JPH02274733A - ポリカーボナートブロック共重合体およびその製造法 - Google Patents

ポリカーボナートブロック共重合体およびその製造法

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JPH02274733A
JPH02274733A JP5516590A JP5516590A JPH02274733A JP H02274733 A JPH02274733 A JP H02274733A JP 5516590 A JP5516590 A JP 5516590A JP 5516590 A JP5516590 A JP 5516590A JP H02274733 A JPH02274733 A JP H02274733A
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formula
block copolymer
polymer anion
polymerizable vinyl
carbonate oligomer
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JP5516590A
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Edgar Leitz
エドガー・ライツ
Karl-Heinz Ott
カルルーハインツ オツト
Alfred Jung
アルフレート・ユング
Ulrich Grigo
ウルリツヒ・グリゴ
Hans-Josef Buysch
ハンス―ヨゼフ・ブイシユ
Norbert Schoen
ノルベルト・シエーン
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G81/00Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers
    • C08G81/02Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers at least one of the polymers being obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C08G81/024Block or graft polymers containing sequences of polymers of C08C or C08F and of polymers of C08G
    • C08G81/027Block or graft polymers containing sequences of polymers of C08C or C08F and of polymers of C08G containing polyester or polycarbonate sequences

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本方法はアニオン重合可能なビニル化合物と環状の芳香
族カーボナートオリゴマーのブロックポリマーの製造法
に関する。本発明はまた本方法によって得られるブロッ
クポリマーに関する。
本発明を要約すれば、本発明はアニオン重合可能なビニ
ル化合物と環状芳香族カーボナートオリゴマーのブロッ
ク共重合体の製造にあたり、第一段階において、アニオ
ン重合可能なビニル化合物を反応させ、ポリマーアニオ
ンにし、生成したポリマーアニオンの反応性を第二段階
において適宜減少させ、そして第三段階において式(I
)に対応する環状芳香族カーボナートオリゴマーを生成
したポリマーアニオンと重合させ、式(I)はであり、
式中nは1〜30の整数であり、Rはビスフェノール基
である。
枝分れまたは部分橋かけ芳香族ビニル化合物/ジエンブ
ロック共重合体アニオンと芳香族ポリカーボナートとの
反応による芳香族ビニル化合物/ジエンセグメントおよ
びポリカーボナートセグメントの枝分れポリマーの製造
は公知である(たとえばドイツ特許出願公開第2,71
2,230号参照)。この方法によって得られる熱可塑
性ゴムはなかでも高い耐熱性を特徴とする。
それに加えて、ビスフェノールA1ホスゲンおよびカル
ボキシル基を含んでいるポリマーの反応によるセグメン
ト化ポリカーボナートエラストマーの製造はドイツ特許
出願公開第2,702,626号に記載されている。
カルボキシル基を含んでいるポリマーはポリブタジェン
またはブタジェン/スチレン共重合体上に枝分れしたも
のである。
米国特許第4,319,003号には二官能性、OH末
端芳香族ポリカーボナートと一官能性ポリメチルメタク
リレートホルマートとの反応によるメタクリル酸メチル
(Aブロック)とポリカーボナート(Bブロック)のA
−113−Aブロック共重合体の製造について記載され
ている。
本発明はアニオン重合可能なビニル化合物と環状芳香族
カーボナートオリゴマーのブロック共重合体の製造にあ
たり、第一段階において1種もしくはそれ以上のアニオ
ン重合可能なビニル化合物を開始剤としてのアルキル金
属またはアリールアルカリ金属化合物を用い非プロトン
有機溶媒中で100〜+80℃の範囲の温度で5:10
0〜50:100のモノマー対溶媒重量比で反応させ、
3.000−500,000の分子量Mw(重量平均)
を有するポリマーアニオンを形成させ、生成したポリマ
ーアニオンの反応性を第二段階においてた稈えばエポキ
シド、環状脂肪族カーボナートまたはエステルのような
適当な化合物との反応によって適宜減少させ、第三段階
において式(I)に対応する環状芳香族カーボナートオ
リゴマーを極性非プロトン有機溶媒中で生成したポリマ
ーアニオンと重合させることを特徴とする方法に関する
式(I)は であり、式中nは1〜30の整数であり、Rは式(I[
)に対応する基であり、 式中Aは単結合、01〜5アルキレン、02〜5アルキ
リデン、05〜6シクロアルキリデン、−0−−so−
−s−−so2− −CO−または式(II a)に対
応する基であり、 Bは塩素、臭素またはメチルであり、 Xは数字0、■または2であり、 mは数字lまたはOである。
本発明はまた上記の方法により得られるブロック共重合
体、好ましくは未枝分れおよび未橋かけのブロック共重
合体に関する。
第一段階に対して適するアニオン重合可能なビニル化合
物はたとえばスチレン、p−メチルスチレン、ビニルピ
リジン、ビニルナフタレン、インプロペニルナフタレン
、■、3−ブタジェン、イソプレンおよびアクリル酸メ
チルまたはそれらの混合物である。好ましいアニオン重
合可能なビニル化合物はスチレン、1.3−ブタジェン
またはイソプレンである。
第一段階に対する適当な非プロトン溶媒はたとえばヘキ
サン、シクロヘキサン、ペンタン、トルエン、ベンゼン
、キシレンのような脂肪族および芳香族炭化水素または
たとえばテトラヒドロフランおよびジオキサンのような
エーテルである。
第一段階に対する適当な重合開始剤はアルキルアルカリ
金属化合物、より詳細にはn−ブチルリチウム、および
アリールアルカリ金属化合物、より詳細にはNaナフタ
レンまたはにナフタレンである。
第一段階における重合は一100〜80℃1そして好ま
しくは一80〜50℃において行うことができる。
第一段階においてモノマー対溶媒重量比は5:100〜
50:100、そして好ましくはlO:100〜35:
lOOであってよい。
第一段階において作り出されたポリマーアニオンの分子
量Mw(重量平均)は3,000〜500゜0009 
/manの範囲であってよく、好ましくは3.000−
250.0002/moI2の範囲である。
それは用いた開始剤の量によって変えることができる。
第二段階において第一段階において生成したポリマーア
ニオンの反応性を減少させるための適当な化合物はたと
えばエポキシド、アニオン的に単独重合が不可能なビニ
ル化合物、環状脂肪族カーボナート(たとえばネオペン
チルグリコールカーボナート)またはエステル(たとえ
ばε−カプロラクトン)であり、少なくともl、Lかし
多くて10モルの化合物がポリマーアニオン1モルあた
り用いられる。とくに適当な化合物は1.1−ジフェニ
ルエテン、プロピレンオキシドおよびエチレンオキシド
である。
第三段階に対する適当な環状芳香族カーボナートオリゴ
マーは式(I) であり、式中nは1〜30、好ましくは1〜20、より
好ましくは1〜12の整数であり、Rは式■ に対応する基であり、 Aは単結合、01〜.アルキレン、02〜.アルキリデ
ン、06〜6シクロアルキリデン、−〇so−−5−−
−so□−−〇〇−ま たは式(I[a) に対応する基であり、 Bは塩素、臭素またはメチルであり、 Xは数字0、lまたは2であり、 mは数字1または0である に対応するものである。
ジフェノールは公知であるか、公知の方法によって得る
ことができる。
式(ff)に対応する基はヒドロキノン、レゾルシノー
ル、ジヒドロキシフェニレン、ビス−(ヒドロキシフェ
ニル)−C,〜5アルカン、ビス−(ヒドロキシフェニ
ル)C+〜5−シクロアルカン、ビス−(ヒドロキシフ
ェニル)−エーテル、ビス(ヒドロキシフェニル)−ス
ルホキシド、ビス(ヒドロキシフェニル)−ケトン、ビ
ス−(ヒドロキシフェニル)−スルフィド、ビス−(ヒ
ドロキシフェニル)−スルホンそしてまたそれらの核塩
素化、核臭素化または核メチル化誘導体である。
式(I[)に対応する好ましい基は2.2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)−プロパン、2゜2−ビス−(3
,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
、2,2−ビス−(4−とドロキシフェニル)−2−メ
チルブタン、■、1ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
−シクロヘキサン、4.4−ジヒドロキシフェニルスル
フィドびに、たとえば2,2−ビス−(3〜クロロ−4
−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2−ビス−(
3.5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパ
ンまたは2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパンのようなそれらの二および
四臭素化または塩素化誘導体から誘導される。
とくに好ましい基は2,2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパンから誘導される。
本発明によって用いられるべき環状芳香族カーボナート
オリゴマーの製造は公知であり、たとえばヨーロッパ特
許第0162379号、ヨーロッパ特許第022413
1号、ドイツ特許出願公開第2,937,332号、ド
イツ特許出願公開第3。
717、626号、米国特許第3,274,214号、
米国特許第3,4 2 2.1 1 9号、米国特許第
3、155,683号およびドイツ特許出願公開第1、
229,101号に記載されている。
第三段階に対してとくに適当な極性非プロトン溶媒は環
状エーテノ呟とくにテトラヒドロフランである。
第三段階におけるカーボナートオリゴマ一対溶媒の重量
比は5:100〜35:100であってよく、好ましく
は8:100〜25:lOOである。
第三段階における重合は一20〜80℃で行ってよく−
、好ましくは0〜60℃で行う。
第三段階において作られたポリカーボナートブロックの
分子量Mw(重量平均)は5,000〜20 0 、0
 0 07/moQの範囲であってよく、好ましくは1
 0 、0 0 0− ] 0 0 、O O OI/
mo(2の範囲である。
本方法の1つの好ましい具体例において、ポリマーアニ
オン溶液は環状芳香族カーボナートオリゴマー溶剤に加
えてもよい。
本方法は段階1〜3において「リビング」カルバニオン
を用いるので、それはもちろん「リビング」カルバニオ
ンが安定な条件下、たとえば不活性雰囲気中で、そして
大気中の酸素および水分の不在下で行わねばならない。
第三段階に対する適当な失活剤は、たとえば水、アルコ
ール、酸およびそれらの混合物のようなプロトン性化合
物である。
第三段階において生成した共重合体は好ましくはアルコ
ールを用いる溶液からの沈澱によって、または公知の蒸
発ユニットでのポリマー溶液の蒸発によって単離するこ
とができる。
本発明はまたアニオン重合可能なビニル化合物と本発明
による方法によって製造された環状芳香族カーボナート
オリゴマーのブロック共重合体に関する。
ブロック共重合体はモノビニル化合物(たとえばスチレ
ン)を本発明による方法においてビニルモノマーとして
用いる熱可塑性成形用配合物の製造に適する。ジエンモ
ノマー(たとえばイソプレン)をビニルモノマーとして
用いる場合、ポリカーボネートとポリジエンの重量比に
よって熱可塑性または弾性を有するポリマーが得られる
UV安定剤、抗酸化剤および熱安定剤、静電防止剤、難
炎剤、顔料およびほかの標準的な充てん剤がそれ自体公
知の方法によって本発明によるボリフ−中に組み込むこ
とができる。
本ブロック共重合体はフィルム、シールおよびコーティ
ングの製造にとくに適する。それらはまた包装材料の製
造に対して、たとえば食品の包装に対して適する。
実施例 1、環状ビスフェノールAカーボナートオリゴマーの製
造 トリエチルアミン2.4.?(0,0024モル)、塩
化メチレン600 mQ、水1800−および45%水
酸化ナトリウム36mC(0,6モル)を最初に窒素下
で加える。塩化メチレン600m12中にトリエチルア
ミン9.72.9(0,096モル)の溶液と塩化メチ
レン120OmQ中にビスフェノールAビス−クロロ炭
酸1スフル34.8.?(0,24モル)の溶液を次に
混合物をゆっくりとかきまぜながら(149n、p、m
、)室温で1時間かけて同時に滴下する。10分間かき
まぜた後、反応混合物は3.6%塩酸で加水分解し、相
分離させる。水相は塩化メチレンで洗った。有機相は一
緒にし水で洗い、粗生成物は溶媒の蒸発によって単離し
た(収量:58.8.?、90%に対応)。
純粋な環状ビスフェノールAカーボナートオリゴマーは
粗生成物のアセトンによる抽出によって得た(収量:2
3.5.?、最終生成物に対して40%に対応)。
HPLC分析は次の環の分布を生じた。
2、ポリスチレンとビスフェノ ルAポリカーポ ナートのブロック共重合体の製造 シクロヘキサンとイソペンタンの混合物(92:8重量
%)中のsec 、ブチルリチウムの1.3モル溶液1
mQをトルエン30mff中にスチレン52の溶液には
げしくかきまぜながら窒素(不活性ガスとして)下で約
20℃において加えた。反応時間60分後、橙赤色の溶
液を無色になるまでプロピレンオキシド0.3mlで処
理した。次に溶液をテトラヒドロフラン150m+2中
に環状ビスフェノールAカーボナートオリゴマ−202
の溶液に加えた。反応時間20分後、反応混合物はメタ
ノール中の1モルリン酸の1%溶液200m1中に注い
だ。
共重合体は単離し、中性になるまで水で洗い、乾燥した
。収量:20.6.?。ゲルパーミェーションクロマト
グラフィー(ポリスチレン補正)による分析は分子量M
w33.000jJ/moQを生じた。
3、ポリスチレンとビスフェノールAポリカーボナート
のブロック共重合体の製造 シクロヘキサンとイソペンクンの混合物(92:8体積
%)中のsec 、ブチルリチウムの1.3モル溶液1
−を窒素下(不活性ガスとして)ではげしくかきまぜな
がら約20℃の温度でトルエン30mQ中にスチレンl
O,?の溶液に滴下した。反応時間90分後、l、l−
ジフェニルエチレン0.25−を橙赤色の溶液に加えた
。15分後、いまや暗赤色の溶液をテトラヒドロフラン
60m1中に環状ビスフェノールへカーボナートオリゴ
マ−102の溶液に加えた。反応時間120分後、反応
混合物はメタノール中の1モルリン酸1%溶液200m
fl中に注いだ。共重合体は単離し、中性になるまでメ
タノールで洗い、乾燥した。収量=19゜82゜ゲルパ
ーミェーションクロマトグラフィによる分析(ポリスチ
レン補正)は分子量Mw19 、OO02/moQ、を
生じた。
4、ポリ(スチレン−イソプレン)およびビスフェノー
ルAポリカーボナートのブロック共重合体の製造 シクロヘキサンとインペンタンの混合物(92:8体積
%)中のsec、ブチルリチウムの1.3モル溶液2.
5m12を窒素下(不活性ガスとして)ではげしくかき
まぜながら約20℃の温度でトルエ230m12中にス
チレン12とイソプレン9gの溶液に加えた。反応時間
90分後、いまや橙赤色の溶液を無色になるまでプロピ
レンオキシド0.5−で処理した。次に溶液はテトラヒ
ドロフラン60m1中に環状ビスフェノールAカーボナ
ートオリゴマ−10&の溶液に加えた。反応時間120
分後、反応混合物はメタノール中の1モルリン酸の溶液
20〇−中に注いだ。共重合体は単離し、中性になるま
でメタノールで洗い、乾燥した。収量:19.1&。ゲ
ルパーミェーションクロマトグラフィーによる分析(ポ
リスチレン補正)は分子量Mw15.500&/moQ
、を生じた。
5、ポリ(スチレン−イソプレン)とビスフェノールA
ポリカーボナートのブロック共重合体の製造 シクロヘキサンとインペンタンの混合物(92:8体積
%)中のsec、ブチルリチウムの1.3モル溶液2.
5m12を窒素下(不活性ガスとして)ではげしくかき
まぜながら約20℃の温度でトルエン3〇−中にスチレ
ン4Iとイソプレン52の溶液に加えた。反応時間90
分後、いまや橙赤色の溶液を無色になるまでプロピレン
オキシド0.5−で処理した。次に溶液はテトラヒドロ
フラン6〇−中に環状ビスフェノールAカーボナートオ
リゴマ−109の溶液に加えた。反応時間120分後、
反応混合物はメタノール中の1モルリン酸の溶液200
−中に注いだ。共重合体は単離し、中性になるまでメタ
ノールで洗い、乾燥した。ゲルパーミェーションによる
分析(ポリスチレン補正)は分子量Mwl 4 、OO
07/mo12を生じた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アニオン重合可能なビニル化合物と環状芳香族カー
    ボナートオリゴマーのブロック共重合体の製造にあたり
    、第一段階で1種もしくはそれ以上のアニオン重合可能
    なビニル化合物を開始剤としてのアルカリ金属アルキル
    またはアルカリ金属アリール化合物と非プロトン性有機
    溶媒中で−100〜80℃の範囲の温度で5:100〜
    50:100のモノマー対溶媒の重量比で反応させて3
    ,000〜500,000の分子量Mw(重量平均)を
    有するポリマーアニオンを形成させ、生成したポリマー
    アニオンの反応性を第二段階において、たとえばエポキ
    シド、環状脂肪族カーボナートまたはエステルとの反応
    によって適宜低下させ、第三段階において式(I)に対
    応する環状芳香族カーボナートオリゴマーを極性非プロ
    トン有機溶媒中に形成させたポリマーアニオンと重合さ
    せる方法。式(I)は ▲数式、化学式、表等があります▼(I) 式中nは1〜30の整数であり、 Rは式(II)に対応する基であり、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中Aは単結合、C_1_〜_5アルキレン、C_2_
    〜_5アルキリデン、C_5_〜_6シクロアルキリデ
    ン、−O−、−SO−、−S−、−SO_2−、−CO
    −または式(IIa)に対応する基であり、 ▲数式、化学式、表等があります▼(IIa) Bは塩素、臭素またはメチルであり、 Xは数字0、1または2であり、 mは数字1または0である。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法によって得ること
    ができるブロック共重合体。
JP5516590A 1989-03-14 1990-03-08 ポリカーボナートブロック共重合体およびその製造法 Pending JPH02274733A (ja)

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DE3908297.0 1989-03-14

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DE3607627A1 (de) * 1986-03-07 1987-09-10 Bayer Ag Thermoplastische blockcopolymere auf der basis von cyclischen carbonaten oder estern

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