JPH0650851A - 車両用故障診断方法及びその装置 - Google Patents

車両用故障診断方法及びその装置

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JPH0650851A
JPH0650851A JP3359721A JP35972191A JPH0650851A JP H0650851 A JPH0650851 A JP H0650851A JP 3359721 A JP3359721 A JP 3359721A JP 35972191 A JP35972191 A JP 35972191A JP H0650851 A JPH0650851 A JP H0650851A
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JP
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failure
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vehicle
storage device
knowledge
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JP3359721A
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Katsuichi Ono
勝一 小野
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車載データ記憶装置のメモリの必要容量を低減
し、故障診断効率を向上させる。 【構成】車載データ記憶装置10と、この車載データ記
憶装置10に接続された故障診断装置本体20とを備
え、故障診断装置本体20が、中央処理装置21と、記
憶装置22と、故障症状等を入力する入力装置25と、
入力された故障症状や診断結果を表示する表示手段24
と、故障症状と故障原因との関係,故障原因とこれを評
価するためのデータ種別との関係及びデータ種別間の因
果関係を知識として記憶した知識データ部23とを含ん
で構成されている。そして、中央処理装置21が、入力
された故障症状毎に知識データ部23に記憶された知識
に基づいて車載データ記憶装置10に記憶される経時的
データのデータ種別を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用故障診断方法及
びその装置に係り、更に詳しくは、車両各部の症状に対
応した故障を自動的に診断するための車両用故障診断方
法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両故障診断に際しては、自
動車整備工場等に備えられた診断装置を用いて診断する
ことが行なわれている。この診断装置としては、図6に
示されるような構成のものがある(特開昭63−790
31号公報等)。この図において、診断装置本体30
は、中央処理装置(CPU:セントラルプロセッシング
ユニット)31,推論解析手段32及び内部記憶装置
(内部メモリ)33を含んで構成されており、中央処理
装置31には、CRTディスプレイ等から成る表示手段
34,データの読み書きが可能な記憶手段35と、点検
方法・点検項目等に関するプログラム及び基準データ等
が記憶された点検方法・項目記憶装置36と、故障症状
等を入力するためのキーボード等から成る入力装置38
が接続されている。また、中央処理装置31には、車載
電子制御装置37への入出力信号を計測する測定装置4
1が接続されている。ここで、車載電子制御装置37
は、車両各部に設置された各種センサ39の出力に基づ
き、各種アクチュエータ40を制御することにより、点
火時期,空燃比等の各種の最適制御を行なうものであ
る。このような構成によって、入力装置38から故障症
状が入力されると、中央処理装置31では、これに応じ
た点検方法・項目に従って、車載電子制御装置37の入
出力信号の値を車両データとし、これを所定の基準値と
比較処理して故障の有無を診断し、その結果を表示手段
34に出力するようになっていた。
【0003】しかし、上記診断装置及び方法では、間欠
的な故障に対応できないという問題点があった。かかる
問題点を解決するものとして、車載型のデータ記憶装置
を用いて、故障診断を行なう図7に示されるような別の
タイプの診断装置が考案されている。図7において、デ
ータ記憶装置50は、データ記録再生処理部51と、こ
のデータ記録再生処理部51に接続されたデータ入力イ
ンターフェース52,記憶凍結トリガ部53,メモリ5
4及び再生出力インターフェース55とを含んで構成さ
れ、車両に搭載されて使用される。データ記録再生処理
部51は、車両走行中に、データ入力インターフェース
52を介して図示しない車載電子制御装置への入出力信
号を、記憶凍結トリガ部53からのトリガ信号に応じて
順次取り込みメモリ53に順次格納する。これにより、
各種の経時的データがメモリ54内に記憶される。一
方、診断装置本体60は、整備工場等に備え付けられ、
推論部61と、この推論部61に接続された記憶装置6
2,知識データ部64,CRTディスプレイ65及びキ
ーボード66と、記憶装置62の入力段に併設された入
力インターフェース67とを含んで構成されている。こ
のような構成によって、キーボード66から故障症状が
入力されると、推論部61では、知識データ部64に記
憶された情報に基づき原因候補を推察し、当該推察され
た原因候補に直接関係するデータ種別のデータを選択
し、当該種別のデータを出力するようにデータ記録再生
処理部51に命じる。この結果、データ記録再生処理部
51から再生出力インターフェース55,入力インター
フェース67を介して記憶装置62に前記種別の経時的
データが入力され、一時的に記憶される。すると、推論
部61では、記憶装置62に記憶されたデータ上の不連
続点(異常)の有無を調べ、不連続点があれば、同時刻
の残りの全データを出力するようデータ記録再生処理部
51に命じる。そして、前述の如くして、データ記録再
生処理部51から前記時刻の残りの全データが記憶装置
62に入力され記憶されると、これらのデータの値(前
記時刻のデータの値)を因果関係から検証し、これによ
り故障診断を行なって、結果をCRTディスプレイ65
に出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の図7の場合にあっては、車載型のデータ記憶装
置が、車載電子装置の全入出力信号を長時間に亘って記
憶する必要があることから、必然的に車載電子装置のメ
モリとして容量が膨大なものが必要になるという不都合
があり、また、選択したデータ種別に不連続点がある
と、同時刻の全データ種別の値に異常があるか否かを検
証する必要があり、このため、故障診断効率がわるくな
るという不都合があった。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来技術の有す
る不都合を改善し、車載データ記憶装置のメモリの必要
容量を低減せしめ得るとともに、故障診断効率を向上せ
しめることが可能な車両用故障診断方法及びその装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の車両用故障診断方法では、車載データ記憶
装置と故障診断装置本体とを用いて車両の故障診断を行
なうに際し、所定の故障症状と故障原因との関係及び故
障原因とこれを評価するためのデータ種別との関係に基
づき故障症状毎に車載データ記憶装置に記憶するデータ
の種別を設定し、しかる後、車載データ記憶装置に記憶
された経時的データの内故障発生時近傍の経時的データ
を故障診断装置本体に転送させ、転送されたデータ種別
に不連続な異常値が存在するか否かを判定するとともに
この判定結果にデータ種別間の因果関係による検証をも
加えて故障原因を決定するという手順を採っている。
【0007】また、本発明の車両用故障診断装置は、車
載電子制御装置への入出力を車両データとして記憶する
車載データ記憶装置と、この車載データ記憶装置に接続
された故障診断装置本体とを備え、この故障診断装置本
体が、所定の手順に従って故障診断を行なう中央処理装
置と、この中央処理装置によりデータの読み込み書き込
みが行なわれる記憶装置と、故障症状等を入力する入力
手段と、入力された故障症状や診断結果を表示する表示
手段と、故障症状と故障原因との関係,故障原因とこれ
を評価するためのデータ種別との関係及びデータ種別間
の因果関係を知識として記憶した知識データ部とを含ん
で構成されている。そして、中央処理装置が、入力手段
により入力された故障症状毎に知識データ部に記憶され
た知識に基づいて車載データ記憶装置に記憶される経時
的データのデータ種別を設定する機能を有している。
【0008】
【作用】入力手段により故障症状が入力されると、中央
処理装置が入力された故障症状に応じて車載データ記憶
装置に記憶される経時的データ種別を設定する。しかし
て、車載データ記憶装置に設定された種別の経時的デー
タが車載データ記憶装置に記憶されると、この記憶され
たデータの内故障発生時近傍の経時的データが故障診断
装置本体に転送される。中央処理装置では、この転送さ
れたデータ中に不連続な異常データがあるか否を判定
し、判定終了後、判定結果にデータ種別間の因果関係に
よる検証をも加えて故障原因を決定する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図1ないし図
5に基づいて説明する。
【0010】図1には、本発明の一実施例の故障診断装
置の構成が示されている。この図1の実施例は、大きく
は、車両に搭載され使用される車載データ記憶装置10
と、整備工場等に備え付けられる故障診断装置本体20
との二部分から構成されている。
【0011】データ記憶装置10は、車載電子制御装置
37の入出力の内後述するようにして設定される種別の
入出力データを所定のサンプリング時間毎に、取り込み
順次記憶するもので、記憶信号処理部1と、この記憶信
号処理部1に接続された入力インターフェース2,記憶
凍結トリガ部3,メモリ4及び入出力インターフェース
5とを含んで構成されている。そして、記憶信号処理部
1では、入力インターフェース2を介して車載電子制御
装置37への入出力信号の内、後述するようにして故障
診断装置本体20の中央処理装置21により設定される
データ種別の入出力データのみを選択し、記憶凍結トリ
ガ部3からのトリガ信号に応じて順次取り込みメモリ4
に順次格納する。これにより、前記データ種別の経時的
データがメモリ4内に記憶される。ここで、車載電子制
御装置37は、車両各部に設置された各種センサ39の
出力に基づき、各種アクチュエータ40を制御すること
により、点火時期,空燃比等の各種の最適制御を行なう
ものであることは、前述した通りである。
【0012】故障診断装置本体20は、中央処理装置
(CPU)21と、中央処理装置21によりデータの読
み出し書き込みが行なわれる記憶装置22と、知識デー
タ部23と、CRTディスプレイ等から成る表示手段2
4及び故障症状等を入力するためのキーボード等から成
る入力手段としての入力装置25とを含んで構成されて
いる。この内、知識データ部23には、図2ないし図3
に示すような故障症状と故障原因,故障原因とそれを評
価するためのデータ種別が、確率の高いものから階層的
に記憶され、図4に示すようなデータ種別間の因果関係
も知識として記憶されている。更に、この知識データ部
23には、診断プログラム等も記憶されている。
【0013】次に、このようにして構成された本実施例
における故障診断の手順を図5のフローチャートをも参
照して説明する。
【0014】初期作業において、入力装置20より故障
症状を中央処理装置に入力すると、中央処理装置21
は、その入力さた故障症状が間欠的なもの,再現が困難
なものでない場合は、知識データ部23に記憶された情
報に基づき、具体的には、入力された故障症状の原因候
補の内、確率の高いものから順番にその評価のためのデ
ータ種別を順次特定することにより、測定箇所,順番を
特定し、通常の故障診断,即ち、車載電子制御装置37
の入出力をデータ記憶装置10を介して記憶装置22に
一旦取り込み、それを車両データとして知識データ部2
3に記憶された所定の基準値と比較処理して故障の有無
を診断し、その結果を表示手段24に出力する。
【0015】この一方、入力された故障症状が間欠的な
もの,再現が困難なものである場合は、中央処理装置2
1では、入力された故障症状に応じて、知識データ部2
3に記憶された情報,具体的には故障症状と故障原因,
故障原因とデータ種別の情報に基づきデータ記憶装置1
0に記憶するデータ種別を決定する。例えば、故障症状
として、「エンストする」が入力されたとすると、前述
の如く、知識データ部23には、故障症状(「エンスト
する」)に対する故障原因が階層的に記憶されているの
で(図2参照)、「エンストする」に対応する確率の高
い故障原因が全て求められる。即ち、故障症状「エンス
トする」に対し、故障原因として「点火パルス不良」と
「燃料噴射不良」とがあり、故障症状「燃料噴射不良」
に対し故障原因として「吸入空気量値減少」が記憶され
ているので、結果的に、故障原因として「点火パルス不
良」,「吸入空気量値減少」が求められる。同じく、知
識データ部23には、前述したように故障原因とそれを
評価するデータ種別も知識として記憶されている(図3
参照)ので、中央処理装置21では、上で求められた故
障原因「点火パルス不良」に対して「点火パルス幅」
を、「吸入空気量減少」に対して「エアフロメータ値」
を特定する。このようにして、中央処理装置21では、
必要なデータ種別を決定し、データ記憶装置10の記憶
信号処理部1に決定したデータ種別のデータを経時的に
記憶するように命令を下す。この結果、データ記憶装置
10のメモリ4に「点火パルス幅」,「エアフロメータ
値」,……が経時的に記憶される。このように、本実施
例では、入力された故障症状と特に関係のある種別のデ
ータだけが、データ記憶装置10内のメモリ4に記憶さ
れるので、メモリ容量が小さいものでもよい。ここで、
中央処理装置21では、前記命令と同時に、データ記憶
装置10,車載電子制御装置37を介してエンジン回転
数を監視し、先に入力された故障症状「エンスト」の発
生を確認する。
【0016】しかして、エンストの発生を確認すると、
中央処理装置21では、データ記憶装置10内のメモリ
4に記憶された経時的データの内、故障発生時近傍の経
時的データを出力するようデータ記憶装置10内の記憶
信号処理部1に命じる。この結果、故障発生時近傍の経
時的データが故障診断装置本体20内の記憶装置22に
転送される。
【0017】次に、中央処理装置21では、判定順位を
示す図示しないカウンタの値を1とし(N←1)、第1
番目のデータ,即ち,「点火パルス幅」の経時的データ
上の不連続な異常値の有無を判定する。この判定は、具
体的には、「点火パルス幅」の経時的データa1 ,a
2 ,a3 ,………が、知識データ部に記憶された基準範
囲A1 〜A2 に属するか否か,即ちA1 ≦a1 ,a2
3 ,………≦A2 が成立するか否かを判断し、a1
2 ,a3 ,………の内いずれかがA1 〜A2 の範囲に
属しない場合は、不連続な異常値有り、a1 ,a2 ,a
3 ,………のいずれもがA1 〜A2 の範囲に属する場合
は、不連続な異常値無しの判定結果を出す。そして、中
央処理装置21では、判定結果を記憶装置22に書き込
み、前述したカウンタの値をカウントアップし(N←N
+1)、新たなN(=2)が先に決定されたデータ種別
数を超えているか否かを判断する。そして、ここでの判
断が否定的である場合には、判定すべきデータをすべて
判定していないので、2番目のデータである「エアフロ
メータ値」の経時的データb1 ,b2 ,b3 ,………が
知識データ部に記憶された基準範囲B1 〜B2 に属する
か否かを判定し、以後同様にしてすべての判定すべきデ
ータの不連続な異常値の有無の判定が終了し、最終的
に、「点火パルス幅が異常」,「エアフロメータ値異
常」,「……は正常」という結果が得られたとすると、
中央処理装置21では、知識データ部23内に記憶され
ているデータ種別間の因果関係を検証し、故障原因を決
定する。この場合、知識データ部23内には、「エアフ
ロメータ値異常」ならば「点火パルス幅が異常」がデー
タ種別間の因果関係として記憶されている(図4参照)
ので、中央処理装置21では、真の故障原因として「エ
アフロメータ値異常」を決定し、「エアフロメータ値異
常」が表示手段24に表示される。このように本実施例
では、真の故障原因に効率良く到達するようになってい
る。
【0018】以上説明したように、本実施例によると、
入力された故障症状と特に関係のある種別のデータだけ
をデータ記憶装置10内のメモリ4に記憶するようにし
たので、該メモリ4として容量の小さいものを使用する
ことができ、データ種別の検討は故障原因の発生確率の
高いものから順番に各データ種別に不連続な異常値があ
るか否かが検討され、しかもこれにより得られた結果に
データ種別間の因果関係による検証を加えるので、従来
のように、全データ種別を検討することなく、真の故障
原因に効率良く到達することができるものとなってい
る。
【0019】なお、上記実施例の説明では、故障,例え
ばエンストの発生を故障診断装置本体内の中央処理装置
が判断する場合を例示したが、例えば、車載データ記憶
装置内の記憶信号処理部がこれを自ら判断し、この故障
発生時近傍の経時的データを故障診断装置本体内の記憶
装置に転送するようにしてもよい。
【0020】また、上記実施例では、故障症状としてエ
ンストを例にとって説明したが、他の故障症状の診断に
本実施例の故障診断方法及び装置が適用できることはい
うまでもなく、この場合には、それぞれの故障症状の原
因候補となる故障原因を評価するためのデータ種別につ
いてデータ上の不連続点の有無の判定等がなされること
となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力された故障症状に応じて車載データ記憶装置で記憶
されるデータ種別が設定されるので、車載データ記憶装
置のメモリとして容量が小さく小型且安価なものを使用
することができ、上記の設定された種別の経時的データ
のみを用い且データ種別間の因果関係をも考慮して故障
原因の追求を行なうので、間欠的な故障や,再現が困難
な故障に対しても真の故障原因を効率よく追求すること
ができるという従来にない優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の知識データ部内に記憶された故障症状と
故障原因の一例を示す図表である。
【図3】図1の知識データ部内に記憶された故障原因と
データ種別の一例を示す図表である。
【図4】図1の知識データ部内に記憶されたデータ種別
間の因果関係の一例を示す図表である。
【図5】図1の実施例における故障診断の手順を示す流
れ図である。
【図6ないし図7】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 車載データ記憶装置 20 故障診断装置本体 21 中央処理装置 22 記憶装置 23 知識データ部 24 表示手段 25 入力手段 37 車載電子制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載データ記憶装置と故障診断装置本体
    とを用いて車両の故障診断を行なうに際し、所定の故障
    症状と故障原因との関係及び故障原因とこれを評価する
    ためのデータ種別との関係に基づき故障症状毎に車載デ
    ータ記憶装置に記憶するデータの種別を設定し、しかる
    後、車載データ記憶装置に記憶された経時的データの内
    故障発生時近傍の経時的データを故障診断装置本体に転
    送させ、転送されたデータ種別に不連続な異常値が存在
    するか否かを判定するとともにこの判定結果にデータ種
    別間の因果関係による検証をも加えて故障原因を決定す
    ることを特徴とした車両用故障診断方法。
  2. 【請求項2】 車載電子制御装置への入出力を車両デー
    タとして記憶する車載データ記憶装置と、この車載デー
    タ記憶装置に接続された故障診断装置本体とを備え、こ
    の故障診断装置本体が、所定の手順に従って故障診断を
    行なう中央処理装置と、この中央処理装置によりデータ
    の読み込み書き込みが行なわれる記憶装置と、故障症状
    等を入力する入力手段と、入力された故障症状や診断結
    果を表示する表示手段と、故障症状と故障原因との関
    係,故障原因とこれを評価するためのデータ種別との関
    係及びデータ種別間の因果関係を知識として記憶した知
    識データ部とを含んで構成され、前記中央処理装置が、
    前記入力手段により入力された故障症状毎に前記知識デ
    ータ部に記憶された知識に基づいて前記車載データ記憶
    装置に記憶される経時的データのデータ種別を設定する
    機能を有していることを特徴とした車両用故障診断装
    置。
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Effective date: 19990311