JPH05195858A - 多気筒内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

多気筒内燃機関の失火検出装置

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JPH05195858A
JPH05195858A JP4220302A JP22030292A JPH05195858A JP H05195858 A JPH05195858 A JP H05195858A JP 4220302 A JP4220302 A JP 4220302A JP 22030292 A JP22030292 A JP 22030292A JP H05195858 A JPH05195858 A JP H05195858A
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JP
Japan
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cylinder
misfire
determination value
internal combustion
combustion engine
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JP4220302A
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English (en)
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Akira Ichikawa
彰 市川
Masaaki Nakayama
中山  昌昭
Hideki Morishima
英樹 森島
Isamu Nomura
勇 野村
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/11Testing internal-combustion engines by detecting misfire
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1497With detection of the mechanical response of the engine
    • F02D41/1498With detection of the mechanical response of the engine measuring engine roughness
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/10Parameters related to the engine output, e.g. engine torque or engine speed
    • F02D2200/1015Engines misfires

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多気筒内燃機関の失火検出装置において、各
気筒毎の失火の検出精度を向上する。 【構成】 まず6気筒内燃機関の各気筒毎に爆発行程時
の回転速度ωn を求め(ステップ100〜130)、こ
の回転速度ωn から内燃機関の回転変動量の変化量△ω
n を算出する(ステップ140)。次に内燃機関の運転
状態を判別し(ステップ150)、その運転状態に応じ
て、気筒別失火判定値REFn を設定する(ステップ1
60〜170)。そしてこの気筒別失火判定値REFn
と変化量△ωn とを比較することにより、気筒毎に失火
判定を行ない(ステップ190)、判定結果に応じて失
火検出フラグXMFn をセット・リセットする(ステッ
プ200,210)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多気筒内燃機関に発生
する失火を内燃機関の回転状態から検出する多気筒内燃
機関の失火検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の失火を検出する装置と
して、例えば特開昭61−258955号公報に開示さ
れている如く、内燃機関の失火発生時には、内燃機関の
燃焼室内で完全な燃焼が得られず、内燃機関の回転速度
が低下することから、各気筒爆発行程時の少なくとも2
点で瞬時の回転速度を検出して、各気筒爆発行程毎の内
燃機関の回転変動量を求めると共に、その回転変動量と
前回の爆発行程気筒の回転変動量とから回転変動量の変
化量△ωを求め、その変化量△ωと所定の失火判定値と
を比較し、その変化量△ωが失火判定値より大きくなっ
たときに内燃機関の失火を判定するように構成された装
置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
では、全気筒一律に設定した失火判定値により内燃機関
の失火を判定するようにされている。このため、内燃機
関の各気筒の燃焼状態がばらつき、各気筒毎の変化量△
ωがばらついた場合には、正常時でも変化量△ωが大き
くなる気筒において、失火が実際には発生していないに
も拘らず、失火発生と誤判定してしまう虞がある。ま
た、内燃機関の回転速度が高くなるほど内燃機関本体の
震動が大きくなることから、前述した各気筒毎の変化量
△ωのばらつきは大きくなる。
【0004】例えば、図12は車両用の6気筒内燃機関
を4500[r.p.m.]の高速で運転して車両を平坦路走行
させた際の回転変動量変化量△ωの測定結果であるが、
図に実線で示す如く、内燃機関に失火が発生していない
場合であっても、変化量△ωは気筒毎に大きくばらつい
てしまう。またこの内燃機関の第4気筒#4が失火した
場合には、図12に点線で示す如く、第4気筒#4の変
化量△ωは通常時より大きくなり、これを失火判定する
には第4気筒#4の失火時の変化量△ωと正常時の変化
量△ωとの間に失火判定値を設定すればよい。しかし、
失火が発生していない第3気筒#3の変化量△ωは第4
気筒の変化量△ωよりも大きいため、第4気筒#4と同
じ失火判定値で第3気筒#3の失火判定を行なうと、第
3気筒#3にも失火が発生したと判断してしまい、失火
気筒(#4)のみを正確に判定することができなくな
る。
【0005】従って、従来のように失火判定値を全気筒
一律に設定した場合には、図12に示した第3気筒#3
の如く、正常時でも変化量△ωが大きな気筒において失
火と誤判定してしまう。また、前述の如く内燃機関の高
回転速度時には変化量△ωが大きくばらつくから、更に
失火検出精度は悪化してしまう。
【0006】そこで、予め各気筒毎に失火判定値を設定
しておけば上記問題を解決できるが、この場合、失火判
定値を各気筒毎に記憶しておかなければならず、例えば
8気筒、12気筒といった多気筒内燃機関においては、
失火判定値を記憶するために過大な記憶容量が必要にな
る。
【0007】本発明はこうした問題に鑑みなされたもの
で、失火判定値を各気筒毎に設定することなしに、正常
時において各気筒毎の変化量△ωにばらつきが生じても
正確に失火判定することができる多気筒内燃機関の失火
検出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】即ち、上記目的
を達成するためになされた本発明は、請求項1に記載
し、図1(A)に例示する如く、多気筒内燃機関の回転
に応じて所定の回転角度毎に回転信号を出力する回転信
号出力手段と、前記回転信号出力手段からの信号に基づ
き、前記多気筒内燃機関の各気筒の爆発行程毎の回転速
度変動量を算出する回転速度変動量算出手段と、前記多
気筒内燃機関の機関状態に基づいて設定される基準失火
判定値を記憶する基準失火判定値記憶手段と、前記多気
筒内燃機関の正常燃焼時における各気筒毎の燃焼状態の
ばらつき度合に基づいて設定される失火判定値補正係数
を記憶する失火判定値補正係数記憶手段と、前記基準失
火判定値記憶手段と失火判定値補正係数記憶手段との記
憶結果から各気筒毎の失火判定値を設定する失火判定値
設定手段と、前記回転速度変動量算出手段の算出結果と
前記失火判定値とを比較することにより前記多気筒内燃
機関の失火を判定する失火判定手段とを備えたことを特
徴とする多気筒内燃機関の失火検出装置を要旨としてい
る。
【0009】上記のように構成された本発明の失火検出
装置においては、回転速度変動量算出手段が、回転信号
出力手段から出力される回転信号に基づき 多気筒内燃
機関各気筒の爆発行程毎の回転速度変動量を算出し、失
火判定値設定手段が、基準失火判定値記憶手段に記憶さ
れた基準失火判定値と失火判定値記憶手段に記憶された
失火判定値補正係数とに基づき、多気筒内燃機関各気筒
毎の失火判定値を設定し、失火判定手段が、この設定さ
れた失火判定値と回転速度変動量算出手段の算出結果と
に基づき多気筒内燃機関の失火を各気筒毎に判定する。
【0010】また、本発明は、請求項2に記載し、図1
(B)に例示する如く、多気筒内燃機関の回転に応じて
所定の回転角度毎に回転信号を出力する回転信号出力手
段と、前記回転信号出力手段からの信号に基づき、前記
多気筒内燃機関の各気筒の爆発行程毎の回転速度変動量
を算出する回転速度変動量算出手段と、前記多気筒内燃
機関の機関状態に基づいて設定され、当該機関状態にお
ける正常時の全気筒の平均的な回転速度変動量に応じた
基準失火判定値を記憶する基準失火判定値記憶手段と、
機関状態に基づいて前記基準失火判定値記憶手段から基
準失火判定値を読み出すと共に、当該基準失火判定値を
与える平均的な回転速度変動量と、前記回転速度変動量
算出手段の算出した各気筒の実際の回転速度変動量との
差に基づいて、当該読み出した基準失火判定値を補正
し、該補正後の値を各気筒毎の失火判定値として設定す
る失火判定値設定手段と、前記回転速度変動量算出手段
の算出結果と前記失火判定値とを比較することにより前
記多気筒内燃機関の失火を判定する失火判定手段とを備
えたことを特徴とする多気筒内燃機関の失火検出装置を
も要旨とする。
【0011】この請求項2記載の方の多気筒内燃機関の
失火検出装置によれば、基準失火判定値記憶手段は、正
常時の全気筒の平均的な回転速度変動量に応じた基準失
火判定値を記憶しており、失火判定値設定手段は、この
平均的な回転速度変動量と各気筒の実際の回転速度変動
量との差に基づいて基準失火判定値を補正し、該補正後
の値を各気筒毎の失火判定値として設定する。従って、
予め気筒間のばらつきを適合させた補正係数を与える場
合に比べて、その様な手間が不要なばかりか、機差や、
経年的な変化があっても、各気筒毎に的確な失火判定を
実行することができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図2は本発明が適用された6気筒内燃機関(以
下,単に内燃機関という。)2及びその周辺装置を表す
概略構成図である。
【0013】図2に示す如く、内燃機関2には、その運
転状態を検出するためのセンサとして、吸気管4内の圧
力(吸気管圧力)を検出する吸気圧センサ6,冷却水の
温度を検出する水温センサ8,内燃機関2のクランク軸
に取り付けられて内燃機関2が所定のクランク角度(本
実施例では30℃A)回転する度にパルス信号を発生す
る回転信号出力手段としての回転角センサ10,イグナ
イタ12が発生した高電圧を内燃機関2の各気筒に設け
られた図示しない点火プラグに順次分配するディストリ
ビュータ14に取り付けられて、ディストリビュータ1
4の1回転に1回(内燃機関2の2回転に1回)の割で
パルス信号を発生する気筒判別センサ16が備えられて
いる。
【0014】これら各センサからの検出信号は、電子制
御装置(ECU)20に入力される。ECU20は、C
PU21,ROM22,RAM23を中心とした周知の
マイクロコンピュータにより構成されており、上記各セ
ンサからの検出信号を入出力ポート25を介して入力す
る。尚ROM22は、前述の基準失火判定値記憶手段及
び失火判定値補正係数記憶手段に相当する。
【0015】またCPU21は、予めROM22に記憶
されている制御プログラムに従い、内燃機関2の各気筒
に設けられた燃料噴射弁27からの燃料噴射量,イグナ
イタ12の高電圧の発生タイミング(即ち点火時期)を
制御するエンジン制御処理を実行すると共に、内燃機関
各気筒の爆発行程毎の回転速度から内燃機関2の失火を
検出して警告ランプ29を点灯する失火検出処理を実行
する。
【0016】以下、このように構成されたECU20に
て実行される本発明にかかわる主要な処理である失火検
出処理及びその失火検出処理による失火検出結果に従い
警告ランプ29の点灯等を行なう故障診断処理につい
て、図3及び図4に示すフローチャートに沿って説明す
る。
【0017】図3に示す失火検出処理は、CPU21に
おいて、上記回転角センサ10からの出力信号により、
内燃機関2の所定のクランク角度(本実施例では30℃
A)毎に割り込み処理されるものであり、この処理が開
始されると、まずステップ100にて、前回の割り込み
時刻と今回の割り込み時刻との偏差から、内燃機関2が
30℃A回転するのに要した時間T30iを算出する。
そして続くステップ110では、現在、何れかの気筒が
上死点(TDC)となっているか否かを判別し、上死点
でないなら本ルーチンを終了し、上死点であればステッ
プ120に進む。なお、この際、いずれかの気筒がTD
Cになっているときは、その気筒番号をnとして以下の
処理が実行される。ここで、気筒番号nは、気筒判別処
理ルーチンにおいて、気筒判別センサのパルス入力によ
って基準気筒#1のTDCを判定したときにn=1と設
定し、以下、回転角度センサからのパルス入力が4回あ
る毎(TDC毎)に、n=5→n=3→n=6→n=2
→n=4と変更して判別していく。
【0018】ステップ120では、ステップ100にお
いて算出した30°CA回転するのに要する時間T30
iと、前回、前々回、及び3回前の実行時にそれぞれ求
めたT30i-1、T30i-2、及びT30i-3の、全4
回分データを累計して、内燃機関2が120℃A回転す
るのに要した時間T120iを算出する。そしてステッ
プ130では、この算出した時間T120iの逆数を算
出することにより、内燃機関2が120℃Aする間の平
均回転速度ωn を算出する。
【0019】次にステップ140では、今回算出した平
均回転速度ωn と、前回,3回前,及び4回前に算出し
た平均回転速度ωn-1,ωn-3,ωn-4 とに基づき、次式
を用いて、内燃機関2の回転変動量の変化量△ωn を算
出する。
【0020】
【数1】 △ωn =(ωn-1 −ωn )−(ωn-4 −ωn-3 ) 尚上記数式1において、(ωn-1 −ωn )及び(ωn-4
−ωn-3 )は、爆発行程が連続する気筒での回転変動量
であり、(ωn-1 −ωn )は最新の、(ωn-4−ωn-3
)は360℃A前の値である。
【0021】ここで上記ステップ100〜ステップ14
0の処理は、前述の回転速度変動量算出手段に相当す
る。つまり本実施例では、内燃機関2が6気筒内燃機関
であり、1気筒が単独で爆発行程となる期間は、次に爆
発行程に入る気筒の上死点前120℃Aとなるため、ま
ずステップ100〜ステップ130にて内燃機関2の1
20℃A毎に平均回転速度ωn を算出することにより、
内燃機関各気筒毎の爆発行程時の回転速度を算出し、ス
テップ140にてこの回転速度と前回求めた回転速度と
から最新の回転変動量を求め、更にこの回転変動量と3
60℃A前の回転変動量とから失火判定に用いる内燃機
関の回転変動量の変化量△ωn を算出するようにしてい
る。尚本実施例では、上記数式1を用いて最新の回転変
動量と360℃A前の回転変動量とを同時に求めるよう
にしているが、最新の回転変動量をRAM23内に格納
するようにすれば、360℃A前の回転変動量をRAM
23から読み出すことにより、この360℃A前の回転
変動量を演算することなく変化量△ωn を求めるように
することもできる。
【0022】次に続くステップ150では、現時点の運
転状態(回転速度NE,吸気管圧力PM)を判別し、ス
テップ160に進む。ステップ160では、ステップ1
50で求めた運転状態(回転速度NE,吸気管圧力P
M)に基づき、予めROM22内に格納されている回転
速度NEと吸気管圧力PMとをパラメータとする図5に
示す2次元マップ(REFマップ)を検索することによ
り、基準失火判定値としての全気筒一律判定値REFを
設定する。
【0023】また次にステップ170では、ステップ1
50で求めた回転速度NEと、今回平均回転速度ωn,
変化量△ωn の算出対象となった気筒の番号とに基づ
き、予めROM22内に格納されている回転速度NEと
気筒番号とをパラメータとする図6に示す2次元マップ
(△REFn マップ)を検索することにより、全気筒一
律判定値REFを気筒毎に補正するための失火判定値補
正係数としての気筒別補正値△REFn を設定する。
【0024】そして続くステップ180では、ステップ
160及びステップ170で設定した全気筒一律判定値
REF及び気筒別補正値△REFn より、ステップ14
0で今回求めた変化量△ωn の気筒に対する気筒別判定
値REFn(=REF+△REFn)を求め、続くステッ
プ190にて、この気筒別判定値REFnとステップ1
40で求めた変化量△ωn とを比較することにより、失
火判定を行なう。
【0025】即ち、変化量△ωn が気筒別判定値REF
n より大きいときには失火が発生したと判断してステッ
プ200に移行し、変化量△ωn が気筒別判定値REF
n 以下であれば失火は発生していないと判断してステッ
プ210に移行する。そしてステップ200では、当該
気筒に失火が発生したことを示す失火検出フラグXMF
n をセットして、次ステップ220に移行し、逆にステ
ップ210では、失火検出フラグXMFn をリセットし
て、次ステップ220に移行する。
【0026】ステップ220では、次回の処理実行のた
めに、ステップ130で求めた最新の平均回転速度ωn
を前回の平均回転速度ωn-1 とし、前回の平均回転速度
ωn-1 を前々回の平均回転速度ωn-2 とし、前々回の平
均回転速度ωn-2 を3回前の平均回転速度ωn-3 とし、
3回前の平均回転速度ωn-3 を4回前の平均回転速度ω
n-4 として、RAM23内に格納し、メインルーチンに
リターンする。
【0027】ここで上記150〜ステップ180の処理
は前述の失火判定値設定手段に相当し、本実施例では、
内燃機関2の運転状態に応じて設定された全気筒一律判
定値REFと気筒別補正値△REFn とから気筒別判定
値REFn を算出するようにしている。これは内燃機関
2の運転状態から気筒別判定値REFn を直接設定する
には、図5に示したREFマップを各気筒毎に設ける必
要があるからであり、上記のように気筒別判定値REF
n を算出するようにすることで、ROM22に格納する
マップの数を減らし、ROM22の記憶容量を少なくで
きるようにしている。
【0028】またROM22に格納された図5及び図6
の2次元マップ(REFマップ,△REFn マップ)
は、次のように設定されている。即ち、まず基準とする
特定気筒(例えば図12に示した第4気筒#4)の△ω
を基に、内燃機関のばらつき等を考慮し、失火時と正常
時の△ωの間にREFを設定する。これをエンジン運転
状態毎に行ない、図5の全気筒一律判定値REF算出用
のREFマップを設定する。
【0029】続いて、特定気筒(#4)の正常時の△ω
を基準とし、気筒別補正値△REFn を設定する。この
場合、気筒別補正値△REFn はREFマップに対応し
た内燃機関2の回転速度NE毎に合わせると良いが、R
OM22の容量削減のために、REFマップの回転速度
NEより荒らくても良い。また内燃機関の負荷を表す吸
気管圧力PMはパラメータとして持つ必要はなく、正常
時△ωのばらつきが大きくなく高負荷側の一条件を任意
に設定する。このように△REFn を、内燃機関2の各
回転速度NE毎に、次式により各気筒毎に求め、△RE
Fマップを設定する。
【0030】
【数2】△REFn =△ωn −△ω4 但し上記数式2式において、△ωn はn気筒の正常時の
△ω,△ω4 は基準となる特定気筒(#4気筒)の正常
時の△ωであり、基準とした特定気筒(#4気筒)の△
REFn は0となる。
【0031】次に図4に示す故障診断処理は、CPU2
1において所定時間毎に割り込み処理されるものであ
り、まずステップ310にて、例えばアクチュエータが
正常に作動しているかどうかを検出する各種センサから
の情報を記憶した異常検出フラグや、上記失火検出処理
で失火判断された際にセットされる失火検出フラグXM
Fn 等の各種異常検出フラグを読み込む。
【0032】次に続くステップ320では、ステップ3
10で読み込んだ各種異常検出フラグのセット・リセッ
ト状態を判別し、例えば失火検出フラグXMFがセット
されていればステップ330に進み、リセット状態であ
ればメインルーチンにリターンする。
【0033】そしてステップ330では、例えば触媒保
護や排気ガス中のHC濃度の増大を防止するために、失
火発生と判定された気筒への燃料供給を遮断したり、運
転者等に失火が発生したことを知らせるための警告ラン
プ29を点灯させるなど、異常検出に対応した周知のフ
ェイルセーフ処理を実行する。
【0034】以上説明したように、本実施例では、失火
判定値を各気筒毎に設定して、内燃機関2の失火判定を
行うようにされている。このため内燃機関2が高速回転
されて、各気筒毎に変化量△ωn が異なるようになって
も、失火判定を正確に行なうことができるようになる。
また本実施例では、気筒別判定値REFn を内燃機関2
の運転状態から直接設定せず、全気筒一律判定値REF
と気筒別補正値△REFn とから求めるようにしている
ため、気筒別判定値REFn の設定に必要なマップ の
数を少なくして、ROM22の記憶容量を減らすことが
できる。
【0035】ここで上記実施例では、全気筒一律判定値
REFを気筒別補正値△REFn により補正し、気筒別
判定値REFn を求めるようにしたが、上記図3のステ
ップ180及びステップ190の処理を、図7に示すス
テップ380及びステップ390の処理に変更し、ステ
ップ380にて、ステップ140で求めた変化量△ωn
を、次式を用いて、気筒別補正値△REFn で補正し、
ステップ390にて、この補正結果△ω′n と全気筒一
律判定値REFとを比較することにより、失火判定を行
うようにしてもよい。
【0036】
【数3】△ω′n =△ωn −△REFn また上記実施例では、6気筒内燃機関2の失火判定につ
いて説明したが、本発明は、3気筒内燃機関,4気筒内
燃機関等、多気筒内燃機関であれば、適用して上記実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0037】次に、他の実施例について説明する。この
実施例の失火検出装置は、システム構成としては図2に
示したと同様であり、失火検出処理ルーチンが図8,図
9に示す様に、一部変更されたものである。失火検出ル
ーチンのステップ100〜ステップ150及び、ステッ
プ190〜ステップ220は、上述した実施例と同様な
ので説明は省略し、ステップ410以下の処理内容につ
いて説明する。
【0038】ステップ100〜ステップ150までの処
理で、n番気筒の爆発行程での回転速度変動量△ωn を
算出し、現時点の運転状態(回転速度NE,吸気管圧力
PM)を判別したら、ステップ410に進む。ステップ
410では、現時点の運転状態に基づき、予めROM2
2内に格納されている回転速度NEと吸気管圧力PMと
をパラメータとする図10に示す2次元マップ(OMG
マップ)を検索することにより、当該運転状態における
基準回転速度変動量OMGを検索する。この基準回転速
度変動量OMGは、失火の生じていない正常時におい
て、全気筒の平均的な基準回転速度変動量を表わす値で
ある。このOMGマップは、エンジン機種に応じて出荷
時に設定される。
【0039】次に、ステップ420に進む。ステップ4
20では、現時点の運転状態に基づき、予めROM22
内に格納されている回転速度NEと吸気管圧力PMとを
パラメータとする図11に示す2次元マップ(PLSマ
ップ)を検索することにより、当該運転状態における基
準加算量PLSを検索する。この基準加算量PLSは、
基準回転速度変動量OMGに対して失火判定基準値を与
える値であり、これも、エンジン機種に応じて出荷時に
設定される。この基準加算量PLSが小さいと失火判定
が過敏となり、大き過ぎると失火判定が緩くなりすぎ
る。従って、失火判定が過敏となり過ぎず、かつ緩くな
り過ぎない値が選定されている。一例としては、基準回
転速度変動量OMGを実験的に求めた際の標準偏差を参
照して定めるとよい。
【0040】こうして基準回転速度変動量OMG及び基
準加算量PLSが求められると、ステップ430に進ん
で下記数4の演算を実行し、両者OMG,PLSを加算
した値を基準失火判定値REFとする。この時点では、
基準失火判定値REFは、全気筒一律に、運転状態のみ
によって定まる値となる。
【0041】
【数4】REF = OMG + PLS 次にステップ440に進み、今回爆発行程にある気筒に
ついてステップ140で求めた当該気筒の今回の回転速
度変動量△ωn と、当該気筒についての回転速度変動量
の平均に対応する値(気筒別平均変動量)の前回算出値
MEANni-1とを比較する。
【0042】この比較結果が、△ωn >MEANni-1
となった場合には、ステップ450に進んで下記数5の
演算を実行し、気筒別平均変動量の前回値MEANni-
1 に所定量kを加算し、それを今回値MEANnとす
る。
【0043】
【数5】MEANn = MEANni-1 + k また、ステップ440の比較結果が、△ωn <MEAN
ni-1 となった場合には、ステップ460に進んで下記
数6の演算を実行し、気筒別平均変動量の前回値MEA
Nni-1 から所定量kを減算し、それを今回値MEAN
nとする。
【0044】
【数6】MEANn = MEANni-1 − k そして、ステップ440の比較結果が、△ωn =MEA
Nni-1 となった場合には、ステップ470に進んで気
筒別平均変動量の前回値MEANni-1 をそのまま今回
値MEANnとする。
【0045】なお、ステップ450,ステップ460に
て加算,減算に用いる所定量kは加算も減算も同一の値
を用いたが、この所定量kは、気筒別平均変動量MEA
Nnの過渡時追従性と定常時安定性より適合される定数
であって、加算用と減算用とで必ずしも一致する必要は
ない。
【0046】こうして、今回爆発行程にある気筒の今回
の回転変動量としてそれまでの当該気筒の挙動を加味し
た値MEANnが算出されると、今度はステップ480
に進んでエンジンの回転速度NEが所定回転速度NE0
以上か否かを判断する。このステップ480にて現在の
回転速度NEが所定回転速度NE0よりも小さいと判断
されたら、ステップ490へ進んで、気筒別失火判定基
準値REFnとして、ステップ430で算出した全気筒
一律の失火判定基準値REFをそのまま設定する。
【0047】一方、ステップ480にて現在の回転速度
NEが所定回転速度NE0以上であると判断されたら、
ステップ510へ進んで下記数の演算を実行し、気筒別
平均変動量の今回値MEANnからステップ410で求
めた基準回転速度変動量OMGを減算した結果を気筒別
の失火判定値補正量△REFnとする。
【0048】
【数7】△REFn = MEANn − OMG そして、ステップ520へ進んで下記数8の演算を実行
し、この気筒別の失火判定値補正量△REFnを、ステ
ップ430で算出した全気筒一律の失火判定基準値RE
Fに加算した結果を気筒別失火判定値REFnと設定す
る。
【0049】
【数8】REFn = REF + △REFn こうして、ステップ490又はステップ520にて気筒
別失火判定値REFnが求められ、RAM23内の所定
エリアに設定されると、以下、ステップ190以下の処
理にて失火判定が実行される。そして、最後に、ステッ
プ600にて今回求めた気筒別平均変動量MEANn
を、気筒別平均変動量の前回値MEANni-1 に書き換
えて処理を抜ける。なお、故障検出処理としては、上述
した実施例の図4と同様の処理が実行される。
【0050】以上説明した本実施例によれば、気筒別の
回転速度変動量のばらつきがそれほど問題とはならない
ような低回転速度の領域では、全気筒一律の失火判定基
準REFがそのまま失火判定に用いられるものの、ばら
つきが問題となる高回転速度領域では気筒別に算出され
た補正値△REFnが考慮された失火判定基準REFn
=REF+△REFnが用いられる。しかも、この補正
値△REFnは、爆発行程毎に算出される気筒別の回転
速度変動量△ωnと全気筒一律の基準回転速度変動量O
MGとの差に基づいて、毎回算出されるから、エンジン
単体同士の機差や経年変化があっても的確な失火検出を
約束するものとして機能する。この結果、図8〜図11
で説明した実施例によれば、図2〜図7で説明した実施
例の効果に加えて、予め複雑な適合条件までを求めてお
く必要がなく、しかも、より確実な失火検出をすること
ができるという効果がある。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、各気
筒毎に失火判定値を設定して、内燃機関の失火判定を行
うようにされている。このため内燃機関が高速回転され
て、各気筒毎に回転変動量の変化量が異なるようになっ
ても、失火判定を各気筒毎に正確に行なうことができる
ようになる。
【0052】また本発明の請求項1記載の方の装置で
は、各気筒毎の失火判定値を、基準失火判定値記憶手段
に記憶された基準失火判定値と失火判定値補正係数記憶
手段に記憶手段に記憶された各気筒毎の失火判定値補正
係数とから求めるようにしているため、各気筒毎の失火
判定値の設定に必要なデータ量を少なくして、基準失火
判定値及び失火判定値補正係数を記憶する記憶手段の記
憶容量を減らすことができる。
【0053】そして、請求項2記載の方の装置では、こ
の様な気筒間の適合条件すら求めて記憶しておく必要は
なく、一層簡便であると共に、逆にエンジン単体同士の
機差やエンジンの経年変化に対しても自動的に対処する
ことができ、常に正確な失火検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を例示するブロック図である。
【図2】 実施例の6気筒内燃機関とその周辺装置を表
す概略構成図である。
【図3】 ECUにて実行される失火検出処理を表すフ
ローチャートである。
【図4】 ECUにて実行される故障診断処理を表すフ
ローチャートである。
【図5】 REFマップを表す説明図である。
【図6】 △REFn マップを表す説明図である。
【図7】 失火検出処理の他の例を表すフローチャート
である。
【図8】 他の実施例でECUにて実行される失火検出
処理を表すフローチャートである。
【図9】 他の実施例でECUにて実行される失火検出
処理を表すフローチャートである。
【図10】 OMGマップを表す説明図である。
【図11】 PLSマップを表す説明図である。
【図12】 6気筒内燃機関を高速運転した場合の気筒
毎の変化量△ωを表す説明図である。
【符号の説明】
2…6気筒内燃機関 6…吸気圧センサ 10…回
転角センサ 20…電子制御装置(ECU) 21…CPU 2
2…ROM 23…RAM 29…警告ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 勇 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒内燃機関の回転に応じて所定の回
    転角度毎に回転信号を出力する回転信号出力手段と、 前記回転信号出力手段からの信号に基づき、前記多気筒
    内燃機関の各気筒の爆発行程毎の回転速度変動量を算出
    する回転速度変動量算出手段と、 前記多気筒内燃機関の機関状態に基づいて設定される基
    準失火判定値を記憶する基準失火判定値記憶手段と、 前記多気筒内燃機関の正常燃焼時における各気筒毎の燃
    焼状態のばらつき度合に基づいて設定される失火判定値
    補正係数を記憶する失火判定値補正係数記憶手段と、 前記基準失火判定値記憶手段と失火判定値補正係数記憶
    手段との記憶結果から各気筒毎の失火判定値を設定する
    失火判定値設定手段と、 前記回転速度変動量算出手段の算出結果と前記失火判定
    値とを比較することにより前記多気筒内燃機関の失火を
    判定する失火判定手段とを備えたことを特徴とする多気
    筒内燃機関の失火検出装置。
  2. 【請求項2】 多気筒内燃機関の回転に応じて所定の回
    転角度毎に回転信号を出力する回転信号出力手段と、 前記回転信号出力手段からの信号に基づき、前記多気筒
    内燃機関の各気筒の爆発行程毎の回転速度変動量を算出
    する回転速度変動量算出手段と、 前記多気筒内燃機関の機関状態に基づいて設定され、当
    該機関状態における正常時の全気筒の平均的な回転速度
    変動量に応じた基準失火判定値を記憶する基準失火判定
    値記憶手段と、 機関状態に基づいて前記基準失火判定値記憶手段から基
    準失火判定値を読み出すと共に、当該基準失火判定値を
    与える平均的な回転速度変動量と、前記回転速度変動量
    算出手段の算出した各気筒の実際の回転速度変動量との
    差に基づいて、当該読み出した基準失火判定値を補正
    し、該補正後の値を各気筒毎の失火判定値として設定す
    る失火判定値設定手段と、 前記回転速度変動量算出手段の算出結果と前記失火判定
    値とを比較することにより前記多気筒内燃機関の失火を
    判定する失火判定手段とを備えたことを特徴とする多気
    筒内燃機関の失火検出装置。
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