JPH05113389A - 自動車の機能障害の検出方法 - Google Patents

自動車の機能障害の検出方法

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JPH05113389A
JPH05113389A JP4090375A JP9037592A JPH05113389A JP H05113389 A JPH05113389 A JP H05113389A JP 4090375 A JP4090375 A JP 4090375A JP 9037592 A JP9037592 A JP 9037592A JP H05113389 A JPH05113389 A JP H05113389A
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JP
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failure
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JP4090375A
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Thomas Forchert
トーマス・フオルヒエルト
Ulrich Visel
ウルリヒ・ヴイゼル
Guenter Knoerzer
ギユンテル・クネルツエル
Erwin Wuechner
エルヴイーン・ヴユヒネル
Siegfried Loos
ジークフリート・ロース
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Daimler Benz AG
Original Assignee
Daimler Benz AG
Mercedes Benz AG
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/05Testing internal-combustion engines by combined monitoring of two or more different engine parameters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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    • G01R31/006Testing of electric installations on transport means on road vehicles, e.g. automobiles or trucks
    • G01R31/007Testing of electric installations on transport means on road vehicles, e.g. automobiles or trucks using microprocessors or computers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の故障した素子をできるだけ精確に求
めると共に,保守の費用をできるだけ少なくする。 【構成】 センサ又は部品のような複数の素子において
素子の機能障害を検出する際データ語を形成し,これら
のデータ語を装置により読取る機能障害検出方法におい
て,素子により検出される機能障害がこの素子によらな
い時,素子によりデータ語も形成し,素子により検出さ
れかつデータ語により表わされる機能障害に基いて,機
能障害の故障原因として問題となるすべての故障源を含
む機能連鎖を装置において求め,装置において検査段階
のリストを作成して,そのために設けられる記憶場所に
記憶し,すべての故障源を,これらの記憶場所により機
能障害に関して検査し,検査段階の実施後機能連鎖を完
全に検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,センサ又は部品のよう
な複数の素子において素子の機能障害を検出する際デー
タ語を形成してこれらの素子に記憶し,これらのデータ
語を装置により読取る,自動車の機能障害の検出方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】このような方法は既に公知で(ドイツ連
邦共和国特許第3121645号明細書),車両に設置
されるセンサ又は部品に関して,このセンサ又は部品に
関して故障設定条件が検出されると,データ語が形成さ
れる。その際センサ又は部品の出力信号がこのセンサ又
は部品に特有な値範囲を上回るか又は下回ると,故障設
定条件が検出される。データ語は診断装置により読取る
ことかできる。散発的にのみ生じかつ診断装置が接続さ
れる時にはちようど在在しない故障も検出することがで
きる。運転中故障設定条件が生じたことを診断装置がデ
ータ語から検出すると,センサを交換することが提案さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,故障
した素子のできるだけ精確な決定を可能にすると共に,
車両の保守の費用をできるだけ少なくするように,自動
車の機能障害の検出方法を改善することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば,素子により検出される機能障害がその
周辺にある素子による時素子によりデータ語も形成し,
素子により検出されかつデータ語により表わされる機能
障害に基いて,機能障害の故障原因として問題となるす
べての故障源を含む機能連鎖を装置において求め,装置
において検査段階のリストを作成して,そのために設け
られる記憶場所に記憶し,機能障害の可能性があるすべ
ての故障源を,これらの記憶場所により機能障害に関し
て検査し,検査段階の実施後機能連鎖を完全に検査し,
それにより故障源をつきとめ,機能障害を生ずる素子を
つきとめた後,その対策手段を求めて表示する。
【0005】
【発明の効果】従来の技術に対する本発明の利点は,本
発明の方法により機能障害を精確につきとめ,ほぼすべ
ての機能を障害の有無について検査できることである。
【0006】
【実施態様】本発明によれば,車両について存在する情
報に基いて検査段階のリストを作成し,検査段階後車両
の全部の機能障害が検出されて除去されるように,自動
車の機能障害を検出する方法を構成することが提案され
る。リストによる一連の検査段階の最適化は次のように
行われる。即ち数回実施可能な検査段階が,機能障害の
発生により複数の素子において機能障害を特徴づけるデ
ータ語が変化するような素子(センサ又は部品)に関す
るものなので,これらの検査段階を1回だけ行う。更に
機能障害の発生を自動的に検出できないような素子がリ
ストに収容されるので,機能障害を特徴づける素子のデ
ータ語の変化はおこらない。
【0007】特に有利な実施態様では,例えば個々の素
子の検査の必要性に関する判定基準として,最後の検査
以後に車両の進んだ特定の距離を基礎にすることによつ
て,これらの個々の素子の負荷に関係して素子の検査を
行うことができる。
【0008】更に,他の故障源より大きい確率で機能障
害を持つ故障源に関する検査段階をまず行うような順序
で検査段階を行うのが有利である。例えば方法を実施す
る装置を一時的又は永続的に中央計算機に接続すること
によつて,確率を求めることができる。車両の修理又は
保守の過程が終了すると,機能障害の原因を形成する故
障源が装置から中央計算機へ送られる。装置から送られ
るこれらのデータに基いて,中央計算機において,特定
の機能障害の発生頻度から,特定の故障源により将来生
ずる機能障害の発生確率を求めることができる。車両を
検査すべきであると,中央計算機のデータの伝送に基い
て診断装置が,一連の検査段階において確率の特定の値
を処理することができる。
【0009】同じ故障源の機能障害のため行うべき検査
段階を続いて行う場合,例えばセンサ又は部品のデータ
語をリセツトし,例えば試験走行において故障比較を生
ずることによつて,このセンサ又は部品について機能障
害が検出されるが否かを検査することが可能である。
【0010】例えばセンサ又は部品において自動車の運
転中機能障害が検出されると,周囲データも一緒に記憶
することができる。これらの周囲データは装置の保守中
に読取ることができる。それにより例えば低温の機関の
ような特定の運転条件でのみ生ずる機能障害の原因を形
成する故障源も見出すことが可能である。
【0011】
【実施例】本発明の実施例が図面に概略的に表示されて
おり,以下これについて説明する。
【0012】図1からわかるように,自動車の機能障害
を検出する本発明による方法は,3つの部分に分けられ
る。
【0013】第1の段階101において,本発明による
方法を実施するための(図7による)装置701自体が
機能障害なしに動作するか否かが,自己検査で検査され
る。これが不成立nの場合,段階105により故障通報
の表示が行われ,本発明による方法の進行が中止され
る。
【0014】成立jの場合段階102において,どの部
品又はセンサ(以下素子と称する)が本発明による方法
の最後の実施以後機能障害を持つたかが,まず検査され
る。機能障害が検出されず,即ち車両が正常であると,
段階106における通報の出力により,本発明による方
法が終了される。例えば素子により検出される機能障害
をデータ語により特徴づけることによつて,この検査が
行われる。素子のこれらのデータ語は装置により読取ら
れて,評価される。検査段階のリストは(図7による)
装置701において,自動車に存在する情報から作成さ
れ,その際読取られて記憶されるデータ語及び機能障害
の発生を自動的に検出できない素子が基準として役立
つ。
【0015】検査段階のリストの実施の際少なくとも1
つの機能障害が検出されると,段階103において,本
発明による方法の第3の部分で機能障害のつきとめが行
われる。それから段階104において,適当な表示によ
り,つきとめられた機能障害の除去が行われる。
【0016】図2は図1による方法の第1の部分の詳細
を示し,ここで本発明による方法を実施する装置の検査
が行われる。
【0017】まず段階201において,装置の供給電圧
が特定の範囲即ち例えば供給電圧の定格値の80%及び
120%をとる特定の限界値の間にあるか否かが,自己
検査で検査される。成立jの場合段階203への移行が
行われる。不成立nの場合段階202において,装置の
蓄電池を充電装置へ接続せねばならないという情報が出
力される。この充電装置は車外即ち修理工場にあつても
よい。この装置の蓄電池を検査すべき車両の車載蓄電池
に接続することによつて,運転中に装置の蓄電池を充電
することも可能である。後者の場合,装置のエネルギ供
給を検査すべき車両の車載蓄電池から直接行うことも可
能である。
【0018】種々の種類及び形式の車両に対して,本発
明による方法の実施に必要な情報を利用可能にするた
め,これらの必要なすべての情報を装置に記憶すること
が可能である。しかしこれは多数の種類及び形式の車両
に対して比較的費用がかかるので,目下検査すべき車両
の検査に必要なデータのみを装置に記憶するのが有利で
ある。それによりこの装置は一層小さくかつ軽くなり,
従つて工場での使用によく適している。更にそれによ
り,個々の形式の車両においてモデル手入れの際生ずる
変化も特に容易に考慮する可能性も与えられる。
【0019】目下検査すべき車両の検査に必要なデータ
の装置における記憶は段階203により行うことがで
き,その際この装置が一時的又は永続的に中央計算機に
接続されて,目下検査すベき車両のため中央計算機に記
憶されるデータが装置へ送られる。この装置へ必要なデ
ータを収容する検査モジユールを差込むことにより,目
下検査すべき車両の検査に必要なデータを装置へ移すこ
とも可能である。この変形例は段階203の区分により
示されている。
【0020】前記の第1の場合,中央計算機においてデ
ータを修正し,それからデータを装置へ送る際実現され
たデータを自動的に送ることによつて,データの実現を
行うことができる。第2の場合,問題となるすべての種
類及び形式の車両に対して,検査モジユールを工場へ送
ることが必要である。従つて実現の際すべての検査モジ
ユールを実現又は交換せねばならない。
【0021】さて段階203により,目下検査すべき車
両の検査に必要なデータが装置に存在するので,段階2
04において,車載電源の電圧に基いて,最初の一致検
査が行われる。装置に存在するデータから,検査すべき
車両の形式が推論されて,検査すべき車両の車載電源の
電圧が12Vの値の周りの公差範囲又は24Vの公差範
囲にあるか否かが検出される。さて車載電源の電圧の測
定値が,装置に存在するデータに基いて求められる公差
範囲に一致する公差範囲にないと,装置に存在するデー
タと検査すべき車両との不一致が推論される。段階20
5における故障通報により,本発明による方法方法が中
止される。
【0022】続いて段階206において,装置に存在す
るデータが目下検査すべき車両に一致するか否かが検査
される。即ち診断導線を介して装置に接続される車両が
装置に存在するデータにより検査できるか否かの検査が
行われる。成立の場合,段階207における故障通報に
より,本発明による方法が中止される。例えば装置に記
憶されているデータの一部である1つ又は複数のデータ
語と一致せねばならない少なくとも1つのデータ語を車
両の制御装置に記憶することによつて,段階206にお
けるこの検査を行うことができる。段階206における
判定が成立すると,本発明による方法の第2の部分への
移行が行われる。
【0023】図3は本発明による方法の第2の部分の構
成の実施例が示されている。すべての電子素子の正常な
機能のために充分な供給電圧が必要なので,まず段階3
01において,検査すべき車両の車載電源電圧が2つの
特定の限界値の間にあるか否かが検査される。装置の蓄
電池の給電又は装置のエネルギ供給が検査すべき車両の
車載電源から直接行われると,この段階301は図2に
よる本発明による方法の第1の部分の段階201に一致
する。車両の車載電源電圧が低すぎることが検出される
と,段階302により処理及び対策の手段と共に故障通
報が行われる。それから本発明の方法 が少なくとも一
時的に中止される。
【0024】同様に段階301における検査の際,回路
部分を試験的に駆動してその機能を検査することによつ
て,図7に示す装置701の検査を行うのがよい。
【0025】発生する機能障害を検出して除去する際,
種々のケーブルを引出さねばならないので,素子の機能
障害を検出して除去する際,真の機能障害でない別の機
能障害を自己検査で推論することがおこり得る。この別
の機能障害を真の機能障害から区別するため,段階30
3において,本発明による方法を行う始めに,素子の機
能障害を示すデータ語が装置に記憶される。その結果機
能障害の検出は,段階303において検査の始めに装置
に記憶されるデータ語のみに基いて行われる。
【0026】装置に存在するデータに基いて,検査すべ
き車両の形式を推論することができる。この形式の基本
装置に属する素子のデータ語は,規則正しいデータ伝送
の際装置から読取り可能でなければならない。従つて段
階304において,形式の基本装置に属する素子のデー
タ語が装置から読取り不可能である時,別の機能障害が
検出される。
【0027】図4は,発生する機能障害の一層詳細なつ
きとめを行う本発明による方法の第3の部分の実施例を
示している。このため装置においてデータ語の内容か
ら,特定の素子により機能障害が検出されたことを検出
できるだけでなく,機能障害の種類に関する詳細なデー
タも検出できると,有利である。データ語は,このデー
タ語をどの素子に対応させねばならないが,発生する機
能障害の特徴づけ,どんな頻度で機能障害が発生した
か,機能障害が現在も生じているか否か,例えば故障し
ているセンサの値範囲のつきとめのように機能障害の発
生時点における周囲データ,又は周囲温度のような別の
周囲データに関する情報を含んでいるのがよい。このよ
うな区分は,図4において段階401の区分により示さ
れている。
【0028】段階402において,データ語により機能
障害が目下発生しているか否かが検査される。機能障害
が目下生じていないと,付加的に記憶されている周囲デ
ータにより段階403において,機能障害が特定の運転
条件においてのみ生じているか否かが検査される。不成
立の場合,不完全接触が推論され,段階404におい
て,不完全接触の発生の際機能障害が検出される接続部
のリストが作成される。それから段階405において,
特定の運転条件を生ずる車両か否かが検査される。成立
の場合,段階406においてこの運転条件を生じた後,
段階408により別の検査が行われる。特定の運転条件
を発生できないと,段階407において,周囲データに
より機能障害を一層詳細につきとめる試みがなされる。
これも不可能であると,図5に説明する別の処理が行わ
れる。
【0029】段階408において,データ語に基いて,
検出の実施により素子の機能障害の可能性を推論できる
ような検査段階のリストが作成される。これらの素子
は,機能障害を示すデータ語に基いて考えられるすべて
の故障原因により求められる。これらの素子の検査に必
要な検査段階がリストに収容される。
【0030】例えば車両において誘導車輪回転数センサ
により車両速度が測定され,これらの回転数センサの出
力信号がデータ導線を介してロツク防止装置(ABS)
用制御装置へ与えられ,ABS制御装置においてこれら
の出力信号から車両速度の値が求められて,別のデータ
導線を介して,例えば駆動滑り調整装置(ASR)及び
/又は内燃機関の調整用制御装置へ与えられる場合,種
々の故障源が考えられる。
【0031】第1の例において,機能障害を示すABS
の制御装置のデータ語に基いて,求められる車両速度の
値が故障を伴つていることが検出されると,検査段階と
して次のものがリストに収容される。 −誘導回転数センサ, −ABS制御装置へ回転数センサの出力信号を伝送する
データ導線,及びこのデータ導線と回転数センサ及び制
御装置との接続部,及び −ABS制御装置自体。
【0032】別の例において,機能障害を示すASRの
制御装置のデータ語に基いて,車両速度の値が故障を伴
つていることが検出されると,検査段階として次のもの
がリストに収容される。 −誘導回転数センサ, −ABS制御装置へ回転数センサの出力信号を検査する
データ導線,及びこのデータ導線と回転数センサ及び制
御装置との接続部, −ABS制御装置自体, −車両速度を表わす信号をABS制御装置からASR制
御装置へ伝送するデータ導線,及びこのデータ導線とA
BS制御装置及びASR制御装置との接続部,及び −ASR制御装置自体。
【0033】第3の例において車両速度が車両において
誘導回転数センサにより測定されこれらの回転数センサ
の出力信号がデータ導線を介してABS制御装置へ送ら
れ,ABS制御装置においてこれらの出力信号から車両
速度の値が求められ,この値がデータバスを介して例え
ばASR制御装置内燃機関の調整用制御装置のような他
の制御装置へ伝送され,この例では機能障害を示すAS
R制御装置のデータ語及び機能障害を示す機関の調整用
制御装置のデータ語に基いて,車両速度が故障を伴つて
いることが確認されると,検査段階として,ASR制御
装置のデータ語に基いてリストへ次のものが収容され
る。 −誘導回転数センサ, −回転数センサの出力信号をABS制御装置へ伝送する
データ導線及びこれらのデータ導線と回転数センサ及び
制御装置との接続部, −車両速度を表わす信号をABS制御装置からASR制
御装置へ伝送するデータ導線及びこのデータ導線とAB
S制御装置及びASR制御装置との接続部, −ASR制御装置。 内燃機関の調整用制御装置のデータ語に基いて,次のも
のが検査段階としてリストへ収容される。 −訪導回転数センサ, −ABS制御装置へ回転数センサの出力信号を伝送する
データ導線及びこのデータ導線と回転数センサ及び制御
装置との接続部, −ABS制御装置, −車両速度を表わす信号をABS制御装置から内燃機関
の調整用制御装置へ伝送するデータバス及びこのデータ
バスとデータバスとABS制御装置及び内燃機関の調整
用制御装置との接続部,及び −内燃機関の調整用制御装置。
【0034】その時行うべきこれらの検査段階は,段階
409において,方法を実施する装置により自動的に検
査できるような検査段階と,実施の際付加的な手動介入
を必要とするような検査段階とに区分される。
【0035】前記の例において,自動的に行うことがで
きる検査段階に次のものが属する。 −ABS制御装置, −車両速度を表わす信号をABS制御装置からASR制
御装置へ伝送するデータバス, −ASR制御装置, −車両速度を表わす信号をABS制御装置からASR制
御装置へ伝送するデータ導線, −車両速度を表わす信号をABS制御装置から内燃機関
の調整用制御装置へ伝送するデータバス,及び −内燃機関の調整用制御装置。
【0036】データ導線及びデータバスと回転数セン
サ,ABS制御装置,ASR制御装置及び内燃機関の調
整用制御装置との接続部を検査するために,手動補助に
より接点を検査することが必要である。
【0037】段階410においてリストの両方の部分か
ら,各検査段階が1回だけ行われるように,検査段階が
抹消される。
【0038】同じ機能障害により,複数の素子のデータ
語に基いて同じ検査段階が数回リストに現われるように
することができる。上述した第3の例において,次の故
障源の1つ −誘導回転数センサ, −回転数センサの出力信号をABS制御装置へ伝送する
データ導線及びこのデータ導線と回転数センサ及び制御
装置との接続部, −ABS制御装置, −車両速度を表わす信号をABS制御装置から別の制御
装置へ伝送するデータバス,における機能障害によつ
て,ASR制御装置のデータ語及び内燃機関の調整用制
御装置のデータ語に基いて,機能障害が車両速度の値で
検出される。従つてこの例に対して,全体として次の検
査段階のリストが得られる。 (1)誘導回転数センサ, (2)回転数センサの出力信号をABS制御装置へ伝送
するデータ導線, (3)データ導線と回転数センサ及び制御装置との接続
部, (4)ABS制御装置, (5)車両速度を表わす信号をABS制御装置からAS
R制御装置及び内燃機関の調整用制御装置へ伝送するデ
ータバス, (6)データバスとABS制御装置との接続部, (7)データバスとASR制御装置との接続部, (8)データバスと内燃機関の調整用制御装置との接続
部, (9)ASR制御装置及び (10)調整の調整用制御装置。
【0039】続いて段階411において,検査段階が適
切に行われるような検査段階の順序が規定される。個々
の素子のデータ語により表わされる機能障害の組合わせ
に基いて,機能障害の一層詳細なつきとめが行われる。
【0040】例えば第3の例により,ASR制御装置の
データ語及び内燃機関の調整用制御装置のデータ語に基
いて機能障害が車両速度の値で検出され,ABS制御装
置のデータ語に基いて機能障害が車両速度の値で検出さ
れない場合,データバス又はデータバスとABS制御装
置との接続部が故障源である確率が大きい。検査段階
(1)ないし(4)において検査すべき故障源の1つが
故障源である確率は小さい。なぜならば,その時にはA
BS制御装置のデータ語もこの機能障害を表示せねばな
らないからである。更に検査段階(7)と(8)及び/
又は(10)又は(9)と(8)及び/又は(10)又
は(7)と(9)及び(8)及び/又は(10)により
故障源における機能障害の組合わせがおこる確率も小さ
い。従つて故障原因として,検査段階(5)及び(6)
による故障源が最大の確率で考慮される。なぜならば,
これらの故障源の各々における機能障害の際,データ語
の組合わせのみが生ずるからである。従つてこの場合検
査段階は,異なる確率を持つ3つの群に分けられる。第
1の群では,故障源においておこり得る機能障害で充分
なので,関与する素子のデータ語の組合わせが生ずる
(検査段階(5)及び(6))。第2の群では,データ
語の組合わせを説明するために,個々の故障源における
機能障害の特定の組合わせが存在せねばならない(検査
段階(7),(8),(9)及び(10))。第3の群
では,故障源における機能障害の発生がデータ語の発生
に関して不一致を生じ,個々のデータ語は説明可能で,
他のデータ語は説明不可能であり,即ち個々の素子にお
いて,機能障害が検出されねばならなかつたけれども検
出されなかつた(検査段階(1),(2),(3)及び
(4))。従つて検査段階の有利な次の順序が生ずる。
(5),(6)/(7),(8),(9)(10)/
(1),(2),(3)及び(4)。
【0041】これら3つの群の各々において,段階41
2により順序の変化が行われて,方法を実施する装置に
より自動的に行うことができる検査段階を,手動介入を
必要とする検査段階の前に行うことができる。それによ
り次の順序の検査段階が生ずる。(5),(6)/
(9),(10),(7),(8)/(1),(2),
(4)及び(3)。
【0042】更に段階413によれば,検査段階の順序
において,データ伝送に適した中央計算機との接続によ
り方法を実施する装置がとることができる経験値も考慮
することができる。過去におけるこの機能障害の発生の
確率即ち頻度に応じて,個々の検査段階が優先される。
その際時間により確率に重み付けし,長く続く機能障害
が小さい重み付けをとることができる。それにより車両
形式のモデル手入れに基いて改良が自動的に考慮され
る。修理の終了後,車両データ(車両形式,古さ,キロ
メータ示度等)と共に,除去されたすべての機能障害を
装置から中央計算機へ伝送することによつて,中央計算
機が過去におけるこの機能障害の発生頻度を得る。
【0043】段階414において,求められる順序に従
つて検査段階が行われる。検査段階の自動的な実施が不
可能であると,利用者と装置との対話を行うことによつ
て,この検査段階を行うのがよい。検査段階のリストを
作成する際にも,同様なことを行うことができる。
【0044】検査段階を行う際故障源における機能障害
が検出されて除去されてしまうと,段階415において
この検査段階の終了後,例えば試験走行による故障設定
条件を生ずることを要求されることがある。このため修
理の開始に応じてデータ語を装置に記憶し,故障設定条
件を生ずる前に,関係する素子のすべてのデータ語のリ
セツトを行うのがよい。それから段階416において素
子のデータ語を評価して,再び機能障害が生じたか否か
を検査する。この判定の不成立の場合,検出された機能
障害の除去によりすべての故障原因が見出されて除去さ
れたものと推論することができる。成立の場合,検査段
階のリストを新たに作成し,再び実施して,すべての故
障原因を見出して除去せねばならない。機能障害が比較
的速く再び生ずることが予想される時,故障原因が完全
には除去されなかつた場合,検査段階のこのような実施
が有利である。車両速度は連続的に求められるので,こ
れがこの例で生ずる。
【0045】第4の例では,電磁弁を駆動するための正
しい出力信号がABS制御装置により発生されても,圧
力低下が行われないので,ABSの液圧装置が正しく機
能しないことによつて,別の機能障害が生ずることがあ
る。電磁弁が使用されるような走行状態が比較的まれに
しかおこらないことが考えられ,この場合試験走行にお
いて長い区間を走らねばならない。その時には,リスト
を完全に実施するか,又は試験走行において電磁弁をこ
のような走行状態で検査するため、段階417でこのよ
うな指示を行うことができる。
【0046】最後にあげた第4の例におけるリストは次
の検査段階から成つている。 −ABS制御装置と電磁弁との間の駆動導線, −駆動導線とABS制御装置及び電磁弁との接続部及び −電磁弁。
【0047】原理的には,これらの検査段階を装置に接
続されるかこの装置に含まれる表示装置に表示すること
によつて,これらの検査段階を行うことができる。例え
ばキーボードを介して,特定の検査段階がいつ行われた
かを装置へ通報することができる。
【0048】図5は,特定の運転条件においてのみ生ず
る機能障害のための本発明による方法の一部の流れ図を
示している。この場合1組の周囲データが詳述され,即
ち特定の周囲データが特定の時間中検出される。記憶す
べき周囲データの数,測定の走査時間,及び測定を続行
する時間に関係して,このために特定の記憶場所501
を設けねばならない。例えば記憶場所501の25%が
周囲データで満たされるように,この記憶場所を満たす
ことができ,機能障害はおこらない。この25%は先入
れ先出し原理に従つて満たされ,即ち最初に書込まれる
データが最初に再び重ね書きされる。機能障害が最初に
生ずると,記憶場所の残つている75%が満たされる。
データの時間経過から,場合によつては故障原因を推論
することかできる。
【0049】こうして機能障害が検出される際すべての
可能な故障源が完全に検査されるように,検査段階がリ
ストに収容される。例えば制御装置において,少なくと
も1つの測定量から求められて操作装置に出力信号を発
生するために利用される量で機能障害が検出されると,
検査段階として測定量のすべてのセンサ,そのデータ導
線,データ導線とセンサ及び制御装置との接続部,及び
制御装置自体がリストに収容される。データ導線の代り
にデータバスが使用される時にも,同じことがいえる。
【0050】他の例において,制御装置に正しい出力信
号が発生され,操作装置が応答しないことが検出される
と,データ導線,操作装置,データ導線と操作装置との
接続部及び制御装置がリストに収容される。従つてリス
トは故障原因として問題となるすべての素子を含む。こ
うして故障原因として問題となるすべての素子を含む機
能連鎖がまず求められる。故障源を形成するこれらの素
子は適当な検査段階により検査される。
【0051】図6によれば,生ずる機能障害が他の素子
によつては検出されず,即ち素子のデータ語の変化を生
じないような素子の検査も行われる。例えば空気圧導管
が漏れの有無について監視され,ポンプの駆動の際空気
圧回路に圧力が確立され(あまり大きくない),漏れに
よる圧力損失が,操作装置をまた動かすような範囲に留
まつていると,この漏れを直ちには検出できない。この
場合圧力センサが必要である。各車両へ圧力センサを組
込むのに費用がかかりすぎる場合,工場滞在中に特定の
間隔で圧力センサを空気圧回路へ挿入することができ
る。
【0052】回路における機能障害を素子のデータ語に
よつては検出できないので,回路を検査する検査段階が
実施される。回路という概念はここでも機能連鎖を意味
し,即ち特定の駆動が自動車における物理量の変化を生
ずる。従つてこの回路は空気圧回路でなくてもよい。
【0053】段階601において,最後の検査以後にお
ける回路の負荷が求められる。これは,例えば回路の最
後の検査以後に進んだ距離を求めることによつて,行う
ことができる。さて検査すべき機能連鎖の各々につい
て,進んだ距離に関係して特定の故障確率が既知である
と,進んだ距離により,段階602において,機能連鎖
の検査を行う必要性を求めることができる。それから段
階603において,機能連鎖をその作用について検査す
るために必要でかつ素子のデータ語によつては機能障害
の発生を検出できない素子に関するすべての検査段階の
リストが作成される。
【0054】図7は,本発明による方法を実施する装置
701が車両702に接続されることを示している。そ
れにより個々の制御装置の実現されるソフトウエアを伝
送することも可能である。例えば車両形式のモデル手入
れに基いて,内燃機関の調整用制御装置のソフトウエア
を実現する場合,中央計算機703との接続によるか又
は検査モジユール704の差込みによつて,この実現さ
れるソフトウエアを装置701から制御装置へ伝送する
ことができる。その際制御装置に存在するソフトウエア
は重ね書きされる。更に図7からわかるように,装置7
01は表示装置705を持ち,行うすべき検査段階をこ
の表示装置に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法の進行の第1実施例の流れ図
である。
【図2】図1による実施例の個々の部分の第1の細部の
流れ図である。
【図3】図1による実施例の個々の部分の第2の細部の
流れ図である。
【図4】図1による実施例の個々の部分の第3の細部の
流れ図である。
【図5】本発明による方法の図4に示す部分の細部の流
れ図である。
【図6】図1による方法の拡張例の流れ図である。
【図7】本発明による方法を実施する装置を車両に取付
けた図である。
【符号の説明】
701 装置 702 車両 703 中央計算機 704 検査モジユール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリヒ・ヴイゼル ドイツ連邦共和国オストフイルデルン4・ ライエルシユトラーセ12 (72)発明者 ギユンテル・クネルツエル ドイツ連邦共和国ザクセンハイム・フツク スヴエーク8 (72)発明者 エルヴイーン・ヴユヒネル ドイツ連邦共和国アルトバツハ・ウーラン トヴエーク63 (72)発明者 ジークフリート・ロース ドイツ連邦共和国ヴアインシユタツト・ツ イーゲルガツセ29

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ又は部品のような複数の素子にお
    いて素子の機能障害を検出する際データ語を形成してこ
    れらの素子に記憶し,これらのデータ語を装置により読
    取る機能障害検出方法において,素子により検出される
    機能障害がその周辺にある素子による時(401),素
    子によりデータ語も形成し,素子により検出されかつデ
    ータ語により表わされる機能障害に基いて,機能障害の
    故障原因として問題となるすべての故障源を含む機能連
    鎖を装置(701)において求め,装置において検査段
    階のリストを作成して,そのために設けられる記憶場所
    に記憶し,機能障害の可能性があるすべての故障源を,
    これらの記憶場所により機能障害に関して検査し(40
    8),検査段階の実施後機能連鎖を完全に検査し,それ
    により故障源をつきとめ,機能障害を生ずる素子をつき
    とめた後,その対策手段を求めて表示することを特徴と
    する,自動車の機能障害の検出方法。
  2. 【請求項2】 方法の実施の始めに,装置(701)の
    自己検査(101)を行うことを特徴とする,請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 装置(701)へ差込み可能な検査モジ
    ユール(704)に,車両(702)の機能障害の検出
    に関係するプログラム及びデータがあることによつて,
    検査すべき車両(702)用のプロクラム及びデータを
    装置(701)へ与えることを特徴とする,請求項1又
    は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 機能障害の検出のため問題となるすべて
    の車両(702)用のプログラム及びデータを含む中央
    計算機(703)と装置(701)とを接続して,検査
    すべき車両(702)の機能障害の検出に必要なプログ
    ラム及びデータを,中央計算機(703)から装置(7
    01)へ与えることによつて,検査すべき車両(70
    2)用のプログラム及びデータを装置(701)へ与え
    ることを特徴とする,請求項1ないし3の1つに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 検査すべき車両(702)の検査のため
    装置(701)に存在するプログラム及びデータによ
    り,装置(701)に存在するプログラム及びデータで
    検査すべき車両(702)を検査することができるか否
    かについて一致検査(204,206)を行うことを特
    徴とする,請求項1ないし4の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの素子によつては機能障
    害の発生を検出できないためデータ語が形成されない
    (603)ような個々の機能連鎖の故障源の検査だけ,
    検査段階のリストを拡張することを特徴とする,請求項
    1ないし5の1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 故障源が1つの場合機能障害の発生確率
    に関係してリストの拡張を行い,中央計算機(703)
    に記憶されるプログラム及びデータにより確率を求め
    て,装置(701)へ与える(413)ことを特徴とす
    る,請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 機能連鎖の比負荷に関係してリストの拡
    張を行う(601,602)ことを特徴とする,請求項
    6又は7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 同じ故障源に関してリストで数回行われ
    る検査段階を1回だけ実施する(410)ように,リス
    ト中の一連の検査段階の最適化を行うことを特徴とす
    る,請求項1ないし8の1つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 他の故障源より大きい確率で機能障害
    を持つ故障源に関するか又はそれ以外の故障源を検査す
    ることができる前に与えねばならない機能を持つ故障源
    に関する検査段階をまず行うことによつて,リスト中の
    一連の検査段階の最適化を行うことを特徴とする,請求
    項1ないし9の1つに記載の方法。
  11. 【請求項11】 以前の機能障害の発生頻度(413)
    及び素子のデータ語から生ずる組合わせ(411)の少
    なくとも1つにより,確率を求めることを特徴とする,
    請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 装置(701)により自動的に行うこ
    とができる検査段階を,付加的な手動介入を必要とする
    (412)ような検査段階の前に行うことによつて,リ
    スト中の一連の検査段階の最適化を行うことを特徴とす
    る,請求項1ないし11の1つに記載の方法。
  13. 【請求項13】 検出の実施の始めに素子のデータ語を
    記憶する(303)ことを特徴とする,請求項1ないし
    12の1つに記載の方法。
  14. 【請求項14】 リストの検査段階の実施の開始前に,
    検査すべき車両(702)の車載電源電圧が特定の範囲
    にあるか否かを検査する(301)ことを特徴とする,
    請求項1ないし13の1つに記載の方法。
  15. 【請求項15】 リストの検査段階の一部の実施後素子
    のデータ語のリセツトを行い,故障設定条件を生じた
    後,素子の実際のデータ語を検査段階の実施の開始前に
    おけるデータ語と比較して(416),機能連鎖の故障
    源の一部の検査により既にすべての機能障害が除去され
    ているか否かを確認することを特徴とする,請求項13
    に記載の方法。
  16. 【請求項16】 次の量即ち機能障害の発生の際周囲条
    件を特徴づける周囲データ,機能障害の一層詳細なつき
    とめ,及び散発的又は永続的に生ずる機能障害の少なく
    とも1つについての情報をデータ語が含んでいる(40
    1)ことを特徴とする,請求項1ないし15の1つに記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 特定の運転条件においてのみ機能障害
    が生ずる場合,この運転条件で検査段階を行う(40
    2,405,406,408)ことを特徴とする,請求
    項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 故障が散発的に生ずる場合,測定デー
    タを受入れる記憶場所を装置(701)に設け,車両
    (702)の試験運転の際機能障害が生じない間は,こ
    の記憶場所の第1の部分を測定量のデータ記録で満た
    し,機能障害の発生直後に,記憶場所の残りの部分を測
    定量のデータ記録で満たす(501)ことを特徴とす
    る,請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 リストの検査段階の実施後装置(70
    1)から求められた機能障害を送り,故障原因を中央計
    算機(703)へ送る(413)ことを特徴とする,請
    求項1ないし18の1つに記載の方法。
  20. 【請求項20】 装置(701)により,検査すべき車
    両(702)の制御装置のソフトウエアで実現化を行う
    ことを特徴とする,請求項1ないし19の1つに記載の
    方法。
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