JPS5911407A - 学習制御システムを持つ自動車の診断装置 - Google Patents
学習制御システムを持つ自動車の診断装置Info
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- JPS5911407A JPS5911407A JP57120632A JP12063282A JPS5911407A JP S5911407 A JPS5911407 A JP S5911407A JP 57120632 A JP57120632 A JP 57120632A JP 12063282 A JP12063282 A JP 12063282A JP S5911407 A JPS5911407 A JP S5911407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition
- diagnostic
- value
- circuit
- ignition advance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/08—Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
- G07C5/0808—Diagnosing performance data
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
この発明は、自動車の診断装置に関する。
(背景技術)
従来の自動車診断装置としては、例えば第1図に示すよ
うなものがある。1は第1人力手段で、キーボード等が
使用され、被診断束の車種、エンジン型式、診断点検の
内容(例えば1年法定点検、エンジン故障診断等)や被
診断束の所有者基等の情報を入力する。2は第2人力手
段で、サービスマンが手もとに置き、サービスマンが診
断装置に各種情報を送っだシ、あるいは診断装置からの
情報が表示されることもある。但し、後述の表示手段7
がある場合には、その補助的なものとなる。
うなものがある。1は第1人力手段で、キーボード等が
使用され、被診断束の車種、エンジン型式、診断点検の
内容(例えば1年法定点検、エンジン故障診断等)や被
診断束の所有者基等の情報を入力する。2は第2人力手
段で、サービスマンが手もとに置き、サービスマンが診
断装置に各種情報を送っだシ、あるいは診断装置からの
情報が表示されることもある。但し、後述の表示手段7
がある場合には、その補助的なものとなる。
更に表示手段7を省き、第2人力手段で診断装置からの
情報の表示をすべて行なう事もできる。3はセンサ・信
号処理手段で、被診断束の各部品、各部位、各システム
の機能を検出するセンサと、とのセンサの信号を後述す
るコンビーータ4に入力可能なように信号の整形、増幅
等の処理を行なう信号処理回路とから々る。4はコンピ
ュータで、少なくともI10装置、ROM (読み出し
専用メモリ)、RAM (読み/書き両用メモリ)、c
po (中央処理装置)とで構成され、本装置の演算、
制御、判断を行なう。コンビーータ4は、I10装置、
ROM 。
情報の表示をすべて行なう事もできる。3はセンサ・信
号処理手段で、被診断束の各部品、各部位、各システム
の機能を検出するセンサと、とのセンサの信号を後述す
るコンビーータ4に入力可能なように信号の整形、増幅
等の処理を行なう信号処理回路とから々る。4はコンピ
ュータで、少なくともI10装置、ROM (読み出し
専用メモリ)、RAM (読み/書き両用メモリ)、c
po (中央処理装置)とで構成され、本装置の演算、
制御、判断を行なう。コンビーータ4は、I10装置、
ROM 。
RAM、 CPUが1チツプ上に乗ったものや、個々に
別れているものなど、コンピュータの規模、処理性能に
従って多くのものがある。5は診断手順記憶手段で、例
えばエンジンの点火系の機能や燃料系統の機能の診断を
行なうために、サービスマンへ指示する内容やその手順
が記憶される。更に前述の第1,2人力手段や各種セン
サから人力された信号に対する判断手順も記憶されてい
る。コンピュータ4の中央処理装置44は、この手順に
従って各種周辺装置を制御するだめの命令を発する。
別れているものなど、コンピュータの規模、処理性能に
従って多くのものがある。5は診断手順記憶手段で、例
えばエンジンの点火系の機能や燃料系統の機能の診断を
行なうために、サービスマンへ指示する内容やその手順
が記憶される。更に前述の第1,2人力手段や各種セン
サから人力された信号に対する判断手順も記憶されてい
る。コンピュータ4の中央処理装置44は、この手順に
従って各種周辺装置を制御するだめの命令を発する。
6は基準値記憶手段で、各車種、エンノン型式ごとに正
常、故障、要注意等の判断を行うだめの基準値が記憶さ
れている。コンピュータ4の中央処理装置44は、診断
手順記憶手段5の手順に従い、センサ・信号処理手段4
で測定された測定値と前記基準値とを比較して上記各種
の診断を行なう。
常、故障、要注意等の判断を行うだめの基準値が記憶さ
れている。コンピュータ4の中央処理装置44は、診断
手順記憶手段5の手順に従い、センサ・信号処理手段4
で測定された測定値と前記基準値とを比較して上記各種
の診断を行なう。
7は表示手段で、一般にCRTディスプレイ装置が使用
され、サービスマンへ表示すべき内容を写し出す。例え
ば、第1人力手段で入力した内容のモニタ、サービスマ
ンへの指示内容、測定値のモニタ、診断結果の表示等が
行なわれる。なお、第2入力手段の表示可能範囲が広い
場合には、表示手段7は省略されることがある。8は記
録手段で、例えばプリンタのようにハードコピーが可能
なもので構成され、必要に応じ測定値、診断結果、車両
の情報を出力する。
され、サービスマンへ表示すべき内容を写し出す。例え
ば、第1人力手段で入力した内容のモニタ、サービスマ
ンへの指示内容、測定値のモニタ、診断結果の表示等が
行なわれる。なお、第2入力手段の表示可能範囲が広い
場合には、表示手段7は省略されることがある。8は記
録手段で、例えばプリンタのようにハードコピーが可能
なもので構成され、必要に応じ測定値、診断結果、車両
の情報を出力する。
次に第1図の車両診断装置を使用した代表的な操作とと
の装置の動作とを第2図のフローチャートに能い説明す
る。まず、電源スィッチ(図示しない)を投入して出発
しくステップ10)、次に第1人力手段に車両情報、例
えば登録番号や必要とされる診断種類を入力する(ステ
ップ11)。
の装置の動作とを第2図のフローチャートに能い説明す
る。まず、電源スィッチ(図示しない)を投入して出発
しくステップ10)、次に第1人力手段に車両情報、例
えば登録番号や必要とされる診断種類を入力する(ステ
ップ11)。
次に、各種センサを被診断車両に取り付ける(ステラf
12)。センサとしては、例えば点火電圧を検出する高
圧プローブ、線を挾むことで電線に流れる電流を検出す
るカレントグローブ、エンノンの吸排気管シリンダ、各
種エンジン制御デバイス等の圧力を検出する圧力センサ
、直接電気配線の端子を噛み電圧を検出するクリップ等
、診断目的に応じ必要なセンサが用意される。センサの
取シ付けが終了すると、サービスマンは第2人力手段に
診断準備完了の入力を行なう(ステップ13)。
12)。センサとしては、例えば点火電圧を検出する高
圧プローブ、線を挾むことで電線に流れる電流を検出す
るカレントグローブ、エンノンの吸排気管シリンダ、各
種エンジン制御デバイス等の圧力を検出する圧力センサ
、直接電気配線の端子を噛み電圧を検出するクリップ等
、診断目的に応じ必要なセンサが用意される。センサの
取シ付けが終了すると、サービスマンは第2人力手段に
診断準備完了の入力を行なう(ステップ13)。
コンピュータ4は、この情報が入力されると、診断手順
記憶手段から必要とされる診断の手順を読み出し、この
手順に従って処理を行なう。1つの例として、点火進角
の診断の場合について説明する、。
記憶手段から必要とされる診断の手順を読み出し、この
手順に従って処理を行なう。1つの例として、点火進角
の診断の場合について説明する、。
コンピュータ4は診断手順記憶装置5かも読み出された
診断手順の内容に従がい、表示手段7にその旨を表示さ
せる(ステップ14)。診断手順の内容が、″エンジン
回転数を2000 rpmにせよ″であるとする。サー
ビスマンは、表示装置に示された手順に従がい、エンノ
ンを200 Orpmにするためアクセルを踏み込む。
診断手順の内容に従がい、表示手段7にその旨を表示さ
せる(ステップ14)。診断手順の内容が、″エンジン
回転数を2000 rpmにせよ″であるとする。サー
ビスマンは、表示装置に示された手順に従がい、エンノ
ンを200 Orpmにするためアクセルを踏み込む。
エンジン回転数は車両のタコメータが確認するか、又は
診断装置の表示装置に表示させることにより確認する。
診断装置の表示装置に表示させることにより確認する。
サービスマンは、エンジンの回転数カ200 Orpm
になった時点で、その旨を第2人力手段2を操作してコ
ンピータ4に入力する(ステップ15)。
になった時点で、その旨を第2人力手段2を操作してコ
ンピータ4に入力する(ステップ15)。
コンピュータ4はこの入力により、センサ・処理手段の
上死点検出センサと点火時期センサからの信号を入力し
て点火進角度を演算し、この結果を読み/書き両用メモ
IJ RAM 43に一時格納する(ステラf16)。
上死点検出センサと点火時期センサからの信号を入力し
て点火進角度を演算し、この結果を読み/書き両用メモ
IJ RAM 43に一時格納する(ステラf16)。
次にコンピュータ4は、基準値記憶手段6に記憶されて
いる被診断車、エンノン等に対応した基準値を読み込む
。コンピュータ4は、この基準値と先にRAM 43に
格納した値とを比較し、正常、故障、要注意等の判断を
する(ステップ17)。ここで故障と判断した場合には
、その測定値と他のセンサ等の情報とから故障部位、系
統等を診断し、表示手段7によって表示する(ステラf
18)。この故障部位を診断するためには、第1図に示
しだ車両診断装置の構成に、このような診断を行なうだ
めの情報を記憶する手段が新だに必要となる。故障がこ
れ以降に行なわれる診断に影響を与えると判断される場
合は(ステップ019)、その時点でサービスマンが車
両を修理しくステップ20)、再度診断を行なう(ステ
ップ14〜17)。直ちに修理する必要がなければ修理
を行なわず(ステップ19)、次に予定される診断を行
なう。
いる被診断車、エンノン等に対応した基準値を読み込む
。コンピュータ4は、この基準値と先にRAM 43に
格納した値とを比較し、正常、故障、要注意等の判断を
する(ステップ17)。ここで故障と判断した場合には
、その測定値と他のセンサ等の情報とから故障部位、系
統等を診断し、表示手段7によって表示する(ステラf
18)。この故障部位を診断するためには、第1図に示
しだ車両診断装置の構成に、このような診断を行なうだ
めの情報を記憶する手段が新だに必要となる。故障がこ
れ以降に行なわれる診断に影響を与えると判断される場
合は(ステップ019)、その時点でサービスマンが車
両を修理しくステップ20)、再度診断を行なう(ステ
ップ14〜17)。直ちに修理する必要がなければ修理
を行なわず(ステップ19)、次に予定される診断を行
なう。
このようにして、診断手順記憶手段5に用意さ71だ手
順に従い順次診断を行っていき、用意された診断がすべ
て終了すると、その旨が表示手段7に表示され、上記一
連の測定値が診断結果等必要なr−夕が記録手段807
0リンクに出力される。
順に従い順次診断を行っていき、用意された診断がすべ
て終了すると、その旨が表示手段7に表示され、上記一
連の測定値が診断結果等必要なr−夕が記録手段807
0リンクに出力される。
しかしながら、このような従来の診断装置にあっては、
被診断型の車種、エンジン型式等に対応した基準値記憶
手段6を具備する構成となっていたため、多くのメーカ
ー、車種、エンジン型式等に対応した基準値を基準値記
憶手段が大量に記憶していなければならず、丑たこの基
準値は被診断型のエンジンのバラツキ、外部環境条件の
相違、走行距離、経年数等によってその値を変える必要
があるのに変えることができない。このため、正常、故
障等を示す基準値の範囲を広く取ることが行なわれ、被
診断型に対する適切な判断が行なわれないことがあった
。特に、被診断型の走行距離、経年変化等に応じて各種
の制御を最適なものに変えていく、いわゆる学習制御シ
ステムの車に対して、予め固定された基準値を用いだの
では正確な(発明の目的) この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、基準値記憶手段を各車両に具備し、この基準
値記憶手段に記憶される基準値を学習制御した結果に基
づき変化させることにより、上記問題点を解決すること
を目的としている。
被診断型の車種、エンジン型式等に対応した基準値記憶
手段6を具備する構成となっていたため、多くのメーカ
ー、車種、エンジン型式等に対応した基準値を基準値記
憶手段が大量に記憶していなければならず、丑たこの基
準値は被診断型のエンジンのバラツキ、外部環境条件の
相違、走行距離、経年数等によってその値を変える必要
があるのに変えることができない。このため、正常、故
障等を示す基準値の範囲を広く取ることが行なわれ、被
診断型に対する適切な判断が行なわれないことがあった
。特に、被診断型の走行距離、経年変化等に応じて各種
の制御を最適なものに変えていく、いわゆる学習制御シ
ステムの車に対して、予め固定された基準値を用いだの
では正確な(発明の目的) この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、基準値記憶手段を各車両に具備し、この基準
値記憶手段に記憶される基準値を学習制御した結果に基
づき変化させることにより、上記問題点を解決すること
を目的としている。
(発明の構成及び作用)
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第3図は、この発明の一実施例を示す図である。
同図において、30は学習制御システムであり、ここで
は−例としてエンツノのノッキング回避制御/ステムを
示す。31は初期設定パターン記憶装置で、後述するセ
ンサ38と39とから入力された条件に基づき最適と思
われる点火進角・ぐターンが記憶されている。32は点
火進角値演算回路で、初期設定パターン記憶装置に記憶
された点火進角値と後述する不揮発性メモリ37に記憶
された進角値とを比較・演算し、この演算結果に従って
点火駆動回路33を動作させる。33は点火駆動回路で
、通常イグナイタと呼ばれ、点火コイル(図示しない)
の−次側をオフ・オフする。34はエンジン、35はノ
ックセンサであし、エンジンのノッキング現象を振動を
パラメータとして検出する。36は点火遅角演算回路で
、ノックセンサ35で検出されたノッキング現象の信号
を入力・処理し、ノッキング限界になるような点火進角
値の遅角度を演算し、不揮発性メモリ37へこの演算結
果を転送する。37は不揮発性メモリで、点火遅角演算
回路36から転送されだ進角値を記憶し、一方この進角
値を前記点火進角値演算回路32及び後述する診断用基
準値記憶装置40へ出力する。38.39はセンサで、
とのセンサで検出された信号に基づいて各種制御情報を
得る。例えば、センサ38がエアフロメータであり、セ
ンサ39がクランク角度センサのような機[■回転数検
出装置であれば、初期設定パターン記憶装置31に記憶
される点火進角値情報は、センサ38で検出される吸入
空気量とセン+j39で検出されるエンジン回転数に基
づき1回転当りの吸入空気量とエンジン回転数との3次
元テーブルに基づき、選択される。40は診断用基準値
記憶装置で、マイクロコンピュータ42と基準値記憶装
置41とからなる。基準値記憶装置41は、学習制御に
より書き換えられた診断用基準値を記憶する。マイクロ
コンピュータ42ばこのだめの制御を行なう。
は−例としてエンツノのノッキング回避制御/ステムを
示す。31は初期設定パターン記憶装置で、後述するセ
ンサ38と39とから入力された条件に基づき最適と思
われる点火進角・ぐターンが記憶されている。32は点
火進角値演算回路で、初期設定パターン記憶装置に記憶
された点火進角値と後述する不揮発性メモリ37に記憶
された進角値とを比較・演算し、この演算結果に従って
点火駆動回路33を動作させる。33は点火駆動回路で
、通常イグナイタと呼ばれ、点火コイル(図示しない)
の−次側をオフ・オフする。34はエンジン、35はノ
ックセンサであし、エンジンのノッキング現象を振動を
パラメータとして検出する。36は点火遅角演算回路で
、ノックセンサ35で検出されたノッキング現象の信号
を入力・処理し、ノッキング限界になるような点火進角
値の遅角度を演算し、不揮発性メモリ37へこの演算結
果を転送する。37は不揮発性メモリで、点火遅角演算
回路36から転送されだ進角値を記憶し、一方この進角
値を前記点火進角値演算回路32及び後述する診断用基
準値記憶装置40へ出力する。38.39はセンサで、
とのセンサで検出された信号に基づいて各種制御情報を
得る。例えば、センサ38がエアフロメータであり、セ
ンサ39がクランク角度センサのような機[■回転数検
出装置であれば、初期設定パターン記憶装置31に記憶
される点火進角値情報は、センサ38で検出される吸入
空気量とセン+j39で検出されるエンジン回転数に基
づき1回転当りの吸入空気量とエンジン回転数との3次
元テーブルに基づき、選択される。40は診断用基準値
記憶装置で、マイクロコンピュータ42と基準値記憶装
置41とからなる。基準値記憶装置41は、学習制御に
より書き換えられた診断用基準値を記憶する。マイクロ
コンピュータ42ばこのだめの制御を行なう。
なおマイクロコンピュータ42ば、被診断型がすでに具
備するマイクロコンピュータ(図示しない)によって省
略できる。
備するマイクロコンピュータ(図示しない)によって省
略できる。
次に動作を説明する。
以下、第3図及び第4図で制御情報の一例であるノソキ
/グ回避制御の動作を説明し、その後にこの発明の特徴
部分である学習制御システムにおける診断用基準値の書
き換え動作について第3図ないし第7図に基づいて説明
する。
/グ回避制御の動作を説明し、その後にこの発明の特徴
部分である学習制御システムにおける診断用基準値の書
き換え動作について第3図ないし第7図に基づいて説明
する。
学習制御については、自動車のエレクトロニクスによる
制御システムでは既に部分的に使われ、今後不揮発性メ
モリのコスト低下、信頼性の向」二等により多くの適用
が考えられる。ここでは第3図に基づきこの発明の一実
施例であるノ、ギング回避制御について説明する。
制御システムでは既に部分的に使われ、今後不揮発性メ
モリのコスト低下、信頼性の向」二等により多くの適用
が考えられる。ここでは第3図に基づきこの発明の一実
施例であるノ、ギング回避制御について説明する。
初期値設定・ぐターン記憶装置31では、前述したよう
にセンサ38及び39で検出された値に基づき点火進角
の初期設定パターンが選択される。
にセンサ38及び39で検出された値に基づき点火進角
の初期設定パターンが選択される。
この選択された点火進角テーブルには、被診断車、のエ
ンノンの標準値が設定されており、その値は点火進角値
演算回路32を介して点火駆動回路33に入力され、エ
ンノンの70ラグを点火する。
ンノンの標準値が設定されており、その値は点火進角値
演算回路32を介して点火駆動回路33に入力され、エ
ンノンの70ラグを点火する。
これによりエンジンは駆動されるが、燃料であるガソリ
ンのオクタン画やエンノンの諸々の経年変化、更にエン
ジンの製造等のバラツキなどにより初期設定パターン記
憶装置31に予め記憶された点火進角値では、ノッキン
グ現象を起すことが考えられる。例えば第4図に示すよ
うに、エンジン回転に対する点火時期はMBT (Ma
ximum BestTorgue)の線上をたどれば
良いが、エンノンの圧縮比、空燃比等からMBTより下
にノッキングを起さない最大点火進角特性トレースノッ
ク曲線が存在することがある(同図A)。更に前述した
諸々の変化により最大点火進角特性トレースノック曲線
が、同図Bのキうに変化することがある。従ってエンジ
ンが初期設定・ぐターンの点火進角値でノッキングを起
こすと、ノックセンサ35で検出し、この検出された信
号に基づいて点火遅角演算回路36は、ノッキングを起
こさない値まで点火進角を遅角する値が演算される。す
なわち、第4図において、トレースノック曲線A上のa
点で点火したときエンノンがノッキングした場合、トレ
ースノック曲線B上のb点の値が演算される。
ンのオクタン画やエンノンの諸々の経年変化、更にエン
ジンの製造等のバラツキなどにより初期設定パターン記
憶装置31に予め記憶された点火進角値では、ノッキン
グ現象を起すことが考えられる。例えば第4図に示すよ
うに、エンジン回転に対する点火時期はMBT (Ma
ximum BestTorgue)の線上をたどれば
良いが、エンノンの圧縮比、空燃比等からMBTより下
にノッキングを起さない最大点火進角特性トレースノッ
ク曲線が存在することがある(同図A)。更に前述した
諸々の変化により最大点火進角特性トレースノック曲線
が、同図Bのキうに変化することがある。従ってエンジ
ンが初期設定・ぐターンの点火進角値でノッキングを起
こすと、ノックセンサ35で検出し、この検出された信
号に基づいて点火遅角演算回路36は、ノッキングを起
こさない値まで点火進角を遅角する値が演算される。す
なわち、第4図において、トレースノック曲線A上のa
点で点火したときエンノンがノッキングした場合、トレ
ースノック曲線B上のb点の値が演算される。
このようにして演算された点火進角値すは不揮発性メモ
リ37に書き込まれる。この時、点火進角値すを演算し
だセンサ38及び39の検出値も同時に書き込まれ、点
火進角値すを選択するアドレスとなる。このようにして
、初期設定パターン記憶装置で設定された点火進角値は
次々と書き換えられ、以後センサ38及び39が同じ値
を検出した時、不揮発性メモリ37に記憶された値に基
づいて、駆動回路33を駆動し点火プラグを点火する。
リ37に書き込まれる。この時、点火進角値すを演算し
だセンサ38及び39の検出値も同時に書き込まれ、点
火進角値すを選択するアドレスとなる。このようにして
、初期設定パターン記憶装置で設定された点火進角値は
次々と書き換えられ、以後センサ38及び39が同じ値
を検出した時、不揮発性メモリ37に記憶された値に基
づいて、駆動回路33を駆動し点火プラグを点火する。
次に診断用基準値記憶装置40の動作について説11−
fる。診断用基準値記憶装置40は、上述した学習制御
を行った結果である不揮発性メモリ37に記憶された点
火進角値に基づいて、診断用基準値を決定していく。第
5図にその動作のフローチャー1・を示す。動作の始め
(ステップ61)は、例えばイグニッションキーがオン
又はオフの時、又は所定時間間隔、又は所定走行距離ご
とに行なわれる。更に第6図に示すような割り込みによ
って処理することもできる。なおこの場合は、他のエン
ツノ制御等の割り込み処理より優先順位は低くしておき
、制御が比較的閑な時に処理を行なう。次に診断用基準
値記憶装置40をイニシャライズする(ステップ62)
。次に不揮発性メモリ37のアドレスを設定しくステ、
ゾロ3)、このアドレスに記憶された点火進角値を読み
出す(ステップ64)。この点火進角値は、何らかり影
響を瞬時受けて(外乱)極端な値に設定されることがあ
る。そこで、この点火進角値が極端な値であるか盃かを
チェックする(ステップ65)。
fる。診断用基準値記憶装置40は、上述した学習制御
を行った結果である不揮発性メモリ37に記憶された点
火進角値に基づいて、診断用基準値を決定していく。第
5図にその動作のフローチャー1・を示す。動作の始め
(ステップ61)は、例えばイグニッションキーがオン
又はオフの時、又は所定時間間隔、又は所定走行距離ご
とに行なわれる。更に第6図に示すような割り込みによ
って処理することもできる。なおこの場合は、他のエン
ツノ制御等の割り込み処理より優先順位は低くしておき
、制御が比較的閑な時に処理を行なう。次に診断用基準
値記憶装置40をイニシャライズする(ステップ62)
。次に不揮発性メモリ37のアドレスを設定しくステ、
ゾロ3)、このアドレスに記憶された点火進角値を読み
出す(ステップ64)。この点火進角値は、何らかり影
響を瞬時受けて(外乱)極端な値に設定されることがあ
る。そこで、この点火進角値が極端な値であるか盃かを
チェックする(ステップ65)。
極端な値であると判断されれば、ステップ67以降の処
理を中止しくステップ66)、次のアドレス設定を行な
う。これは一過性の瞬時外乱ノイズ等で極端な値を設定
することを予防する為である。
理を中止しくステップ66)、次のアドレス設定を行な
う。これは一過性の瞬時外乱ノイズ等で極端な値を設定
することを予防する為である。
極端な値でなければ、この値からエンノンが正常。
異常であるか等の診断をするだめの診断用基準値を決定
するために演算を行なう(ステツプ67)。
するために演算を行なう(ステツプ67)。
この演算結果は、基準値記憶装置41に書き込まれる(
ステップ68)。その後、上述したルーチンを所定の回
数だけアドレスを変えて行なうことにより診断用基準値
を書き換える(ステップ69)。
ステップ68)。その後、上述したルーチンを所定の回
数だけアドレスを変えて行なうことにより診断用基準値
を書き換える(ステップ69)。
このようにして書き換えられた結果を第7図に示す。書
き換える前の不揮発性メモリ37に記憶された点火進角
値Aに対して、エンノンが正常で。
き換える前の不揮発性メモリ37に記憶された点火進角
値Aに対して、エンノンが正常で。
あることを示す診断用基準値が一定の範囲αであったが
、北述した診断用基準値の書き換え処理によって、書き
換え時の点火進角値Bに対してはβという診断用基準値
が設定される。
、北述した診断用基準値の書き換え処理によって、書き
換え時の点火進角値Bに対してはβという診断用基準値
が設定される。
(発明の効果)
”以上説明してきたように、この発明によれば、その構
成を、被診断車両が学習制御を行なう屯両である場合、
被診断重両が診断用基準値記憶手段を具備1〜、該診断
用基準値記憶手段に記憶される診断用基準値を学習制御
を行った結果得られた制御情報に基づき書き換え、該書
き換えられた診断用基準値と前記重両情報を比較し、一
方破診断車が学習制御を行なわない車両である場合、前
記基準値を診断装置に具備して、基準値と前記車両情報
とを比較することとしたため、従来より格段と信頼性の
高い診断結果が得られ、しかも故障探求が短時間に的確
に行なうことができ、特に誤診断が非常に少なくできる
という効果が得られる。
成を、被診断車両が学習制御を行なう屯両である場合、
被診断重両が診断用基準値記憶手段を具備1〜、該診断
用基準値記憶手段に記憶される診断用基準値を学習制御
を行った結果得られた制御情報に基づき書き換え、該書
き換えられた診断用基準値と前記重両情報を比較し、一
方破診断車が学習制御を行なわない車両である場合、前
記基準値を診断装置に具備して、基準値と前記車両情報
とを比較することとしたため、従来より格段と信頼性の
高い診断結果が得られ、しかも故障探求が短時間に的確
に行なうことができ、特に誤診断が非常に少なくできる
という効果が得られる。
第1図は従来の自動車診断装置、第2図は第1図の装置
の動作を示すフローチャート、第3図は本発明の一実施
例を示す図、第4図はエンジン回転数と点火時期との関
係を示す図、第5図、第6図は第3図に示す本発明の一
実施例の動作を示すフローチャート、第7図は本発明に
基づき得られた診断用基準値を説明するだめの図である
。 :30・・・学習制御ンステム、40・・・診断用基準
値記憶装置、50・・診断装置、2・・車両特許出願人 日産自動車株式会社 特許出願代理人 弁理士 山 本 恵 − 東5 図 IQ) 葵ろ図 3.。 秦7図
の動作を示すフローチャート、第3図は本発明の一実施
例を示す図、第4図はエンジン回転数と点火時期との関
係を示す図、第5図、第6図は第3図に示す本発明の一
実施例の動作を示すフローチャート、第7図は本発明に
基づき得られた診断用基準値を説明するだめの図である
。 :30・・・学習制御ンステム、40・・・診断用基準
値記憶装置、50・・診断装置、2・・車両特許出願人 日産自動車株式会社 特許出願代理人 弁理士 山 本 恵 − 東5 図 IQ) 葵ろ図 3.。 秦7図
Claims (2)
- (1) 制御パラメータの値を、学習制御しながら最
適な値に刻々と書き換えている自動車の制御装置におい
て、学習制御の情報によって書き換える診断用基準値を
持つことを特徴とする学習制御システムを持つ自動車の
診断装置。 - (2)前記学習制御を行った結果得られた制御情報に基
づき書き換える診断用基準値が、過去の診断用基準値に
比べ極端な値を示す時は書き換えることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57120632A JPS5911407A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 学習制御システムを持つ自動車の診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57120632A JPS5911407A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 学習制御システムを持つ自動車の診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5911407A true JPS5911407A (ja) | 1984-01-21 |
Family
ID=14791023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57120632A Pending JPS5911407A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 学習制御システムを持つ自動車の診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911407A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6357844A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-12 | Isuzu Motors Ltd | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射量制御装置 |
JPS63249300A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-17 | 株式会社 新興製作所 | 駐車計の駐車検知方法およびその装置 |
JPH04143808A (ja) * | 1990-10-05 | 1992-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | 診断装置 |
EP0732573A2 (fr) * | 1995-03-15 | 1996-09-18 | Magneti Marelli France | Procédé et dispositif de reconnaissance de signaux de vibrations, par exemple les cliquetis d'un moteur à combustion interne |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP57120632A patent/JPS5911407A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6357844A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-12 | Isuzu Motors Ltd | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射量制御装置 |
JPS63249300A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-17 | 株式会社 新興製作所 | 駐車計の駐車検知方法およびその装置 |
JPH0426760B2 (ja) * | 1987-04-06 | 1992-05-08 | Shinko Seisakusho Ltd | |
JPH04143808A (ja) * | 1990-10-05 | 1992-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | 診断装置 |
EP0732573A2 (fr) * | 1995-03-15 | 1996-09-18 | Magneti Marelli France | Procédé et dispositif de reconnaissance de signaux de vibrations, par exemple les cliquetis d'un moteur à combustion interne |
FR2731794A1 (fr) * | 1995-03-15 | 1996-09-20 | Magneti Marelli France | Procede et dispositif de reconnaissance de signaux de capteurs de vibrations embarques, notamment de reconnaissance de cliquetis d'un moteur a combustion interne |
EP0732573A3 (fr) * | 1995-03-15 | 1997-07-02 | Magneti Marelli France | Procédé et dispositif de reconnaissance de signaux de vibrations, par exemple les cliquetis d'un moteur à combustion interne |
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