JP2000282930A - エンジン温度検出手段の故障診断装置 - Google Patents
エンジン温度検出手段の故障診断装置Info
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
故障を精度よく、且つエンジン始動後早い時期に診断す
ることを課題とする。 【解決手段】 エンジン本体のシリンダブロックに形成
したウォータジャケット40を臨むように水温センサ2
9を取り付ける。エンジン1の燃料噴射制御、点火時期
制御、アイドル回転数制御を統括するエンジンコントロ
ールユニット30に、イグニッションスイッチOFF後
にバックアップ電圧で作動し、エンジン1の停止時間を
計測するソークタイマ33を内蔵する。エンジンコント
ロールユニット30は、ソークタイマ33の計測時間が
所定時間よりも大きい場合においてエンジン1始動時の
水温センサ29の検出温度が所定温度より高いときは、
水温センサ29が高温側に固着したハイタック故障であ
ると診断し、乗員室内の警告ランプを点灯してドライバ
ーにその旨を警告する。
Description
段の故障診断装置に関し、エンジン制御のうちの故障診
断機能の技術分野に属する。
かにあって、エンジンを最適な状態で運転させるため
に、燃料噴射制御、点火時期制御、アイドル回転数制御
等のエンジン制御が行われ、ドライバビリティの維持、
確保をはじめとして、動力性能の改善、燃費の向上、排
出ガスの浄化等が図られている。一方、そのようなエン
ジン制御システムに備えられる各種のセンサやアクチュ
エータあるいはワイヤハーネス等に異常が生じた場合に
該異常個所を診断してそれを記憶及び表示する診断機能
も併せて自動車に装備される。
ばアメリカのOBD(オンボードダイアグノスティク
ス)で義務化されているように、大気汚染、環境汚染に
密接につながる排出ガス関連装置の故障の診断は極めて
重要であり、なかでもエンジンの冷却水の温度を検出す
るエンジン水温センサは、その機能故障の診断対象とな
るセンサのうちの最も重要なものの一つである。冷却水
温は、エンジン温度をよく反映し、エンジンの運転状態
を表わす重要な指標の一つであって、例えば空燃比のフ
ィードバック制御用のパラメータとして用いられる。こ
の空燃比制御が正しく行なわれないと、エミッションコ
ントロールに誤差が生じ、NOx濃度が増大する等、大
気環境にとって好ましくない結果を招く。したがって、
このエンジン水温を正確に検出することは極めて重要な
ことであり、それゆえ、該エンジン水温を検出する水温
センサ等のエンジン温度検出手段が故障しているかどう
かを精度よく診断することもまた重要度の大きい技術で
ある。一般に、センサの故障診断の基本的な考え方は、
センサの出力信号がエンジンの運転状態から判断して有
り得ないような値を示した場合に故障と判定するもので
ある。
ンの始動から所定時間が経過したのちのエンジン温度セ
ンサの出力値を所定の判定値と比較して、センサ出力値
が判定値に対して一方の側に張り付いているときに温度
センサの異常と判定する技術が開示されている。これに
よれば、エンジン始動から所定時間が経過し、よってエ
ンジン温度が相当量だけ上昇しているはずであるにも拘
らず、センサ出力が依然として外気温相当の低温度側に
あるときには、センサが低温側に固着している故障(ロ
ースタック故障)であると判定することができる。
報開示の技術では、逆にセンサが高温側に固着している
故障(ハイスタック故障)であることを誤りなく診断す
ることができないのである。すなわち、エンジンが停止
した後、短時間で再始動されるような温間始動時にあっ
ては、最初からエンジン水温が70〜80℃等の比較的
高温度にあり、センサ出力値が判定値に対して高温側に
あるからといって、これを直ちにセンサのハイスタック
故障であると判定することはできないからである。
タック故障を判定する場合においても、エンジン温度が
相当量だけ上昇しているはずであるという条件を実現す
るために、エンジンを始動してから所定時間が経過する
のを待たないと故障診断が行えず、もっと早い時期に故
障診断を行うことが要望される。
れたもので、エンジン水温センサ等のエンジン温度検出
手段のハイスタック故障を精度よく診断すると共に、エ
ンジン温度検出手段のハイスタック故障及びロースタッ
ク故障のいずれの故障もエンジン始動後の早い時期に診
断することを課題とする。以下、その他の課題を含め、
本発明を詳しく説明する。
は、今回のエンジン始動が、前回のエンジン停止からの
経過時間が充分長く、したがってエンジン温度が外気温
相当温度にまで低下している冷間始動であるか、あるい
は前回のエンジン停止からの経過時間があまり長くな
く、したがってエンジン温度がまだ充分に下がりきって
いない温間始動であるかを識別することによって、以下
に説述するように、ハイスタック故障、ロースタック故
障のいずれの故障も、精度よく、且つエンジン始動から
早い時期に判定することができることに着目し、本発明
を完成するに至ったものである。
故障には、その検出値が高温側に固着するハイスタック
故障と、逆に低温側に固着するロースタック故障とがあ
り、また、エンジン始動時の環境にも、エンジン温度の
低い冷間始動と、逆にエンジン温度の高い温間始動とが
ある。これらの組合せのうち、ハイスタック故障と冷間
始動との組合せにおいては、ハイスタック故障は、冷間
始動時に直ちに診断することができる。つまり、冷間始
動であるにも拘らず、エンジン始動時におけるセンサ検
出値が高いことをもって、ハイスタック故障であること
を、所定時間が経過することを待つことなく、蓋然性高
く、直ちに判定できるからである。同様に、ロースタッ
ク故障と温間始動との組合せにおいては、ロースタック
故障は、温間始動時に直ちに診断することができる。つ
まり、温間始動であるにも拘らず、エンジン始動時にお
けるセンサ検出値が低いことをもって、ロースタック故
障であることを、やはり所定時間が経過することを待つ
ことなく、蓋然性高く、直ちに判定できるからである。
また、これらの場合において、さらに、エンジンが始動
されてから以降のセンサ検出値があまり変化しないとき
には、そのことをもって、より一層信憑性高く、ロー側
又はハイ側のスタック故障を診断することが可能とな
る。
請求の範囲における請求項1に記載の発明は、エンジン
温度を検出するエンジン温度検出手段の故障診断装置で
あって、エンジンが停止されてから次に始動されるまで
の時間を計測するエンジン停止時間計測手段と、該計測
手段で計測されたエンジン停止時間が所定時間を経過し
た後にエンジンが始動されたときの上記エンジン温度検
出手段の検出温度が所定値よりも高いときは、該エンジ
ン温度検出手段が高温側に固着した故障であると判定す
る判定手段とが備えられていることを特徴とする。
動時にハイスタック故障を蓋然性高く直ちに診断するこ
とができる。つまり、エンジンが停止されてから次に始
動されるまでのエンジン停止時間が所定時間を超えて長
いときには、エンジン温度は外気温度相当の温度にまで
確実に低下しているはずであるから、それにも拘らずエ
ンジンが始動されたときのエンジン温度検出手段の検出
温度が高いときには、該検出手段が高温側に固着したハ
イスタック故障であると精度よく判定することができる
のである。
ンジン温度を検出するエンジン温度検出手段の故障診断
装置であって、エンジン温度を検出するエンジン温度検
出手段の故障診断装置であって、エンジンが停止されて
から次に始動されるまでの時間を計測するエンジン停止
時間計測手段と、該計測手段で計測されたエンジン停止
時間が所定時間を経過した後にエンジンが始動されたと
きの上記エンジン温度検出手段の検出温度が所定値より
も高く、且つそのエンジン始動から所定時間が経過する
までの間の上記エンジン温度検出手段の検出温度の変化
が所定値よりも小さいときは、該エンジン温度検出手段
が高温側に固着した故障であると判定する判定手段とが
備えられていることを特徴とする。
冷間始動時におけるハイスタック故障をより信憑性高く
診断することができる。つまり、上記請求項1に記載の
発明における故障判定条件に加えて、エンジン始動から
所定時間が経過する期間中のエンジン温度変化が所定値
よりも小さいことという第2の条件が付加されているか
ら、エンジン始動時の瞬時的な検出結果だけではなく、
その後のセンサ出力値の変化状態を併せて考慮すること
により、ハイスタック故障をなお一層精度よく判定する
ことができるのである。
ンジン温度を検出するエンジン温度検出手段の故障診断
装置であって、エンジンが停止されてから次に始動され
るまでの時間を計測するエンジン停止時間計測手段と、
該計測手段で計測されたエンジン停止時間が所定時間を
経過する前にエンジンが始動されたときの上記エンジン
温度検出手段の検出温度が所定値よりも低いときは、該
エンジン温度検出手段が低温側に固着した故障であると
判定する判定手段とが備えられていることを特徴とす
る。
動時にロースタック故障を蓋然性高く直ちに診断するこ
とができる。つまり、エンジンが停止されてから次に始
動されるまでのエンジン停止時間が所定時間を超えず短
いときには、エンジン温度はまだそれほど低下しておら
ず高いはずであるから、それにも拘らずエンジンが始動
されたときのエンジン温度検出手段の検出温度が低いと
きには、該検出手段が低温側に固着したロースタック故
障であると精度よく判定することができるのである。
ンジン温度を検出するエンジン温度検出手段の故障診断
装置であって、エンジンが停止されてから次に始動され
るまでの時間を計測するエンジン停止時間計測手段と、
該計測手段で計測されたエンジン停止時間が所定時間を
経過する前にエンジンが始動されたときの上記エンジン
温度検出手段の検出温度が所定値よりも低く、且つその
エンジン始動から所定時間が経過するまでの間の上記エ
ンジン温度検出手段の検出温度の変化が所定値よりも小
さいときは、該エンジン温度検出手段が低温側に固着し
た故障であると判定する判定手段とが備えられているこ
とを特徴とする。
温間始動時におけるロースタック故障をより信憑性高く
診断することができる。つまり、上記請求項3に記載の
発明における故障判定条件に加えて、エンジン始動から
所定時間が経過する期間中のエンジン温度変化が所定値
よりも小さいことという第2の条件が付加されているか
ら、エンジン始動時の瞬時的な検出結果だけではなく、
その後のセンサ出力値の変化状態を併せて考慮すること
により、ロースタック故障をなお一層精度よく判定する
ことができるのである。
ば、例えば前回のエンジン運転時間が短く、そもそも前
回のエンジン停止時におけるエンジン温度がそれほど高
くなかった場合において、ロースタック故障を診断する
ことができる。つまり、この場合は、前回のエンジン停
止時におけるエンジン温度がそれほど高くなかったので
あるから、前回エンジンが停止されてから次に始動され
るまでのエンジン停止時間が所定時間を超えず短くて
も、エンジン温度は最初から低いのである。それゆえ、
エンジン始動時におけるセンサ検出値が低いことは蓋然
性のあるものと考えることもできるが、そのエンジン始
動後のセンサ検出値があまり変化しないことをもって、
それがロー側のスタック故障によるものであったことが
判定できるのである。換言すれば、エンジン始動から所
定時間が経過する期間中のエンジン温度変化が所定値よ
りも小さいことという第二の条件を付加することによっ
て、ロースタック故障を誤って見逃すという不具合が回
避されることになる。
求項2又は請求項4に記載の発明において、エンジンに
対する燃料噴射を停止する燃料カット手段が備えられ、
エンジン始動から所定時間が経過するまでの間に該手段
による燃料カットが行われたときは、判定手段は、その
燃料カットが行われた時間を上記所定時間に含めないよ
うに構成されていることを特徴とする。
エンジン始動後のセンサ検出値の変化の度合いからロ
ー、ハイのスタック故障を診断する場合に、エンジン温
度の変化、特に上昇変化に寄与しない燃料カットが実行
された分の時間を、そのセンサ検出値の変化度合いをみ
るための所定時間から除外したから、上記のスタック故
障診断がより合理的に行われ、実際にエンジン温度がそ
れほど変化しない環境の下であるのに、センサ検出値が
あまり変化しないからスタック故障であると判定する誤
診断が回避される。
求項1ないし請求項5のいずれかに記載の発明におい
て、エンジン温度検出手段は、エンジン温度としてエン
ジンの冷却水温を検出するものであることを特徴とす
る。
エンジン温度を最もよく反映するエンジンの冷却水の温
度をエンジン温度を代表するものとして用いるので、エ
ンジン温度検出手段の故障判定がより現実に近い値のパ
ラメータに基づいて行われることになり、この点からも
該故障判定の精度が担保される。
をさらに詳しく説明する。
に係るエンジン1は、例えば直列4気筒の自動車用ガソ
リンエンジンであって、その本体10内の各燃焼室11
に点火プラグ12が設置されていると共に、該燃焼室1
1に吸気ポート13及び排気ポート14が開口し、各ポ
ート13,14の開口部に吸気弁15及び排気弁16が
配設されている。吸気ポート13に接続された吸気通路
17には、上流側から順に、エアクリーナ18、例えば
白金熱線を用いたヒートワイヤ式あるいはカルマン渦式
のエアーフローメータ19、スロットル弁20、サージ
タンク21、及び燃料噴射弁22が配設され、且つ、ス
ロットル弁20をバイパスするバイパス通路23に、例
えばステップモータを用いたアイドル回転数制御用のア
イドルスピードコントロールバルブ(ISCバルブ)2
4が設けられていると共に、排気ポート14に接続され
た排気通路25には、同じく上流側から順に、例えばジ
ルコニア素子式あるいはチタニア磁器式の酸素センサ2
6、及び排ガス浄化用の三元触媒装置27が設けられて
いる。
電磁ピックアップ式のクランク角センサ28、及びエン
ジン冷却水の温度を検出するサーミスタ方式の水温セン
サ29が備えられていると共に、当該自動車には、上記
各種のセンサ類の出力信号を入力し、上記各種のアクチ
ュエータの作動を制御するエンジン制御システム用の電
子コントロールユニット(ECU)30が搭載されてい
る。また、パワートレインの出力回転数から当該自動車
の車速を検出する車速センサ31が備えられていると共
に、例えば運転席前方のインストルパネルに運転者に異
常を報知する警告灯32が配置されている。
ログ入力信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバ
ータや、CPU、RAM、ROMを含むシングルチップ
のマイクロコンピュータ、あるいは該マイクロコンピュ
ータで生成された制御信号を外部に出力するための出力
処理回路等の通常の要素に加えて、イグニッションスイ
ッチがOFFとされている時間、つまりエンジン1の停
止時間を計測するソークタイマ33が内蔵されている。
このソークタイマ33は、例えばECU30内の電気回
路から引き込んだバックアップ電圧によりイグニッショ
ンOFF後において作動するものである。また、上記バ
ックアップ電圧は、後述する故障診断制御の診断結果を
イグニッションOFF後においても消去しないようにメ
モリに記録し続けるためにも用いられる。
ンジン本体10のシリンダブロック及びシリンダヘッド
には、冷却水が循環するウォータジャケット40が形成
されている。クランクシャフト(図示せず)によりベル
ト等を介してウォータポンプ41が駆動され、該ポンプ
41により冷却水が図面上左側から右側へ向けて圧送さ
れる。冷却水がウォータジャケット40内を流れる間に
エンジン本体10の熱が奪われて該エンジン本体10が
冷却される一方、冷却水はその熱により温度が上昇す
る。それゆえ、この冷却水の温度はエンジン1の温度を
よく反映する。そして、この冷却水温を検出する水温セ
ンサ29は、ウォータジャケット40に臨む位置に配置
されている。
りも低い間は該サーモスタット弁42が閉じ、これによ
って、冷却水はウォータジャケット40からバイパス通
路43を経て循環する。逆に、水温がサーモスタット弁
42の設定温度よりも高くなると該サーモスタット弁4
2が開き、これによって、冷却水は該サーモスタット弁
42を通過してアッパホース44からラジエータ45に
至る。冷却水はラジエータ45内を通過する間に冷却さ
れて、ロアホース46からウォータポンプ41に戻る。
が所定温度以上に高くなると、図示しないフロントグリ
ルの側(図面上の左側)から空気を吸引してラジエータ
45を強制的に冷却する電動ファン47が備えられてい
ると共に、車内暖房用のヒータコア48が設けられてい
る。このヒータコア48は、ウォータジャケット40か
ら温水が循環するように上流側の冷却水通路49及び下
流側の冷却水通路50によって該ウォータジャケット4
0に接続されており、上流側冷却水通路49に配設され
た温水弁(図示せず)によってその温水流量が調整され
る。
U30は、車速センサ31及びソークタイマ33を含む
各センサ類の検出信号を制御情報として入力し、該制御
情報に基づいて点火プラグ12を介しての点火時期制
御、燃料噴射弁22を介しての燃料噴射制御、ISCバ
ルブ24を介してのアイドル回転数制御等の各エンジン
制御を実行すると共に、排出ガスの浄化に関連する装置
としての上記水温センサ29の故障診断を併せて行う。
温センサ29の故障診断についてさらに詳しく説明す
る。最初に、図3のタイムチャートを参照してこの故障
診断の概要を説明する。なお、同図における横時間軸上
の各時点(t0,t1,t2…)の位置、及び縦水温軸
上の各温度(th1,Tha,th2…)の位置は、相
互の並び順を示すものではあるが、相互の量的な比率を
必ずしも正しく反映しているものではない。
温度、すなわちエンジン水温は、エンジン1の停止と共
に下がり始め(時点t0)、例えば車庫入れ後のよう
に、エンジン1の停止時間、すなわちソークタイマ33
の計測時間(Tsoak)が、符号アで示すように充分
長いときには、該エンジン水温はついには外気温に相当
する温度(th1)にまで低下する(時点t3)。そし
て、次にエンジン1が始動されると(冷間始動:時点t
5)、エンジン水温は上昇し始め、例えばアクセルペダ
ルの踏込み量等に起因するエンジン負荷の増減に伴って
上下しながら、前述したサーモスタット弁42の設定温
度(th0)付近に収束する。
道路のサービスエリアでの小休止のように、エンジン1
の停止時間(Tsoak)が、符号イで示すように比較
的短いときには、エンジン水温はそれほど低下しておら
ず、外気温相当温度(th1)よりもかなり高い温度
(th2)から、そのエンジン始動に伴って再び上昇す
る(温間始動:時点t1)。そして、同じくエンジン負
荷の増減に伴って上下しながら、サーモスタット弁42
の設定温度(th0)付近に収束する。
のような温度変化を示すエンジン水温を本来検出するは
ずの水温センサ29が、その検出値が高温度側に固着す
るハイスタック故障を起こしている場合は、上記時点
(t5)における冷間始動時に直ちにそのことが判定可
能となる。つまり、判定基準としての所定温度(Th
a)を、図示したように、例えば冷間始動時水温(th
1)と温間始動時水温(th2)との間に設定すると、
冷間始動時(t5)におけるエンジン水温は、該判定温
度(Tha)よりも、符号ウで示すように、本来低いは
ずであるにも拘らず、水温センサ29は、エンジン水温
が該判定温度(Tha)よりも、符号エで示すように、
高いことを示しているからである。したがって、このよ
うに蓋然性の高い、精度に優れる故障診断を、エンジン
始動後の早い時期において行うことができる(ハイスタ
ック故障診断1)。
温センサ29が、その検出値が低温度側に固着するロ−
スタック故障を起こしている場合は、上記時点(t1)
における温間始動時に直ちにそのことが判定可能とな
る。つまり、温間始動時(t1)におけるエンジン水温
は、上記判定温度(Tha)よりも、符号オで示すよう
に、本来高いはずであるにも拘らず、水温センサ29
は、エンジン水温が該判定温度(Tha)よりも、符号
カで示すように、低いことを示しているからである。し
たがって、この場合においても、このように蓋然性の高
い、精度に優れる故障診断を、エンジン始動後の早い時
期において行うことができる(ロースタック故障診断
1)。
(Tsoak)に対する判定基準としての所定時間を、
例えば、図示したTa又はTbのように設定すればよ
い。このうち、所定時間(Ta)は、エンジン1が停止
された時点(t0)から、エンジン水温が外気温相当温
度(th1)にまで低下する時点(t3)を経過した後
の時点(t4)までの時間であって、エンジン1の停止
時間が長く、次にエンジン1を始動させたときにはそれ
は冷間始動であることを担保するためのものである。
停止された時点(t0)から、エンジン水温が外気温相
当温度(th1)にまで低下する時点(t3)を経過す
る前の時点(t4)までの時間であって、エンジン1の
停止時間が短く、次にエンジン1を始動させたときには
それは温間始動であることを担保するためのものであ
る。
判定所定時間(Ta,Tb)は、いずれも、外気温度を
はじめ、判定所定温度(Tha)、診断対象となるハイ
スタック温度又はロースタック温度等に応じて合目的的
に設定される。
故障診断の場合においても、そのエンジン始動からさら
に別の第2の所定時間(Tc)が経過するのを待って、
その経過時点(t6:温間始動の場合、t7:冷間始動
の場合)までの間に水温センサ29の検出値が実際にほ
とんど変化しないことを確認してから(第2の条件)、
該センサ29のスタック故障を最終的に決定するように
してもよい。エンジン始動時(t1,t5)のみにおけ
る瞬時的な水温センサ29の検出結果だけを制御情報と
して用いるのではなく、このような第2の条件を付加し
て、検出時点の異なる複数の検出データを総合して判定
するから、より一層信憑性の高いハイスタック故障の診
断を行うことが可能となる(ロースタック故障診断2、
ハイスタック故障診断2)。
センサ29の故障診断の各具体的動作の一例を図4以下
に示すフローチャートに従って説明する。各フローチャ
ートで表わされる故障診断のプログラムはそれぞれイグ
ニッションスイッチがONとなった時点、つまりエンジ
ン1の始動と共にスタートする。
れた故障診断プログラムは、上記「ハイスタック故障診
断1」に相当するものである。すなわち、ステップS1
で、各種の入力信号を読み込んだうえで、ステップS2
で、ソークタイマ33によるエンジン1の停止時間(T
soak)が、冷間始動識別用の判定所定時間(Ta)
以上であるか否かが判定される。そして、その結果、エ
ンジン停止時間(Tsoak)が該所定時間(Ta)を
経過しているとき、つまり冷間始動時であるときは、ス
テップS3で、エンジン水温(th)が上記故障判定用
所定温度(Tha)よりも高いか否かが判定される。そ
して、その結果、この冷間始動時に、水温センサ29で
検出されたエンジン水温(th)が該所定温度(Th
a)よりも高いときは、ハイスタック故障であると判定
し、ステップS4で、その診断内容をRAMに記憶する
と共に、乗員室内の警告灯32を点灯させて運転者に異
常を知らせる。これに対し、ステップS3における判定
の結果、この冷間始動時に、水温センサ29で検出され
たエンジン水温(th)が判定所定温度(Tha)以下
であるときには、水温センサ29が正常であると判定
し、ステップS5で、警告灯32を点灯させることな
く、その診断内容をRAMに記憶する。
は、イグニッションスイッチがOFFとなっても、ソー
クタイマ33の作動源でもあるバックアップ電圧により
RAMに記録され続け、消去されることはない。また、
故障が検出されたときには、ECU30は、その故障部
分をカバーして、近くの修理工場まである程度支障なく
エンジン1を運転し続けることができるような代わりの
値を用いてエンジン制御を続行する(リンプホーム機
能)。
た故障診断プログラムは、「ロースタック故障診断1」
に相当するものであって、その内容は上記「ハイスタッ
ク故障診断1」にほぼ準じたものである。すなわち、ス
テップS11で、各種の入力信号を読み込んだうえで、
まず、ステップS12において、前回のエンジン1の停
止時の水温が所定温度よりも大きかったか否かが判定さ
れる。そして、大きかった場合に限り、次のステップS
13以下に進む。これは、例えば前回の運転時間が短
く、エンジン水温が充分に上昇しないうちにエンジン1
が停止され、そして短時間のエンジン停止後に再始動さ
れたようなときには、水温センサ29が正常であって
も、再始動時において水温センサ29は低い温度を示
し、後のステップS14においてロースタック故障であ
ると誤診断される可能性があるので、それを回避するた
めである。
エンジン1の停止時の水温は、例えば前回のエンジン1
の停止時における水温センサ29の検出値であってもよ
く、その場合の比較対象となる所定温度は、例えばサー
モスタット弁42の設定温度(th0)等である。さら
に、このステップS12における前回のエンジン1の停
止時の水温状態を識別するものとして、例えば前回のエ
ンジン1の運転時間が所定時間よりも長かったか否かを
判定してもよい。
よるエンジン1の停止時間(Tsoak)が、温間始動
識別用の判定所定時間(Tb)未満であるか否かが判定
される。そして、その結果、エンジン停止時間(Tso
ak)が該所定時間(Tb)をまだ経過していないと
き、つまり温間始動時であるときは、ステップS14
で、エンジン水温(th)が上記故障判定用所定温度
(Tha)よりも低いか否かが判定される。そして、そ
の結果、この温間始動時に、水温センサ29で検出され
たエンジン水温(th)が該所定温度(Tha)よりも
低いときは、ロースタック故障であると判定し、ステッ
プS15で、その診断内容をRAMに記憶すると共に、
乗員室内の警告灯32を点灯させて運転者に異常を知ら
せる。これに対し、ステップS14における判定の結
果、この温間始動時に、水温センサ29で検出されたエ
ンジン水温(th)が判定所定温度(Tha)以上であ
るときには、水温センサ29が正常であると判定し、ス
テップS16で、警告灯32を点灯させることなく、そ
の診断内容をRAMに記憶する。
た故障診断プログラムは、「ハイスタック故障診断2」
に相当するものである。このプログラムにおいては、上
記ハイスタック故障診断1のプログラムに、第2の条件
の判定を遂行するためのルーティンが付加されている。
信号を読み込んだうえで、ステップS22で、ソークタ
イマ33によるエンジン1の停止時間(Tsoak)
が、冷間始動識別用の判定所定時間(Ta)以上である
か否かが判定される。そして、その結果、エンジン停止
時間(Tsoak)が所定時間(Ta)を経過している
とき、つまり冷間始動時であるときは、ステップS23
で、エンジン水温(th)が上記故障判定用所定温度
(Tha)よりも高いか否かが判定される。そして、そ
の結果、この冷間始動時に、水温センサ29で検出され
たエンジン水温(th)が該所定温度(Tha)よりも
高いときは、ステップS24以下に進む。これに対し、
ステップS23における判定の結果、この冷間始動時
に、水温センサ29で検出されたエンジン水温(th)
が判定所定温度(Tha)以下であるときには、水温セ
ンサ29が正常であると判定し、ステップS33で、警
告灯32を点灯させることなく、その診断内容をRAM
に記憶する。
動から第2所定時間(Tc)が経過するまでの間におけ
る水温センサ29の検出値(th)の変化度合いが所定
値(Δth)と比べて小さいか否かをみる第2の条件判
定ルーティンである。まず、ステップS24で初期化が
行われ、以下で用いられるエンジン始動後のタイマ(t
im)が0に、また水温センサ29の検出値の最小値
(thmin)及び最大値(thmax)がそれぞれ現
時点での値(th)にリセットされる。
センサ29の検出温度の最小値の更新が、またステップ
S27,S28で、最大値の更新がそれぞれ行われる。
すなわち、水温センサ29の今回の検出温度(th)が
いままでの最小値(thmin)よりも小さければ、そ
の今回値(th)を新たに最小値(thmin)とし、
また水温センサ29の今回の検出温度(th)がいまま
での最大値(thmax)よりも大きければ、その今回
値(th)を新たに最大値(thmax)とする。
後のタイマ(tim)が1づつアップされ、ステップS
30で、その値(tim)が上記第2所定時間(Tc)
を超えるまで、上記の水温センサ29の検出最小値(t
hmin)及び最大値(thmax)の更新が繰り返さ
れる。なお、図示していないが、上記ステップS25〜
S30の繰返しループの中に、水温センサ29からの出
力信号をその都度読み込むステップが挿入されている
(例えば、ステップS30からステップS25へリター
ンする間)。
が第2所定時間(Tc)を超えたときには、ステップS
31に進んで、そのエンジン始動から第2所定時間(T
c)が経過するまでの間における水温センサ29の検出
最大値(thmax)と検出最小値(thmin)との
偏差が、スタック判定用所定値(Δth)よりも小さい
か否かが判定される。そして、その結果、上記第2所定
時間(Tc)以内に、水温センサ29で検出されたエン
ジン水温(th)があまり変化せず、その最大限の変化
(thmax−thmin)が上記所定値(Δth)よ
りも低いときは、ハイスタック故障であると判定し、ス
テップS32で、その診断内容をRAMに記憶すると共
に、乗員室内の警告灯32を点灯させて運転者に異常を
知らせる。これに対し、ステップS31における判定の
結果、上記第2所定時間(Tc)以内に、水温センサ2
9で検出されたエンジン水温(th)が上記所定値(Δ
th)以上に変化しているときには、水温センサ29が
正常であると判定し、ステップS33で、警告灯32を
点灯させることなく、その診断内容をRAMに記憶す
る。
わされた故障診断プログラムは、「ロースタック故障診
断2」に相当するものであって、その内容は上記「ハイ
スタック故障診断2」にほぼ準じたものであるが、この
プログラムにおいては、エンジン1の燃料カットが行わ
れた場合には、その燃料カットが実行された時間(ti
mfc)を、センサ29の検出最大値(thmax)及
び検出最小値(thmin)の更新作業時間から除外す
るようになっている。
は、エンジン過回転による損傷を防止するため、エンジ
ン回転数が所定値以上に上昇すると燃料カットが一般に
行われるが、この場合は、燃料の噴射が一次的にせよ停
止され、したがって燃料の燃焼爆発がなく、エンジン温
度の変化、特に上昇変化には寄与しない。したがって、
そのような燃料カットが実行された分の時間(timf
c)を、水温センサ29の検出値(th)の変化度合い
をみるための更新作業時間から除外することにより、こ
のスタック故障診断2がより合理的に行われることにな
る。つまり、実質的に有効、有意義な更新作業時間を設
定することにより、実際にエンジン温度がそれほど変化
しない環境下にあるのに、水温センサ29の検出値(t
h)があまり変化しないからスタック故障であると判定
する誤診断が回避されることになるのである。
imfc)を更新作業時間から除外する動作を、前述の
ハイスタック故障診断2にも適用してよいことはいうま
でもない。
を読み込んだうえで、ステップS42において、前回の
エンジン1の停止時の水温が所定温度よりも大きかった
か否かが判定される。そして、大きかった場合に限り、
次のステップS43以下に進む。これは、例えば前回の
運転時間が短く、エンジン水温が充分に上昇しないうち
にエンジン1が停止され、そして短時間のエンジン停止
後に再始動されたようなときには、水温センサ29が正
常であっても、再始動時において水温センサ29は低い
温度を示し、後のステップS44において正常ではない
と誤診断される可能性があるので、それを回避するため
である。
エンジン1の停止時の水温は、例えば前回のエンジン1
の停止時における水温センサ29の検出値であってもよ
く、その場合の比較対象となる所定温度は、例えばサー
モスタット弁42の設定温度(th0)等である。さら
に、このステップS42における前回のエンジン1の停
止時の水温状態を識別するものとして、例えば前回のエ
ンジン1の運転時間が所定時間よりも長かったか否かを
判定してもよい。
よるエンジン1の停止時間(Tsoak)が、温間始動
識別用の判定所定時間(Tb)未満であるか否かが判定
される。そして、その結果、エンジン停止時間(Tso
ak)が該所定時間(Tb)をまだ経過していないと
き、つまり温間始動時であるときは、ステップS44
で、エンジン水温(th)が上記故障判定用所定温度
(Tha)よりも低いか否かが判定される。そして、そ
の結果、この温間始動時に、水温センサ29で検出され
たエンジン水温(th)が該所定温度(Tha)よりも
低いときは、ステップS45以下に進む。これに対し、
ステップS44における判定の結果、この温間始動時
に、水温センサ29で検出されたエンジン水温(th)
が判定所定温度(Tha)以上であるときには、水温セ
ンサ29が正常であると判定し、ステップS56で、警
告灯32を点灯させることなく、その診断内容をRAM
に記憶する。
動から第2所定時間(Tc)が経過するまでの間におけ
る水温センサ29の検出値(th)の変化度合いが所定
値(Δth)と比べて小さいか否かをみる第2の条件判
定ルーティンである。まず、ステップS45で初期化が
行われ、以下で用いられるエンジン始動後のタイマ(t
im)及び燃料カットの実行時間を計測するタイマ(t
imfc)が0に、また水温センサ29の検出値の最小
値(thmin)及び最大値(thmax)がそれぞれ
現時点での値(th)にリセットされる。
センサ29の検出温度の最小値の更新が、またステップ
S48,S49で、最大値の更新がそれぞれ行われる。
すなわち、水温センサ29の今回の検出温度(th)が
いままでの最小値(thmin)よりも小さければ、そ
の今回値(th)を新たに最小値(thmin)とし、
また水温センサ29の今回の検出温度(th)がいまま
での最大値(thmax)よりも大きければ、その今回
値(th)を新たに最大値(thmax)とする。
カットが実行されていれば、その燃料カット実行時間
(timfc)が1づつアップされ、またステップS5
2で、エンジン始動後のタイマ(tim)が1づつアッ
プされる。
始動後の時間(tim)から燃料カット実行時間(ti
mfc)が差し引かれた値が、上記第2所定時間(T
c)を超えるまで、上記の水温センサ29の検出最小値
(thmin)及び最大値(thmax)の更新が繰り
返される。なお、図示していないが、上記ステップS4
6〜S53の繰返しループの中に、水温センサ29から
の出力信号をその都度読み込むステップが挿入されてい
る(例えば、ステップS53からステップS46へリタ
ーンする間)。
m)から燃料カット実行時間(timfc)が差し引か
れた値が第2所定時間(Tc)を超えたときには、ステ
ップS54に進んで、そのエンジン始動から第2所定時
間(Tc)が経過するまでの間における水温センサ29
の検出最大値(thmax)と検出最小値(thmi
n)との偏差が、スタック判定用所定値(Δth)より
も小さいか否かが判定される。そして、その結果、上記
第2所定時間(Tc)以内に、水温センサ29で検出さ
れたエンジン水温(th)があまり変化せず、その最大
限の変化(thmax−thmin)が上記所定値(Δ
th)よりも低いときは、ロースタック故障であると判
定し、ステップS55で、その診断内容をRAMに記憶
すると共に、乗員室内の警告灯32を点灯させて運転者
に異常を知らせる。これに対し、ステップS54におけ
る判定の結果、上記第2所定時間(Tc)以内に、水温
センサ29で検出されたエンジン水温(th)が上記所
定値(Δth)以上に変化しているときには、水温セン
サ29が正常であると判定し、ステップS56で、警告
灯32を点灯させることなく、その診断内容をRAMに
記憶する。
は、例えば、冷間始動識別用の判定所定時間(Ta)を
6時間とした場合、故障判定所定温度(Tha)を30
℃、第2所定時間(Tc)を300秒、温度変化所定値
(Δth)を5.6℃等とするものである。
に、本発明によれば、エンジン水温センサ等のエンジン
温度検出手段のスタック故障を精度よく、且つエンジン
始動後の早い時期に診断することができる。本発明は、
大気汚染、環境汚染に密接につながる排出ガス関連装置
の故障診断機能を有するエンジンの電子制御が行われる
自動車一般に好ましく適用可能である。
テム構成図である。
ャートである。
ーチャートである。
ーチャートである。
フローチャートである。
一部のフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジン温度を検出するエンジン温度検
出手段の故障診断装置であって、エンジンが停止されて
から次に始動されるまでの時間を計測するエンジン停止
時間計測手段と、該計測手段で計測されたエンジン停止
時間が所定時間を経過した後にエンジンが始動されたと
きの上記エンジン温度検出手段の検出温度が所定値より
も高いときは、該エンジン温度検出手段が高温側に固着
した故障であると判定する判定手段とが備えられている
ことを特徴とするエンジン温度検出手段の故障診断装
置。 - 【請求項2】 エンジン温度を検出するエンジン温度検
出手段の故障診断装置であって、エンジンが停止されて
から次に始動されるまでの時間を計測するエンジン停止
時間計測手段と、該計測手段で計測されたエンジン停止
時間が所定時間を経過した後にエンジンが始動されたと
きの上記エンジン温度検出手段の検出温度が所定値より
も高く、且つそのエンジン始動から所定時間が経過する
までの間の上記エンジン温度検出手段の検出温度の変化
が所定値よりも小さいときは、該エンジン温度検出手段
が高温側に固着した故障であると判定する判定手段とが
備えられていることを特徴とするエンジン温度検出手段
の故障診断装置。 - 【請求項3】 エンジン温度を検出するエンジン温度検
出手段の故障診断装置であって、エンジンが停止されて
から次に始動されるまでの時間を計測するエンジン停止
時間計測手段と、該計測手段で計測されたエンジン停止
時間が所定時間を経過する前にエンジンが始動されたと
きの上記エンジン温度検出手段の検出温度が所定値より
も低いときは、該エンジン温度検出手段が低温側に固着
した故障であると判定する判定手段とが備えられている
ことを特徴とするエンジン温度検出手段の故障診断装
置。 - 【請求項4】 エンジン温度を検出するエンジン温度検
出手段の故障診断装置であって、エンジンが停止されて
から次に始動されるまでの時間を計測するエンジン停止
時間計測手段と、該計測手段で計測されたエンジン停止
時間が所定時間を経過する前にエンジンが始動されたと
きの上記エンジン温度検出手段の検出温度が所定値より
も低く、且つそのエンジン始動から所定時間が経過する
までの間の上記エンジン温度検出手段の検出温度の変化
が所定値よりも小さいときは、該エンジン温度検出手段
が低温側に固着した故障であると判定する判定手段とが
備えられていることを特徴とするエンジン温度検出手段
の故障診断装置。 - 【請求項5】 エンジンに対する燃料噴射を停止する燃
料カット手段が備えられ、エンジン始動から所定時間が
経過するまでの間に該手段による燃料カットが行われた
ときは、判定手段は、その燃料カットが行われた時間を
上記所定時間に含めないように構成されていることを特
徴とする請求項2又は請求項4に記載のエンジン温度検
出手段の故障診断装置。 - 【請求項6】 エンジン温度検出手段は、エンジン温度
としてエンジンの冷却水温を検出するものであることを
特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の
エンジン温度検出手段の故障診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08555999A JP4123627B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | エンジン温度検出手段の故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08555999A JP4123627B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | エンジン温度検出手段の故障診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000282930A true JP2000282930A (ja) | 2000-10-10 |
| JP4123627B2 JP4123627B2 (ja) | 2008-07-23 |
Family
ID=13862183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08555999A Expired - Fee Related JP4123627B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | エンジン温度検出手段の故障診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4123627B2 (ja) |
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- 1999-03-29 JP JP08555999A patent/JP4123627B2/ja not_active Expired - Fee Related
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