずれの異常
も検出されなかつた場合は残りの点火系の異常と
判断し、その旨を区別して表示するように構成し
ている。
次に、上記のように燃料系に異常がなかつた場
合に点火系の異常と判定する理由について説明す
る。
エンジンが自主回転しない主な原因は上記の
〜であるから、のクランキングが正常で、か
つ、の燃料系も正常である場合は、の点火系
の異常である可能性が極めて高いことになる。な
お、燃料系が正常でも自主回転しない原因とし
て、点火系以外の故障も考えられないことはない
が、実際にはそのような場合は稀なので、上記の
ようにとが正常な場合には「点火系異常」と
表示しても故障検出の実用上十分価値がある。
本発明は、上記の考察に基づいて、クランキン
グが正常に行われている状態で、しかも燃料系が
正常(排気ガス中のHC含有量が下限基準値以上
で上限基準値未満の状態)でも自主回転しない場
合は、点火系に異常があると表示するように構成
したものである。
なお、のクランキングの異常、すなわちバツ
テリ上がりでクランキング速度が異常に低い場合
や、スタータモータの故障で全くクランキングが
行なわれない場合等においては、音などによつて
感覚的に容易に判定出来るので、本発明の構成で
は、クランキングの異常は特に表示はしていない
が、正常なクランキングが行なわれない場合は、
「燃料供給過少」、「燃料供給過多」、「点火系異常」
の何れの表示も行なわれないので、そのような場
合をクランキング異常表示と見ることも出来る。
上記のように、本発明においては、エンジンが
自主回転しない場合に、その原因を自動的に系統
的に検査、判定することにより、エンジンが自主
回転しない原因を自動的に検出・判定して表示す
るので、経験や熟練を要することなく簡単に故障
の原因を特定することが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。第1
図は、本発明の一実施例を示す構成図である。ま
ず構成を説明すると、1は、バツテリ電圧c、同
充放電電流b、点火コイルの一次電圧a、同二次
電圧dを測定するためのプローブで、該プローブ
1によつて得られる点火コイルの一次電圧aのパ
ルスは、波形整形回路2で波形整形され、その周
期からエンジン回転数が計測される。プローブ1
で検出した各信号は、サンプルホールド回路およ
びA−D変換器3で、所定の位相でサンプルホー
ルドまたはA−D変換される。なお上記の外に、
排気ガスサンプリングプローブ4を有し、HCの
含有量をHCテスタ5で分析する。そして前述の
波形整形回路2、サンプルホールド回路およびA
−D変換器3のデータとともに、入出力インタフ
エース回路6に送る。その外に、診断のためのデ
ータを入力したり、プログラムの実行を指令した
りするためのキーボード7や計測値を表示した
り、オペレータと対話するためのデイスプレイ
8、また計測値の判断結果や診断結果を出力する
ためのプリンタ9からなつている。これらの入出
力装置は、すべて入出力インタフエース回路6を
介してコンピユータ10とデータバスライン11
によつて接続されている。該コンピユータ10
は、中央演算処理装置(以下CPUと記す)12、
演算用記憶装置(以下RAMと記す)13、プロ
グラム用記憶装置(以下ROMと記す)14およ
び外部に設置されるデイスク,テープ等からなる
データ用記憶装置(以下データメモリと記す)1
5がそれぞれデータバスライン11を介して接続
された構成になつている。
つぎに本発明の作用を説明する。第2図は、本
発明の一実施例のフローチヤートを示す図であ
る。例えば自動車修理工場等で、エンジンが自主
回転できない車両の診断をする場合、キーボード
7から第2図のフローチヤートに示すプログラム
を入力させると、本発明装置は、該プログラム通
りの動作を実行する。
まず本発明の一実施例の作用を、第2図に示す
フローチヤートに基づいて説明する。P1におい
てガスサンプリングプローブ4は接続されている
かどうか、またP2においてガスサンプリングプ
ローブ4が接続してあればスタータをONにせよ
との指令がデイスプレイ8に表示される。つぎに
P3で、バツテリ電流IBとスタータ電流I1との比較
から、スタータが回つたか否かを判断して、回転
していればP4に進み、回つていなければ再びP2
に戻つて同様の動作を繰り返えす。P4では、エ
ンジン回転数Nと所定回転数N1と比較して、該
Nが所定回転数N1に等しいかまたはこれを越え
ていれば、P5に進んでHCの濃度測定を行ない、
まだ達していないときは、P4の初めに戻つてエ
ンジン回転数の上昇を待つ。P5で排気ガスサン
プリングプローブ4で、ガスサンプリングをし、
HCテスタ5でHCの含有率が計測され、P6でス
タータOFFの指令がデイスプレイ8に表示され
る。そしてP7で排気ガス分析の結果、HCが予め
記憶させた第1のHCの基準値S1より小さければ
燃料が供給されていないと判断して、P9に行き、
デイスプレイ8にその旨表示される。しかしHC
が第1の基準値S1より大きいか等しければ、P8
に進み、予め記憶させた第2のHCの基準値S2
比較して、該S2より大きいか等しければ、混合気
過濃の旨、P11でデイスプレイ8に表示される。
そしてHCが、上記第1、第2の基準値S1とS2
間にあれば、P10で燃料系統は正常と判断して、
デイスプレイ8にその旨表示され、P12で点火系
統の点検ルーチンへ進む。
つぎにHCだけでなくCOも同時に計測して、さ
らに精密な判断のできる本発明の別の一実施例の
作用を、第3図に示すフローチヤートに基づいて
説明する。図中P5までは、第2図の実施例と同
じである。続いてP6でCOの濃度測定を行ない、
P7で、スタータOFFの指令がデイスプレイ8に
表示される。そしてP8で排気ガス分析の結果、
HCが予め記憶させた第1のHCの基準値S1より
小さければ、P9に行き、燃料が供給されていな
い旨の表示がデイスプレイ8に出る。しかしHC
が第1の基準値S1より大きいか等しければ、P10
に行き、予め記憶させた第2のHCの基準値S2
比較して、該S2より大きいか等しければ、P11
進む。そして今度は予め記憶させた第1のCOの
基準値S3と比較し、該S3より大きいか等しいとき
は混合気過濃と判断し、P12で、その旨デイスプ
レイ8に表示される。しかしCOが基準値S3より
小さいときはP13に行つて、燃料系統は正常と判
断し、点火系統の点検ルーチンへ進む旨の表示が
デイスプレイ8に出る。また前述のP10で、HCが
第2のHCの基準値S2より小さいときは、P14へ行
つて第2のCOの基準値S4と比較し、該S4より小
さければ混合気希薄と判断し、P15でデイスプレ
イ8にその旨表示される。該P14でCOが該S4より
大きいか等しいときには、P16に行つて第3のCO
の基準値S5と比較し、該S5より大きいか等しいと
きは混合気過濃と判断し、前記のP12へ行つてデ
イスプレイ8にその旨表示される。該P16でCOが
S5より小さければ、燃料系統、点火系統ともに異
常なしと判断されてP17でデイスプレイ8にその
旨表示される。
以上に説明したように、エンジンが自主回転し
ない場合の診断方法として、クランキング時の
HCまたCOの量を計測し、その含有率によつて燃
料供給系統、点火系統のいずれが不良なのかを判
別するようにしたため、従来のように、例えば点
火系統は正常だから燃料系統の故障であろうとい
う推定しかできなかつた自主回転不能なエンジン
の故障診断を短時間に適確にできるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す構成図、第
2図および第3図は、それぞれ本発明のフローチ
ヤートを示す。 なお、1……プローブ、2……波形整形回路、
3……サンプルホールド回路およびA−D変換
器、4……ガスサンプリングプローブ、5……
HCテスタ、6……入出力インタフエース回路、
7……キーボード、8……デイスプレイ、9……
プリンタ、10……コンピユータ、11……デー
タバスライン、12……CPU、13……RAM、
14……ROM、15……データメモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自主回転しないエンジンの故障原因を診断す
    るエンジン診断装置において、エンジンの排気ガ
    ス中のHCの含有量を検出する手段と、所定範囲
    の速度でクランキングが行なわれているか否かを
    検出する手段と、上記両手段の検出結果に応じて
    エンジンのクランキング中におけるHCの含有量
    が所定の下限基準値未満の場合は第1の信号を出
    力し、所定の上限基準値以上の場合は第2の信号
    を出力し、上記下限基準値以上で上限基準値未満
    の場合は第3の信号を出力する判定手段と、該判
    定手段の第1信号が与えられた場合は「燃料供給
    量過少の異常」、第2の信号が与えられた場合は
    「燃料供給量過多の異常」、第3の信号が与えられ
    た場合は「点火系異常」の旨を表示する表示手段
    とを備えたことを特徴とするエンジン診断装置。
JP724881A 1981-01-22 1981-01-22 Engine diagnosing system Granted JPS57122343A (en)

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JP724881A JPS57122343A (en) 1981-01-22 1981-01-22 Engine diagnosing system

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JP724881A JPS57122343A (en) 1981-01-22 1981-01-22 Engine diagnosing system

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JPS57122343A JPS57122343A (en) 1982-07-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240208A (en) * 1975-09-26 1977-03-29 Nippon Denso Co Ltd Engine condition setting device

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JPS5240208A (en) * 1975-09-26 1977-03-29 Nippon Denso Co Ltd Engine condition setting device

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