JPH0227549Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227549Y2 JPH0227549Y2 JP12460685U JP12460685U JPH0227549Y2 JP H0227549 Y2 JPH0227549 Y2 JP H0227549Y2 JP 12460685 U JP12460685 U JP 12460685U JP 12460685 U JP12460685 U JP 12460685U JP H0227549 Y2 JPH0227549 Y2 JP H0227549Y2
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- JP
- Japan
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- resin layer
- voltage diode
- voltage
- coil
- diode
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- Expired
Links
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Landscapes
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は２次コイルの端部を注型した熱硬化
性樹脂層中に埋殺される高圧ダイオードを介して
高圧端子に接続する高圧ダイオード内蔵型モール
ド点火コイルに関する。
性樹脂層中に埋殺される高圧ダイオードを介して
高圧端子に接続する高圧ダイオード内蔵型モール
ド点火コイルに関する。
（従来の技術）
最近、配電器は機械的な動作によるものから、
電波障害等の発生が無い電子配電方式が採用され
る傾向にある。この配電方式には本出願人の特願
昭59−270724号に示した前述の様な高圧ダイオー
ド内蔵型モールド点火コイルを使用する。
電波障害等の発生が無い電子配電方式が採用され
る傾向にある。この配電方式には本出願人の特願
昭59−270724号に示した前述の様な高圧ダイオー
ド内蔵型モールド点火コイルを使用する。
第２図はその使用状態の配線図で、コイルの半
分宛が互いに逆方向に巻回されている中点にバツ
テリに接続する中間タツプを設けた１次コイル１
と、両端部を夫々分岐し、この各分岐部を高圧ダ
イオードを介して高圧端子に接続し、この各高圧
端子を内燃機関の各気筒の点火プラグに接続する
２次コイル２を備え、１次コイルの各端に点火信
号発生回路３、パワートランジスタ４−１，４−
２で交互に通電することにより２次コイルに誘起
される高電圧の極性を交番に変化させ、この高電
圧を各高圧ダイオード５−１，５−１′と５−２，
５−２′に分配し、一方が点火時期にあるとき他
方が排気工程にある第１気筒と第２気筒、第３気
筒と第４気筒の点火プラグ６−と６−、６−
と６−に交互に火花放電を起させる。
分宛が互いに逆方向に巻回されている中点にバツ
テリに接続する中間タツプを設けた１次コイル１
と、両端部を夫々分岐し、この各分岐部を高圧ダ
イオードを介して高圧端子に接続し、この各高圧
端子を内燃機関の各気筒の点火プラグに接続する
２次コイル２を備え、１次コイルの各端に点火信
号発生回路３、パワートランジスタ４−１，４−
２で交互に通電することにより２次コイルに誘起
される高電圧の極性を交番に変化させ、この高電
圧を各高圧ダイオード５−１，５−１′と５−２，
５−２′に分配し、一方が点火時期にあるとき他
方が排気工程にある第１気筒と第２気筒、第３気
筒と第４気筒の点火プラグ６−と６−、６−
と６−に交互に火花放電を起させる。
（考案が解決しようとする問題点）
各高圧ダイオード５…は20〜30枚のシリコンペ
レツトが積層されて居り、従来は１次コイル、２
次コイルを絶縁する熱硬化性樹脂、例えばエポキ
シ樹脂層中に一緒にか、別のエポキシ樹脂層７中
に裸のまゝで埋殺しているため、温度の変化によ
る樹脂層の膨張収縮で高圧ダイオードが破壊する
ことがある。
レツトが積層されて居り、従来は１次コイル、２
次コイルを絶縁する熱硬化性樹脂、例えばエポキ
シ樹脂層中に一緒にか、別のエポキシ樹脂層７中
に裸のまゝで埋殺しているため、温度の変化によ
る樹脂層の膨張収縮で高圧ダイオードが破壊する
ことがある。
（問題点を解決するための手段）
そこで本考案は予じめ高圧ダイオードを保護層
で予じめ保護して熱硬化性樹脂層中に埋殺したこ
とを特徴とする。
で予じめ保護して熱硬化性樹脂層中に埋殺したこ
とを特徴とする。
（作用）
これにより保護層は熱硬化性樹脂層の膨張、収
縮を高圧ダイオードに伝えないか、伝えるにして
も緩和する。
縮を高圧ダイオードに伝えないか、伝えるにして
も緩和する。
（実施例）
第１図は本考案の一実施例を示すもので、前述
の従来例で説明した部品と同機能の部品には同じ
符号を付してある。
の従来例で説明した部品と同機能の部品には同じ
符号を付してある。
この実施例では内外に嵌合した１次コイル１と
２次コイル２を合成樹脂製のケース８中に収容す
ると共に、その１次コイルのボビン１′の一端を
上記ケースの底にある開口に嵌合して塞ぎ、ケー
ス８中にエポキシ樹脂７を注型して両コイル１，
２を樹脂層７中に埋殺し、上記ボビン１′中には
鉄心９を貫通してケースの外で組立てる。
２次コイル２を合成樹脂製のケース８中に収容す
ると共に、その１次コイルのボビン１′の一端を
上記ケースの底にある開口に嵌合して塞ぎ、ケー
ス８中にエポキシ樹脂７を注型して両コイル１，
２を樹脂層７中に埋殺し、上記ボビン１′中には
鉄心９を貫通してケースの外で組立てる。
一方、４つの筒形突出部１０′を有する合成樹
脂製のモールドケース１０の上記各筒形突出部の
先端には夫々高圧端子１１−１，１１−１′，１
１−２，１１−２′を挿着し、２次コイル２の各
端部から分岐した分岐部２−１，２−１′，２−
２，２−２′を夫々高圧ダイオード５−１，５−
１′，５−２，５−２′を介して高圧端子に接続す
るが、その際に各高圧ダイオードは保護層１２で
保護して置き、それからモールドケース１０中に
エポキシ樹脂を注型し、高圧ダイオードと分岐部
を上記樹脂層７′中に埋殺すると共に、各高圧端
子を固定する。
脂製のモールドケース１０の上記各筒形突出部の
先端には夫々高圧端子１１−１，１１−１′，１
１−２，１１−２′を挿着し、２次コイル２の各
端部から分岐した分岐部２−１，２−１′，２−
２，２−２′を夫々高圧ダイオード５−１，５−
１′，５−２，５−２′を介して高圧端子に接続す
るが、その際に各高圧ダイオードは保護層１２で
保護して置き、それからモールドケース１０中に
エポキシ樹脂を注型し、高圧ダイオードと分岐部
を上記樹脂層７′中に埋殺すると共に、各高圧端
子を固定する。
そして、前記ケース８と鉄心９を外装樹脂層１
３中に鋳込む際に、エポキシ樹脂層７′を注型し
た上記モールドケース１０も開放部を外装樹脂層
１３中に一部埋めて固定する。
３中に鋳込む際に、エポキシ樹脂層７′を注型し
た上記モールドケース１０も開放部を外装樹脂層
１３中に一部埋めて固定する。
前述の保護層１２はエポキシ樹脂層７′の膨張、
収縮に耐える硬質の筒、例えばガラス筒でもよい
し、ゴム質の筒でもよい。
収縮に耐える硬質の筒、例えばガラス筒でもよい
し、ゴム質の筒でもよい。
硬質の筒であればエポキシ樹脂層の膨張、収縮
を各高圧ダイオードに伝えず、又、ゴム質の筒で
あれば膨張、収縮を吸収し、緩和して高圧ダイオ
ードに伝えるからである。
を各高圧ダイオードに伝えず、又、ゴム質の筒で
あれば膨張、収縮を吸収し、緩和して高圧ダイオ
ードに伝えるからである。
又、保護層１２は上記の様な筒体であることに
限定されず、例えば軟質のコーテイング剤、例え
ばシーラントを高圧ダイオードの回りに塗布して
形成した緩衝層であつてもよい。
限定されず、例えば軟質のコーテイング剤、例え
ばシーラントを高圧ダイオードの回りに塗布して
形成した緩衝層であつてもよい。
尚、上記実施例は電子配電用の高圧ダイオード
内蔵型モールドコイルであるが、本考案はそれ以
外の高圧ダイオードを熱硬化性樹脂層中に埋殺し
て内蔵したモールド点火コイルにも適用できる。
内蔵型モールドコイルであるが、本考案はそれ以
外の高圧ダイオードを熱硬化性樹脂層中に埋殺し
て内蔵したモールド点火コイルにも適用できる。
（効果）
本考案によれば熱硬化性樹脂層中に埋殺される
高圧ダイオードを予じめ保護層で保護すると共
に、ダイオードに直接接触する樹脂の量を少なく
するため、樹脂が硬化する際の応力や、温度変化
による膨張、収縮の応力で高圧ダイオードが割れ
て破損することを防止でき、高信頼性のある高圧
ダイオード内蔵型モールド点火コイルを提供でき
る。
高圧ダイオードを予じめ保護層で保護すると共
に、ダイオードに直接接触する樹脂の量を少なく
するため、樹脂が硬化する際の応力や、温度変化
による膨張、収縮の応力で高圧ダイオードが割れ
て破損することを防止でき、高信頼性のある高圧
ダイオード内蔵型モールド点火コイルを提供でき
る。
第１図は本考案のコイルの一実施例の断面図、
第２図は従来の高圧ダイオード内蔵型モールド点
火コイルの使用状態の回路図で、図中、２は２次
コイル、５−１，１′，５−２，２′は高圧ダイオ
ード、７′は熱硬化性樹脂層、１１−１，１′，１
１−２，２′は高圧端子、１２は保護層を示す。
第２図は従来の高圧ダイオード内蔵型モールド点
火コイルの使用状態の回路図で、図中、２は２次
コイル、５−１，１′，５−２，２′は高圧ダイオ
ード、７′は熱硬化性樹脂層、１１−１，１′，１
１−２，２′は高圧端子、１２は保護層を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ２次コイルの端部を、注型した熱硬化性樹脂層
中に埋殺される高圧ダイオードを介して高圧端子
に接続する高圧ダイオード内蔵型モールド点火コ
イルにおいて、 上記高圧ダイオードを保護層で予じめ保護して
熱硬化性樹脂層中に埋殺したことを特徴とする高
圧ダイオード内蔵型モールド点火コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12460685U JPH0227549Y2 (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12460685U JPH0227549Y2 (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6234413U JPS6234413U (ja) | 1987-02-28 |
| JPH0227549Y2 true JPH0227549Y2 (ja) | 1990-07-25 |
Family
ID=31016777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12460685U Expired JPH0227549Y2 (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0227549Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-15 JP JP12460685U patent/JPH0227549Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6234413U (ja) | 1987-02-28 |
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